JP2000292927A - パタン形成材料およびそれを用いたパタン形成方法 - Google Patents
パタン形成材料およびそれを用いたパタン形成方法Info
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Abstract
おいて、感度、解像度、パタンエッジの凹凸等の諸性能
に優れたポジ型パタン形成材料を提供する。 【解決手段】(a)カルボキシル基および/またはフェ
ノール性水酸基を含有するバインダ樹脂を1分子中に少
なくとも2個以上のビニルエーテル基を含有する化合物
と酸触媒付加反応させて得られる樹脂、(b)放射線照
射により酸を生じる化合物を少なくとも含むパタン形成
材料を用いる。
Description
加工に用いられるパタン形成材料に係り、特にX線、電
子線等の電離放射線のパタン露光によりパタン潜像形成
部に酸を生成せしめ、この酸を触媒とする反応によっ
て、照射部と未照射部のアルカリ水溶液に対する溶解性
を変化させ、アルカリ水溶液を現像液とする現像工程に
よりパタンを現出させるパタン形成材料およびパタン形
成方法に関する。
化に伴う微細化が進み、使用されるレジストにも高い解
像性や感度、良好なパタン形状が要求されるようになっ
てきた。このようなレジストとして、露光により生成し
た酸の触媒作用により、現像液に対する溶解性を変化さ
せる反応を起こす化学増幅系レジストが注目され、多数
の化学増幅系レジスト組成物が提案されている。ポジ型
レジストとしては、米国特許第3779778号公報、
特開昭59−45439号公報に記載の組成物が知られ
ている。これらの従来例の記載によれば、溶解性を変化
させる媒体として、たとえば、酸触媒により脱保護(分
離)する保護基(アセタール、t−ブトキシカルボニル
基等)を含む化合物または重合体が開示されている。こ
のような媒体を含むレジストは、現像によって、露光部
が溶け、未露光部が残り、ポジ型のパタンを現出させる
ことができる。
生する酸の分子サイズおよび酸前駆体のアルカリ現像液
に対する溶解阻害効果が感度、解像度を決める要素にな
っており、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスル
ホン酸等のアルキルスルホン酸を酸の種類に持つオニウ
ム塩、アルキルスルホン酸とピロガロールとのエステ
ル、N−ヒドロキシイミドのトリフルオロメタンスルホ
ン酸等が広く用いられている。
ォーターミクロン以下となり、集積回路製造の歩留まり
を向上させる上で、寸法精度の高いレジストパタンを得
ることが重要な課題となっている。現在用いられている
化学増幅系ポジ型レジストは、主にアルカリ可溶性高分
子からなっている。これらの高分子は様々な分子量を有
する分子によって構成されている。分子量の異なる高分
子は、現像液に対する溶解性が異なるため、現像後のレ
ジストパタンのエッジに凹凸(ラフネス)形状を生じさ
せ、これが寸法精度低下の原因になることがわかってき
た。これを回避するパタン形成材料として特開平6−2
66099号公報に記載のように、アルカリ可溶性高分
子の重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)、
および分子量分散度(Mw/Mn)を制御する方法が知
られている。これにより、レジストパタンのラフネスを
ある程度改善することができる。
特性を制御したアルカリ可溶性樹脂を含むレジストは、
アルカリ可溶性の高い低分子量成分の含有量が著しく制
限されるために、樹脂全体の溶解速度が低下し、その結
果レジスト感度を著しく低下させるという重大な欠点が
ある。
し、高感度で高解像度のレジストパタンを形成できるパ
タン形成材料およびそのパタン形成方法を提供すること
にある。
の結果、レジストパタンのラフネス制御とレジスト感度
の向上の両方を満たす新しいパタン形成材料として、ア
ルカリ可溶性のバインダ樹脂とある特定の構造を有する
ビニルエーテル基を含有する化合物とを酸触媒下で反応
させ、バインダ樹脂のカルボキシル基またはフェノール
性水酸基とビニルエーテル基との付加によって生じる架
橋構造の樹脂に着目した。
脂は分子量が増加し、アルカリ水溶液に対する溶解性が
低い樹脂に変性される。この樹脂を用いたレジストは、
放射線照射で発生する酸の触媒反応によって架橋構造が
切断されるため、元のバインダ樹脂を容易に現出させる
ことが可能である。
ストのマトリックス樹脂として使用できなかった、アル
カリ可溶性に優れた低分子量の樹脂および単分散の樹脂
をバインダ樹脂として使用できるため、露光部の溶解性
の向上と共に露光部で現出する分子サイズの均一化が得
られるという新規な機能を有するポジ型パタン形成材料
となることを見出し、本発明の完成に至った。
および/またはフェノール性水酸基を含有するバインダ
樹脂を1分子中に少なくとも2個以上のビニルエーテル
基を含有する化合物と酸触媒付加反応させて得られる樹
脂、(b)放射線照射により酸を生じる化合物を少なく
とも含むことを特徴とするパタン形成材料およびこの組
成を用いたパタン形成方法により達成される。
/またはフェノール性水酸基を含有するバインダ樹脂と
しては、たとえばフェノール性水酸基を1個以上有する
フェノール類にアルデヒド類を用いて重縮合させたノボ
ラック樹脂が挙げられる。すなわち、フェノール、o−
クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,3
−キシレノール、2,4−キシレノール、2,5−キシ
レノール、3,4−キシレノール、3,5−キシレノー
ル、2,3,5−トリメチルフェノールなどのフェノー
ル性水酸基を1個以上有するフェノール類、レゾルシノ
ール、カテコールなどのフェノール性水酸基を2個以上
有するフェノール類、フロログルシン、ピロガロール、
ヒドロキシヒドロキノン等のフェノール性水酸基を3個
以上有するフェノール類が挙げられる。これらのフェノ
ール類は、それぞれ1種類単独でまたは2種類以上を組
み合わせて用いてもよい。
処理、たとえば、樹脂を良溶媒、メチルイソブチルケト
ン、酢酸エチル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテート等に溶解し、次いでヘキサン、クロロベン
ゼン、キシレン、トルエン、ジエチルエーテルなどの貧
溶媒に注ぎ込むことによって、低分子量が除かれた樹脂
を析出し、得られた析出物をさらに分別処理することに
より、所望の分子量、重量平均分子量(Mw)に対する
数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn、以下多分散度
という)のものを得ることができる。
ン化ビニルフェノール重合体、カルボキシル基含有重合
体等のアルカリ可溶性樹脂も用いることができる。
ビニルフェノールの単独重合体およびビニルフェノール
と共重合可能な成分との共重合体が好適である。共重合
可能な成分としては、たとえばアクリル酸誘導体、メタ
クリル酸誘導体、スチレン誘導体、無水マレイン酸、マ
レイン酸イミド誘導体、アクリロニトリルなどが挙げら
れる。
例としては、4−ビニル−2−クロロフェノール、4−
ビニル−2,6−ジクロロフェノール、4−ビニル−2
−ブロモフェノール、4−ビニル−2,6−ジブロモフ
ェノール等のビニルフェノール類を単独または2種類以
上組み合わせた重合体が挙げられる。
アクリル酸誘導体、メタクリル酸誘導体、クロトン酸、
イタコン酸等のカルボキシル基含有単量体の単独重合
体、2種類以上のカルボキシル基含有単量体による共重
合体、または、カルボキシル基含有単量体と他の共重合
可能な単量体との共重合体が好ましい。
ンダ樹脂は、重量平均分子量(Mw)が2000〜20
000、重量平均分子量(Mw)に対する数平均分子量
(Mn)の比(多分散度)が、1.0〜2.0の範囲、
好ましくは、1.0〜1.5の範囲がよい。重量平均分
子量が2000未満では、現像特性、塗膜の均一性に難
点があり、また、重量平均分子量が20000を超える
と、解像性が著しく低下する。さらに、多分散度が2.
0を超えると、ビニルエーテル基を含有する化合物によ
る架橋化度にばらつきを生じ、本発明の効果が得られな
い。
樹脂としては特定のポリヒドロキシ化合物を用いること
ができる。すなわち、ベンゼン環を3つ以上、水酸基を
3つ以上有し、かつ1つのベンゼン環に有する水酸基が
2つ以下の構造を有するものが好ましい。
ス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、トリス(4−ヒ
ドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、α,α,α'−トリス(4−
ヒドロキシフェニル)−1−エチル−4−イソプロピル
ベンゼン、2,6−ビス〔(2−ヒドロキシ−5−メチ
ルフェニル)メチル〕−4−メチルフェノール、2,
2'−メチレンビス〔6−〔(2−ヒドロキシ−5−メ
チルフェニル)メチル〕−4−メチルフェノール〕、4
−〔ビス(4−ヒドロキシフェニル)メチル〕−2−メ
トキシフェノール、4,4',4'',4'''−(1,2−
エタンジイリデン)テトラキスフェノール、4,4',
4'',4'''−(1,2−エタンジイリデン)テトラキ
ス〔2−メチルフェノール〕、4,6−ビス〔(4−ヒ
ドロキシフェニル)メチル〕−1,3−ベンゼンジオ−
ル、2,6−ビス(4−ヒドロキシフェニル)メチル−
4−メチルフェノール、4,4',4'',4'''−(1,
4−フェニレンジメチリジン)テトラキスフェノール、
C−ウンデシルカリックス〔4〕レゾルシンアレーン、
メチルカリックス〔4〕レゾルシンアレーン、および上
記フェノール類にヒドロキシベンジル、ヒドロキシアル
キルベンジル、ジヒドロキシベンジル、ハロゲン、アル
キル、シクロアルキル、アルコキシ、アシル、アシロキ
シ、ニトロ、ヒドロキシル、シアノ、ハロゲン化アシ
ル、カルボキシル、アルコール、ハロゲン化アルキル等
から選ばれる少なくとも1種類の置換基を有する化合物
が挙げられる。
有する化合物としては、1分子中に少なくとも2個以上
のビニルエーテル基を含有する化合物が好ましい。たと
えば、レゾルシノール、カテコール、ヒドロキノンなど
のフェノール性水酸基を2個以上有するフェノール類、
フロログルシン、ピロガロール、ヒドロキシヒドロキノ
ン等のフェノール性水酸基を3個以上有するフェノール
類、ビスフェノール類、トリスフェノール類、三核体の
フェノール類、テトラキスフェノール類のヒドロキシル
基の水素原子の一部または全部をエチルビニルエーテル
基、メチルビニルエーテル基、ビニルエーテル基から選
ばれる少なくとも1種類で置換された化合物が好まし
い。
ナフタレン類、およびアントラセン類でヒドロキシル基
またはグリコロイル基を2個以上有する化合物のヒドロ
キシル基の水素原子の一部または全部をエチルビニルエ
ーテル基、メチルビニルエーテル基、ビニルエーテル基
から選ばれる少なくとも1種類で置換された化合物も用
いることができる。
物の含有量は、アルカリ可溶性バインダ樹脂100重量
部に対して、10重量部以上〜100重量部以下である
ことが望ましい。含有量がこの範囲にあると、放射線に
対して十分な感度、ラフネスを抑制した良好なパタン形
状を与えることができる。含有量が10重量部より少な
いと、本発明の効果が得られず、含有量が100重量部
より多いと、感度の低下につながり好ましくない。
ストリエーション(塗布ムラ)を防いだり、現像性をよ
くしたりするための界面活性剤、樹脂の溶解速度を調整
するためのビスフェノール類、トリスフェノールアルカ
ン類、三核体のフェノール類、テトラキスフェノール類
等の低分子フェノール化合物、酸触媒により脱保護(分
離)する保護基(アセタール基、ケタール基、t−ブト
キシカルボニル基等)を含む化合物または重合体、レジ
スト溶液の保存安定剤、酸触媒の非露光部への拡散を抑
制するための塩基性化合物、オニウムハライド等のイオ
ン解離性化合物、テトラエチレングリコール等の保湿剤
を必要に応じて配合することができる。
および比較例について説明する。なお、これらの実施例
は、本発明の範囲内の好適な特定の条件の下における単
なる例示にすぎず、本発明がこれらの実施例にのみ限定
されるものではない。
ル基を含有する化合物の合成例を以下にあげる。ジメチ
ルスルホキシド50ml中にトリス(4−ヒドロキシフェ
ニル)メタン:2.5gを溶解する。これに水素化ナト
リウム(50%固形油中)1.8gに10mlのヘキサン
を加えて分散媒を溶かし去ったものを注ぎ、25℃で1
時間攪拌しながら反応させた。さらに、この反応液に2
−クロロエチルビニルエーテル10gを滴下し、70℃
で12時間反応させた。反応混合液は水1000ml中に
滴下して、生成物を析出させる。生成物を含む水溶液を
分液ロートに移し、ジエチルエーテル200mlを加えて
抽出した。エーテル溶液は、2NのNaOH水溶液50
mlを加えて洗浄し、中性になるまで水洗する。水洗した
エーテル溶液は、減圧下濃縮して、生成物を得た。この
生成物は、赤外吸収スペクトルおよびNMRスペクトル
分析より、トリス(4−ヒドロキシフェニル)メタンが
有する3つの水酸基の水素原子のすべてがエチルビニル
エーテル基で置換していることを確認した。
エーテル合成例1のトリス(4−ヒドロキシフェニル)
メタンの代わりにフロログルシンを用いて同様の結果を
得た。
エーテル合成例1のトリス(4−ヒドロキシフェニル)
メタンの代わりにビス(p−ヒドロキシフェニル)メタ
ンを用いて同様の結果を得た。
エーテル合成例1の2−クロロエチルビニルエーテルの
代わりにビニルクロライドを用いて同様の結果を得た。
樹脂とビニルエーテル基を含有する化合物とを酸触媒付
加反応させて得られる樹脂の合成例を以下にあげる。
ェニル)−1−エチル−4−イソプロピルベンゼンの4
−ヒドロキシベンジル基ヘキサ置換体(4−ヒドロキシ
ベンジル基の4−ヒドロキシフェニル基に置換する位置
は2および6位)(分子量:1060)(水酸化テトラ
メチルアンモニウムの2.38重量%水溶液に対する溶
解速度:3μm/秒):2.0gとビニルエーテル合成
例1の化合物:1.0gを1,4−ジオキサン50mlに
溶解する。これに、ピリジニウムp−トルエンスルホネ
ート:0.01gを加え、25℃で6時間反応させた。
その後反応液は、減圧下濃縮して、白色固体を得た。こ
の固体を酢酸エチルに溶解し、分液ロートに移して、2
NのNaOH50mlを加えて洗浄し、中性になるまで水
洗する。水洗した酢酸エチル溶液は、減圧下濃縮し、ヘ
キサン中に固体を析出させる。濾過後、真空乾燥して生
成物を得た。
使用)により、重量平均分子量(Mw):5100、多
分散度:2.5の樹脂であることを確認した。また、水
酸化テトラメチルアンモニウムの2.38重量%水溶液
に対する樹脂の溶解速度は、0.1nm/秒と小さいこと
が分かった。
ニルエーテル化合物(ビニルエーテル合成例1):1.
0gの代わりに同ビニルエーテル化合物:0.6gを用
いて同様の結果を得た。
ニルエーテル化合物の代わりに1,4−シクロヘキサン
ジメタノールジビニルエーテルを用いて同様の結果を得
た。
ニルエーテル化合物の代わりにビニルエーテル合成例2
のビニルエーテル化合物を用いて同様の結果を得た。
ニルエーテル化合物の代わりにビニルエーテル合成例3
のビニルエーテル化合物を用いて同様の結果を得た。
α,α,α'−トリス(4−ヒドロキシフェニル)−1
−エチル−4−イソプロピルベンゼンの4−ヒドロキシ
ベンジル基ヘキサ置換体の代わりにポリ(メタクリル
酸)(Mw:7000、多分散度:1.07)を用いて
同様の結果を得た。
α,α,α'−トリス(4−ヒドロキシフェニル)−1
−エチル−4−イソプロピルベンゼンの4−ヒドロキシ
ベンジル基ヘキサ置換体の代わりにメチルカリックス
〔4〕レゾルシンアレーンを用いて同様の結果を得た。
重量部、酸前駆体として、ピロガロールとエタンスルホ
ン酸の三置換体エステル:4重量部を2−ヘプタノンに
溶解して、固形分濃度15重量%の溶液を調合した。こ
の溶液を孔径0.2μmのテフロンメンブレムフィルタ
を用いて濾過し、レジスト溶液を得た。
下し、回転塗布後100℃、5分間熱処理して0.35
μmの厚さのレジスト膜を得た。この基板に電子線描画
装置(電子線の加速電圧は30kV)で、照射量を段階
的に変化させて電子線照射後、100℃、2分間熱処理
してレジスト膜の潜像部分のアルカリ水溶液に対する溶
解性を増加させる反応を促進した。
モニウム2.38重量%を含む水溶液を現像液に用いて
30秒間浸漬し、照射部の残留膜厚を測定した。この残
留膜厚と電子線照射量の関係から電子線感度特性を求め
た。本発明の感度曲線は、7.0μC/cm2の高感度で
膜減りもなく、高コントラストを得た(図1)。
子線描画装置(電子線の加速電圧は50kV)を用い
て、11.0μC/cm2の照射量で0.2μmのラインア
ンドスペースパタンを描画した。100℃、2分間熱処
理して潜像部分のアルカリ水溶液に対する溶解性を増加
させる反応を促進した。上述の熱処理の後、水酸化テト
ラメチルアンモニウム2.38重量%を含む水溶液を現
像液に用いて50秒間浸漬し、レジストパタンを得た。
本発明のレジストパタンは断面形状が矩形で、パタンエ
ッッジの凹凸が10nm以下と小さいことが分かった。
に樹脂合成例3を用いた以外は、実施例1の方法に従っ
た。本実施例においても、上記実施例1と同様の結果を
得た。
に樹脂合成例4を用いた以外は、実施例1の方法に従っ
た。本実施例においても、上記実施例1と同様の結果を
得た。
に樹脂合成例5を用いた以外は、実施例1の方法に従っ
た。本実施例においても、上記実施例1と同様の結果を
得た。
に樹脂合成例6を用いた以外は、実施例1の方法に従っ
た。本実施例においても、上記実施例1と同様の結果を
得た。
に樹脂合成例7を用いた以外は、実施例1の方法に従っ
た。本実施例においても、上記実施例1と同様の結果を
得た。
りに、m、p−クレゾールノボラック樹脂(Mw:77
00、多分散度:4.9)(水酸化テトラメチルアンモ
ニウムの2.38重量%水溶液に対する溶解速度:22
nm/秒):85重量部、エトキシエチル基を酸分解性基
に持つポリ(p−ビニルフェノール)(エトキシエチル
基の導入率80%):15重量部を用いた以外は、実施
例1の方法に従って行った。その結果、上記レジスト
は、3.0μC/cm2の電子線感度を示したが、電子線
描画装置によって形成した0.2μmパタンの凹凸が2
0nm以上と大きいことが分かった。
速電圧は50kV)を用いてフォトマスクを加工するプ
ロセスに、実施例1のレジスト組成物を適用した実施例
を以下に示す。
膜の2層構造の遮光膜を付けたフォトマスク用ブランク
ス(HOYA(株)製)に上述のレジストを滴下、回転
塗布後100℃、7分間熱処理して、0.3μmの厚さ
のレジスト膜を得た。この基板に電子線描画装置(電子
線の加速電圧は50kV)を用いて、0.25μmのラ
インアンドスペースパタンを11.0μC/cm2の照射
量で描画した後、100℃、5分間熱処理して潜像部分
のアルカリ水溶液に対する溶解性を増加させる反応を促
進した。
ンモニウム2.38重量%を含む水溶液を現像液に用い
て50秒間浸漬し、レジストパタンを得た。本発明のレ
ジストパタンは、断面形状が矩形で、設計寸法通りの
0.5μmの線幅であった。次に現像パタンをマスクと
して、CH2Cl2とO2の混合ガスで反応性イオンエッ
チングにより、クロム2層膜のドライエッチングを行っ
た。酢酸メチルセロソルブでレジストを除去し、電子顕
微鏡でクロム膜のエッチング形状を確認したところ、垂
直な断面形状のパタンが確認された。
た例を示したが、酸前駆体は電子線以外の活性放射線の
照射によっても電子線照射と同様に酸を生成するため、
本発明において電子線以外にX線などの活性放射線を用
いて潜像形成を行っても、上記実施例と同様の結果を得
ることができた。
子線、X線、その他の活性放射線に対して高感度で高解
像度に優れたレジストパタンを形成でき、しかもアルカ
リ水溶液現像可能であるためIC、LSIなどの半導体
デバイス製造において、超微細加工用レジストとして好
適に用いられる。さらに、本発明のパタン形成方法によ
れば、集積回路製作時のスループットおよび歩留まりが
向上する。
度特性を示すグラフ。
Claims (6)
- 【請求項1】(a)カルボキシル基および/またはフェ
ノール性水酸基を含有するバインダ樹脂を、1分子中に
少なくとも2個以上のビニルエーテル基を含有する化合
物と酸触媒付加反応させて得られる樹脂と、(b)放射
線照射により酸を生じる化合物とを含むことを特徴とす
るパタン形成材料。 - 【請求項2】請求項1に記載のパタン形成材料におい
て、上記成分(a)のバインダ樹脂の重量平均分子量
(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)
が、1.0〜2.0の範囲にあることを特徴とするパタ
ン形成材料。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のパタン形成材料
において、上記成分(a)のバインダ樹脂が、ベンゼン
環を3つ以上、水酸基を3つ以上有し、かつ1つのベン
ゼン環に有する水酸基が2つ以下であるポリヒドロキシ
化合物であることを特徴とするパタン形成材料。 - 【請求項4】請求項1に記載のパタン形成材料におい
て、上記成分(a)のビニルエーテル基を有する化合物
が、少なくとも2個の水酸基を有する化合物の水酸基部
分にビニルエーテル基が直接または連結基を介して結合
している構造を有することを特徴とするパタン形成材
料。 - 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載のパタン
形成材料を、基板に塗布し塗膜を形成する工程、塗膜溶
媒を取り除くための熱処理工程、放射線を用いて上記塗
膜に所定のパタン潜像を形成する工程、酸触媒反応を促
進する工程、アルカリ水溶液を現像液としてパタンを現
出させる現像工程からなることを特徴とするパタン形成
方法。 - 【請求項6】請求項5に記載のパタン形成方法におい
て、放射線の線源として電子線またはX線を用いること
を特徴とするパタン形成方法。
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