JPS6355698B2 - - Google Patents
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- JPS6355698B2 JPS6355698B2 JP55188876A JP18887680A JPS6355698B2 JP S6355698 B2 JPS6355698 B2 JP S6355698B2 JP 55188876 A JP55188876 A JP 55188876A JP 18887680 A JP18887680 A JP 18887680A JP S6355698 B2 JPS6355698 B2 JP S6355698B2
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Description
本発明は、電子写真法、静電記録法、磁気記録
法などに用いられる現像粉に関する。 従来、電子写真法としては米国特許第2297691
号明細書、特公昭42−23910号公報等、多数の方
法が知られているが、一般には光導電性物質を利
用し、種々の手段により感光体上に電気的潜像を
形成し、次いで該潜像を現像粉(以下トナーと呼
ぶ)を用いて現像し、必要に応じて紙等の転写材
にトナー画像を転写した後、加熱、圧力あるいは
溶剤蒸気などにより定着し複写物を得るものであ
る。またトナー画像を転写する工程を有する場合
には、通常残余のトナーを除去するための工程が
設けられる。 電気的潜像をトナーを用いて可視化する方法は
例えば、米国特許第2874063号明細書に記載され
ている磁気ブラシ法、同2618552号明細書に記載
されているカスケード現像法及び同2221776号明
細書に記載されている紛末雲法、米国特許第
3909258号明細書に記載されている導電性の磁性
トナーを用いる方法などが知られている。 これらの現像法に適用するトナーとしては、従
来、天然あるいは合成樹脂中に染料・顔料を分散
させた微粉末が使用されている。例えば、ポリス
チレンなどの結着樹脂中に着色剤を分散させたも
のを1〜30μ程度に別粉砕した粒子がトナーとし
て用いられている。磁性トナーとしてはマグネタ
イト等の磁性体粒子を含有せしめたものが用いら
れている。いわゆる二成分現像剤を用いる方式の
場合には、トナーは通常ガラスビーズ、鉄粉など
のキヤリアー粒子と混合されて用いられている。 これらのトナーは種々の物理的及び化学的特性
を要求されるが、既知のトナーの多くは下記に示
すようないくつかの欠陥を有している。すなわ
ち、加熱によつて容易に熔融するトナーの多くは
貯蔵中もしくは複写機内においてケークするか凝
集しやすい。多くのトナーは環境の温度変化によ
つて、その摩擦電気的特性及び流動特性が不良に
なる。また多くのトナーでは、連続使用による繰
り返しの現像によるトナー粒子とキヤリアー粒子
の衝突及びそれらと感光板表面との接触によるト
ナー、キヤリアー粒子及び感光板の相互劣化によ
つて、得られる画像の濃度が変化し、或いは背景
濃度が増大し、複写物の品質を低下させる。さら
に多くのトナーでは、潜像を有する感光板表面へ
のトナーの付着量を増して、複写画像の濃度を増
大させようとすると、通常背景濃度が増し、いわ
ゆるカブリ現象を生じる。 これらの好ましくない諸現象のうち、トナー粒
子の脆さによつて発生する現象がある。脆ければ
トナーは機械的な力によつて容易に粉砕され、ト
ナーの生産性から見ればそれは好ましい。しかし
ながら、そのようなトナーは現像器内においてト
ナーに加えられる負荷によつても容易に粉砕され
て微粉化し、キヤリアー粒子を汚染したり、現像
スリーブを汚染したり、またトナー粒子自身荷電
制御が不完全になつてカブリ等の好ましくない現
象をもたらす。このようにトナーの脆性は現像剤
の寿命に大きく係わつている。このような劣化現
象を回避するために高分子量の重合体を用いるこ
とが考えられるが、複写の最終工程で通常行なわ
れる画像の熱定着を考慮すると、定着温度が上昇
し定着の際により多くの熱量を必要とするので省
エネルギー上好ましくない。さらにこの現象を解
消する目的で少量の可塑剤をトナー中に添加する
ことも提案されているが、トナーの自由流動性を
損なうこと及びキヤリアー等を汚染することなど
の問題があつて、必ずしも成功していない。 また逆にトナーが硬すぎれば機械的な粉砕が不
可能となつて実際上トナーを製造することが困難
になつてしまう。 従来、以上のような理由によつて適当な硬さを
有する比較的低分子量(数千)ポリスチレンある
いはスチレン−メタクリル酸ブチル共重合体など
がトナー用結着樹脂として用いられてきた。 しかしながら最近になつて特に複写機の信頼性
向上がきわめて強い要望として叫ばれている。ま
た複写機メーカーとしては、メインテナンスフリ
ーの観点から、より長寿命の複写機の開発、生産
に努めているのが現状である。このような状況下
において、トナーの諸特性を見直してみると、ト
ナー用結着樹脂として前述したような比較的低分
子量のポリスチレンあるいはスチレン−メタクリ
ル酸ブチル共重合体ではその硬さが十分ではな
く、さらに硬度の高い材料が必要であることがわ
かつた。 また近年複写機における最も一般的な定着方法
として普及しているのは、熱ローラ定着方式であ
るが、現在商品化されている複写機の熱ローラ定
着器はローラへのオイル塗布を行なつているの
が、殆んどを占めている。ところがオイル塗布
は、オイルが気化して使用者に不快感を与えるこ
と、シートのオイル汚れ、定着器の複雑化、従つ
てトラブルが発生し易いこと、コスト増等の好ま
しくない問題を引き起こしている。従つてオイル
を塗布しないもしくは微量塗布の熱ローラ定着器
が望まれているわけであるが、それはトナーの改
良なくしてはあり得ない。 オイルを塗布しない熱ローラ定着器を適用する
場合の困難な点はオイルを塗布しないために、そ
れを補償する離型性をトナーが保持しなければな
らないために、定着点を低く維持して耐オフセツ
ト性、耐まきつき性のあるトナーを得ることが難
かしい点及び定着特性と現像特性の両面において
秀れたトナーを得ることがより困難となる点にあ
る。 従来のトナーは、その結着樹脂が1つのピーク
を持つ分子量分布曲線を有しているか、もしくは
低分子量域で複数のピークを有しているか、もし
くは異なる分子量分布を有するところの全く異な
る化合物の混合物であつた。 以上のようなトナーは定着性と現像特性との両
面において、秀れたトナーとは言い難かつた。 従来、熱ロール定着に対するトナーの定着特性
を改良する種々の方法が提案されている。 米国特許第3941898号明細書に結着樹脂として
架橋された重合体を用いたトナーが提案されてい
てその方法に従えば耐オフセツト性、耐まきつき
性の改良には著しいものがあるが単に架橋をした
だけでは、定着温度が低くて、耐オフセツト性、
耐まきつき性が良好で十分な定着特性は得られな
い。及び架橋された重合体は顔料を分散しにくい
ことや他の重合体と相溶し難いこと等により架橋
重合体を結着樹脂とするトナーは良好な現像特性
を得ることが難しいなどの欠点がある。また
DOLS2352604号明細書にスチレン系樹脂に低分
子量ポリプロピレンを混合したトナーが提案され
ているが、耐オフセツトに対して十分な効果を得
るためには低分子量ポリプロピレンを多量に含有
させることが必要で、そうするとトナーの凝集性
が増して現像特性が不良になるという欠点を有す
る。 本発明の目的は、負性潜像を現像するための現
像粉を提供することにある。 他の目的は、熱ローラーにオフセツトしない現
像粉を提供することにある。 更に、本発明の目的はキヤリア、トナー保持部
材、感光体表面、クリーニングブレードなどへの
付着が少なく、且つそれらを傷つけることが少な
く、また、耐衝撃性に優れており、凝集を起こさ
ず、流動性に優れて耐久性があり、ブロツキング
温度が高く、かつ定着温度も低い現像粉を提供す
ることにある。 その特徴とするところは、下記の構造式〜
のいずれかで示されるビニル系モノマーを構成成
分とする重合体を含む結着物質であつて、該結着
樹脂中のビニル系重合体中のスチレン系モノマー
成分の含有量が50〜90重量%であり、該結着物質
中のビニル系重合体のゲルパーミエーシヨンクロ
マトグラフイーによつて測定されたクロマトグラ
ム(GPCクロマトグラム)が分子量2×103〜8
×104及び分子量105〜2×106のそれぞれの領域
に少なくとも一つの極大値を有している結着物質
を含有する現像粉にある。
法などに用いられる現像粉に関する。 従来、電子写真法としては米国特許第2297691
号明細書、特公昭42−23910号公報等、多数の方
法が知られているが、一般には光導電性物質を利
用し、種々の手段により感光体上に電気的潜像を
形成し、次いで該潜像を現像粉(以下トナーと呼
ぶ)を用いて現像し、必要に応じて紙等の転写材
にトナー画像を転写した後、加熱、圧力あるいは
溶剤蒸気などにより定着し複写物を得るものであ
る。またトナー画像を転写する工程を有する場合
には、通常残余のトナーを除去するための工程が
設けられる。 電気的潜像をトナーを用いて可視化する方法は
例えば、米国特許第2874063号明細書に記載され
ている磁気ブラシ法、同2618552号明細書に記載
されているカスケード現像法及び同2221776号明
細書に記載されている紛末雲法、米国特許第
3909258号明細書に記載されている導電性の磁性
トナーを用いる方法などが知られている。 これらの現像法に適用するトナーとしては、従
来、天然あるいは合成樹脂中に染料・顔料を分散
させた微粉末が使用されている。例えば、ポリス
チレンなどの結着樹脂中に着色剤を分散させたも
のを1〜30μ程度に別粉砕した粒子がトナーとし
て用いられている。磁性トナーとしてはマグネタ
イト等の磁性体粒子を含有せしめたものが用いら
れている。いわゆる二成分現像剤を用いる方式の
場合には、トナーは通常ガラスビーズ、鉄粉など
のキヤリアー粒子と混合されて用いられている。 これらのトナーは種々の物理的及び化学的特性
を要求されるが、既知のトナーの多くは下記に示
すようないくつかの欠陥を有している。すなわ
ち、加熱によつて容易に熔融するトナーの多くは
貯蔵中もしくは複写機内においてケークするか凝
集しやすい。多くのトナーは環境の温度変化によ
つて、その摩擦電気的特性及び流動特性が不良に
なる。また多くのトナーでは、連続使用による繰
り返しの現像によるトナー粒子とキヤリアー粒子
の衝突及びそれらと感光板表面との接触によるト
ナー、キヤリアー粒子及び感光板の相互劣化によ
つて、得られる画像の濃度が変化し、或いは背景
濃度が増大し、複写物の品質を低下させる。さら
に多くのトナーでは、潜像を有する感光板表面へ
のトナーの付着量を増して、複写画像の濃度を増
大させようとすると、通常背景濃度が増し、いわ
ゆるカブリ現象を生じる。 これらの好ましくない諸現象のうち、トナー粒
子の脆さによつて発生する現象がある。脆ければ
トナーは機械的な力によつて容易に粉砕され、ト
ナーの生産性から見ればそれは好ましい。しかし
ながら、そのようなトナーは現像器内においてト
ナーに加えられる負荷によつても容易に粉砕され
て微粉化し、キヤリアー粒子を汚染したり、現像
スリーブを汚染したり、またトナー粒子自身荷電
制御が不完全になつてカブリ等の好ましくない現
象をもたらす。このようにトナーの脆性は現像剤
の寿命に大きく係わつている。このような劣化現
象を回避するために高分子量の重合体を用いるこ
とが考えられるが、複写の最終工程で通常行なわ
れる画像の熱定着を考慮すると、定着温度が上昇
し定着の際により多くの熱量を必要とするので省
エネルギー上好ましくない。さらにこの現象を解
消する目的で少量の可塑剤をトナー中に添加する
ことも提案されているが、トナーの自由流動性を
損なうこと及びキヤリアー等を汚染することなど
の問題があつて、必ずしも成功していない。 また逆にトナーが硬すぎれば機械的な粉砕が不
可能となつて実際上トナーを製造することが困難
になつてしまう。 従来、以上のような理由によつて適当な硬さを
有する比較的低分子量(数千)ポリスチレンある
いはスチレン−メタクリル酸ブチル共重合体など
がトナー用結着樹脂として用いられてきた。 しかしながら最近になつて特に複写機の信頼性
向上がきわめて強い要望として叫ばれている。ま
た複写機メーカーとしては、メインテナンスフリ
ーの観点から、より長寿命の複写機の開発、生産
に努めているのが現状である。このような状況下
において、トナーの諸特性を見直してみると、ト
ナー用結着樹脂として前述したような比較的低分
子量のポリスチレンあるいはスチレン−メタクリ
ル酸ブチル共重合体ではその硬さが十分ではな
く、さらに硬度の高い材料が必要であることがわ
かつた。 また近年複写機における最も一般的な定着方法
として普及しているのは、熱ローラ定着方式であ
るが、現在商品化されている複写機の熱ローラ定
着器はローラへのオイル塗布を行なつているの
が、殆んどを占めている。ところがオイル塗布
は、オイルが気化して使用者に不快感を与えるこ
と、シートのオイル汚れ、定着器の複雑化、従つ
てトラブルが発生し易いこと、コスト増等の好ま
しくない問題を引き起こしている。従つてオイル
を塗布しないもしくは微量塗布の熱ローラ定着器
が望まれているわけであるが、それはトナーの改
良なくしてはあり得ない。 オイルを塗布しない熱ローラ定着器を適用する
場合の困難な点はオイルを塗布しないために、そ
れを補償する離型性をトナーが保持しなければな
らないために、定着点を低く維持して耐オフセツ
ト性、耐まきつき性のあるトナーを得ることが難
かしい点及び定着特性と現像特性の両面において
秀れたトナーを得ることがより困難となる点にあ
る。 従来のトナーは、その結着樹脂が1つのピーク
を持つ分子量分布曲線を有しているか、もしくは
低分子量域で複数のピークを有しているか、もし
くは異なる分子量分布を有するところの全く異な
る化合物の混合物であつた。 以上のようなトナーは定着性と現像特性との両
面において、秀れたトナーとは言い難かつた。 従来、熱ロール定着に対するトナーの定着特性
を改良する種々の方法が提案されている。 米国特許第3941898号明細書に結着樹脂として
架橋された重合体を用いたトナーが提案されてい
てその方法に従えば耐オフセツト性、耐まきつき
性の改良には著しいものがあるが単に架橋をした
だけでは、定着温度が低くて、耐オフセツト性、
耐まきつき性が良好で十分な定着特性は得られな
い。及び架橋された重合体は顔料を分散しにくい
ことや他の重合体と相溶し難いこと等により架橋
重合体を結着樹脂とするトナーは良好な現像特性
を得ることが難しいなどの欠点がある。また
DOLS2352604号明細書にスチレン系樹脂に低分
子量ポリプロピレンを混合したトナーが提案され
ているが、耐オフセツトに対して十分な効果を得
るためには低分子量ポリプロピレンを多量に含有
させることが必要で、そうするとトナーの凝集性
が増して現像特性が不良になるという欠点を有す
る。 本発明の目的は、負性潜像を現像するための現
像粉を提供することにある。 他の目的は、熱ローラーにオフセツトしない現
像粉を提供することにある。 更に、本発明の目的はキヤリア、トナー保持部
材、感光体表面、クリーニングブレードなどへの
付着が少なく、且つそれらを傷つけることが少な
く、また、耐衝撃性に優れており、凝集を起こさ
ず、流動性に優れて耐久性があり、ブロツキング
温度が高く、かつ定着温度も低い現像粉を提供す
ることにある。 その特徴とするところは、下記の構造式〜
のいずれかで示されるビニル系モノマーを構成成
分とする重合体を含む結着物質であつて、該結着
樹脂中のビニル系重合体中のスチレン系モノマー
成分の含有量が50〜90重量%であり、該結着物質
中のビニル系重合体のゲルパーミエーシヨンクロ
マトグラフイーによつて測定されたクロマトグラ
ム(GPCクロマトグラム)が分子量2×103〜8
×104及び分子量105〜2×106のそれぞれの領域
に少なくとも一つの極大値を有している結着物質
を含有する現像粉にある。
【式】
【式】
【式】
【式】
但し、R1:水素、低級アルキル基、R2:低級
アルキレン基、R3、R4:水素、低級アルキル基、
アリル基、R5:水素、低級アルキル基 熱ロールへのオフセツトの防止及び現像特性の
向上を達成するために有効に寄与しているのは分
子量が105〜2×106の領域にGPCクロマトグラム
の極大値を有するビニル系重合体である。しかし
ながらこの領域の分子量を有する重合体が増える
と、熱定着に対して定着温度が高くなるという好
ましくない現象をもたらす。それゆえ、GPCク
ロマトグラムにおいて、最大値が分子量が2×
103〜8×104の領域にある重合体を適当に混合し
なければならない。本発明に適用する重合体は
GPCクロマトグラムにおいて分子量が2×103〜
8×104及び105〜2×106の領域にそれぞれ少な
くとも1つの極大値を有するように合成の段階で
調整されてもよいし、もしくは分子量が2×103
〜8×104に極大値を有する重合体Pと分子量が
105〜2×106に極大値を有する重合体Qとを混合
して作成されてもよい。後者の場合、重合体P及
びQの混合重量比はQ/P=2/1〜1/50が良
い。Q/P>2の領域では、現在一般に用いられ
ている熱による定着方式を採用する場合、多大の
熱エネルギーを必要とし好ましくない。Q/P<
1/50の領域ではP及びQの混合の効果が認められ ない。またたP及びQはその組成が同一である必
要は必ずしもないが、モノマーの主成分が同一で
あることが好ましい。 本発明において、ビニル系重合体の分子量分布
のピーク位置の分子量を測定するには、以下のよ
うに通常ゲルパーミエーシヨンクロマトグラフイ
ーにおける適正な方法を用いれば良い。 1 測定条件 温度 25℃ 溶媒 テトラヒドロフラン 流速 1ml1min 試料濃度 8mg1ml テトラヒドロフラン
溶液 試料注入量 0.5ml 2 カラム 103〜2×106の分子量領域を適正に測定する
ために、使用するカラムとしては、市販のポリ
スチレンゲルカラムを複数本組合せたものを用
いるが、本発明においては、 Waters製μ−Styragel 500、103、104、105の
組合せ 昭和電工社製Shodex A−802、803、804、805
の組合せ が適当である。 3 検量線 検量線作成に当つては、標準ポリスチレンを
用いて行ない、標準ポリスチレンとしては、例
えばPressure Chemical Co.製あるいは東洋ソ
ーダ工業(株)製の分子量が6×102、2.1×103、
4×103、1.75×104、5.1×104、1.1×105、3.9
×105、8.6×105、2×106、4.48×106のものを
用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン
を用いるこが適当である。 4 検出器 検出器としてはRI(屈折率)検出器を用い
る。 前記構造式〜のいずれかのビニル系モノマ
ーを構成成分として少なくとも1重量%以上含有
する重合体は他のビニル系モノマーを構成成分と
しても良い。他のビニル系モノマーとしてはスチ
レン及びα−メチルスチレン、P−クロルスチレ
ンなどのスチレン置換体;アクリル酸、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、
アクリル酸フエニル、メタクリル酸、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブ
チル、メタクリル酸オクチル、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、等のような二重結合を
有するモノカルボン酸もしくはその置換体;例え
ばマレイン酸、マレイン酸ブチル、マレイン酸メ
チル、マレイン酸ジメチルなどのような二重結合
を有するジカルボン酸及びその置換体;例えば塩
化ビニル、酢酸ビニル、安息香酸ビニルなどのよ
うなビニルエステル類;例えばビニルメチルケト
ン、ビニルエキシルケトンなどのようなビニルケ
トン類;例えばビニルメチルエーテル、ビニルエ
チルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなどの
ようなビニルエーテル類等のビニル単量体が単独
もしくは2つ以上用いられる。 上述した構成のビニル系重合体としては、スチ
レン系共重合体が好ましく、ビニル系重合体中
に、スチレン及びその置換体であるスチレン系モ
ノマー成分を50〜90重量%、好ましくは60〜85重
量%含有するのが良い。 上記のビニル系重合体は公知の方法、すなわ
ち、懸濁重合法、乳化重合法、溶液重合法、塊状
重合法等によつて合成される。また分子量を調節
するために、公知の分子量調整剤、例えば、ラウ
リルメルカプタン、フエニルメルカプタン、ブチ
ルメルカプタン、ドデシルメルカプタンなどのメ
ルカプタン類、四塩化炭素、四臭化炭素などのハ
ロゲン化炭素類などを使用することができる。 前記構造式〜のいずれかビニル系モノマー
を構成成分とするビニル系重合体は結着物質中に
1〜100重量%(より好ましくは2〜100重量%、
特に好ましくは3〜100重量%)含有させるのが
良い。特に好ましくは、前記構造式〜のいず
れかのビニル系モノマーとスチレン系モノマーと
を構成成分とするビニル系共重合体を全ビニル系
重合体中の50〜100重量%(より好ましくは70〜
100重量%、特に好ましくは90〜100重量%)とす
るのが良い。構造式〜のいずれのビニル系モ
ノマーも構成成分としないビニル系重合体は結着
物質中に0〜99重量%(より好ましくは0〜98重
量%、特に好ましくは0〜97重量%)含有させて
も良い。 結着物質中にはビニル系重合体以外の結着物質
を0〜50重量%(より好ましくは0〜30重量%、
特に好ましくは0〜10重量%)含有させても良
い。例えばシリコーン樹脂、ポリエステル、ポリ
ウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニ
ルブチラール、ロジン、変性ロジン、テルペン樹
脂、フエノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素
樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフイン、パ
ラフインワツクスなどである。 磁性トナーを得る為に現像紛中に含有させる磁
性微粒子としては、磁性を示すか磁化可能な材料
であればよく、例えば鉄、マンガン、ニツケル、
コバルト、クロムなどの金属、マグネタイト、ヘ
マタイト、各種フエライト、マンガン合金、その
他の強磁性合金などがあり、これらを平均粒径約
0.05〜5μ(より好ましくは0.1〜2μ)の微粉末とし
たものが使用できる。現像紛中に含有させる磁性
微粒子の量は、現像粉総重量の15〜70重量%(よ
り好ましくは25〜45重量%)が良い。 また本発明で使用するトナーには着色・荷電制
御等の目的で種々の物質を添加することができ
る。例えば、カーボンブラツク、鉄黒、グラフア
イト、ニグロシン、モノアゾ染料の金属錯体、群
青、フタロシアニンブルー、ハンザイエロー、ベ
ンジジンイエロー、キナクリドン、各種レーキ顔
料などである。あるいはポリテトラフルオロエチ
レン、ポリエチレン、ポリプロピレン、脂肪酸も
しくはその金属塩、ビスアマイドのような潤滑性
のある化合物、ジシクロヘキシルフタレートのよ
うな可塑剤などがある。特に潤滑性のある化合物
は、感光体表面、クリーニング部材、現像スリー
ブ表面、キヤリアー粒子等の摩耗、傷に対して有
効である。あるいはまた、流動性向上剤としてコ
ロイダルシリカ等を現像粉中に含有させてもよ
い。 さらに、本発明の現像粉は必要に応じて鉄粉、
ガラスビーズ、ニツケル粉、フエライト粉などの
キヤリアー粒子と混合されて、電気的潜像の現像
剤として用いられる。また粉体の自由流動性改良
の目的でコロイド状シリカ微粉末やトナー固着防
止のために酸化セリウムなどの研摩剤微粒子と混
合して用いることもできる。 次に、本発明に係る現像粉を適用する電子写真
法について説明する。 電気的潜像をトナーを用いて現像する工程に
は、前述の磁気ブラシ法、カスケード現像法、粉
末雲法、米国特許第3909258号明細書に記載され
ている導電性の磁性トナーを用いる方法、あるい
は高抵抗の磁性トナーを用いる方法などがある。
本発明に係る現像粉は、磁性微粒子を含有させた
いわゆる一成分系現像剤を用いる現像方法にもつ
とも適している。 本発明において使用する現像画像を被転写部材
に転写する工程には、コロナ転写方式、バイアス
転写方式、導電性ローラーを用いる方式などの静
電転写方式、磁場によつて転写する方式などが用
いられる。 さらに本発明において感光層もしくは絶縁層上
の残余のトナーを除去する工程には、ブレードク
リーニング方式、フアーブラシクリーニング方
式、磁気ブラシクリーニング方式などが適用され
る。 定着は種々の方式が適用できるが、熱ロール定
着方式が最も好ましい。 熱ロール定着方式では、支持体上の現像粉画像
を一対のローラー間に通す。このローラーの少な
くとも一方が加熱されていて現像紛を支持体に融
着させる。本発明の現像粉はローラーにオフセツ
トしたり紙の巻きつきを引き起こさない。このロ
ーラーの表面はフツ素系樹脂あるいはシリコーン
ゴムで覆われていると好ましく、中でもフツ素系
樹脂で覆われているのがよい。さらに、熱ローラ
ーにシリコーンオイルなどの離型液を使つても良
い。 実施例 1 数平均分子量9000のスチレン−アクリル酸ブチ
ル共重合体(モノマー重量比65:35)70重量部、
数平均分子量5.100のスチレン−ジエチルアミノ
エチルメタクリレート共重合体(90:10)10重量
部、数平均分子量205000のスチレン−アクリル酸
ブチル共重合体(65:35)20重量部とを混合して
ビニル系重合体混合物を得た。このGPCによる
分子量分布曲線において10400と220000に極大値
を有する重合体混合物100重量部、磁性粉(平均
粒径0.3μの四三酸化鉄)60重量部、低分子量ポリ
プロピレン2重量部をボールミルにて粉砕混合
し、ロールミルにて溶融混練した。冷却後ハンマ
ーミルを用いて粗粉砕し、次いで超音速ジエツト
粉砕機にて微粉砕した。得られた紛体を風力分級
機で分級し、およそ5〜35μの粒子を集め現像粉
とした。この現像粉100重量部に湿式法で製造し
たコロイド状シリカ粉末1重量部を加えて混合
し、現像剤とした。この現像粉は50℃においても
ブロツキングすることなく、又流動性も秀れてい
た。 次に酸化亜鉛100重量部、スチレン−ブタジエ
ン共重合体20重量部、n−ブチルメタクリレート
40重量部、トルエン120重量部、ローズベンガル
1%メタノール溶液4重量部からなる混合物をボ
ールミルにて6時間分散混合した。これを0.05mm
厚のアルミニウム板に乾燥塗布厚が40μになるよ
うにワイヤーバーにて塗布し、温風にて溶剤を蒸
散させ酸化亜鉛−バインダー系感光体を作成して
ドラム状とした。この感光体に−6KVのコロナ
放電を行ない全面一様に帯電した後、原画像照射
を行ない静電潜像を形成した。 この潜像を前記現像剤を用い、第1図に示す現
像装置で現像した。同図において、1は前記感光
ドラムで矢印方向に定速に回転する。3は現像剤
6を担持搬送する為の50mm径の円筒スリーブであ
る。スリーブ表面磁束密度700ガウス、穂切りブ
レード4−スリーブ3表面間距離0.2mmのスリー
ブ回転マグネツト固定(スリーブ周速はドラムの
それと同じで回転方向は逆)型現像器を前記感光
ドラム表面−スリーブ表面間距離0.25mmに設定
し、スリーブに1KHz1.3KVの交流及び−150Vの
直流バイアスを印加する。 上記現像装置で前記現像剤を用いて現像後転写
紙の背面より−7KVの直流コロナを照射しつつ
粉像を転写し、複写画像を得た。なお感光ドラム
上の残余の現像剤は磁気ブラシクリーナーにより
除去し、定着は市販の普通紙複写機(商品名、
NP−200J、キヤノン製)を用いて熱ロールで行
なつた。カブリのない鮮明な画像が得られた。ま
た定着ローラーへのオフセツトはなく、定着性も
秀れていた。2万枚の耐久テストを行なつた後
も、画像濃度の高い鮮明な画像が得られた。また
現像スリーブに傷及びトナーの融着は全く観測さ
れなかつた。 比較例 1 結着樹脂として数平均分子量9000のスチレン−
アクリル酸ブチル共重合体90重量部、数平均分子
量5100のスチレン−ジエチルアミノエチルメタク
リレート共重合体10重量部を用いることを除いて
は実施例1とほぼ同様に行なつたところ、鮮明な
画像は得られたが、定着ローラへのオフセツトが
みられた。また2万枚の耐久テストを行なつたと
ころ画像濃度が低下した。 実施例 2 数平均分子量5400のスチレン−アクリル酸ブチ
ル共重合体(モノマー重量比65:35)50重量部、
数平均分子量5100のスチレン−ジエチルアミノエ
チルメタクリレート共重合体(90:10)10重量
部、数平均分子量156000のスチレン−アクリル酸
ブチル共重合体(65:35)40重量部とを混合して
ビニル系重合体混合物を得た。このGPCクロマ
トグラムにおいて7100と178000に極大値を有する
重合体100重量部、磁性粉(平均粒径0.5μの四三
酸化鉄)70重量部、低分子量ポリエチレン2重量
部を用いることを除いては、実施例1とほぼ同様
に行なつたところ、カブリのない鮮明な画像が得
られた。また定着ローラーへのオフセツトはな
く、定着性も秀れていた。2万枚の耐久テストを
行なつた後も、画像濃度の高い鮮明な画像が得ら
れ、現像スリーブにトナーの融着は観測されなか
つた。 実施例 3 数平均分子量4300のスチレン−メタクリル酸ブ
チル共重合体(モノマー重量比70:30)42重量
部、数平均分子量7800のスチレン−4−ビニルピ
リジン共重合体(95:5)8重量部、数平均分子
量156000のスチレン−アクリル酸ブチル共重合体
(65:35)50重量部とを混合してビニル系重合体
混合物を得た。このGPCクロマトグラムにおい
て6500と180000に極大値を重合体100重量部、磁
性粉(平均粒径0.5μのフエライト粉)60重量部、
カーボンブラツク5重量部、低分子量ポリプロピ
レン2重量部を用いることを除いては実施例1と
ほぼ同様に行なつたところ、良好な結果が得られ
た。 実施例 4 数平均分子量5400のスチレン−アクリル酸ブチ
ル共重合体(モノマー重量比65:35)40重量部、
ポリジエチルアミノエチルメタクリルアミド10重
量部、数平均分子量156000のスチレン−アクリル
酸ブチル共重合体(65:35)50重量部とを混合し
てビニル系重合体混合物を得た。このGPCクロ
マトグラムにおいて7300と178000に極大値を有す
る重合体100重量部、カーボンブラツク9重量部、
低分子量ポリプロピレン2重量部からトナーを作
成した。このトナー12重量部とキヤリアー鉄粉
(商品名、EFU250/400)、88重量部とを混合し
て現像剤とした。この現像剤を市販の複写機(商
品名、NP−5000、キヤノン製)を用いて、反転
現像を行なつた。鮮明な画像が得られた。2万枚
複写後においても、良好な画像が得られた。 実施例 5 実施例1において、スチレン−ジエチルアミノ
エチルメタクリレート共重合体の代わりに、数平
均分子量7100のスチレン−2−ビニルピリジン共
重合体(モノマー重量比90:10)を用いて、
GPCクロマトグラムにおいて10500と220000とに
極大値を有する重合体混合物を得ること以外は、
同様に行なつたところ、良好な結果が得られた。
アルキレン基、R3、R4:水素、低級アルキル基、
アリル基、R5:水素、低級アルキル基 熱ロールへのオフセツトの防止及び現像特性の
向上を達成するために有効に寄与しているのは分
子量が105〜2×106の領域にGPCクロマトグラム
の極大値を有するビニル系重合体である。しかし
ながらこの領域の分子量を有する重合体が増える
と、熱定着に対して定着温度が高くなるという好
ましくない現象をもたらす。それゆえ、GPCク
ロマトグラムにおいて、最大値が分子量が2×
103〜8×104の領域にある重合体を適当に混合し
なければならない。本発明に適用する重合体は
GPCクロマトグラムにおいて分子量が2×103〜
8×104及び105〜2×106の領域にそれぞれ少な
くとも1つの極大値を有するように合成の段階で
調整されてもよいし、もしくは分子量が2×103
〜8×104に極大値を有する重合体Pと分子量が
105〜2×106に極大値を有する重合体Qとを混合
して作成されてもよい。後者の場合、重合体P及
びQの混合重量比はQ/P=2/1〜1/50が良
い。Q/P>2の領域では、現在一般に用いられ
ている熱による定着方式を採用する場合、多大の
熱エネルギーを必要とし好ましくない。Q/P<
1/50の領域ではP及びQの混合の効果が認められ ない。またたP及びQはその組成が同一である必
要は必ずしもないが、モノマーの主成分が同一で
あることが好ましい。 本発明において、ビニル系重合体の分子量分布
のピーク位置の分子量を測定するには、以下のよ
うに通常ゲルパーミエーシヨンクロマトグラフイ
ーにおける適正な方法を用いれば良い。 1 測定条件 温度 25℃ 溶媒 テトラヒドロフラン 流速 1ml1min 試料濃度 8mg1ml テトラヒドロフラン
溶液 試料注入量 0.5ml 2 カラム 103〜2×106の分子量領域を適正に測定する
ために、使用するカラムとしては、市販のポリ
スチレンゲルカラムを複数本組合せたものを用
いるが、本発明においては、 Waters製μ−Styragel 500、103、104、105の
組合せ 昭和電工社製Shodex A−802、803、804、805
の組合せ が適当である。 3 検量線 検量線作成に当つては、標準ポリスチレンを
用いて行ない、標準ポリスチレンとしては、例
えばPressure Chemical Co.製あるいは東洋ソ
ーダ工業(株)製の分子量が6×102、2.1×103、
4×103、1.75×104、5.1×104、1.1×105、3.9
×105、8.6×105、2×106、4.48×106のものを
用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン
を用いるこが適当である。 4 検出器 検出器としてはRI(屈折率)検出器を用い
る。 前記構造式〜のいずれかのビニル系モノマ
ーを構成成分として少なくとも1重量%以上含有
する重合体は他のビニル系モノマーを構成成分と
しても良い。他のビニル系モノマーとしてはスチ
レン及びα−メチルスチレン、P−クロルスチレ
ンなどのスチレン置換体;アクリル酸、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、
アクリル酸フエニル、メタクリル酸、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブ
チル、メタクリル酸オクチル、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、等のような二重結合を
有するモノカルボン酸もしくはその置換体;例え
ばマレイン酸、マレイン酸ブチル、マレイン酸メ
チル、マレイン酸ジメチルなどのような二重結合
を有するジカルボン酸及びその置換体;例えば塩
化ビニル、酢酸ビニル、安息香酸ビニルなどのよ
うなビニルエステル類;例えばビニルメチルケト
ン、ビニルエキシルケトンなどのようなビニルケ
トン類;例えばビニルメチルエーテル、ビニルエ
チルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなどの
ようなビニルエーテル類等のビニル単量体が単独
もしくは2つ以上用いられる。 上述した構成のビニル系重合体としては、スチ
レン系共重合体が好ましく、ビニル系重合体中
に、スチレン及びその置換体であるスチレン系モ
ノマー成分を50〜90重量%、好ましくは60〜85重
量%含有するのが良い。 上記のビニル系重合体は公知の方法、すなわ
ち、懸濁重合法、乳化重合法、溶液重合法、塊状
重合法等によつて合成される。また分子量を調節
するために、公知の分子量調整剤、例えば、ラウ
リルメルカプタン、フエニルメルカプタン、ブチ
ルメルカプタン、ドデシルメルカプタンなどのメ
ルカプタン類、四塩化炭素、四臭化炭素などのハ
ロゲン化炭素類などを使用することができる。 前記構造式〜のいずれかビニル系モノマー
を構成成分とするビニル系重合体は結着物質中に
1〜100重量%(より好ましくは2〜100重量%、
特に好ましくは3〜100重量%)含有させるのが
良い。特に好ましくは、前記構造式〜のいず
れかのビニル系モノマーとスチレン系モノマーと
を構成成分とするビニル系共重合体を全ビニル系
重合体中の50〜100重量%(より好ましくは70〜
100重量%、特に好ましくは90〜100重量%)とす
るのが良い。構造式〜のいずれのビニル系モ
ノマーも構成成分としないビニル系重合体は結着
物質中に0〜99重量%(より好ましくは0〜98重
量%、特に好ましくは0〜97重量%)含有させて
も良い。 結着物質中にはビニル系重合体以外の結着物質
を0〜50重量%(より好ましくは0〜30重量%、
特に好ましくは0〜10重量%)含有させても良
い。例えばシリコーン樹脂、ポリエステル、ポリ
ウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニ
ルブチラール、ロジン、変性ロジン、テルペン樹
脂、フエノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素
樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフイン、パ
ラフインワツクスなどである。 磁性トナーを得る為に現像紛中に含有させる磁
性微粒子としては、磁性を示すか磁化可能な材料
であればよく、例えば鉄、マンガン、ニツケル、
コバルト、クロムなどの金属、マグネタイト、ヘ
マタイト、各種フエライト、マンガン合金、その
他の強磁性合金などがあり、これらを平均粒径約
0.05〜5μ(より好ましくは0.1〜2μ)の微粉末とし
たものが使用できる。現像紛中に含有させる磁性
微粒子の量は、現像粉総重量の15〜70重量%(よ
り好ましくは25〜45重量%)が良い。 また本発明で使用するトナーには着色・荷電制
御等の目的で種々の物質を添加することができ
る。例えば、カーボンブラツク、鉄黒、グラフア
イト、ニグロシン、モノアゾ染料の金属錯体、群
青、フタロシアニンブルー、ハンザイエロー、ベ
ンジジンイエロー、キナクリドン、各種レーキ顔
料などである。あるいはポリテトラフルオロエチ
レン、ポリエチレン、ポリプロピレン、脂肪酸も
しくはその金属塩、ビスアマイドのような潤滑性
のある化合物、ジシクロヘキシルフタレートのよ
うな可塑剤などがある。特に潤滑性のある化合物
は、感光体表面、クリーニング部材、現像スリー
ブ表面、キヤリアー粒子等の摩耗、傷に対して有
効である。あるいはまた、流動性向上剤としてコ
ロイダルシリカ等を現像粉中に含有させてもよ
い。 さらに、本発明の現像粉は必要に応じて鉄粉、
ガラスビーズ、ニツケル粉、フエライト粉などの
キヤリアー粒子と混合されて、電気的潜像の現像
剤として用いられる。また粉体の自由流動性改良
の目的でコロイド状シリカ微粉末やトナー固着防
止のために酸化セリウムなどの研摩剤微粒子と混
合して用いることもできる。 次に、本発明に係る現像粉を適用する電子写真
法について説明する。 電気的潜像をトナーを用いて現像する工程に
は、前述の磁気ブラシ法、カスケード現像法、粉
末雲法、米国特許第3909258号明細書に記載され
ている導電性の磁性トナーを用いる方法、あるい
は高抵抗の磁性トナーを用いる方法などがある。
本発明に係る現像粉は、磁性微粒子を含有させた
いわゆる一成分系現像剤を用いる現像方法にもつ
とも適している。 本発明において使用する現像画像を被転写部材
に転写する工程には、コロナ転写方式、バイアス
転写方式、導電性ローラーを用いる方式などの静
電転写方式、磁場によつて転写する方式などが用
いられる。 さらに本発明において感光層もしくは絶縁層上
の残余のトナーを除去する工程には、ブレードク
リーニング方式、フアーブラシクリーニング方
式、磁気ブラシクリーニング方式などが適用され
る。 定着は種々の方式が適用できるが、熱ロール定
着方式が最も好ましい。 熱ロール定着方式では、支持体上の現像粉画像
を一対のローラー間に通す。このローラーの少な
くとも一方が加熱されていて現像紛を支持体に融
着させる。本発明の現像粉はローラーにオフセツ
トしたり紙の巻きつきを引き起こさない。このロ
ーラーの表面はフツ素系樹脂あるいはシリコーン
ゴムで覆われていると好ましく、中でもフツ素系
樹脂で覆われているのがよい。さらに、熱ローラ
ーにシリコーンオイルなどの離型液を使つても良
い。 実施例 1 数平均分子量9000のスチレン−アクリル酸ブチ
ル共重合体(モノマー重量比65:35)70重量部、
数平均分子量5.100のスチレン−ジエチルアミノ
エチルメタクリレート共重合体(90:10)10重量
部、数平均分子量205000のスチレン−アクリル酸
ブチル共重合体(65:35)20重量部とを混合して
ビニル系重合体混合物を得た。このGPCによる
分子量分布曲線において10400と220000に極大値
を有する重合体混合物100重量部、磁性粉(平均
粒径0.3μの四三酸化鉄)60重量部、低分子量ポリ
プロピレン2重量部をボールミルにて粉砕混合
し、ロールミルにて溶融混練した。冷却後ハンマ
ーミルを用いて粗粉砕し、次いで超音速ジエツト
粉砕機にて微粉砕した。得られた紛体を風力分級
機で分級し、およそ5〜35μの粒子を集め現像粉
とした。この現像粉100重量部に湿式法で製造し
たコロイド状シリカ粉末1重量部を加えて混合
し、現像剤とした。この現像粉は50℃においても
ブロツキングすることなく、又流動性も秀れてい
た。 次に酸化亜鉛100重量部、スチレン−ブタジエ
ン共重合体20重量部、n−ブチルメタクリレート
40重量部、トルエン120重量部、ローズベンガル
1%メタノール溶液4重量部からなる混合物をボ
ールミルにて6時間分散混合した。これを0.05mm
厚のアルミニウム板に乾燥塗布厚が40μになるよ
うにワイヤーバーにて塗布し、温風にて溶剤を蒸
散させ酸化亜鉛−バインダー系感光体を作成して
ドラム状とした。この感光体に−6KVのコロナ
放電を行ない全面一様に帯電した後、原画像照射
を行ない静電潜像を形成した。 この潜像を前記現像剤を用い、第1図に示す現
像装置で現像した。同図において、1は前記感光
ドラムで矢印方向に定速に回転する。3は現像剤
6を担持搬送する為の50mm径の円筒スリーブであ
る。スリーブ表面磁束密度700ガウス、穂切りブ
レード4−スリーブ3表面間距離0.2mmのスリー
ブ回転マグネツト固定(スリーブ周速はドラムの
それと同じで回転方向は逆)型現像器を前記感光
ドラム表面−スリーブ表面間距離0.25mmに設定
し、スリーブに1KHz1.3KVの交流及び−150Vの
直流バイアスを印加する。 上記現像装置で前記現像剤を用いて現像後転写
紙の背面より−7KVの直流コロナを照射しつつ
粉像を転写し、複写画像を得た。なお感光ドラム
上の残余の現像剤は磁気ブラシクリーナーにより
除去し、定着は市販の普通紙複写機(商品名、
NP−200J、キヤノン製)を用いて熱ロールで行
なつた。カブリのない鮮明な画像が得られた。ま
た定着ローラーへのオフセツトはなく、定着性も
秀れていた。2万枚の耐久テストを行なつた後
も、画像濃度の高い鮮明な画像が得られた。また
現像スリーブに傷及びトナーの融着は全く観測さ
れなかつた。 比較例 1 結着樹脂として数平均分子量9000のスチレン−
アクリル酸ブチル共重合体90重量部、数平均分子
量5100のスチレン−ジエチルアミノエチルメタク
リレート共重合体10重量部を用いることを除いて
は実施例1とほぼ同様に行なつたところ、鮮明な
画像は得られたが、定着ローラへのオフセツトが
みられた。また2万枚の耐久テストを行なつたと
ころ画像濃度が低下した。 実施例 2 数平均分子量5400のスチレン−アクリル酸ブチ
ル共重合体(モノマー重量比65:35)50重量部、
数平均分子量5100のスチレン−ジエチルアミノエ
チルメタクリレート共重合体(90:10)10重量
部、数平均分子量156000のスチレン−アクリル酸
ブチル共重合体(65:35)40重量部とを混合して
ビニル系重合体混合物を得た。このGPCクロマ
トグラムにおいて7100と178000に極大値を有する
重合体100重量部、磁性粉(平均粒径0.5μの四三
酸化鉄)70重量部、低分子量ポリエチレン2重量
部を用いることを除いては、実施例1とほぼ同様
に行なつたところ、カブリのない鮮明な画像が得
られた。また定着ローラーへのオフセツトはな
く、定着性も秀れていた。2万枚の耐久テストを
行なつた後も、画像濃度の高い鮮明な画像が得ら
れ、現像スリーブにトナーの融着は観測されなか
つた。 実施例 3 数平均分子量4300のスチレン−メタクリル酸ブ
チル共重合体(モノマー重量比70:30)42重量
部、数平均分子量7800のスチレン−4−ビニルピ
リジン共重合体(95:5)8重量部、数平均分子
量156000のスチレン−アクリル酸ブチル共重合体
(65:35)50重量部とを混合してビニル系重合体
混合物を得た。このGPCクロマトグラムにおい
て6500と180000に極大値を重合体100重量部、磁
性粉(平均粒径0.5μのフエライト粉)60重量部、
カーボンブラツク5重量部、低分子量ポリプロピ
レン2重量部を用いることを除いては実施例1と
ほぼ同様に行なつたところ、良好な結果が得られ
た。 実施例 4 数平均分子量5400のスチレン−アクリル酸ブチ
ル共重合体(モノマー重量比65:35)40重量部、
ポリジエチルアミノエチルメタクリルアミド10重
量部、数平均分子量156000のスチレン−アクリル
酸ブチル共重合体(65:35)50重量部とを混合し
てビニル系重合体混合物を得た。このGPCクロ
マトグラムにおいて7300と178000に極大値を有す
る重合体100重量部、カーボンブラツク9重量部、
低分子量ポリプロピレン2重量部からトナーを作
成した。このトナー12重量部とキヤリアー鉄粉
(商品名、EFU250/400)、88重量部とを混合し
て現像剤とした。この現像剤を市販の複写機(商
品名、NP−5000、キヤノン製)を用いて、反転
現像を行なつた。鮮明な画像が得られた。2万枚
複写後においても、良好な画像が得られた。 実施例 5 実施例1において、スチレン−ジエチルアミノ
エチルメタクリレート共重合体の代わりに、数平
均分子量7100のスチレン−2−ビニルピリジン共
重合体(モノマー重量比90:10)を用いて、
GPCクロマトグラムにおいて10500と220000とに
極大値を有する重合体混合物を得ること以外は、
同様に行なつたところ、良好な結果が得られた。
第1図は、磁性現像剤を適用する現像装置の一
実施例の略示断面図。 1……感光ドラム。3……円筒スリーブ。4…
…ブレード。6……現像剤。
実施例の略示断面図。 1……感光ドラム。3……円筒スリーブ。4…
…ブレード。6……現像剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の構造式〜のいずれかで示されるビ
ニル系モノマーを構成成分とする重合体を含む結
着物質であつて、該結着樹脂中のビニル系重合体
中のスチレン系モノマー成分の含有量が50〜90重
量%であり、該結着物質中のビニル系重合体中の
ゲルパーミエーシヨンクロマトグラフイーによつ
て測定されたクロマトグラムが分子量2×103〜
8×104及び分子量105〜2×106のそれぞれの領
域に少なくとも一つの極大値を有している結着物
質を含有することを特徴とする現像粉。 【式】 【式】 【式】 【式】 [但し、R1:水素、低級アルキル基、R2:低級
アルキレン基、R3、R4:水素、低級アルキル基、
アリル基、R5:水素、低級アルキル基]
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55188876A JPS57111543A (en) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | Developing powder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55188876A JPS57111543A (en) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | Developing powder |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57111543A JPS57111543A (en) | 1982-07-12 |
| JPS6355698B2 true JPS6355698B2 (ja) | 1988-11-04 |
Family
ID=16231414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55188876A Granted JPS57111543A (en) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | Developing powder |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57111543A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0322498U (ja) * | 1989-07-12 | 1991-03-07 |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59157655A (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-07 | Kao Corp | 圧力定着型トナ−組成物 |
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| JPH0266560A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-06 | Sekisui Chem Co Ltd | トナー用樹脂組成物及びこの組成物を含有するトナー |
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| US5009979A (en) * | 1989-10-23 | 1991-04-23 | Olin Hunt Specialty Products Inc. | Electrostatographic particulate toner and developer compositions |
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Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS6020411B2 (ja) * | 1974-04-10 | 1985-05-22 | 積水化学工業株式会社 | 粉砕特性及び熱溶融特性がすぐれた樹脂組成物並びにその製造方法 |
| JPS5147624B2 (ja) * | 1974-04-19 | 1976-12-16 | ||
| JPS5933906B2 (ja) * | 1977-02-04 | 1984-08-18 | 三井東圧化学株式会社 | 電子写真トナ−用樹脂組成物 |
| JPS5490745A (en) * | 1978-11-22 | 1979-07-18 | Mitsubishi Electric Corp | Device for communication in trouble of elevator |
| JPS5616144A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-16 | Canon Inc | Developing powder |
-
1980
- 1980-12-27 JP JP55188876A patent/JPS57111543A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0322498U (ja) * | 1989-07-12 | 1991-03-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57111543A (en) | 1982-07-12 |
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