JPS6360902B2 - - Google Patents
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- JPS6360902B2 JPS6360902B2 JP56093703A JP9370381A JPS6360902B2 JP S6360902 B2 JPS6360902 B2 JP S6360902B2 JP 56093703 A JP56093703 A JP 56093703A JP 9370381 A JP9370381 A JP 9370381A JP S6360902 B2 JPS6360902 B2 JP S6360902B2
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Description
本発明は、電子写真法、静電印刷法、静電記録
法などにおいて形成される静電荷像を現像するた
めのトナーに関するものである。 静電荷像の現像工程は、帯電せしめた微粒子を
静電引力により吸引せしめて静電荷像支持体の表
面に付着させ、これによつて静電荷像を可視化す
る工程である。 このような現像工程を遂行する具体的な方法と
しては、絶縁性有機液体中に顔料又は染料を微細
に分散させた液体現像剤を用いる湿式現像法と、
天然又は合成の樹脂より成るバインダー中にカー
ボンブラツク等の着色剤を含有せしめたトナーよ
り成る粉体現像剤を用いる、カスケード法、毛ブ
ラシ法、磁気ブラシ法、インプレツシヨン法、パ
ウダークラウド法などの乾式現像法とがある。 現像工程において可視化された画像はそのまま
支持体に定着されることもあるが、通常は転写紙
等の他の支持体に転写された後定着される。この
ようにトナーは単に現像工程に付されるのみなら
ず、それ以後の工程、即ち転写工程及び定着工程
にも付されるので、トナーにおいては、その性能
として、良好な現像性のみでなく、良好な転写性
及び定着性を有することが要求される。このう
ち、定着性に関する諸条件は最も厳しいものであ
り、従来からこのトナーの定着性の改良に関する
研究及びその成果が多数の文献に発表されてい
る。 現像工程において形成されたトナー像又はこれ
が転写された画像の定着は、一般に加熱定着方式
によるのが有利であり、この加熱定着方式には、
オーブン定着等の非接触加熱定着方式と、熱ロー
ラ定着等の接触加熱定着方式とがある。接触加熱
定着方式は、熱効率が高い点で優れており、特に
高速定着が可能であつて高速複写機の定着に好適
である。また、比較的低温の熱源を用いることが
できるため、この方式においては消費電力が少な
くてよく、複写機の小型化及びエネルギーの節約
を図ることができる。更に、定着器内に紙が滞留
した場合にも発火の危険がなく、この点において
も好ましい。 接触加熱定着方式はこのように種々の点で好ま
しいものであるが、この方式においては、オフセ
ツト現象の発生という重大な問題がある。これ
は、定着時に像を構成するトナーの一部が熱ロー
ラの表面に転移し、これが次に送られて来る転写
紙等に再転移して画像を汚すという現象である。
このオフセツト現象を防止するために、従来種々
の提案がなされ、一部実用化されている。その一
つは、熱ローラの表面にシリコンオイル等の離型
油を塗布しながら定着を行なうものであり、他は
トナーそれ自体にオフセツト防止性能を有せしめ
るものである。後者の手段は、シリコンオイル塗
布機構等が不要であるために定着器の構造が簡単
となり、シリコンオイルの補給等のメンテナンス
も不要である等の点で優れている。 而してオフセツト現象は、熱ローラの温度が高
くなると発生するものであり、従つてオフセツト
現象が発生する最低温度(以下「オフセツト発生
温度」という。)が高いもの程、非オフセツト性
が良好なトナーということができるが、トナーが
定着されるためにはその軟化点以上の温度に加熱
されることが必要であり、このため実際の熱ロー
ラ定着器においては、熱ローラの温度は、トナー
の軟化点以上でオフセツト発生温度より低い範囲
の定着可能温度域内の特定の温度に設定される。 然るに実際上は熱ローラの温度を完全に均一に
設定温度に維持することはできず、更に温度上考
慮されるべき事情があることから、定着可能温度
域が広く、しかもその高さが接触加熱定着方式の
利点を損わないようなトナーが望ましいものであ
る。 トナーのバインダーとしては従前よりビニル系
重合体が広く用いられており、ビニル系重合体を
バインダーとするトナーにおいて非オフセツト性
を得るために、当該重合体として高分子量のもの
を用いることが提案されているが、高分子量のビ
ニル系重合体はその軟化点が高く、従つてオフセ
ツト発生温度が高くても広い定着可能温度域を得
ることが困難であり、好適なトナーを得ることが
できない。 これに対し、ポリエステル樹脂は、低分子量の
ものを比較的容易に得ることができるので、これ
をバインダーとして用いて軟化点の低いトナーを
得ることができ、又ビニル系重合体をバインダー
としたトナーに比して、溶融したときの転写紙等
の支持体に対する「濡れ」が良く、略等しい軟化
点を有するビニル系重合体によるトナーに比し
て、より低い温度で十分な定着を行なうことがで
きる点で好ましい。 又トナーは、静電荷像支持体に対し、静電引力
を利用して付着され、或いは更に他の支持体に転
写されることから、一般に均一で安定した摩擦帯
電性を有することが必要である。トナーに摩擦帯
電性を付与する一般的な方法は、トナーを構成す
る樹脂粒子中に、染料などの電荷制御剤を含有せ
しめることである。従つてこのようなトナーの製
造においては、電荷制御剤を樹脂中に均一に分散
せしめるという厳しい条件が課されることとな
る。しかしながら、ポリエステル樹脂はそれ自体
が適当な摩擦帯電性を有し、このため電荷制御剤
を含有せしめることが不要、若しくは必要であつ
ても少量で十分であり、結局ポリエステル樹脂を
バインダーとすれば、トナーの製造を非常に容易
に達成することが可能である。 しかしポリエステル樹脂をバインダーとするト
ナーは、通常オフセツト発生温度が低くて広い定
着可能温度域を得ることとは困難であつた。 特開昭50−44836号公報には架橋されたポリエ
ステルを用いてオフセツト性を改善する試みがな
されているが、本発明者等が検討を行なつたとこ
ろ実用的な定着画像が得られる定着可能温度が高
く、定着可能温度域がなお狭いという欠点を有し
ている。 また特開昭56−21136号公報には水酸基価が50
〜150のポリエステルを用いる技術が開示されて
いるが、水酸基価を比較的高く設定するために縮
合反応を抑制しなければならず、このために重合
度が低くなつて耐オフセツト性に劣るという欠点
を有する。 本発明は以上の如き事情に基いてなされたもの
であつて、軟化点が低くてオフセツト発生温度が
高く、従つて定着可能温度域が広く、しかもその
高さが好適な、ポリエステル樹脂をバインダーと
する熱ローラ定着用静電荷像現像用トナーを提供
することを目的とする。 本発明においては、5〜25重量%のクロロホル
ム不溶分を含有するポリエステル樹脂をバインダ
ーとして用いて熱ローラ定着用静電荷像現像用ト
ナーを構成する。 本発明トナーは、そのバインダーが特定量のク
ロロホルムに不溶な高分子量成分を含有するポリ
エステル樹脂より成るものであるため、後述する
実施例の説明からも明らかなように、低い軟化点
と高いオフセツト発生温度とを有し、しかもそれ
らの温度点が適当な高さにあり、従つて広くて高
さの好適な定着可能温度域が得られる。この結
果、オフセツト現象を生ぜずに十分な定着を達成
するための、定着器の熱ローラの温度制御に対す
る条件が大幅に緩和され、熱ローラの温度の不均
一さに基くオフセツト現象の発生及び定着の不完
全さを伴うことなく、常に良好な定着を確実に達
成することが可能となる。 又トナーそれ自体が、ポリエステル樹脂による
通常負の摩擦帯電性を有し、従つて良好な摩擦帯
電性を付与するための有機染料等の添加が不要と
なり若しくは添加量が大幅に減少し、この結果、
例えば有機染料等の分散不良、分解変質等による
摩擦帯電性の変動並びに画像形成性の劣化が生ず
ることがない。 本発明においてバインダーとして用いるポリエ
ステル樹脂は、アルコールとカルボン酸との縮重
合によつて得られるが、用いられるアルコールと
しては、例えばエチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、1,2―
プロピレングリコール、1,3―プロピレングリ
コール、1,4―ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,4―ブテンジオール等のジオー
ル類、1,4―ビス(ヒドロキシメチル)シクロ
ヘキサン、及びビスフエノールA、水素添加ビス
フエノールA、ポリオキシエチレン化ビスフエノ
ールA、ポリオキシプロピレン化ビスフエノール
A等のエテル化ビスフエノール類、その他の二価
のアルコール単量体を挙げることができる。 又カルボン酸としては、例えばマレイン酸、フ
マール酸、メサコン酸、シトラコン酸、イタコン
酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハ
ク酸、アジビン酸、セバチン酸、マロン酸、これ
らの酸の無水物、低級アルキルエステルとリノレ
イン酸の二量体、その他の二価の有機酸単量体を
挙げることができる。 本発明において用いるポリエステル樹脂として
は、以上の二官能性単量体のみによる重合体のみ
でなく、三官能以上の多官能性単量体による成分
を含有する重合体を用いることも好適である。斯
かる多官能性単量体である三価以上の多価アルコ
ール単量体としては、例えばソルビトール、1,
2,3,6―ヘキサンテトロール、1,4―ソル
ビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリス
リトール、トリペンタエリスリトール、蕉糖、
1,2,4―ブタントリオール、1,2,5―ペ
ンタントリオール、グリセロール、2―メチルプ
ロパントリオール、2―メチル―1,2,4―ブ
タントリオール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、1,3,5―トリヒドロキシ
メチルベンゼン、その他を挙げることができる。 又三価以上の多価カルボン酸単量体としては、
例えば1,2,4―ベンゼントリカルボン酸、
1,2,5―ベンゼントリカルボン酸、1,2,
4―シクロヘキサントリカルボン酸、2,5,7
―ナフタレントリカルボン酸、1,2,4―ナフ
タレントリカルボン酸、1,2,4―ブタントリ
カルボン酸、1,2,5―ヘキサントリカルボン
酸、1,3―ジカルボキシル―2―メチル―2―
メチレンカルボキシルプロパン、テトラ(メチレ
ンカルボキシル)メタン、1,2,7,8―オク
タンテトラカルボン酸、エンポール三量体酸及び
これらの酸無水物、その他を挙げることができ
る。 以上のような三官能以上の多官能性単量体によ
る成分は、重合体における構造単位としてのアル
コール成分又は酸成分の各々における30〜80モル
%の割合で含有されるのが望ましい。 本発明において用いるポリエステル樹脂は、ク
ロロホルム不溶分が5〜25重量%のものである。
ここにクロロホルム不溶分とは、試料をクロロホ
ルムに溶解したときの濾紙不透過分をいい、次の
ようにして求められる。 樹脂試料を微粉砕し、40メツシユの篩を通過し
た試料粉体5.00gを採取し、濾過助剤ラジオライ
ト(#700)5.00gと共に容量150mlの容器に入
れ、この容器内にクロロホルム100gを注入し、
ボールミル架台に載せ5時間以上に亘つて回転せ
しめて充分に試料をクロロホルムに溶解せしめ
る。一方加圧濾過器内に直径7cmの濾紙(No.2の
もの)を置き、その上に5.00gのラジオライトを
均一にプレコートし、少量のクロロホルムを加え
て濾紙を濾過器に密着させた後、前記容器の内容
物を濾過器内に流し込む。更に容器を100mlのク
ロロホルムにより充分に洗浄して濾過器に流し込
み、容器の器壁に付着物が残留しないようにす
る。その後濾過器の上蓋を閉じ、濾過を行なう。
濾過は4Kg/cm2以下の加圧下にて行ない、クロロ
ホルムの流出が止まつた後にクロロホルム100ml
を加えて濾紙上の残留物を洗浄し、再び加圧濾過
を行なう。 以上の操作が完了した後、濾紙及びその上の残
渣並びにラジオライトのすべてをアルミホイル上
に載せて真空乾燥器内に入れ、温度80〜100℃、
圧力100mmHgの条件下で10時間乾燥せしめ、斯く
して得られた乾固物の総重量a(g)を測定し、次式
によりクロロホルム不溶分x(重量%)を求める。 x(重量%)=a(g)−濾紙の重量(g)−ラジオライトの
重量(10.00g)/サンプリング重量(5.00g)×100 このようにして求められるクロロホルム不溶分
は、ポリエステル樹脂においては、高分子量の重
合体成分若しくは架橋された重合体成分であり、
その分子量はおよそ200000以上であると考えられ
る。 以上の如きクロロホルム不溶分は、既述のアル
コールとカルボン酸との重合反応において、反応
条件を適当に選ぶこととにより、或いは適当な架
橋剤を反応系に存在せしめることにより、相当程
度制御された割合で形成することができる。 本発明においては、前記クロロホルム不溶分が
5〜25重量%のポリエステル樹脂をバインダーと
するが、クロロホルム不溶分が5重量%未満のポ
リエステル樹脂を用いると、得られるトナーはオ
フセツト発生温度が低くなり、又25重量%を越え
るポリエステル樹脂を用いると、トナーは軟化点
の高いものとなつて、何れの場合にも広い定着可
能温度域を得ることができず、又良好な定着を確
実に行うことができない。 尚、本発明において用いるポリエステル樹脂は
JIS K2351−1960に規定される環球法で測定した
時の軟化点が110〜160℃、特に120〜140℃のポリ
エステル樹脂が好ましい。 本発明トナーは、上述のポリエステル樹脂をバ
インダーとし、着色剤及び必要に応じて加えられ
る特性改良剤を含有して成り、磁性トナーとなす
場合には、着色剤と共に、或いは着色剤の代わり
に磁性体が含有せしめられる。 着色剤としては、カーボンブラツク、ニグロシ
ン染料(C.I.No.50415B)、アニリンブルー(C.I.No.
50405)、カルコオイルブルー(C.I.No.azoec
Blue3)、クロムイエロー(C.I.No.14090)、ウルト
ラマリンブルー(C.I.No.77103)、デユポンオイル
レツド(C.I.No.26105)、キノリンイエロー(C.I.
No.47005)、メチレンブルークロライド(C.I.No.
52015)、フタロシアニンブルー(C.I.No.74160)、
マラカイトグリーンオクサレート(C.I.No.
42000)、ランプブラツク(C.I.No.77266)、ローズ
ベンガル(C.I.No.45435)、これらの混合物、その
他を挙げることができる。これら着色剤は、十分
な濃度の可視像が形成されるに十分な割合で含有
されることが必要であり、通常バインダー100重
量部に対して1〜20重量部程度の割合とされる。 前記磁性体として、フエライト、マグネタイト
を始めとする鉄、コバルト、ニツケルなどの強磁
性を示す金属若しくは合金又はこれらの元素を含
む化合物、或いは強磁性元素を含まないが適当な
熱処理を施すことによつて強磁性を示すようにな
る合金、例えばマンガン―銅―アルミニウム、マ
ンガン―銅―錫などのマンガンと銅とを含むホイ
スラー合金と呼ばれる種類の合金、又は二酸化ク
ロム、その他を挙げることができる。これらの磁
性体は平均粒径0.1〜1ミクロンの微粉末の形で
バインダー中に均一に分散される。そしてその含
有量は、トナー重量部当り20〜70重量部:好まし
くは40〜70重量部である。 又前記特性改良剤は、トナーの流動性、非フイ
ルミング性即ちキヤリア又は静電荷像支持体の一
部が付着して生ずるフイルミングを起こさない特
性、粉砕性、帯電性等の特性を改良する目的で含
有されるものであつて、これには樹脂が含まれ
る。好ましく用いられる樹脂は、例えば未架橋の
重合体であつてクロロホルム不溶分を含有しない
ものであり、例えばスチレン、パラクロルスチレ
ンなどのスチレン類、ビニルナフタレン、例えば
塩化ビニル、臭化ビニル、フツ化ビニル、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル、
酪酸ビニルなどのビニルエステル類、例えばアク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n
―ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ド
デシル、アクリル酸n―オクチル、アクリル酸2
―クロルエチル、アクリル酸フエニル、α―クロ
ルアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチルなどのメチ
レン脂肪族カルボン酸エステル類、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、例
えばビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエ
ーテル、ビニルエチルエーテルなどのビニルエー
テル類、例えばビニルメチルケトン、ビニルヘキ
シルケトンなどのビニルケトン類、例えばN―ビ
ニルピロール、N―ビニルカルバゾール、N―ビ
ニルインドール、N―ビニルピロリドンなどのN
―ビニル化合物類、その他の単量体を重合せしめ
て得られるホモポリマー又はこれらの単量体の2
種以上を組み合わせて共重合せしめて得られるコ
ポリマー或いはそれらの混合物、又は例えばロジ
ン変性フエノールホルマリン樹脂、油変性エポキ
シ樹脂、ポリウレタン樹脂、セルローズ樹脂、ポ
リエーテル樹脂などの非ビニル系熱可塑性樹脂な
どの非ビニル系樹脂、或いはそれらと上述のビニ
ル系樹脂との混合物を挙げることができる。 これらの樹脂は、本発明による効果を阻害しな
い範囲で、バインダーの30重量%以下の含有割合
で含有せしめることができる。 以下本発明の実施例について説明するが、本発
明がこれらに限定されるものではない。 合成例 1 テレフタル酸299gと、ポリオキシプロピレン
(2.2)―2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニ
ル)プロパン211gと、ペンタエリスリトール82
gとを、温度計、ステンレススチール製攪拌器、
ガラス製窒素ガス導入管及び流下式コンデンサを
備えた丸底フラスコ内に入れ、このフラスコをマ
ントルヒーターにセツトし、窒素ガス導入管より
窒素ガスを導入してフラスコ内を不活性雰囲気に
保つた状態で昇温せしめた。そして0.05gのジブ
チル錫オキシドを加え、軟化点において反応を追
跡しながら温度200℃で反応せしめ、以つてクロ
ロホルム不溶分17重量%のポリエステル樹脂Aを
製造した。このポリエステル樹脂Aの環球軟化点
(JIS K1351−1960の方法による。以下において
同じ。)は131℃であつた。 合成例 2 イソフタル酸299gと、ポリオキシプロピレン
(2,2)―2,2―ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)プロパン211gと、グリセロール74gとを
用い、合成例1と同様にして温度180℃で反応さ
せ、クロロホルム不溶分21重量%、環球軟化点
135℃のポリエステル樹脂Bを製造した。 合成例 3 1,4―ブタンジオール270gと、テレフタル
酸150gと、ベンゼン―1,2,4―トリカルボ
ン酸無水物231gとを用い、合成例1と同様にし
て温度200℃で反応させ、クロロホルム不溶分12
重量%、環球軟化点128℃のポリエステル樹脂C
を製造した。 合成例 4 トリエチレングリコール300gと、イソフタル
酸182gと、ベンゼン―1,2,4―トリカルボ
ン酸138gとを用い、合成例1と同様にして温度
200℃で反応させ、クロロホルム不溶分17重量%、
環球軟化点130℃のポリエステル樹脂Dを製造し
た。 比較合成例 1 テレフタル酸332gと、ポリオキシプロピレン
(2,2)―2,2―ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)プロパン90gと、ペンタエリスリトール
175gとを用い、合成例1と同様にして反応させ、
クロロホルム不溶分43重量%、環球軟化点190℃
のポリエステル樹脂Eを製造した。 比較合成例 2 1,4―ブタンジオール180gと、テレフタル
酸307gと、ベンゼン―1,2,4―トリカルボ
ン酸38gとを用い、合成例1と同様にして反応さ
せ、クロロホルム不溶分2重量%、環球軟化点
124℃のポリエステル樹脂Fを製造した。 比較合成例 3 特開昭50−44836号公報にあるbの追試を行
なつた。即ち、ジメチルイソフタレート50g、ジ
メチルイソフタレート50g、ジメチルテレフタレ
ート50g、エチレングリコール69g、酢酸亜鉛10
mg及び三酸化アンチモン20mgから成る混合物を窒
素中200℃で加熱し、発生するメタノールを蒸発
させた。ついで、2―ヒドロキシメチル―1,3
―プロパンジオール2.9gを添加して温度を235℃
に上げ、反応容器内を徐々に真空にして生成物が
もはやクロロホルムに溶解しなくなるまで反応を
続けて比較用のポリエステル樹脂Gを得た。 比較合成例 4 特開昭56−21136号公報の樹脂No.4及びNo.5に
ついて追試を行なつた。即ち、ネオペンチルグリ
コールもしくはトリメチロールプロパンと蒸留水
を仕込み、かきまぜながら80℃にまで昇温し保温
した。 次にテレフタル酸を徐々に加え良くかきまぜ
た。いで、触媒ジブチルチンオキサイドを加え、
180℃〜190℃まで昇温し反応させた。縮合水の量
が理論量の半量に達したら、更に220℃にまで昇
温し反応を継続した。終点は酸価により決定し
た。 上記の合成手段により次に挙げるモノマーおよ
び蒸留水、触媒の仕込量で比較用のポリエステル
樹脂2種を合成した。 ポリエステル樹脂Hは、ネオペンチルグリコー
ルを611.5g、トリメチロールプロパンを225.1
g、テレフタル酸を1162g、蒸留水を75.6g、触
媒を11.6g用いて製造した。このポリエステル樹
脂Hのクロロホルム不溶分は0重量%、ガラス転
移点は62℃、軟化点は119℃、水酸基価は98(mg.
KOH/g)であつた。 ポリエステル樹脂は、ネオペンチルグリコー
ルを538.7g、トリメチロールプロパンを365.8
g、テレフタル酸を1162g、蒸留水を75.6g、触
媒を12.0gを用いて製造した。このポリエステル
樹脂のクロロホルム不溶分は2重量%、ガラス
転移点は58℃、軟化点は126℃、水酸基価は142
(mg.KOH/g)であつた。 合成例 5 1,4―ブタンジオール180gと、テレフタル
酸194gと、ベンゼン―1,2,4―トリカルボ
ン酸無水物121gとを用い、合成例1と同様にし
て温度200℃で反応させ、クロロホルム不溶分7
重量%、環球軟化点127℃のポリエステル樹脂J
を製造した。 合成例 6 イソフタル酸299gと、ポリオキシプロピレン
(2,2)―2,2―ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)プロパン191gと、グリセロール75gとを
用い、合成例1と同様にして温度180℃で反応さ
せ、クロロホルム不溶分24重量%、環球軟化点
142℃のポリエステル樹脂Kを製造した。 合成例 7 1,4―ブタンジオール180gと、テレフタル
酸264gと、ベンゼン―1,2,4―トリカルボ
ン酸無水物671gとを用い、合成例1と同様にし
て温度200℃で反応させ、クロロホルム不溶分4
重量%、環球軟化点124℃のポリエステル樹脂L
を製造した。 合成例 8 イソフタル酸299gと、ポリオキシプロピレン
(2,2)―2,2―ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)プロパン158gと、グリセロール81gとを
用い、合成例1と同様にして温度180℃で反応さ
せ、クロロホルム不溶分28重量%、環球軟化点
150℃のポリエステル樹脂Mを製造した。 実施例 1 ポリエステル樹脂Aの96重量部にカーボンブラ
ツク4重量部を混合し、加熱、練肉、冷却、粉砕
及び分級の各工程による通常のトナーの製造方法
に従い、平均粒径15ミクロンの本発明トナーを製
造した。これを「試料1」とする。 実施例 2〜4 ポリエステル樹脂B〜Dの各々を用い、実施例
1と同様にして合計3種の本発明トナーを製造し
た。これらをそれぞれ「試料2」、「試料3」及び
「試料4」とする。 実施例 5 ポリエステル樹脂Aと、未架橋でクロロホルム
に可溶のスチレン―アクリル樹脂「ハイマー
SBM―73」(三洋化成工業社製)とを重量比が
8:2となる割合で混合して成る樹脂を用い、実
施例1と同様にして本発明トナーを製造した。こ
れを「試料5」とする。 比較例1及び2 ポリエステル樹脂E及びFの各々を用い、実施
例1と同様にして2種の比較用トナーを製造し
た。これらをそれぞれ「比較試料1」及び「比較
試料2」とする。 実験例 実施例1〜5によつて製造された試料1〜5並
びに比較例1及び2によつて製造された比較試料
1及び2の各々5重量部に鉄粉キヤリア95重量部
を混合して合計7種の現像剤を調製した。そし
て、表層をテフロン(デユポン社製ポリテトラフ
ルオロエチレン)で形成した熱ローラと、表層を
シリコンゴム「KE―1300RTV」(信越化学工業
社製)で形成した熱ローラとより成る定着器を装
備した電子写真複写機「U―Bix V」(小西六写
真工業社製)に前記現像剤の各々を適用して、通
常の電子写真法によつて形成された静電荷像を現
像し、形成されたトナー像を普通紙上に転写し、
定着器により定着処理し、次いで白紙を同様の条
件下で定着器に送つてこれにトナー汚れが生ずる
か否かを観察する操作を、前記定着器の熱ローラ
の設定温度を種々に変化させた状態で繰り返し、
オフセツト発生温度を求めた。 結果は定着性の評価と共に第1表に示す通りで
ある。
法などにおいて形成される静電荷像を現像するた
めのトナーに関するものである。 静電荷像の現像工程は、帯電せしめた微粒子を
静電引力により吸引せしめて静電荷像支持体の表
面に付着させ、これによつて静電荷像を可視化す
る工程である。 このような現像工程を遂行する具体的な方法と
しては、絶縁性有機液体中に顔料又は染料を微細
に分散させた液体現像剤を用いる湿式現像法と、
天然又は合成の樹脂より成るバインダー中にカー
ボンブラツク等の着色剤を含有せしめたトナーよ
り成る粉体現像剤を用いる、カスケード法、毛ブ
ラシ法、磁気ブラシ法、インプレツシヨン法、パ
ウダークラウド法などの乾式現像法とがある。 現像工程において可視化された画像はそのまま
支持体に定着されることもあるが、通常は転写紙
等の他の支持体に転写された後定着される。この
ようにトナーは単に現像工程に付されるのみなら
ず、それ以後の工程、即ち転写工程及び定着工程
にも付されるので、トナーにおいては、その性能
として、良好な現像性のみでなく、良好な転写性
及び定着性を有することが要求される。このう
ち、定着性に関する諸条件は最も厳しいものであ
り、従来からこのトナーの定着性の改良に関する
研究及びその成果が多数の文献に発表されてい
る。 現像工程において形成されたトナー像又はこれ
が転写された画像の定着は、一般に加熱定着方式
によるのが有利であり、この加熱定着方式には、
オーブン定着等の非接触加熱定着方式と、熱ロー
ラ定着等の接触加熱定着方式とがある。接触加熱
定着方式は、熱効率が高い点で優れており、特に
高速定着が可能であつて高速複写機の定着に好適
である。また、比較的低温の熱源を用いることが
できるため、この方式においては消費電力が少な
くてよく、複写機の小型化及びエネルギーの節約
を図ることができる。更に、定着器内に紙が滞留
した場合にも発火の危険がなく、この点において
も好ましい。 接触加熱定着方式はこのように種々の点で好ま
しいものであるが、この方式においては、オフセ
ツト現象の発生という重大な問題がある。これ
は、定着時に像を構成するトナーの一部が熱ロー
ラの表面に転移し、これが次に送られて来る転写
紙等に再転移して画像を汚すという現象である。
このオフセツト現象を防止するために、従来種々
の提案がなされ、一部実用化されている。その一
つは、熱ローラの表面にシリコンオイル等の離型
油を塗布しながら定着を行なうものであり、他は
トナーそれ自体にオフセツト防止性能を有せしめ
るものである。後者の手段は、シリコンオイル塗
布機構等が不要であるために定着器の構造が簡単
となり、シリコンオイルの補給等のメンテナンス
も不要である等の点で優れている。 而してオフセツト現象は、熱ローラの温度が高
くなると発生するものであり、従つてオフセツト
現象が発生する最低温度(以下「オフセツト発生
温度」という。)が高いもの程、非オフセツト性
が良好なトナーということができるが、トナーが
定着されるためにはその軟化点以上の温度に加熱
されることが必要であり、このため実際の熱ロー
ラ定着器においては、熱ローラの温度は、トナー
の軟化点以上でオフセツト発生温度より低い範囲
の定着可能温度域内の特定の温度に設定される。 然るに実際上は熱ローラの温度を完全に均一に
設定温度に維持することはできず、更に温度上考
慮されるべき事情があることから、定着可能温度
域が広く、しかもその高さが接触加熱定着方式の
利点を損わないようなトナーが望ましいものであ
る。 トナーのバインダーとしては従前よりビニル系
重合体が広く用いられており、ビニル系重合体を
バインダーとするトナーにおいて非オフセツト性
を得るために、当該重合体として高分子量のもの
を用いることが提案されているが、高分子量のビ
ニル系重合体はその軟化点が高く、従つてオフセ
ツト発生温度が高くても広い定着可能温度域を得
ることが困難であり、好適なトナーを得ることが
できない。 これに対し、ポリエステル樹脂は、低分子量の
ものを比較的容易に得ることができるので、これ
をバインダーとして用いて軟化点の低いトナーを
得ることができ、又ビニル系重合体をバインダー
としたトナーに比して、溶融したときの転写紙等
の支持体に対する「濡れ」が良く、略等しい軟化
点を有するビニル系重合体によるトナーに比し
て、より低い温度で十分な定着を行なうことがで
きる点で好ましい。 又トナーは、静電荷像支持体に対し、静電引力
を利用して付着され、或いは更に他の支持体に転
写されることから、一般に均一で安定した摩擦帯
電性を有することが必要である。トナーに摩擦帯
電性を付与する一般的な方法は、トナーを構成す
る樹脂粒子中に、染料などの電荷制御剤を含有せ
しめることである。従つてこのようなトナーの製
造においては、電荷制御剤を樹脂中に均一に分散
せしめるという厳しい条件が課されることとな
る。しかしながら、ポリエステル樹脂はそれ自体
が適当な摩擦帯電性を有し、このため電荷制御剤
を含有せしめることが不要、若しくは必要であつ
ても少量で十分であり、結局ポリエステル樹脂を
バインダーとすれば、トナーの製造を非常に容易
に達成することが可能である。 しかしポリエステル樹脂をバインダーとするト
ナーは、通常オフセツト発生温度が低くて広い定
着可能温度域を得ることとは困難であつた。 特開昭50−44836号公報には架橋されたポリエ
ステルを用いてオフセツト性を改善する試みがな
されているが、本発明者等が検討を行なつたとこ
ろ実用的な定着画像が得られる定着可能温度が高
く、定着可能温度域がなお狭いという欠点を有し
ている。 また特開昭56−21136号公報には水酸基価が50
〜150のポリエステルを用いる技術が開示されて
いるが、水酸基価を比較的高く設定するために縮
合反応を抑制しなければならず、このために重合
度が低くなつて耐オフセツト性に劣るという欠点
を有する。 本発明は以上の如き事情に基いてなされたもの
であつて、軟化点が低くてオフセツト発生温度が
高く、従つて定着可能温度域が広く、しかもその
高さが好適な、ポリエステル樹脂をバインダーと
する熱ローラ定着用静電荷像現像用トナーを提供
することを目的とする。 本発明においては、5〜25重量%のクロロホル
ム不溶分を含有するポリエステル樹脂をバインダ
ーとして用いて熱ローラ定着用静電荷像現像用ト
ナーを構成する。 本発明トナーは、そのバインダーが特定量のク
ロロホルムに不溶な高分子量成分を含有するポリ
エステル樹脂より成るものであるため、後述する
実施例の説明からも明らかなように、低い軟化点
と高いオフセツト発生温度とを有し、しかもそれ
らの温度点が適当な高さにあり、従つて広くて高
さの好適な定着可能温度域が得られる。この結
果、オフセツト現象を生ぜずに十分な定着を達成
するための、定着器の熱ローラの温度制御に対す
る条件が大幅に緩和され、熱ローラの温度の不均
一さに基くオフセツト現象の発生及び定着の不完
全さを伴うことなく、常に良好な定着を確実に達
成することが可能となる。 又トナーそれ自体が、ポリエステル樹脂による
通常負の摩擦帯電性を有し、従つて良好な摩擦帯
電性を付与するための有機染料等の添加が不要と
なり若しくは添加量が大幅に減少し、この結果、
例えば有機染料等の分散不良、分解変質等による
摩擦帯電性の変動並びに画像形成性の劣化が生ず
ることがない。 本発明においてバインダーとして用いるポリエ
ステル樹脂は、アルコールとカルボン酸との縮重
合によつて得られるが、用いられるアルコールと
しては、例えばエチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、1,2―
プロピレングリコール、1,3―プロピレングリ
コール、1,4―ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,4―ブテンジオール等のジオー
ル類、1,4―ビス(ヒドロキシメチル)シクロ
ヘキサン、及びビスフエノールA、水素添加ビス
フエノールA、ポリオキシエチレン化ビスフエノ
ールA、ポリオキシプロピレン化ビスフエノール
A等のエテル化ビスフエノール類、その他の二価
のアルコール単量体を挙げることができる。 又カルボン酸としては、例えばマレイン酸、フ
マール酸、メサコン酸、シトラコン酸、イタコン
酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハ
ク酸、アジビン酸、セバチン酸、マロン酸、これ
らの酸の無水物、低級アルキルエステルとリノレ
イン酸の二量体、その他の二価の有機酸単量体を
挙げることができる。 本発明において用いるポリエステル樹脂として
は、以上の二官能性単量体のみによる重合体のみ
でなく、三官能以上の多官能性単量体による成分
を含有する重合体を用いることも好適である。斯
かる多官能性単量体である三価以上の多価アルコ
ール単量体としては、例えばソルビトール、1,
2,3,6―ヘキサンテトロール、1,4―ソル
ビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリス
リトール、トリペンタエリスリトール、蕉糖、
1,2,4―ブタントリオール、1,2,5―ペ
ンタントリオール、グリセロール、2―メチルプ
ロパントリオール、2―メチル―1,2,4―ブ
タントリオール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、1,3,5―トリヒドロキシ
メチルベンゼン、その他を挙げることができる。 又三価以上の多価カルボン酸単量体としては、
例えば1,2,4―ベンゼントリカルボン酸、
1,2,5―ベンゼントリカルボン酸、1,2,
4―シクロヘキサントリカルボン酸、2,5,7
―ナフタレントリカルボン酸、1,2,4―ナフ
タレントリカルボン酸、1,2,4―ブタントリ
カルボン酸、1,2,5―ヘキサントリカルボン
酸、1,3―ジカルボキシル―2―メチル―2―
メチレンカルボキシルプロパン、テトラ(メチレ
ンカルボキシル)メタン、1,2,7,8―オク
タンテトラカルボン酸、エンポール三量体酸及び
これらの酸無水物、その他を挙げることができ
る。 以上のような三官能以上の多官能性単量体によ
る成分は、重合体における構造単位としてのアル
コール成分又は酸成分の各々における30〜80モル
%の割合で含有されるのが望ましい。 本発明において用いるポリエステル樹脂は、ク
ロロホルム不溶分が5〜25重量%のものである。
ここにクロロホルム不溶分とは、試料をクロロホ
ルムに溶解したときの濾紙不透過分をいい、次の
ようにして求められる。 樹脂試料を微粉砕し、40メツシユの篩を通過し
た試料粉体5.00gを採取し、濾過助剤ラジオライ
ト(#700)5.00gと共に容量150mlの容器に入
れ、この容器内にクロロホルム100gを注入し、
ボールミル架台に載せ5時間以上に亘つて回転せ
しめて充分に試料をクロロホルムに溶解せしめ
る。一方加圧濾過器内に直径7cmの濾紙(No.2の
もの)を置き、その上に5.00gのラジオライトを
均一にプレコートし、少量のクロロホルムを加え
て濾紙を濾過器に密着させた後、前記容器の内容
物を濾過器内に流し込む。更に容器を100mlのク
ロロホルムにより充分に洗浄して濾過器に流し込
み、容器の器壁に付着物が残留しないようにす
る。その後濾過器の上蓋を閉じ、濾過を行なう。
濾過は4Kg/cm2以下の加圧下にて行ない、クロロ
ホルムの流出が止まつた後にクロロホルム100ml
を加えて濾紙上の残留物を洗浄し、再び加圧濾過
を行なう。 以上の操作が完了した後、濾紙及びその上の残
渣並びにラジオライトのすべてをアルミホイル上
に載せて真空乾燥器内に入れ、温度80〜100℃、
圧力100mmHgの条件下で10時間乾燥せしめ、斯く
して得られた乾固物の総重量a(g)を測定し、次式
によりクロロホルム不溶分x(重量%)を求める。 x(重量%)=a(g)−濾紙の重量(g)−ラジオライトの
重量(10.00g)/サンプリング重量(5.00g)×100 このようにして求められるクロロホルム不溶分
は、ポリエステル樹脂においては、高分子量の重
合体成分若しくは架橋された重合体成分であり、
その分子量はおよそ200000以上であると考えられ
る。 以上の如きクロロホルム不溶分は、既述のアル
コールとカルボン酸との重合反応において、反応
条件を適当に選ぶこととにより、或いは適当な架
橋剤を反応系に存在せしめることにより、相当程
度制御された割合で形成することができる。 本発明においては、前記クロロホルム不溶分が
5〜25重量%のポリエステル樹脂をバインダーと
するが、クロロホルム不溶分が5重量%未満のポ
リエステル樹脂を用いると、得られるトナーはオ
フセツト発生温度が低くなり、又25重量%を越え
るポリエステル樹脂を用いると、トナーは軟化点
の高いものとなつて、何れの場合にも広い定着可
能温度域を得ることができず、又良好な定着を確
実に行うことができない。 尚、本発明において用いるポリエステル樹脂は
JIS K2351−1960に規定される環球法で測定した
時の軟化点が110〜160℃、特に120〜140℃のポリ
エステル樹脂が好ましい。 本発明トナーは、上述のポリエステル樹脂をバ
インダーとし、着色剤及び必要に応じて加えられ
る特性改良剤を含有して成り、磁性トナーとなす
場合には、着色剤と共に、或いは着色剤の代わり
に磁性体が含有せしめられる。 着色剤としては、カーボンブラツク、ニグロシ
ン染料(C.I.No.50415B)、アニリンブルー(C.I.No.
50405)、カルコオイルブルー(C.I.No.azoec
Blue3)、クロムイエロー(C.I.No.14090)、ウルト
ラマリンブルー(C.I.No.77103)、デユポンオイル
レツド(C.I.No.26105)、キノリンイエロー(C.I.
No.47005)、メチレンブルークロライド(C.I.No.
52015)、フタロシアニンブルー(C.I.No.74160)、
マラカイトグリーンオクサレート(C.I.No.
42000)、ランプブラツク(C.I.No.77266)、ローズ
ベンガル(C.I.No.45435)、これらの混合物、その
他を挙げることができる。これら着色剤は、十分
な濃度の可視像が形成されるに十分な割合で含有
されることが必要であり、通常バインダー100重
量部に対して1〜20重量部程度の割合とされる。 前記磁性体として、フエライト、マグネタイト
を始めとする鉄、コバルト、ニツケルなどの強磁
性を示す金属若しくは合金又はこれらの元素を含
む化合物、或いは強磁性元素を含まないが適当な
熱処理を施すことによつて強磁性を示すようにな
る合金、例えばマンガン―銅―アルミニウム、マ
ンガン―銅―錫などのマンガンと銅とを含むホイ
スラー合金と呼ばれる種類の合金、又は二酸化ク
ロム、その他を挙げることができる。これらの磁
性体は平均粒径0.1〜1ミクロンの微粉末の形で
バインダー中に均一に分散される。そしてその含
有量は、トナー重量部当り20〜70重量部:好まし
くは40〜70重量部である。 又前記特性改良剤は、トナーの流動性、非フイ
ルミング性即ちキヤリア又は静電荷像支持体の一
部が付着して生ずるフイルミングを起こさない特
性、粉砕性、帯電性等の特性を改良する目的で含
有されるものであつて、これには樹脂が含まれ
る。好ましく用いられる樹脂は、例えば未架橋の
重合体であつてクロロホルム不溶分を含有しない
ものであり、例えばスチレン、パラクロルスチレ
ンなどのスチレン類、ビニルナフタレン、例えば
塩化ビニル、臭化ビニル、フツ化ビニル、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル、
酪酸ビニルなどのビニルエステル類、例えばアク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n
―ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ド
デシル、アクリル酸n―オクチル、アクリル酸2
―クロルエチル、アクリル酸フエニル、α―クロ
ルアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチルなどのメチ
レン脂肪族カルボン酸エステル類、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、例
えばビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエ
ーテル、ビニルエチルエーテルなどのビニルエー
テル類、例えばビニルメチルケトン、ビニルヘキ
シルケトンなどのビニルケトン類、例えばN―ビ
ニルピロール、N―ビニルカルバゾール、N―ビ
ニルインドール、N―ビニルピロリドンなどのN
―ビニル化合物類、その他の単量体を重合せしめ
て得られるホモポリマー又はこれらの単量体の2
種以上を組み合わせて共重合せしめて得られるコ
ポリマー或いはそれらの混合物、又は例えばロジ
ン変性フエノールホルマリン樹脂、油変性エポキ
シ樹脂、ポリウレタン樹脂、セルローズ樹脂、ポ
リエーテル樹脂などの非ビニル系熱可塑性樹脂な
どの非ビニル系樹脂、或いはそれらと上述のビニ
ル系樹脂との混合物を挙げることができる。 これらの樹脂は、本発明による効果を阻害しな
い範囲で、バインダーの30重量%以下の含有割合
で含有せしめることができる。 以下本発明の実施例について説明するが、本発
明がこれらに限定されるものではない。 合成例 1 テレフタル酸299gと、ポリオキシプロピレン
(2.2)―2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニ
ル)プロパン211gと、ペンタエリスリトール82
gとを、温度計、ステンレススチール製攪拌器、
ガラス製窒素ガス導入管及び流下式コンデンサを
備えた丸底フラスコ内に入れ、このフラスコをマ
ントルヒーターにセツトし、窒素ガス導入管より
窒素ガスを導入してフラスコ内を不活性雰囲気に
保つた状態で昇温せしめた。そして0.05gのジブ
チル錫オキシドを加え、軟化点において反応を追
跡しながら温度200℃で反応せしめ、以つてクロ
ロホルム不溶分17重量%のポリエステル樹脂Aを
製造した。このポリエステル樹脂Aの環球軟化点
(JIS K1351−1960の方法による。以下において
同じ。)は131℃であつた。 合成例 2 イソフタル酸299gと、ポリオキシプロピレン
(2,2)―2,2―ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)プロパン211gと、グリセロール74gとを
用い、合成例1と同様にして温度180℃で反応さ
せ、クロロホルム不溶分21重量%、環球軟化点
135℃のポリエステル樹脂Bを製造した。 合成例 3 1,4―ブタンジオール270gと、テレフタル
酸150gと、ベンゼン―1,2,4―トリカルボ
ン酸無水物231gとを用い、合成例1と同様にし
て温度200℃で反応させ、クロロホルム不溶分12
重量%、環球軟化点128℃のポリエステル樹脂C
を製造した。 合成例 4 トリエチレングリコール300gと、イソフタル
酸182gと、ベンゼン―1,2,4―トリカルボ
ン酸138gとを用い、合成例1と同様にして温度
200℃で反応させ、クロロホルム不溶分17重量%、
環球軟化点130℃のポリエステル樹脂Dを製造し
た。 比較合成例 1 テレフタル酸332gと、ポリオキシプロピレン
(2,2)―2,2―ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)プロパン90gと、ペンタエリスリトール
175gとを用い、合成例1と同様にして反応させ、
クロロホルム不溶分43重量%、環球軟化点190℃
のポリエステル樹脂Eを製造した。 比較合成例 2 1,4―ブタンジオール180gと、テレフタル
酸307gと、ベンゼン―1,2,4―トリカルボ
ン酸38gとを用い、合成例1と同様にして反応さ
せ、クロロホルム不溶分2重量%、環球軟化点
124℃のポリエステル樹脂Fを製造した。 比較合成例 3 特開昭50−44836号公報にあるbの追試を行
なつた。即ち、ジメチルイソフタレート50g、ジ
メチルイソフタレート50g、ジメチルテレフタレ
ート50g、エチレングリコール69g、酢酸亜鉛10
mg及び三酸化アンチモン20mgから成る混合物を窒
素中200℃で加熱し、発生するメタノールを蒸発
させた。ついで、2―ヒドロキシメチル―1,3
―プロパンジオール2.9gを添加して温度を235℃
に上げ、反応容器内を徐々に真空にして生成物が
もはやクロロホルムに溶解しなくなるまで反応を
続けて比較用のポリエステル樹脂Gを得た。 比較合成例 4 特開昭56−21136号公報の樹脂No.4及びNo.5に
ついて追試を行なつた。即ち、ネオペンチルグリ
コールもしくはトリメチロールプロパンと蒸留水
を仕込み、かきまぜながら80℃にまで昇温し保温
した。 次にテレフタル酸を徐々に加え良くかきまぜ
た。いで、触媒ジブチルチンオキサイドを加え、
180℃〜190℃まで昇温し反応させた。縮合水の量
が理論量の半量に達したら、更に220℃にまで昇
温し反応を継続した。終点は酸価により決定し
た。 上記の合成手段により次に挙げるモノマーおよ
び蒸留水、触媒の仕込量で比較用のポリエステル
樹脂2種を合成した。 ポリエステル樹脂Hは、ネオペンチルグリコー
ルを611.5g、トリメチロールプロパンを225.1
g、テレフタル酸を1162g、蒸留水を75.6g、触
媒を11.6g用いて製造した。このポリエステル樹
脂Hのクロロホルム不溶分は0重量%、ガラス転
移点は62℃、軟化点は119℃、水酸基価は98(mg.
KOH/g)であつた。 ポリエステル樹脂は、ネオペンチルグリコー
ルを538.7g、トリメチロールプロパンを365.8
g、テレフタル酸を1162g、蒸留水を75.6g、触
媒を12.0gを用いて製造した。このポリエステル
樹脂のクロロホルム不溶分は2重量%、ガラス
転移点は58℃、軟化点は126℃、水酸基価は142
(mg.KOH/g)であつた。 合成例 5 1,4―ブタンジオール180gと、テレフタル
酸194gと、ベンゼン―1,2,4―トリカルボ
ン酸無水物121gとを用い、合成例1と同様にし
て温度200℃で反応させ、クロロホルム不溶分7
重量%、環球軟化点127℃のポリエステル樹脂J
を製造した。 合成例 6 イソフタル酸299gと、ポリオキシプロピレン
(2,2)―2,2―ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)プロパン191gと、グリセロール75gとを
用い、合成例1と同様にして温度180℃で反応さ
せ、クロロホルム不溶分24重量%、環球軟化点
142℃のポリエステル樹脂Kを製造した。 合成例 7 1,4―ブタンジオール180gと、テレフタル
酸264gと、ベンゼン―1,2,4―トリカルボ
ン酸無水物671gとを用い、合成例1と同様にし
て温度200℃で反応させ、クロロホルム不溶分4
重量%、環球軟化点124℃のポリエステル樹脂L
を製造した。 合成例 8 イソフタル酸299gと、ポリオキシプロピレン
(2,2)―2,2―ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)プロパン158gと、グリセロール81gとを
用い、合成例1と同様にして温度180℃で反応さ
せ、クロロホルム不溶分28重量%、環球軟化点
150℃のポリエステル樹脂Mを製造した。 実施例 1 ポリエステル樹脂Aの96重量部にカーボンブラ
ツク4重量部を混合し、加熱、練肉、冷却、粉砕
及び分級の各工程による通常のトナーの製造方法
に従い、平均粒径15ミクロンの本発明トナーを製
造した。これを「試料1」とする。 実施例 2〜4 ポリエステル樹脂B〜Dの各々を用い、実施例
1と同様にして合計3種の本発明トナーを製造し
た。これらをそれぞれ「試料2」、「試料3」及び
「試料4」とする。 実施例 5 ポリエステル樹脂Aと、未架橋でクロロホルム
に可溶のスチレン―アクリル樹脂「ハイマー
SBM―73」(三洋化成工業社製)とを重量比が
8:2となる割合で混合して成る樹脂を用い、実
施例1と同様にして本発明トナーを製造した。こ
れを「試料5」とする。 比較例1及び2 ポリエステル樹脂E及びFの各々を用い、実施
例1と同様にして2種の比較用トナーを製造し
た。これらをそれぞれ「比較試料1」及び「比較
試料2」とする。 実験例 実施例1〜5によつて製造された試料1〜5並
びに比較例1及び2によつて製造された比較試料
1及び2の各々5重量部に鉄粉キヤリア95重量部
を混合して合計7種の現像剤を調製した。そし
て、表層をテフロン(デユポン社製ポリテトラフ
ルオロエチレン)で形成した熱ローラと、表層を
シリコンゴム「KE―1300RTV」(信越化学工業
社製)で形成した熱ローラとより成る定着器を装
備した電子写真複写機「U―Bix V」(小西六写
真工業社製)に前記現像剤の各々を適用して、通
常の電子写真法によつて形成された静電荷像を現
像し、形成されたトナー像を普通紙上に転写し、
定着器により定着処理し、次いで白紙を同様の条
件下で定着器に送つてこれにトナー汚れが生ずる
か否かを観察する操作を、前記定着器の熱ローラ
の設定温度を種々に変化させた状態で繰り返し、
オフセツト発生温度を求めた。 結果は定着性の評価と共に第1表に示す通りで
ある。
【表】
第1表中「不溶分」はクロロホルム不溶分を、
軟化点は環球軟化点を表わす。 以上の結果から明らかなように、本発明に係る
トナーである試料1〜5は何れも高いオフセツト
発生温度を有すると共に、軟化点はバインダーの
軟化点に略等しいことからこれは低く、従つて広
くて適当な高さの定着可能温度域を有するもので
ある。 これに対し、ポリエステル樹脂ではあつてもク
ロロホルム不溶分が高いものによる比較試料1
は、当該バインダーの環球軟化点が高いため、定
着可能温度域が狭くてしかも高く、定着性も良く
ない。又クロロホルム不溶分の含有量が少ないポ
リエステルによる比較試料2は、オフセツト発生
温度が極めて低く、実際上定着することができな
いものであつた。 比較例3,4及び5 比較例1及び2と同様にして比較用のポリエス
テル樹脂G、H及びIの各々を用いて比較用トナ
ーを製造した。これらをそれぞれ「比較試料3」、
「比較試料4」及び「比較試料5」とする。そし
てこれらによる現像剤を用いて上記と同様の実験
を行なつたところ、比較試料3オフセツト発生温
度が215℃であつて定着性が不良であり、また比
較試料4及び比較試料5は、それぞれ140℃及び
145℃でオフセツト現象が発生した。 実施例6及び比較例7 実施例1と同様にして、ポリエステル樹脂J、
K、L及びMを用いてトナーを製造した。これら
をそれぞれ「試料6」、「試料7」、「試料8」及び
「試料9」とする。そしてこれらを用いて現像剤
を調製して上記と同様にしてオフセツト発生温度
と定着性を求めた。結果は第2表に示す通りであ
る。
軟化点は環球軟化点を表わす。 以上の結果から明らかなように、本発明に係る
トナーである試料1〜5は何れも高いオフセツト
発生温度を有すると共に、軟化点はバインダーの
軟化点に略等しいことからこれは低く、従つて広
くて適当な高さの定着可能温度域を有するもので
ある。 これに対し、ポリエステル樹脂ではあつてもク
ロロホルム不溶分が高いものによる比較試料1
は、当該バインダーの環球軟化点が高いため、定
着可能温度域が狭くてしかも高く、定着性も良く
ない。又クロロホルム不溶分の含有量が少ないポ
リエステルによる比較試料2は、オフセツト発生
温度が極めて低く、実際上定着することができな
いものであつた。 比較例3,4及び5 比較例1及び2と同様にして比較用のポリエス
テル樹脂G、H及びIの各々を用いて比較用トナ
ーを製造した。これらをそれぞれ「比較試料3」、
「比較試料4」及び「比較試料5」とする。そし
てこれらによる現像剤を用いて上記と同様の実験
を行なつたところ、比較試料3オフセツト発生温
度が215℃であつて定着性が不良であり、また比
較試料4及び比較試料5は、それぞれ140℃及び
145℃でオフセツト現象が発生した。 実施例6及び比較例7 実施例1と同様にして、ポリエステル樹脂J、
K、L及びMを用いてトナーを製造した。これら
をそれぞれ「試料6」、「試料7」、「試料8」及び
「試料9」とする。そしてこれらを用いて現像剤
を調製して上記と同様にしてオフセツト発生温度
と定着性を求めた。結果は第2表に示す通りであ
る。
Claims (1)
- 1 バインダーが三官能以上の多官能性単量体に
よる成分を含有するポリエステル樹脂からなる静
電荷像現像用トナーであり、該ポリエステル樹脂
が5〜25重量%のクロロホルム不溶分を有するこ
とを特徴とする熱ローラー定着用静電荷像現像用
トナー。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56093703A JPS5811952A (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | 熱ローラ定着用静電荷像現像用トナー |
| GB08216634A GB2100873B (en) | 1981-06-19 | 1982-06-08 | Toner for developing electrostatic latent image |
| DE3249874A DE3249874C3 (de) | 1981-06-19 | 1982-06-18 | Toner zum Entwickeln latenter elektrostatischer Bilder |
| DE19823222928 DE3222928C2 (de) | 1981-06-19 | 1982-06-18 | Toner zum Entwickeln latenter elektrostatischer Bilder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56093703A JPS5811952A (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | 熱ローラ定着用静電荷像現像用トナー |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2103125A Division JPH0367267A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 熱ローラ定着用静電荷像現像用トナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5811952A JPS5811952A (ja) | 1983-01-22 |
| JPS6360902B2 true JPS6360902B2 (ja) | 1988-11-25 |
Family
ID=14089760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56093703A Granted JPS5811952A (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | 熱ローラ定着用静電荷像現像用トナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811952A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0713749B2 (ja) * | 1983-04-26 | 1995-02-15 | キヤノン株式会社 | 画像形成法 |
| JPS6368854A (ja) * | 1986-09-10 | 1988-03-28 | Kao Corp | 電子写真用現像剤組成物 |
| JP2636295B2 (ja) * | 1988-02-10 | 1997-07-30 | コニカ株式会社 | 画像形成方法 |
| JP2636300B2 (ja) * | 1988-02-24 | 1997-07-30 | コニカ株式会社 | 画像形成方法 |
| JP2636303B2 (ja) * | 1988-03-03 | 1997-07-30 | コニカ株式会社 | 静電像現像剤 |
| JP2636304B2 (ja) * | 1988-03-03 | 1997-07-30 | コニカ株式会社 | 画像形成方法 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1054421A (en) * | 1973-07-18 | 1979-05-15 | Thomas A. Jadwin | Electrographic developing composition and process |
| US3938992A (en) * | 1973-07-18 | 1976-02-17 | Eastman Kodak Company | Electrographic developing composition and process using a fusible, crosslinked binder polymer |
| DE2435894A1 (de) * | 1973-10-26 | 1975-04-30 | Xerox Corp | Feinverteilte tonerteilchenzusammensetzung |
| JPS5486342A (en) * | 1977-12-21 | 1979-07-09 | Hitachi Chemical Co Ltd | Toner for static charge picture development |
| JPS6036582B2 (ja) * | 1979-05-08 | 1985-08-21 | キヤノン株式会社 | 現像用トナ− |
| JPS5810743B2 (ja) * | 1979-07-27 | 1983-02-26 | 日立金属株式会社 | 静電潜像現像用磁性トナ− |
| JPS5911902B2 (ja) * | 1980-08-15 | 1984-03-19 | コニカ株式会社 | 静電荷像現像用トナ− |
| GB2100873B (en) * | 1981-06-19 | 1984-11-21 | Konishiroku Photo Ind | Toner for developing electrostatic latent image |
| JPS5911902A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP56093703A patent/JPS5811952A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5811952A (ja) | 1983-01-22 |
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