JPS6321480B2 - - Google Patents

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JPS6321480B2
JPS6321480B2 JP12525581A JP12525581A JPS6321480B2 JP S6321480 B2 JPS6321480 B2 JP S6321480B2 JP 12525581 A JP12525581 A JP 12525581A JP 12525581 A JP12525581 A JP 12525581A JP S6321480 B2 JPS6321480 B2 JP S6321480B2
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JP
Japan
Prior art keywords
mitomycin
mitomycins
fermentation liquid
fermentation
added
Prior art date
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Expired
Application number
JP12525581A
Other languages
English (en)
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JPS5828293A (ja
Inventor
Shinzo Ishii
Takemitsu Arai
Kazuyuki Mineura
Susumu Tomohiro
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマイトマイシンA、B、Cなど(以下
マイトマイシン類という)の製造法に関するもの
である。ストレプトミセス属菌の生産するマイト
マイシン発酵液においては、菌体中に含まれるマ
イトマイシン分解酵素の作用により、培養後通気
撹拌を止め発酵液を静置すると短時間でマイトマ
イシン類が分解される現象がある。マイトマイシ
ンの分解を抑制する方法については、短時間に通
気および冷却をしながら菌体を分離し安定化する
方法さらにはフエノール、ホルマリン、クロロホ
ルム、トルエン、ラウリル硫酸ナトリウム、ホウ
酸ナトリウムなどを発酵液に添加し安定化させる
方法が知られている。しかしこれらの方法では、
工業的規模でマイトマイシンA、B、Cを同時に
収率よく製造することが難かしい。そこで本発明
者らは、発酵液でのマイトマイシン類の分解を防
止し、マイトマイシン類を同時に製造する方法に
ついて検討を行なつた結果、発酵液にエタノー
ル、n−プロパノール、iso−プロパノール、ア
セトン、メチルエチルケトンなどの水溶性有機溶
媒を加えることにより、マイトマイシン類の分解
を防止できることを見出した。そしてこれらの水
溶性有機溶媒を添加した発酵液に過助剤を加え
て過すると、その液から容易にマイトマイシ
ン類を製造することができることを見出し本発明
を完成するに致つた。
マイトマイシンA、B、C等はストレプトミセ
ス・ケスピトーズスの生産する抗菌性抗腫瘍物質
である。中でもマイトマイシンCは抗腫瘍剤とし
て広く使用され、その効果は大きなものがある。
一方マイトマイシンA、Fは現在抗腫瘍剤として
使用されていないが、その抗腫瘍効果は強いもの
があり抗腫瘍剤としての使用が期待されるととも
に、マイトマイシン誘導体の合成原料としても非
常に重要な物質である。
以下本発明をさらに詳細に説明する。
ストレプトミセス・ケスピトーズスを生産菌と
したマイトマイシン類発酵液を培養終了後、直ち
に菌体を分離すると、上澄液中のマイトマイシン
類の安定性は比較的良好となるが、菌体の存在す
る発酵液では極めて不安定で室温で30分程度静置
するとマイトマイシン類はほぼ100%分解される。
発酵液を培養終了後通気撹拌しながら5℃前後
まで冷却することにより、マイトマイシン分解酵
素活性はある程度抑えられ、マイトマイシンCは
比較的安定化するがマイトマイシンA、B、Fは
ほとんど安定化されない。
また発酵液にホルマリン、フエノール等の薬剤
を添加するとマイトマイシン分解酵素活性は抑え
られるが、薬剤の影響でマイトマイシン類が分解
を受け、安定化はそれ程良くない。
これらの結果から新しい安定化剤を見出すた
め、発酵液に種々の薬剤の添加実験を行なつた。
この結果発酵液に対して10〜20%の量に相当す
る、エタノール、n−プロパノール、iso−プロ
パノール、アセトン、メチルエチルケトン等の水
溶性有機溶媒を添加し、室温で1時間静置後、マ
イトマイシン類を測定したところ、マイトマイシ
ンA、B、C、Fはそれぞれほぼ100%発酵液中
に残存し安定化することが見出された。
上記水溶性有機溶媒を添加した後、菌体を分離
しその分解酵素活性を測定すると活性は完全に失
活していることが認められた。さらに上記水溶性
有機溶媒にマイトマイシンA、B、C、Fを溶解
させ安定性を測定した結果、水溶液中よりも安定
性が良好となつていることが確認できた。
以上の結果よりマイトマイシン発酵液に上記水
溶性有機溶媒を添加し、マイトマイシン分解酵素
を失活させ、発酵液中のマイトマイシン類を安定
化できることがわかる。
また上記水溶性有機溶媒を発酵液に加え、マイ
トマイシン類を安定化させた後、過助剤を加え
フイルタープレスで過を行ない、液をダイヤ
イオンHP(10、20、30、40、50)樹脂(三菱化
成工業社製の商品名)、アンバーライトXAD(、
)(ロームアンドハース社製の商品名)などの
合成吸着樹脂に通塔しマイトマイシン類を吸着さ
せる。吸着後メタノール、エタノール、アセトン
等の水溶液を用いマイトマイシン類を溶出し、溶
出液を減圧濃縮する。濃縮後に食塩等の無機塩を
加え、酢酸エチル等の溶媒で抽出液に無水硫酸ナ
トリウムを加え脱水処理をして、減圧濃縮を行な
う。この濃縮液を酢酸エチル:アセトン=10:1
〜1:1の展開溶媒でシリカゲルクロマト分離を
行なうと、マイトマイシンF、B、A、Cの順で
溶出される。各成分の区分をとり、濃縮し各成分
を結晶化および沈でん化し、分離後真空乾燥し、
マイトマイシン各成分を得る。
以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明す
る。
実施例 1 種菌としてストレプトミセス・ケスピトーズス
V−621〔The Journal of Antibiotics Vol.No.
4(1965)記載〕(FERM BP−1530)を用い、
グルコース1.5g/dl、酵母1g/dl、デンプン
0.5g/dl、食塩0.5g/、炭酸カルシウム0.3
g/dlの培地でPH7.5、28℃で種培養を行なう。
得られた種培養液を同じ組成の培地で28℃2日間
培養する。発酵液中にはマイトマイシンA8γ/
ml、マイトマイシンB10γ/ml、マイトマイシン
C12γ/mlが蓄積した。培養終了後、発酵液1Kl
にn−プロパノール100を添加した後10℃まで
冷却する。冷却後過助剤を加えフイルタープレ
スで過し液を得る。液をダイヤイオンHP
−20 200に通塔し、マイトマイシン類を吸着さ
せ、水洗を行なつた後、50%アセト水でマイトマ
イシン類を溶出する。溶出液のマイトマイシン類
区分を集め減圧濃縮し、アセトンを除去した後、
食塩を30%濃度になるように加え酢酸エチル100
でマイトマイシン類の抽出を行なう。酢酸エチ
ル層を分離した後、約10まで減圧濃縮を行な
い、無水硫酸ナトリウム1Kgを加え脱水処理をす
る、硫酸ナトリウムを分離した後、過を酢酸エ
チルを用いて充填したシリカゲルカラム5に通
塔しマイトマイシン類を吸着させる。吸着後酢酸
エチル:アセトン=9:1〜1:1の展開溶媒で
溶出を行なうと、マイトマイシンB、マイトマイ
シン類A、マイトマイシンCの順で各成分が溶出
される。それぞれの成分を分画し、濃縮後結晶化
させ、分離乾燥したところ、マイトマイシA4.5
g、マイトマイシンB6.0g、マイトマイシンC6.3
gを得た。
実施例 2 種菌としてストレプトミセス・ケスピトーズス
T−17−135(NRRL 12508)を用いグルコース
1g/dl、酵母1g/dl、デンプン0.5g/、
食塩0.5g/dl、炭酸カルシウム0.3g/dl、PH7.2
の培地を用い、28℃で種培養を行なう。得られた
種培養液をフラクトース2g/dl、大豆粉4g/
dl、デンプン1g/dl、食塩0.5g/dl、炭酸カ
ルシウム0.5g/dl、PH7.2の培地を用い30℃で3
日間培養する。発酵液中にはマイトマイシン
A65γ/ml、マイトマイシンB25γ/ml、マイトマ
イシンF5γ/mlが蓄積した。培養終了後通気を止
めアセトン20を発酵液100に加えマイトマイ
シン類を安定化させる。安定化させた培養を実施
例1と同様の操作を行ない、マイトマイシンA3
g、マイトマイシンB1.2g、マイトマイシンF0.1
gを得た。
実施例 3 実施例2と同様な操作を行ない、マイトマイシ
ンA70γ/ml、マイトマイシンB40μ/ml、マイト
マイシンF6γ/mlの蓄積した発酵液100に培養
終了直後、メチルエチルケトン10を加えマイト
マイシン類を安定化させる。安定化させた発酵液
を実施例1と同様の操作を行ないマイトマイシン
A4g、マイトマイシンB22g、マイトマイシン
F0.2gを得た。
実施例 4 実施例2と同様な操作を行ないマイトマイシン
A73γ/ml、マイトマイシンB30γ/ml、マイトマ
イシンF4γ/ml、の蓄積した発酵液を得た。培養
直後に発酵液100に対しiso−プロパノール18
を加えてマイトマイシン類を安定化させた。安定
化後実施例1と同様の操作を行ない、マイトマイ
シンA4.5g、マイトマイシンB1.4g、マイトマ
イシンFを0.2を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マイトマイシン類を蓄積させた発酵液に、n
    −プロパノール、iso−プロパノール、アセトン
    およびメチルエチルケトンから選ばれる水溶性有
    機溶媒の少なくとも1種を添加し、該発酵液中の
    マイトマイシン分解酵素を失活させ、マイトマイ
    シン類を安定化させた後、該発酵液からマイトマ
    イシン類を採取することを特徴とするマイトマイ
    シン類の製造法。
JP12525581A 1981-08-12 1981-08-12 マイトマイシン類の製造法 Granted JPS5828293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12525581A JPS5828293A (ja) 1981-08-12 1981-08-12 マイトマイシン類の製造法

Applications Claiming Priority (1)

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JP12525581A JPS5828293A (ja) 1981-08-12 1981-08-12 マイトマイシン類の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5828293A JPS5828293A (ja) 1983-02-19
JPS6321480B2 true JPS6321480B2 (ja) 1988-05-07

Family

ID=14905572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12525581A Granted JPS5828293A (ja) 1981-08-12 1981-08-12 マイトマイシン類の製造法

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JP (1) JPS5828293A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0425467U (ja) * 1990-06-18 1992-02-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0425467U (ja) * 1990-06-18 1992-02-28

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JPS5828293A (ja) 1983-02-19

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