JPS628438B2 - - Google Patents

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JPS628438B2
JPS628438B2 JP52022152A JP2215277A JPS628438B2 JP S628438 B2 JPS628438 B2 JP S628438B2 JP 52022152 A JP52022152 A JP 52022152A JP 2215277 A JP2215277 A JP 2215277A JP S628438 B2 JPS628438 B2 JP S628438B2
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JP
Japan
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formula
compound
cis
diasmonate
cyclopentanone
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JP52022152A
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English (en)
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JPS53108950A (en
Inventor
Masanao Matsui
Kenji Mori
Tomoya Ogawa
Takeshi Kitahara
Yasuhiro Katsuta
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T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は香料及び医薬品製造中間体、とくに香
料分野において有用なジヤスモン酸メチルの製造
中間体として注目されるシス−2,3−ジ置換シ
クロペンタノン及びそれらの製法に関する。
更に詳しくは、本発明は下記式(4)′ 但し式中、R′は低級アルキル基を示す、 で表わされる文献未記載のシス−2,3−ジ置換
シクロペンタノンに関する。なお、該式(4)′化合
物を包含して、下記式(4)化合物の製造に有用な下
記式(6)、 但し式中、Rは低級アルキル基好ましくはC1
〜C4のアルキル基もしくは−SiR′3(ここで、
R′は低級アルキル基好ましくはC1〜C4のアルキ
ル基を示す)を示す。
で表わされる6−置換テトラヒドロインダノンも
文献未記載の化合物である。
更に又、本発明は上記式(4)′の化合物を包含し
て、下記式(4)、 但し式中、Rは式(6)についてのべたと同義、 で表わされるシス−2,3−ジ置換シクロペンタ
ノンを製造する方法に関する。
従来、上記式(4)化合物中、Rがメチル基である
化合物及びその製法に関しては知られている(J.
Org.Chem.,Vol.40,No.4,1975年)。この公知
方法によれば、該化合物は、下記工程式、 で示される煩雑且つ多工程反応によつて製造され
ている。
本発明者等は、このような煩雑且つ多工程方式
の工業的に不利益な方法を回避して、上記化合物
を製造すべく研究を進めた。その結果、入手容易
な後記式(7)2−シクロペンテノン及び後記式(8)2
−置換ブタジエンを出発原料として、上記式(6)の
6−置換テトラヒドロインダノンが、好収率、好
選択性をもつて容易に得られ、該式(6)化合物を、
例えばオゾンの如き温和な酸化剤で処理すること
によつて、前記式(4)′化合物を包含して、前記式
(4)で表わされるシス−2,3−ジ置換シクロペン
タノンが容易に製造できることを発見した。更
に、該式(4)化合物から香料及び医薬中間体として
有用なジヤスモン酸メチルが工業的に有利に製造
でき、該式(4)化合物としてRがメチル基以外の基
である化合物を用いた場合にもジヤスモン酸メチ
ルが容易に得られることを発見した。
従つて、本発明の目的は香料及び医薬品製造分
野において有用なシス−2,3−ジ−置換シクロ
ペンタノン及びそれらの製法を提供するにある。
本発明の上記目的及び更に多くの他の目的なら
びに利点は、以下の記載から一層明らかとなるで
あろう。
本発明によれば、前記式(4)′化合物を包含して
前記式(4)で表わされるシス−2,3−ジ置換シク
ロペンタノンが、式(6)中、Rが−SiR′3(ここ
で、R′は低級アルキル基を示す)である式(6)′化
合物を包含して、前記式(6)で表わされる6−置換
テトラヒドロインダノンを、温和な酸化作用を有
する酸化剤で処理することにより、容易に形成で
きる。該式(6)の6−置換テトラヒドロインダノン
は、下記式(7)、 で表わされる2−シクロペンテノン及び下記式(8) 但し式中、Rは前記式(6)において定義したと同
義 で表わされる2−置換ブタジエンを反応せしめる
ことにより得ることができる。得られた本発明の
前記式(4)′化合物を包含して式(4)のシス−2,3
−ジ置換シクロペンタノンは、例えば、下記式
(5)、 R″3P=CHCH2CH3 (5) 但し式中、R″は同一もしくは異つて、フエニ
ル基及びアルキル基たとえばC1〜C10アルキル基
よりなる群からえらばれた基を示す、 で表わされるウイツテツヒ試薬と反応せしめて、
下記式(2)、 但し式中、Rは低級アルキル基もしくは−
SiR′3(ここで、R′は低級アルキル基を示す)を
示す、 で表わされる2−エピ−ジヤスモン酸エステルに
転化でき、この式(2)の2−エピ−ジヤスモン酸エ
ステルを、下記式(3)、 MOR (3) 但し式中、Mはアルカリ金属原子たとえばLi,
Na,K等を示し、Rは低級アルキル基好ましく
はメチル基を示す、 で表わされる金属アルコラートの存在下、メチル
アルコールと反応させることにより、下記式(1)、 で表わされるジヤスモン酸メチルに転化すること
ができる。
上記式(4)化合物から式(1)ジヤスモン酸メチルを
形成する利用例を加えて、式(6)の6−置換テトラ
ヒドロインダノンから本発明式(4)′化合物を包含
して式(4)化合物の製法及び該式(6)化合物の製造を
示すと、下記工程図のように示すことができる。
本発明の前記式(4)′化合物を包含して式(4)化合
物の製造に用いる式(6)の6−置換テトラヒドロイ
ンダノン、すなわち、6−アルコキシ−もしくは
6−トリアルキルシリロキシ−4,5,8,9−
テトラヒドロインダノンは、上記式(7)の2−シク
ロペンテノンと、式(8)の2−置換ブタジエンすな
わち2−アルコキシ−もしくは2−トリアルキル
シリロキシ−ブタジエンとを、溶媒の存在下もし
くは不存在下にデイールス・アルダー反応せしめ
ることにより容易に製造することができる。反応
は、例えば約80℃程度以上の加熱条件下に行うの
がよく、約180℃以上の温度の採用が一層好まし
く、例えば、約180゜〜約400℃、一層好ましくは
約200〜約300℃程度の温度が最も屡々採用され
る。反応は大気圧条件下でも加圧条件下でも行う
ことができ、例えば耐圧容器内で自然発生圧条件
下に行うことができる。
上記式(8)の2−アルコキシ−ブタジエンの具体
例としては、例えば2−メトキシ−ブタジエン、
2−エトキシ−ブタジエン、2−n−プロポキシ
−ブタジエン、2−iso−プロポキシ−ブタジエ
ン、2−n−ブトキシ−ブタジエン、2−iso−
ブトキシ−ブタジエン、2−tert−ブトキシ−ブ
タジエン等が挙げられ、又、2−トリアルキルシ
リロキシブタジエンの具体例としては、例えば、
トリメチルシリロキシブタジエンが挙げられる。
又、上記溶媒としては不活性有機溶媒が利用で
き、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、n
−ヘキサン、n−ペプタン、等の炭化水素溶媒を
挙げることができる。これらの溶媒は、単独もし
くは2種以上の混合物であつても差しつかえな
い。
デイールス・アルダー反応終了後、反応混合物
を例えば減圧下蒸留することにより式(6)の6−置
換テトラヒドロインダノンすなわち6−アルコキ
シ−、もしくは6−トリアルキルシリロキシ−
4,5,8,9−テトラヒドロインダノンを高純
度で得ることができる。望むならば、更にシリカ
ゲルカラム等により精製することも可能である。
上記デイールス・アルダー反応により得ること
ができる式(6)化合物の具体例としては、例えば、
前記した出発原料式(8)化合物の具体例として挙げ
た2−アルコキシ−、もしくは2−トリアルキル
シリロキシ−ブタジエンと式(7)の2−シクロペン
テノンのアダクトである6−アルコキシ体もしく
は6−トリアルキルシリロキシ体を挙げることが
できる。
本発明において前記式(4)′化合物を包含して式
(4)シス−2,3−ジ置換シクロペンタノンを上記
式(6)′化合物を包含して式(6)6−置換テトラヒド
ロインダノンから製造するには、種々の可及的温
和な酸化作用を示す酸化剤が利用可能である。式
(4)化合物を容易に好選択性で製造するのにオゾン
酸化が好ましい。例えば、オゾンガスを低温で不
活性有機溶媒にとかした式(6)化合物に通じてオゾ
ナイドとした後、単離せずに還元剤を加えること
により目的とする式(4)化合物を高純度、高収率で
得ることができる。可及的温和な他の酸化剤の利
用の場合には、還元剤の利用は省略できる。
反応は可及的低温で行うのがよく、室温以下の
温度の採用が好ましい。例えば、オゾンを用いる
場合には室温〜約−100℃、一層好ましくは約10
゜〜約−100℃、とくには約−20℃〜約−80℃程
度の低温条件でのオゾン酸化が採用される。還元
剤による還元に際しては、より高温が採用でき、
約−10℃〜室温が好ましく、一層好ましくは約−
10℃〜約20℃程度である。
又、使用する溶媒としては、反応温度で液体で
ある不活性有機溶媒、例えば、メタノール、エタ
ノール、酢酸エチル、塩化メチレン等のアルコー
ル類、エステル類、ハロゲン化炭化水素類をあげ
ることができ、これらは単独もしくは混合して使
用することができる。還元剤としては、たとえ
ば、亜鉛末−酢酸或は亜リン酸エステル、トリフ
エニルホスフインなど三価のリン化合物、或はジ
メチルスルフイド等を利用できる。或は又、Pd
−C、Ptその他各種の還元触媒を用いて接触水素
還元することもできる。反応終了後、反応液中に
不溶性の固体の還元剤が残留している場合は過
し、水洗し、油相を採取して式(4)化合物を得るこ
とができ、所望により、更に塩化メチレンで抽出
し、溶媒を除去して式(4)化合物を得ることもでき
る。更に望むならば、蒸留その他の手段により一
層精製することも可能である。斯くして得られる
本発明の式(4)′を包含して上記式(4)の目的化合物
の具体例としては、2,3−シス−3−カルボメ
トキシメチル−2−ホルミルメチル−1−シクロ
ペンタノン、 2,3−シス−3−カルボエトキシメチル−2
−ホルミルメチル−1−シクロペンタノン、 2,3−シス−3−カルボn−プロポキシメチ
ル−2−ホルミルメチル−1−シクロペンタノ
ン、 2,3−シス−3−カルボiso−プロポキシメ
チル−2−ホルミルメチル−1−シクロペンタノ
ン、 2,3−シス−3−カルボn−ブトキシメチル
−2−ホルミルメチル−1−シクロペンタノン、 2,3−シス−3−カルボiso−ブトキシメチ
ル−2−ホルミルメチル−1−シクロペンタノ
ン、 2,3−シス−3−カルボtert−ブトキシメチ
ル−2−ホルミルメチル−1−シクロペンタノ
ン、 2,3−シス−3−カルボトリメチルシリロキ
シメチル−2−ホルミルメチル−1−シクロペン
タノン 等を挙げることができる。
以下、上述のようにして得られる本発明式(4)′
化合物を包含して式(4)のシス−2,3−ジ置換シ
クロペンタノン利用の一例として、該化合物か
ら、前記式(1)のジヤスモン酸メチルの製造を例に
説明する。
前記式(2)の2−エピ−ジヤスモン酸エステルの
製造は、式(4)化合物を下記式(5)、 R″3P=CHCH2CH3 (5) 式中、R″は前記したと同義である。
で表わされるウイツテツヒ試薬と反応せしめるこ
とにより、好収率好選択性をもつて容易に得るこ
とができる。該式(5)ホスホラン化合物(ウイツテ
ツヒ試薬)は、例えば、下記式(5)′、 R″3PCHCH2CH3X (5)′ 但し式中、R″は上記したと同義であり、Xは
ハロゲン好ましくはCl,BrもしくはIを示す、 に塩基を作用させて得ることができる。使用する
塩基の例としては、たとえば、ブチルリチウム、
フエニルリチウム、リチウムジエチルアミド、ナ
トリウムエトキサイド、水素化ナトリウム、ナト
リウムアミド、水素化カリウム、カリウムアミド
などをあげることができる。これらの塩基の使用
量については、とくべつな制約はないが、上記式
(5)′化合物に対して、ほぼ当量程度もしくは幾分
少な目で用いるのがよい。反応は、溶媒中で不活
性ガス雰囲気下に行うのが好ましく、例えば、窒
素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガスを例示
することができる。反応は約0℃以上で行うのが
好ましく、例えば、約0℃〜約50℃程度の温度が
利用できる。又、溶媒はできるだけ無水のものが
好ましく、溶媒の具体例としては、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサン、ペンタン、ベンゼン、トル
エン、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、ジメチルスルホキサイド、N,N−
ジメチルホルムアミド、ジメトキシエタン、ジグ
ライム等の有機溶媒を例示することができる。こ
れらは単独でも複数種併用してでも用いることが
できる。
このようにして形成できる式(5)のウイツテツヒ
試薬と、式(4)のシス−2,3−ジ置換シクロペン
タノン、すなわち、シス−2,3−2−ホルミル
メチル−3−カルボアルコキシメチル−もしくは
シス−2,3−2−ホルミルメチル−3−カルボ
シリロキシメチル−1−シクロペンタノンとの反
応は、好ましくは上述の如き不活性ガス雰囲気下
に、有機溶媒中で、式(4)化合物と式(5)化合物とを
接触せしめることにより行うことができる。溶媒
としては、上記式(5)化合物の形成について例示し
たと同様な有機溶媒が例示できる。溶媒の選択
は、式(5)化合物の形成に用いたと同じ溶媒を選択
しても、異つた溶媒を選択しても差支えない。で
きるだけ無水の溶媒の利用が好ましい。反応は、
室温でも充分進行するので、とくに加温もしくは
冷却の必要はないが、望むならば、そのような手
段を採用することもできる。例えば、約0℃乃至
用いた溶媒の還流温度程度の温度を例示すること
ができる。反応操作は、式(4)化合物及び式(5)化合
物のいづれか一方を、他方に滴下しながら行うの
が好ましい。式(4)化合物に対する式(5)ウイツテツ
ヒ試薬の使用量は適宜に選択でき、例えば、約1
〜約2倍モル程度の量、一層好ましくは約1〜約
1.5倍モル程度の量が、最も屡々採用される。
反応終了後、反応液をそのまま濃縮し、例えば
n−ヘキサン、クロロホルム、塩化メチレン等の
有機溶媒で抽出したり、或は又、希塩酸を添加し
て、過剰のホスホランを失活させ、上記溶媒で抽
出し、溶媒を回収した後、蒸留もしくはカラムク
ロマトグラフイーにより精製したりすることがで
きる。
上述のようにして得られる式(2)の2−エピ−ジ
ヤスモン酸エステルの代表例としては、たとえ
ば、2−エピ−ジヤスモン酸メチル、2−エピ−
ジヤスモン酸エチル、2−エピ−ジヤスモン酸n
−プロピル、2−エピ−ジヤスモン酸イソプロピ
ル、2−エピ−ジヤスモン酸n−ブチル、2−エ
ピ−ジヤスモン酸イソブチル、2−エピ−ジヤス
モン酸第三ブチル、2−エピ−ジヤスモン酸トリ
メチルシリルエステル等を挙げることができる。
上述のようにして得られる前記式(2)の2−エピ
−ジヤスモン酸エステルを、前記式(3)MOR(式
中、MはLi,Na,Kの如きアルカリ金属原子を
示し、Rは低級アルキル基好ましくはメチル基を
示す)の金属アルコラートの存在下、メタノール
と反応させる。メタノールはメタノール含有有機
溶媒の形で利用することもできる。有機溶媒の例
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、n−
ヘキサン、n−ヘプタンなどの炭化水素溶媒を挙
げることができる。
反応は、式(2)化合物とメタノールとを式(3)化合
物の存在下に接触せしめることにより容易に行う
ことができる。反応は室温でも進行するので、と
くに冷却もしくは加熱の必要はないが、望むなら
ばそのような条件を採用することもできる。例え
ば、約0℃〜約70℃程度の温度を例示することが
できる。この反応によつて側鎖エピメリ化を生じ
て、式(2)における五員環ケトンの側鎖がシスから
トランスに変換されると同時に、エステル交換反
応が併起して、式(2)中、Rがメチル以外の式(2)化
合物においても、Rがメチル基に転化し、下記式
に一例を示すようにジヤスモン酸メチルが得られ
る。
上記反応において、式(3)金属アルコラートの使
用量は適宜に選択でき、触媒量で充分である。例
えば、式(2)2−エピ−ジヤスモン酸エステルに対
して約5〜約20重量%程度の使用量を例示するこ
とができる。一層好ましくは約5〜約15重量%程
度である。メタノールの使用量も適宜に選択でき
るが、通常、式(2)2−エピ−ジヤスモン酸エステ
ルに対して約50倍(重量)程度以上を用いるのが
よく、約100〜約200倍程度の量での使用が、
屡々、一層好ましい結果を与える。
反応後、金属アルコラートを、例えば希塩酸で
中和した後、塩化メチレン、ヘキサン、エーテル
等の如き有機溶媒によつて抽出し、例えば、溶媒
を減圧留去して、目的とするジヤスモン酸メチル
式(1)を、高純度、高収率で得ることができる。
又、望むならば、カラムクロマトその他の精製手
段により容易に精製することができる。
参考例 1 6−エトキシ−4,5,8,9−テトラヒドロ
インダノン〔式(6)〕の製法 100mlオートクレーブ中に、2−シクロペンテ
ノン16.0gと2−エトキシブタジエン57.0gを封
入し、240〜250℃で5分間反応させる。反応物を
冷後、減圧下精留することにより、目的物の6−
エトキシテトラヒドロインダノンが収率72%で
24.5g得られた。
B.p.:100〜105℃/1.5mmHg IR(液膜):1738,1655cm-1 NMR(CCl4):δ4.38(1H、m),3.60(2H,
q),1.22(3H,t) 参考例 2 6−トリメチルシリロキシ−4,5,8,9−
テトラヒドロインダノン〔式(6)′〕の製法 石英管中に、2−シクロペンテノン2.4gと2
−トリメチルシリロキシブタジエン11.4gを仕込
み、封管し、230〜240℃で10分間反応させる。反
応物を冷後、減圧下精留することにより、目的物
の6−トリメチルシリロキシテトラヒドロインダ
ノンを収率65%で3.2g得た。
B.p.:92〜96℃/1.0mmHg IR(液膜):1740,1655cm-1 NMR(CCl4):δ4.70(1H,m)、0.19(9H,
s) 参考例 3 6−メトキシ−4,5,8,9−テトラヒドロ
インダノン〔式(6)〕及び6−n−ブトキシ
4,,5,8,9−テトラヒドロインダノン
〔式(6)〕の製法 2−シクロペンテノンと2−メトキシブタジエ
ン或いは2−n−ブトキシブタジエンを参考例2
と同様に反応させ、精留することにより、目的物
の6−メトキシテトラヒドロインダノン(収率68
%、b.P.80〜83℃/0.5mmHg)、或いは6−n−ブ
トキシテトラヒドロインダノン(収率62%、b.
p.82〜90℃/0.1mmHg)を得た。
参考例 4 2,3−シス−2−ホルミルメチル−3−カル
ボエトキシメチル−1−シクロペンタノン〔式
(4)〕の製法 6−エトキシテトラヒドロインダノン10.0gの
塩化メチレン200ml溶液中に、−70〜−78℃で所定
量のオゾンを通じる。次に、この反応溶液を亜鉛
末51.0gの酢酸130ml懸濁溶液中に加え、−10〜40
℃で2時間還元反応をする。反応物を水中に注入
し、塩化メチレン抽出し、有機層を重ソウ洗浄、
水洗し、芒硝乾燥後、溶媒を除去し、残渣を減圧
蒸留することにより目的物の2,3−シス−2−
ホルミルメチル−3−カルボエトキシメチル−1
−シクロペンタノンを82.1%の収率で9.6g得
た。
B.p.:66〜68℃/0.04mmHg IR(液膜):1741,1730,1722cm-1 NMR(CCl4):δ9.85,4.10,1.25 実施例 1 2,3−シス−2−ホルミルメチル−3−カル
ボトリメチルシリロキシメチル−1−シクロペ
ンタノン〔式(4)′〕の製法 6−トリメチルシリロキシテトラヒドロインダ
ノン5.0gのメタノール100ml溶液中に、所定量の
オゾンを−70〜−78℃で通じ、次に、−10℃〜0
℃でジメチルスルフイド70mlを加え、2時間反応
する。反応物を減圧下精留することにより、目的
物の2,3−シス−2−ホルミルメチルー3−カ
ルボトリメチルシリロキシメチル−1−シクロペ
ンタノンを78%の収率で46g得た。
B.p.:140〜143℃/0.1mmHg IR(液膜):1741,1730,1720cm-1 NMR(CCl4):9.85(1H,s)、 0.15(9H,s) 参考例 5 2,3−シス−2−ホルミルメチル−3−カル
ボメトキシメチル−1−シクロペンタノン〔式
(4)〕及び2,3−シス−2−ホルミルメチル−
3−カルボ−n−ブトキシメチル−1−シクロ
ペンタノン〔式(4)〕の製法 6−メトキシテトラヒドロインダノン及び6−
n−ブトキシテトラヒドロインダノンより、実施
例1と同様な操作で、目的物の2,3−シス−2
−ホルミルメチル−3−カルボメトキシメチル−
1−シクロペンタノン(収率85%、b.p.112〜114
℃/0.01mmHg)及び2,3−シス−2−ホルミ
ルメチル−3−カルボ−n−ブトキシメチル−1
−シクロペンタノン(収率74%、b.p.136〜140
℃/0.005mmHg)が得られた。
参考例 6 2−エピ−ジヤスモン酸エチル〔式(2)〕及び2
−エピ−ジヤスモン酸−n−ブチル〔式(2)〕の
製法〕 十分に乾燥し、窒素置換した容器に、別にトリ
フエニルn−プロピルホスホニウムブロマイドよ
り製造した0.05モルに相当するトリフエニルn−
プロピルホスホランのジメトキシエタン溶液を
180ml加え、これに氷冷中10.1gの2,3−シス
−2−ホルミルメチル−3−カルボエトキシメチ
ル−1−シクロペンタノンを同じ溶媒100mlに溶
解したものを滴下し、室温で20分間反応させる。
反応終了後、反応液を希塩酸を加え、塩化メチレ
ンで抽出する。溶媒を回収した後、残渣を減圧下
精留することにより目的とする2−エピ−ジヤス
モン酸エチルが9.1g収率80.2%で得られる。
IR(液膜)1745,1653cm-1 NMR(CCl4)5.80〜5.05(2H,m)、3.85(2H,
q)、1.07(3H,t) 沸点60゜〜65℃/0.15mmHg 上記例において2,3−シス−2−ホルミルメ
チル−3−カルボエトキシメチル−1−シクロペ
ンタノンの代りに、実施例6で得た2,3−シス
−2−ホルミルメチル−3−カルボ−n−ブトキ
シメチル−1−シクロペンタノンを用いるほかは
同様に行つて、2−エピ−ジヤスモン酸n−ブチ
ルが収率78%で得られた。沸点72゜〜76℃/0.01
mmHg。
参考例 7 2−エピ−ジヤスモン酸トリメチルシリル〔式
(2)〕の製法 参考例6と同様の操作により2,3−シス−ホ
ルミルメチル−3−カルボトリメチルシリロキシ
メチル−1−シクロペンタノンを反応させた後、
十分に冷した水を加え、塩化メチレンで抽出した
後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下精留する
ことにより2−エピ−ジヤスモン酸トリメチルシ
リル(収率60%、b.p.93〜96℃/0.2mmHg)が得
られる。
参考例 8 ジヤスモン酸メチルの製法 2−エピ−ジヤスモン酸エチル24gを無水メタ
ノール100mlに溶解し、容器内を窒素置換し、ナ
トリウムメトキサイド0.56gを含むメタノール10
mlを加え、8時間加熱還流させる。反応液を希塩
酸で中和した後、塩化メチレンで抽出し、溶媒を
硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を回収し、
減圧下精留することにより目的とするジヤスモン
酸メチルを21g、収率92.3%で得られる。
IR(液膜)1741,1650cm-1 NMR(CCl4)5.60〜5.12(2H,m)4.60(3H,
s)、2.52〜1.33(12H,m)、1.0(3H,
t) b.p.92℃/0.02mmHg 同様の操作によつて、2−エピ−ジヤスモン酸
トリメチルシリルより収率82.4%、2−エピ−ジ
ヤスモン酸n−ブチルより収率80%、2−エピ−
ジヤスモン酸メチルより収率90%でジヤスモン酸
メチルが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式(4)′ 但し式中、R′は低級アルキル基を示す、で表
    わされるシス−2,3−ジ置換シクロペンタノ
    ン。 2 下記式(6) 但し式中、Rは−SiR′3(ここで、R′は低級ア
    ルキル基を示す)を示す、 で表わされる6−置換テトラヒドロインダノンを
    酸化剤で処理することを特徴とする下記式(4)′ 但し式中、R′は上記したと同義、 で表わされるシス−2,3−ジ置換シクロペンタ
    ノンの製法。
JP2215277A 1977-03-03 1977-03-03 Preparation cis-2,3-disubstituted cyclopentanone and its preparation Granted JPS53108950A (en)

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