JPS6340183B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6340183B2 JPS6340183B2 JP54063685A JP6368579A JPS6340183B2 JP S6340183 B2 JPS6340183 B2 JP S6340183B2 JP 54063685 A JP54063685 A JP 54063685A JP 6368579 A JP6368579 A JP 6368579A JP S6340183 B2 JPS6340183 B2 JP S6340183B2
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- Japan
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- acid
- amidinophenol
- solution
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は新規なアミジノフエノール誘導体、更
に詳細には次式()、 で表わされるアミジノフエノール誘導体に関す
る。 本発明者は種々のアミジノフエノール誘導体を
合成し、その薬理作用を検索していたところ、上
記式()で表わされるアミジノフエノール誘導
体が種々の蛋白分解酵素、例えばキモトリプシ
ン、トリプシン、スロンビン等に対し阻害作用を
有することを見出し、本発明を完成した。 従つて、本発明は新規なアミジノフエノ−ル誘
導体を提供するものである。 本発明化合物()は、例えば次の反応に従つ
て、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−
1−カルボン酸()にアミジノフエノール
()を作用させることにより製造される。 1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1
−カルボン酸()とアミジノフエノール()
との反応は、通常のエステル化反応、例えば、
1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−
カルボン酸またはその反応性誘導体を直接あるい
は縮合剤の存在下アミジノフエノールまたはその
反応性誘導体と反応させることにより実施され
る。 このようにして得られた化合物()は、更
に、常法に従つて、例えば塩酸、硫酸、リン酸お
よび臭化水素酸等の無機酸塩;あるいは酢酸、プ
ロピオン酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、ク
エン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸
およびトルエンスルホン酸等の有機酸塩に導くこ
とができる。 斯くして得られた本発明化合物()の酵素阻
害作用を試験した結果は次の通りである。 (1) キモトリプシン阻害作用 村松らの方法〔ザ・ジヤーナル・オブ・ビオケ
ミストリー62,408(1967)参照〕により、被検化
合物のジメチルスルホキシド溶液0.1ml、水0.1ml
及びキモトリプシン10μg/mlの緩衝液溶液
(0.1Mトリス−塩酸緩衝液;PH8.0)0.1mlを混合
した溶液を10分間インキユベートし、これにアセ
チル−L−チロシンエチルエステル25mMの緩衝
液溶液0.2mlを混合し、37℃で30分間反応させ、
残存する基質の量をヘステリン法により発色さ
せ、530nmの吸光度を測定し求めた。なお比較化
合物として4′−アミジノフエニル シクロヘキサ
ンカルボキシレート(比較化合物1)及びキモト
リプシンの阻害剤として知られるトシルフエニル
アラニンクロロメチルケトン(比較化合物2)を
用いた。 結果は第1表の通りである。 (2) トリプシン阻害作用 村松らの方法〔ザ・ジヤーナル・オブ・ビオケ
ミストリー58,214(1967)参照〕により、被検化
合物のジメチルスルホキシド溶液0.1ml、緩衝液
(0.1Mトリス−塩酸緩衝液;PH8.0に塩化カルシ
ウム10mMを溶解した溶液)0.1mlおよびトリプ
シン2.5μg/mlの緩衝液溶液0.1mlを混合した溶
液を10分間インキユベートし、これにトシルアル
ギニンメチルエステル25mMの緩衝液溶液0.2ml
を混合し、37℃で30分間反応させ、残存する基質
の量をヘステリン法により発色させ、530nmの吸
光度を測定し求めた。 結果は第1表の通りである。 (3) スロンビン阻害作用測定法 田村らの方法〔バイオキミカ・エト・バイオフ
イズイカ・アクタ484,417(1977)参照〕により、
被検化合物のジメチルスルホキシド溶液0.1ml、
緩衝液(0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液:PH7.4)
0.1mlおよびスロンビン37.5unit/mlの緩衝液溶液
0.1mlを混合した溶液を10分間インキユベートし、
これにトシルアルギニンメチルエステル25mMの
緩衝液溶液0.2mlを混合し、37℃で30分間反応さ
せ、残存する基質の量をヘステリン法により発色
させ、530nmの吸光度を測定し求めた。 結果は第1表の通りである。
に詳細には次式()、 で表わされるアミジノフエノール誘導体に関す
る。 本発明者は種々のアミジノフエノール誘導体を
合成し、その薬理作用を検索していたところ、上
記式()で表わされるアミジノフエノール誘導
体が種々の蛋白分解酵素、例えばキモトリプシ
ン、トリプシン、スロンビン等に対し阻害作用を
有することを見出し、本発明を完成した。 従つて、本発明は新規なアミジノフエノ−ル誘
導体を提供するものである。 本発明化合物()は、例えば次の反応に従つ
て、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−
1−カルボン酸()にアミジノフエノール
()を作用させることにより製造される。 1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1
−カルボン酸()とアミジノフエノール()
との反応は、通常のエステル化反応、例えば、
1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−
カルボン酸またはその反応性誘導体を直接あるい
は縮合剤の存在下アミジノフエノールまたはその
反応性誘導体と反応させることにより実施され
る。 このようにして得られた化合物()は、更
に、常法に従つて、例えば塩酸、硫酸、リン酸お
よび臭化水素酸等の無機酸塩;あるいは酢酸、プ
ロピオン酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、ク
エン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸
およびトルエンスルホン酸等の有機酸塩に導くこ
とができる。 斯くして得られた本発明化合物()の酵素阻
害作用を試験した結果は次の通りである。 (1) キモトリプシン阻害作用 村松らの方法〔ザ・ジヤーナル・オブ・ビオケ
ミストリー62,408(1967)参照〕により、被検化
合物のジメチルスルホキシド溶液0.1ml、水0.1ml
及びキモトリプシン10μg/mlの緩衝液溶液
(0.1Mトリス−塩酸緩衝液;PH8.0)0.1mlを混合
した溶液を10分間インキユベートし、これにアセ
チル−L−チロシンエチルエステル25mMの緩衝
液溶液0.2mlを混合し、37℃で30分間反応させ、
残存する基質の量をヘステリン法により発色さ
せ、530nmの吸光度を測定し求めた。なお比較化
合物として4′−アミジノフエニル シクロヘキサ
ンカルボキシレート(比較化合物1)及びキモト
リプシンの阻害剤として知られるトシルフエニル
アラニンクロロメチルケトン(比較化合物2)を
用いた。 結果は第1表の通りである。 (2) トリプシン阻害作用 村松らの方法〔ザ・ジヤーナル・オブ・ビオケ
ミストリー58,214(1967)参照〕により、被検化
合物のジメチルスルホキシド溶液0.1ml、緩衝液
(0.1Mトリス−塩酸緩衝液;PH8.0に塩化カルシ
ウム10mMを溶解した溶液)0.1mlおよびトリプ
シン2.5μg/mlの緩衝液溶液0.1mlを混合した溶
液を10分間インキユベートし、これにトシルアル
ギニンメチルエステル25mMの緩衝液溶液0.2ml
を混合し、37℃で30分間反応させ、残存する基質
の量をヘステリン法により発色させ、530nmの吸
光度を測定し求めた。 結果は第1表の通りである。 (3) スロンビン阻害作用測定法 田村らの方法〔バイオキミカ・エト・バイオフ
イズイカ・アクタ484,417(1977)参照〕により、
被検化合物のジメチルスルホキシド溶液0.1ml、
緩衝液(0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液:PH7.4)
0.1mlおよびスロンビン37.5unit/mlの緩衝液溶液
0.1mlを混合した溶液を10分間インキユベートし、
これにトシルアルギニンメチルエステル25mMの
緩衝液溶液0.2mlを混合し、37℃で30分間反応さ
せ、残存する基質の量をヘステリン法により発色
させ、530nmの吸光度を測定し求めた。 結果は第1表の通りである。
【表】
第1表に示す結果から明らかな如く、本発明化
合物()は優れた蛋白分解酵素阻害作用を有
し、キモトリプシン、トリプシンおよびスロンビ
ン阻害剤として有用なものである。 以下更に実施例を挙げて説明する。 実施例 1 4′−アミジノフエニル1,2,3,4−テトラ
ヒドロ−1−ナフトエート: 1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1
−カルボン酸2.64gおよびp−アミジノフエノー
ル・メタンスルホン酸塩1.16gのピリジン10ml溶
液にジシクロヘキシルカルボジイミド3.09gを氷
冷下に滴下し、室温にて4時間撹拌した。反応終
了後、ジシクロヘキシルウレアを去し、母液を
濃縮乾固した。残留物にクロロホルムを加え、不
溶物を去し、溶媒を留去後、メタノールに溶か
し、エーテルを加えると、融点177〜180℃の結晶
として4′−アミジノフエニル1,2,3,4−テ
トラヒドロ−1−ナフトエート・メタンスルホン
酸塩502mg(収率46.2%)が得られた。 元素分析値:C18H18N2O2・CH3SO3Hとして C H N S 計算値(%) 58.45 5.68 7.17 8.21 実験値(%) 58.49 5.58 7.18 8.21
合物()は優れた蛋白分解酵素阻害作用を有
し、キモトリプシン、トリプシンおよびスロンビ
ン阻害剤として有用なものである。 以下更に実施例を挙げて説明する。 実施例 1 4′−アミジノフエニル1,2,3,4−テトラ
ヒドロ−1−ナフトエート: 1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1
−カルボン酸2.64gおよびp−アミジノフエノー
ル・メタンスルホン酸塩1.16gのピリジン10ml溶
液にジシクロヘキシルカルボジイミド3.09gを氷
冷下に滴下し、室温にて4時間撹拌した。反応終
了後、ジシクロヘキシルウレアを去し、母液を
濃縮乾固した。残留物にクロロホルムを加え、不
溶物を去し、溶媒を留去後、メタノールに溶か
し、エーテルを加えると、融点177〜180℃の結晶
として4′−アミジノフエニル1,2,3,4−テ
トラヒドロ−1−ナフトエート・メタンスルホン
酸塩502mg(収率46.2%)が得られた。 元素分析値:C18H18N2O2・CH3SO3Hとして C H N S 計算値(%) 58.45 5.68 7.17 8.21 実験値(%) 58.49 5.58 7.18 8.21
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式() で表わされるアミジノフエノール誘導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6368579A JPS55154952A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Amidinophenol derivative |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6368579A JPS55154952A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Amidinophenol derivative |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55154952A JPS55154952A (en) | 1980-12-02 |
| JPS6340183B2 true JPS6340183B2 (ja) | 1988-08-10 |
Family
ID=13236465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6368579A Granted JPS55154952A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Amidinophenol derivative |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55154952A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841855A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-11 | Torii Yakuhin Kk | アミジン化合物 |
| JPS57179147A (en) * | 1981-04-28 | 1982-11-04 | Torii Yakuhin Kk | Amidine derivative |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5225740A (en) * | 1975-08-21 | 1977-02-25 | Yuichi Kaneoka | Preparation of o-acyl-amidinophenols or acid addition salts thereof |
-
1979
- 1979-05-23 JP JP6368579A patent/JPS55154952A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55154952A (en) | 1980-12-02 |
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