JPS6344196Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344196Y2 JPS6344196Y2 JP1983024892U JP2489283U JPS6344196Y2 JP S6344196 Y2 JPS6344196 Y2 JP S6344196Y2 JP 1983024892 U JP1983024892 U JP 1983024892U JP 2489283 U JP2489283 U JP 2489283U JP S6344196 Y2 JPS6344196 Y2 JP S6344196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- sector
- swing
- main
- plate material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、複数の作業工程を経て自動的に製品
を製造するための自動製造機等に組込んで使用さ
れ、一対のロール間に板材を挟持してその板材を
一つの作業位置から他の作業位置へ向けて自動的
に移送するようになつたロールフイード装置に関
するもので、特に構造が簡単で、板材の送りを高
速かつ高精度で行えるとともに、両ロールを互に
離接する方向へ移動させる操作を容易に行えるよ
うになつたロールフイード装置に関するものであ
る。
を製造するための自動製造機等に組込んで使用さ
れ、一対のロール間に板材を挟持してその板材を
一つの作業位置から他の作業位置へ向けて自動的
に移送するようになつたロールフイード装置に関
するもので、特に構造が簡単で、板材の送りを高
速かつ高精度で行えるとともに、両ロールを互に
離接する方向へ移動させる操作を容易に行えるよ
うになつたロールフイード装置に関するものであ
る。
以下本考案を図示実施例によつて説明する。
まず第1図及び第2図を参照すれば、図示実施
例のロールフイード装置は、揺動回転駆動装置1
と、メインロール軸2上に一体に嵌着されたメイ
ンセクターロール3と、サブロール軸4上に一体
に嵌着され、メインセクターロール3と協働して
板材を挟持移送するよう構成されたサブセクター
ロール5と、上記両セクターロールを連動するリ
ンク機構6と、第1,5図を参照して後に詳記す
るロールレリース装置7とを備えている。
例のロールフイード装置は、揺動回転駆動装置1
と、メインロール軸2上に一体に嵌着されたメイ
ンセクターロール3と、サブロール軸4上に一体
に嵌着され、メインセクターロール3と協働して
板材を挟持移送するよう構成されたサブセクター
ロール5と、上記両セクターロールを連動するリ
ンク機構6と、第1,5図を参照して後に詳記す
るロールレリース装置7とを備えている。
上記リンク機構6は、メインロール軸2上の、
メインセクターロール3の外側位置、即ちより具
体的にはメインロール軸2上の、メインセクター
ロール3の左端面3a(第1図)を超えて第1図
左方へ突出する部分に嵌着された第1揺動アーム
8と、サブロール軸4上の、サブセクターロール
5の外側位置、即ちより具体的にはサブロール軸
4上の、サブセクターロール5の左端面5a(第
1図)を超えて第1図左方へ突出する部分に嵌着
され、第1揺動アーム8とほゞ同一平面F上に位
置している第2揺動アーム9と、ガイド溝10′
を有しているガイド部材10と、ガイド溝10′
内を摺動する摺動体11と、第1及び第2リンク
12及び13とを有している。上記ガイド溝1
0′は、上記平面Fと板材移送路Aを含む平面と
の交差点附近に設けられて板材移送方向へ延びて
おり、摺動体11がこのガイド溝10′に沿つて
板材移送方向及びその逆方向へ摺動するようにな
つている。また、上記第1リンク12は摺動体1
1と第1揺動アーム8の右下突出部8a(第2図)
とを連結し、一方第2リンク13は摺動体11と
第2揺動アーム9の右方突出部9a(第2図)と
を連結している。これら第1及び第2リンク12
及び13は、板材移送路Aを含む平面に対して互
にほゞ対称形に傾斜して延びて、摺動体11の位
置を頂点とするV字形をなしている。
メインセクターロール3の外側位置、即ちより具
体的にはメインロール軸2上の、メインセクター
ロール3の左端面3a(第1図)を超えて第1図
左方へ突出する部分に嵌着された第1揺動アーム
8と、サブロール軸4上の、サブセクターロール
5の外側位置、即ちより具体的にはサブロール軸
4上の、サブセクターロール5の左端面5a(第
1図)を超えて第1図左方へ突出する部分に嵌着
され、第1揺動アーム8とほゞ同一平面F上に位
置している第2揺動アーム9と、ガイド溝10′
を有しているガイド部材10と、ガイド溝10′
内を摺動する摺動体11と、第1及び第2リンク
12及び13とを有している。上記ガイド溝1
0′は、上記平面Fと板材移送路Aを含む平面と
の交差点附近に設けられて板材移送方向へ延びて
おり、摺動体11がこのガイド溝10′に沿つて
板材移送方向及びその逆方向へ摺動するようにな
つている。また、上記第1リンク12は摺動体1
1と第1揺動アーム8の右下突出部8a(第2図)
とを連結し、一方第2リンク13は摺動体11と
第2揺動アーム9の右方突出部9a(第2図)と
を連結している。これら第1及び第2リンク12
及び13は、板材移送路Aを含む平面に対して互
にほゞ対称形に傾斜して延びて、摺動体11の位
置を頂点とするV字形をなしている。
上記リンク機構6は、メインセクターロール3
が一方向(時計方向又は反時計方向)へ所定量揺
動したときにサブセクターロール5を逆方向へ実
質的に同一量揺動させるように両セクターロール
を連動するものである。即ち、例えば第2図にお
いてメインロール軸2、第1揺動アーム8及びメ
インセクターロール3が一体になつて時計方向へ
所定角度揺動したときには、第1リンク12を介
して摺動体11がガイド溝10′に沿つて左方へ
摺動し、同時に第2リンク13を介して、第2揺
動アーム9、サブロール軸4及びサブセクターロ
ール5が一体になつてメインセクターロール3と
ほぼ同一角度だけ反時計方向へ揺動する(このよ
うに揺動したときの各部材の状態が第1図に鎖線
で示されている)。同様に、メインロール軸2、
第1揺動アーム8及びメインセクターロール3が
第1図の鎖線位置から実線位置へ向けて反時計方
向へ揺動したときは、第1リンク12、摺動体1
1及び第2リンク13を介して、第2揺動アーム
9、サブロール軸4及びサブセクターロール5が
メインセクターロール3とほゞ同一量だけ時計方
向へ揺動して第1図の実線位置にくるのである。
が一方向(時計方向又は反時計方向)へ所定量揺
動したときにサブセクターロール5を逆方向へ実
質的に同一量揺動させるように両セクターロール
を連動するものである。即ち、例えば第2図にお
いてメインロール軸2、第1揺動アーム8及びメ
インセクターロール3が一体になつて時計方向へ
所定角度揺動したときには、第1リンク12を介
して摺動体11がガイド溝10′に沿つて左方へ
摺動し、同時に第2リンク13を介して、第2揺
動アーム9、サブロール軸4及びサブセクターロ
ール5が一体になつてメインセクターロール3と
ほぼ同一角度だけ反時計方向へ揺動する(このよ
うに揺動したときの各部材の状態が第1図に鎖線
で示されている)。同様に、メインロール軸2、
第1揺動アーム8及びメインセクターロール3が
第1図の鎖線位置から実線位置へ向けて反時計方
向へ揺動したときは、第1リンク12、摺動体1
1及び第2リンク13を介して、第2揺動アーム
9、サブロール軸4及びサブセクターロール5が
メインセクターロール3とほゞ同一量だけ時計方
向へ揺動して第1図の実線位置にくるのである。
上記の如きリンク機構6による両セクターロー
ルの連動は、両セクターロールの径及び両セクタ
ーロール間のオフセツト量等を考慮して、第1揺
動アーム8、第2揺動アーム9、第1リンク12
及び第2リンク13の寸法、相対的配列状態等を
適切に定めることによつて高精度で行うことがで
きる。以下これを第3図を参照して説明する。
ルの連動は、両セクターロールの径及び両セクタ
ーロール間のオフセツト量等を考慮して、第1揺
動アーム8、第2揺動アーム9、第1リンク12
及び第2リンク13の寸法、相対的配列状態等を
適切に定めることによつて高精度で行うことがで
きる。以下これを第3図を参照して説明する。
第3図は第2図のリンク機構6を概略的に示し
ており、第3図に示されている各パラメータは次
のものを示している。
ており、第3図に示されている各パラメータは次
のものを示している。
R:両セクターロール3及び5の径
L1:第1揺動アームと第1リンク12との連
結点aとメインロール軸の軸心O1との間の距離、
及び第2揺動アームと第2リンク13との連結点
bとサブロール軸の軸心O2との間の距離 L2:第1リンク及び第2リンクの長さ ΔR:両セクターロール間のオフセツト量 θ1:メインセクターロールの揺動角 θ2:サブセクターロールの揺動角 L3:リンク機構が作動する前の(即ち第2図
の実線位置にあるときの)、両セクターロ
ールの軸心O1,O2を結んだ線と、両リン
クの連結点O3との間の垂直距離 L4:メインセクターロール及びサブセクター
ロールがそれぞれ所定角度θ1及びθ2だけ揺
動し、それと同時にリンク機構が第2図の
鎖線位置にきているときの、両セクターロ
ールの軸心O1,O2を結んだ線と、両リン
クの連結点との間の垂直距離 なお、第3図の例では、第1リンク12と第2
リンク13との連結点O3が板材移送路の下面C
を水平に延長した延長面上にあり、しかもその延
長面に対して第1リンクと第2リンクとが同一角
度αをもつて上下対称に傾斜している。
結点aとメインロール軸の軸心O1との間の距離、
及び第2揺動アームと第2リンク13との連結点
bとサブロール軸の軸心O2との間の距離 L2:第1リンク及び第2リンクの長さ ΔR:両セクターロール間のオフセツト量 θ1:メインセクターロールの揺動角 θ2:サブセクターロールの揺動角 L3:リンク機構が作動する前の(即ち第2図
の実線位置にあるときの)、両セクターロ
ールの軸心O1,O2を結んだ線と、両リン
クの連結点O3との間の垂直距離 L4:メインセクターロール及びサブセクター
ロールがそれぞれ所定角度θ1及びθ2だけ揺
動し、それと同時にリンク機構が第2図の
鎖線位置にきているときの、両セクターロ
ールの軸心O1,O2を結んだ線と、両リン
クの連結点との間の垂直距離 なお、第3図の例では、第1リンク12と第2
リンク13との連結点O3が板材移送路の下面C
を水平に延長した延長面上にあり、しかもその延
長面に対して第1リンクと第2リンクとが同一角
度αをもつて上下対称に傾斜している。
第3図の例において、メインセクターロール3
の揺動角θ1とサブセクターロール5の揺動角θ2と
の関係は次式(1)で表わされる。
の揺動角θ1とサブセクターロール5の揺動角θ2と
の関係は次式(1)で表わされる。
θ2=θ1−Δθ (1)
なお、上式(1)においてΔθは、オフセツト量ΔR
に起因して生じる回転誤差である。この式(1)から
解るように、第3図の構成では、移送すべき板材
の板厚に応じて定められてくるオフセツト量ΔR
が存在するために回転誤差Δθが生じて板材の送
り精度が低下する。即ち、メインセクターロール
3が角度θ1回転することによる板材の送り長さX
と、サブセクターロール5が角度θ2回転すること
による板材の送り長さX′とはそれぞれ次式(2),
(3)で表わされる。
に起因して生じる回転誤差である。この式(1)から
解るように、第3図の構成では、移送すべき板材
の板厚に応じて定められてくるオフセツト量ΔR
が存在するために回転誤差Δθが生じて板材の送
り精度が低下する。即ち、メインセクターロール
3が角度θ1回転することによる板材の送り長さX
と、サブセクターロール5が角度θ2回転すること
による板材の送り長さX′とはそれぞれ次式(2),
(3)で表わされる。
X=2πRθ1/360 (2)
X′=2πRθ2/360 (3)
板材の送り精度は上記長さXとX′との差、即
ちX−X′で表わすことができるが、通常高精度
の装置における送り精度は±3/100mm程度であ
る。従つて、例えば第3図における各パラメータ
をR=80mm、L1=70mm、ΔR=1mm、L2=100mm、
θ1=60゜とすればθ2,X,X′は次のように算出さ
れる。
ちX−X′で表わすことができるが、通常高精度
の装置における送り精度は±3/100mm程度であ
る。従つて、例えば第3図における各パラメータ
をR=80mm、L1=70mm、ΔR=1mm、L2=100mm、
θ1=60゜とすればθ2,X,X′は次のように算出さ
れる。
従つて、送り精度(X−X′)=5/100mmとなり、
上記した高精度の装置における送り精度(±3/
100mm程度)のものになる。このように、第3図
の例において各パラメータを適切な値に選定する
ことによつて、高い送り精度の装置を得ることが
できる。
100mm程度)のものになる。このように、第3図
の例において各パラメータを適切な値に選定する
ことによつて、高い送り精度の装置を得ることが
できる。
次に、揺動回転駆動装置1は、例えば特開昭55
−119642号公報及び特開昭57−75230号公報に示
されているような周知の型式のもので、連続的に
回転駆動される入力軸(図示されていない)上に
3個の立体カム(図示されていない)を嵌着する
とともに、これら立体カムのそれぞれに係合して
各立体カムの形状に応じた揺動運動を行う3個の
ターレツトとを備えている。第2図には上記した
3個のターレツトのうちの1個のターレツト14
のみが示されており、このターレツト14が連結
軸47(第4図)を介して揺動角変更装置15に
連結されている。他の2個のターレツトは図示さ
れていないが、第5図を参照して後述する第1揺
動軸16及び第2揺動軸17のそれぞれに連結さ
れていて、これら揺動軸を後述のタイミングで揺
動させるようになつている。
−119642号公報及び特開昭57−75230号公報に示
されているような周知の型式のもので、連続的に
回転駆動される入力軸(図示されていない)上に
3個の立体カム(図示されていない)を嵌着する
とともに、これら立体カムのそれぞれに係合して
各立体カムの形状に応じた揺動運動を行う3個の
ターレツトとを備えている。第2図には上記した
3個のターレツトのうちの1個のターレツト14
のみが示されており、このターレツト14が連結
軸47(第4図)を介して揺動角変更装置15に
連結されている。他の2個のターレツトは図示さ
れていないが、第5図を参照して後述する第1揺
動軸16及び第2揺動軸17のそれぞれに連結さ
れていて、これら揺動軸を後述のタイミングで揺
動させるようになつている。
第2図及び第4図に明瞭に示したように、上記
揺動角変更装置15は、連結軸47に対しほゞ直
角方向へ延びて(第4図)一端が連結軸47に一
体に連結されるとともに内部にスライダ57を収
納した揺動体58と、メインロール軸2に嵌着さ
れた第1揺動アーム8とスライダ57とを連結す
る連動棒50と、揺動体58に装着されたクラウ
ン歯車61と、間欠駆動装置1のハウジングに回
転可能に装着されかつクラウン歯車61に係合す
る平歯車51とを備えている。しかして上記クラ
ウン歯車61は、ターレツト14と一体に連結軸
47が揺動Bしたときに揺動体58と一体に揺動
B′可能であるとともに、連結軸47の軸線4
7′と揺動体58の軸線58′とを含む面、即ち第
4図の面上で見たときに、連結軸の軸線47′に
直交する方向へ延びる回転軸線61′のまわりで
回転可能になつている。また、上記クラウン歯車
61は、連結軸の軸線47′と回転軸線61′との
交点Oを中心とする球状外面上に多数の歯61″
を形成した構成になつており、各歯61″が、回
転軸線61′の方向へ向けて円弧状に延びて、同
一方向へ向けて直線状に延びる平歯車51の歯5
1′に係合している。従つて、クラウン歯車61
が連結軸の軸線47′のまわりで揺動B′したとき
には円弧状の歯61″が平歯車の歯51′に対して
その円弧方向、即ち、揺動方向へ移動していく。
また、平歯車51をその軸線51″のまわりで回
転させたときには、クラウン歯車61は回転軸線
61′のまわりで回転するのである。
揺動角変更装置15は、連結軸47に対しほゞ直
角方向へ延びて(第4図)一端が連結軸47に一
体に連結されるとともに内部にスライダ57を収
納した揺動体58と、メインロール軸2に嵌着さ
れた第1揺動アーム8とスライダ57とを連結す
る連動棒50と、揺動体58に装着されたクラウ
ン歯車61と、間欠駆動装置1のハウジングに回
転可能に装着されかつクラウン歯車61に係合す
る平歯車51とを備えている。しかして上記クラ
ウン歯車61は、ターレツト14と一体に連結軸
47が揺動Bしたときに揺動体58と一体に揺動
B′可能であるとともに、連結軸47の軸線4
7′と揺動体58の軸線58′とを含む面、即ち第
4図の面上で見たときに、連結軸の軸線47′に
直交する方向へ延びる回転軸線61′のまわりで
回転可能になつている。また、上記クラウン歯車
61は、連結軸の軸線47′と回転軸線61′との
交点Oを中心とする球状外面上に多数の歯61″
を形成した構成になつており、各歯61″が、回
転軸線61′の方向へ向けて円弧状に延びて、同
一方向へ向けて直線状に延びる平歯車51の歯5
1′に係合している。従つて、クラウン歯車61
が連結軸の軸線47′のまわりで揺動B′したとき
には円弧状の歯61″が平歯車の歯51′に対して
その円弧方向、即ち、揺動方向へ移動していく。
また、平歯車51をその軸線51″のまわりで回
転させたときには、クラウン歯車61は回転軸線
61′のまわりで回転するのである。
なお第1,2図において、63は、タイミング
ベルト64を介して平歯車51の回転軸65に連
結された、平歯車51の駆動用モータを示してい
る。
ベルト64を介して平歯車51の回転軸65に連
結された、平歯車51の駆動用モータを示してい
る。
上記クラウン歯車61の回転軸61a右端(第
4図)には駆動歯車66が嵌着されており、この
駆動歯車66に係合する従動歯車67が、揺動体
58内に設けられたねじ棒68の右端と螺合して
いる。また、ねじ棒68の左端はスライダ57に
固着されている。従つて、モータ63を駆動して
平歯車51を回転させ、それに応じてクラウン歯
車61を回転軸61aと一体に回転軸線61′の
まわりで回転させると、駆動歯車66を介して従
動歯車67が回転し、それに応じてねじ棒68及
びスライダ57が揺動体58の軸線方向へ摺動す
る。しかして、このようにしてスライダ57を摺
動させることによつて、揺動体58の揺動角に対
する第1揺動アーム8の揺動角即ち揺動体58の
揺動角に対するメインセクターロール3の揺動角
を変化させることができるのである。
4図)には駆動歯車66が嵌着されており、この
駆動歯車66に係合する従動歯車67が、揺動体
58内に設けられたねじ棒68の右端と螺合して
いる。また、ねじ棒68の左端はスライダ57に
固着されている。従つて、モータ63を駆動して
平歯車51を回転させ、それに応じてクラウン歯
車61を回転軸61aと一体に回転軸線61′の
まわりで回転させると、駆動歯車66を介して従
動歯車67が回転し、それに応じてねじ棒68及
びスライダ57が揺動体58の軸線方向へ摺動す
る。しかして、このようにしてスライダ57を摺
動させることによつて、揺動体58の揺動角に対
する第1揺動アーム8の揺動角即ち揺動体58の
揺動角に対するメインセクターロール3の揺動角
を変化させることができるのである。
即ち第4図より明らかな如く、揺動体58は連
結軸47の中心軸線47′を中心として揺動Bし、
この中心軸線の位置が第2図の点Oに相当してい
る。しかして、スライダ57が摺動した場合に
は、揺動体58と連動棒50との連結点P(第2
図)と上記点Oとの距離Qが変化し、上記軸線5
8′に対する連動棒50の角度θが変化する。従
つて、揺動体58が所定角度揺動したときの第1
揺動アーム8の揺動角が変化し、同時にメインロ
ール軸2及びメインセクターロール3の揺動角も
変化する。また、既述の如く、第1揺動アーム8
は、第1リンク12、摺動体11及び第2リンク
13を介して第2揺動アーム9に連結されている
から、上記の如く第1揺動アーム8の揺動角が変
化したときには第2揺動アーム9の揺動角も変化
し、メインセクターロール3とサブセクターロー
ル5とは常にほゞ同一量だけ揺動する。このよう
に、連結軸47及びこれと一体になつた揺動体5
8の揺動角に対してメインセクターロール3及び
サブセクターロール5の揺動角を変化させれば、
ロールフイード装置によつて間欠的に移送される
板材の一回ごとの移送量が変化するのである。
結軸47の中心軸線47′を中心として揺動Bし、
この中心軸線の位置が第2図の点Oに相当してい
る。しかして、スライダ57が摺動した場合に
は、揺動体58と連動棒50との連結点P(第2
図)と上記点Oとの距離Qが変化し、上記軸線5
8′に対する連動棒50の角度θが変化する。従
つて、揺動体58が所定角度揺動したときの第1
揺動アーム8の揺動角が変化し、同時にメインロ
ール軸2及びメインセクターロール3の揺動角も
変化する。また、既述の如く、第1揺動アーム8
は、第1リンク12、摺動体11及び第2リンク
13を介して第2揺動アーム9に連結されている
から、上記の如く第1揺動アーム8の揺動角が変
化したときには第2揺動アーム9の揺動角も変化
し、メインセクターロール3とサブセクターロー
ル5とは常にほゞ同一量だけ揺動する。このよう
に、連結軸47及びこれと一体になつた揺動体5
8の揺動角に対してメインセクターロール3及び
サブセクターロール5の揺動角を変化させれば、
ロールフイード装置によつて間欠的に移送される
板材の一回ごとの移送量が変化するのである。
なお、第2,4図において、69,70はスラ
イダ57に設けた固定ピン及びこの固定ピンに回
動可能に嵌合された軸受部材を示しており、これ
ら固定ピンと軸受部材とを介してスライダ57と
連動棒50とが連結されている。また、連動棒5
0と第1揺動アーム8との連結部、第1揺動アー
ム8と第1リンク12との連結部、第1リンク1
2、摺動体11及び第2リンク13の相互連結
部、並びに第2リンク13と第2揺動アーム9と
の連結部の構成も、これと同様のものになつてい
る。
イダ57に設けた固定ピン及びこの固定ピンに回
動可能に嵌合された軸受部材を示しており、これ
ら固定ピンと軸受部材とを介してスライダ57と
連動棒50とが連結されている。また、連動棒5
0と第1揺動アーム8との連結部、第1揺動アー
ム8と第1リンク12との連結部、第1リンク1
2、摺動体11及び第2リンク13の相互連結
部、並びに第2リンク13と第2揺動アーム9と
の連結部の構成も、これと同様のものになつてい
る。
既述の説明より明らかな如く、メインセクター
ロール3とサブセクターロール5とは、リンク機
構6によつて、メインセクターロールが一方向へ
所定量揺動したときにサブセクターロールがこれ
と逆方向へ実質的に同一量揺動するように連結さ
れている。従つて、例えば第2図においてメイン
セクターロール3が時計方向Dへ揺動しかつサブ
セクターロール5が反時計方向D′へ揺動すると
き(以下この方向への両セクターロールの揺動を
板材移送方向への揺動と称す)に両セクターロー
ル間に板材を挟持させれば、板材は両セクターロ
ールの揺動角に応じた量だけ左方へ移送される。
しかして、メインセクターロールとサブセクター
ロールとは揺動するものであるから、これらが上
記と逆方向、即ちメインセクターロール3が反時
計方向へ揺動しかつサブセクターロール5が時計
方向へ揺動するとき(以下この方向への両セクタ
ーロールの揺動を板材移送方向と逆方向への揺動
と称す)には、メインセクターロール3とサブセ
クターロール5とを相対的に離れる方向へ移動さ
せて、両セクターロールが板材に加えていた挟持
力を解放し、板材が両セクターロールによつて右
方へ移送されないようにしなければならない。こ
のように両セクターロールが板材移送方向と逆方
向へ揺動するときに両セクターロールを相対的に
離す方向へ移動させる装置がロールレリース装置
7であり、以下その具体的構成を第1図及び第5
図によつて説明する。
ロール3とサブセクターロール5とは、リンク機
構6によつて、メインセクターロールが一方向へ
所定量揺動したときにサブセクターロールがこれ
と逆方向へ実質的に同一量揺動するように連結さ
れている。従つて、例えば第2図においてメイン
セクターロール3が時計方向Dへ揺動しかつサブ
セクターロール5が反時計方向D′へ揺動すると
き(以下この方向への両セクターロールの揺動を
板材移送方向への揺動と称す)に両セクターロー
ル間に板材を挟持させれば、板材は両セクターロ
ールの揺動角に応じた量だけ左方へ移送される。
しかして、メインセクターロールとサブセクター
ロールとは揺動するものであるから、これらが上
記と逆方向、即ちメインセクターロール3が反時
計方向へ揺動しかつサブセクターロール5が時計
方向へ揺動するとき(以下この方向への両セクタ
ーロールの揺動を板材移送方向と逆方向への揺動
と称す)には、メインセクターロール3とサブセ
クターロール5とを相対的に離れる方向へ移動さ
せて、両セクターロールが板材に加えていた挟持
力を解放し、板材が両セクターロールによつて右
方へ移送されないようにしなければならない。こ
のように両セクターロールが板材移送方向と逆方
向へ揺動するときに両セクターロールを相対的に
離す方向へ移動させる装置がロールレリース装置
7であり、以下その具体的構成を第1図及び第5
図によつて説明する。
図示実施例におけるロールレリース装置7は、
上記した如く両セクターロール3,5を相対的に
離す方向へ移動させる機能と、これらを離したと
きに板材が慣性力によつてなお移送されることを
防止するために一時的に板材を固定するブレーキ
機能とを有するレリース・ブレーキ装置として構
成されている。即ちこのロールレリース装置は、
第5図に示したように板材移送路Aの方向へ延び
て長手方向の略中央部がサブロール軸4のサブセ
クターロール5の軸線方向両端面を超えて突出す
る部分4a,4b(第1図)のそれぞれに嵌装さ
れている1対のレリースアーム76a,76b
と、各レリースアーム76a,76bと板材移送
路Aとの間の位置にそれぞれ設けられて板材移送
路Aの方向へ延びる1対のブレーキアーム77
a,77bとを有している。第5図より明らかな
ように、一方のレリースアーム76bの一端(第
5図左端)は、ロールフイード装置のハウジング
75(第1図)からサブロール軸4にほゞ平行に
延びるレリース枢軸78上に嵌合しており、同様
に、他方のレリースアーム76aの一端もこの同
一のレリース枢軸78上に嵌合している。また、
第1,5図から明らかな如く、ブレーキアーム7
7a,77bの上記レリース枢軸78に隣接する
側の一端(第5図左端)は、ハウジング75から
サブロール軸4にほゞ平行に延びる単一のブレー
キ枢軸79上に嵌合している。ブレーキアーム7
7bの、両セクターロールより僅かに右方(第5
図)の位置には可動ブレーキ片77b1が板材移
送路Aへ向けて突設され、またブレーキアーム7
7aにも同様の可動ブレーキ片(図示されていな
い)が突設されている。これら可動ブレーキ片
は、第5図の紙面に直交する方向へ延び板材移送
路Aを挟んで両可動ブレーキ片に対向する固定ブ
レーキ片80と協働して板材Eの固定、解放を行
うようになつている。
上記した如く両セクターロール3,5を相対的に
離す方向へ移動させる機能と、これらを離したと
きに板材が慣性力によつてなお移送されることを
防止するために一時的に板材を固定するブレーキ
機能とを有するレリース・ブレーキ装置として構
成されている。即ちこのロールレリース装置は、
第5図に示したように板材移送路Aの方向へ延び
て長手方向の略中央部がサブロール軸4のサブセ
クターロール5の軸線方向両端面を超えて突出す
る部分4a,4b(第1図)のそれぞれに嵌装さ
れている1対のレリースアーム76a,76b
と、各レリースアーム76a,76bと板材移送
路Aとの間の位置にそれぞれ設けられて板材移送
路Aの方向へ延びる1対のブレーキアーム77
a,77bとを有している。第5図より明らかな
ように、一方のレリースアーム76bの一端(第
5図左端)は、ロールフイード装置のハウジング
75(第1図)からサブロール軸4にほゞ平行に
延びるレリース枢軸78上に嵌合しており、同様
に、他方のレリースアーム76aの一端もこの同
一のレリース枢軸78上に嵌合している。また、
第1,5図から明らかな如く、ブレーキアーム7
7a,77bの上記レリース枢軸78に隣接する
側の一端(第5図左端)は、ハウジング75から
サブロール軸4にほゞ平行に延びる単一のブレー
キ枢軸79上に嵌合している。ブレーキアーム7
7bの、両セクターロールより僅かに右方(第5
図)の位置には可動ブレーキ片77b1が板材移
送路Aへ向けて突設され、またブレーキアーム7
7aにも同様の可動ブレーキ片(図示されていな
い)が突設されている。これら可動ブレーキ片
は、第5図の紙面に直交する方向へ延び板材移送
路Aを挟んで両可動ブレーキ片に対向する固定ブ
レーキ片80と協働して板材Eの固定、解放を行
うようになつている。
第5図に示したように、レリースアーム76b
の、レリース枢軸78から遠い側の端部(即ち第
5図の右端)と、上記ブレーキアーム77bの、
ブレーキ枢軸79から遠い側の端部(即ち第5図
の右端)とは、アーム作動装置81に作動的に連
結されている。このアーム作動装置81は、レリ
ースアーム76bの右端面76b′と摺動可能に係
合するとともに、ブレーキアーム77bの右端部
の、右下方向へ向けて斜に延びる突出部77b2
と遊合する溝82′を有するアーム連結体82と、
既述の揺動回転駆動装置1(第1,2図)によつ
て揺動駆動される第1及び第2揺動軸16及び1
7とを有している。上記第1揺動軸16の上部に
は平板状の操作板83がボルト止め84され、こ
の操作板83の上面が、それぞれレリースアーム
76bの右端の下面及びアーム連結体の下面に設
けた半円筒形の凹所内に回動可能に嵌合している
半円筒形の継手部材85a及び85bの平坦な底
面と係合している。また、上記第2揺動軸17の
下面には、平板部86aと、その右方位置に一体
形成された第2スプリング87の収納部86bと
で構成された操作部材86がボルト止め99さ
れ、平板部86aの下面が、ブレーキアーム77
bの右方部上面に形成した半円筒形の溝内に回動
可能に嵌合する半円筒形の継手部材85cの平坦
な上面と、第3隙間88を隔てて対面している。
の、レリース枢軸78から遠い側の端部(即ち第
5図の右端)と、上記ブレーキアーム77bの、
ブレーキ枢軸79から遠い側の端部(即ち第5図
の右端)とは、アーム作動装置81に作動的に連
結されている。このアーム作動装置81は、レリ
ースアーム76bの右端面76b′と摺動可能に係
合するとともに、ブレーキアーム77bの右端部
の、右下方向へ向けて斜に延びる突出部77b2
と遊合する溝82′を有するアーム連結体82と、
既述の揺動回転駆動装置1(第1,2図)によつ
て揺動駆動される第1及び第2揺動軸16及び1
7とを有している。上記第1揺動軸16の上部に
は平板状の操作板83がボルト止め84され、こ
の操作板83の上面が、それぞれレリースアーム
76bの右端の下面及びアーム連結体の下面に設
けた半円筒形の凹所内に回動可能に嵌合している
半円筒形の継手部材85a及び85bの平坦な底
面と係合している。また、上記第2揺動軸17の
下面には、平板部86aと、その右方位置に一体
形成された第2スプリング87の収納部86bと
で構成された操作部材86がボルト止め99さ
れ、平板部86aの下面が、ブレーキアーム77
bの右方部上面に形成した半円筒形の溝内に回動
可能に嵌合する半円筒形の継手部材85cの平坦
な上面と、第3隙間88を隔てて対面している。
レリースアーム76bの右端附近には上方へ開
いた凹所89が形成され、この凹所内に収納した
第1スプリング90の上端がブレーキアーム77
bの下面に当接して、ブレーキアーム77bとレ
リースアーム76bとを互に離す方向へ付勢して
いる。また、上記操作部材86の収納部86b内
に収納された第2スプリング87は、アーム連結
体82をブレーキアーム77bの突出部77b2
へ向けて付勢している。従つて、第1スプリング
90の装着位置附近におけるレリースアーム76
bの上面とブレーキアーム77bの下面との間に
は第1隙間91が形成され、またブレーキアーム
77bの上記突出部77b2の下面と、これと対
面する溝82′の表面との間に、第1隙間91に
連通する第2隙間92が形成されている。なお、
第5図において、100は、ねじ棒101上に嵌
着された、第2スプリング87用の抑え板、10
2はねじ棒101に螺合する、第2スプリングの
ばね力調節用ナツトを示している。
いた凹所89が形成され、この凹所内に収納した
第1スプリング90の上端がブレーキアーム77
bの下面に当接して、ブレーキアーム77bとレ
リースアーム76bとを互に離す方向へ付勢して
いる。また、上記操作部材86の収納部86b内
に収納された第2スプリング87は、アーム連結
体82をブレーキアーム77bの突出部77b2
へ向けて付勢している。従つて、第1スプリング
90の装着位置附近におけるレリースアーム76
bの上面とブレーキアーム77bの下面との間に
は第1隙間91が形成され、またブレーキアーム
77bの上記突出部77b2の下面と、これと対
面する溝82′の表面との間に、第1隙間91に
連通する第2隙間92が形成されている。なお、
第5図において、100は、ねじ棒101上に嵌
着された、第2スプリング87用の抑え板、10
2はねじ棒101に螺合する、第2スプリングの
ばね力調節用ナツトを示している。
図示実施例のロールレリース装置は上記の構成
のものであつて、以下その作動について第5図を
参照して説明する。この第5図は両セクターロー
ル3,5間に板材Eが挟持されている状態を示し
ており、この状態からメインセクターロール3及
びサブセクターロール5がそれぞれ反時計方向D
及び時計方向D′へ所定量揺動し、(即ち両セクタ
ーロールが板材移送方向へ揺動し)それによつて
板材Eが所定量右方の作業位置へ向けて移送され
る。この点については第2図を参照して既に説明
した通りである。板材Eが所定量右方へ移送され
た後に両セクターロール3,5が停止し、第1揺
動軸16が反時計方向Fへ揺動する。第1揺動軸
がこのように揺動すると、第1スプリング90の
ばね力に助勢されてレリースアーム76bの右方
部分が下方へ移動し、従つてレリースアーム76
bはレリース枢軸78を支点として時計方向へ枢
動する。従つてサブロール軸4及びサブセクター
ロール5はレリースアーム76bと一体に下方へ
移動し、サブセクターロール5が板材Eから離れ
るため、両セクターロールによつて板材Eに加え
られていた挟持力が解放される。また、上記第1
揺動軸16の揺動によつて、継手部材85bを介
してアーム連結体82が第2スプリング87のバ
ネ力に抗して上方へ押上げられ(このときにアー
ム連結体82はレリースアーム76bの右端面7
6b′に沿つて上方へ摺動する)、これに応じて第
1スプリング90のバネ力によつてブレーキアー
ム77bの右方部分が上方へ押上げられる。従つ
てブレーキアーム77bはブレーキ枢軸79を支
点として反時計方向へ枢動し、可動ブレーキ片7
7b1が固定ブレーキ片80に近づけられて、両
ブレーキ片77b1,80間に板材Eが固定され
る。なお、上記の如く第1揺動軸16が揺動して
ブレーキアーム77bがブレーキ枢軸79を支点
として反時計方向へ枢動するときに、その枢動を
第2揺動軸17及び操作部材86が妨げることは
ない。何故なら、操作部材86の平板部86bの
下面と継手部材85cの上面との間には第3隙間
88が形成されており、この第3隙間88の幅が
ゼロになるまで、ブレーキアーム77bは反時計
方向へ枢動できるからである。
のものであつて、以下その作動について第5図を
参照して説明する。この第5図は両セクターロー
ル3,5間に板材Eが挟持されている状態を示し
ており、この状態からメインセクターロール3及
びサブセクターロール5がそれぞれ反時計方向D
及び時計方向D′へ所定量揺動し、(即ち両セクタ
ーロールが板材移送方向へ揺動し)それによつて
板材Eが所定量右方の作業位置へ向けて移送され
る。この点については第2図を参照して既に説明
した通りである。板材Eが所定量右方へ移送され
た後に両セクターロール3,5が停止し、第1揺
動軸16が反時計方向Fへ揺動する。第1揺動軸
がこのように揺動すると、第1スプリング90の
ばね力に助勢されてレリースアーム76bの右方
部分が下方へ移動し、従つてレリースアーム76
bはレリース枢軸78を支点として時計方向へ枢
動する。従つてサブロール軸4及びサブセクター
ロール5はレリースアーム76bと一体に下方へ
移動し、サブセクターロール5が板材Eから離れ
るため、両セクターロールによつて板材Eに加え
られていた挟持力が解放される。また、上記第1
揺動軸16の揺動によつて、継手部材85bを介
してアーム連結体82が第2スプリング87のバ
ネ力に抗して上方へ押上げられ(このときにアー
ム連結体82はレリースアーム76bの右端面7
6b′に沿つて上方へ摺動する)、これに応じて第
1スプリング90のバネ力によつてブレーキアー
ム77bの右方部分が上方へ押上げられる。従つ
てブレーキアーム77bはブレーキ枢軸79を支
点として反時計方向へ枢動し、可動ブレーキ片7
7b1が固定ブレーキ片80に近づけられて、両
ブレーキ片77b1,80間に板材Eが固定され
る。なお、上記の如く第1揺動軸16が揺動して
ブレーキアーム77bがブレーキ枢軸79を支点
として反時計方向へ枢動するときに、その枢動を
第2揺動軸17及び操作部材86が妨げることは
ない。何故なら、操作部材86の平板部86bの
下面と継手部材85cの上面との間には第3隙間
88が形成されており、この第3隙間88の幅が
ゼロになるまで、ブレーキアーム77bは反時計
方向へ枢動できるからである。
上記したように両セクターロール3,5によつ
て板材Eを所定量右方へ移送した後に第1揺動軸
16が反時計方向へ所定量揺動し、それによつて
サブセクターロール5をメインセクターロール3
から離れる方向へ移動させて両セクターロールが
板材に加えていた挟持力を解放するとともに、可
動ブレーキ片77b1と固定ブレーキ片80との
間に板材Eを固定する。しかしてこのように両ブ
レーキ片77b1,80の間に板材Eを固定する
ことによつて、両セクターロールによつて板材に
加えていた挟持力を解放したときに板材Eが慣性
力によつてさらに右方へ移送されることを防止
し、板材の正確な移送を行うことが可能になる。
て板材Eを所定量右方へ移送した後に第1揺動軸
16が反時計方向へ所定量揺動し、それによつて
サブセクターロール5をメインセクターロール3
から離れる方向へ移動させて両セクターロールが
板材に加えていた挟持力を解放するとともに、可
動ブレーキ片77b1と固定ブレーキ片80との
間に板材Eを固定する。しかしてこのように両ブ
レーキ片77b1,80の間に板材Eを固定する
ことによつて、両セクターロールによつて板材に
加えていた挟持力を解放したときに板材Eが慣性
力によつてさらに右方へ移送されることを防止
し、板材の正確な移送を行うことが可能になる。
上記の如く両ブレーキ片77b1,80によつ
て板材Eを固定した後に第1揺動軸16は停止す
る。この第1揺動軸16が停止した状態において
は、レリースアーム76bの上面とブレーキアー
ム77bの下面との間の第1隙間91、ブレーキ
アーム77bの突出部77b2の下面とこれに対
向する溝82′の表面との間の第2隙間92はか
なりの広さに確保されており、また操作部材86
の平板部86aの下面と継手部材85cの上面と
の間の第3隙間88は第5図の状態よりかなり挟
くなつている。
て板材Eを固定した後に第1揺動軸16は停止す
る。この第1揺動軸16が停止した状態において
は、レリースアーム76bの上面とブレーキアー
ム77bの下面との間の第1隙間91、ブレーキ
アーム77bの突出部77b2の下面とこれに対
向する溝82′の表面との間の第2隙間92はか
なりの広さに確保されており、また操作部材86
の平板部86aの下面と継手部材85cの上面と
の間の第3隙間88は第5図の状態よりかなり挟
くなつている。
上記第1揺動軸16が停止してから小時間経過
後に第2揺動軸17が反時計方向Gへの揺動を開
始し、これとほゞ同期してメインセクターロール
3とサブセクターロール5とがはそれぞれ時計方
向及び反時計方向への揺動を開始する(即ち両セ
クターロールが板材移送方向と逆方向への揺動を
開始する。)。この両セクターロールの揺動は、サ
ブセクターロール5が第5図の位置より下方へ移
動している状態で行われるため、その揺動によつ
て板材Eが左方へ移送されることはなく、板材E
は静止状態に保たれる。そして上記方向Gへ第2
揺動軸17が揺動すると、継手部材85cを介し
てブレーキアーム77bの右方部分が押下げら
れ、従つてブレーキアーム77bはブレーキ枢軸
79を支点として時計方向へ枢動して、可動ブレ
ーキ片77b1が下方へ移動する。このようにし
て、両ブレーキ片77b1,80が板材Eに加え
ていた挟持力が解放される。なお、上記の如くブ
レーキアーム77bが時計方向へ枢動するときに
レリースアーム76bは静止状態に保たれている
ため、ブレーキアーム77bは、上記第1隙間9
1及び第2隙間92を狭くしつつ時計方向へ枢動
するのである。
後に第2揺動軸17が反時計方向Gへの揺動を開
始し、これとほゞ同期してメインセクターロール
3とサブセクターロール5とがはそれぞれ時計方
向及び反時計方向への揺動を開始する(即ち両セ
クターロールが板材移送方向と逆方向への揺動を
開始する。)。この両セクターロールの揺動は、サ
ブセクターロール5が第5図の位置より下方へ移
動している状態で行われるため、その揺動によつ
て板材Eが左方へ移送されることはなく、板材E
は静止状態に保たれる。そして上記方向Gへ第2
揺動軸17が揺動すると、継手部材85cを介し
てブレーキアーム77bの右方部分が押下げら
れ、従つてブレーキアーム77bはブレーキ枢軸
79を支点として時計方向へ枢動して、可動ブレ
ーキ片77b1が下方へ移動する。このようにし
て、両ブレーキ片77b1,80が板材Eに加え
ていた挟持力が解放される。なお、上記の如くブ
レーキアーム77bが時計方向へ枢動するときに
レリースアーム76bは静止状態に保たれている
ため、ブレーキアーム77bは、上記第1隙間9
1及び第2隙間92を狭くしつつ時計方向へ枢動
するのである。
第2揺動軸17が反時計方向Gへ所定量揺動し
て、両ブレーキ片77b1,80が板材Eに加え
ていた挟持力が解放された後に、第2揺動軸17
は停止する。そして、この状態で、以前に両セク
ターロール3,5によつて右方の作業位置へ移送
されていた板材部分の加工(せん断加工、プレス
等)が行われる。
て、両ブレーキ片77b1,80が板材Eに加え
ていた挟持力が解放された後に、第2揺動軸17
は停止する。そして、この状態で、以前に両セク
ターロール3,5によつて右方の作業位置へ移送
されていた板材部分の加工(せん断加工、プレス
等)が行われる。
上記した板材移送方向と逆方向への両セクター
ロール3,5の揺動は、上記板材部分の加工が終
る頃まで行われ、その後両セクターロールは停止
する。そして両セクターロールの停止時期とほゞ
同期して第1揺動軸16の時計方向への揺動及び
第2揺動軸17の時計方向への揺動が開始され
る。しかして、このように第1及び第2揺動軸1
6,17が時計方向へ揺動したときにレリースア
ーム76b及びブレーキアーム77bがそれぞれ
レリース枢軸78及びブレーキ枢軸79を支点と
して、既述の如く各揺動軸16,17が反時計方
向へ揺動した場合と逆方向、即ち反時計方向へ枢
動することは明らかである。そして、このような
レリースアーム76b及びブレーキアーム77b
の反時計方向への枢動によつて、これらは第5図
の位置に戻される。この第5図の状態では板材E
は両セクターロール間に挟持され、また可動ブレ
ーキ片77b1は板材Eから離れている。従つ
て、この状態から、再び両セクターロール3,5
が板材移送方向へ揺動して板材を右方へ移送し、
その後既述の作動サイクルがくり返されるもので
ある。
ロール3,5の揺動は、上記板材部分の加工が終
る頃まで行われ、その後両セクターロールは停止
する。そして両セクターロールの停止時期とほゞ
同期して第1揺動軸16の時計方向への揺動及び
第2揺動軸17の時計方向への揺動が開始され
る。しかして、このように第1及び第2揺動軸1
6,17が時計方向へ揺動したときにレリースア
ーム76b及びブレーキアーム77bがそれぞれ
レリース枢軸78及びブレーキ枢軸79を支点と
して、既述の如く各揺動軸16,17が反時計方
向へ揺動した場合と逆方向、即ち反時計方向へ枢
動することは明らかである。そして、このような
レリースアーム76b及びブレーキアーム77b
の反時計方向への枢動によつて、これらは第5図
の位置に戻される。この第5図の状態では板材E
は両セクターロール間に挟持され、また可動ブレ
ーキ片77b1は板材Eから離れている。従つ
て、この状態から、再び両セクターロール3,5
が板材移送方向へ揺動して板材を右方へ移送し、
その後既述の作動サイクルがくり返されるもので
ある。
なお、第5図には、第1図の右方位置にあるブ
レーキアーム77b及びレリースアーム76bに
関連した部材のみ示されており、この第5図を参
照してこれらアーム77b,76bとアーム作動
装置81との関連構成、作動について説明してき
たが、第1図の左方位置にあるブレーキアーム7
7aは上記ブレーキアーム77bと同一の形状を
有していてこれと同一の動きを生じるように連動
されており、同様に第1図の左方位置にあるレリ
ースアーム76aは上記レリースアーム77bと
同一の形状を有していてこれと同一の動きを生じ
るように連動されているものである。即ち、上記
したとうり両ブレーキアーム77a,77bの一
端(第5図左端)は単一のブレーキ枢軸79上に
嵌合し、また両レリースアーム76a,76bの
一端は単一のレリース枢軸78上に嵌合してい
る。また、第5図に示されているアーム連結体8
2、第1揺動軸16及び第2揺動軸17は、それ
ぞれサブロール軸4と並行して第5図紙面に直角
の方向へ延びる単一の部材から構成されており、
アーム連結体82の溝82′内に、ブレーキアー
ム77aに形成した、突出部77b2と同様の突
出部(図示されていない)が挿入されている。ま
た、第5図に示されている第1スプリング90、
第2スプリング87、継手部材85a,85b,
85c、操作板83、及び操作部材86等と同様
の部材が、ブレーキアーム77a及びレリースア
ーム76aに関連した所定位置にも設けられてい
る。
レーキアーム77b及びレリースアーム76bに
関連した部材のみ示されており、この第5図を参
照してこれらアーム77b,76bとアーム作動
装置81との関連構成、作動について説明してき
たが、第1図の左方位置にあるブレーキアーム7
7aは上記ブレーキアーム77bと同一の形状を
有していてこれと同一の動きを生じるように連動
されており、同様に第1図の左方位置にあるレリ
ースアーム76aは上記レリースアーム77bと
同一の形状を有していてこれと同一の動きを生じ
るように連動されているものである。即ち、上記
したとうり両ブレーキアーム77a,77bの一
端(第5図左端)は単一のブレーキ枢軸79上に
嵌合し、また両レリースアーム76a,76bの
一端は単一のレリース枢軸78上に嵌合してい
る。また、第5図に示されているアーム連結体8
2、第1揺動軸16及び第2揺動軸17は、それ
ぞれサブロール軸4と並行して第5図紙面に直角
の方向へ延びる単一の部材から構成されており、
アーム連結体82の溝82′内に、ブレーキアー
ム77aに形成した、突出部77b2と同様の突
出部(図示されていない)が挿入されている。ま
た、第5図に示されている第1スプリング90、
第2スプリング87、継手部材85a,85b,
85c、操作板83、及び操作部材86等と同様
の部材が、ブレーキアーム77a及びレリースア
ーム76aに関連した所定位置にも設けられてい
る。
第5図を参照して行つた既述の説明より明らか
なように、両セクターロール3,5、第1揺動軸
16及び第2揺動軸17は、それぞれ適切なタイ
ミングで揺動、停止をくり返さなければならない
ものである。しかして、これらを適切なタイミン
グで揺動、停止させることは、既述の揺動回転駆
動装置1(第1,2図)に組込まれている既述の
3つの立体カム(図示されていない)の形状等を
適切に設計することによつて行うことができるこ
とは明らかである。
なように、両セクターロール3,5、第1揺動軸
16及び第2揺動軸17は、それぞれ適切なタイ
ミングで揺動、停止をくり返さなければならない
ものである。しかして、これらを適切なタイミン
グで揺動、停止させることは、既述の揺動回転駆
動装置1(第1,2図)に組込まれている既述の
3つの立体カム(図示されていない)の形状等を
適切に設計することによつて行うことができるこ
とは明らかである。
なお、第1図及び第5図において、93は、両
セクターロール3,5間の間隙幅を移送すべき板
材Eの板厚に応じた適切なものに調節するための
調節機構を示している。即ちこの調節機構93
は、メインロール軸2の、メインセクターロール
3の右端面3b(第1図)を超えて突出する部分
に長手方向の略中央部(第5図)が嵌装されると
ともに、一端(第5図右端)が、ロールフイード
装置のハウジング75に固定されてメインロール
軸2にほゞ平行に延びる枢軸95上に嵌合する調
節アーム94と、調節アーム94の他端(第5図
左端)に回動可能に連結98されて上方へ延びる
ねじ付棒96とを有している。このねじ付棒96
は上端にねじ部96aを有し、このねじ部96a
がハウジング75の壁部75aを貫通して上方へ
延び、ねじ部96aの、壁部75aより上方へ突
出する上端にナツト97が螺着されている。従つ
て、ナツト97の締付け量を調節することによつ
てねじ付棒96は上下に移動し、これに応じて調
節アーム94が枢軸95を支点として時計方向又
は反時計方向へ枢動する。そして、このような調
節アーム94の枢動によつてメインセクターロー
ル3が上下に移動し、両セクターロール3,5間
の間隙幅を板材の板厚に応じた適切な値に調節し
て、両セクターロールによつて板材に加える挟持
力を適切に調節できるものである。
セクターロール3,5間の間隙幅を移送すべき板
材Eの板厚に応じた適切なものに調節するための
調節機構を示している。即ちこの調節機構93
は、メインロール軸2の、メインセクターロール
3の右端面3b(第1図)を超えて突出する部分
に長手方向の略中央部(第5図)が嵌装されると
ともに、一端(第5図右端)が、ロールフイード
装置のハウジング75に固定されてメインロール
軸2にほゞ平行に延びる枢軸95上に嵌合する調
節アーム94と、調節アーム94の他端(第5図
左端)に回動可能に連結98されて上方へ延びる
ねじ付棒96とを有している。このねじ付棒96
は上端にねじ部96aを有し、このねじ部96a
がハウジング75の壁部75aを貫通して上方へ
延び、ねじ部96aの、壁部75aより上方へ突
出する上端にナツト97が螺着されている。従つ
て、ナツト97の締付け量を調節することによつ
てねじ付棒96は上下に移動し、これに応じて調
節アーム94が枢軸95を支点として時計方向又
は反時計方向へ枢動する。そして、このような調
節アーム94の枢動によつてメインセクターロー
ル3が上下に移動し、両セクターロール3,5間
の間隙幅を板材の板厚に応じた適切な値に調節し
て、両セクターロールによつて板材に加える挟持
力を適切に調節できるものである。
なお、既述の説明より明らかな如く、調節機構
93(第1,5図)を操作することによつてメイ
ンロール軸2は、メインセクターロール3と一体
に上下に移動し、またアーム作動装置81の作動
に応じてサブロール軸4はサブセクターロール5
と一体に上下に移動する。従つて、メインロール
軸2及びサブロール軸4の左右両端(第1図)
は、ハウジング75に対して回転可能であると同
時に上記した上下移動が可能になるように支持さ
れていることが必要である。しかしてこのように
回転と上下移動とを可能にするように軸をハウジ
ングに対して支持するための手段自体は周知であ
るため、詳細な説明は省略する。
93(第1,5図)を操作することによつてメイ
ンロール軸2は、メインセクターロール3と一体
に上下に移動し、またアーム作動装置81の作動
に応じてサブロール軸4はサブセクターロール5
と一体に上下に移動する。従つて、メインロール
軸2及びサブロール軸4の左右両端(第1図)
は、ハウジング75に対して回転可能であると同
時に上記した上下移動が可能になるように支持さ
れていることが必要である。しかしてこのように
回転と上下移動とを可能にするように軸をハウジ
ングに対して支持するための手段自体は周知であ
るため、詳細な説明は省略する。
以上より明らかなように、本考案のロールフイ
ード装置は、メインセクターロールとサブセクタ
ーロールとの間に挟持した板材を間欠的に一方向
へ移送して、その板材を順次異なる作業位置へ送
り込んでいくようになつている。特に本考案は、
板材の移送を行うためのロールとして横断面が円
形のロールを使用せずに、横断面がほゞセクター
形、即ち扇形のメインセクターロール3及びサブ
セクターロール5を使用し、揺動回転駆動装置1
(第1,2図)とメインセクターロール3との間
に歯車等を介在させずにその揺動回転駆動装置1
によつてメインセクターロール3を揺動駆動する
とともに、メインセクターロール3とサブセクタ
ーロール5とを特殊構成のリンク機構6によつて
連動することによつて、サブセクターロール5を
メインセクターロール3と逆方向へ実質的に同一
量だけ揺動させる構成にした点に特徴がある。
ード装置は、メインセクターロールとサブセクタ
ーロールとの間に挟持した板材を間欠的に一方向
へ移送して、その板材を順次異なる作業位置へ送
り込んでいくようになつている。特に本考案は、
板材の移送を行うためのロールとして横断面が円
形のロールを使用せずに、横断面がほゞセクター
形、即ち扇形のメインセクターロール3及びサブ
セクターロール5を使用し、揺動回転駆動装置1
(第1,2図)とメインセクターロール3との間
に歯車等を介在させずにその揺動回転駆動装置1
によつてメインセクターロール3を揺動駆動する
とともに、メインセクターロール3とサブセクタ
ーロール5とを特殊構成のリンク機構6によつて
連動することによつて、サブセクターロール5を
メインセクターロール3と逆方向へ実質的に同一
量だけ揺動させる構成にした点に特徴がある。
即ち、上記の如くセクター形のロールを使用す
る構成によつて、横断面が円形のロールを使用し
た場合に比してロールフイード装置の作動部の重
量が軽減され、作動時の慣性力が小さくなるため
に、そのロールフイード装置の高速作動時におけ
る板材の送り精度を高めることができる。また、
揺動回転駆動装置1とメインセクターロール3と
の間に歯車等を使用しない構成によつて、ロール
フイード装置の作動部の構成を簡単にしてその重
量を減じることができるとともに、バツクラツシ
ユに起因して生じる板材送り精度の低下を防止す
ることができる。
る構成によつて、横断面が円形のロールを使用し
た場合に比してロールフイード装置の作動部の重
量が軽減され、作動時の慣性力が小さくなるため
に、そのロールフイード装置の高速作動時におけ
る板材の送り精度を高めることができる。また、
揺動回転駆動装置1とメインセクターロール3と
の間に歯車等を使用しない構成によつて、ロール
フイード装置の作動部の構成を簡単にしてその重
量を減じることができるとともに、バツクラツシ
ユに起因して生じる板材送り精度の低下を防止す
ることができる。
さらに、上記リンク機構6は、メインセクター
ロール3とサブセクターロール5との間の間隙幅
が変化し、それに応じて第1リンク12及び第2
リンク13と板材移送路Aを含む平面とのなす角
度(第3図のα参照)が変化した場合にも良好に
作動して両セクターロール3,5を連動すること
ができる。従つて、両セクターロールが板材移送
方向へ揺動するときに両セクターロール間に板材
を挟持させ、かつ両セクターロールが板材移送方
向と逆方向へ揺動するときにその挟持力を解放す
るように両セクターロールを互いに離接させるた
めの機構、即ちロールレリース装置7の構成を簡
単にできるとともに、移送すべき板材の板厚に応
じて両セクターロール間の間隙幅を調節する機構
(第5図の調節機構93参照)を簡単にできる利
点がある。
ロール3とサブセクターロール5との間の間隙幅
が変化し、それに応じて第1リンク12及び第2
リンク13と板材移送路Aを含む平面とのなす角
度(第3図のα参照)が変化した場合にも良好に
作動して両セクターロール3,5を連動すること
ができる。従つて、両セクターロールが板材移送
方向へ揺動するときに両セクターロール間に板材
を挟持させ、かつ両セクターロールが板材移送方
向と逆方向へ揺動するときにその挟持力を解放す
るように両セクターロールを互いに離接させるた
めの機構、即ちロールレリース装置7の構成を簡
単にできるとともに、移送すべき板材の板厚に応
じて両セクターロール間の間隙幅を調節する機構
(第5図の調節機構93参照)を簡単にできる利
点がある。
また、図示実施例の如く、揺動回転駆動装置1
が揺動角変更装置15(第2,3図)を備えてい
る構成にすれば、ロールフイード装置の作動中に
おいても両セクターロール3,5の揺動回転角を
変化させ、それによつて間欠的に一方向へ移送さ
れる板材の1回毎の送り量を極めて容易に変化さ
せることが可能になる利点が得られる。
が揺動角変更装置15(第2,3図)を備えてい
る構成にすれば、ロールフイード装置の作動中に
おいても両セクターロール3,5の揺動回転角を
変化させ、それによつて間欠的に一方向へ移送さ
れる板材の1回毎の送り量を極めて容易に変化さ
せることが可能になる利点が得られる。
第1図は本考案実施例のロールフイード装置の
全体構成を示す概略的な正面説明図、第2図は第
1図を矢印−方向に見て揺動角変更装置、メ
インセクターロール、サブセクターロール及びリ
ンク機構の関連構成を示す図、第3図は上記ロー
ルフイード装置に設けられているリンク機構の各
部の寸法と作動精度との関係を説明する概略図、
第4図は第2図の−断面図、第5図は第1図
を矢印−方向に見てロールレリース装置、及
び両セクターロール間の間隙の調節機構を説明す
る図である。 1……揺動回転駆動装置、2……メインロール
軸、3……メインセクターロール、4……サブロ
ール軸、5……サブセクターロール、6……リン
ク機構、7……ロールレリース装置、8……第1
揺動アーム、9……第2揺動アーム、10……ガ
イド部材、10′……ガイド溝、11……摺動体、
12……第1リンク、13……第2リンク、15
……揺動角変更装置、50……連動棒、57……
スライダ、58……揺動体。
全体構成を示す概略的な正面説明図、第2図は第
1図を矢印−方向に見て揺動角変更装置、メ
インセクターロール、サブセクターロール及びリ
ンク機構の関連構成を示す図、第3図は上記ロー
ルフイード装置に設けられているリンク機構の各
部の寸法と作動精度との関係を説明する概略図、
第4図は第2図の−断面図、第5図は第1図
を矢印−方向に見てロールレリース装置、及
び両セクターロール間の間隙の調節機構を説明す
る図である。 1……揺動回転駆動装置、2……メインロール
軸、3……メインセクターロール、4……サブロ
ール軸、5……サブセクターロール、6……リン
ク機構、7……ロールレリース装置、8……第1
揺動アーム、9……第2揺動アーム、10……ガ
イド部材、10′……ガイド溝、11……摺動体、
12……第1リンク、13……第2リンク、15
……揺動角変更装置、50……連動棒、57……
スライダ、58……揺動体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 揺動回転駆動装置と、メインロール軸上に一
体に嵌着されたメインセクターロールと、メイ
ンロール軸と平行に延びるサブロール軸上に一
体に嵌着され、メインセクターロールと協働し
て板材を挟持移送するよう構成されたサブセク
ターロールと、メインセクターロールが一方向
へ所定量揺動したときにサブセクターロールを
メインセクターロールと逆方向へ実質的に同一
量揺動させるように両セクターロールを連動す
るリンク機構と、上記両セクターロールが板材
移送方向と逆方向へ揺動するときにこれらセク
ターロールを相対的に離れる方向へ移動させ
て、両セクターロールが板材に加えていた挟持
力を解放するロールレリース装置とを備えると
ともに、上記リンク機構が、メインロール軸上
の、メインセクターロールの外側位置に嵌着さ
れ、上記揺動回転駆動装置によつて駆動されて
メインロール軸及びメインセクターロールと一
体に揺動する第1揺動アームと、サブロール軸
上の、サブセクターロールの外側位置に嵌着さ
れて第1揺動アームとほゞ同一平面上に位置し
ている第2揺動アームと、上記平面と板材移送
路を含む平面との交差点附近に設けられて板材
移送方向へ延びるガイド溝を有しているガイド
部材と、ガイド溝内を摺動する摺動体と、摺動
体と第1,第2揺動アームのそれぞれとを連結
し、板材移送路の平面に対して互にほゞ対称形
に傾斜して延びて、摺動体の位置を頂点とする
V形をなしている第1及び第2リンクとを備え
ることを特徴とするロールフイード装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のロール
フイード装置において、上記揺動回転駆動装置
が、固定軸線のまわりで揺動駆動される揺動体
と、その揺動体と一体に揺動するように揺動体
中に装着され、かつ揺動体の軸線方向へ移動し
得るようになつたスライダと、このスライダと
上記第1揺動アームとを連結する連動棒とを有
する揺動角変更装置を備え、上記揺動体の軸線
方向へ向うスライダの移動量を調節することに
よつて上記揺動体の揺動角に対するメインセク
ターロールの揺動角を変化させる構成にしたこ
とを特徴とするロールフイード装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2489283U JPS59130831U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | ロ−ルフイ−ド装置 |
| US06/519,174 US4549683A (en) | 1983-02-22 | 1983-08-01 | Roll feed apparatus |
| DE3347786A DE3347786C2 (de) | 1983-02-22 | 1983-08-19 | Walzenvorschubeinrichtung |
| DE3330051A DE3330051C2 (de) | 1983-02-22 | 1983-08-19 | Walzenvorschubeinrichtung |
| US06/723,227 US4634034A (en) | 1983-02-22 | 1985-04-15 | Roll feed apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2489283U JPS59130831U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | ロ−ルフイ−ド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59130831U JPS59130831U (ja) | 1984-09-03 |
| JPS6344196Y2 true JPS6344196Y2 (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=30155907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2489283U Granted JPS59130831U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | ロ−ルフイ−ド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59130831U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0335461Y2 (ja) * | 1987-04-20 | 1991-07-26 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS577008A (en) * | 1980-06-14 | 1982-01-14 | Matsushita Electric Works Ltd | Chandelier illuminator |
-
1983
- 1983-02-22 JP JP2489283U patent/JPS59130831U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59130831U (ja) | 1984-09-03 |
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