JPS649312B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS649312B2
JPS649312B2 JP13016283A JP13016283A JPS649312B2 JP S649312 B2 JPS649312 B2 JP S649312B2 JP 13016283 A JP13016283 A JP 13016283A JP 13016283 A JP13016283 A JP 13016283A JP S649312 B2 JPS649312 B2 JP S649312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cysteine
free
water
hydrochloride
methanol
Prior art date
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Expired
Application number
JP13016283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6023362A (ja
Inventor
Ryuichi Mita
Toshio Kato
Chojiro Higuchi
Teruhiro Yamaguchi
Masaharu Oooka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP13016283A priority Critical patent/JPS6023362A/ja
Publication of JPS6023362A publication Critical patent/JPS6023362A/ja
Publication of JPS649312B2 publication Critical patent/JPS649312B2/ja
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、結晶性DL―システインの製造法に
関するものである。 さらに詳しくは、DL―システイン塩酸塩を含
水低級アルコール中、塩基で中和することを特徴
とする結晶性DL―システインの製造法である。 システインは含硫アミノ酸の一種であり食品添
加剤、パーマネント液、医薬原料等に幅広い用途
を有する化合物である。 一般に、システインは空気中の酸素により酸化
されシスチンになり易いことがよく知られてい
る。特に、遊離DL―システインは、従来、結晶
形をもたず不定形の粉末状のものが知られ、この
ような遊離DL―システインは表面積が著しく大
きいために、保存時に酸化を受け易く、保存安定
性に欠けるという問題があつた。そのため、もつ
ぱら塩酸塩1水和物の形態で、安定性を向上させ
て使用されているのが現状である。しかしなが
ら、この塩酸塩1水和物を使用する場合には、1
モルの塩酸を中和する塩基が必要である。したが
つて、使用にあたつて、PH調整の必要がなく、ま
た保存安定性の良好な遊離DL―システインの製
造法の開発が望まれていた。 遊離DL―システインの製造法としては、DL―
システインの塩酸塩またはp―トルエンスルホン
酸塩をメタノールに溶解しトリエチルアミンで中
和する方法が知られているが、この方法で得られ
るDL―システインは無定形であり、その保存安
定性等の難点は解決されていない。 本発明者らはこのような状況にかんがみ、結晶
形を有する保存安定性の良好な遊離DL―システ
インの製造法について鋭意検討した結果、DL―
システイン塩酸塩またはその1水和物を含水低級
アルコール中に懸濁または溶解させ、塩基で中和
することにより鱗片状または短針状の結晶形を有
する結晶性の遊離DL―システインが得られる事
を見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明の方法は、DL―システイン
塩酸塩を溶媒として含水低級アルコールを使用し
て中和するところに特徴があり、水を存在させる
ことによつて結晶性の良好な遊離DL―システイ
ン、すなわち、つぎのX線回折スペクトルによつ
て特徴づけられる結晶性DL―システインが得ら
れる。 格子間距離(Å) 相対強度*() 11.90 f 5.97 f 3.97 f 2.98 ff * 相対強度()はつぎのような任意に設けた
基準 ff=非常に強い、f=強い 本発明の方法により結晶性DL―システインが
得られることは、従来技術からは予見できなかつ
たことである。また、本発明の方法によつて得ら
れる遊離DL―システインは鱗片状または短針状
の結晶性の良好なものであるので、従来問題であ
つた保存安定性が著しく向上することになつた。 本発明の方法で使用されるDL―システイン塩
酸塩は、無水物または1水和物のいずれであつて
も使用できる。 また、本発明の方法で使用される塩基は、DL
―システイン塩酸塩を中和して、溶媒の含水低級
アルコールに溶解するような塩を生成せしめるよ
うなものであれば、とくに制限はない。これに対
して含水低級アルコールに溶け難い塩を生成せし
める塩基は、析出した遊離のDL―システインと
の分離が困難となり好ましくない。 使用される塩基として具体的にはエチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノエ
タノールアミン、トリエタノールアミン、ピリジ
ンまたはピペリジンなどの有機塩基、或いは水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化カルシウムまたは水酸化バリウムなど
のアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化
物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸カルシウムまたは炭酸バリウムなどのア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩類、
あるいはアンモニアなどを挙げることができる。 本発明の方法は含水低級アルコール中で実施さ
れる。使用される低級アルコールはメタノール、
エタノール、n―プロパノール、イソプロパノー
ル、第3級ブタノール、セロソルブまたはメチル
セロソルブなどの水と混和性のアルコールであ
る。本発明の方法では、これらのアルコールに水
を含有させることが必要であり、その含水の程度
は5重量%以上であり、上限は特に制限はない
が、水の量があまり多くなるとDL―システイン
の回収率が低下するので、通常は5〜60重量%、
好ましくは10〜50重量%の範囲が良い。水の量が
5重量%より少ない場合には、得られる遊離DL
―システインは結晶形を持たず無定形となり、保
存安定性に乏しい品質のものとなる。 含水低級アルコールの使用量については特に制
限はないが、反応操作面またはDL―システイン
の回収率の関係で通常はDL―システイン塩酸塩
に対して1〜20重量倍、好ましくは2〜10重量倍
の範囲で使用される。 本発明の方法は含水低級アルコール中にDL―
システイン塩酸塩を溶解または懸濁させ−20〜80
℃、好ましくは0〜60℃の温度で塩基を滴下、添
加または吹込んで中和し、遊離DL―システイン
を析出させる。中和後、必要に応じて冷却して析
出している遊離DL―システインを別する。中
和に際しての雰囲気はシステインのシスチンへの
酸化を防ぐ意味で窒素またはアルゴンなどの不活
性ガス雰囲気で行うのが良い。このようにして鱗
片状または短針状の結晶形を有する保存安定性の
良好な遊離DL―システインが得られる。 以下、実施例によつて本発明を詳細に説明す
る。 実施例 1 水を10重量%含有するメタノール240ml中にDL
―システイン塩酸塩1水和物52.7gを加えて溶解
させる。窒素雰囲気下撹拌しながら20〜25℃で
30.3gのトリエチルアミンを約20分間で滴下して
中和した。同温度で1時間かきまぜたのち析出し
ている結晶を別しメタノールで洗浄後真空乾燥
することによつて無色短針状晶の遊離DL―シス
テインを得た。 収量 35.1g 純度 100% ここに得られたDL―システインの結晶のX線
回析スペクトルはCu:Ni 25KV 14mAの電源を
用いλ=1.5418において次のようなX線回折パタ
ーンを示す。 格子間距離(Å) 相対強度() 11.90 0.63 5.97 0.33 4.55 0.03 4.20 0.07 3.97 0.39 3.82 0.06 3.79 0.12 3.75 0.04 3.71 0.05 3.41 0.03 3.18 0.05 3.08 0.05 2.98 1.00 2.68 0.01 2.60 0.01 2.52 0.03 実施例 2 実施例1において含水メタノールを水を40重量
%含有する含水イソプロパノール240mlに、また
トリエチルアミンをピリジン23.7gに代える以外
は実施例1と同様に行うことによつて32.5gの無
色鱗片状晶の遊離DL―システインを得た。高速
液体クロマトグラフイーによる純度分析の結果、
このものの純度は100%であり、シスチン不含で
あつた。また、得られた結晶のX線回折パターン
は実施例1とほヾ同じであつた。 実施例 3 実施例1においてトリエチルアミンを28%アン
モニア水18.5gに代える以外は実施例1と同様に
行うことによつて33.8gの短針状の遊離DL―シス
テインを得た。純度は100%であり、結晶のX線
回折パターンは実施例1とほヾ同じであつた。 実施例 4 水を20重量%含有するメタノール200ml中にDL
―システイン塩酸塩1水和物52.7gを加えて懸濁
させる。窒素雰囲気下、撹拌しながら20〜25℃水
酸化リチウム12.6gを徐々に添加して中和したの
ち同温度で1時間かきまぜた。析出している結晶
を別しメタノールで洗浄後真空乾燥することに
よつて無色鱗片状晶の遊離DL―システインを得
た。 収量は32.7g(回収率90%)で純度は100%であ
つた。また結晶のX線回折パターンは実施例1と
ほヾ同じであつた。 比較例 メタノール80ml中にDL―システイン塩酸塩1
水和物17.6gを加えて溶解させる。窒素雰囲気下、
撹拌しながら20〜25℃で、トリエチルアミン
10.1gを滴下して中和した。同温度で1時間かき
まぜたのち析出している沈殿を別し、メタノー
ルで洗浄後真空乾燥することによつて無色粉末の
遊離DL―システインを得た。収量は11.5gであつ
た。 参考例 実施例1及び比較例で得られた遊離DL―シス
テインをガラス製の結晶皿に入れ通常室内に放置
しその保存安定性を調べた。 結果を表1に示す。
【表】 にて分析

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 DL―システイン塩酸塩を含水低級アルコー
    ル中、塩基で中和することを特徴とするつぎのX
    線回析スペクトルによつて特徴づけられる結晶性
    DL―システインの製造方法 格子間距離(Å) 相対強度()* 11.90 f 5.97 f 3.97 f 2.98 ff * 相対強度()は、つぎのように任意に設け
    た基準を示す。 ff:非常に強い、f:強い。
JP13016283A 1983-07-19 1983-07-19 結晶性dl―システィンの製造方法 Granted JPS6023362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13016283A JPS6023362A (ja) 1983-07-19 1983-07-19 結晶性dl―システィンの製造方法

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JP13016283A JPS6023362A (ja) 1983-07-19 1983-07-19 結晶性dl―システィンの製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS6023362A JPS6023362A (ja) 1985-02-05
JPS649312B2 true JPS649312B2 (ja) 1989-02-16

Family

ID=15027485

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4279764A (en) * 1980-06-30 1981-07-21 Fmc Corporation Encapsulated bleaches and methods of preparing them

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JPS6023362A (ja) 1985-02-05

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