JPS6314957B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6314957B2 JPS6314957B2 JP54003214A JP321479A JPS6314957B2 JP S6314957 B2 JPS6314957 B2 JP S6314957B2 JP 54003214 A JP54003214 A JP 54003214A JP 321479 A JP321479 A JP 321479A JP S6314957 B2 JPS6314957 B2 JP S6314957B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methionine
- atp
- cells
- adenosine
- triphosphate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明はS−アデノシル−L−メチオニンの新
規製法に関する。 (従来技術) S−アデノシル−L−メチオニン(以下、S−
AMと略称する)は広く生体内に存在し、種々の
トランスフエラーゼによるメチル化反応のメチル
基供与体としての高い利用価値の他、種々の代謝
不調疾患に対する医療用としての利用が大いに期
待されている。しかしながら、このように生化学
的に重要な意味を持ち、医療用、研究用等に広く
その用途が期待されているにもかかわらず、現在
のところ、S−AMの工業的製造法としては、わ
ずかに酵母や糸状菌からの煩雑な抽出法しか知ら
れていない。 上記に対し本発明者らは種々研究の結果、アデ
ノシン−5′−三リン酸(以下、ATPと略称する)
とL−メチオニンから効率よくS−AMを製造す
ることのできる新規製法を確立するに到つた。 (発明の構成及び効果) すなわち、本発明によれば、当該S−AMはサ
ツカロミセス属に属しATPとL−メチオニンか
らS−AMを生成せしめる微生物の菌体もしくは
その処理物と、エシエリヒア属に属しATP前駆
体からATPを生成せしめる微生物の菌体もしく
はその処理物の存在下に、ATPもしくはその前
駆体とL−メチオニンを反応せしめることにより
製することができる。 上記本発明の反応は次の如き態様により実施す
ることができる。 (但し、式中、L−MetはL−メチオニン、Piは
無機リン酸、EAはATPとL−メチオニンとから
S−AMを生成せしめるサツカロミセス属微生物
の菌体もしくはその処理物、EBはエシエリヒア
属微生物の菌体もしくはその処理物をそれぞれ表
す。) 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明において、ATPとL−メチオニンとか
らS−AMを生成せしめるサツカロミセス属微生
物としては、S−AMの生合成に関与する酵素
(例えば、メチオニン・アデノシルトランスフエ
ラーゼ等)を含有する微生物があげられ、かかる
微生物としては、例えばサツカロミセス・セレビ
ジエIFO2044)等があげられる。また菌体処理物
としては乾燥菌体、有機溶媒処理菌体、界面活性
剤処理菌体、菌体からの無細胞抽出液、該抽出液
から精製されたメチオニン・アデノシルトランス
フエラーゼなどがあげられる。 また、ATP前駆体からATPを生成せしめるエ
シエリヒア属微生物としては、例えばアデノシン
やアデノシン−5′−二リン酸(以下、ADPと略
称する)のようなATP前駆体からATPを生成せ
しめる反応を触媒する酵素、とりわけアデノシン
とリン酸供与体(例えばアセチルリン酸)から
ATPを生成する反応を触媒する解糖系酵素、
ADPとリン酸供与体からATPを生成する反応を
触媒するアセテートキナーゼもしくはピルビン酸
キナーゼなどを含有する微生物があげられる。か
かる微生物としては、例えば、エシエリヒア・コ
リB株ATCC23226などがあげられる。また、菌
体処理物としては上記と同様、乾燥菌体、有機溶
媒処理菌体、界面活性剤処理菌体、菌体からの無
細胞抽出液、該抽出液から精製された酵素などが
あげられる。 反応は、上記ATPとL−メチオニンとからS
−AMを生成せしめるサツカロミセス属微生物ま
たはその菌体処理物、ATP前駆体からATPを生
成せしめるエシエリヒア属微生物もしくはその菌
体処理物、ATPもしくはその前駆体、リン酸供
与体、L−メチオニン及び塩化マグネシウムを適
量含有する緩衝液中で実施できる。 反応に用いられる緩衝液としては、例えばリン
酸緩衝液、トリス塩酸緩衝液などがあげられ、そ
の濃度は約25〜200mM、とりわけ50〜100mMが
好ましい。反応液中のATP濃度は約5〜60mM、
とりわけ10〜20mM、ATP前駆体濃度はADPで
あれば約5〜20mM、とりわけ約10〜15mM、ア
デノシンであれば約10〜60mM、とりわけ約20〜
40mMであるのが好ましい。また、リン酸供与体
濃度はATP濃度の約1〜2倍、好ましくは1.5倍
程度用いるのが適当である。L−メチオニン濃度
は約5〜60mM、とりわけ10〜40mMであるのが
好ましい。更に、塩化マグネシウム濃度は約5〜
20mM、とりわけ10mMであるのが好ましい。 反応はPH約6〜9、とりわけ7〜8、温度約20
から50℃、とりわけ30〜40℃の条件下で好適に進
行する。 かくして、本発明によれば原料として供給した
ATPがATP分解酵素により分解され、ADPが生
成してくるが、この反応にATP前駆体よりATP
を生成せしめるエシエリヒア属微生物もしくはそ
の菌体処理物を存在させることにより、ADPを
ATPに再生し、S−AMの生成反応を効率よく
実施することができる。 また、ATPにかえてその前駆体を用いた場合
でも上記エシエリヒア属微生物もしくはその菌体
処理物を存在させることによりすみやかにATP
前駆体からATPが生成し、効率よくS−AMを
生成せしめることができる。 更に、本発明によれば、ATPとL−メチオニ
ンとからS−AMを生成せしめるサツカロミセス
属微生物またはその菌体処理物とATP前駆体か
らATPを生成せしめるエシエリヒア属微生物も
しくはその菌体処理物はそれぞれ単独もしくは両
者を同時に高分子重合体のゲル格子内に封入し固
定化しても上記酵素反応に使用することができ
る。これら微生物またはその菌体処理物の固定化
は固定化微生物や固定化酵素の調製に採用されて
いる、例えばポリアクリルアミドゲル包括法、カ
ラギーナンゲル包括法、寒天ゲル包括法、ポリビ
ニルアルコールゲル包括法、コラーゲンゲル包活
法、アルギン酸ゲル包括法等の方法によつて実施
することができ、かくして該菌体もしくは菌体処
理物の固定化物を得ることができる。例えばポリ
アクリルアミドゲル包括性によつてATPとL−
メチオニンとからS−AMを生成せしめるサツカ
ロミセス属微生物またはその菌体処理物を固定化
する場合には、これら菌体もしくは菌体処理物の
水懸濁液にアクリルアミドモノマー、架橋剤(例
えばN,N−メチレンビスアクリルアミド)、重
合促進剤〔例えばβ−(ジメチルアミノ)プロピ
オニトリル〕、重合開始剤(例えば過硫酸ナトリ
ウム)を加えてゲル化させることにより目的の固
定化物を得ることができる。また、カラギーナン
ゲル包括法の場合は、微生物菌体またはその菌体
処理物をカラギーナン水溶液に懸濁し、この懸濁
液にゲル化剤(例えば塩化カリウム)を接触させ
てゲル化させることにより目的の固定化物を得る
ことができる。これらの固定化物は界面活性剤或
いは有機溶媒で処理すれば、原料あるいは産物の
ゲル透過性を改善することができるのでS−AM
の生成に有利である。 また、上記の微生物またはその菌体処理物の固
定化物は、酵素反応に際し繰り返し使用し得るだ
けでなく該固定化物を用いる酵素反応はバツチ法
のみならず、カラム法によつても実施することが
でき、特にカラム法による場合、S−AMを連続
的に製造することができる。 実施例 1 (1) 風乾酵母の調製: グルコース5%、カザミノ酸1.5%、リン酸
第一カリウム0.1%、リン酸第二カリウム0.1
%、硫酸マグネシウム・7水塩0.03%および酵
母エキス1.5%を含む培地(PH5.0)にサツカロ
ミセス・セレビジエIFO2044を培養し、培養物
より上記酵母菌体を集める。該菌体を生理食塩
水で1回洗浄し、通風下20時間室温で乾燥させ
た後、デシケーター中で減圧乾燥する。 (2) 風乾大腸菌の調製 グルコール0.5%、ペプトン1.0%、酵母エキ
ス1.3%、肉エキス0.5%および食塩0.5%を含む
培地(PH7.0)にエシエリヒア・コリ・B株
ATCC23226を培養し、培養物より上記大腸菌
菌体を集める。この菌体を生理食塩水で一回洗
浄した後、通風下20時間室温で乾燥し、更にデ
シケーター中で減圧乾燥する。 (3) S−AMの生成および結果: (1)及び(2)で得られた風乾酵母及び風乾大腸菌
を下記第1表に示す量(いずれも湿重量)用
い、これにATP20mM、アセチルリン酸30m
M、L−メチオニン20mM、塩化マグネシウム
50mM、トリス塩酸緩衝液(PH7.5)100mMを
加えて全量2.0mlとし、37℃で震盪下に180分間
反応させる。反応液に過塩素酸を最終濃度0.5
%となるように加えて反応を停止する。反応停
止液を遠心分離して菌体残査を除去し、上澄液
中のS−AMを定量した。 S−AMの定量は所定量の上澄液をダウエツ
クス50W(Na+)カラムに導通して吸着させた
後、4M硫酸で溶出し、溶出液の260nmにおけ
る紫外吸収を測定することにより行つた(以下
同)。 S−AM生成量は下記第1表の通りであつ
た。
規製法に関する。 (従来技術) S−アデノシル−L−メチオニン(以下、S−
AMと略称する)は広く生体内に存在し、種々の
トランスフエラーゼによるメチル化反応のメチル
基供与体としての高い利用価値の他、種々の代謝
不調疾患に対する医療用としての利用が大いに期
待されている。しかしながら、このように生化学
的に重要な意味を持ち、医療用、研究用等に広く
その用途が期待されているにもかかわらず、現在
のところ、S−AMの工業的製造法としては、わ
ずかに酵母や糸状菌からの煩雑な抽出法しか知ら
れていない。 上記に対し本発明者らは種々研究の結果、アデ
ノシン−5′−三リン酸(以下、ATPと略称する)
とL−メチオニンから効率よくS−AMを製造す
ることのできる新規製法を確立するに到つた。 (発明の構成及び効果) すなわち、本発明によれば、当該S−AMはサ
ツカロミセス属に属しATPとL−メチオニンか
らS−AMを生成せしめる微生物の菌体もしくは
その処理物と、エシエリヒア属に属しATP前駆
体からATPを生成せしめる微生物の菌体もしく
はその処理物の存在下に、ATPもしくはその前
駆体とL−メチオニンを反応せしめることにより
製することができる。 上記本発明の反応は次の如き態様により実施す
ることができる。 (但し、式中、L−MetはL−メチオニン、Piは
無機リン酸、EAはATPとL−メチオニンとから
S−AMを生成せしめるサツカロミセス属微生物
の菌体もしくはその処理物、EBはエシエリヒア
属微生物の菌体もしくはその処理物をそれぞれ表
す。) 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明において、ATPとL−メチオニンとか
らS−AMを生成せしめるサツカロミセス属微生
物としては、S−AMの生合成に関与する酵素
(例えば、メチオニン・アデノシルトランスフエ
ラーゼ等)を含有する微生物があげられ、かかる
微生物としては、例えばサツカロミセス・セレビ
ジエIFO2044)等があげられる。また菌体処理物
としては乾燥菌体、有機溶媒処理菌体、界面活性
剤処理菌体、菌体からの無細胞抽出液、該抽出液
から精製されたメチオニン・アデノシルトランス
フエラーゼなどがあげられる。 また、ATP前駆体からATPを生成せしめるエ
シエリヒア属微生物としては、例えばアデノシン
やアデノシン−5′−二リン酸(以下、ADPと略
称する)のようなATP前駆体からATPを生成せ
しめる反応を触媒する酵素、とりわけアデノシン
とリン酸供与体(例えばアセチルリン酸)から
ATPを生成する反応を触媒する解糖系酵素、
ADPとリン酸供与体からATPを生成する反応を
触媒するアセテートキナーゼもしくはピルビン酸
キナーゼなどを含有する微生物があげられる。か
かる微生物としては、例えば、エシエリヒア・コ
リB株ATCC23226などがあげられる。また、菌
体処理物としては上記と同様、乾燥菌体、有機溶
媒処理菌体、界面活性剤処理菌体、菌体からの無
細胞抽出液、該抽出液から精製された酵素などが
あげられる。 反応は、上記ATPとL−メチオニンとからS
−AMを生成せしめるサツカロミセス属微生物ま
たはその菌体処理物、ATP前駆体からATPを生
成せしめるエシエリヒア属微生物もしくはその菌
体処理物、ATPもしくはその前駆体、リン酸供
与体、L−メチオニン及び塩化マグネシウムを適
量含有する緩衝液中で実施できる。 反応に用いられる緩衝液としては、例えばリン
酸緩衝液、トリス塩酸緩衝液などがあげられ、そ
の濃度は約25〜200mM、とりわけ50〜100mMが
好ましい。反応液中のATP濃度は約5〜60mM、
とりわけ10〜20mM、ATP前駆体濃度はADPで
あれば約5〜20mM、とりわけ約10〜15mM、ア
デノシンであれば約10〜60mM、とりわけ約20〜
40mMであるのが好ましい。また、リン酸供与体
濃度はATP濃度の約1〜2倍、好ましくは1.5倍
程度用いるのが適当である。L−メチオニン濃度
は約5〜60mM、とりわけ10〜40mMであるのが
好ましい。更に、塩化マグネシウム濃度は約5〜
20mM、とりわけ10mMであるのが好ましい。 反応はPH約6〜9、とりわけ7〜8、温度約20
から50℃、とりわけ30〜40℃の条件下で好適に進
行する。 かくして、本発明によれば原料として供給した
ATPがATP分解酵素により分解され、ADPが生
成してくるが、この反応にATP前駆体よりATP
を生成せしめるエシエリヒア属微生物もしくはそ
の菌体処理物を存在させることにより、ADPを
ATPに再生し、S−AMの生成反応を効率よく
実施することができる。 また、ATPにかえてその前駆体を用いた場合
でも上記エシエリヒア属微生物もしくはその菌体
処理物を存在させることによりすみやかにATP
前駆体からATPが生成し、効率よくS−AMを
生成せしめることができる。 更に、本発明によれば、ATPとL−メチオニ
ンとからS−AMを生成せしめるサツカロミセス
属微生物またはその菌体処理物とATP前駆体か
らATPを生成せしめるエシエリヒア属微生物も
しくはその菌体処理物はそれぞれ単独もしくは両
者を同時に高分子重合体のゲル格子内に封入し固
定化しても上記酵素反応に使用することができ
る。これら微生物またはその菌体処理物の固定化
は固定化微生物や固定化酵素の調製に採用されて
いる、例えばポリアクリルアミドゲル包括法、カ
ラギーナンゲル包括法、寒天ゲル包括法、ポリビ
ニルアルコールゲル包括法、コラーゲンゲル包活
法、アルギン酸ゲル包括法等の方法によつて実施
することができ、かくして該菌体もしくは菌体処
理物の固定化物を得ることができる。例えばポリ
アクリルアミドゲル包括性によつてATPとL−
メチオニンとからS−AMを生成せしめるサツカ
ロミセス属微生物またはその菌体処理物を固定化
する場合には、これら菌体もしくは菌体処理物の
水懸濁液にアクリルアミドモノマー、架橋剤(例
えばN,N−メチレンビスアクリルアミド)、重
合促進剤〔例えばβ−(ジメチルアミノ)プロピ
オニトリル〕、重合開始剤(例えば過硫酸ナトリ
ウム)を加えてゲル化させることにより目的の固
定化物を得ることができる。また、カラギーナン
ゲル包括法の場合は、微生物菌体またはその菌体
処理物をカラギーナン水溶液に懸濁し、この懸濁
液にゲル化剤(例えば塩化カリウム)を接触させ
てゲル化させることにより目的の固定化物を得る
ことができる。これらの固定化物は界面活性剤或
いは有機溶媒で処理すれば、原料あるいは産物の
ゲル透過性を改善することができるのでS−AM
の生成に有利である。 また、上記の微生物またはその菌体処理物の固
定化物は、酵素反応に際し繰り返し使用し得るだ
けでなく該固定化物を用いる酵素反応はバツチ法
のみならず、カラム法によつても実施することが
でき、特にカラム法による場合、S−AMを連続
的に製造することができる。 実施例 1 (1) 風乾酵母の調製: グルコース5%、カザミノ酸1.5%、リン酸
第一カリウム0.1%、リン酸第二カリウム0.1
%、硫酸マグネシウム・7水塩0.03%および酵
母エキス1.5%を含む培地(PH5.0)にサツカロ
ミセス・セレビジエIFO2044を培養し、培養物
より上記酵母菌体を集める。該菌体を生理食塩
水で1回洗浄し、通風下20時間室温で乾燥させ
た後、デシケーター中で減圧乾燥する。 (2) 風乾大腸菌の調製 グルコール0.5%、ペプトン1.0%、酵母エキ
ス1.3%、肉エキス0.5%および食塩0.5%を含む
培地(PH7.0)にエシエリヒア・コリ・B株
ATCC23226を培養し、培養物より上記大腸菌
菌体を集める。この菌体を生理食塩水で一回洗
浄した後、通風下20時間室温で乾燥し、更にデ
シケーター中で減圧乾燥する。 (3) S−AMの生成および結果: (1)及び(2)で得られた風乾酵母及び風乾大腸菌
を下記第1表に示す量(いずれも湿重量)用
い、これにATP20mM、アセチルリン酸30m
M、L−メチオニン20mM、塩化マグネシウム
50mM、トリス塩酸緩衝液(PH7.5)100mMを
加えて全量2.0mlとし、37℃で震盪下に180分間
反応させる。反応液に過塩素酸を最終濃度0.5
%となるように加えて反応を停止する。反応停
止液を遠心分離して菌体残査を除去し、上澄液
中のS−AMを定量した。 S−AMの定量は所定量の上澄液をダウエツ
クス50W(Na+)カラムに導通して吸着させた
後、4M硫酸で溶出し、溶出液の260nmにおけ
る紫外吸収を測定することにより行つた(以下
同)。 S−AM生成量は下記第1表の通りであつ
た。
【表】
実施例 2
実施例1において、風乾酵母100mg/ml及び風
乾大腸菌10mg/ml(いずれも湿重量として)を用
いる反応を下記第2表に示す如く種々PHを変え、
更にカリウムイオン又はアンモニウムイオンの存
在もしくは非存在下に行つた。そのときのS−
AMの生成量は第2表の通りであつた。
乾大腸菌10mg/ml(いずれも湿重量として)を用
いる反応を下記第2表に示す如く種々PHを変え、
更にカリウムイオン又はアンモニウムイオンの存
在もしくは非存在下に行つた。そのときのS−
AMの生成量は第2表の通りであつた。
【表】
実施例 3
実施例1において、風乾酵母100mg/ml及び風
乾大腸菌10mg/ml(いずれも湿重量として)を用
いる反応を実施するに際し、反応開始後1.5時間
毎に実施例1と同量のアセチルリン酸を追加し
た。そのときの生成したS−AM量は1.12mg/ml
であつた。 実施例 4 実施例1で得た酵母菌体及び大腸菌菌体を別個
にポリアクリルアミドゲル内に包括固定化する。
固定化は両菌体とも次のようにして行つた。湿菌
20gを30%塩化カリウム水溶液30mlにけん濁し、
これにアクリルアミドモノマー5g及びN,
N′−メチレン−ビス−アクリルアミド0.25gを水
15mlに溶解せる溶液を加える。これに5%β−
(ジメチルアミノ)プロピオニトリル6mlを加え、
更に過硫酸カリウム0.4gを水6mlに溶解せる溶
液を加えてゲル化させる。得られるゲル50g(湿
重量)をL−メチオニンを含むトリス塩酸緩衝液
(PH7.5)にけん濁し、トルエンを10%W/Vとな
るように加えて室温下30〜120分間撹拌処理する。
得られた固定化酵母及び固定化大腸菌を下記第3
表に示す量比で用い、実施例1と同一条件下(但
し反応液量を4mlとした。)に反応させる。その
ときの生成したS−AM量は第3表の如くであつ
た。
乾大腸菌10mg/ml(いずれも湿重量として)を用
いる反応を実施するに際し、反応開始後1.5時間
毎に実施例1と同量のアセチルリン酸を追加し
た。そのときの生成したS−AM量は1.12mg/ml
であつた。 実施例 4 実施例1で得た酵母菌体及び大腸菌菌体を別個
にポリアクリルアミドゲル内に包括固定化する。
固定化は両菌体とも次のようにして行つた。湿菌
20gを30%塩化カリウム水溶液30mlにけん濁し、
これにアクリルアミドモノマー5g及びN,
N′−メチレン−ビス−アクリルアミド0.25gを水
15mlに溶解せる溶液を加える。これに5%β−
(ジメチルアミノ)プロピオニトリル6mlを加え、
更に過硫酸カリウム0.4gを水6mlに溶解せる溶
液を加えてゲル化させる。得られるゲル50g(湿
重量)をL−メチオニンを含むトリス塩酸緩衝液
(PH7.5)にけん濁し、トルエンを10%W/Vとな
るように加えて室温下30〜120分間撹拌処理する。
得られた固定化酵母及び固定化大腸菌を下記第3
表に示す量比で用い、実施例1と同一条件下(但
し反応液量を4mlとした。)に反応させる。その
ときの生成したS−AM量は第3表の如くであつ
た。
【表】
実施例 5
実施例1で得た酵母菌体及び大腸菌菌体を下記
第4表に示す量比で混合した後、混合菌体20gを
実施例4と同様にしてポリアクリルアミドゲルに
固定化し、トルエン処理する。この固定化菌体1
gを用い、実施例1と同一条件下に反応させる。
そのときの生成したS−AM量は第4表の如くで
あつた。
第4表に示す量比で混合した後、混合菌体20gを
実施例4と同様にしてポリアクリルアミドゲルに
固定化し、トルエン処理する。この固定化菌体1
gを用い、実施例1と同一条件下に反応させる。
そのときの生成したS−AM量は第4表の如くで
あつた。
【表】
実施例 6
実施例5で調製した第4表中()の固定化菌
体を用い、実施例5と同一条件下に反応を繰り返
し行つた。そのときの生成したS−AM量は第5
表の如くであり、該固定化菌体はS−AMの製造
に連続して使用できることが認められた。
体を用い、実施例5と同一条件下に反応を繰り返
し行つた。そのときの生成したS−AM量は第5
表の如くであり、該固定化菌体はS−AMの製造
に連続して使用できることが認められた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 サツカロミセス属に属しアデノシン−5′−三
リン酸とL−メチオニンからS−アデノシル−L
−メチオニンを生成せしめる微生物の菌体もしく
はその処理物と、エシエリヒア属に属しアデノシ
ン−5′−三リン酸前駆体からアデノシン−5′−三
リン酸を生成せしめる微生物の菌体もしくはその
処理物の存在下に、アデノシン−5′−三リン酸も
しくはその前駆体とL−メチオニンを反応せしめ
ることを特徴とするS−アデノシル−L−メチオ
ニンの製法。 2 サツカロミセス属に属しアデノシン−5′−三
リン酸とL−メチオニンからS−アデノシル−L
−メチオニンを生成せしめる微生物の菌体もしく
はその処理物と、エシエリヒア属に属しアデノシ
ン−5′−三リン酸前駆体からアデノシン−5′−三
リン酸を生成せしめる微生物の菌体もしくはその
処理物を、それぞれ単独で、または両者を混合し
て、高分子重合体のゲル格子内に封入せしめて固
定化し、該固定化物の存在下に酵素反応を行う特
許請求の範囲第1項記載の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP321479A JPS5596099A (en) | 1979-01-12 | 1979-01-12 | Production of s-adenosyl-l-methionine using enzyme |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP321479A JPS5596099A (en) | 1979-01-12 | 1979-01-12 | Production of s-adenosyl-l-methionine using enzyme |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5596099A JPS5596099A (en) | 1980-07-21 |
| JPS6314957B2 true JPS6314957B2 (ja) | 1988-04-02 |
Family
ID=11551185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP321479A Granted JPS5596099A (en) | 1979-01-12 | 1979-01-12 | Production of s-adenosyl-l-methionine using enzyme |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5596099A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6078594A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-04 | Yamasa Shoyu Co Ltd | S−アデノシル−l−メチオニンの製造法 |
| WO2009081833A1 (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-02 | Kaneka Corporation | 安定化された(ss)-s-アデノシル-l-メチオニンを含有する微生物乾燥菌体又は微生物エキス、及びその製造方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AR221676A1 (es) * | 1974-07-12 | 1981-03-13 | Bioresearch Sas | Procedimiento para la preparacion de sales estables sulfonicas y/o sulfuricas de la s-adenosil-l-metionina,particularmente utiles como donadores especificos de metilo para las reacciones bioquimicas de transferencia del grupo ch3;asi como tambien las reacciones fundamentales en el metabolismo lipilico,protilico y glucidico |
| JPS51144789A (en) * | 1975-06-05 | 1976-12-13 | Kanebo Ltd | Process for preparing glutathione |
| JPS535752A (en) * | 1976-07-06 | 1978-01-19 | Tokai Rika Co Ltd | Dc load control unit |
| JPS548794A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-23 | Yamasa Shoyu Co Ltd | Preparation of s-adenosyl-l-methionine |
-
1979
- 1979-01-12 JP JP321479A patent/JPS5596099A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5596099A (en) | 1980-07-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH02231091A (ja) | フルクトース―1,6―二リン酸の製造法 | |
| West | Exopolysaccharide production by entrapped cells of the fungus Aureobasidium pullulans ATCC 201253 | |
| WO1990010080A1 (fr) | Production de nucleoside | |
| JPS58162293A (ja) | 固定化微生物の調製法 | |
| JPS6314957B2 (ja) | ||
| PT98863B (pt) | Processo para a transformacao continua de derivados de cefalosporinas em derivados do acido glutaril-7-aminocefalosporanico | |
| JP3080771B2 (ja) | ジヌクレオシドポリリン酸又はその誘導体の製造方法 | |
| KR920005726B1 (ko) | 리보누클레오시드(ribonucleoside)의 제조방법 | |
| JPS6336755B2 (ja) | ||
| JPS6141555B2 (ja) | ||
| JP2817746B2 (ja) | ラミナリビオースの製造方法 | |
| JPS6031480B2 (ja) | グルタチオンの製造法 | |
| JPH0157959B2 (ja) | ||
| JPH0260318B2 (ja) | ||
| JPS599158B2 (ja) | シチジン二リン酸コリンの製造法 | |
| KR920009514B1 (ko) | 5'-아데닐산 재생계를 이용한 연속적 5'-구아닐산의 제조방법 | |
| JPH0634744B2 (ja) | γ−L−グルタミル−L−α−アミノ−n−ブチリルグリシンの製造方法 | |
| WO2017174037A1 (zh) | 微生物发酵生产n-乙酰-d-氨基葡萄糖和/或d-氨基葡萄糖盐的方法 | |
| JPH0322160B2 (ja) | ||
| JPH05137572A (ja) | 耐熱性アデノシン−5’−3リン酸スルフリラーゼ及びその製造法 | |
| JPH0327198B2 (ja) | ||
| JPS6336756B2 (ja) | ||
| JPS59179094A (ja) | トリアゾ−ルデオキシリボヌクレオシドの製造法 | |
| JPH0231686A (ja) | トリフルオロチミジンの製造方法 | |
| JPS6029479B2 (ja) | ヌクレオシド−5′−三燐酸の製造法 |