JPS644317B2 - - Google Patents

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JPS644317B2
JPS644317B2 JP10300181A JP10300181A JPS644317B2 JP S644317 B2 JPS644317 B2 JP S644317B2 JP 10300181 A JP10300181 A JP 10300181A JP 10300181 A JP10300181 A JP 10300181A JP S644317 B2 JPS644317 B2 JP S644317B2
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JP
Japan
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lamp
output
power supply
supply voltage
circuit
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JP10300181A
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Inventor
Satoshi Kubota
Yoshasu Sakaguchi
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は放電灯定入力点灯装置に関するもの
で、水銀灯、メタルハライド灯及び高圧ナトリウ
ム灯などの3種ランプを定入力始動(始動過程の
入力電流が定格時の入力電流以下であること)さ
せ、且つこの3種ランプをそれぞれの定格出力に
達するように制御することを目的とした点灯装置
に関するものである。 第1図は従来の点灯回路を示すもので、この主
回路構成は電源電圧Eに交流制御素子S1、限流イ
ンダクタンスCH1、放電灯Lの直列回路を接続
し、交流制御素子S1の両端にコンデンサC1と抵
抗R1の直列回路と、補助チヨークCH2を接続し、
かつ電源電圧Eの両端に力率改善用コンデンサ
C0を接続するものである。Ctは制御回路、Lは
放電灯を示す。 次に制御回路について第2図を参照して説明す
る。 電源電圧Eは両端に電源電圧ゼロクロス回路を
接続し、第3図ニに示すような電源電圧Eがゼロ
クロスする点より一定位相T0まで“L”レベル
の信号を出力する。又転流検出回路を交流制御素
子S1のアノード・カソード間に接続する。この交
流制御素子S1はランプ電流が転流するとオフとな
り、両端に第3図ロに示すような電圧を生ずる。
この電圧を検出し、第3図ハに示すような信号を
出力する。第2図において電源電圧ゼロクロス検
出回路の出力信号をアツプカウンタのロード端子
に接続し、アツプカウンタではこの検出回路より
の信号が“L”レベルにあるT0まで、初期値を
プリセツトし(第3図ニ参照)、T0なる位相より
クロツク1の出力を加算していく。 転流検出回路の出力はラツチ回路とダウンカウ
ンタに与えられる。T0よりクロツク1の出力を
加算ていくアツプカウンタの出力は、転流検出回
路の出力(第3図ハ参照)の立上りでラツチに読
み込まれる。ラツチでは次の半サイクルでの転流
検出回路出力の立上りまで読み込んだ出力を保持
し、そして新しく更新される。 ダウンカウンタでは転流検出回路出力が“L”
レベルにあるときラツチで保持している前半サイ
クルのアツプカウンタの出力を読み取り、転流検
出回路出力が“H”レベルになると、その読み込
んだ数値よりクロツク2を減算してゆく。ゼロ比
較回路ではダウンカウンタの出力がゼロになつた
ら、トリガ回路に信号を出し、トリガ回路では交
流制御素子S1にトリガをかけ導通させる。つまり
アツプカウンタでランプ電流が転流するまでカウ
ントした値をラツチによつて半サイクル遅延し、
その数値より減算することにより転流位相Tに対
する交流制御素子S1のオフ期間△Tを作り出して
いる(第4図参照)。 第5図に転流位相To-1とオフ期間△Toの関係
を示している。To-1は(n−1)すなわちnの
前の半サイクルにおけるランプ電流の転流位相を
示す。△To-1は(To-1)の関数であり、Aは始
動直後、Bはメタルハライドランプ、Cは高圧ナ
トリウム灯の安定点を示す。このように転流位相
To-1が遅れている時はオフ期間△Toも大きく、
転流位相が前に進むにつれて△Toも小さくなつ
てゆく。この傾きはクロツク1、クロツク2の周
期を変えることにより自由に変えることができ
る。ここで用いられている水銀灯、メタルハライ
ドランプ、高圧ナトリウム灯などの放電灯は、始
動直後はランプコンダクタンスが高く、定格点灯
に移行するに従つて、ランプコンダクタンスが減
少していく特性を有しているため、限流インダク
タンスのみで点灯した場合、始動直後に大きな電
流が流れ、定格に近づくにつれて電流値が小さく
なつてゆく。このような性質を持つランプを定入
力始動するために第1図に示す主回路で始動直後
は交流制御素子S1のオフ期間を長くし、ランプ電
流を絞り込み、定格に移行するに従つてオフ期間
を短くするような制御をすればよいことがわか
る。 始動過程で、ランプコンダクタンスが大より小
に変化をするということは、それによつてランプ
電流の電源電圧に対する位相も変化することを意
味し、始動直後はランプ電流の位相が遅れるた
め、転流位相Tとオフ期間△Tの関係は第5図で
A点(始動直後)にあり、オフ期間を大にするよ
うに制御し、定格に近づくにつれて、第5図に示
す制御条件上を左に進み、ゆつくりとオフ期間△
Tを減少させていき、B点に至つて安定する。よ
つて第5図に示す制御条件が定入力始動させるた
めの制御条件であることがわかる。 ここで前半サイクルの転流位相To-1を用いて、
△Toを定めているのは、第5図に示す制御直線
上で動作点を収束させるためである。 このような転流位相とオフ期間の関係が定入力
始動の要件であるが、水銀灯、メタルハライドラ
ンプの定格安定点と高圧ナトリウムランプの定格
安定点とは異なり、第5図でB点が水銀灯、メタ
ルハライドランプの定格安定点とすると、高圧ナ
トリウムランプの定格安定点は第5図のC点のよ
うに約4゜右側にずれている。これは水銀灯、メタ
ルハライドランプと高圧ナトリウムランプの性質
の違いによるものであるが、このように定格安定
点が異なると、例えば水銀灯、メタルハライドラ
ンプの定格安定点を通る第5図実線の定入力制御
条件と、高圧ナトリウムランプの定格安定点を通
る破線の定入力制御条件では高圧ナトリウムラン
プの転流位相To-1が同じでも交流制御素子の
OFF期間△Toが大きく従つて実線の条件では高
圧ナトリウムランプが定格に達しないことは明ら
かである。逆に水銀灯、メタルハライドランプで
は破線の条件ではOFF期間△Toが小さくなり過
出力となる。 定入力始動するための転流位相Tとオフ期間△
Tの関係は傾き1.0以上必要であり、BC両点を通
る直線制御条件では定入力始動が不可能である。
本発明はこのような欠点を改善し、3種のランプ
(水銀灯、メタルハライドランプ、高圧ナトリウ
ム灯)のランプを定入力始動し、且つ定格出力に
達するよう制御するために提案されたものであ
る。 本発明の回路構成は第1図と同等であるが、制
御条件を異にするものである。すなわち第5図で
示してある制御条件を第6図実線のような制御条
件とする。Bは水銀灯、メタルハライドランプの
定格安定点、Cは高圧ナトリウムランプの定格安
定点を示す。従来例では0〜T0までの部分は、
ランプの動作点とは直接関係なく、単なる調整個
所しかすぎなかつたが、本発明ではT0及び初期
値を高圧ナトリウム灯の安定点を通るように調整
する。こうすることによつて水銀灯、メタルハラ
イドランプの安定点をも通ることになる。始動過
程は傾き1.0以上の傾きを用いる。このような制
御をすることにより定入力制御ができ、かつ3種
ランプを定格出力になるように設定できる。 叙上のように、本発明によれば3種のランプの
共用の定入力始動が可能になり、従来水銀灯、メ
タルハライドランプ用の制御条件と高圧ナトリウ
ム灯用の制御条件の2種類が必要であつたが、本
発明によれば共通の制御条件で3種のランプを定
入力始動で定格に達するよう制御することが可能
とすることができる。 第7図に限流インダクタンスのみで放電灯を点
灯した場合の、ランプ電圧V〓la、限流インダクタ
ンス両端電圧V〓CH、電源電圧V〓Sの関係を示してい
るが、ランプ電流I〓laの電源電圧V〓Sに対する位相
Tは、 T=tan-1VCH/Vla=tan-1Ila・ωL/Vla ……(1) と表わせる。ここにωは角周波数、Lはインダク
タンス、I〓laはランプ電流である。 よつて水銀灯及びメタルハライドランプの定電
圧特性を持つランプは電源電圧VSの増減により、
ランプ電流が増減し(1)式より電源電圧大であると
Tは大となり、電源電圧小であるとTは小とな
る。 よつて本制御回路では第5図に示す制御条件に
従つて、電源電圧大で交流制御素子S1のオフ期間
△Tを大きく、電源電圧小で△Tを小さくするよ
う制御し、ランプ電流、ランプ電力の変化を小さ
くするように制御するが、しかし、これでもまだ
不十分であり、第6図のような制御では定格安定
時のオフ期間△Tが一定であるため、なおさら変
動率が大きい。 高圧ナトリウムランプは定電流特性を持つラン
プで、電源電圧VSの増減でVlaが増減するため、
(1)式より電源電圧大でTは小、電源電圧小でTは
大となり、水銀灯メタルハライドランプとは逆に
なる。従つて第5図の制御ではますますランプ電
流、ランプ出力の変動率は悪化する。また第6図
の制御でも定格安定時のオフ期間△Tが一定であ
るので変動率は大きい。このように電源電圧変動
によつてランプ電流、ランプ出力の変動率が大き
いと、ランプ出力の増大によるランプ寿命の劣化
またランプ電流の減少による立消えを生じたりす
る。次の実施例はこのような欠点を解決すべく提
案された。主回路構成は第1図と同等である。 つぎに初期値回路を説明する。第8図において
ブロツクAでは電源電圧Eに全波整流回路DB1
を接続し、出力端に抵抗R1,R2の直列回路を接
続する。抵抗R1とR2の接続点にツエナダイオー
ドZDのカソードを接続し、アノードにトランジ
スタTr1のベースを接続する。Tr1のベース・エ
ミツタ間に抵抗R4をつなぎ、エミツタを全波整
流回路の負の端子に接続する。(以下アースライ
ンという)トランジスタTr1のコレクタは抵抗R3
を経て、バイアス電源VCCに接続する。抵抗R2
両端には電源電圧Eを全波整流し分圧した電圧を
生じ、その電圧がツエナダイオードZDのツエナ
電圧VZD以上になつたとき、ツエナダイオードZD
はオンし、トランジスタTr1をオンさせる。トラ
ンジスタTr1のコレクタ電圧は第9図ロに示すよ
うになり、電源電圧の変動によりTr1のオフ期間
は変化する。 一方電源ゼロクロス回路より単安定マルチを経
て単安定マルチの出力Q(第9図ハ参照)とトラ
ンジスタTr1のコレクタ電圧のオアを取る(第9
図ホ参照)。単安定マルチの出力の出力側に抵
抗R5、コンデンサC1の直列回路を接続し、C1
他端はアースラインに接続する。抵抗R5とコン
デンサC1の接続点より信号を取ることにより
を遅延させ、Qとのアンドを取ることにより第9
図ヘに示すようなパルスを得る。オアゲートの出
力をアツプカウンタaのイネーブル端子Eにつな
ぎ、アンドゲートの出力をアツプカウンタaのリ
セツト端子Rにつなぐ。アンドゲートの出力(第
9図ヘ)によつてアツプカウンタaはゼロにセツ
トされ、オアゲートの出力(第9図ホ)が“L”
レベルにあるとき、アツプカウンタaはクロツク
1の出力を加算する。このアツプカウンタaの出
力をアツプカウンタbに与える。このアツプカウ
ンタbは従来例のアツプカウンタの機能と同等で
ある。オアゲートの出力が“L”レベルである期
間加算された出力はアツプカウンタbの初期値と
して読み込まれる。従つて電源電圧Eが上昇した
とき、オアゲートの出力が“L”レベルである期
間は、〓・bから〓・cと延び(第9図ホ参
照)、よつて初期値は大きくなり、逆に電源電圧
Eが下降したときは〓・aと“L”レベルであ
る期間は短くなり、初期値も小さくする(T〓を
調整して電源電圧200V時の初期値に合わせる)。
このように電源電圧変動によつて初期値を変える
ことによつて、転流位相Tと交流制御素子S1のオ
フ期間△Tの関係は第10図、第11図のように
なる。 このように電源電圧が上昇すると、オフ期間が
長くなるため電流は絞り込まれ、ランプ電流の上
昇は少なくなり、ランプ出力の増加も減る。また
逆に電源電圧が下降するとオフ期間が短くなり、
電流を増やす方向に働くため、ランプ電流の減少
は少なくなり、ランプ出力の低下も小さくなる。 このような電源電圧変動によつて初期値が変化
するような制御をすることによつて、電源電圧変
動によるランプ電流、ランプ出力の変動率を小さ
くすることが可能であり、ランプ寿命の劣化、ラ
ンプの立消え、光束変化による不快感等のランプ
電流、出力の変動率の悪さに伴なうさまざまな事
を緩和することができる利点がある。 第12図は制御回路の他の実施例を示す。 制御回路はクロツク1とクロツク1′の出力を
切換え回路をしている。この切換え回路の出力側
はアツプカウンタに接続する。電源電圧ゼロクロ
ス検出回路出力は遅延回路に与えられる。この遅
延回路の出力は切換え回路に与えられる。他の構
成は第2図の場合と同等である。 第13図にこの回路のタイミングチヤートを示
す。イは電源電圧、ランプ電流、転流位相を示
す。アツプカウンタは電源電圧ゼロクロス検出出
力(第13図ロ)の“L”レベルであるT0まで
初期値を読み込む。 遅延回路では(第13図ハ)に示すような波形
を出力し、切換え回路では(13図ニ)に示すよ
うに遅延回路出力が“H”レベルにあるときはク
ロツク1′を出力し、“L”レベルではクロツク1
を出力する。 つまりアツプカウンタでは(第13図ハ)に示
すT〓なる位相までクロツク1′を加算し、T〓より
クロツク1を加算する。後の動作状態は第一実施
例と同じである。このように毎半サイクルのT〓
なる位相でクロツクを切換え、クロツク1′の周
期をクロツク1に比べ大きくすることによつて、
第14図に示すようにT〓なる位相でアツプカウ
ンタのカウント数は変曲点を持ち、従つて転流位
相Tとオフ期間△Tの関係は、第15図に示すよ
うにT〓なる位相より前では傾きを小さくできる。 3種のランプの定格安定点は第16図及び第1
表に示すように限流インダクタンスの値によつて
も、高圧ナトリウムランプと水銀灯、メタルハラ
イド灯は異なり、水平もしくはやや右上りの線上
に乗つている。従つて本制御回路で位相T〓を高
圧ナトリウムランプの定格安定点(第1表)に合
せ、クロツク1′の周期を3種のランプの定格安
定点を通るよう調整することにより、第15図に
示すような制御条件のもとに定入力制御で3種の
ランプを定格に移行できる。
【表】 ここにVZはI=3.3Aにおける限流インダクタ
ンスCH1のインピーダンス電圧を示す。 第1表に示した値は中心値であり、±2゜程度の
巾を持つている。 第17図は制御回路の他の実施例を示す。 電源電圧ゼロクロス検出回路は遅延回路を経て
アツプカウンタに接続される。その他の構成は第
12図の場合と同じである。動作状態は従来初期
値を読み込む位相T0を遅延回路によつて遅延さ
せ、T0を高圧ナトリウムランプの定格安定点に
合わせ、初期値を調整する。 このようにすることによつて第18図に示すよ
うにT0なる位相で傾は変曲点を持ち、第1表に
示す定格安定点に近づけることができ、3種のラ
ンプ間の出力差を小さくでき、かつ定入力始動を
行うことができる。 次に他の実施例について説明する。 なお説明の都合上、従来例の欠点についての説
明をくりかえす。 主回路構成は電源電圧Eに交流制御素子S1、限
流インダクタンスCH1、放電灯Lの直列回路を接
続し、交流制御素子S1の両端にコンデンサC1
抵抗R1の直列回路と補助チヨークCH2をつなぐ。
電源電圧Eの両端に力率改善用コンデンサC0
接続する(第1図参照)。次に第2図の制御回路
について説明する。 電源電圧Eの両端に電源ゼロクロス検出回路を
接続し、第3図ニに示すようなゼロクロス点より
一定位相T0まで“L”レベルの信号を出力する。
転流検出回路を交流制御素子S1のアノード・カソ
ード間に接続する。交流制御素子S1はランプ電流
が転流するとオフとなり両端に第3図ロに示すよ
うな電圧を生ずる。この電圧を検出し、転流検出
回路では第3図ハに示すような信号を出力する。
電源ゼロクロス検出回路の出力信号をアツプカウ
ンタのロード端子に与え、アツプカウンタではこ
の信号が“L”レベルにあるT0まで初期値をプ
レセツトし、T0なる位相よりクロツク1を加算
していく。 転流検出回路の出力はラツチとダウンカウンタ
に接続する。T0よりクロツク1を加算してゆく
アツプカウンタの出力は、転流検出回路の出力
(第3図ハ)の立上りでラツチに読み込まれる。
ラツチでは次の半サイクルでの転流検出回路出力
の立上りまで読み込んだ出力を保持し、そしてま
た読込の出力は更新される。 ダウンカウンタでは転流検出回路出力が“L”
レベルにあるとき、ラツチで保持している前半サ
イクルのアツプカウンタの出力を読み取り、転流
検出回路が“H”レベルになると、その読み込ん
だ数値よりクロツク2を減算していく。 ゼロ比較回路ではダウンカウンタの出力がゼロ
になつたら、トリガ回路に信号を出し、トリガ回
路では交流制御素子S1にトリガをかけ導通させ
る。すなわちアツプカウンタでランプ電流が転流
するまでカウントした値を、ラツチにより半サイ
クル遅延し、その数値より減算することにより転
流位相Tに対する交流制御素子S1のオフ期間△T
を作り出している(第4図参照)。第5図に転流
位相To-1とオフ期間△Toの関係を示している。
ここで用いられている水銀灯、メタルハライドラ
ンプ、高圧ナトリウムランプ等の放電灯は、始動
直後はランプコンダクタンスが高く、定格点灯に
移行するに従つてランプコンダクタンスが減少し
てゆく性質を持つている。そのため限流インダク
タンスのみで点灯した場合は、始動直後は大きな
電流が流れ、定格に近づくにつれて電流値は小さ
くなつてゆく。しかしこの第5図の制御条件を持
つ点灯装置では、始動直後ランプコンダクタンス
が高いときは、ランプ電流の電源電圧に対する位
相も遅れるため、その転流位相を検出し、交流制
御素子のオフ期間を長くし、ランプ電流を絞り込
み(第5図のA点)定格に移行するに従つて第5
図に示す制御条件上を左に進み、ゆつくりとオフ
期間△Tを減少させてゆく(第5図のB点)。よ
つて第5図に示す制御条件が定入力始動(始動時
の入力電流が定格安定時以下)させるための制御
条件であることがわかる。第6図には定格安定点
の異なる水銀灯、メタルハライドランプと高圧ナ
トリウムランプを定格出力に達つせられるように
定入力始動させるための制御条件を示している。
ここにBは水銀灯、メタルハライドランプの定格
安定点、Cは高圧ナトリウムランプの定格安定点
を示す。 ここで前半サイクルの転流位相To-1を用いて
現半サイクルの△Toを定めているのは制御直線
上で動作点を収束させるためである。 この制御条件は電源電圧のゼロクロス点を基準
点として用いているため、電源電圧変動に対して
も変化せず一定であつた。しかしそのために電源
電圧変動に対しランプ電流、ランプ出力の変動率
が大きかつた。 第7図に限流インダクタンスのみで点灯した場
合のランプ電圧V〓la、限流インダクタンス両端電
圧VCH、電源電圧V〓Sの関係を示してあるが、ラン
プ電流Ilaの電源電圧V〓Sに対する位相Tは、 T=cos-1Vla/VS ……(2) =sin-1Ila・ωL/VS ……(3) と表わされる。ここにω:角周波数、L:インダ
クタンス 従つて水銀灯、メタルハライドランプ等の定電
圧特性を持つランプは(2)式より電源電圧大でTは
大きく、電源電圧小でTは小さくなる。従つてこ
の制御回路では第5図に示す制御条件に従つて、
電源電圧大で交流制御素子S1のオフ期間△Tを大
きく、電源電圧小でオフ期間を小さくするよう制
御し、ランプ電流、電力の変化を小さくするよう
働くが不十分である。また高圧ナトリウム灯は定
電流性を持つランプのため、位相Tは(3)式より水
銀灯、メタルハライドランプとは逆に動き、ラン
プ電流、出力の変動率は悪い。 また第6図の制御では、定格付近の△Tが一定
になるように制御してあるため電源電圧変動によ
つてTが変つても△Tは一定であるため変動率は
大きい。 このように電源電圧変動によつてランプ電流、
出力の変動率が大きいと、ランプ出力の増大によ
るランプ寿名の劣化、またランプ電流の減少によ
る立消えを生じたりする。 次の実施例はかかる欠点を解決すべく提案され
たものである。 主回路構成は従来例の第1図と同等である。 初期値回路を説明する。(第8図参照) 電源電圧Eに全波整流回路DB1を接続し、出
力端に抵抗R1,R2の直列回路を接続する。抵抗
R1とR2の接続点にツエナダイオードZDのカソー
ドを接続し、アノードにトランジスタTr1のベー
スを接続する。Tr1のベース・エミツタ間に抵抗
R4を接続し、エミツタを全波整流回路の負の端
子に接続する(以下アースラインとする)。Tr1
のコレクタは抵抗R3を経てバイアス電源VCCに接
続する。抵抗R2の両端には電源電圧Eを全波整
流し分圧した電圧を生じ、その電圧がツエナダイ
オードZDのツエナ電圧VZD以上になつた時ツエナ
ダイオードZDはオンし、トランジスタTr1をオ
ンさせる。トランジスタTr1のコレクタ電圧は第
9図ロのようになり、電源電圧イの変動によりト
ランジスタTr1のオン期間は変化する。 一方電源ゼロクロス回路に単安定マルチを接続
し、単安定マルチのQ出力(第9図ハ)と、トラ
ンジスタTr1のコレクタ電圧のオアを取る。 単安定マルチの出力の出力側に抵抗R5、コ
ンデンサC1の直列回路を接続し、コンデンサC1
の他端をアースラインにつなぐ。抵抗R5とコン
デンサC1の接続点より信号を取ることにより
を遅延させ、Qとのアンドを取ることにより、第
9図ヘに示すようにの立上りでパルスを得る。 オアゲートの出力をアツプカウンタaのイネー
ブル端子Eにつなぎ、アンドゲートの出力をアツ
プカウンタaのリセツト端子Rにつなぐ。アンド
ゲートの出力(第9図ハ)によつてアツプカウン
タaはゼロにセツトされ、オアゲートの出力(第
9図ホ)が“L”レベルにあるときアツプカウン
タaはクロツク1を加算する。このアツプカウン
タaの出力をアツプカウンタbに与える。このア
ツプカウンタbは従来例のアツプカウンタの機能
と同等である。その他の構成及び動作は従来例と
同等である。 オアゲートの出力が“L”レベルである期間カ
ウントされたアツプカウンタaの出力はアツプカ
ウンタbの初期値として読み込まれる。よつて電
源電圧Eが上昇したときオアゲートの出力が
“L”レベルである期間は〓・bから〓・C
伸び(第9図ホ)よつて初期値は大きくなり、逆
に電源電圧Eが下降したときは〓・aと短くな
り初期値も小さくなる。この実施例の特徴として
はアツプカウンタaとアツプカウンタbの接続の
方法にありアツプカウンタaからはカウント数を
2進数で出力するが、カウンタbの入力の下位の
ビツトを無視し、1ビツトをずらして入力する。 例えばカウンタaの出力が電源電圧200Vで、
100002とする。電源電圧が220Vに上昇したとき
に101002と出力が増えたとする。これをそのまま
カウンタbに入力しても、電源電圧変動による初
期値の変化は001002であるが、これを下位ビツト
を無視してずらして入力すると電源電圧200Vで
10000〓2220Vで10100〓2となる。(〓は0か1に
固定しておく)この場合この初期値の変化は
10002となり前述した場合と比べると、2倍の変
化巾となる。これは下位1ビツトをずらして入力
した場合であるが、下位2ビツトずらした場合は
4倍、下位3ビツトは8倍の変化とすることがで
きる。 このようにビツトをずらす場合第9図ホのT〓
を調整して電源電圧200V時の初期値に合わせる。 このようにカウンタa,bの入出力の関係を下
位ビツトをずらして入力するような簡単な構成で
もつて電源電圧変動による初期値の変化を大きく
することができる。 このように電源電圧変動に対して初期値を変え
ることによつて転流位相Tと交流制御素子S1のオ
フ期間△Tの関係は第10図、第11図のように
なる。 このように電源電圧が上昇するとオフ期間が長
くなるため、電流は絞り込まれ、ランプ電流の上
昇は少なくなり、ランプ出力の変動も小さい。ま
た逆に電源電圧が下降するとオフ期間は短くな
り、電流を増やす方向に働くため、ランプ電流の
減少は少なくなり、ランプ出力の変動も小さい。 このように電源電圧変動によつて初期値が変化
するような制御をすることによつて、ランプ電
流、ランプ出力の変動率は小さくなり、ランプ寿
命、ランプの立消え、光束変化による不快感など
を改善することができる。 第19図は本発明の他の実施例を示す。 主回路構成は従来例と同等である。第19図に
ついて初期値回路を説明する。 電源電圧Eに全波整流回路DB1を接続し、出
力端に抵抗R1,R2の直列回路を接続する。抵抗
R1とR2の接続点にツエナダイオードZDのカソー
ドを接続し、アノードにトランジスタTr1のベー
スを接続する。Tr1のベース・エミツタ間に抵抗
R4を接続し、エミツタを全波整流回路の負の端
子に接続する(以下アースラインとする)。Tr1
のコレクタは抵抗R3を経てバイアス電源VCCに接
続する。抵抗R2の両端には電源電圧Eを全波整
流し、分圧した電圧を生じ、その電圧がツエナダ
イオードZDのツエナ電圧VZD以上になつた時、ツ
エナーダイオードZDはオンし、トランジスタ
Tr1をオンさせる。Tr1のコレクタ電圧は第9図
ロのようになり、電源電圧イの変動によりトラン
ジスタTr1のオン期間は変化する。 一方電源ゼロクロス回路に単安定マルチを接続
し、単安定マルチのQ出力(第9図ハ)と、トラ
ンジスタTr1のコレクタ電圧のオアを取る。 単安定マルチの出力の出力側に抵抗R5、コ
ンデンサC1の直列回路を接続し、コンデンサC1
の他端はアースラインにつなぐ。抵抗R5とコン
デンサC1の接続点より信号を取ることにより
を遅延させ、Qとのアンドを取ることにより第9
図ヘに示すようにの立上りでパルスを得る。 オアゲートの出力をアツプカウンタaのインネ
ーブル端子Eに接続し、アンドゲートの出力をア
ツプカウンタaのリセツト端子Rにつなぐ。 アンドゲートの出力(第9図ヘ)によつてアツ
プカウンタaはゼロにセツトされ、オアゲートの
出力(第9図ホ)が“L”レベルにあるとき、ア
ツプカウンタaはクロツク3を加算する。このア
ツプカウンタaの出力をアツプカウンタbに与え
る。このアツプカウンタbは従来例のアツプカウ
ンタの機能と同等である。その他の構成及び動作
は従来例と同等である。 オアゲートの出力が“L”レベルである期間カ
ウントされたアツプカウンタaの出力は、アツプ
カウンタbの初期値として読み込まれる。よつて
電源電圧Eが上昇したときオアゲートの出力が
“L”レベルである期間は〓・bから〓・C
伸び(第9図ホ)、よつて初期値は大きくなり、
逆に電源電圧Eが下降したときは〓・aと短く
なり初期値も小さくなる。この実施例の特徴とし
てはアツプカウンタaがカウントするクロツクが
クロツク3であり、且つその周期をクロツク1よ
り小さくすることにある。いま電源電圧が上した
時のカウンタaのカウント期間が〓・bから
T〓・TCと△lだけ伸びたとする。クロツク1,
2,3の周期をそれぞれT1,T2,T3とする。カ
ウンタaでクロツク1をカウントしている場合に
は、この△lの変化は初期値の変化として△l/T1 として与えられるが、この初期値の変化は導通位
相を△l/T1・T2だけ変化させる。T2/T1の値は第5 図で示される転流位相Tとオフ期間の傾きである
からして一定であり、従つて導通位相の変化をこ
れ以上動かすことはできなかつた。 しかしカウンタaにクロツク3をつなぎ、カウ
ントすることで導通位相の変化巾は△l/T3・T2と なり、T3の値をT1より小さくすることにより、
より大きい任意の値でもつて△lの変化をT2/T3倍 導通位相の変化に拡大することができる。このよ
うにクロツク3をカウントする場合第9図ホの
T〓を調整して電源電圧定格時の初期値に合わせ
る。 このように電源電圧変動に対して初期値を変え
ることによつて、転流位相Tと交流制御素子S1
オフ期間△Tの関係は第10図及び第11図のよ
うになる。 このように電源電圧が上昇するとオフ期間が長
くなるため、電流は絞り込まれ、ランプ電流の上
昇は少なくなり、ランプ出力の変動も小さい。ま
た逆に電源電圧が下降するとオフ期間は短くな
り、電流を増やす方向に働くため、ランプ電流の
減少は少なくなり、ランプ出力の変動も小さい。 このように電源電圧変動によつて初期値が変化
するような制御をすることによつて、ランプ電
流、ランプ出力の変動率は小さくなり、ランプ寿
命、ランプの立消え、光束変化による不快感など
を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の放電灯点灯回路を示し、第2図
は制御回路の構成、第3図はタイミングチヤート
でイは電源電圧、ロは交流制御素子がオフすると
き発生するパルス、ハは転流検出回路よりの発生
するパルス、ニはゼロクロス回路よりの波形、第
4図はアツプカウンタ及びダウンカウンタの動作
状態、第5図及び第6図は転流位相とオフ期間と
の関係、第7図は限流インダクタンスのみで点灯
した場合の電圧ベクトル図、第8図は制御回路の
他の実施例、第9図はタイミングチヤートでイは
電源電圧、ロはトランジスタTr1のコレクタ電
圧、ハは単安定マルチの出力でQ、ニは同上、
ホはアツプカウンタのイネーブル端子に入力され
るパルス、ヘはのパルスの立上りにより発生す
るパルス、第10図及び第11図は転流位相とオ
フ期間との関係、第12図は制御回路の他の実施
例、第13図はタイミングチヤートでイは電源電
圧、ランプ電流、転流位相、ロは電源電圧ゼロク
ロス検出出力、ハは遅延回路出力、ニは切換回路
出力、第14図はアツプカウンタ及びダウンカウ
ンタの動作状態、第15図は転流位相とオフ期間
との関係、第16図は定格時の電流転流位相とト
ライアツクオフ期間との関係、第17図は制御回
路の他の実施例、第18図は転流位相とオフ期間
との関係、第19図は制御回路の他の実施例を示
す。 E…電源、L…放電灯、Ct…制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電源に接続される交流制御素子、限流イ
    ンダクタンス、放電灯の直列回路と、前記直列回
    路電流が転流する位相を、交流電源の毎半サイク
    ル検出する検出回路と、毎半サイクル中の基準点
    から転流する位相までの位相差が大のときは交流
    制御素子のオフ期間を大とし、かつ位相差が小の
    ときオフ期間を小とする条件で制御される該交流
    制御素子を制御する制御回路とを有する放電灯定
    入力点灯装置において、放電灯電流の前の半サイ
    クルにおける転流位相と電源回路に接続されてい
    る交流制御素子のオフ期間との関係を、水銀灯、
    メタルハライドランプ及び高圧ナトリウムランプ
    の安定点を通るように調整する手段を設けたこと
    を特徴とする放電灯定入力点灯装置。
JP10300181A 1981-07-01 1981-07-01 放電灯定入力点灯装置 Granted JPS585997A (ja)

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