JPS6317200B2 - - Google Patents
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- JPS6317200B2 JPS6317200B2 JP55171545A JP17154580A JPS6317200B2 JP S6317200 B2 JPS6317200 B2 JP S6317200B2 JP 55171545 A JP55171545 A JP 55171545A JP 17154580 A JP17154580 A JP 17154580A JP S6317200 B2 JPS6317200 B2 JP S6317200B2
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- JP
- Japan
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- radiation image
- image conversion
- conversion panel
- phosphor layer
- colored
- Prior art date
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- Expired
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C5/00—Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
- G03C5/16—X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—HANDLING OF PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K4/00—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は輝尽性螢光体を用いた放射線像変換パ
ネルに関するものである。さらに詳しくは本発明
は鮮鋭度の高い画像を与える着色剤によつて着色
された該放射線像変換パネルにおいて、特にコン
トラストの高い画像を与える放射線像変換パネル
に関するものである。
ネルに関するものである。さらに詳しくは本発明
は鮮鋭度の高い画像を与える着色剤によつて着色
された該放射線像変換パネルにおいて、特にコン
トラストの高い画像を与える放射線像変換パネル
に関するものである。
従来放射線像を画像として得るのには、銀塩感
光材料からなる乳剤層を有する放射線写真フイル
ムと増感紙とを組合わせた、いわゆる放射線写真
法が利用されているが、近年銀資源の枯渇等の問
題から銀塩を使用しないで放射線像を画像化する
方法が望まれるようになつた。
光材料からなる乳剤層を有する放射線写真フイル
ムと増感紙とを組合わせた、いわゆる放射線写真
法が利用されているが、近年銀資源の枯渇等の問
題から銀塩を使用しないで放射線像を画像化する
方法が望まれるようになつた。
銀塩を使用しない放射線像変換方法の1つとし
て、米国特許第3859527号明細書等に記載されて
いる方法が注目されている。この放射線像変換方
法は輝尽性螢光体(放射線を照射した後、可視光
線および赤外線から選ばれる電磁波で励起すると
発光を示す螢光体、ここで放射線とはX線、α
線、β線、γ線、高エネルギー中性子線、電子
線、真空紫外線、紫外線等の電磁波あるいは粒子
線をいう。)からなる放射線像変換パネルを利用
するもので、被写体を透過した放射線を該パネル
の輝尽性螢光体に吸収せしめ、しかる後該パネル
を可視光線および赤外線から選ばれる電磁波(以
下「励起光」と称する)で走査し、輝尽性螢光体
中に蓄積された放射線像を輝尽発光として時系列
化して取り出し、これを電気的に処理して画像化
するものである。
て、米国特許第3859527号明細書等に記載されて
いる方法が注目されている。この放射線像変換方
法は輝尽性螢光体(放射線を照射した後、可視光
線および赤外線から選ばれる電磁波で励起すると
発光を示す螢光体、ここで放射線とはX線、α
線、β線、γ線、高エネルギー中性子線、電子
線、真空紫外線、紫外線等の電磁波あるいは粒子
線をいう。)からなる放射線像変換パネルを利用
するもので、被写体を透過した放射線を該パネル
の輝尽性螢光体に吸収せしめ、しかる後該パネル
を可視光線および赤外線から選ばれる電磁波(以
下「励起光」と称する)で走査し、輝尽性螢光体
中に蓄積された放射線像を輝尽発光として時系列
化して取り出し、これを電気的に処理して画像化
するものである。
ところで従来の放射線写真法における画像の鮮
鋭度が増感紙中の螢光体の瞬時発光(放射線照射
時の発光)の広がりによつて決定されるのは周知
の通りである。これに対して上述の輝尽性螢光体
を利用した放射線像変換方法における画像の鮮鋭
度は放射線像変換パネル中の螢光体の輝尽発光の
広がりによつて決定されるのではなく、すなわ
ち、放射線写真法におけるように螢光体の発光の
広がりによつて決定されるのではなく、励起光の
該パネル内での広がりに依存して決まる。なぜな
らばこの放射線像変換方法においては、放射線像
変換パネルに蓄積された放射線像情報は時系列化
されて取り出されるので、ある時間tiに照射され
た励起光による輝尽発光は望ましくは全て採光さ
れその時間に励起光が照射されていた該パネル上
のある画素xi,yiからの出力として記録される
が、もし励起光が該パネル内で散乱等により広が
り、照射画素xi,yiの外側に存在する螢光体をも
励起してしまうと、上記xi,yiなる画素からの出
力としてその画素よりも広い領域からの出力が記
録されてしまうからである。従つて、ある時間ti
に照射された励起光による輝尽発光が、その時間
tiに励起光が真に照射されていた該パネル上の画
素xi,yiからの発光のみであれば、その発光がい
かなる広がりを持つものであろうと得られる画像
の鮮鋭度には影響がないのである。
鋭度が増感紙中の螢光体の瞬時発光(放射線照射
時の発光)の広がりによつて決定されるのは周知
の通りである。これに対して上述の輝尽性螢光体
を利用した放射線像変換方法における画像の鮮鋭
度は放射線像変換パネル中の螢光体の輝尽発光の
広がりによつて決定されるのではなく、すなわ
ち、放射線写真法におけるように螢光体の発光の
広がりによつて決定されるのではなく、励起光の
該パネル内での広がりに依存して決まる。なぜな
らばこの放射線像変換方法においては、放射線像
変換パネルに蓄積された放射線像情報は時系列化
されて取り出されるので、ある時間tiに照射され
た励起光による輝尽発光は望ましくは全て採光さ
れその時間に励起光が照射されていた該パネル上
のある画素xi,yiからの出力として記録される
が、もし励起光が該パネル内で散乱等により広が
り、照射画素xi,yiの外側に存在する螢光体をも
励起してしまうと、上記xi,yiなる画素からの出
力としてその画素よりも広い領域からの出力が記
録されてしまうからである。従つて、ある時間ti
に照射された励起光による輝尽発光が、その時間
tiに励起光が真に照射されていた該パネル上の画
素xi,yiからの発光のみであれば、その発光がい
かなる広がりを持つものであろうと得られる画像
の鮮鋭度には影響がないのである。
上述の放射線像変換方法に用いられる放射線像
変換パネルは、輝尽性螢光体を適当な結合剤中に
分散してなる螢光体層を少なくとも有するもので
ある。螢光体層が自己支持性のものである場合に
は螢光体層自体が放射線像変換パネルとなり得る
が、一般には螢光体層は適当な支持体上に設けら
れて放射線像変換パネルが構成される。さらに通
常は螢光体層の片面(支持体が設けられる面とは
反対側の面)に螢光体層を物理的にあるいは化学
的に保護するための保護膜が設けられる。また螢
光体層と支持体とをより密接に接着させる目的で
螢光体層と支持体との間に下塗り層が設けられる
場合もある。このような構成の従来の放射線像変
換パネルにおいては、螢光体層におけるイラジエ
ーシヨン、保護膜、下塗り層および支持体におけ
るハレーシヨン等によつて該パネル内で励起光が
比較的大きく広がつてしまい、従つて高鮮鋭度の
画像を得ることができない。
変換パネルは、輝尽性螢光体を適当な結合剤中に
分散してなる螢光体層を少なくとも有するもので
ある。螢光体層が自己支持性のものである場合に
は螢光体層自体が放射線像変換パネルとなり得る
が、一般には螢光体層は適当な支持体上に設けら
れて放射線像変換パネルが構成される。さらに通
常は螢光体層の片面(支持体が設けられる面とは
反対側の面)に螢光体層を物理的にあるいは化学
的に保護するための保護膜が設けられる。また螢
光体層と支持体とをより密接に接着させる目的で
螢光体層と支持体との間に下塗り層が設けられる
場合もある。このような構成の従来の放射線像変
換パネルにおいては、螢光体層におけるイラジエ
ーシヨン、保護膜、下塗り層および支持体におけ
るハレーシヨン等によつて該パネル内で励起光が
比較的大きく広がつてしまい、従つて高鮮鋭度の
画像を得ることができない。
輝尽性螢光体を用いた放射線像変換パネルにお
ける上述のような欠点を改良するものとして、本
出願人は先に着色剤によつて着色された放射線像
変換パネルを特許出願した(特願昭54−71604
号)。この特許出願の放射線像変換パネルは輝尽
性螢光体を結合剤中に分散してなる螢光体層を有
する放射線像変換パネルにおいて、該放射線像変
換パネルが着色剤によつて該放射線像変換パネル
の上記輝尽性螢光体の励起光波長領域における平
均反射率が該放射線像変換パネルの上記輝尽性螢
光体の輝尽発光波長領域における平均反射率より
小さくなるように着色されていることを特徴とす
る。このような放射線像変換パネルにおいては、
着色剤の励起光吸収によつて該パネネル内におけ
る励起光の広がりを抑制することができ、その結
果鮮鋭度が著しく向上した画像を得ることができ
る。
ける上述のような欠点を改良するものとして、本
出願人は先に着色剤によつて着色された放射線像
変換パネルを特許出願した(特願昭54−71604
号)。この特許出願の放射線像変換パネルは輝尽
性螢光体を結合剤中に分散してなる螢光体層を有
する放射線像変換パネルにおいて、該放射線像変
換パネルが着色剤によつて該放射線像変換パネル
の上記輝尽性螢光体の励起光波長領域における平
均反射率が該放射線像変換パネルの上記輝尽性螢
光体の輝尽発光波長領域における平均反射率より
小さくなるように着色されていることを特徴とす
る。このような放射線像変換パネルにおいては、
着色剤の励起光吸収によつて該パネネル内におけ
る励起光の広がりを抑制することができ、その結
果鮮鋭度が著しく向上した画像を得ることができ
る。
上記特願昭54−71604号には着色剤として有機
系着色剤あるいは無機系着色剤のいずれも使用す
ることができることが記載されている。事実有機
系着色剤あるいは無機系着色剤のいずれを使用し
た場合でもその着色剤が励起光を吸収するもので
あれば鮮鋭度の高い画像を与える放射線像変換パ
ネルを得ることができる。しかしながら以下に述
べるように、粒状性およびコントラストのような
放射線像変換パネルのその他の画像特性は使用さ
れる着色剤に依存してかなり変化することがその
後の研究によつて判明した。
系着色剤あるいは無機系着色剤のいずれも使用す
ることができることが記載されている。事実有機
系着色剤あるいは無機系着色剤のいずれを使用し
た場合でもその着色剤が励起光を吸収するもので
あれば鮮鋭度の高い画像を与える放射線像変換パ
ネルを得ることができる。しかしながら以下に述
べるように、粒状性およびコントラストのような
放射線像変換パネルのその他の画像特性は使用さ
れる着色剤に依存してかなり変化することがその
後の研究によつて判明した。
上記特願昭54−71604号に開示されている着色
剤によつて着色された放射線像変換パネルにおい
ては、一般に着色剤として有機系着色剤を用いた
場合の方が無機系着色剤を用いた場合よりも粒状
性の良好な画像を与える放射線像変換パネルを得
ることができる。これは一般に有機系着色剤の粒
子径が無機系着色剤の粒子径に比較して著しく小
さいためである。従つて、放射線像変換パネルの
粒状性の点からは着色剤として有機系着色剤を用
いるのが好ましい。しかしながら、上記特願昭54
−71604号に具体的に記載されている有機系着色
剤を用いる場合には、一般にコントラストの低い
画像を与える放射線像変換パネルしか得ることが
できない。これは上記特願昭54−71604号に具体
的に記載されている有機系着色剤はいずれも励起
光(使用される輝尽性螢光体に依存して一般に
500乃至800nmの波長領域にある)の照射を受け
ると該励起光よりも長波長領域(一般に赤色乃至
赤外領域)に発光を示し、この発光の少なくとも
一部が放射線像変換パネル全面に亘つてノイズと
して再生されるからである。上記特願昭54−
71604号の実施例1には、BaFBr:Eu2+螢光体か
らなり、有機系青色着色剤ザポンフアストブルー
3G(ヘキスト製)によつて着色された螢光体層を
有する放射線像変換パネルにX線を照射し、しか
る後パネルをHe―Neレーザー光(波長633nm)
で走査して励起し、螢光体層から放射される輝尽
発光で受光器で受光して電気信号に変換し、これ
を画像再生装置によつて画像として再生して表示
装置上に画像を得る放射線像変換が述べられてい
るが、この場合を例にとつて上記励起光による有
機系着色剤の発光に起因する再生画像のコントラ
ストの低下を以下に具体的に説明する。
剤によつて着色された放射線像変換パネルにおい
ては、一般に着色剤として有機系着色剤を用いた
場合の方が無機系着色剤を用いた場合よりも粒状
性の良好な画像を与える放射線像変換パネルを得
ることができる。これは一般に有機系着色剤の粒
子径が無機系着色剤の粒子径に比較して著しく小
さいためである。従つて、放射線像変換パネルの
粒状性の点からは着色剤として有機系着色剤を用
いるのが好ましい。しかしながら、上記特願昭54
−71604号に具体的に記載されている有機系着色
剤を用いる場合には、一般にコントラストの低い
画像を与える放射線像変換パネルしか得ることが
できない。これは上記特願昭54−71604号に具体
的に記載されている有機系着色剤はいずれも励起
光(使用される輝尽性螢光体に依存して一般に
500乃至800nmの波長領域にある)の照射を受け
ると該励起光よりも長波長領域(一般に赤色乃至
赤外領域)に発光を示し、この発光の少なくとも
一部が放射線像変換パネル全面に亘つてノイズと
して再生されるからである。上記特願昭54−
71604号の実施例1には、BaFBr:Eu2+螢光体か
らなり、有機系青色着色剤ザポンフアストブルー
3G(ヘキスト製)によつて着色された螢光体層を
有する放射線像変換パネルにX線を照射し、しか
る後パネルをHe―Neレーザー光(波長633nm)
で走査して励起し、螢光体層から放射される輝尽
発光で受光器で受光して電気信号に変換し、これ
を画像再生装置によつて画像として再生して表示
装置上に画像を得る放射線像変換が述べられてい
るが、この場合を例にとつて上記励起光による有
機系着色剤の発光に起因する再生画像のコントラ
ストの低下を以下に具体的に説明する。
第1図に示されるように、X線発生装置11よ
り被写体12を通して上記放射線像変換パネル1
3にX線が照射された後、パネル13はHe―Ne
レーザー光源14からのHe―Neレーザー光によ
つて走査され励起される。このHe―Neレーザー
光励起によつてパネル13の螢光体層は輝尽発光
し、この輝尽発光が光電変換装置15によつて受
光され電気信号に変換される。その後この電気信
号が画像再生装置16によつて画像として再生さ
れ画像表示装置17上に画像として表示される。
このような放射線像変換においては、パネル13
と光電変換装置15の間にフイルター18が設け
られる。このフイルター18はノイズの原因とな
るパネル13によつて反射されたHe―Neレーザ
ー光をカツトし、パネル13の螢光体層の輝尽発
光のみを効率よく透過させるためのものである。
パネル13の螢光体層を構成するBaFBr:Eu2+
螢光体は第2図に示されるように近紫外乃至緑色
領域に400nm付近をピークとする輝尽発光スペク
トルを有しており、また励起光であるHe―Neレ
ーザー光の波長は633nmであるので、フイルター
18として緑色よりも短波長の光を選択的に透過
する、いわゆる紫外線乃至短波長可視光線透過性
フイルターが用いられる。この紫外線乃至短波長
可視光線透過性フイルターは長波長可視光線をほ
とんど透過せず、従つてパネル13によつて反射
された633nmのHe―Neレーザー励起光はほぼ完
全にカツトされる。しかしながら第3図曲線aの
分光透過率曲線で例示されるように、紫外線乃至
短波長可視光線透過性フイルターはいずれも例外
なく赤外線に対する透過率が高く、赤外線を透過
してしまう。一方、パネル13の螢光体層を着色
しているザポンフアストブルー3Gは第3図曲線
bの発光スペクトルで示されるようにHe―Neレ
ーザー光によつて赤色乃至赤外領域に発光を示
す。従つて第3図から明らかなように、パネルに
He―Neレーザー光が照射される時、BaFBr:
Eu2+螢光体の輝尽発光と共にザポンフアストブ
ルー3Gの発光の一部(赤外領域の発光)がフイ
ルターを透過してしまう。このフイルターを透過
した着色剤の発光はパネル全面に亘つてのノイズ
として再生され、その結果再生画像のコントラス
トが低下する。
り被写体12を通して上記放射線像変換パネル1
3にX線が照射された後、パネル13はHe―Ne
レーザー光源14からのHe―Neレーザー光によ
つて走査され励起される。このHe―Neレーザー
光励起によつてパネル13の螢光体層は輝尽発光
し、この輝尽発光が光電変換装置15によつて受
光され電気信号に変換される。その後この電気信
号が画像再生装置16によつて画像として再生さ
れ画像表示装置17上に画像として表示される。
このような放射線像変換においては、パネル13
と光電変換装置15の間にフイルター18が設け
られる。このフイルター18はノイズの原因とな
るパネル13によつて反射されたHe―Neレーザ
ー光をカツトし、パネル13の螢光体層の輝尽発
光のみを効率よく透過させるためのものである。
パネル13の螢光体層を構成するBaFBr:Eu2+
螢光体は第2図に示されるように近紫外乃至緑色
領域に400nm付近をピークとする輝尽発光スペク
トルを有しており、また励起光であるHe―Neレ
ーザー光の波長は633nmであるので、フイルター
18として緑色よりも短波長の光を選択的に透過
する、いわゆる紫外線乃至短波長可視光線透過性
フイルターが用いられる。この紫外線乃至短波長
可視光線透過性フイルターは長波長可視光線をほ
とんど透過せず、従つてパネル13によつて反射
された633nmのHe―Neレーザー励起光はほぼ完
全にカツトされる。しかしながら第3図曲線aの
分光透過率曲線で例示されるように、紫外線乃至
短波長可視光線透過性フイルターはいずれも例外
なく赤外線に対する透過率が高く、赤外線を透過
してしまう。一方、パネル13の螢光体層を着色
しているザポンフアストブルー3Gは第3図曲線
bの発光スペクトルで示されるようにHe―Neレ
ーザー光によつて赤色乃至赤外領域に発光を示
す。従つて第3図から明らかなように、パネルに
He―Neレーザー光が照射される時、BaFBr:
Eu2+螢光体の輝尽発光と共にザポンフアストブ
ルー3Gの発光の一部(赤外領域の発光)がフイ
ルターを透過してしまう。このフイルターを透過
した着色剤の発光はパネル全面に亘つてのノイズ
として再生され、その結果再生画像のコントラス
トが低下する。
本発明は特願昭54−71604号に開示されている
着色剤によつて着色された鮮鋭度が改良された放
射線像変換パネルにおいて、着色剤として特願昭
54−71604号に具体的に記載されている有機系着
色剤とは異なり励起光の照射を受けてもその励起
光よりも長波長領域に発光を示さないような有機
系着色剤を用いることによつて、特願昭54−
71604号に具体的に記載されている有機系着色剤
を用いた場合に生じる上述の励起光による有機系
着色剤の発光に起因する再生画像のコントラスト
の低下を防止しようとするものである(励起光に
よつてその励起光よりも長波長領域に発光を示さ
ないということは、換言すれば励起光によつて全
く発光を示さないということである)。すなわち、
本発明の放射線像変換パネルは輝尽性螢光体を結
合剤中に分散してなる螢光体層を有する放射線像
変換パネルであり、該放射線像変換パネルが着色
剤によつて該放射線像変換パネルの上記輝尽性螢
光体の励起光波長領域における平均反射率が該放
射線像変換パネルの上記輝尽性螢光体の輝尽発光
波長領域における平均反射率よりも小さくなるよ
うに着色されている放射線像変換パネルにおい
て、上記着色剤が上記輝尽性螢光体の励起光の照
射を受ける時該励起光よりも長波長領域に発光を
示さない有機系着色剤であることを特徴とする。
着色剤によつて着色された鮮鋭度が改良された放
射線像変換パネルにおいて、着色剤として特願昭
54−71604号に具体的に記載されている有機系着
色剤とは異なり励起光の照射を受けてもその励起
光よりも長波長領域に発光を示さないような有機
系着色剤を用いることによつて、特願昭54−
71604号に具体的に記載されている有機系着色剤
を用いた場合に生じる上述の励起光による有機系
着色剤の発光に起因する再生画像のコントラスト
の低下を防止しようとするものである(励起光に
よつてその励起光よりも長波長領域に発光を示さ
ないということは、換言すれば励起光によつて全
く発光を示さないということである)。すなわち、
本発明の放射線像変換パネルは輝尽性螢光体を結
合剤中に分散してなる螢光体層を有する放射線像
変換パネルであり、該放射線像変換パネルが着色
剤によつて該放射線像変換パネルの上記輝尽性螢
光体の励起光波長領域における平均反射率が該放
射線像変換パネルの上記輝尽性螢光体の輝尽発光
波長領域における平均反射率よりも小さくなるよ
うに着色されている放射線像変換パネルにおい
て、上記着色剤が上記輝尽性螢光体の励起光の照
射を受ける時該励起光よりも長波長領域に発光を
示さない有機系着色剤であることを特徴とする。
以下本発明を詳細に説明する。
鮮鋭度改良の点から、当然本発明の放射線像変
換パネルに使用される有機系着色剤には、特願昭
54−71604号に述べられているのと同じ励起光吸
収特性が要求される。すなわち、本発明の放射線
像変換パネルに使用される有機系着色剤には、励
起光の波長に対する反射率が小さく、放射線像変
換パネルに励起光が照射される時その励起光を吸
収するものであることが要求される。この着色剤
による励起光吸収によつて螢光体層におけるイラ
ジエーシヨン、保護膜、下塗り層および支持体に
おけるハレーシヨン等により放射線像変換パネル
内で励起光が広がるのが抑制され、その結果画像
の鮮鋭度が向上する。一方得られる放射線像変換
パネルの感度の点からは、本発明の放射線像変換
パネルに使用される有機系着色剤は輝尽発光の波
長に対する反射率ができるだけ大きく、すなわち
輝尽発光の吸収ができるだけ少なく、放射線像変
換パネルの感度をできるだけ低下せしめないもの
であることが必要である。このような点から、本
発明の放射線像変換パネルには、励起光の波長に
対する反射率が輝尽発光の波長に対する反射率よ
りも少なくとも小さいような有機系着色剤が使用
される。より具体的には、本発明の放射線像変換
パネルに使用される有機系着色剤は、該パネルに
使用される輝尽性螢光体の励起光波長領域におけ
る平均反射率が同じ輝尽性螢光体の輝尽発光波長
領域における平均反射率よりも小さいような反射
特性を有するものである。従つて、このような着
色剤によつて着色された本発明の放射線像変換パ
ネルは、該パネルに使用される輝尽性螢光体の励
起光波長領域における平均反射率が同じ輝尽性螢
光体の輝尽発光波長領域における平均反射率より
も小さいような反射特性を有するものである。鮮
鋭度向上の点から、本発明の放射線像変換パネル
の該パネルに使用される輝尽性螢光体の励起光波
長領域における平均反射率はできるだけ小さい方
がよく、一般には着色剤によつて着色されていな
い同等の放射線像変換パネルの同じ波長領域にお
ける平均反射率の少なくとも95%以下であるのが
好ましく、95%より大きい場合には鮮鋭度の向上
は非常に小さなものとなる。一方感度の点から、
本発明の放射線像変換パネルの該パネルに使用さ
れる輝尽性螢光体の輝尽発光波長領域における平
均反射率はできるだけ大きい方がよく、一般には
着色剤によつて着色されていない同等の放射線像
変換パネルの同じ波長領域における平均反射率の
少なくとも30%以上であるのが好ましく、より好
ましくは90%以上である。なお、本明細書で言う
反射率とは、積分球形の分光光度計を用いて測定
した反射率である。
換パネルに使用される有機系着色剤には、特願昭
54−71604号に述べられているのと同じ励起光吸
収特性が要求される。すなわち、本発明の放射線
像変換パネルに使用される有機系着色剤には、励
起光の波長に対する反射率が小さく、放射線像変
換パネルに励起光が照射される時その励起光を吸
収するものであることが要求される。この着色剤
による励起光吸収によつて螢光体層におけるイラ
ジエーシヨン、保護膜、下塗り層および支持体に
おけるハレーシヨン等により放射線像変換パネル
内で励起光が広がるのが抑制され、その結果画像
の鮮鋭度が向上する。一方得られる放射線像変換
パネルの感度の点からは、本発明の放射線像変換
パネルに使用される有機系着色剤は輝尽発光の波
長に対する反射率ができるだけ大きく、すなわち
輝尽発光の吸収ができるだけ少なく、放射線像変
換パネルの感度をできるだけ低下せしめないもの
であることが必要である。このような点から、本
発明の放射線像変換パネルには、励起光の波長に
対する反射率が輝尽発光の波長に対する反射率よ
りも少なくとも小さいような有機系着色剤が使用
される。より具体的には、本発明の放射線像変換
パネルに使用される有機系着色剤は、該パネルに
使用される輝尽性螢光体の励起光波長領域におけ
る平均反射率が同じ輝尽性螢光体の輝尽発光波長
領域における平均反射率よりも小さいような反射
特性を有するものである。従つて、このような着
色剤によつて着色された本発明の放射線像変換パ
ネルは、該パネルに使用される輝尽性螢光体の励
起光波長領域における平均反射率が同じ輝尽性螢
光体の輝尽発光波長領域における平均反射率より
も小さいような反射特性を有するものである。鮮
鋭度向上の点から、本発明の放射線像変換パネル
の該パネルに使用される輝尽性螢光体の励起光波
長領域における平均反射率はできるだけ小さい方
がよく、一般には着色剤によつて着色されていな
い同等の放射線像変換パネルの同じ波長領域にお
ける平均反射率の少なくとも95%以下であるのが
好ましく、95%より大きい場合には鮮鋭度の向上
は非常に小さなものとなる。一方感度の点から、
本発明の放射線像変換パネルの該パネルに使用さ
れる輝尽性螢光体の輝尽発光波長領域における平
均反射率はできるだけ大きい方がよく、一般には
着色剤によつて着色されていない同等の放射線像
変換パネルの同じ波長領域における平均反射率の
少なくとも30%以上であるのが好ましく、より好
ましくは90%以上である。なお、本明細書で言う
反射率とは、積分球形の分光光度計を用いて測定
した反射率である。
本発明の放射線像変換パネルにおいて、有機系
着色剤による着色は特願昭54−71604号に述べら
れているようにそのパネルを構成する各部分のい
ずれに対して行なつてもよい。すなわち、着色剤
による着色は螢光体層、支持体、保護膜あるいは
下塗り層のいずれに対して行なつてもよく、また
これら2つ以上に対して行なつてもよい。また螢
光体層を2層に分割し、この2層に分割された螢
光体層の間に着色剤によつて着色された中間層
(輝尽性螢光体を含まず)を設けることによつて
放射線像変換パネルを着色してもよい。本発明の
放射線像変換パネルとして、例えば以下のような
構成の放射線像変換パネルが具体的に挙げられ
る。
着色剤による着色は特願昭54−71604号に述べら
れているようにそのパネルを構成する各部分のい
ずれに対して行なつてもよい。すなわち、着色剤
による着色は螢光体層、支持体、保護膜あるいは
下塗り層のいずれに対して行なつてもよく、また
これら2つ以上に対して行なつてもよい。また螢
光体層を2層に分割し、この2層に分割された螢
光体層の間に着色剤によつて着色された中間層
(輝尽性螢光体を含まず)を設けることによつて
放射線像変換パネルを着色してもよい。本発明の
放射線像変換パネルとして、例えば以下のような
構成の放射線像変換パネルが具体的に挙げられ
る。
1 自己支持性の螢光体層のみからなり、該螢光
体層が着色剤によつて着色されている放射線像
変換パネル。
体層が着色剤によつて着色されている放射線像
変換パネル。
2 第1の保護膜、自己支持性の螢光体層および
第2の保護膜をこの順に積層してなり、この第
1の保護膜、螢光体層および第2の保護膜のう
ち少なくとも1つが着色剤によつて着色されて
いる放射線像変換パネル。
第2の保護膜をこの順に積層してなり、この第
1の保護膜、螢光体層および第2の保護膜のう
ち少なくとも1つが着色剤によつて着色されて
いる放射線像変換パネル。
3 支持体と、この支持体上に設けられた螢光体
層とからなり、この支持体および螢光体層のう
ちの少なくとも1つが着色剤によつて着色され
ている放射線像変換パネル。
層とからなり、この支持体および螢光体層のう
ちの少なくとも1つが着色剤によつて着色され
ている放射線像変換パネル。
4 支持体、下塗り層および螢光体層をこの順に
積層してなり、この支持体、下塗り層および螢
光体層のうちの少なくとも1つが着色剤によつ
て着色されている放射線像変換パネル。
積層してなり、この支持体、下塗り層および螢
光体層のうちの少なくとも1つが着色剤によつ
て着色されている放射線像変換パネル。
5 支持体、螢光体層および保護膜をこの順に積
層してなり、この支持体、螢光体層および保護
膜のうちの少なくとも1つが着色剤によつて着
色されている放射線像変換パネル。
層してなり、この支持体、螢光体層および保護
膜のうちの少なくとも1つが着色剤によつて着
色されている放射線像変換パネル。
6 支持体、下塗り層、螢光体層および保護膜を
この順に積層してなり、この支持体、下塗り
層、螢光体層および保護膜のうちの少なくとも
1つが着色剤によつて着色されている放射線像
変換パネル。
この順に積層してなり、この支持体、下塗り
層、螢光体層および保護膜のうちの少なくとも
1つが着色剤によつて着色されている放射線像
変換パネル。
7 支持体、第1の螢光体層、中間層および第2
の螢光体層をこの順に積層してなり、少なくと
も上記中間層が着色剤によつて着色されている
放射線像変換パネル。
の螢光体層をこの順に積層してなり、少なくと
も上記中間層が着色剤によつて着色されている
放射線像変換パネル。
8 支持体、第1の螢光体層、中間層、第2の螢
光体層および保護膜をこの順に積層してなり、
少なくとも上記中間層が着色剤によつて着色さ
れている放射線像変換パネル。
光体層および保護膜をこの順に積層してなり、
少なくとも上記中間層が着色剤によつて着色さ
れている放射線像変換パネル。
9 支持体、下塗り層、第1の螢光体層、中間
層、第2の螢光体層および保護膜をこの順に積
層してなり、少なくとも上記中間層が着色剤に
よつて着色されている放射線像変換パネル。
層、第2の螢光体層および保護膜をこの順に積
層してなり、少なくとも上記中間層が着色剤に
よつて着色されている放射線像変換パネル。
本発明の放射線像変換パネルにおいては、どの
部分を着色するかによつて着色が鮮鋭度に及ぼす
効果が異なる。一般に螢光体層の着色することあ
るいは着色中間層を設けることは、螢光体層にお
けるイラジエーシヨンを防止するのに特に有効で
あり、これによつて特に比較的高い周波数領域の
鮮鋭度が改良される。一方、保護膜、下塗り層あ
るいは支持体を着色することは、この保護膜、下
塗り層あるいは支持体におけるハレーシヨンを防
止するのに特に有効であり、これによつて特に比
較的低い周波数領域の鮮鋭度が改良される。上述
のようにどの部分を着色することによつて着色の
効果は異なるものであるが、単一部分を着色した
放射線像変換パネルを比較した場合、一般に着色
の効果の大きさは 螢光体層>中間層>下塗り層または支持体 >保護膜 の順となる。なお先に述べた第1の保護膜、螢光
体層および第2の保護膜をこの順に積層してなる
放射線像変換パネルの励起光が入射する側とは反
対側の保護膜が着色される場合には、その着色の
効果は支持体を有する放射線像変換パネルの支持
体を着色する場合の効果に相当する。
部分を着色するかによつて着色が鮮鋭度に及ぼす
効果が異なる。一般に螢光体層の着色することあ
るいは着色中間層を設けることは、螢光体層にお
けるイラジエーシヨンを防止するのに特に有効で
あり、これによつて特に比較的高い周波数領域の
鮮鋭度が改良される。一方、保護膜、下塗り層あ
るいは支持体を着色することは、この保護膜、下
塗り層あるいは支持体におけるハレーシヨンを防
止するのに特に有効であり、これによつて特に比
較的低い周波数領域の鮮鋭度が改良される。上述
のようにどの部分を着色することによつて着色の
効果は異なるものであるが、単一部分を着色した
放射線像変換パネルを比較した場合、一般に着色
の効果の大きさは 螢光体層>中間層>下塗り層または支持体 >保護膜 の順となる。なお先に述べた第1の保護膜、螢光
体層および第2の保護膜をこの順に積層してなる
放射線像変換パネルの励起光が入射する側とは反
対側の保護膜が着色される場合には、その着色の
効果は支持体を有する放射線像変換パネルの支持
体を着色する場合の効果に相当する。
螢光体層が着色される場合には、該螢光体層は
励起光入射側からその反対側に向つて着色度が次
第に高くなるように着色されるのが好ましい。こ
のように着色された放射線像変換パネルは、着色
剤によつて着色されていない従来の放射線像変換
パネルは勿論のこと、同一感度の放射線像変換パ
ネルの比較において、着色度の傾斜が上記とは逆
になるように、あるいは着色度が均一になるよう
に螢光体層が着色された放射線像変換パネルより
も高鮮鋭度の画像を与える。螢光体層に上記のよ
うな着色度の傾斜を持たせるには、例えば着色度
が少しずつ異なるいくつかの螢光体層を順に積層
する方法、あるいは塗布された螢光体層の乾燥時
における着色剤の拡散あるいは移動を利用する方
法等が用いられる。なお、ここで言う「螢光体層
の着色度の傾斜」とは、螢光体層が中間層を含む
場合、すなわち上述のように螢光体層が中間層を
挟む第1の螢光体層および第2の螢光体層からな
る場合には、この中間層を除いた部分の着色度の
傾斜を意味する。
励起光入射側からその反対側に向つて着色度が次
第に高くなるように着色されるのが好ましい。こ
のように着色された放射線像変換パネルは、着色
剤によつて着色されていない従来の放射線像変換
パネルは勿論のこと、同一感度の放射線像変換パ
ネルの比較において、着色度の傾斜が上記とは逆
になるように、あるいは着色度が均一になるよう
に螢光体層が着色された放射線像変換パネルより
も高鮮鋭度の画像を与える。螢光体層に上記のよ
うな着色度の傾斜を持たせるには、例えば着色度
が少しずつ異なるいくつかの螢光体層を順に積層
する方法、あるいは塗布された螢光体層の乾燥時
における着色剤の拡散あるいは移動を利用する方
法等が用いられる。なお、ここで言う「螢光体層
の着色度の傾斜」とは、螢光体層が中間層を含む
場合、すなわち上述のように螢光体層が中間層を
挟む第1の螢光体層および第2の螢光体層からな
る場合には、この中間層を除いた部分の着色度の
傾斜を意味する。
上述のように螢光体層が励起光入射側からその
反対側に向つて着色度が次第に高くなるように着
色される場合、着色度の傾斜は一般には励起光入
射側とは反対の側から測定した螢光体層自体の輝
尽性螢光体の励起光波長領域における平均反射率
が、励起光入射側から測定したそれの95%以下で
あるのが好ましく、95%より大きい場合には着色
度に傾斜を持たせた効果は非常に小さなものとな
る。また、励起光入射側とされる螢光体層の着色
度が低い方の面は必らずしも着色されている必要
はなく、無着色であつてもよい。
反対側に向つて着色度が次第に高くなるように着
色される場合、着色度の傾斜は一般には励起光入
射側とは反対の側から測定した螢光体層自体の輝
尽性螢光体の励起光波長領域における平均反射率
が、励起光入射側から測定したそれの95%以下で
あるのが好ましく、95%より大きい場合には着色
度に傾斜を持たせた効果は非常に小さなものとな
る。また、励起光入射側とされる螢光体層の着色
度が低い方の面は必らずしも着色されている必要
はなく、無着色であつてもよい。
先に述べたように本発明の放射線像変換パネル
に使用される有機系着色剤は、特願昭54−71604
号に具体的に記載されている有機系着色剤とは異
なり励起光の照射を受けても該励起光よりも長波
長領域に発光を示さないような有機系着色剤、換
言すれば励起光によつて全く発光を示さないよう
な有機系着色剤である。このような有機系着色剤
を用いることによつて、特願昭54−71604号に具
体的に記載されている有機系着色剤によつて着色
された放射線像変換パネルに見られるような励起
光による有機系着色剤の発光に起因する再生画像
のコントラストの低下を防止することができる。
励起光、すなわち使用される輝尽性螢光体に依存
して可視光線および赤外線より選ばれる電磁波の
照射受けても全く発光を示さない一群の有機系着
色剤として、金属錯塩着色剤が挙げられる。ま
た、先に述べたように本発明の放射線像変換パネ
ルに使用される有機系着色剤は、該パネルに使用
される輝尽性螢光体の励起光波長領域における平
均反射率が該輝尽性螢光体の輝尽発光波長領域に
おける平均反射率よりも小さいような反射特性を
有するものである。従つていかなる体色を有する
着色剤を使用するかは放射線像変換パネルに使用
される輝尽性螢光体の種類によつて決まる。以下
に述べるように、500〜800nmの励起光によつて
300〜600nmの輝尽発光を示す輝尽性螢光体を使
用するのが実用上望ましいが、このような輝尽性
螢光体に対しては、励起光波長領域における平均
反射率が輝尽発光波長領域における平均反射率よ
りも小さくなり、かつ両者の差ができるだけ大き
くなるように青色乃至緑色の着色剤が使用され
る。
に使用される有機系着色剤は、特願昭54−71604
号に具体的に記載されている有機系着色剤とは異
なり励起光の照射を受けても該励起光よりも長波
長領域に発光を示さないような有機系着色剤、換
言すれば励起光によつて全く発光を示さないよう
な有機系着色剤である。このような有機系着色剤
を用いることによつて、特願昭54−71604号に具
体的に記載されている有機系着色剤によつて着色
された放射線像変換パネルに見られるような励起
光による有機系着色剤の発光に起因する再生画像
のコントラストの低下を防止することができる。
励起光、すなわち使用される輝尽性螢光体に依存
して可視光線および赤外線より選ばれる電磁波の
照射受けても全く発光を示さない一群の有機系着
色剤として、金属錯塩着色剤が挙げられる。ま
た、先に述べたように本発明の放射線像変換パネ
ルに使用される有機系着色剤は、該パネルに使用
される輝尽性螢光体の励起光波長領域における平
均反射率が該輝尽性螢光体の輝尽発光波長領域に
おける平均反射率よりも小さいような反射特性を
有するものである。従つていかなる体色を有する
着色剤を使用するかは放射線像変換パネルに使用
される輝尽性螢光体の種類によつて決まる。以下
に述べるように、500〜800nmの励起光によつて
300〜600nmの輝尽発光を示す輝尽性螢光体を使
用するのが実用上望ましいが、このような輝尽性
螢光体に対しては、励起光波長領域における平均
反射率が輝尽発光波長領域における平均反射率よ
りも小さくなり、かつ両者の差ができるだけ大き
くなるように青色乃至緑色の着色剤が使用され
る。
本発明において励起光の照射を受けても全く発
行を示さない青色ないし緑色の有機系金属錯塩着
色剤はフタロシアニン系やアゾ系などの金属錯塩
染料から選ばれ、特にカラーインデツクスNo.
24411、23160、74180、74200、22800、23150、
23155、24401、22800、14880、15050、15706、
15707、17941、74220、13425、13361、13420、
11836、74140、74380、74350および74460などの
染料が好ましく用いられる。
行を示さない青色ないし緑色の有機系金属錯塩着
色剤はフタロシアニン系やアゾ系などの金属錯塩
染料から選ばれ、特にカラーインデツクスNo.
24411、23160、74180、74200、22800、23150、
23155、24401、22800、14880、15050、15706、
15707、17941、74220、13425、13361、13420、
11836、74140、74380、74350および74460などの
染料が好ましく用いられる。
本発明の放射線像変換パネルに用いられる輝尽
性螢光体は、先に述べたように放射線を照射した
後励起光を照射すると輝尽発光を示す螢光体であ
るが、実用的な面から望ましくは500〜800nmの
励起光によつて300〜600mnの輝尽発光を示す螢
光体である。本発明の放射線像変換パネルに用い
られる輝尽性螢光体としては、例えば米国特許第
3859527号明細書に記載されているSrS:Ce、
Sm、SrS:Eu、Sm、La2O2S:Eu、Smおよび
(Zn、Cd)S:Mn、X(但しXはハロゲンであ
る)、特願昭53−84740号明細書に記載されている
ZnS:Cu、Pb、BaO・xAl2O3:Eu(但し0.8≦x
≦10)およびM〓O・xSiO2:A(但しM〓はMg、
Ca、Sr、Zn、CdまたはBaであり、AはCe、
Tb、Eu、Tm、Pb、Tl、BiまたはMnであり、
xは0.5≦x≦2.5である)、特願昭53−84742号明
細書に記載されている(Ba1-x-1、Mgx、Cay)
FX:aEu2+(但しXはclおよびBrのうちの少なく
とも1つであり、xおよびyは0<x+y≦0.6
かつxy≠0であり、aは10-6≦a≦5×10-2であ
る)、特願昭53−84743号明細書に記載された
LnOX:xA(但しLnはLa、Y、GdおよびLuのう
ちの少なくとも1つ、XはClおよびBrのうちの
少なくとも1つ、AはCeおよびTbのうちの少な
くとも1つ、xは0<x<0.1である)、特願昭53
−84744号明細書に記載されている(Ba1-x、M〓
x)FX:yA(但しM〓はMg、Ca、Sr、Znおよび
Cdのうちの少なくとも1つ、XはCl、Brおよび
Iのうちの少なくとも1つ、AはEu、Tb、Ce、
Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、YbおよびErのうちの
少なくとも1つ、xは0≦x≦0.6、yは0≦y
≦0.2である)等が挙げられる。しかしながら、
本発明の放射線像変換パネルに用いられる輝尽性
螢光体は上述の螢光体に限られるものではなく、
放射線を照射した後励起光を照射した場合に輝尽
発光を示す螢光体であればいかなる螢光体であつ
てもよいことは言うまでもない。
性螢光体は、先に述べたように放射線を照射した
後励起光を照射すると輝尽発光を示す螢光体であ
るが、実用的な面から望ましくは500〜800nmの
励起光によつて300〜600mnの輝尽発光を示す螢
光体である。本発明の放射線像変換パネルに用い
られる輝尽性螢光体としては、例えば米国特許第
3859527号明細書に記載されているSrS:Ce、
Sm、SrS:Eu、Sm、La2O2S:Eu、Smおよび
(Zn、Cd)S:Mn、X(但しXはハロゲンであ
る)、特願昭53−84740号明細書に記載されている
ZnS:Cu、Pb、BaO・xAl2O3:Eu(但し0.8≦x
≦10)およびM〓O・xSiO2:A(但しM〓はMg、
Ca、Sr、Zn、CdまたはBaであり、AはCe、
Tb、Eu、Tm、Pb、Tl、BiまたはMnであり、
xは0.5≦x≦2.5である)、特願昭53−84742号明
細書に記載されている(Ba1-x-1、Mgx、Cay)
FX:aEu2+(但しXはclおよびBrのうちの少なく
とも1つであり、xおよびyは0<x+y≦0.6
かつxy≠0であり、aは10-6≦a≦5×10-2であ
る)、特願昭53−84743号明細書に記載された
LnOX:xA(但しLnはLa、Y、GdおよびLuのう
ちの少なくとも1つ、XはClおよびBrのうちの
少なくとも1つ、AはCeおよびTbのうちの少な
くとも1つ、xは0<x<0.1である)、特願昭53
−84744号明細書に記載されている(Ba1-x、M〓
x)FX:yA(但しM〓はMg、Ca、Sr、Znおよび
Cdのうちの少なくとも1つ、XはCl、Brおよび
Iのうちの少なくとも1つ、AはEu、Tb、Ce、
Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、YbおよびErのうちの
少なくとも1つ、xは0≦x≦0.6、yは0≦y
≦0.2である)等が挙げられる。しかしながら、
本発明の放射線像変換パネルに用いられる輝尽性
螢光体は上述の螢光体に限られるものではなく、
放射線を照射した後励起光を照射した場合に輝尽
発光を示す螢光体であればいかなる螢光体であつ
てもよいことは言うまでもない。
一般に使用する輝尽性螢光体の平均粒子径が小
さくなればなる程得られる放射線像変換パネルの
粒状性は向上するが感度は低下する傾向にあり、
逆に平均粒子径が大きくなればなる程感度は向上
するが粒状性は低下する傾向にある。これらのこ
とを考慮して本発明に用いられる輝尽性螢光体は
一般に平均粒子径が0.1乃至100μのものからは適
宜選択される。好ましくは平均粒子径が1乃至
30μのものが使用される。また輝尽性螢光体の使
用量は必要なだけの記録能力および出力能力を放
射線像変換パネルに与えるという点および経済性
の点等から適宜決められるが、一般に得られる放
射線像変換パネル1cm2当り3乃至300mgとなるよ
うに設定される。
さくなればなる程得られる放射線像変換パネルの
粒状性は向上するが感度は低下する傾向にあり、
逆に平均粒子径が大きくなればなる程感度は向上
するが粒状性は低下する傾向にある。これらのこ
とを考慮して本発明に用いられる輝尽性螢光体は
一般に平均粒子径が0.1乃至100μのものからは適
宜選択される。好ましくは平均粒子径が1乃至
30μのものが使用される。また輝尽性螢光体の使
用量は必要なだけの記録能力および出力能力を放
射線像変換パネルに与えるという点および経済性
の点等から適宜決められるが、一般に得られる放
射線像変換パネル1cm2当り3乃至300mgとなるよ
うに設定される。
本発明の放射線像変換パネルの螢光体層は上述
の輝尽性螢光体を適当な結合剤に分散して(螢光
体層が着色されない場合)、あるいは上述の輝尽
性螢光体および着色剤を適当な結合剤に分散して
(螢光体層が着色される場合。なお螢光体層が自
己支持性であり、それ単独で放射線像変換パネル
を構成する場合には、螢光体層は必ず着色され
る。)塗布液を調製し、得られる塗布液を従来の
塗布法によつて塗布して均一な層とすることによ
つて作製される。なお着色螢光体層用の塗布液を
調製するに際しては、輝尽性螢光体と着色剤とを
それぞれ別個に結合剤中に分散させてもよいし、
あるいは輝尽性螢光体表面にあらかじめ着色剤を
付着(接着あるいは吸着)せしめ、これを結合剤
中に分散させてもよい。また螢光体層が着色され
る場合において、着色度の傾斜を有する螢光体層
が望まれる場合には、このような螢光体層は、例
えば着色剤含有量が少しづつ異なる、すなわち着
色度が少しづつ異なるいくつかの塗布液を順に塗
布し積層して1つの螢光体層とする方法、塗布さ
れた螢光体層の乾燥を非常にゆつくり行なうこと
等による乾燥時における螢光体層中での着色剤の
拡散あるいは移動を利用する方法等によつて作製
される。結合剤としては、例えばゼラチンの如き
蛋白質、デキストランの如きポリサツカライドま
たはアラビアゴム、ポリビニルブチラール、ポリ
酢酸ビニル、ニトロセルロース、エチルセルロー
ス、塩化ビニリデン―塩化ビニルコポリマー、ポ
リメチルメタクリレート、塩化ビニル―酢酸ビニ
ルコポリマー、ポリウレタン、セルロースアセテ
ートブチレート、ポリビニルアルコール等のよう
な通常層形成に用いられる結合剤が使用される。
一般に結合剤は輝尽性螢光体1重量部に対して
0.01乃至1重量部の範囲で使用される。しかしな
がら得られる放射線像変換パネルの感度と鮮鋭の
点では結合剤は少ない方が好ましく、塗布の容易
さとの兼合いから0.03乃至0.2重量部の範囲がよ
り好ましい。なお螢光体層厚(螢光体層を2層に
分割し、この2層に分割された螢光体層の間に着
色中間層を設けたものについては3つの層厚を合
計したもの)は一般に10μ乃至1mmの範囲内に設
定される。
の輝尽性螢光体を適当な結合剤に分散して(螢光
体層が着色されない場合)、あるいは上述の輝尽
性螢光体および着色剤を適当な結合剤に分散して
(螢光体層が着色される場合。なお螢光体層が自
己支持性であり、それ単独で放射線像変換パネル
を構成する場合には、螢光体層は必ず着色され
る。)塗布液を調製し、得られる塗布液を従来の
塗布法によつて塗布して均一な層とすることによ
つて作製される。なお着色螢光体層用の塗布液を
調製するに際しては、輝尽性螢光体と着色剤とを
それぞれ別個に結合剤中に分散させてもよいし、
あるいは輝尽性螢光体表面にあらかじめ着色剤を
付着(接着あるいは吸着)せしめ、これを結合剤
中に分散させてもよい。また螢光体層が着色され
る場合において、着色度の傾斜を有する螢光体層
が望まれる場合には、このような螢光体層は、例
えば着色剤含有量が少しづつ異なる、すなわち着
色度が少しづつ異なるいくつかの塗布液を順に塗
布し積層して1つの螢光体層とする方法、塗布さ
れた螢光体層の乾燥を非常にゆつくり行なうこと
等による乾燥時における螢光体層中での着色剤の
拡散あるいは移動を利用する方法等によつて作製
される。結合剤としては、例えばゼラチンの如き
蛋白質、デキストランの如きポリサツカライドま
たはアラビアゴム、ポリビニルブチラール、ポリ
酢酸ビニル、ニトロセルロース、エチルセルロー
ス、塩化ビニリデン―塩化ビニルコポリマー、ポ
リメチルメタクリレート、塩化ビニル―酢酸ビニ
ルコポリマー、ポリウレタン、セルロースアセテ
ートブチレート、ポリビニルアルコール等のよう
な通常層形成に用いられる結合剤が使用される。
一般に結合剤は輝尽性螢光体1重量部に対して
0.01乃至1重量部の範囲で使用される。しかしな
がら得られる放射線像変換パネルの感度と鮮鋭の
点では結合剤は少ない方が好ましく、塗布の容易
さとの兼合いから0.03乃至0.2重量部の範囲がよ
り好ましい。なお螢光体層厚(螢光体層を2層に
分割し、この2層に分割された螢光体層の間に着
色中間層を設けたものについては3つの層厚を合
計したもの)は一般に10μ乃至1mmの範囲内に設
定される。
本発明の放射線像変換パネルにおいては一般に
上述の螢光体層を支持する支持体が用いられる。
支持体としては各種高分子材料、ガラス、ウー
ル、コツトン、紙、金属などの種類の素材から作
られたものが使用され得るが、情報記録材料とし
ての取扱い上可撓性のあるシートあるいはロール
に加工できるものが好適である。この点から、例
えばセルロースアセテートフイルム、ポリエステ
ルフイルム、ポリエチレンテレフタレートフイル
ム、ポリアミドフイルム、ポリイミドフイルム、
トリアセテートフイルム、ポリカーボネートフイ
ルム等のプラスチツクフイルム、一般の紙および
例えば写真用原紙、コート紙もしくはアート紙の
ような印刷用原紙、バライタ紙、レジンコート
紙、ベルギー特許第784615号明細書に記載されて
いるようなポリサツカライド等でサイジングされ
た紙、二酸化チタンなどの顔料を含有するピグメ
ント紙、ポリビニルアルコール等をサイジングし
た紙等の加工紙が特に好ましい。これら支持体は
螢光体層をより密接に保持する目的で一方の面
(螢光体層が設けられる面)下塗り層が設けられ
ていてもよい。下塗り層の材料としては通常の接
着剤が使用される。なお支持体上あるいは下塗り
層上に螢光体層を設けるに際しては、結合剤中に
輝尽性螢光体を分散してなる、あるいは結合剤中
に輝尽性螢光体および着色剤を分散してなる塗布
液を、支持体上あるいは下塗り層上に直接塗布し
て螢光体層を形成してもよいし、あるいはあらか
じめ別途形成された螢光体層を支持体上あるいは
下塗り層上に接着してもよい。また、使用される
支持体が励起光を透過するものである場合には、
得られる放射線像変換パネルは支持体の螢光体層
側の面とは反対側の面から励起光を照射すること
が可能となる。
上述の螢光体層を支持する支持体が用いられる。
支持体としては各種高分子材料、ガラス、ウー
ル、コツトン、紙、金属などの種類の素材から作
られたものが使用され得るが、情報記録材料とし
ての取扱い上可撓性のあるシートあるいはロール
に加工できるものが好適である。この点から、例
えばセルロースアセテートフイルム、ポリエステ
ルフイルム、ポリエチレンテレフタレートフイル
ム、ポリアミドフイルム、ポリイミドフイルム、
トリアセテートフイルム、ポリカーボネートフイ
ルム等のプラスチツクフイルム、一般の紙および
例えば写真用原紙、コート紙もしくはアート紙の
ような印刷用原紙、バライタ紙、レジンコート
紙、ベルギー特許第784615号明細書に記載されて
いるようなポリサツカライド等でサイジングされ
た紙、二酸化チタンなどの顔料を含有するピグメ
ント紙、ポリビニルアルコール等をサイジングし
た紙等の加工紙が特に好ましい。これら支持体は
螢光体層をより密接に保持する目的で一方の面
(螢光体層が設けられる面)下塗り層が設けられ
ていてもよい。下塗り層の材料としては通常の接
着剤が使用される。なお支持体上あるいは下塗り
層上に螢光体層を設けるに際しては、結合剤中に
輝尽性螢光体を分散してなる、あるいは結合剤中
に輝尽性螢光体および着色剤を分散してなる塗布
液を、支持体上あるいは下塗り層上に直接塗布し
て螢光体層を形成してもよいし、あるいはあらか
じめ別途形成された螢光体層を支持体上あるいは
下塗り層上に接着してもよい。また、使用される
支持体が励起光を透過するものである場合には、
得られる放射線像変換パネルは支持体の螢光体層
側の面とは反対側の面から励起光を照射すること
が可能となる。
支持体が着色剤によつて着色される場合には、
該支持体に達した励起光が該着色剤によつて吸収
され得るように着色されなければならないことは
言うまでもない。例えば、金属、一般の紙、加工
紙等の励起光不透過性材料が支持体として用いら
れる場合には、該支持体はその螢光体層側の面が
少なくとも着色されていなければならない。一
方、ガラス、プラスチツクフイルム等の励起光透
過性材料が支持体として用いられる場合には、該
支持体はいずれか一方の面が着色されていてもよ
いし、両面が着色されていてもよいし、あるいは
該支持体全体が着色されていてもよい。支持体の
片面あるいは両面を着色する方法としては、例え
ば着色剤を結合剤に分散してなる塗布液を支持体
表面に塗布する方法等が挙げられる。また支持体
全体を着色する方法としては、一般に支持体作製
時に支持体中に着色剤を分散させて含有せしめる
方法がとられる。また、下塗り層が着色剤によつ
て着色される場合には、該下塗り層中に着色剤が
分散される。
該支持体に達した励起光が該着色剤によつて吸収
され得るように着色されなければならないことは
言うまでもない。例えば、金属、一般の紙、加工
紙等の励起光不透過性材料が支持体として用いら
れる場合には、該支持体はその螢光体層側の面が
少なくとも着色されていなければならない。一
方、ガラス、プラスチツクフイルム等の励起光透
過性材料が支持体として用いられる場合には、該
支持体はいずれか一方の面が着色されていてもよ
いし、両面が着色されていてもよいし、あるいは
該支持体全体が着色されていてもよい。支持体の
片面あるいは両面を着色する方法としては、例え
ば着色剤を結合剤に分散してなる塗布液を支持体
表面に塗布する方法等が挙げられる。また支持体
全体を着色する方法としては、一般に支持体作製
時に支持体中に着色剤を分散させて含有せしめる
方法がとられる。また、下塗り層が着色剤によつ
て着色される場合には、該下塗り層中に着色剤が
分散される。
先に述べたように、本発明の放射線像変換パネ
ルにおいて2つの螢光体層の間に中間層(輝尽性
螢光体を含まず)が設けられる場合には、この中
間層は必ず着色剤によつて着色されていなければ
ならない。なぜならば着色剤によつて着色されて
いない中間層は放射線像変換パネルの画像特性に
マイナスの効果を与えることはあつても、プラス
の効果を与えることはないからである。この着色
中間層は、螢光体層が着色される場合と同様に、
この着色中間層の両側に存在する2つの螢光体層
におけるイラジエーシヨンを防止するのに特に有
効であると考えられる。着色中間層は螢光体層に
使用されるような結合剤中に着色剤を分散させた
ものである。このような着色中間層は、あらかじ
め形成された第1の螢光体層上に適当な結合剤中
に着色剤を分散してなる塗布液を均一に塗布して
着色中間層を形成し、さらにその上に第2の螢光
体層を形成することによつて2つの螢光体層間に
設置されてもよいし、あるいはあらかじめ別途形
成された第1の螢光体層、着色中間層および第2
の螢光体層をこの順に接着して積層することによ
つて2つの螢光体層間に設置されてもよい。
ルにおいて2つの螢光体層の間に中間層(輝尽性
螢光体を含まず)が設けられる場合には、この中
間層は必ず着色剤によつて着色されていなければ
ならない。なぜならば着色剤によつて着色されて
いない中間層は放射線像変換パネルの画像特性に
マイナスの効果を与えることはあつても、プラス
の効果を与えることはないからである。この着色
中間層は、螢光体層が着色される場合と同様に、
この着色中間層の両側に存在する2つの螢光体層
におけるイラジエーシヨンを防止するのに特に有
効であると考えられる。着色中間層は螢光体層に
使用されるような結合剤中に着色剤を分散させた
ものである。このような着色中間層は、あらかじ
め形成された第1の螢光体層上に適当な結合剤中
に着色剤を分散してなる塗布液を均一に塗布して
着色中間層を形成し、さらにその上に第2の螢光
体層を形成することによつて2つの螢光体層間に
設置されてもよいし、あるいはあらかじめ別途形
成された第1の螢光体層、着色中間層および第2
の螢光体層をこの順に接着して積層することによ
つて2つの螢光体層間に設置されてもよい。
また本発明の放射線像変換パネルにおいては、
一般に螢光体層のもう一方の面(支持体が設けら
れる面とは反対側の面)に螢光体層を物理的にあ
るいは化学的に保護するための保護膜が設けられ
る。先に述べたように、螢光体層が自己支持体性
である場合には螢光体層の両面に保護膜が設けら
れる場合もある。この保護膜は保護膜用塗布液を
螢光体層上に直接塗布して形成してもよいし、あ
るいはあらかじめ別途形成された保護膜を螢光体
層上に接着してもよい。保護膜の材料としてはニ
トロセルロース、エチルセルロース、セルロース
アセテート、ポリエステル、ポリエチレンテレフ
タレート等のような通常の保護膜用材料が用いら
れる。
一般に螢光体層のもう一方の面(支持体が設けら
れる面とは反対側の面)に螢光体層を物理的にあ
るいは化学的に保護するための保護膜が設けられ
る。先に述べたように、螢光体層が自己支持体性
である場合には螢光体層の両面に保護膜が設けら
れる場合もある。この保護膜は保護膜用塗布液を
螢光体層上に直接塗布して形成してもよいし、あ
るいはあらかじめ別途形成された保護膜を螢光体
層上に接着してもよい。保護膜の材料としてはニ
トロセルロース、エチルセルロース、セルロース
アセテート、ポリエステル、ポリエチレンテレフ
タレート等のような通常の保護膜用材料が用いら
れる。
保護膜が着色剤によつて着色される場合には、
そのいずれか一方の面が着色されてもよいし、両
面が着色されてもよいし、あるいは保護膜全体が
着色されてもよいが、一般には着色剤が保護膜中
に分散され、保護膜全体が均一に着色される。
そのいずれか一方の面が着色されてもよいし、両
面が着色されてもよいし、あるいは保護膜全体が
着色されてもよいが、一般には着色剤が保護膜中
に分散され、保護膜全体が均一に着色される。
本発明の放射線像変換パネルは第1図に概略的
に示される放射線像変換方法に用いられた場合優
れた鮮鋭度およびコントラストを有する画像を与
える。すなわち、第1図において11はX線発生
装置のような放射線発生装置、12は被写体、1
3は励起光によつて発光を示さない有機系着色剤
によつて着色された本発明の放射線像変換パネ
ル、14は該放射線像変換パネルの放射線潜像を
螢光として放射させるための励起源としての光
源、15は該放射線像変換パネルより放射された
螢光を検出する光電変換装置、16は15で検出
された光電変換信号を画像として再生する装置、
17は再生された画像を表示する装置、18は例
えば紫外線乃至膨波長可視光線透過性フイルター
のような光源14からの反射光をカツトし、放射
線像変換パネル13より放射された光のみを透過
させるためのフイルターである。なお15以降は
13からの光情報を何らかの形で画像として再生
できるものであればよく、上記のものに限定され
るものではない。
に示される放射線像変換方法に用いられた場合優
れた鮮鋭度およびコントラストを有する画像を与
える。すなわち、第1図において11はX線発生
装置のような放射線発生装置、12は被写体、1
3は励起光によつて発光を示さない有機系着色剤
によつて着色された本発明の放射線像変換パネ
ル、14は該放射線像変換パネルの放射線潜像を
螢光として放射させるための励起源としての光
源、15は該放射線像変換パネルより放射された
螢光を検出する光電変換装置、16は15で検出
された光電変換信号を画像として再生する装置、
17は再生された画像を表示する装置、18は例
えば紫外線乃至膨波長可視光線透過性フイルター
のような光源14からの反射光をカツトし、放射
線像変換パネル13より放射された光のみを透過
させるためのフイルターである。なお15以降は
13からの光情報を何らかの形で画像として再生
できるものであればよく、上記のものに限定され
るものではない。
第1図に示されるように、被写体12を放射線
発生装置11と本発明の放射線像変換パネル13
の間に配置し、放射線を照射すると、放射線は被
写体12の各部の放射線透過率の変化に従つて透
過し、その透過像(すなわち放射線の強弱の像)
が本発明の放射線像変換パネル13に入射する。
この入射した透過像は放射線像変換パネル13の
螢光体層に吸収され、これによつて螢光体層中に
吸収した放射線量に比例した数の電子または正孔
が発生し、これが螢光体のトラツプレベルに蓄積
される。すなわち放射線透過像の蓄積像(一種の
潜像)が形成される。次にこの潜像を光エネルギ
ーで励起して顕在化する。すなわち励起光で螢光
体層を走査してトラツプレベルに蓄接された電子
または正孔を追出し、蓄積像を螢光として放射せ
しめる。本発明の放射線像変換パネル13は励起
光を選択的に吸収するような有機系着色剤によつ
て着色されており、上記螢光体層の走査の際に螢
光体層におけるイラジエーシヨン、保護膜、下塗
り層および支持体におけるハレーシヨン等によつ
て励起光が該パネル内で広がるのが着色剤の励起
光吸収によつて抑制される。また、本発明の放射
線像変換パネル13は励起光によつて発光を示さ
ない有機系着色剤によつて着色されているので、
上記螢光体層の走査の際には螢光体から放射され
る螢光以外の発光は螢光体層から放射されない。
放射された螢光の強弱は蓄積された電子または正
孔の数、すなわち放射線像変換パネル13の螢光
体層に吸収された放射線エネルギーの強弱に比例
しており、この光信号を例えば光電子増倍管等の
光電変換装置15で電気信号に時系列化し、画像
再生装置16によつて画像として再生し、画像表
示装置17によつて画像を表示する。
発生装置11と本発明の放射線像変換パネル13
の間に配置し、放射線を照射すると、放射線は被
写体12の各部の放射線透過率の変化に従つて透
過し、その透過像(すなわち放射線の強弱の像)
が本発明の放射線像変換パネル13に入射する。
この入射した透過像は放射線像変換パネル13の
螢光体層に吸収され、これによつて螢光体層中に
吸収した放射線量に比例した数の電子または正孔
が発生し、これが螢光体のトラツプレベルに蓄積
される。すなわち放射線透過像の蓄積像(一種の
潜像)が形成される。次にこの潜像を光エネルギ
ーで励起して顕在化する。すなわち励起光で螢光
体層を走査してトラツプレベルに蓄接された電子
または正孔を追出し、蓄積像を螢光として放射せ
しめる。本発明の放射線像変換パネル13は励起
光を選択的に吸収するような有機系着色剤によつ
て着色されており、上記螢光体層の走査の際に螢
光体層におけるイラジエーシヨン、保護膜、下塗
り層および支持体におけるハレーシヨン等によつ
て励起光が該パネル内で広がるのが着色剤の励起
光吸収によつて抑制される。また、本発明の放射
線像変換パネル13は励起光によつて発光を示さ
ない有機系着色剤によつて着色されているので、
上記螢光体層の走査の際には螢光体から放射され
る螢光以外の発光は螢光体層から放射されない。
放射された螢光の強弱は蓄積された電子または正
孔の数、すなわち放射線像変換パネル13の螢光
体層に吸収された放射線エネルギーの強弱に比例
しており、この光信号を例えば光電子増倍管等の
光電変換装置15で電気信号に時系列化し、画像
再生装置16によつて画像として再生し、画像表
示装置17によつて画像を表示する。
上述のように本発明の放射線像変換パネルにお
いては該パネルに含まれる有機系着色剤の励起光
吸収によつて励起光の該パネル内での広がりが抑
制されるので、画像再生装置16によつて再生さ
れる画像および画像表示装置17によつて表示さ
れる画像の鮮鋭度が著しく向上する。
いては該パネルに含まれる有機系着色剤の励起光
吸収によつて励起光の該パネル内での広がりが抑
制されるので、画像再生装置16によつて再生さ
れる画像および画像表示装置17によつて表示さ
れる画像の鮮鋭度が著しく向上する。
また、本発明のの放射線像変換パネルに用いら
れている有機系着色剤は特願昭54−71604号に具
体的に記載されている有機系着色剤のように励起
光によつてノイズとなる発光を示すものではない
ので、画像再生装置16によつて再生される画像
および画像表示装置17によつて表示される画像
のコントラストは上記特願昭54−71604号に具体
的に記載されている有機系着色剤によつて着色さ
れた放射線像変換パネルによつて得られる画像の
コントラストよりも高い。
れている有機系着色剤は特願昭54−71604号に具
体的に記載されている有機系着色剤のように励起
光によつてノイズとなる発光を示すものではない
ので、画像再生装置16によつて再生される画像
および画像表示装置17によつて表示される画像
のコントラストは上記特願昭54−71604号に具体
的に記載されている有機系着色剤によつて着色さ
れた放射線像変換パネルによつて得られる画像の
コントラストよりも高い。
以上説明したように、本発明は特願昭54−
71604号に開示されている着色剤によつて着色さ
れた鮮鋭度の高い画像を与える放射線像変換パネ
ルにおいて、着色剤として励起光の照射を受けて
も発光を示さない有機系着色剤を用いることによ
つて、特願昭54−71604号に具体的に記載されて
いる有機系着色剤を用いた場合に生じる励起光に
よる有機系着色剤の発光に起因する再生画像のコ
ントラストの低下を防止するものである。同一鮮
鋭度の画像を与える放射線像変換パネルを比較し
た場合、本発明の放射線像変換パネルは特願昭54
−71604号に具体的に記載されている有機系着色
剤によつて着色された放射線像変換パネルよりも
コントラストの高い画像を与える。なお、本発明
の放射線像変換パネルのうちでも、螢光体層が励
起光入射側からその反対側に向つて着色度が次第
に高くなるように着色されている放射線像変換パ
ネルはより一層鮮鋭度の高い画像を与える。
71604号に開示されている着色剤によつて着色さ
れた鮮鋭度の高い画像を与える放射線像変換パネ
ルにおいて、着色剤として励起光の照射を受けて
も発光を示さない有機系着色剤を用いることによ
つて、特願昭54−71604号に具体的に記載されて
いる有機系着色剤を用いた場合に生じる励起光に
よる有機系着色剤の発光に起因する再生画像のコ
ントラストの低下を防止するものである。同一鮮
鋭度の画像を与える放射線像変換パネルを比較し
た場合、本発明の放射線像変換パネルは特願昭54
−71604号に具体的に記載されている有機系着色
剤によつて着色された放射線像変換パネルよりも
コントラストの高い画像を与える。なお、本発明
の放射線像変換パネルのうちでも、螢光体層が励
起光入射側からその反対側に向つて着色度が次第
に高くなるように着色されている放射線像変換パ
ネルはより一層鮮鋭度の高い画像を与える。
次に実施例によつて本発明を説明する。
実施例 1
BaFBr:Fu2+螢光体(輝尽性螢光体)8重量
部とニトロセルロース、(結合剤)1重量部とを
溶剤(アセトン、酢酸エチルおよび酢酸ブチルの
混合液)を用いて混合し、粘度が50センチストー
クスの塗布液を調製した。これとは別に有機系金
属錯塩青色着色剤バリフアストブルー1605(オリ
エント製)のメタノール分散液を調製し、この分
散液を上記塗布液にBaFBr:Fu2+螢光体100gに
対して着色剤が1mgとなるように添加した。次に
着色剤を添加した塗布液を水平に置いたポリエチ
レンテレフタレートフイルム(支持体)上に均一
に塗布し、一昼夜放置することによつて自然乾燥
し、約300μの螢光体層を形成した。このように
して得た放射線像変換パネルをパネルAとした。
部とニトロセルロース、(結合剤)1重量部とを
溶剤(アセトン、酢酸エチルおよび酢酸ブチルの
混合液)を用いて混合し、粘度が50センチストー
クスの塗布液を調製した。これとは別に有機系金
属錯塩青色着色剤バリフアストブルー1605(オリ
エント製)のメタノール分散液を調製し、この分
散液を上記塗布液にBaFBr:Fu2+螢光体100gに
対して着色剤が1mgとなるように添加した。次に
着色剤を添加した塗布液を水平に置いたポリエチ
レンテレフタレートフイルム(支持体)上に均一
に塗布し、一昼夜放置することによつて自然乾燥
し、約300μの螢光体層を形成した。このように
して得た放射線像変換パネルをパネルAとした。
一方これとは別に、上記バリフアストブルー
1605の代りに有機系青色着色剤ザポンフアストブ
ルー3G(ヘキスト製)を同じ量添加すること以外
は上記と同様にして、またバリフアストブルー
1605を添加しないこと以外は上記と同様にして2
枚の比較用放射線像変換パネルを作製し、それぞ
れパネルBおよびパネルCとした。
1605の代りに有機系青色着色剤ザポンフアストブ
ルー3G(ヘキスト製)を同じ量添加すること以外
は上記と同様にして、またバリフアストブルー
1605を添加しないこと以外は上記と同様にして2
枚の比較用放射線像変換パネルを作製し、それぞ
れパネルBおよびパネルCとした。
次に上記パネルA、パネルBおよびパネルCそ
れぞれにサンプルから180cm離れたところから管
電圧80KVp管電流200mAのX線を50ミリ秒間照
射した後He―Neレーザー光(波長633nm)で走
査して励起し、螢光体層から放射される輝尽発光
をコーニング5−56フイルター(コーニング社
製)を通して受光器(分光感度S―5の光電子増
倍管)で受光して電気信号に変換し、これを画像
再生装置によつて画像として再生して表示装置上
に画像を得た。得られたそれぞれの変調伝達関数
(MTF)を調べた。その結果パネルA、パネルB
およびパネルCの空間周波数2サイクル/mmにお
けるMTF値はそれぞれ49%、46%および18%で
あつた(いずれも空間周波数0サイクル/mmにお
けるMTF値を100%とする時)。なおここで、画
像再生装置および表示装置として何を用いるかは
パネルA、パネルBおよびパネルCからそれぞれ
得られる画像のMTF値およびそれらの値の相対
関係には影響しない。
れぞれにサンプルから180cm離れたところから管
電圧80KVp管電流200mAのX線を50ミリ秒間照
射した後He―Neレーザー光(波長633nm)で走
査して励起し、螢光体層から放射される輝尽発光
をコーニング5−56フイルター(コーニング社
製)を通して受光器(分光感度S―5の光電子増
倍管)で受光して電気信号に変換し、これを画像
再生装置によつて画像として再生して表示装置上
に画像を得た。得られたそれぞれの変調伝達関数
(MTF)を調べた。その結果パネルA、パネルB
およびパネルCの空間周波数2サイクル/mmにお
けるMTF値はそれぞれ49%、46%および18%で
あつた(いずれも空間周波数0サイクル/mmにお
けるMTF値を100%とする時)。なおここで、画
像再生装置および表示装置として何を用いるかは
パネルA、パネルBおよびパネルCからそれぞれ
得られる画像のMTF値およびそれらの値の相対
関係には影響しない。
MTF値測定結果から明らかなように、着色剤
によつて着色されたパネルAおよびパネルCは、
着色剤によつて着色されていないパネルCよりも
鮮鋭度が極めて高い画像を与える。
によつて着色されたパネルAおよびパネルCは、
着色剤によつて着色されていないパネルCよりも
鮮鋭度が極めて高い画像を与える。
次にパネルAおよびパネルBによつて得られる
画像のコントラストを測定した。このコントラス
トの測定はパネルの半分を2mm厚の鋭板で覆い、
上記と同様にして放射線像変換を行なつて画像を
得、この画像の鉛板で覆つた部分と鉛板のない部
分の濃度差を測定することよつて行なつた。その
結果パネルAによつて得られる画像における濃度
差は2.00であり、一方パネルBによつて得られる
画像における濃度差は1.00であつた。
画像のコントラストを測定した。このコントラス
トの測定はパネルの半分を2mm厚の鋭板で覆い、
上記と同様にして放射線像変換を行なつて画像を
得、この画像の鉛板で覆つた部分と鉛板のない部
分の濃度差を測定することよつて行なつた。その
結果パネルAによつて得られる画像における濃度
差は2.00であり、一方パネルBによつて得られる
画像における濃度差は1.00であつた。
上記再生画像における濃度差測定結果から明ら
かなように、バリフアストブルー1605によつて着
色されたパネルA(本発明の放射線像変換パネル)
はザポンフアストブルー3Gによつて着色された
パネルBよりもコントラストが極めて高い画像を
与える。このようにパネルAがパネルBよりもコ
ントラストが極めて高い画像を与える理由は、パ
ネルBに用いられている有機系青色着色剤ザポン
フアストブルー3GはHe―Neレーザー励起光の
照射を受ける時第3図曲線bの発光スペクトルで
示されるような赤色乃至赤外領域に発光を示し、
その一部(赤外領域の発光)がコーニング5―56
フイルター(このフイルターの赤色乃至赤外領域
の分光透過率曲線は第3図曲線aで示される)を
透過し、パネル全面に亘つてのノイズとして再生
されるのに対して、パネルAに用いられている有
機系金属錯塩青色着色剤バリフアストブルー1605
はHe―Ne励起光の照射を受けても全く発光を示
さないからである。ちなみに受光器によつて受光
されたパネルAとパネルBの発光量は、パネルA
を100とするとパネルBは140であつた。このよう
にパネルBの発光量がパネルAよりも多いのは、
パネルBにおいてはBaFBr:Fu2+螢光体の輝尽
発光にノイズとなるザポンフアストブルー3Gの
発光が加えられているためである。
かなように、バリフアストブルー1605によつて着
色されたパネルA(本発明の放射線像変換パネル)
はザポンフアストブルー3Gによつて着色された
パネルBよりもコントラストが極めて高い画像を
与える。このようにパネルAがパネルBよりもコ
ントラストが極めて高い画像を与える理由は、パ
ネルBに用いられている有機系青色着色剤ザポン
フアストブルー3GはHe―Neレーザー励起光の
照射を受ける時第3図曲線bの発光スペクトルで
示されるような赤色乃至赤外領域に発光を示し、
その一部(赤外領域の発光)がコーニング5―56
フイルター(このフイルターの赤色乃至赤外領域
の分光透過率曲線は第3図曲線aで示される)を
透過し、パネル全面に亘つてのノイズとして再生
されるのに対して、パネルAに用いられている有
機系金属錯塩青色着色剤バリフアストブルー1605
はHe―Ne励起光の照射を受けても全く発光を示
さないからである。ちなみに受光器によつて受光
されたパネルAとパネルBの発光量は、パネルA
を100とするとパネルBは140であつた。このよう
にパネルBの発光量がパネルAよりも多いのは、
パネルBにおいてはBaFBr:Fu2+螢光体の輝尽
発光にノイズとなるザポンフアストブルー3Gの
発光が加えられているためである。
実施例 2
実施例1のバリフアストブルー16051mgの代り
に有機系金属錯塩青色着色剤クプロシアニンブル
ーGL(東洋インク製)1mgを用いること以外は実
施例1と同様にして放射線像変換パネルを作製
し、パネルDとした。同様に、実施例1のバリフ
アストブルー16051mgの代りに有機系青色着色剤
オイルブルーNo.603(オリエント製)1mgを用いる
こと以外は実施例1と同様にして比較用放射線像
変換パネルを作製し、パネルEとした。
に有機系金属錯塩青色着色剤クプロシアニンブル
ーGL(東洋インク製)1mgを用いること以外は実
施例1と同様にして放射線像変換パネルを作製
し、パネルDとした。同様に、実施例1のバリフ
アストブルー16051mgの代りに有機系青色着色剤
オイルブルーNo.603(オリエント製)1mgを用いる
こと以外は実施例1と同様にして比較用放射線像
変換パネルを作製し、パネルEとした。
パネルDおよびパネルEを用いて実施例1と同
様にして放射線像を変換し、得られたそれぞれの
画像のMTFを調べた。その結果パネルDおよび
パネルEの空間周波数2サイクル/mmにおける
MTF値はそれぞれ49%および50%であつた(い
ずれも空間周波数0サイクル/mmにおけるMTF
値を100%とする時)。このMTF値測定結果から
明らかなように、パネルDとパネルEとは鮮鋭度
がほぼ同等の画像を与える。
様にして放射線像を変換し、得られたそれぞれの
画像のMTFを調べた。その結果パネルDおよび
パネルEの空間周波数2サイクル/mmにおける
MTF値はそれぞれ49%および50%であつた(い
ずれも空間周波数0サイクル/mmにおけるMTF
値を100%とする時)。このMTF値測定結果から
明らかなように、パネルDとパネルEとは鮮鋭度
がほぼ同等の画像を与える。
次にパネルDおよびパネルEを用いて実施例1
と同様にして再生画像における濃度差測定を行な
つた。その結果パネルDによつて得られる画像に
おける濃度差は2.00であり、一方パネルEによつ
て得られる画像における濃度差は0.90であつた。
この再生画像における濃度差測定結果から明らか
なように、クプロシアニンブルーGLによつて着
色されたパネルD(本発明の放射線像変換パネル)
はオイルブルーNo.603によつて着色されたパネル
Eよりもコントラストが極めて高い画像を与え
る。このようにパネルDがパネルEよりもコント
ラストが極めて高い画像を与える理由は、実施例
1で述べた理由と同じである。すなわち、パネル
Eに用いられているオイルブルーNo.603はHe―
Neレーザー励起光の照射を受ける時コーニング
5―56フイルターを透過しノイズとして再生され
る発光を示すが、パネルDに用いられているクプ
ロシアニンブルーGLはHe―Neレーザー励起光
の照射を受けても全く発光を示さない。なお、受
光器によつて受光されたパネルDとパネルEの発
光量は、パネルDを100とするとパネルEは145で
あつた。
と同様にして再生画像における濃度差測定を行な
つた。その結果パネルDによつて得られる画像に
おける濃度差は2.00であり、一方パネルEによつ
て得られる画像における濃度差は0.90であつた。
この再生画像における濃度差測定結果から明らか
なように、クプロシアニンブルーGLによつて着
色されたパネルD(本発明の放射線像変換パネル)
はオイルブルーNo.603によつて着色されたパネル
Eよりもコントラストが極めて高い画像を与え
る。このようにパネルDがパネルEよりもコント
ラストが極めて高い画像を与える理由は、実施例
1で述べた理由と同じである。すなわち、パネル
Eに用いられているオイルブルーNo.603はHe―
Neレーザー励起光の照射を受ける時コーニング
5―56フイルターを透過しノイズとして再生され
る発光を示すが、パネルDに用いられているクプ
ロシアニンブルーGLはHe―Neレーザー励起光
の照射を受けても全く発光を示さない。なお、受
光器によつて受光されたパネルDとパネルEの発
光量は、パネルDを100とするとパネルEは145で
あつた。
第1図は本発明の放射線像変換パネルを用いた
放射線像変換方法の概略説明である。第2図は
BaFBr:Fu2+螢光体の輝尽発光スペクトルを示
すグラフである。第3図はコーニング5―56フイ
ルターの赤色乃至赤外領域の分光透過率曲線(曲
線a)およびHe―Neレーザー光による有機系青
色着色剤ザポンフアストブルー3Gの発光スペク
トル(曲線b)を示すグラフである。 11…放射線発生装置、12…被写体、13…
放射線像変換パネル、14…光源、15…光電変
換装置、16…画像再生装置、17…画像表示装
置、18…フイルター。
放射線像変換方法の概略説明である。第2図は
BaFBr:Fu2+螢光体の輝尽発光スペクトルを示
すグラフである。第3図はコーニング5―56フイ
ルターの赤色乃至赤外領域の分光透過率曲線(曲
線a)およびHe―Neレーザー光による有機系青
色着色剤ザポンフアストブルー3Gの発光スペク
トル(曲線b)を示すグラフである。 11…放射線発生装置、12…被写体、13…
放射線像変換パネル、14…光源、15…光電変
換装置、16…画像再生装置、17…画像表示装
置、18…フイルター。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 輝尽性螢光体を結合剤中に分散してなる螢光
体層を有する放射線像変換パネルであり、該放射
線像変換パネルが着色剤によつて該放射線像変換
パネルの上記輝尽性螢光体の励起光波長領域にお
ける平均反射率が該放射線像変換パネルの上記輝
尽性螢光体の輝尽発光波長領域における平均反射
率よりも小さくなるように着色されている放射線
像変換パネルにおいて、上記着色剤が上記輝尽性
螢光体の励起光の照射を受ける時該励起光よりも
長波長領域に発光を示さない有機系着色剤である
ことを特徴とする放射線像変換パネル。 2 上記励起光波長領域における上記平均反射率
が、上記有機系着色剤によつて着色されていない
同等の放射線像変換パネルの上記励起光波長領域
における平均反射率の95%以下であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の放射線像変換
パネル。 3 上記輝尽発光波長領域における上記平均反射
率が、上記有機系着色剤によつて着色されていな
い同等の放射線像変換パネルの上記輝尽発光波長
領域における平均反射率の30%以上であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
載の放射線像変換パネル。 4 上記輝尽発光波長領域における上記平均反射
率が、上記有機系着色剤によつて着色されていな
い同等の放射線像変換パネルの上記輝尽発光波長
領域における平均反射率の90%以上であることを
特徴とする特許請求の範囲第3項記載の放射線像
変換パネル。 5 少なくとも上記螢光体層が上記有機系着色剤
によつて着色されており、かつ上記螢光体層は上
記輝尽性螢光体の励起光入射側からその反対側に
向つて着色度が次第に高くなるように着色されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
第4項のいずれかの項記載の放射線像変換パネ
ル。 6 上記励起光入射側とは反対の側から測定した
上記螢光体層自体の上記輝尽性螢光体の上記励起
光波長領域における平均反射率が、上記励起光入
射側から測定した上記螢光体層自体の上記輝尽性
螢光体の上記励起光波長領域における平均反射率
の95%以下であることを特徴とする特許請求の範
囲第5項記載の放射線像変換パネル。 7 上記放射線像変換パネルが上記螢光体層のみ
からなり、該螢光体層が上記有機系着色剤によつ
て着色されていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第6項のいずれかの項記載の放射線
像変換パネル。 8 上記放射線像変換パネルが第1の保護膜、上
記螢光体層および第2の保護膜をこの順に積層し
てなり、この第1の保護膜、螢光体層および第2
の保護膜のうちの少なくとも1つが上記有機系着
色剤によつて着色されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかの項記
載の放射線像変換パネル。 9 上記放射線像変換パネルが支持体と、この支
持体上に設けられた上記螢光体層とからなり、こ
の支持体および螢光体層のうちの少なくとも1つ
が上記有機系着色剤によつて着色されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項の
いずれかの項記載の放射線像変換パネル。 10 上記放射線像変換パネルが上記支持体、下
塗り層および上記螢光体層をこの順に積層してな
り、この支持体、下塗り層および螢光体層のうち
の少なくとも1つが上記有機系着色剤によつて着
色されていることを特徴とする特許請求の範囲第
1項乃至第6項のいずれかの項記載の放射線像変
換パネル。 11 上記放射線像変換パネルが上記支持体、上
記螢光体層および保護膜をこの順に積層してな
り、この支持体、螢光体層および保護膜のうちの
少なくとも1つが上記有機系着色剤によつて着色
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項乃至第6項のいずれかの項記載の放射線像変換
パネル。 12 上記放射線像変換パネルが上記支持体、上
記下塗り層、上記螢光体層および上記保護膜をこ
の順に積層してなり、この支持体、下塗り層、螢
光体層および保護膜のうちの少なくとも1つが上
記有機系着色剤によつて着色されていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項のいず
れかの項記載の放射線像変換パネル。 13 上記放射線像変換パネルが上記支持体、第
1の上記螢光体層、中間層および第2の上記螢光
体層をこの順に積層してなり、少なくとも上記中
間層が上記有機系着色剤によつて着色されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6
項のいずれかの項記載の放射線像変換パネル。 14 上記放射線像変換パネルが上記支持体、第
1の上記螢光体層、上記中間層、第2の上記螢光
体層および上記保護膜をこの順に積層してなり、
少なくとも上記中間層が上記有機系着色剤によつ
て着色されていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第6項のいずれかの項記載の放射線
像変換パネル。 15 上記放射線像変換パネルが上記支持体、上
記下塗り層、第1の上記螢光体層、上記中間層、
第2の上記螢光体層および上記保護膜をこの順に
積層してなり、少なくとも上記中間層が上記有機
系着色剤によつて着色されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかの
項記載の放射線像変換パネル。 16 上記有機系着色剤が有機系金属錯塩着色剤
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
至第15項のいずれかの項記載の放射線像変換パ
ネル。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55171545A JPS5796300A (en) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | Radiation image conversion panel |
| US06/326,642 US4491736A (en) | 1980-12-05 | 1981-12-02 | Radiation image storage panel |
| DE3148077A DE3148077C2 (de) | 1980-12-05 | 1981-12-04 | Speicherplatte für Strahlungsbilder |
| NL8105480A NL8105480A (nl) | 1980-12-05 | 1981-12-04 | Stralingsbeeld-opslagpaneel. |
| FR8122845A FR2495818B1 (fr) | 1980-12-05 | 1981-12-07 | Panneau de memorisation de rayonnement |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55171545A JPS5796300A (en) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | Radiation image conversion panel |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5796300A JPS5796300A (en) | 1982-06-15 |
| JPS6317200B2 true JPS6317200B2 (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=15925106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55171545A Granted JPS5796300A (en) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | Radiation image conversion panel |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4491736A (ja) |
| JP (1) | JPS5796300A (ja) |
| DE (1) | DE3148077C2 (ja) |
| FR (1) | FR2495818B1 (ja) |
| NL (1) | NL8105480A (ja) |
Families Citing this family (33)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5917199A (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-28 | 富士写真フイルム株式会社 | 放射線像変換用複合体 |
| JPS60174999A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-09 | 化成オプトニクス株式会社 | 感度補償増感紙及びその製法 |
| US4665003A (en) * | 1984-07-31 | 1987-05-12 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Stimulable phosphor sheet and method of conveying the same |
| US4728583A (en) * | 1984-08-31 | 1988-03-01 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Radiation image storage panel and process for the preparation of the same |
| DE3433141A1 (de) * | 1984-09-10 | 1986-03-20 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Roentgendiagnostikeinrichtung mit einem roentgenkonverter mit lumineszenz-speicherleuchtschirm |
| JPS6195351A (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-14 | Kasei Optonix Co Ltd | 増感紙 |
| JPS61228399A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-11 | 富士写真フイルム株式会社 | 放射線像変換パネルおよびその製法 |
| US4661704A (en) * | 1985-07-12 | 1987-04-28 | North American Philips Corporation | Image recording and readout device based on light-stimulable phosphors |
| US4879186A (en) * | 1985-10-10 | 1989-11-07 | Quantex Corporation | Photoluminescent materials for outputting reddish-orange light and a process for making the same |
| US4855603A (en) * | 1985-10-10 | 1989-08-08 | Quantex Corporation | Photoluminescent materials for radiography |
| DE3762689D1 (de) * | 1986-01-21 | 1990-06-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | Strahlungsbildspeicherplatte. |
| JPH0690319B2 (ja) * | 1987-02-02 | 1994-11-14 | 富士写真フイルム株式会社 | 放射線像変換パネルの製造法 |
| JPH0619680Y2 (ja) * | 1988-01-29 | 1994-05-25 | 石川島播磨重工業株式会社 | セグメント搬送供給装置 |
| US5340996A (en) * | 1989-08-10 | 1994-08-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Radiation image read-out apparatus, radiation image recording method and apparatus, stimulable phosphor sheet, and cassette |
| US5549843A (en) * | 1991-11-21 | 1996-08-27 | Eastman Kodak Company | Annealed alkaline earth metal fluorohalide storage phosphor, preparation method, and radiation image storage panel |
| US5641583A (en) * | 1993-11-24 | 1997-06-24 | Eastman Kodak Company | Radiographic phosphor panel having both binder compatible oxosulfur stabilizer and oxosulfur pigment and method for preparing phosphor panel |
| US5507976A (en) * | 1993-11-24 | 1996-04-16 | Eastman Kodak Company | Stabilized phosphor intermediates, storage phosphors, radiation image storage panels, and preparation methods |
| US5464568A (en) * | 1993-11-24 | 1995-11-07 | Eastman Kodak Company | Alkaline earth metal fluorobromoiodide storage phosphor, and radiation image storage panel, and method |
| US5401971A (en) * | 1993-11-24 | 1995-03-28 | Eastman Kodak Company | Overcoated radiation image storage panel and method for preparing radiation image storage panel |
| US5427868A (en) * | 1993-11-24 | 1995-06-27 | Eastman Kodak Company | Radiographic phosphor panel having binder compatible oxosulfur stabilizer and method for preparing phosphor panel |
| US5549844A (en) * | 1995-03-24 | 1996-08-27 | Eastman Kodak Company | Radiographic phosphor panel, phosphor and phosphor modification method |
| US5523558A (en) * | 1995-04-24 | 1996-06-04 | Eastman Kodak Company | Radiographic phosphor panel having metal hydride stabilizing compound |
| US5641967A (en) * | 1995-05-31 | 1997-06-24 | Eastman Kodak Company | Radiographic phosphor panel having oxosulfur functionalized polymer reducing agents |
| US5646412A (en) * | 1995-07-19 | 1997-07-08 | Eastman Kodak Company | Coated radiographic phosphors and radiographic phosphor panels |
| US5670086A (en) * | 1996-02-20 | 1997-09-23 | Eastman Kodak Company | Vitrified phosphor articles, intermediates, and preparation methods |
| DE19725940A1 (de) * | 1997-06-19 | 1998-12-24 | Thoms Michael Dr | Neutronenempfindliche Speicherleuchtstoffe und daraus bestehende Bildplatten |
| US6713776B2 (en) * | 1999-12-28 | 2004-03-30 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for storing and reproducing radiation image and radiation image storage device |
| US6652994B2 (en) * | 2000-10-20 | 2003-11-25 | Konica Corporation | Radiation image conversion panel |
| DE10116803C2 (de) * | 2001-04-04 | 2003-10-02 | Siemens Ag | Strahlungswandler und Verfahren zur Herstellung desselben |
| US20030134087A1 (en) * | 2001-12-03 | 2003-07-17 | Ludo Joly | Binderless phosphor screen on a support colored with a pigment mixture |
| US6977385B2 (en) * | 2002-03-26 | 2005-12-20 | Agfa-Gevaert | Storage phosphor screen having binderless colored layers |
| JP2004340892A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | 放射線像変換パネルおよびその製造方法 |
| DE102009009051B4 (de) * | 2009-02-17 | 2011-02-17 | Siemens Aktiengesellschaft | Szintillatoranordnung zur Erfassung einer Röntgenstrahlung sowie Röntgendetektor mit einer solchen Szintillatoranordnung |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US3859527A (en) * | 1973-01-02 | 1975-01-07 | Eastman Kodak Co | Apparatus and method for producing images corresponding to patterns of high energy radiation |
| US3975637A (en) * | 1973-10-23 | 1976-08-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Device for storage and display of a radiation image |
| JPS5923400B2 (ja) * | 1979-06-07 | 1984-06-01 | 富士写真フイルム株式会社 | 放射線像変換パネル |
| JPS5917400B2 (ja) * | 1979-07-11 | 1984-04-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 放射線像変換パネル |
-
1980
- 1980-12-05 JP JP55171545A patent/JPS5796300A/ja active Granted
-
1981
- 1981-12-02 US US06/326,642 patent/US4491736A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-12-04 DE DE3148077A patent/DE3148077C2/de not_active Expired
- 1981-12-04 NL NL8105480A patent/NL8105480A/nl active Search and Examination
- 1981-12-07 FR FR8122845A patent/FR2495818B1/fr not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| NL8105480A (nl) | 1982-07-01 |
| FR2495818B1 (fr) | 1988-01-08 |
| JPS5796300A (en) | 1982-06-15 |
| FR2495818A1 (fr) | 1982-06-11 |
| DE3148077C2 (de) | 1986-07-03 |
| DE3148077A1 (de) | 1982-08-05 |
| US4491736A (en) | 1985-01-01 |
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