JPS647061B2 - - Google Patents

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JPS647061B2
JPS647061B2 JP57138227A JP13822782A JPS647061B2 JP S647061 B2 JPS647061 B2 JP S647061B2 JP 57138227 A JP57138227 A JP 57138227A JP 13822782 A JP13822782 A JP 13822782A JP S647061 B2 JPS647061 B2 JP S647061B2
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JP
Japan
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mannitol
diacetonide
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mol
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JP57138227A
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JPS5927844A (ja
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Naotake Takaishi
Koichi Urata
Yoshiaki Inamoto
Juji Suzuki
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPS5927844A publication Critical patent/JPS5927844A/ja
Publication of JPS647061B2 publication Critical patent/JPS647061B2/ja
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/34Alcohols
    • A61K8/345Alcohols containing more than one hydroxy group
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/74Biological properties of particular ingredients
    • A61K2800/75Anti-irritant

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は化学的に安定な新規なD−マンニトー
ルアルキルエーテル及びこれを含有する化粧料に
関する。 油脂化学工業においては、親水性の高い重要な
原料群の1つとして、グリセリン、ジグリセリ
ン、ソルビトール、マンニトール、糖類などに代
表される多価アルコールが広く利用されている。
また、これら多価アルコールのエステル類、エー
テル類は天然界にも巾広く分布しており、生物の
生命活動に重要な役割を果たしているのをはじめ
として、洗剤、食品、工業薬品、医薬品等多くの
工業製品として人間の日常生活にも大きく貢献し
ている。 従来、多価アルコールについて、エステル化反
応あるいはエーテル化反応(但し、この場合アル
キレンオキサイド型エーテル化合物がほとんどで
ある)等を施して非イオン型界面活性剤を合成、
応用する試みが多方面でなされてきた。 例えば、多価アルコールエステル類の乳化剤又
は化粧料への応用に関しては、特開昭56−32407
号、同56−32408号、同56−38127号等に例が見ら
れる。また、多価アルコールにアルキレンオキサ
イドを付加させた後、目的とするHLB値(親油
基と親水基のバランス)を得るため部分エステル
化を行なつて得られる多価アルコールエステル類
の乳化剤又は化粧料への応用に関しては、米国特
許第3954658号、同第4097403号、特開昭52−
94883号などに例が見られる。更に潤滑油添加剤
や金属加工油添加剤としての応用例として、特開
昭52−78661号、同52−96951号、同56−63935号
なども挙げられる。 また、これらの多価アルコール誘導体の中で直
鎖型単糖類であるソルビトールより誘導されるソ
ルビタン脂肪酸エステルは、その特徴的な乳化特
性および安全性により、工業薬品をはじめとして
化粧品基剤、食品添加物、医薬品基剤等の巾広い
分野で応用されているのは周知のことである。 しかしながら、従来技術では、多価アルコール
の特定の水酸基のみを選択的に反応させることは
困難であり、多価アルコール中の全ての水酸基が
競合的に化学反応に関与するため、生成物が複雑
な混合物として得られる場合が多い。従つて、
各々の生成物が有している長所、短所が相殺さ
れ、特定の構造をもつ1つの生成物が有している
極めて特徴あるそして価値ある性質が大きく損わ
れる可能性も大きい。 本発明者らは、D−マンニトールに着目し、こ
れを原料として新規かつ有用な多価アルコール誘
導体を得べく鋭意研究をおこなつた結果、保護基
でD−マンニトールの水酸基を部分的に保護し、
これにエーテル化剤を作用させれば3位又は3位
及び4位の水酸基が選択的にエーテル化されたD
−マンニトール誘導体が得られること並びに該誘
導体は化粧料基剤として有用であることを見出
し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は次の式()、 (式中、Rは炭素数8〜24の飽和又は不飽和の
直鎖又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基を示し、
R′は水素原子又はRを示す) で表わされるD−マンニトールアルキルエーテル
及びこれを含有する化粧料を提供するものであ
る。 本発明のD−マンニトールアルキルエーテル
()は、好ましくは次の式に示す反応により製
造される。 (式中、Rは前記した意味を有し、Xはハロゲ
ン原子等を示す) すなわち先づD−マンニトール()に保護基
を導入するために公知の方法に従つてアセトンに
より4個の水酸基を保護して3,4位に2個の遊
離水酸基を有する1,2,5,6−ジ−O−イソ
プロピリデン−D−マンニトール()(以下D
−マンニトールジアセトニド又はジアセトニドと
略称する)を得る。このときジアセトニド()
の他にトリアセトニド()(1,2,3,4,
5,6−トリ−O−イソプロピリデン−D−マン
ニトール)も生成するが、トリアセトニド()
は遊離水酸基を全く含まないので次の工程の置換
反応では全く関与せずそのままの形で反応系に残
る。従つて蒸留等によりトリアセトニド()は
回収可能であるので、反応生成物よりトリアセト
ニド()を回収し、これを加水分解等で保護基
をはずし、原料のD−マンニトールとして再び使
用する。 次に、得られたD−マンニトールジアセトニド
()を公知の方法でエーテル化する。工業的に
有利な方法としては第4級オニウム塩に代表され
る相間移動触媒を用いてアルカリ性水溶液中でエ
ーテル化する方法が挙げられる。この方法では温
和な条件でエーテル化が進行し、目的のD−マン
ニトールモノアルキルエーテルジアセトニド
(Va)及びD−マンニトールジアルキルエーテル
ジアセトニド(Vb)の混合物が得られる。この
化合物(Va)及び〔Vb)は、次いで沸点の差を
利用して蒸留により分離される。 更に分離されたD−マンニトールモノアルキル
エーテルジアセトニド(Va)及びD−マンニト
ールジアルキルエーテルジアセトニド(Ve)を
それぞれ鉱酸により加水分解して保護基を取り除
けば、最終生成物であるD−マンニトールモノア
ルキルエーテル(Ia)及びD−マンニトールジア
ルキルエーテル(Ib)が得られる。 上記反応のより詳細な反応条件は次の通りであ
る。 D−マンニトールジアセトニド()のエーテ
ル化反応においてはアルカリ性物質の存在下に行
なうのが良い。アルカリ性物質としては、アルカ
リ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ
金属リン酸塩などが挙げられるが、特にこれらの
中で水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアル
カリ金属水酸化物が工業的に好適である。アルカ
リ性物質の使用量はD−マンニトールジアセトニ
ド()1モル当り1〜10モルが適当であり、該
アルカリ性物質は10〜80%、より好ましくは、40
〜60%の水溶液とするのが良い。 エーテル化剤としては、アルキルハライド、ス
ルホン酸アルキルエステル、硫酸アルキルエステ
ル等が使用され、これらのうち好適なエーテル化
剤としてはアルキルハライドが挙げられ、好まし
くはアルキルブロマイド、アルキルヨーダイドが
良い。これらエーテル化剤としては、炭素数8な
いし24、好ましくは8ないし20の飽和又は不飽和
の、直鎖又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基を有する
ものが挙げられる。 エーテル化剤のアルキル基としては、直鎖型脂
肪族炭化水素基として、オクチル、デシル、ラウ
リル、セチル、ステアリル、オレイルなどがあ
り、分岐型脂肪族炭化水素基としては、2−エチ
ルヘキシル、2−ヘプチルウンデシル、5,7,
7−トリメチル−2−(1,3,3−トリメチル
ブチル)オクチル、及び次の式 (式中、mは4ないし10の整数を、nは5ない
し11の整数を示し、m+nは11ないし17を示し、
かつm=7、n=8を頂点とする分布を有する) で示されるメチル分岐イソステアリル基などが挙
げられる。エーテル化剤の使用量はD−マンニト
ールジアセトニド1モル当り2〜10モル、好まし
くは2〜4モルが適当である。 D−マンニトールジアセトニド()のエーテ
ル化反応は、好ましくは触媒量の第4級オニウム
塩の存在下に行なうのが良く、ここで用いられる
第4級オニウム塩としては、とくに工業的入手の
容易さからアンモニウム塩が好適である。第4級
アンモニウム塩の具体例としては、テトラアルキ
ルアンモニウム塩(例えば、テトラブチルアンモ
ニウムクロライド、テトラブチルアンモニウム硫
酸水素塩、トリオクチルメチルアンモニウムクロ
ライド、ラウリルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロライ
ドなど)、あるいはポリオキシアルキレン基を有
するアルキルアンモニウム塩の一群(例えば、テ
トラオキシエチレンステアリルジメチルアンモニ
ウムクロライド、ビステトラオキシエチレンステ
アリルメチルアンモニウムクロライドなど)、あ
るいはベタイン化合物、クラウンエーテル、アミ
ンオキサイド化合物、イオン交換樹脂などが挙げ
られる。これらの第4級オニウム塩はD−マンニ
トールジアセトニド()1モル当り0.01〜0.20
モルが良く、特に0.05〜0.10モルが良い。 また、反応溶媒としては、本反応に悪影響を及
ぼさないものはいずれも適用できる。これらの中
でもとくにヘキサン、ヘプタン、オクタンなどの
脂肪族炭化水素類、シクロペンタン、シクロヘキ
サンなどの脂環式炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素類が好まし
い。さらに、ジエチルエーテル、THF、ジグラ
イム、ジオキサンなどのエーテル化合物も使用で
きる。 エーテル化の反応温度は25〜80℃、好ましくは
40〜60℃であり、激しく撹拌すると数時間でエー
テル化が完結する。 反応生成物は常法により処理した後、減圧蒸留
することにより、D−マンニトールモノアルキル
エーテルジアセトニド(Va)とD−マンニトー
ルジアルキルエーテルジアセトニド(Vb)とを
分離する。 斯くして分離された化合物(Va)と(Vb)の
加水分解は、公知の如何なる方法によつても行な
うことができるが、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸、
ベンゼンスルホン酸、酢酸等のプロトン酸触媒を
用い、水中で加熱するのが良い。酸触媒の使用量
は特に限定はないが、0.5〜3.0規定で十分であ
り、特に0.5〜2.0規定が適当である。水には、水
溶性の有機溶媒、例えばメタノール、エタノー
ル、イソプロパノール等の低級アルコール、
THF、ジオキサン等を加えることができ、また、
反応温度は50〜100℃が好ましい。 このような条件下で加水分解反応を行なえばD
−マンニトールモノアルキルエーテルジアセトニ
ド(Va)からほぼ定量的に最終目的物であるD
−マンニトールモノアルキルエーテル(Ia)が、
D−マンニトールジアルキルエーテルジアセトニ
ド(Vb)からは、ほぼ定量的にD−マンニトー
ルジアルキルエーテル(Ib)が得られる。 以上の如くして得られたD−マンニトールアル
キルエーテル(I)の代表的化合物の性状を示せ
ば次の通りである。 【表】 ()のエーテルのうち、D−マンニトールモ
ノアルキルエーテル(Ia)は、式中Rの炭素数が
8〜12の場合には乳化力と吸湿性に優れ、化粧料
の保湿剤として特に有用である。また、Rの炭素
数が多くなるにつれて油としての性質が強くな
り、炭素数が12〜18のものは、これを油成分とし
て化粧料に用いると、親水性をも合せ持つエモリ
エント剤として肌なじみが良くなり有用である。
また、D−マンニトールジアルキルエーテル
(Ib)は、乳化力が強く、化粧料用の乳化剤とし
て特に有用であり、また、油剤としての性質も強
いので、化粧料の油成分としても有用である。 D−マンニトールアルキルエーテル(I)の化
粧料中への配合量は、用途及び種々の要因により
変動するのが、一般に乳化剤として用いる場合に
は約0.2〜15重量%が、油剤として用いる場合に
は約5〜50重量%が適当である。 叙上の如く、本発明のD−マンニトールアルキ
ルエーテル(I)は、エステル基などの分解しや
すい結合を持たないために化学的に安定で、しか
も皮膚刺激が少なく、界面活性能を有するため、
乳化剤、油剤(エモリエント剤)、自己乳化型油
剤、湿潤剤、増粘剤として有用な化合物であり、
特に化粧料成分として有利に使用することができ
るものである。 以下に参考例及び実施例をもつて更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例等に限定され
るものではない。 参考例 1 モノメチル分岐イソステアリルアルコールの合
成: 20オートクレーブに、イソステアリン酸イソ
プロピルエステル〔エメリー(Emery)2310イ
ソステアリン酸イソプロピルエステル、米国エメ
リー社より市販されている〕4770g及び銅クロム
触媒(日揮製)239gを仕込む。つぎに、150Kg/
cm2の圧力にて水素ガスを充填せしめ、次いで反応
混合物を275℃に加熱昇温させる。150Kg/cm2
275℃で約7時間水素添加した後、反応生成物を
冷却して触媒残渣をろ別により除き、粗生成物
3500gを得た。粗生成物を減圧蒸留することによ
り、80〜167℃/0.6mmHgの留分として、無色透
明のイソステアリルアルコール3300gを得た。得
られたイソステアリルアルコール(モノメチル分
岐イソステアリルアルコール)は、酸価0.05、ケ
ン価5.5、水酸基価181.4を示した。IR(液膜)に
おいては3340、1055cm-1に、NMR(CCl4溶媒)
においてはδ3.50(ブロード三重線、−CH2−CH)
にそれぞれ吸収を示した。このアルコールの主成
分は、そのガスクロマトグラフからアルキル基の
合計炭素数が18であるものが約75%を占め、残り
の成分は、合計炭素数14,16のものであり、分岐
メチル基はいずれもアルキル主鎖の中央部付近に
位置するものの混合物であることがわかつた。 参考例 2 メチル分岐イソステアリルブロマイドの合成: 温度計、還流冷却器、撹拌器を備えた5の容
器に、参考例1で得られたメチル分岐イソステア
リルアルコール813g(3モル)、47%臭化水素酸
水溶液1032g(6.1モル)、およびトリメチルステ
アリルアンモニウムクロライド50.1g(0.15モ
ル)を加え、撹拌しながらマントルヒーター中で
100〜120℃に加熱する。約6時間この温度で撹拌
すると反応混合物のガスクロマトグラフより、メ
チル分岐イソステアリルアルコールのピークが消
失しているのが認められる。反応生成物は、これ
を冷却後、分液により有機層を採取する。下層
(水層)にエーテル(1.5)を加え、エーテル抽
出する。分液によりエーテル層を採取する。先に
得た有機層を併せ、これに重炭酸水素ナトリウム
水溶液を加え残存する酸分を中和する。分液によ
りエーテル層を採取しこれに芒硝を加えて乾燥し
た後、減圧下でエーテルを留去せしめ、ついで減
圧蒸留して、メチル分岐イソステアリルブロミド
800g得た。収率80%沸点145〜169℃(0.3mmHg) IR(液膜、cm-1)1200〜1300、720、640、560 NMR(CCl4、δ、THS内部標準)3.30(3重
線、J=7.0Hz、−CH2 Br) 元素分析 C18H37Brとして(計算値) C64.7%(64.85%);H11.2%(11.19%);
Br24.4%(23.97%) 平均分子量(VPO法/HCCl3)327(計算値
333) 参考例 3 D−マンニトールジアセトニドの合成: 還流冷却器、温度計、撹拌器を備えた5の反
応容器にジメトキシエタン875ml、アセトンジメ
チルケタール520g(5モル)及び塩化第一ス
ズ・二水和物0.44gを加えて撹拌する。次いでD
−マンニトール364g(2モル)を少しずつ加え
る。D−マンニトールを加え終わつた後、反応混
合物を70℃にて加熱還流する。約30分間還流した
後、反応生成物を冷却して、トリエチルアミン1
gを加え中和する。反応生成物をジブチルエーテ
ル1100mlに溶解せしめ、再結晶を行ない、白色結
晶である1,2,5,6−ジ−O−イソプロピリ
デン−D−マンニトール238gを得る。収率44% 融点:118℃(文献値*:117〜119℃) *:Carbohydrate Research、84、350〜352
(1980) 実施例 1 3−O−メチル分岐イソステアリル−D−マン
ニトール及び3,4−ジ−O−メチル分岐イソ
ステアリル−D−マンニトールの合成: (i) 還流冷却器、温度計、滴下ろうと、撹拌器を
備えた5の反応容器に、参考例3で得たD−
マンニトールジアセトニド197g(0.75モル)、
50%水酸化ナトリウム水溶液300g(NaOHと
して150g〔3.75モル〕)、ヘキサン2及び硫
酸水素テトラ−n−ブチルアンモニウム25.5g
(0.075モル)を加え、はげしくかきまぜる。次
いで滴下ろうとより参考例2で得たメチル分岐
イソステアリルブロマイド500g(1.5モル)を
少しずつ滴下する。この間、反応混合物の温度
は25℃に保つ。イソステアリルブロマイドの滴
下が終つた後、反応混合物を60〜65℃に加熱
し、この温度で約6時間かきまぜをつづける。
ガスクロマトグラフにより反応混合物中のイソ
ステアリルブロマイドが完全に消失したことを
認めた後、反応生成物を冷却し、ついで、これ
に水1を加えてかきまぜる。分液によりヘキ
サン層を採取し、常法により乾燥した後、減圧
下でヘキサンを留去せしめる。更に減圧蒸留し
て留出成分より無色透明液状の3−O−メチル
分岐イソステアリル−D−マンニトールジアセ
トニド260g(0.50モル)を得た(収率67%)。
また、蒸留残渣として無色無臭液体の3,4−
ジ−O−メチル分岐イソステアリル−D−マン
ニトールジアセトニド165g(0.215モル)を得
た(収率28.7%)。 〔3−O−メチル分岐イソステアリル−D−マ
ンニトールジアセトニド〕 沸点 235〜265℃(0.4mmHg) IR(液膜、cm-1)3470、1375、1365、1250、
1207、1150、1000〜1130、845 NMR(CCl4、δ、TMS内部標準) 1.33(単一線、12H
【式】) 3.20〜4.20(多重線、11H
【式】) 元素分析 C30H58O6として(計算値): C70.9%(70.00%);H11.9%(11.36%);
O17.7%(18.65%) 平均分子量(VPO法/HCCl3)509(計算値
515) 水酸基価 100(計算値109) 〔3,4−ジ−O−メチル分岐イソステアリル
−D−マンニトールジアセトニド〕 IR(液膜、cm-1)1380、1370、1247、1210、
1160、1140〜1000、855 NMR(CCl4、δ、TMS内部標準) 1.33(単一線、12H、
【式】) 3.20〜4.30(多重線、12H、
【式】) 元素分析 C48H94O6として(計算値) C75.5%(75.14%); H12.3%(12.35%); O12.5%(12.51%) 平均分子量(VPO法/HCCl3)750(計算値
767) 水酸基価 1.0(計算値0.0) (ii) 還流冷却器、温度計、撹拌器を備えた3の
反応容器に実施例1の(i)で得た3−O−メチル
分岐イソステアリル−D−マンニトールジアセ
トニド154g(0.3モル)、メタノール300ml及び
水道水300mlを取りかきまぜる。これに、98%
濃硫酸15.5gを加え、75〜88℃にて還流せしめ
る。約6時間の加熱還流により、反応混合物の
IRスペクトル、ガスクロマトグラフよりジア
セトニドが完全に消失し加水分解が完結した事
が認められた。 反応生成物は冷却後、水酸化ナトリウム水溶
液にて酸分を中和した後、エーテル(1.2)
を加えてかきまぜ、分液に付す。エーテル層を
採取後、減圧下でエーテルを留去せしめ、つい
で100℃/3mmHgにて約3時間加熱乾燥する
と、無色透明半固体の3−O−メチル分岐イソ
ステアリル−D−マンニトール125g(0.29モ
ル)が得られた。収率96% 融点 35〜38℃ IR(液膜、cm-1)3400、1000〜1160 NMR(CCl4、δ、TMS内部標準) 3.15〜4.50(ブロード多重線、
【式】) 元素分析 C24H50O6(計算値) C66.7%(66.32%); H12.1%(11.60%); O21.3%(22.08%) 平均分子量(VPO法/HCl3)425(計算値435) 水酸基価 650(計算値645) (iii) (i)で得た3,4−ジ−O−メチル分岐イソス
テアリル−D−マンニトールジアセトニド149
g(0.194モル)を(ii)と同様に処理すると無色
透明液状の3,4−ジ−O−メチル分岐イソス
テアリル−D−マンニトール130g(0.189モ
ル)が得られた。収率98% IR(液膜、cm-1)3400、1000〜1160 NMR(CCl4、δ、TMS内部標準) 3.20〜4.20(ブロード多重線、
【式】) 元素分析 C42H86O6として(計算値) C74.1%(73.41%); H12.8%(12.68%); O13.4%(13.97%) 平均分子量(VPO法/HCCl3)661(計算値
687) 水酸基価 315(計算値327) 実施例 2 3−O−オレイル−D−マンニトール及び3,
4−ジ−O−オレイル−D−マンニトールの合
成: (i) 実施例1の(i)の装置を備えた3の反応容器
に参考例3で得たD−マンニトールジアセトニ
ド131.2g(0.5モル)、50%NaOH水溶液400g
(NaOHとして200g(5モル))、ヘキサン1.5
、硫酸水素テトラブチルアンモニウム17g
(0.05モル)加え、はげしくかきまぜる。つい
で滴下ろうとよりオレイルブロマイド331.4g
(1.0モル)を少しずつ滴下する。この間、反応
混合物の温度は25℃に保たれる。オレイルブロ
マイド滴下終了後、反応混合物を60〜65℃に加
熱し約10時間かきまぜる。 反応混合物のガスクロマトグラフよりオレイ
ルブロマイドがほぼ消失した事が認められた。
反応生成物は実施例1の(i)と同様に処理し減圧
蒸留により留分から無色透明油状の3−O−オ
レイル−D−マンニトールジアセトニド140g
を得(収率55%)、蒸留残渣からは無色透明油
状の3,4−ジ−O−オレイル−D−マンニト
ールジアセトニド167g(収率44%)を得た。 〔3−O−オレイル−D−マンニトールジアセ
トニド〕 沸点 256〜273℃(0.6mmHg) IR(液膜、cm-1)3470、3000、1380、1370、
1255、1207、1155、1000〜1140、850 NMR(CCl4、δ、TMS内部標準) 0.88(3重線、3H、オレイル末端メチル) 1.1〜1.7(ブロード単一線、オレイル基の
メチレンプロトン+
【式】36H) 1.7〜2.3(ブロード多重線、オレイルの−
H2 CH=CHCH2 −、4H) 3.2〜4.3(多重線、
【式】11H) 5.3(3重線、シスオレイル、2H) 元素分析 C30H56O6として(計算値) C71.4%(71.11%);H10.6%(9.95%);
O18.5%(18.94%) 分子量(VPO法/HCCl3)506(計算値507) 水酸基価107(計算値110.7) ヨウ素価60.2(計算値50.1) 〔3,4−ジ−O−オレイル−D−マンニトー
ルジアセトニド〕 IR(液膜、cm-1)3000、1385、1375、1260、
1220、1170、1000〜1140、860 NMR(δ、CCl4、TMS内部標準) 0.87(3重線、6H、2個のオレイル基の末
端メチル) 1.0〜1.7(ブロード単一線、2個のオレイ
ル基のメチレン基+
【式】6H) 1.7〜2.3(ブロード多重線、2個のオレイ
ル基の−CH2 CH=CHCH2 −、8H) 3.2〜4.3(多重線
【式】12H) 5.25(三重線、2個のオレイル基のシス−
オレフインプロトン、4H) 元素分析 C48H90O6として(計算値) C75.8%(75.54%);H12.2%(11.89%);
O12.8%(12.58%) 分子量(VPO法/HCCl3)752(計算値763) 水酸基価 3.0(計算値0.0) ヨウ素価 68.5(計算値66.5) (ii) 実施例1の(ii)の装置を備えた3の反応容器
に、実施例2の(i)で得た3−O−オレイル−D
−マンニトールジアセトニド127g(0.242モ
ル)メタノール300ml及び水道水300mlを取りか
きまぜる。これに98%濃硫酸15.5gを加え、75
〜80℃で還流せしめる。約6時間の加熱還流
後、反応混合物のIRスペクトルより、ジアセ
トニドのピークが完全に消失し、加水分解が完
結したことが認められた。 反応生成物は実施例1の(ii)と同様に処理し、
粘稠な淡黄色の油状物、3−O−オレイル−D
−マンニトール103gが得られた。収率98.1%
融点40℃。 IR(液膜、cm-1)3350、1000〜1150、890 NMR(CCl4、δ、TMS内部標準)0.86(3重
線、3H、オレイル基末端メチル) 1.1〜1.8(ブロードな単一線、オレイル基
のメチレン基、24H) 1.8〜2.3(ブロードな多重線、オレイル基
の−CH2 CH=CHCH2 −、4H) 3.2〜5.3(ブロードな多重線、
【式】、15H) 5.26(3重線、cis−オレフインプロトン、
2H) 元素分析 C24H48O6(計算値) C66.9%(66.63%);H11.8%(11.18%);
O22.0%(22.19%) 分子量(VPO法/HCCl3)435(計算値433) 水酸基価 640(計算値649) ヨウ素価 64.7(計算値58.7) (iii) (i)で得られた3,4−ジ−O−オレイル−D
−マンニトールジアセトニド154g(0.201モ
ル)を(ii)と同様に処理し、粘稠な添黄色油状物
として3,4−ジ−O−オレイル−D−マンニ
トール135gを得た。収率98.5% IR(液膜、cm-1)3400、1000〜1150 NMR(δ、CCl4、TMS内部標準) 0.84(3重線、6H、2個のオレイル基の末
端メチル) 1.1〜1.8(ブロード単一線、2個のオレイ
ル基のメチレン基、48H) 1.8〜2.3(ブロード多重線、2個のオレイ
ル基の−CH2 CH=CHCH2 、8H) 3.2〜4.4(多重線、
【式】、16H) 5.27(3重線、2個のオレイル基のシス−
オレフインプロトン、4H) 元素分析 C42H52O6として(計算値) C74.2%(73.85%);H12.4%(12.10%);
O14.1%(14.05%) 分子量(VPO法/HCCl3)653(計算値645) 水酸基価 338(計算値328.6) ヨウ素価 74.6(計算値74.3) 実施例 3 3−O−ラウリル−D−マンニトール及び3,
4−ジ−O−ラウリル−D−マンニトールの合
成; (i) 実施例1の装置を備えた3の反応容器に参
考例3で得たD−マンニトールジアセトニド
131g(0.5モル)、50%NaOH水溶液200g
(NaOHとして100g(2.5モル))、ヘキサン1
、硫酸水素テトラ−n−ブチルアンモニウム
1.7g(0.05モル)を加え、はげしくかきまぜ
る。ついで、滴下ろうとよりラウリルブロマイ
ド498g(2モル)を少しずつ滴下する。この
間、反応混合物の温度を25℃に保つ。ラウリル
ブロマイドの滴下終了後、反応混合物を60〜65
℃に加熱し約6時間かきまぜる。反応混合物の
ガスクロマトグラフにおいてD−マンニトール
ジアセトニドのピークが完全に消失したことを
認めた後、反応生成物を冷却し、水(1.5)
を加え、はげしくかきまぜ、更に分液に付し
た。ヘキサン層を採取後、芒硝にて乾燥した
後、減圧下でヘキサンを留去せしめ、ついで減
圧蒸留により、留分から無色透明液状の3−O
−ラウリル−D−マンニトールジアセトニド80
g(0.186モル)を得(収率37%)、蒸留残渣か
らは無色透明液状の3,4−ジ−O−ラウリル
−D−マンニト−ルジアセトニド58g(0.097
モル)を得た(収率20%)。 〔3−O−ラウリル−D−マンニトールジアセ
トニド〕 沸点202〜210℃(0.65mmHg) IR(液膜、cm-1)3475、1385、1370、1255、
1220、1160、1050〜1140、850、 NMRCCl4、δ、TMS内部標準) 0.85(三重線、3H、CH3 (CH210−) 1.0〜1.4(ブロードな一重線、20H、CH3
(CH2 10−) 1.33(一重線、12H、
【式】) 3.20〜4.20(多重線、11H、
【式】) 元素分析 C24H46O6(計算値) C67.0%(66.94%);H11.0%(10.77%);
O21.9%(22.29%) 分子量(VPO法/HCCl3)424(計算値431) 水酸基価 125(計算値130) 〔3,4−ジ−O−ラウリル−D−マンニトー
ルジアセトニド〕 沸点245〜260℃(0.55mmHg) IR(液膜、cm-1)1385、1370、1255、1220、
1165、1000〜1140、860 NMRCCl4、δ、TMS内部標準) 0.87(三重線、6H、2×−CH3 CH2−) 1.0〜1.4(ブロード一重線、40H、2×CH3
(CH2 10−) 1.33(一重線、12H、
【式】) 3.2〜4.30(多重線、12H
【式】) 元素分析C36H70O6として(計算値) C72.0%(72.19%);H11.8%(11.78%);
O16.5%(16.03%) 分子量(VPO法/CCl3H)590(計算値599) 水酸基価 2.5(計算値0.0) (ii) 実施例1の(ii)の装置を備えた1の反応容器
に実施例3の(i)で得た3−O−ラウリル−D−
マンニトールジアセトニド128g(0.298モル)
メタノール200ml及び水道水200mlを取りかきま
ぜる。これに98%濃硫酸15.5gを加え、75〜80
℃で還流せしめる。約6時間の加熱還流の後、
反応混合物のIRスペクトル、ガスクロマトグ
ラフよりジアセトニドのピークが完全に消失
し、加水分解が完結したことが認められた。反
応生成物を、実施例1の(ii)と同様に処理し、白
色結晶である3−O−ラウリル−D−マンニト
ール93gを得た。収率89% 融点 79.5〜81℃ IR(KBr、cm-1)3400、1000〜1180 NMR(溶媒不溶のため測定不可能) 元素分析 C18H38O6(計算値) C61.5%(61.68%);H10.8%(10.98%);
O27.8%(27.39%) 水酸基価 780(計算値800) (iii) (i)で得た3,4−ジ−O−ラウリル−D−マ
ンニトールジアセトニド110g(0.18モル)を
(ii)と同様に処理して白色結晶である3,4−ジ
−O−ラウリル−D−マンニトール93gを得
た。 収率97% 融点 68〜69.5℃ IR(KBr、cm-1)3400、1000〜1170 NMRCCl4、δ、TMS内部標準) 0.87(3重線、6H、2×CH3 (CH210−) 1.3(ブロード一重線、40H、2×CH3(C
H210−) 3.0〜4.4(多重線、16H、
【式】) 元素分析 C30H62O6として(計算値) C69.0%(69.45%);H12.1%(12.05%);
O18.8%(18.50%) 分子量(VPO法/HCCl3)514(計算値516) 水酸基価 430(計算値433) 実施例 4 3−O−オクチル−D−マンニトール及び3,
4−ジ−O−オクチル−D−マンニトールの合
成; (i) 実施例1の(i)の装置を備えた3の反応容器
に参考例3で得たD−マンニトールジアセトニ
ド157g(0.6モル)、50%水酸化ナトリウム水
溶液480g(NaOHとして240g〔0.60モル〕)、
ヘキサン1、硫酸水素テトラ−n−ブチルア
ンモニウム20.4g(0.06モル)を加え、はげし
くかきまぜる。ついで滴下ろうとよりオクチル
ブロマイド463g(2.4モル)を滴下する。オク
チルブロマイド滴下後、反応混合物を60〜65℃
に加熱し約6時間かきまぜる。反応混合物のガ
スクロマトグラフより、D−マンニトールジア
セトニドが完全に消失したことが認められた。
反応生成物は常法により処理を施した。減圧蒸
留により留分から無色透明液状の3−O−オク
チル−D−マンニトールジアセトニド113g
(0.30モル)を得(収率50%)、蒸留残渣からは
3,4−ジ−O−オクチル−D−マンニトール
ジアセトニド105g(0.22モル)を得た(収率
37%)。〔3−O−オクチル−D−マンニトール
ジアセトニド〕 沸点 173〜175℃(0.7mmHg) IR(液膜、cm-1)3475、1380、1370、1255、
1220、1155、1110、1100〜1000、850 NMR(CCl4、δ、TMS内部標準) 0.85(3重線、3H、CH3 (CH2 7−)1.0
〜1.5(ブロードな一重線、12H、 1.3(一重線、12H、4個のイソプロピリデ
ンメチル) 3.20〜4.30(多重線、11H、
【式】) 元素分析C20H38O6(計算値) C64.2%(64.14%);H10.4%(10.23%);
O25.5%(25.63%) 分子量(VPO法/CHCl3)425(計算値431) 水酸基価 125(計算値130) 〔3,4−ジ−O−オクチル−D−マンニトー
ルジアセトニド〕 沸点 199〜201℃(0.6mmHg) IR(液膜、cm-1)1380、1370、1255、1220、
1160、1140〜1000、855 NMR(CCl4、δ、TMS内部標準) 0.85(三重線、6R、2個のCH3
(CH26CH2−) 1.0〜1.5(ブロードな単一線、24H、2個の
CH3(CH2 6CH2−) 1.33(一重線、12H、4個のイソプロピリ
デンメチル) 3.20〜4.30(多重線、12H、
【式】) 元素分析 C28H54O6として(計算値) C68.4%(69.09%);H11.2%(11.18%);
O19.8%(19.72%) 分子量(VPO法/HCCl3)487(計算値482) 水酸基価 1.1(計算値0.0) (ii) 実施例1の(ii)の装置を備えた1の反応容器
に実施例4の(i)で得た3−O−オクチル−D−
マンニトールジアセトニド102.7g(0.27モ
ル)、メタノール200ml及び水道水200mlを取り
かきまぜる。これに98%濃硫酸11.3gを加え、
75〜80℃で還流せしめる。実施例1を同様な経
過で加水分解は完結する。生成物を実施例1の
(ii)と同様に処理し、白色結晶である3−O−オ
クチル−D−マンニトール79gを得た。収率98
% 融点 87.5〜88.5℃ IR(KBr、cm-1)3400、1000〜1185 NMR(溶媒不溶のため測定不可能) 元素分析 C14H30O6(計算値) C57.5%(57.12%);H9.9%(10.27%);
O32.3%(32.61%) 水酸基価 930(計算値953) (iii) (i)で得た3,4−ジ−O−オクチル−D−マ
ンニトールジアセトニド111.7g(0.23モル)
を(ii)と同様に処理し、白色結晶である3,4−
ジ−O−オクチル−D−マンニトール92gを得
た。 収率98% 融点 84.5〜85.5℃ IR(KBr、cm-1)3400、1000〜1175 NMR(CCl4、δ、TMS内部標準)0.88(3重
線、6H、2個のCH3 (CH26CH2−) 1.0〜1.6(ブロードな単一線、24H、2個の
CH3(CH2 6CH2−) 3.3〜4.2(多重線、16H、
【式】) 元素分析 C22H46O6として(計算値) C64.6%(64.99%);H11.4%(11.40%);
O24.0%(23.61%) 分子量(VPO法/CHCl3)420(計算値427) 水酸基価 535(計算値552) 実施例 5 次に示すD−マンニトールモノアルキルエーテ
ルについて吸湿性試験をおこない、湿潤剤として
の能力を調べた。 吸湿試験はあらかじめ乾燥した一定量の試験化
合物を90%、25℃の一定湿度、温度下に保存し、
その重量の増加率を調べることによりおこなつ
た。その結果を第2表に示す。 【表】 上記の結果から明らかなように、本発明のD−
マンニトールモノアルキルエーテルのうちRの炭
素数が8〜12のものは特に高い吸湿性を有してい
た。 実施例 6 次に示す本発明のD−マンニトールジアルキル
エーテルについて乳化試験をおこない乳化力を調
べた。 乳化試験は油として流動パラフインを用い、次
の条件にて行なつた。流動パラフイン20部に試験
化合物2部を混合し75℃に加熱する。別にイオン
交換水78部を75℃に加熱し、これを撹拌下に流動
パラフイン、試験化合物中に加え乳化する。乳化
後、撹拌下に室温まで冷却する。 乳化力の評価は、直後の生成乳化物の状態およ
び25℃で7日間保存した後の分離状態を観察する
ことにより行なつた。結果を第3表に示す。 【表】 上記結果から明らかなように本発明の化合物
は、すぐれた乳化力を有しており、乳化力の強い
と言われていた公知物質のグリセロールエステル
やソルビタンエステル類よりもすぐれた乳化安定
性を示した。 実施例 7 化粧用クリーム: 下記組成で化粧用クリームを調製した。 〔組成〕 A流動パラフイン スクワラン 3−O−オクチル−D−マ ンニトール 14.0(重量%) 14.0 2.0 B安息香酸ナトリウム グリセリン 精製水 0.2 4.0 残量 〔製法〕 A成分を混合し、75℃に加熱する。この混合物
中に、あらかじめ混合、加熱(70℃)したB成分
を撹拌下に加え乳化する。その後、撹拌しながら
室温まで冷却し、乳化物を得た。得られた乳化物
はW/O型のクリームで、乳化安定性がよく、長
期にわたつて分離を起こさず、皮膚に塗布した場
合も肌なじみが良く使用感が良好であつた。 実施例 8 化粧用クリーム: 下記組成で化粧用クリームを調製した。 〔組成〕 A3,4−ジ−O−ラウリル −D−マンニトール 流動パラフイン 2.0(重量%) 28.0 B安息香酸ナトリウム プロピレングリコール 精製水 0.2 5.0 残量 A成分を混合し、75℃に加熱する。この混合物
中にあらかじめ混合、加熱(70℃)したB成分を
撹拌下に加え乳化した。その後、撹拌しながら室
温まで冷却し乳化物を得た。得られた乳化物は
W/O型のクリームで、乳化安定性が極めてよ
く、長期にわたつて分離を起こさず、皮膚に塗布
した場合、肌なじみがよく使用感が良好であつ
た。 実施例 9 アイシヤドウ: 下記組成を混合し、アイシヤドウを調製した。 〔組成〕 カルナバワツクス 3(重量%) セレシンワツクス 10 マイクロクリスタリンワツクス 5 ヒマシ油 36 スクワラン 30 3−O−オレイル−D−マンニトール
3 酸化チタン 8 雲母チタン 2 群 青 3 得られた混合物は青白色の軟かい固型状で、ア
イシヤドウとして皮膚によくなじみすぐれた性質
を有していた。 実施例 10 口紅: 下記組成で口紅を調製した。 〔組成〕 A流動パラフイン カルナバワツクス マイクロクリスタリンワツクス ホホバ油 ワセリン 3,4−ジ−O−オレイル−D −マンニトール レーキ顔料 32(重量%) 3 7 5 7 10 6 Bグリセリン 精製水 10 20 A成分を85℃に加熱して均一に混合し、これに
B成分を加熱混合したものを添加、充分に撹拌し
て乳化せしめ、その後直ちに成型器に流し込み冷
却する。 得られた乳化物は乳白色の光沢を有するやや軟
かい固型のW/Oエマルジヨンで、棒状に成型す
ることにより、口紅としてすぐれた性質を有して
いた。 実施例 11 化粧水: 下記組成を混合し、化粧水を調製した。 〔組成〕 3−O−ラウリル−D−マンニトール
3.0(重量%) エタノール 15.0 グリシン 1.0 ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.5 ピロリドンカルボン酸ナトリウム
1.0 香 料 0.2 精製水 残量 このようにして得られた本発明品を含有する化
粧水は、べとつきがなく、かつしつとりした使用
感を有していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の式() (式中、Rは炭素数8〜24の飽和又は不飽和の
    直鎖又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基を示し、
    R′は水素原子又はRを示す) で表わされるD−マンニトールアルキルエーテ
    ル。 2 次の式() (式中、Rは炭素数8〜24の飽和又は不飽和の
    直鎖又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基を示し、
    R′は水素原子又はRを示す) で表わされるD−マンニトールアルキルエーテル
    を含有する化粧料。
JP57138227A 1982-08-09 1982-08-09 D−マンニト−ルアルキルエ−テル及びこれを含有する化粧料 Granted JPS5927844A (ja)

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