JPS6325592B2 - - Google Patents
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- JPS6325592B2 JPS6325592B2 JP56086387A JP8638781A JPS6325592B2 JP S6325592 B2 JPS6325592 B2 JP S6325592B2 JP 56086387 A JP56086387 A JP 56086387A JP 8638781 A JP8638781 A JP 8638781A JP S6325592 B2 JPS6325592 B2 JP S6325592B2
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- shoulder
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
この発明は優れた抗腸瘍作用を有する新規な物
質であるFR900261物質およびその製造法に関す
るものである。 この発明のFR900261物質の理化学的性質は次
の通りである。 外観 無色針状晶(エタノールから再結晶した結晶の
形状) 融点 181−183℃ 分子式 C31H44N4O6 分子量 568(マススペクトルによる) 旋光度 〔a〕20 D=−120゜(C=1,CHCl3) 実験値:C65.33,H7.99,N9.59 紫外線吸収スペクトル 末端吸収 赤外線吸収スペクトル ν(max)(KBr):3320,3070,3035,2940,
2870,1710(肩),1655,1635(肩),1585,1550,
1530(肩),1510(肩),1505,1470,1460,1455,
1447,1430,1385,1368,1335,1320,1300,
1280,1243,1230,1195,1172,1142,1130,
1115,1105,1078,1070(肩),1048,1022,
1000,975,965,950,925,910,870,830,
800,783,755,735,710,700,665,630,590,
570,530(肩),522,510,485cm-1 1H−核磁気共鳴吸収スペクトル δ(ppm)(CDCl3):0.83(6H,d,J=5Hz),
1.0−2.0(15H,m),2.0−2.6(4H,m),2.6−3.8
(5H,m),3.40(1H,dd,J=2.5Hzおよび4.5
Hz),4.2−5.1(5H,m),6.1−6.8(3H,m),
7.13(5H,s) 上記の物理化学的性質および別途研究の結果か
ら、FR900261物質の化学構造は下記の通り同定
された。 この発明のFR−900261物質は、例えば、ペト
リエラ属に属するFR−900261物質生産菌のよう
なFR−900261物質生産菌を培地に培養し、得ら
れる培養物からFR−900261物質を分離、採取す
ることによつて製造することができる。この発明
で使用するFR−900261物質の生産菌のうち、こ
の発明者等が神奈川県鎌倉市の土壌から新たに分
離した菌株(No.3161と番号を付す)について、そ
の菌学的性質を示すと次の通りである。 形態学的性質 この菌株を下記、寒天培地上の中心部に小さく
点状に接種し、室温で20日間生育させてその集落
を観察した結果は表1の通りである。
質であるFR900261物質およびその製造法に関す
るものである。 この発明のFR900261物質の理化学的性質は次
の通りである。 外観 無色針状晶(エタノールから再結晶した結晶の
形状) 融点 181−183℃ 分子式 C31H44N4O6 分子量 568(マススペクトルによる) 旋光度 〔a〕20 D=−120゜(C=1,CHCl3) 実験値:C65.33,H7.99,N9.59 紫外線吸収スペクトル 末端吸収 赤外線吸収スペクトル ν(max)(KBr):3320,3070,3035,2940,
2870,1710(肩),1655,1635(肩),1585,1550,
1530(肩),1510(肩),1505,1470,1460,1455,
1447,1430,1385,1368,1335,1320,1300,
1280,1243,1230,1195,1172,1142,1130,
1115,1105,1078,1070(肩),1048,1022,
1000,975,965,950,925,910,870,830,
800,783,755,735,710,700,665,630,590,
570,530(肩),522,510,485cm-1 1H−核磁気共鳴吸収スペクトル δ(ppm)(CDCl3):0.83(6H,d,J=5Hz),
1.0−2.0(15H,m),2.0−2.6(4H,m),2.6−3.8
(5H,m),3.40(1H,dd,J=2.5Hzおよび4.5
Hz),4.2−5.1(5H,m),6.1−6.8(3H,m),
7.13(5H,s) 上記の物理化学的性質および別途研究の結果か
ら、FR900261物質の化学構造は下記の通り同定
された。 この発明のFR−900261物質は、例えば、ペト
リエラ属に属するFR−900261物質生産菌のよう
なFR−900261物質生産菌を培地に培養し、得ら
れる培養物からFR−900261物質を分離、採取す
ることによつて製造することができる。この発明
で使用するFR−900261物質の生産菌のうち、こ
の発明者等が神奈川県鎌倉市の土壌から新たに分
離した菌株(No.3161と番号を付す)について、そ
の菌学的性質を示すと次の通りである。 形態学的性質 この菌株を下記、寒天培地上の中心部に小さく
点状に接種し、室温で20日間生育させてその集落
を観察した結果は表1の通りである。
【表】
また、YMG寒天培地(酵母エキス3g、麦芽
エキス3g、グルコース4g、寒天15g、水道水
1000ml)を用いて27℃で14日間培養すると集落の
表面付近にけし粒大の黒色の小顆粒が所々に現わ
れる。この部分を光学顕微鏡で観察すると、開口
部とオステイオール(Ostiole)を持つた黒色の
子のう殻の存在が認められ、この中に8個の子の
う胞子をもつた棍棒状の子のうが規則的に並んで
おり、子のう胞子は数個のオイル状顆粒(oil
droplets)を持ち、茶橙色で半月状である。さら
に上記子のう殻、子のう、子のう胞子の大きさ、
形状、色等をまとめると表2の通りである。
エキス3g、グルコース4g、寒天15g、水道水
1000ml)を用いて27℃で14日間培養すると集落の
表面付近にけし粒大の黒色の小顆粒が所々に現わ
れる。この部分を光学顕微鏡で観察すると、開口
部とオステイオール(Ostiole)を持つた黒色の
子のう殻の存在が認められ、この中に8個の子の
う胞子をもつた棍棒状の子のうが規則的に並んで
おり、子のう胞子は数個のオイル状顆粒(oil
droplets)を持ち、茶橙色で半月状である。さら
に上記子のう殻、子のう、子のう胞子の大きさ、
形状、色等をまとめると表2の通りである。
【表】
不完全世代はスポロトリクム ステージ
(Sporotrichum stage)がまず見られ、14日目ぐ
らいからグラフイウム ステージ(Graphium
stage)が見られる。スコプラリオプシス ステ
ージ(Scopulariopsis stage)は認められない。 生理的性質 生育温度 4−33℃ 至適生育温度 22−25℃ 以上の結果をダビツド マロツシユのマイコロ
ジア(David Malloch:Mycologia)第62巻、
727−739頁(1970年)の記載およびジー・エル・
バロン,アール・エフ・クインおよびジエイ・シ
ー・ギルマンのカナデイアン ジヤーナル オブ
ボタニー(G.L.Barron,R.F.Cain and J.C.
Gilman:Canadian Journal of Botany)第39
巻、837−845頁(1961年)の記載の分類に従うと
このNo.3161株はミクロアスカシアエ
(Microascaceae)のペトリエラ グチユレータ
(Petriella guttulata)であると同定した。 このペトリエラ グチユレータNo.3161株は工業
技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第5969
号として寄託されている。 この発明で使用するFR900261物質生産菌、例
えばペトリエラ属に属するFR900261物質生産菌
は、例えばX線、紫外線などの照射処理、例えば
ナイトロジエン・マスタード・アザセリン、亜硝
酸、2−アミノプリン、N−メチ−N′−ニトロ
−N−ニトロソグアニジン(NTG)などの変異
誘起剤による処理、フアージ接触、形質転換、形
質導入、接合などの通常用いられる菌株変異処理
方法により、FR900261物質の生産能を高めるこ
とができる。ペトリエラ属に属するFR900261物
質の生産菌の培養に培養することにより行われる
FR−900261物質の生産は原則的には一般微生物
の培養方法に準ずるが、通常は液体培地による深
部培養法が有利である。培地に用いられる培地と
しては、ペトリエラ属に属するFR900261物質生
産菌が利用する栄養源を含有する培地であればよ
い。すなわち、合成培地、半合成培地あるいは天
然培地が用いられ、培地組成は炭素源としては、
例えばグルコース、シユークロース、マルトー
ス、グリセリン、でん粉(コーンスターチ、甘し
よでん粉、馬れいしよでん粉など)、可溶性でん
粉等が用いられ、窒素源として、例えば肉エキ
ス、カゼイン加水分解物、ペプトン、グルテンミ
ール、コーンミール、綿実粕、大豆粉、コーンス
チープリカー、乾燥酵母、酵母エキス、尿素、り
ん酸アンモニウム等が用いられる。このほか、例
えばりん酸水素2ナトリウム、りん酸2水素カリ
ウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、炭
酸カルシウム等の無機塩も必要に応じて培地に添
加される。 また培養中発泡の著しい時には、例えば大豆
油、亜麻仁油等の植物油、オクタデカノール、テ
トラデカノール、ヘプタノール等の高級アルコー
ル類、シリコン化合物等の消泡剤を適宜添加すれ
ばよい。 培養温度は30℃前後が適当であり、培養容量の
増大に従つて適宜種培養を行なうと好結果が得ら
れることが多い。本培養の培養時間は50〜100時
間位が適当であり、培地が濃厚になるのに従つ
て、培養時間をさらに延長してもよい。 以上述べた培養条件は使用生産菌株の特性に応
じてそれぞれの最適の条件を選択して適用され
る。次に培養により生成したFR900261物質は、
通常、培養物中の菌体外に蓄積されることが多い
ので、一般には遠心分離、ろ過等の手段により、
ろ液(上橙液)に分離した後、一般抗生物質の製
造に用いられる手段により分離、精製および採取
される。 すなわち、上記ろ液(上橙液)に減圧濃縮、溶
媒抽出、液性変換、例えば陰イオン交換樹脂、陽
イオン交換樹脂、非イオン性吸着樹脂等の樹脂に
よる処理、例えば活性炭、けい酸、シリカゲル、
アルミナ、セルロース等の吸着剤による処理、結
晶化、再結晶等の手段を任意の順序に組合せまた
は反復して適用することにより、目的物質、
FR900261物質を分離、精製することができる。 次にこの発明のFR900261物質の生物学的性質
を示す。 試験例 1 抗菌作用 FR900261物質のトリコフイートン アステロ
イデスに対する最小生育阻止濃度をサブロ−寒天
培地を用いる寒天希釈法で調べたところ3μg/
mlであつた。 試験例 2 マウス白血病P−388に対する抗腫瘍作用マウ
ス白血病P−388細胞をDBAマウスの腹腔に継代
移植し、その腫瘍細胞を分離し、さらに細胞数を
調整し、細胞浮遊液とした。その浮遊液の0.2ml
(106細胞)をBDF1マウス(体重18−22gの8週
令雌)の腹腔内に移植した。FR900261物質は0.5
%メチルセルロースに懸濁させ、所定量1日1
回、4日間、上記の腫瘍細胞を移植したマウスの
腹腔内に投与した。抗腫瘍活性は各群(No.1−
4)の平均生存日数(F)の対照群(No.5)の平均生
存日数(C)に対する百分率(T/C×100)で示し
た。その結果を表3に示す。
(Sporotrichum stage)がまず見られ、14日目ぐ
らいからグラフイウム ステージ(Graphium
stage)が見られる。スコプラリオプシス ステ
ージ(Scopulariopsis stage)は認められない。 生理的性質 生育温度 4−33℃ 至適生育温度 22−25℃ 以上の結果をダビツド マロツシユのマイコロ
ジア(David Malloch:Mycologia)第62巻、
727−739頁(1970年)の記載およびジー・エル・
バロン,アール・エフ・クインおよびジエイ・シ
ー・ギルマンのカナデイアン ジヤーナル オブ
ボタニー(G.L.Barron,R.F.Cain and J.C.
Gilman:Canadian Journal of Botany)第39
巻、837−845頁(1961年)の記載の分類に従うと
このNo.3161株はミクロアスカシアエ
(Microascaceae)のペトリエラ グチユレータ
(Petriella guttulata)であると同定した。 このペトリエラ グチユレータNo.3161株は工業
技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第5969
号として寄託されている。 この発明で使用するFR900261物質生産菌、例
えばペトリエラ属に属するFR900261物質生産菌
は、例えばX線、紫外線などの照射処理、例えば
ナイトロジエン・マスタード・アザセリン、亜硝
酸、2−アミノプリン、N−メチ−N′−ニトロ
−N−ニトロソグアニジン(NTG)などの変異
誘起剤による処理、フアージ接触、形質転換、形
質導入、接合などの通常用いられる菌株変異処理
方法により、FR900261物質の生産能を高めるこ
とができる。ペトリエラ属に属するFR900261物
質の生産菌の培養に培養することにより行われる
FR−900261物質の生産は原則的には一般微生物
の培養方法に準ずるが、通常は液体培地による深
部培養法が有利である。培地に用いられる培地と
しては、ペトリエラ属に属するFR900261物質生
産菌が利用する栄養源を含有する培地であればよ
い。すなわち、合成培地、半合成培地あるいは天
然培地が用いられ、培地組成は炭素源としては、
例えばグルコース、シユークロース、マルトー
ス、グリセリン、でん粉(コーンスターチ、甘し
よでん粉、馬れいしよでん粉など)、可溶性でん
粉等が用いられ、窒素源として、例えば肉エキ
ス、カゼイン加水分解物、ペプトン、グルテンミ
ール、コーンミール、綿実粕、大豆粉、コーンス
チープリカー、乾燥酵母、酵母エキス、尿素、り
ん酸アンモニウム等が用いられる。このほか、例
えばりん酸水素2ナトリウム、りん酸2水素カリ
ウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、炭
酸カルシウム等の無機塩も必要に応じて培地に添
加される。 また培養中発泡の著しい時には、例えば大豆
油、亜麻仁油等の植物油、オクタデカノール、テ
トラデカノール、ヘプタノール等の高級アルコー
ル類、シリコン化合物等の消泡剤を適宜添加すれ
ばよい。 培養温度は30℃前後が適当であり、培養容量の
増大に従つて適宜種培養を行なうと好結果が得ら
れることが多い。本培養の培養時間は50〜100時
間位が適当であり、培地が濃厚になるのに従つ
て、培養時間をさらに延長してもよい。 以上述べた培養条件は使用生産菌株の特性に応
じてそれぞれの最適の条件を選択して適用され
る。次に培養により生成したFR900261物質は、
通常、培養物中の菌体外に蓄積されることが多い
ので、一般には遠心分離、ろ過等の手段により、
ろ液(上橙液)に分離した後、一般抗生物質の製
造に用いられる手段により分離、精製および採取
される。 すなわち、上記ろ液(上橙液)に減圧濃縮、溶
媒抽出、液性変換、例えば陰イオン交換樹脂、陽
イオン交換樹脂、非イオン性吸着樹脂等の樹脂に
よる処理、例えば活性炭、けい酸、シリカゲル、
アルミナ、セルロース等の吸着剤による処理、結
晶化、再結晶等の手段を任意の順序に組合せまた
は反復して適用することにより、目的物質、
FR900261物質を分離、精製することができる。 次にこの発明のFR900261物質の生物学的性質
を示す。 試験例 1 抗菌作用 FR900261物質のトリコフイートン アステロ
イデスに対する最小生育阻止濃度をサブロ−寒天
培地を用いる寒天希釈法で調べたところ3μg/
mlであつた。 試験例 2 マウス白血病P−388に対する抗腫瘍作用マウ
ス白血病P−388細胞をDBAマウスの腹腔に継代
移植し、その腫瘍細胞を分離し、さらに細胞数を
調整し、細胞浮遊液とした。その浮遊液の0.2ml
(106細胞)をBDF1マウス(体重18−22gの8週
令雌)の腹腔内に移植した。FR900261物質は0.5
%メチルセルロースに懸濁させ、所定量1日1
回、4日間、上記の腫瘍細胞を移植したマウスの
腹腔内に投与した。抗腫瘍活性は各群(No.1−
4)の平均生存日数(F)の対照群(No.5)の平均生
存日数(C)に対する百分率(T/C×100)で示し
た。その結果を表3に示す。
【表】
試験例 3
急性毒性
ddY系マウスを用いて腹腔内投与により
FR900261物質の急性毒性を調べた。 LD50 200mg/Kg このようにこの発明のFR900261物質は抗腫瘍
作用を有し、医薬として有用である。 この発明の目的化合物であるFR900261物質を
腫瘍の治療目的で投与するに当つては、FR−
900261物質を有効成分とし、これに医薬上許容さ
れる担体、例えば経口もしくは非経口の有機もし
くは無機、固体または液体の賦形剤を加えた製剤
の形で使用できる。このような製剤としては、カ
プセル、錠剤、顆粒剤などの固体製剤および液
剤、けんだく剤、乳剤なぞの液体製剤のほか坐剤
などが含まれる。さらに必要に応じて前記製剤中
に補助剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、緩衝剤、そ
の他繁用される添加剤を含有させることができ
る。FR900261物質の投与量は患者の年令、状態、
疾病の種類および病状により異なるが、この発明
の化合物を平均1回につき、約100mg、200mg、
400mgまたは1600mgの量を投与すれば、腫瘍の治
療に有効であると考えられる。一般にFR900261
物質は1日当り約200mgないし4000mg場合によつ
てはそれ以上の量で投与することができる。 次に実施例に基づいてこの発明を説明する。 実施例 1 コーンスターチ2.0%、大豆粉1.0%、乾燥酵母
1.0%、コーンスチープリカ−1.0%、グルコース
0.5%(滅菌前に6N水酸化ナトリウム水溶液でPH
を7.0とする)からなる培地を275ml容広口エルレ
ンマイヤーフラスコ10本にそれぞれ80mlずつ分注
し、120℃で30分間滅菌した。これらのそれぞれ
にペトリエラグチユレータNo.3161株の斜面培養物
を1白金耳ずつ接種し、ロータリーシエイカーを
用いて30℃で72時間培養した。別に可溶性澱粉
1.5%、綿実粕0.25%、グルテンミール0.25%、小
麦胚芽0.25%、乾燥酵母0.25%、炭酸カルシウム
0.2%(滅菌前に6N水酸化ナトリウム水溶液でPH
7.0とする)からなる培地160を200容ジヤー
フアーメンターに注入し、120℃で30分間滅菌し
た。ついで、これに上記培養物の全量を接種し、
30℃で72時間培養した。得られた培養物を過
し、その液を10まで濃縮した。6N塩酸でこ
の濃縮物のPHを2.0とした後、10の酢酸エチル
で2回抽出し、抽出液を合し、濃縮乾固した。こ
の濃縮物をシリカゲル(Kiesel Gel 60,70−230
メツシユ)500gにまぶし、あらかじめヘキサン
でパツクしておいたシリカゲルカラム(1.2)
に付し、ヘキサン(2)、ヘキサンと酢酸エチ
ルの混液(1:1)(2)で順次洗浄し、酢酸
エチルで溶出した。トリコフイートン アステロ
イデスに対する抗菌力を指標として有効成分を含
む画分を集め濃縮乾固した。得られたシラツプを
50mlのメタノールに溶解し、メタノールでパツク
したNSゲル(1.4)(日本精密科学社製)カラ
ムに付した。メタノールで溶出し、有効成分を含
む画分を集め、濃縮すると目的物質の粗結晶500
mgが得られた。熱エタノールに溶解し、再結晶
し、FR−900261物質の無色針状晶(420mg)を得
た。
FR900261物質の急性毒性を調べた。 LD50 200mg/Kg このようにこの発明のFR900261物質は抗腫瘍
作用を有し、医薬として有用である。 この発明の目的化合物であるFR900261物質を
腫瘍の治療目的で投与するに当つては、FR−
900261物質を有効成分とし、これに医薬上許容さ
れる担体、例えば経口もしくは非経口の有機もし
くは無機、固体または液体の賦形剤を加えた製剤
の形で使用できる。このような製剤としては、カ
プセル、錠剤、顆粒剤などの固体製剤および液
剤、けんだく剤、乳剤なぞの液体製剤のほか坐剤
などが含まれる。さらに必要に応じて前記製剤中
に補助剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、緩衝剤、そ
の他繁用される添加剤を含有させることができ
る。FR900261物質の投与量は患者の年令、状態、
疾病の種類および病状により異なるが、この発明
の化合物を平均1回につき、約100mg、200mg、
400mgまたは1600mgの量を投与すれば、腫瘍の治
療に有効であると考えられる。一般にFR900261
物質は1日当り約200mgないし4000mg場合によつ
てはそれ以上の量で投与することができる。 次に実施例に基づいてこの発明を説明する。 実施例 1 コーンスターチ2.0%、大豆粉1.0%、乾燥酵母
1.0%、コーンスチープリカ−1.0%、グルコース
0.5%(滅菌前に6N水酸化ナトリウム水溶液でPH
を7.0とする)からなる培地を275ml容広口エルレ
ンマイヤーフラスコ10本にそれぞれ80mlずつ分注
し、120℃で30分間滅菌した。これらのそれぞれ
にペトリエラグチユレータNo.3161株の斜面培養物
を1白金耳ずつ接種し、ロータリーシエイカーを
用いて30℃で72時間培養した。別に可溶性澱粉
1.5%、綿実粕0.25%、グルテンミール0.25%、小
麦胚芽0.25%、乾燥酵母0.25%、炭酸カルシウム
0.2%(滅菌前に6N水酸化ナトリウム水溶液でPH
7.0とする)からなる培地160を200容ジヤー
フアーメンターに注入し、120℃で30分間滅菌し
た。ついで、これに上記培養物の全量を接種し、
30℃で72時間培養した。得られた培養物を過
し、その液を10まで濃縮した。6N塩酸でこ
の濃縮物のPHを2.0とした後、10の酢酸エチル
で2回抽出し、抽出液を合し、濃縮乾固した。こ
の濃縮物をシリカゲル(Kiesel Gel 60,70−230
メツシユ)500gにまぶし、あらかじめヘキサン
でパツクしておいたシリカゲルカラム(1.2)
に付し、ヘキサン(2)、ヘキサンと酢酸エチ
ルの混液(1:1)(2)で順次洗浄し、酢酸
エチルで溶出した。トリコフイートン アステロ
イデスに対する抗菌力を指標として有効成分を含
む画分を集め濃縮乾固した。得られたシラツプを
50mlのメタノールに溶解し、メタノールでパツク
したNSゲル(1.4)(日本精密科学社製)カラ
ムに付した。メタノールで溶出し、有効成分を含
む画分を集め、濃縮すると目的物質の粗結晶500
mgが得られた。熱エタノールに溶解し、再結晶
し、FR−900261物質の無色針状晶(420mg)を得
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の理化学的性質を有するFR900261物質。 外観 無色針状晶(エタノールから再結晶した結晶の
形状) 融点 181〜183℃ 分子式 C31H44N4O6 分子量 568(マススペクトルによる) 旋光度 〔a〕20 D=−120゜(C=1,CHCl3) 元素分析(%) 実験値:C65.33,H7.99,N9.59 紫外線吸収スペクトル 末端吸収 赤外線吸収スペクトル ν(max)(KBr):3320,3070,3035,2940,
2870,1710(肩),1655,1635(肩),1585,1550,
1530(肩),1510(肩),1505,1470,1460,1455,
1447,1430,1385,1368,1335,1320,1300,
1280,1243,1230,1195,1172,1142,1130,
1115,1105,1078,1070(肩),1048,1022,
1000,975,965,950,925,910,870,830,
800,783,755,735,710,700,665,630,590,
570,530(肩),522,510,485cm-1 1H−核磁気共鳴吸収スペクトル δ(ppm)(CDCl3):0.83(6H,d,J=5Hz),
1.0−2.0(15H,m),2.0−2.6(4H,m),2.6−3.8
(5H,m),3.40(1H,dd,J=2.5および4.5Hz),
4.2−5.1(5H,m),6.1−6.8(3H,m),7.13(5H,
s) 2 ペトリエラ属に属するFR900261物質生産菌
を培地に培養し、得られる培養物からFR900261
物質を分離、採取することを特徴とする
FR900261物質の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56086387A JPS57200389A (en) | 1981-06-04 | 1981-06-04 | Fr900261 substance and its preparation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56086387A JPS57200389A (en) | 1981-06-04 | 1981-06-04 | Fr900261 substance and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57200389A JPS57200389A (en) | 1982-12-08 |
| JPS6325592B2 true JPS6325592B2 (ja) | 1988-05-26 |
Family
ID=13885458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56086387A Granted JPS57200389A (en) | 1981-06-04 | 1981-06-04 | Fr900261 substance and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57200389A (ja) |
-
1981
- 1981-06-04 JP JP56086387A patent/JPS57200389A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57200389A (en) | 1982-12-08 |
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