JPS6357273B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6357273B2
JPS6357273B2 JP54041835A JP4183579A JPS6357273B2 JP S6357273 B2 JPS6357273 B2 JP S6357273B2 JP 54041835 A JP54041835 A JP 54041835A JP 4183579 A JP4183579 A JP 4183579A JP S6357273 B2 JPS6357273 B2 JP S6357273B2
Authority
JP
Japan
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relief valve
spring
pressure
push rod
plunger
Prior art date
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Expired
Application number
JP54041835A
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English (en)
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JPS55136670A (en
Inventor
Mitsuhiro Kashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP4183579A priority Critical patent/JPS55136670A/ja
Publication of JPS55136670A publication Critical patent/JPS55136670A/ja
Publication of JPS6357273B2 publication Critical patent/JPS6357273B2/ja
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  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動二輪車のフロントフオークに関す
るもので、とくに制動時のフロントフオークの沈
み込みの防止特性を自由に調整できるようにした
ものである。
(従来の技術) 自動二輪車のフロントフオークには、制動時に
生じる重心の移動、慣性力により圧縮力が作用
し、とくに急制動時にはフロントフオークが大き
く沈み込み安定性が損われる。また沈み込みによ
り緩衝器の有効ストロークが小さくなつた状態の
ときに、路面からの衝撃を受けるとこれを吸収緩
和することができず、衝撃がハンドルに直接的に
伝播し、操縦安定性を著しく阻害する。
このような現象を防止するために、制動時のブ
レーキトルクまたはブレーキ作動を検出して、緩
衝器の圧縮時に縮小する油室から逃げる作動油の
通路を開閉し、制動時にはこの作動油の逃げを微
量としてフロントフオークの沈み込みを抑制する
ようにした装置が、例えば、特開昭50−97042、
51−23921、52−16748あるいは実開昭52−19850
などに提案されている。
しかし、これらはいずれも作動油の通路をオン
オフ的に開閉(制動時に全閉)するため、制動時
に路面からの衝撃を受けると、作動油のリークな
どによりある程度の衝撃吸収はできるが、ほとん
どロツク状態となつて衝撃がハンドル側に伝播し
やすく、必らずしも十分な緩衝特性を発揮するこ
とができず、したがつて制動時の操縦安定性を低
下させていた。
これらの対策として、制動時の沈み込みを防ぐ
ための圧縮側減衰力を、制動力に対応して増減制
御するとともに、制動時に衝撃を受けたときに衝
撃に応じた所定の緩衝特性をもたらされるように
した緩衝器が本出願人によつて提案されている。
これを第1図にもとづいて説明する。
テレスコピツク型フロントフオークにおいて通
常のものと同一である装置上方部分は図示を省略
してある。
図中1は車軸側に連結されるアウターチユー
ブ、2はその底部に縦設された中空パイプであ
る。
アウターチユーブ1には車体側に連結される図
示しないインナーチユーブが摺動自由に挿入さ
れ、その先端に固着される環状ピストンがアウタ
ーチユーブ1の内周面と中空パイプ2の外周面と
に油密的に摺接し、ピストンの上下面に油室を区
画形成する。図中Aはこのうち圧側の油室を示し
てある。
中空パイプ2はアウターチユーブ1の底壁1a
を貫通して挿入したねじ部5をもつ締付ロツド6
とねじ結合し、アウターチユーブ1に対して固定
される。
アウターチユーブ1の底壁1aに近接してバル
ブケース7が取付けられ、バルブケース7に収め
られたリリーフバルブ8が前記油室Aと連通する
通路9aと、中空パイプ2の内部油溜室Bと連通
する通路9bとの接続を開閉するように介装され
る。
リリーフバルブ8はバルブ孔10に摺動自由な
円筒状弁体11が、セツトスプリング12を介し
て弁座3に圧接され、このスプリング12の押圧
力に対向的に作用する油室Aの圧縮時の油圧力と
のバランスによつて弁体11が移動する。
そしてこのスプリング12の押圧力をブレーキ
力(制動力)に応じて増減するように、スプリン
グ12に一端を圧接するプツシユロツド13が摺
動自由に設けられ、このプツシユロツド13の他
端がブレーキ圧力の導かれるベローズ14に接
し、制動時に発生する油圧ブレーキのブレーキ圧
力に応じてスプリング12の荷重を増大させる。
15はブレーキ装置のマスターシリンダからの
圧油の一部が導かれる管路で、ベローズ14で仕
切られる圧力室16にブレーキ圧力を伝達する。
そしてブレーキ圧力が高まるに従つてベローズ1
4を拡張し、プツシユロツド13を下方に押出
す。
プツシユロツド13及びベローズ14はバルブ
ケース7にねじ結合する調整スリーブ17に収め
られ、さらにスリーブ17には管路15を連結す
るための連結筒18がねじ結合している。
前記通路9bは締付ロツド6の中心部に形成し
た連通路19を介して油溜室Bに接続する一方、
連通路19の途中には通孔20が形成され、中空
パイプ2に設けた通孔21との連通を薄い筒状の
弾性体で形成したチエツク弁22が開閉し、油室
Aの拡大時(伸長行程)にチエツク弁22が開い
て油溜室Bの油を吸入させる。
このような構成において、いま路面からの衝撃
荷重を受けて緩衝器が圧縮方向に作動すると、図
示しないインナーチユーブの進入により圧縮され
る油室Aの作動油は、一部がピストンとインナー
チユーブとで形成される拡大しつつある油室のピ
ストン部にチエツク弁を経て吸込まれるととも
に、インナーチユーブの進入体積分に相当する余
剰油は、リリーフバルブ8を押上げて通路9a,
9bを介して油溜室Bに逃げる。
この場合、図示しない緩衝スプリングがインナ
ーチユーブの進入に伴い圧縮されて衝撃を吸収す
るのであるが、リリーフバルブ8の開度に応じて
圧縮側減衰力特性が設定される。
例えば、リリーフバルブ8の開度が小さいと油
室Aの作動油の逃げ量が小さくなるため油室Aの
油圧が高まり、減衰力が大となつて、インナーチ
ユーブの進入速度が減速されるし、逆にリリーフ
バルブ8の開度が増大すると、作動油の逃げはス
ムーズに行われ減衰力が小さくなる。
このリリーフバルブ8の開度は、弁体11に作
用する油室Aの圧力とスプリング12の押圧力と
のバランスにもとづく。したがつてスプリング1
2の荷重を増してバルベ閉じ力を強めれば、それ
だけで圧縮行程時の油室Aの圧力を高めることが
できる。
通常走行時に路面からの衝撃を受けると、上記
のように緩衝器が作動して衝撃を吸収緩和するの
であるが、ブレーキ作動時にも、前述した通り車
体重心の前方移動によりフロントフオークが収縮
し、操縦安定性を阻害する。
このフロントフオークの沈み込みは制動力に対
応して生じる。そこで制動力に比例するブレーキ
圧力にもとづいてリリーフバルブ8のセツト荷重
を増大し、沈み込みを効果的に抑制するようにし
てある。
リリーフバルブ8のスプリング12のセツト荷
重は、プツシユロツド13を押圧するベローズ1
4の圧力に対応して増大し、このベローズ14の
内部圧力室16にはブレーキ圧力が伝達されるの
で、スプリング12の荷重は結局ブレーキ圧力に
比例して増大する。
このため、制動時にフロントフオークの沈み込
みを生じようとすると、ブレーキ圧力を検知して
リリーフバルブ8のセツト荷重が高まるため、こ
れをバランスする油室Aの油圧は制動力に対応し
て上昇する。
したがつて、沈み込みの防止は常に制動力に対
応して行われ、急制動時であつても効果的に機能
する。
この結果、制動要因以外で油室Aの内部圧力が
さらに上昇すると、リリーフバルブ8のスプリン
グ12の荷重とのバランスがくずれ、この内部圧
力の上昇に応じてリリーフバルブ8が開く。
つまり、制動時に路面からの衝撃を受けると、
即座にリリーフバルブ8の開度が増大し、衝撃を
緩和するのである。
そして、この作用はリリーフセツト荷重がブレ
ーキ圧力に対応しているため、制動力の大小にか
かわらず制動要因以外の外力がフロントフオーク
に作用したときに常に瞬時のうちに行われ、この
ため制動時の操縦安定性が著しく改善される。
なお、この場合、単にリリーフバルブを設けて
内部圧力上昇によりリリーフバルブを開く方式だ
と、リリーフセツト荷重が一定のため路面からの
衝撃荷重の大小にもとづいてリリーフバルブが作
動し、したがつてセツト荷重によつて衝撃力の吸
収が不可能となる領域が生てくるが、上記のよう
にブレーキ圧力に対応したリリーフセツト荷重に
設定してあると、制動時に衝撃を受ければ、その
荷重の大小にかかわらず必らずリリーフバルブ8
が開いて吸収できる。
勿論、このときのリリーフバルブ8の開度は衝
撃入力の大きさに応じたものとなり、制動時以外
の緩衝特性とほぼ同等の緩衝特性が得られる。こ
の特性は、フロントフオークの圧縮ピストン速度
が増大するとそれに応じたスプリング12の撓み
量の増加に伴つて減衰力が漸増するリリーフバル
ブの機能に基づいたオーバライド特性であるた
め、路面からの突き上げ等に対して優れた衝撃吸
収性を発揮することができる。
このようにして、リリーフバルブのセツト荷重
をブレーキ圧力に比例させることにより、フロン
トフオークの沈み込みを防止している。そして、
長期の使用にもとづきブレーキバツドの摩擦力が
経時変化したりすると、制動特性とブレーキ圧力
との関係が初期の状態から変動してきて、必らず
しも沈み込みを効果的に抑制できるとは限らず、
また、運転フイーリング上、運転者の好みに応じ
て沈み込み防止特性を自由に調整できるようにす
ることが望ましいが、このために、この例におい
てはベローズ14の外側をすつぽりと包み込むよ
うにして、つば部30をもつた有底筒状のガイド
筒31を備え、このガイド筒31と調整スリーブ
17との間にブレーキ圧力を担う保持スプリング
32を上記ベローズ14と直列的な関係に介装す
るとともに、ガイド筒31の端部31aにプツシ
ユロツド13を接触させる。
そしてベローズ14の内部圧力室16にブレー
キ圧が供給されて拡張し、やがて保持スプリング
32の弾性力に打勝つようになると、ガイド筒3
1が連結筒18の座面34から離れ、プツシユロ
ツド13を下方に押圧してリリーフバルブ8のセ
ツト圧力を高めるのであるが、この保持スプリン
グ32の初期荷重を調整自在とするように、保持
スプリング32の両端が圧接する連結筒18と調
整スリーブ17とはねじ部35により、相互の間
隔が可変となるように構成されている。さらにこ
のときの間隔調整がプツシユロツド13を介して
リリーフバルブ8のセツトスプリング12の初期
荷重を変動させることのないように、スリーブ1
7とバルブケース7とを結合するねじ部36は、
前記ねじ部35と同一ピツチに形成してある。
したがつてスプリング32の初期荷重を調整す
るときは、連結筒18とバルブケース7との位置
関係を同一に保つたまま、調整スリーブ17をい
ずれかに回転させてやると、連結筒18と調整ス
リーブ17との位置関係が軸方向に変位して保持
スプリング32の初期荷重が変わる。
なお連結筒18に対してスリーブ17が変位し
ても、バルブケース7に対する連結筒18(つま
りガイド筒31)の絶対位置関係は不変のため、
リリーフバルブ8のセツトスプリング12の初期
荷重が同時に変化するようなことは防止できる。
このようにして保持スプリング32の初期値を
変えることにより、プツシユロツド13を押し出
し始めるベローズ14の内部圧力室16のブレー
キ圧力設定値を変化させることができ、これによ
り沈み込み防止特性を要求に応じて調整できる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、この装置ではブレーキ圧力を導く圧
力室16をベローズ14で画成しているため、頻
繁に作用する制動時の高油圧に対する耐圧性と長
期の使用による耐久性に問題があるとともに、ブ
レーキ圧力が作用したとき、ベローズ14と保持
スプリング32とが直列関係にあつて保持スプリ
ング32の設定力にベローズ14のばね定数が関
与することになり、そのためにベローズ14の上
記耐圧強度と保持スプリング32のばね剛性選定
上の兼ね合いが難しくて設計自由度の面で制約を
受けるほか、さらに生産コストの面からも改善が
望まれていた。
本発明はかかる問題を解消するために、ベロー
ズに代えてブレーキ圧力に応動するプランジヤを
備え、耐久性、信頼性を高めるとともに、保持ス
プリングの荷重設定につきベローズ使用時におけ
るような耐圧強度とばね定数とを考慮する必要の
無い構造にして、設計並びに設定変更上の自由度
を高める一方、コスト的にも安価な装置を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する本発明は、互に軸方向に摺
動するインナーチユーブとアウターチユーブを有
し、圧側作動時に収縮する油室の余剰作動時を油
溜室に逃がす通路にリリーフバルブを介装し、こ
のリリーフバルブのスプリングセツト荷重をハン
ドルブレーキ圧力に応じて増減するようにしたフ
ロントフオークであつて、前記リリーフバルブを
収装したバルブケースに当該リリーフバルブの背
後に位置して中空の調整スリーブの一端をねじ結
合すると共に、この調整スリーブの他端にブレー
キ圧力が導入される圧力室を備えた連結筒を前記
調整スリーブの一端部と同一のピツチでねじ結合
し、リリーフバルブ背後にそのセツトスプリング
を介して一端を接するプツシユロツドを前記調整
スリーブに摺動自由に嵌装し、このプツシユロツ
ドの他端と前記圧力室との間に位置するようにプ
ランジヤを前記連結筒に摺動自由に設け、かつ前
記プツシユロツドまたはプランジヤをその周囲に
設けたフランジ部と調整スリーブとの間に介装し
た保持スプリングを介してブレーキ圧力と対抗す
る方向に付勢した。
(作用) 上記構成において、制動時に圧力室にブレーキ
圧が作用すると、これを保持スプリング張力とが
バランスする位置までプランジヤが下降し、プツ
シユロツドを同一量だけ押し下げてリリーフバル
ブのセツトスプリングの荷重を高める。これによ
り制動時のフロントフオークの沈み込み現象が抑
制される。
また、連結筒とバルブケースとの位置関係を同
一に保つたまま、調整スリーブをいずれかの方向
に回転させてやると、連結筒と調整スリーブとの
位置関係が軸方向に変位して、保持スプリングの
初期荷重が変わる。
このようにして保持スプリングの初期荷重を変
えることにより、プツシユロツドを押し出し始め
るブレーキ圧力設定値を変化させることができ
る。従つて、上記の沈み込み防止特性は任意に調
整可能である。
そして、ブレーキ圧力とプランジヤ及びプツシ
ユロツドの変位量との比例特性は、プランジヤの
直径を選定することにより任意に設定できるの
で、使用条件に応じて最適な状態に予め設定して
おくことが可能である。
(実施例) 以下、図面に示した実施例をもとに本発明を説
明する。
第2図において、17はアウターチユーブ1に
取付けられたバルブケース7に第1図の従来のも
のと同様にリリーフバルブ8の背後に位置するよ
うに一端がねじ結合された中空状の調整スリーブ
である。調整スリーブ17とバルブケース7との
間にはOリング等のシール材が介在させてある。
18は前記調整スリーブ17の他端にねじ結合さ
れた連結筒である。連結筒18の一部に形成した
ブレーキ圧力が導入される圧力室16にはプラン
ジヤ40の一端が摺動自由に臨ませてある。
プランジヤ40の端面にはプツシユロツド13
が当接しており、プツシユロツド13の途中に嵌
合したフランジ部を構成するバネ受け42と調整
スリーブ17との間に荷重設定用の保持スプリン
グ32が介装され、プランジヤ40を圧力室16
の油圧に対向的に付勢している。この保持スプリ
ング32は、長期の使用にもとづきブレーキバツ
ドの摩擦力が経時変化したりすると、制動特性と
ブレーキ圧力との関係が初期の状態から変動して
きて、必らずしも沈み込みを効果的に抑制できる
とは限らず、また、運転フイーリング上、運転者
の好みに応じて沈み込み防止特性を自由に調整で
きるようにすることが望ましいので、その対策の
ために設けられている。
プランジヤ40とプツシユロツド13の、それ
ぞれの連結筒18と調整スリーブ17に対する摺
動面には例えばOリングなどからなるシール材4
3,44が介在させてある。
プランジヤ40は先端を小径とした段付部45
にスナツプリング46が嵌められ、プランジヤ4
0の上昇によりこのスナツプリング46が連結筒
18の段部47に当接して、ブレーキ圧力の低い
とき(非制動時)のプランジヤ40及びプツシユ
ロツド13の後退位置を規制し、リリーフバルブ
8のスプリング12荷重を通常作動時に所定の圧
側減衰力を附与するように設定している。
また、48は連結筒18の内面に嵌めた環状の
ストツパで、プランジヤ40の下降時にスナツプ
リング46と当接してプランジヤ40の下降を制
限し、制動時の最大リリーフ圧力を規制する。
そして圧力室16に導入されるブレーキ圧がや
がて保持スプリング32の弾性力に打勝つように
なると、プランジヤ40がプツシユロツド13を
下方に押圧してリリーフバルブ8のセツト圧力を
高めるのであるが、この保持スプリング32の初
期荷重を調整自在とするように、保持スプリング
32の一端が圧接する調整スリーブ17とプラン
ジヤ40に嵌着したスナツプリング46が圧接す
る連結筒18とねじ部35により、相互の間隔が
可変となるように構成されている。なお、このと
きの間隔調整がプランジヤ40及びプツシユロツ
ド13を介してリリーフバルブ8のセツトスプリ
ング12の初期荷重を変動させることのないよう
に、調整スリーブ17とバルブケース7とを結合
するねじ部36は、前記ねじ部35と同一ピツチ
に形成してある。
したがつて保持スプリング32の初期荷重を調
整するときは、連結筒18とバルブケース7との
位置関係を同一に保つたまま、調整スリーブ17
をいずれかの方向に回転させてやると、連結筒1
8と調整スリーブ17との位置関係が軸方向に変
位して、保持スプリング32の初期荷重が変わ
る。
なお連結筒18に対して調整スリーブ17が変
位しても、バルブケース7に対する連結筒18
(つまりプランジヤ40及びプツシユロツド13)
の絶対位置関係は不変のため、リリーフバルブ8
のセツトスプリング12の初期荷重が同時に変化
するようなことは防止できる。
このようにして保持スプリング32の初期値を
変えることにより、プツシユロツド13を押し出
し始める圧力室16のブレーキ圧力設定値を変化
させることができ、これにより沈み込み防止特性
を要求に応じて任意に調整できる。
なお、この実施例では、油室Bと油室Aとの通
孔20を開閉する第1図の例のごときチエツク弁
22が省略してあるがチエツク弁22の代わりに
中空パイプ2の下部外周に上下動可能に嵌合する
可動式オイルロツクピース23を設けてあるの
で、伸側作動時に油室Aが負圧を呈するおそれの
あるときには、油室B−中空パイプ2−通孔21
−可動オイルロツクピース内部通路24−同下端
腔所25−油室Aへと、オイルロツクピース23
のリフトにより作動油を流すので、実用上の支障
はない。
以上の構成において、制動時に圧力室16にブ
レーキ圧が作用すると、これと保持スプリング3
2とのバランスする位置までプランジヤ40が変
位(降下)し、プツシユロツド13を同一量だけ
押し下げてリリーフバルブ8のスプリング12の
セツト荷重を高める。
これによつて上述の場合と同様に制動時のフロ
ントフオークの沈み込みを効果的に防止するので
ある。
なお、この場合、ブレーキ圧力とプランジヤ4
0(プツシユロツド13)の変位量との比例特性
は、プランジヤ40の直径を選ぶことにより任意
に比例定数を設定できるので、予定される二輪車
の使用条件ないし目的に応じて予め最適な状態に
設定しておくことが可能である。
またこの実施例では、リリーフバルブ8の円筒
状弁体11にオリフイス50が形成してあるの
で、ピストンの低速領域の圧側減衰力は、このオ
リフイス50による絞り効果が支配的となり、そ
の後所定速度以上でリリーフバルブ8が開き始め
ることになる。
次に、第3図に示した本発明の第2の実施例に
ついて説明する。この実施例では、バネ受け42
aがフランジ部51をもつ円筒に形成されてい
て、プランジヤ40の小径部52に嵌められる。
したがつて、プツシユロツド13はこのバネ受
42aの底面53に接触し、しかもこの底面53
の直径がプツシユロツド13の直径よりも大きく
なつていて、プランジヤ40の最大下降時にスリ
ーブ17に当接してリリーフ最大圧力を規制す
る。
また、第4図に示したのは本発明の第3の実施
例で、プツシユロツド13′とプランジヤ40′と
を一体的に形成したものであり、そのフランジ部
に当たるつば部54と調整スリーブ17との間に
保持スプリング32が介装される。
なお、プツシユロツド13′の先端にはバネ受
け55が嵌められ、リリーフバルブ8のスプリン
グ12の一端を支持する。
上記第2、第3の実施例において、その他の点
については第1の実施例と同様であるので、図面
上同一の部分に同一の符号を付してその説明を省
略する。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、ブレーキ圧力が
作用する圧力室をプランジヤで隔成したので、ベ
ローズなどを使用した場合に比較して耐圧強度を
増し、長期にわたつて安定した作動が得られかつ
生産コストも低減できるという効果がある。
また、ブレーキ圧力とプツシユロツドの変位の
比例特性をプランジヤ有効径を予め選定すること
によつて使用条件に対応した最適のリリーフ荷重
設定が行える。
また、本発明によれば、リリーフ弁のスプリン
グセツト荷重がブレーキ圧力に応じて可変制御さ
れるので、制動時の主たる減衰力特性が変化する
とともに、ピストン速度(フロントフオークの圧
縮速度)の増大に伴つて減衰力が増大するオーバ
ライド特性が生じ、従つて沈み込み抑制効果のみ
ならず、制動過程での突き上げ入力等に対して優
れた衝撃吸収性が得られる。
そして、本発明ではその特徴的な構成として、
ベローズに代わるプランジヤを設けるようにした
ので、ベローズのばね定数を考慮することなく保
持スプリングを選定及び調整できるなど設計上の
自由度が高められ、また調整スリーブを設けたこ
とにより上記保持スプリングの設定変更調整を例
えばブレーキの油圧配管等の拘束を受けること無
く自由に、かつ容易に行うことができるという優
れて実用的な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願人による先行技術例の断面図、
第2図は本発明の第1実施例の要部を示す断面
図、第3図、第4図はそれぞれ第2、第3実施例
の要部拡大断面図である。 1……アウターチユーブ、2……中空パイプ、
8……リリーフバルブ、9a,9b……通路、1
1……円筒状弁体、12……セツトスプリング、
13……プツシユロツド、16……圧力室、17
……調整スリーブ、18……連結筒、40……プ
ランジヤ、42……バネ受、43,44……シー
ル材、46……スナツプリング、48……ストツ
パ、A……油室、B……油溜室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互に軸方向に摺動するインナーチユーブとア
    ウターチユーブを有し、圧側作動時に収縮する油
    室の余剰作動時を油溜室に逃がす通路にリリーフ
    バルブを介装し、このリリーフバルブのスプリン
    グセツト荷重をハンドルブレーキ圧力に応じて増
    減するようにしたフロントフオークであつて、前
    記リリーフバルブを収装したバルブケースに当該
    リリーフバルブの背後に位置して中空の調整スリ
    ーブの一端をねじ結合すると共に、この調整スリ
    ーブの他端にブレーキ圧力が導入される圧力室を
    備えた連結筒を前記調整スリーブの一端部と同一
    のピツチでねじ結合し、リリーフバルブ背後にそ
    のセツトスプリングを介して一端を接するプツシ
    ユロツドを前記調整スリーブに摺動自由に嵌装
    し、このプツシユロツドの他端と前記圧力室との
    間に位置するようにプランジヤを前記連結筒に摺
    動自由に設け、かつ前記プツシユロツドまたはプ
    ランジヤをその周囲に設けたフランジ部と調整ス
    リーブとの間に介装した保持スプリングを介して
    ブレーキ圧力と対抗する方向に付勢した二輪車用
    フロントフオーク。
JP4183579A 1979-04-06 1979-04-06 Shock absorber for twoowheel barrow Granted JPS55136670A (en)

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