JPS6264897A - 石炭−水スラリ−用分散剤 - Google Patents
石炭−水スラリ−用分散剤Info
- Publication number
- JPS6264897A JPS6264897A JP60205957A JP20595785A JPS6264897A JP S6264897 A JPS6264897 A JP S6264897A JP 60205957 A JP60205957 A JP 60205957A JP 20595785 A JP20595785 A JP 20595785A JP S6264897 A JPS6264897 A JP S6264897A
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- Japan
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- coal
- olefin
- maleic anhydride
- dispersant
- copolymer
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- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、微粉石炭を安定かつ高濃度で水に分散させる
石炭−水スラリー用分散剤に関する。
石炭−水スラリー用分散剤に関する。
従来の技術
近年、石油の供給に対する不安からエネルギー源の石油
依存度を下げる努力がされている。そのために、石油以
外の安定供給可能なエネルギー源を開発することが課題
となっており、そのひとつとして埋蔵量が多く、かつ世
界中に広く存在している石炭の見直しが行なわれ、その
利用方法が種々検討されている。しかしながら、石炭は
石油と異なり、固体であるために輸送や貯蔵等取り扱い
の面で石油に比べ著しく不利である。
依存度を下げる努力がされている。そのために、石油以
外の安定供給可能なエネルギー源を開発することが課題
となっており、そのひとつとして埋蔵量が多く、かつ世
界中に広く存在している石炭の見直しが行なわれ、その
利用方法が種々検討されている。しかしながら、石炭は
石油と異なり、固体であるために輸送や貯蔵等取り扱い
の面で石油に比べ著しく不利である。
そのため、石炭を粉末にし、水、メタノール、油等に分
散させることにより液体として取り扱う方法が検討され
ている。17かしながら1石炭粉末を油に分散させた混
合物(Coal −0il −Mixture )お
よび石炭粉末をメチルアルコールに分散させた混合物(
Methanol −Coal −Mixture
)は完全な脱石油とは言えず、石炭粉末を水に分散させ
た混合物。
散させることにより液体として取り扱う方法が検討され
ている。17かしながら1石炭粉末を油に分散させた混
合物(Coal −0il −Mixture )お
よび石炭粉末をメチルアルコールに分散させた混合物(
Methanol −Coal −Mixture
)は完全な脱石油とは言えず、石炭粉末を水に分散させ
た混合物。
すなわち石炭−水スラリ−(Coal −Water
−Mixture)が有望視されている。
−Mixture)が有望視されている。
石炭粉末を水でスラリー化した場合は、該スラリーは液
体燃料として輸送、貯藏、燃焼が可能になり、燃焼系の
操作、制御が容易になると共に揚運貯炭が簡単になり用
地も節減できる。さらに安全燃料として発火、粉塵防止
対策が不要になる。
体燃料として輸送、貯藏、燃焼が可能になり、燃焼系の
操作、制御が容易になると共に揚運貯炭が簡単になり用
地も節減できる。さらに安全燃料として発火、粉塵防止
対策が不要になる。
しかし、石炭を水で稀釈しているために燃料としての発
熱量の低下および輸送費用の上昇は避けられず、可能な
限りスラリー濃度を高くし最密充填に近づける方が好ま
しい。
熱量の低下および輸送費用の上昇は避けられず、可能な
限りスラリー濃度を高くし最密充填に近づける方が好ま
しい。
ところが、水スラリー中の石炭濃度を高めようとすると
、スラリーは急激に増粘し、流動性を失なってしまう。
、スラリーは急激に増粘し、流動性を失なってしまう。
そこで、石炭を水に分散させるときに例えばナフタレン
スルホン酸ホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリア
クリル酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、アクリル酸とビニルモノマーの共重合体塩等の分散
剤を用い、流動性にすぐれた石炭−水スラリーを調製す
ることが試られている。
スルホン酸ホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリア
クリル酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、アクリル酸とビニルモノマーの共重合体塩等の分散
剤を用い、流動性にすぐれた石炭−水スラリーを調製す
ることが試られている。
しかしながら、これら公知の分散剤は、流動性および放
置安定性の面で未だ充分とは言えず、とくに高濃度の石
炭−水スラリー用分散剤としては必ずしも適切なもので
はない。
置安定性の面で未だ充分とは言えず、とくに高濃度の石
炭−水スラリー用分散剤としては必ずしも適切なもので
はない。
発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、高濃度においても流動性があり、しか
も放置しても濃度むらの生じない石炭−水スラリーを容
易に製造するために有用な分散剤を提供することにある
。
も放置しても濃度むらの生じない石炭−水スラリーを容
易に製造するために有用な分散剤を提供することにある
。
本発明によれば、上記目的は、α−オレフィンに基づく
構造単位CI)と無水マレイン酸に基づく構造単位[n
)を主体とし、かつ主鎖中に(但し、一般式中Bは炭素
数8〜30の炭化水素基を示し、nは0または1の整数
を示す)で表わされる構造単位(III)を前記無水マ
レイン酸に基づく構造単位[1’I)に対するモル比で
0.005〜0.2の割合で含有する変性α−オレフィ
ン−無水マレイン酸共重合体のアルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩またはアンモニウム塩を有効成分として含
有することを特徴とする石炭−水スラリー用分散剤によ
って達成される。
構造単位CI)と無水マレイン酸に基づく構造単位[n
)を主体とし、かつ主鎖中に(但し、一般式中Bは炭素
数8〜30の炭化水素基を示し、nは0または1の整数
を示す)で表わされる構造単位(III)を前記無水マ
レイン酸に基づく構造単位[1’I)に対するモル比で
0.005〜0.2の割合で含有する変性α−オレフィ
ン−無水マレイン酸共重合体のアルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩またはアンモニウム塩を有効成分として含
有することを特徴とする石炭−水スラリー用分散剤によ
って達成される。
前記変性α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体(以
下、単に変性共重合体と記すこともある)のアルカリ金
属塩、アルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩(以下
、これらを変性共重合体の塩基性塩と記すこともある)
は、 (但し、一般式中Bは炭素数8〜30の炭化水素基を示
し、nは0または1の整数を示す)で表わされる単量体
の共存下にα−オレフィンと無水マレイン酸とを有機溶
媒中で重合し、前記アクリル酸エステル単量体に基づく
構造単位を主鎖中に少量含む変性α−オレフィン−無水
マレイン酸共重合体を調製し、次いで該共重合体を塩基
性化合物と反応させることによって得られる親水性、好
ましくは水溶性の線状重合体である。
下、単に変性共重合体と記すこともある)のアルカリ金
属塩、アルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩(以下
、これらを変性共重合体の塩基性塩と記すこともある)
は、 (但し、一般式中Bは炭素数8〜30の炭化水素基を示
し、nは0または1の整数を示す)で表わされる単量体
の共存下にα−オレフィンと無水マレイン酸とを有機溶
媒中で重合し、前記アクリル酸エステル単量体に基づく
構造単位を主鎖中に少量含む変性α−オレフィン−無水
マレイン酸共重合体を調製し、次いで該共重合体を塩基
性化合物と反応させることによって得られる親水性、好
ましくは水溶性の線状重合体である。
上記においてα−オレフィンとは、α位に炭素−炭素不
飽和二重結合を有する直鎖吠または分岐状のオレフィン
を意味する。該α−オレフィンとしては例えばエチレン
、プロピレン、ブテン−1、ブテン−2、インブチレン
、イソプレン、ペンテン−1、ペンテン−2,2−メチ
ル−1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、ヘキセン−
1,2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペン
テン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブ
テン、1.3−ヘキサジエン、1.4−ヘキサジエン、
2.3−ジメチル−2−ブテン、ジイソブチレン等炭素
数2〜12、好ましくは2〜8のオレフインおよびこれ
らの混合物が使用される。これらのなかでも炭素数4の
オレフィンおよびその混合物(例えば、リターンB−B
)、とりわけインブチレンが好ましい。これらのα−
オレフィンは、単独でも2種以−ト組合せて用いてもよ
い。また無水マレイン酸にはマレイン酸、マレイン酸モ
ノアルキルエステル、マレイン酸ジアルキルエステル、
クロルマレイン酸またはシトラコン酸等の無水マレイン
酸誘導体が含まれていてもよい。
飽和二重結合を有する直鎖吠または分岐状のオレフィン
を意味する。該α−オレフィンとしては例えばエチレン
、プロピレン、ブテン−1、ブテン−2、インブチレン
、イソプレン、ペンテン−1、ペンテン−2,2−メチ
ル−1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、ヘキセン−
1,2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペン
テン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブ
テン、1.3−ヘキサジエン、1.4−ヘキサジエン、
2.3−ジメチル−2−ブテン、ジイソブチレン等炭素
数2〜12、好ましくは2〜8のオレフインおよびこれ
らの混合物が使用される。これらのなかでも炭素数4の
オレフィンおよびその混合物(例えば、リターンB−B
)、とりわけインブチレンが好ましい。これらのα−
オレフィンは、単独でも2種以−ト組合せて用いてもよ
い。また無水マレイン酸にはマレイン酸、マレイン酸モ
ノアルキルエステル、マレイン酸ジアルキルエステル、
クロルマレイン酸またはシトラコン酸等の無水マレイン
酸誘導体が含まれていてもよい。
さらに変性α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体を
製造するためには第3成分として一般式CI)で示され
るアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルが使
用される。一般式中、Bは炭素数8〜30の炭化水素基
を表わし、その例としてはn−オクチル、n−ノニル、
n−ドテシル、n−ヘキサデシル、n−オクタデシル、
n−エイコシル、n−トコシル等の直鎖アルキル基、2
−エチルヘキシル、t−ドテシル等の分岐アルキル基が
挙げられる。なかでも炭素数8〜30、好ましくは10
〜27、さらに好ましくは12〜25の直鎖アルキル基
が望ましい。一般式(IT)で表わされる化合物の例と
しては、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸n−
ドテシル、メタクリル酸t−ドテシル、メタクリル酸n
−ヘキサデシル、メタクリル酸n−トコシル、アクリル
酸2−エチルヘキシル等が挙げられる。
製造するためには第3成分として一般式CI)で示され
るアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルが使
用される。一般式中、Bは炭素数8〜30の炭化水素基
を表わし、その例としてはn−オクチル、n−ノニル、
n−ドテシル、n−ヘキサデシル、n−オクタデシル、
n−エイコシル、n−トコシル等の直鎖アルキル基、2
−エチルヘキシル、t−ドテシル等の分岐アルキル基が
挙げられる。なかでも炭素数8〜30、好ましくは10
〜27、さらに好ましくは12〜25の直鎖アルキル基
が望ましい。一般式(IT)で表わされる化合物の例と
しては、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸n−
ドテシル、メタクリル酸t−ドテシル、メタクリル酸n
−ヘキサデシル、メタクリル酸n−トコシル、アクリル
酸2−エチルヘキシル等が挙げられる。
本発明で塩基性塩の形で使用される変性a−オレフィン
−無水マレイン酸共重合体は、有機溶媒中、一般式CI
)で示されるアクリル酸エステル系単量体の共存下にα
−オレフィンと無水マレイン酸をラジカル共重合するこ
と1どよって得られる。
−無水マレイン酸共重合体は、有機溶媒中、一般式CI
)で示されるアクリル酸エステル系単量体の共存下にα
−オレフィンと無水マレイン酸をラジカル共重合するこ
と1どよって得られる。
かかる共重合に際しては一通常のラジカル重合触媒を用
いることが好ましく、その例としては、アゾビスイソブ
チロニトリル、アゾビス−1−シクロヘキサン−1−カ
ルボニトリル等のアゾビス化合物、クメンハイドロペル
オキシド、ジクミルペルーオキシド、t−7’チルハイ
ドロベルオキシト、ベンゾイルペルオキシド、ローロイ
ルペルオキシド等の過酸化物が挙げられる。
いることが好ましく、その例としては、アゾビスイソブ
チロニトリル、アゾビス−1−シクロヘキサン−1−カ
ルボニトリル等のアゾビス化合物、クメンハイドロペル
オキシド、ジクミルペルーオキシド、t−7’チルハイ
ドロベルオキシト、ベンゾイルペルオキシド、ローロイ
ルペルオキシド等の過酸化物が挙げられる。
重合の際に用いる有機溶媒の例としてはアセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、
プロピオン酸メチル等のエステル、テトロヒドロフラン
、ジオキサン等のエーテル、ベンゼン、キシレン、トル
エン、エチルベンゼン、n−7’チルベンゼン、t−7
’チルベンゼン、イソプロピルベンゼン、p−シメン等
のアルキルベンゼンが挙げられる。なかでも炭素数8〜
10のアルキルベンゼン、特にエチルベンゼン、イソフ
ロビルベンゼン、p−シメンを使用すると、共重合体の
収率が高いこと、得られる共重合体の分子量が後述する
ように好ましい範囲となる、等の利点がある。
ルエチルケトン等のケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、
プロピオン酸メチル等のエステル、テトロヒドロフラン
、ジオキサン等のエーテル、ベンゼン、キシレン、トル
エン、エチルベンゼン、n−7’チルベンゼン、t−7
’チルベンゼン、イソプロピルベンゼン、p−シメン等
のアルキルベンゼンが挙げられる。なかでも炭素数8〜
10のアルキルベンゼン、特にエチルベンゼン、イソフ
ロビルベンゼン、p−シメンを使用すると、共重合体の
収率が高いこと、得られる共重合体の分子量が後述する
ように好ましい範囲となる、等の利点がある。
重合溶媒、七ツマ−および重合触媒の添加は、重合初期
に一括して行なっても、また逐次行なってもよい。
に一括して行なっても、また逐次行なってもよい。
重合温度は、通常θ〜160℃の範囲内でよいが、例え
ば前述したように重合溶媒として炭素数8〜10のアル
キルベンゼンを使用する場合には、60〜150℃、好
ましくは80〜130℃の範囲内に設定するのが望まし
い。重合時間は、適宜選ぶことができる。 、 なお、上記共重合体の重合度の調節には、メルカプタン
等の連鎖移動剤を用いても良い。
ば前述したように重合溶媒として炭素数8〜10のアル
キルベンゼンを使用する場合には、60〜150℃、好
ましくは80〜130℃の範囲内に設定するのが望まし
い。重合時間は、適宜選ぶことができる。 、 なお、上記共重合体の重合度の調節には、メルカプタン
等の連鎖移動剤を用いても良い。
このようにして得たアクリル酸エステルまたはメタクリ
ル酸エステルを第三成分とするα−オレフィン−無水マ
レイン酸共重合体は、塩基性化合物を反応させることに
よって水溶性の共重合体塩基性塩とされる。前記塩基性
化合物はアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属塩、ア
ンモニアまたはアミンであり、その例としては、アルカ
リ金属およびアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩また
は有機酸塩あるいはアンモニア、アミン等が使用される
。好ましく用いられるものとしては水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム
、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム
、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム等のアルカリ金属化合
物またはアルカリ土類金属化合物あるいはアンモニアが
挙げられる。
ル酸エステルを第三成分とするα−オレフィン−無水マ
レイン酸共重合体は、塩基性化合物を反応させることに
よって水溶性の共重合体塩基性塩とされる。前記塩基性
化合物はアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属塩、ア
ンモニアまたはアミンであり、その例としては、アルカ
リ金属およびアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩また
は有機酸塩あるいはアンモニア、アミン等が使用される
。好ましく用いられるものとしては水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム
、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム
、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム等のアルカリ金属化合
物またはアルカリ土類金属化合物あるいはアンモニアが
挙げられる。
前記変性α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体と塩
基性化合物との反応は、通常溶媒中、好ましくは水中で
常圧、常温または加熱下に行なわれる。塩基性化合物の
使用量は塩基性化合物の種類、反応条件によってかわる
が、通常、前記共重合体中に存在する無水マレイン酸残
基の酸無水物基に対して0,6〜2倍モル量、またはこ
れより余剰量である。これにより、前記α−オレフィン
−無水マレイン酸共重合体中の酸無水物基がカルボキシ
ル基になり、そのカルボキシル基全量1に対して0.3
〜1.0の割合(以下、単に中和度と記す)のカルボキ
シル基が塩となった水溶性の共重合体塩が得られる。中
和度が小さ過ぎると、石炭−水スラリー用分散剤として
用いた場合、分散効果が充分に発現されない。
基性化合物との反応は、通常溶媒中、好ましくは水中で
常圧、常温または加熱下に行なわれる。塩基性化合物の
使用量は塩基性化合物の種類、反応条件によってかわる
が、通常、前記共重合体中に存在する無水マレイン酸残
基の酸無水物基に対して0,6〜2倍モル量、またはこ
れより余剰量である。これにより、前記α−オレフィン
−無水マレイン酸共重合体中の酸無水物基がカルボキシ
ル基になり、そのカルボキシル基全量1に対して0.3
〜1.0の割合(以下、単に中和度と記す)のカルボキ
シル基が塩となった水溶性の共重合体塩が得られる。中
和度が小さ過ぎると、石炭−水スラリー用分散剤として
用いた場合、分散効果が充分に発現されない。
石炭−水スラリー中の石炭粒子は、小さい程分散安定性
が良いが、小さくする程粉砕費用がかさむ。現在火力発
電所で燃焼される微粉炭は、200メツシュパス80%
即ち74ミクロン程度の粒子径であるから、この粒度が
石炭−水スラリー用の石炭粒度の目安になる。
が良いが、小さくする程粉砕費用がかさむ。現在火力発
電所で燃焼される微粉炭は、200メツシュパス80%
即ち74ミクロン程度の粒子径であるから、この粒度が
石炭−水スラリー用の石炭粒度の目安になる。
石炭−水スラリーに対する本発明の分散剤の添加方法は
、例えば石炭の乾式粉砕では、石炭粉末を分散させるべ
き水中に予め分散剤を添加混合しこれに石炭粉末を加え
て混合する方法、一方湿式粉砕法では湿式粉砕に用いる
水中に予め分散剤を添加しても良いし、粉砕中もしくは
粉砕後に添加混合しても良い。
、例えば石炭の乾式粉砕では、石炭粉末を分散させるべ
き水中に予め分散剤を添加混合しこれに石炭粉末を加え
て混合する方法、一方湿式粉砕法では湿式粉砕に用いる
水中に予め分散剤を添加しても良いし、粉砕中もしくは
粉砕後に添加混合しても良い。
本発明の分散剤の石炭−水スラリーへの添加量は、石炭
の種類や粒度などにより異なるがスラリー中の石炭に対
し0,01〜5重量%、好ましくは0.05〜2.0重
量%添加することにより、優れた分散効果を示す。一般
に石炭−水スラリーの流動性の限界は、分散剤を添加し
なければ50重量%前後であるが、本発明の分散剤を添
加すれば、減粘効果が大きいので石炭濃度が70%以上
においても、スラリーは流動性を有しポンプ輸送が可能
であり、且つスラリーの安定性も優れている。本発明の
分散剤は1例えばポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリアクリル酸塩、ポリリン酸塩、カルボキ
シメチルセルロース、ポリビニルアルコール等の界面活
性剤および保護コロイド剤と併用して使用することもで
きる。
の種類や粒度などにより異なるがスラリー中の石炭に対
し0,01〜5重量%、好ましくは0.05〜2.0重
量%添加することにより、優れた分散効果を示す。一般
に石炭−水スラリーの流動性の限界は、分散剤を添加し
なければ50重量%前後であるが、本発明の分散剤を添
加すれば、減粘効果が大きいので石炭濃度が70%以上
においても、スラリーは流動性を有しポンプ輸送が可能
であり、且つスラリーの安定性も優れている。本発明の
分散剤は1例えばポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリアクリル酸塩、ポリリン酸塩、カルボキ
シメチルセルロース、ポリビニルアルコール等の界面活
性剤および保護コロイド剤と併用して使用することもで
きる。
本発明の分散剤を用いることにより、70i1i11%
の高濃度で400〜5000センチボイズ、好ましい場
合には2000センチボイス未満の低い粘度を有し、動
的粘度特性(チクロトロピー性)および流動性に優れ、
しかも長期間放置しても濃度むらの生じることが少ない
石炭−ホースラリ−が得られる。これは、分散剤として
用いられる変性α−オレフィン−無水マレイン酸共重合
体の塩基性塩が石炭に対して親和性を示す基と水に対し
て親和性を示す基とを有し、それらが分散能の点からみ
たとき都合よく配置されているので、石炭に対してすぐ
れた界面活性を示し、かつ前記変性a−オレフィンー無
水マレイン酸共重合体またはその塩基性塩自体が剛直で
あるのでチクロトロビー性を示すためと予想される。
の高濃度で400〜5000センチボイズ、好ましい場
合には2000センチボイス未満の低い粘度を有し、動
的粘度特性(チクロトロピー性)および流動性に優れ、
しかも長期間放置しても濃度むらの生じることが少ない
石炭−ホースラリ−が得られる。これは、分散剤として
用いられる変性α−オレフィン−無水マレイン酸共重合
体の塩基性塩が石炭に対して親和性を示す基と水に対し
て親和性を示す基とを有し、それらが分散能の点からみ
たとき都合よく配置されているので、石炭に対してすぐ
れた界面活性を示し、かつ前記変性a−オレフィンー無
水マレイン酸共重合体またはその塩基性塩自体が剛直で
あるのでチクロトロビー性を示すためと予想される。
実施例
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はそれらによって何ら限定されるものでない。
発明はそれらによって何ら限定されるものでない。
実施例1
撹拌器のついた11のオートクレーブにエチルベンゼン
(重合溶媒)326.0gを入れ、窒素置換した後、イ
ンブチレン30.99を入れ、オートクレーブ内温(重
合温度)105℃に保ち、メチルイソプロピルケトン1
50gに無水マレイン酸46.59 (インブチレン/
無水マレイン酸のモル比1.1)、メタクリル酸n−ト
コシル10.I Qおよびアゾビスイソブチロニトリル
(重合触媒)2、Os g (無水マレイン酸1モルに
対して0.025モルに相当する量)を溶解して得られ
た逐次仕込溶液を4時間かけて逐次仕込みながら重合し
た。
(重合溶媒)326.0gを入れ、窒素置換した後、イ
ンブチレン30.99を入れ、オートクレーブ内温(重
合温度)105℃に保ち、メチルイソプロピルケトン1
50gに無水マレイン酸46.59 (インブチレン/
無水マレイン酸のモル比1.1)、メタクリル酸n−ト
コシル10.I Qおよびアゾビスイソブチロニトリル
(重合触媒)2、Os g (無水マレイン酸1モルに
対して0.025モルに相当する量)を溶解して得られ
た逐次仕込溶液を4時間かけて逐次仕込みながら重合し
た。
その後さらに1時間かけて重合を追込んだ後沈澱した重
合体を取出し、濾過乾燥し、重合体粉末を調製した。重
合率は98.5%であった。該粉末は、電量平均分子量
が9,800で、メタクリル酸n−トコシルにもとづく
単位を1分子当り平均3.3含有するイソブチレン−無
水マレイン酸共重合体であった。
合体を取出し、濾過乾燥し、重合体粉末を調製した。重
合率は98.5%であった。該粉末は、電量平均分子量
が9,800で、メタクリル酸n−トコシルにもとづく
単位を1分子当り平均3.3含有するイソブチレン−無
水マレイン酸共重合体であった。
前記粉末10重量部を、アンモニア濃度26.5重量%
のアンモニア水5.09重量部および水120重量部か
らなる水溶液に添加し、前記共重合体のアンモニウム塩
の水溶液を調製した。前記ナトリウム塩の中和度は0.
7であり−その水溶液濃度は9.65重量%であった。
のアンモニア水5.09重量部および水120重量部か
らなる水溶液に添加し、前記共重合体のアンモニウム塩
の水溶液を調製した。前記ナトリウム塩の中和度は0.
7であり−その水溶液濃度は9.65重量%であった。
前記共重合体を石炭に対して0.5重量%になるように
添加した水溶液に、第1表に示す微粉砕した石炭を室温
でかきまぜながら加え、石炭濃度を70重量%にし、全
量加え終った後高速撹拌機にて9000回転/分で3分
間撹拌して石炭−水スラリーを調製した。
添加した水溶液に、第1表に示す微粉砕した石炭を室温
でかきまぜながら加え、石炭濃度を70重量%にし、全
量加え終った後高速撹拌機にて9000回転/分で3分
間撹拌して石炭−水スラリーを調製した。
このスラリーについて25℃にてHL型粘度計で魔3の
ローターを用いてスラリー粘度を測定すると共にその流
動性を観察した。ざらに、このスラリーを直径58嘔、
高さ115咽のサンプル管に200cc入れ、1力月間
静置した後スラリーを取り出しサンプル管底部に圧密部
が存在するか否かを調べた。その結果を第3表に示すが
、流動性が良好でかつ、放置安定性の良いスラリーが得
られた。
ローターを用いてスラリー粘度を測定すると共にその流
動性を観察した。ざらに、このスラリーを直径58嘔、
高さ115咽のサンプル管に200cc入れ、1力月間
静置した後スラリーを取り出しサンプル管底部に圧密部
が存在するか否かを調べた。その結果を第3表に示すが
、流動性が良好でかつ、放置安定性の良いスラリーが得
られた。
実施例2
実施例1で調製し要具重合体粉末を10重量部と水酸化
ナトリウム3.64重量部を蒸留水120重量部に添加
し、実施例1と同様に中和度が0.7で水溶液濃度10
.40重量%の本発明の石炭−水スラリー用分散剤を調
製した。
ナトリウム3.64重量部を蒸留水120重量部に添加
し、実施例1と同様に中和度が0.7で水溶液濃度10
.40重量%の本発明の石炭−水スラリー用分散剤を調
製した。
次いで、上記分散剤を用いること以外は実施例11と同
様の方法により石炭−水スラリーを調製した。該スラリ
ーの流動性および安定性を調べ、その結果を第3表に示
す。実施例1と同様に流動性および安定性の良いスラリ
ーが得られた。
様の方法により石炭−水スラリーを調製した。該スラリ
ーの流動性および安定性を調べ、その結果を第3表に示
す。実施例1と同様に流動性および安定性の良いスラリ
ーが得られた。
実施例3〜4
重合温度を第2表に示した温度とし、かつ逐次仕込溶液
を第2表に示した溶液とし、それを用いること以外は実
施例1と同様の方法により、メタクリル酸エステルを第
三成分とするイソブチレンと無水マレイン酸との共重合
を行ない粉末を調製した。該粉末は第3表に示した重量
平均分子量を有し、かつ第3表に示したメタクリル酸エ
ステルを第三成分とする共重合体であった。該共重合体
を第2表に示した量のアンモニアと各々反応させ前記共
重合体の水溶液を調製した。
を第2表に示した溶液とし、それを用いること以外は実
施例1と同様の方法により、メタクリル酸エステルを第
三成分とするイソブチレンと無水マレイン酸との共重合
を行ない粉末を調製した。該粉末は第3表に示した重量
平均分子量を有し、かつ第3表に示したメタクリル酸エ
ステルを第三成分とする共重合体であった。該共重合体
を第2表に示した量のアンモニアと各々反応させ前記共
重合体の水溶液を調製した。
次いで、得られた共重合体水溶液を用い、実施例1と同
様の方法により石炭−水スラリーを調製した。調製した
石炭−水スラリーの流動性および安定性を調べた。その
結果を第3表に示す。
様の方法により石炭−水スラリーを調製した。調製した
石炭−水スラリーの流動性および安定性を調べた。その
結果を第3表に示す。
比較例1
メタクリル酸エステルを用いないこと、重合温度を10
5℃とすること、および重合触媒の使用量を2.05
gとすること以外は実施例3〜4と同様にしてイソブチ
レン−無水マレイン酸交互共重合体を製造した。該共重
合体の分子片末端はエチルベンゼン残基を有していた。
5℃とすること、および重合触媒の使用量を2.05
gとすること以外は実施例3〜4と同様にしてイソブチ
レン−無水マレイン酸交互共重合体を製造した。該共重
合体の分子片末端はエチルベンゼン残基を有していた。
この共重合体を第2表に示した溶解条件で溶解した後、
実施例1と同様の方法により石炭−ホースラリ−を調製
した。該スラリーの流動性および安定性を調べた。その
結果を第3表に示す。
実施例1と同様の方法により石炭−ホースラリ−を調製
した。該スラリーの流動性および安定性を調べた。その
結果を第3表に示す。
比較例2〜4
分散剤として、市販の分散剤3揮、すなわちナフタレン
スルホン酸ホルマリン縮金物ナトリウム塩、ポリオキシ
エチレン(オキシエチレン基10個)ノニルフェニルエ
ーテルおよびその硫酸ナトリウムを各々用い、実施例1
と同様の方法により石炭−水スラリーを調製した。該ス
ラリーの性吠を第3表に示す。ナフタレンスルホン酸ホ
ルマリン縮合物ナトリウム塩添加スラリーば、わずかに
流動性を示したが他の2揮添加スラリーは流動性がなか
った。
スルホン酸ホルマリン縮金物ナトリウム塩、ポリオキシ
エチレン(オキシエチレン基10個)ノニルフェニルエ
ーテルおよびその硫酸ナトリウムを各々用い、実施例1
と同様の方法により石炭−水スラリーを調製した。該ス
ラリーの性吠を第3表に示す。ナフタレンスルホン酸ホ
ルマリン縮合物ナトリウム塩添加スラリーば、わずかに
流動性を示したが他の2揮添加スラリーは流動性がなか
った。
以下余白
発明の効果
本発明の石炭−水スラリー用分散剤を用いることにより
、高濃度で、かつ液体燃料としての操作が可能な低粘度
を有し、長期間放置しても濃度むらが生ずることが少な
い安定な石炭−水スラリーが得られる。
、高濃度で、かつ液体燃料としての操作が可能な低粘度
を有し、長期間放置しても濃度むらが生ずることが少な
い安定な石炭−水スラリーが得られる。
Claims (3)
- (1)α−オレフィンに基づく構造単位〔 I 〕と無水
マレイン酸に基づく構造単位〔II〕を主体とし、かつ主
鎖中に 一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、一般式中Rは炭素数8〜30の炭化水素基を示
し、nは0または1の整数を示す)で表わされる構造単
位〔III〕を前記無水マレイン酸に基づく構造単位〔II
〕に対するモル比で0.005〜0.2の割合で含有す
る変性α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体のアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩
を有効成分として含有することを特徴とする石炭−水ス
ラリー用分散剤。 - (2)変性α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体の
重量平均分子量が、1,000〜20,000である特
許請求の範囲第1項記載の石炭−水スラリー用分散剤。 - (3)α−オレフィンが、イソブチレンである特許請求
の範囲第1項、第2項のいずれかに記載の石炭−水スラ
リー用分散剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60205957A JPS6264897A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 石炭−水スラリ−用分散剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60205957A JPS6264897A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 石炭−水スラリ−用分散剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6264897A true JPS6264897A (ja) | 1987-03-23 |
| JPH0469678B2 JPH0469678B2 (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=16515501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60205957A Granted JPS6264897A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 石炭−水スラリ−用分散剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6264897A (ja) |
-
1985
- 1985-09-17 JP JP60205957A patent/JPS6264897A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0469678B2 (ja) | 1992-11-06 |
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