JPH0112971B2 - - Google Patents
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- JPH0112971B2 JPH0112971B2 JP4375583A JP4375583A JPH0112971B2 JP H0112971 B2 JPH0112971 B2 JP H0112971B2 JP 4375583 A JP4375583 A JP 4375583A JP 4375583 A JP4375583 A JP 4375583A JP H0112971 B2 JPH0112971 B2 JP H0112971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- output rod
- power piston
- clutch
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/12—Details not specific to one of the before-mentioned types
- F16D25/126—Details not specific to one of the before-mentioned types adjustment for wear or play
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用クラツチレリーズ装置に関する
ものである。
ものである。
通常時スプリングの力によつて係合する摩擦ク
ラツチのレリーズレバーをクラツチペダルの踏込
みに応答してクラツチレリーズ方向へ押動する車
両用クラツチレリーズ装置であつて、クラツチペ
ダルにより制御されるオープンセンタ型ハイドロ
リツクブースタとこのハイドロリツクブースタの
出力をレリーズレバーに機械的に伝達する伝達機
構とを有したものは従来公知であるが、この従来
装置においては摩擦クラツチにおけるクラツチデ
イスクの摩耗の進行に応じて上記伝達機構をレリ
ーズレバーに不本意な押圧力が加わらないように
手動で調整することにより、クラツチデイスクの
摩耗によるクラツチデイスクのすべりを防止して
いた。
ラツチのレリーズレバーをクラツチペダルの踏込
みに応答してクラツチレリーズ方向へ押動する車
両用クラツチレリーズ装置であつて、クラツチペ
ダルにより制御されるオープンセンタ型ハイドロ
リツクブースタとこのハイドロリツクブースタの
出力をレリーズレバーに機械的に伝達する伝達機
構とを有したものは従来公知であるが、この従来
装置においては摩擦クラツチにおけるクラツチデ
イスクの摩耗の進行に応じて上記伝達機構をレリ
ーズレバーに不本意な押圧力が加わらないように
手動で調整することにより、クラツチデイスクの
摩耗によるクラツチデイスクのすべりを防止して
いた。
しかしながら、産業車両等、半クラツチを多用
し、クラツチデイスクの摩耗が激しい車両におい
ては上記の調整を煩繁に行なわなければならず、
面倒な欠点があつた。
し、クラツチデイスクの摩耗が激しい車両におい
ては上記の調整を煩繁に行なわなければならず、
面倒な欠点があつた。
上記欠点は上記の調整を自動化することによつ
て解決するが、そのような従来技術を用いた場合
にはハイドロリツクブースタにより作動されるマ
スタシリンダとこのマスタシリンダの発生液圧に
より作動するレリーズシリンダを設けることとな
り、装置が大型化するとともに高価なものとな
る。
て解決するが、そのような従来技術を用いた場合
にはハイドロリツクブースタにより作動されるマ
スタシリンダとこのマスタシリンダの発生液圧に
より作動するレリーズシリンダを設けることとな
り、装置が大型化するとともに高価なものとな
る。
本発明の目的は、クラツチデイスクの摩耗に対
処する自動調整機構をハイドロリツクブースタ内
に構成することにより、手動調整を不要とし、か
つ従来の自動調整技術を用いた場合に比べて小型
で安価なものとし、かつ、背圧の影響を受けるこ
となく的確に作用するようにすることにある。
処する自動調整機構をハイドロリツクブースタ内
に構成することにより、手動調整を不要とし、か
つ従来の自動調整技術を用いた場合に比べて小型
で安価なものとし、かつ、背圧の影響を受けるこ
となく的確に作用するようにすることにある。
而して本発明装置は、ハイドロリツクブースタ
のハウジングと、このハウジング内に嵌合されて
その小径部端面に大気圧を作用させた段付のパワ
ーピストンと、このパワーピストンによりハウジ
ング内に形成された環状の作動室と、パワーピス
トンの大径部側に一体的に設けられてハウジング
外へ突出する出力ロツドと、この出力ロツド及び
パワーピストンとでハウジング内に形成された環
状のドレン室と、パワーピストン及び出力ロツド
をリターンさせるリターンスプリングと、パワー
ピストンの内孔に摺動可能に嵌入された入力ピス
トンと、この入力ピストンにより作動される常開
の制御弁と、この制御弁を介して作動室の作動流
体をドレン室へ導く通路と、出力ロツド内に摺動
可能に嵌合されて伝達機構のハイドロリツクブー
スタ側端と係合されたピストンと、このピストン
により出力ロツド内に形成された圧力室と、この
圧力室をドレン室に連通する通路と、この通路を
入力ピストンの作動に連動して作動室とドレン室
間に差圧が生じる以前に遮断する常開の弁とを備
えており、出力ロツドの外径とピストンの外径と
で限定された環状面積がパワーピストンの小径部
の外径と入力ピストンのパワーピストンへの嵌入
部の外径とで限定される環状面積と同一又は小さ
く設定されてなる。
のハウジングと、このハウジング内に嵌合されて
その小径部端面に大気圧を作用させた段付のパワ
ーピストンと、このパワーピストンによりハウジ
ング内に形成された環状の作動室と、パワーピス
トンの大径部側に一体的に設けられてハウジング
外へ突出する出力ロツドと、この出力ロツド及び
パワーピストンとでハウジング内に形成された環
状のドレン室と、パワーピストン及び出力ロツド
をリターンさせるリターンスプリングと、パワー
ピストンの内孔に摺動可能に嵌入された入力ピス
トンと、この入力ピストンにより作動される常開
の制御弁と、この制御弁を介して作動室の作動流
体をドレン室へ導く通路と、出力ロツド内に摺動
可能に嵌合されて伝達機構のハイドロリツクブー
スタ側端と係合されたピストンと、このピストン
により出力ロツド内に形成された圧力室と、この
圧力室をドレン室に連通する通路と、この通路を
入力ピストンの作動に連動して作動室とドレン室
間に差圧が生じる以前に遮断する常開の弁とを備
えており、出力ロツドの外径とピストンの外径と
で限定された環状面積がパワーピストンの小径部
の外径と入力ピストンのパワーピストンへの嵌入
部の外径とで限定される環状面積と同一又は小さ
く設定されてなる。
斯有る構成においては、クラツチペダルの踏込
み時、前記常開の弁が閉じることによつて前記圧
力室が密室となり、出力ロツドとピストンが一体
化するので、クラツチはレリーズされる。また、
クラツチペダルの解放時には、前記常開の弁が開
くことにより圧力室がドレン室と連通し、ピスト
ンが出力ロツドに対し後退可能となるので、クラ
ツチデイスクの摩耗量に応じてピストンが摩擦ク
ラツチのスプリングの力によつて出力ロツド内で
後退変位され、摩擦クラツチのレリーズレバーへ
不本意な押圧力が加わることが防止される。そし
て背圧によつてパワーピストン及び出力ロツドが
作動側へ押圧されることがないから、パワーピス
トン及び出力ロツド用リターンスプリングの力を
作動流体の温度が十分に温つた設定温度の時にパ
ワーピストン及び出力ロツドをリターンさせ得る
最小値に設定して置くことにより、作動流体の温
度が設定温度よりも低くて作動流体の粘度が高い
ことにより高い背圧が発生したとしてもパワーピ
ストン及び出力ロツドが前記常開の弁が閉じる前
動き出すことがなく、作動が確実である。
み時、前記常開の弁が閉じることによつて前記圧
力室が密室となり、出力ロツドとピストンが一体
化するので、クラツチはレリーズされる。また、
クラツチペダルの解放時には、前記常開の弁が開
くことにより圧力室がドレン室と連通し、ピスト
ンが出力ロツドに対し後退可能となるので、クラ
ツチデイスクの摩耗量に応じてピストンが摩擦ク
ラツチのスプリングの力によつて出力ロツド内で
後退変位され、摩擦クラツチのレリーズレバーへ
不本意な押圧力が加わることが防止される。そし
て背圧によつてパワーピストン及び出力ロツドが
作動側へ押圧されることがないから、パワーピス
トン及び出力ロツド用リターンスプリングの力を
作動流体の温度が十分に温つた設定温度の時にパ
ワーピストン及び出力ロツドをリターンさせ得る
最小値に設定して置くことにより、作動流体の温
度が設定温度よりも低くて作動流体の粘度が高い
ことにより高い背圧が発生したとしてもパワーピ
ストン及び出力ロツドが前記常開の弁が閉じる前
動き出すことがなく、作動が確実である。
そして、装置を車両へ取付けた際の前記圧力室
のエアー抜き作業は、ハイドロリツクブースタが
オープンセンタ型であつて作動用流体が常にドレ
ン室を通つて流れているため、前記ピストンを出
力ロツドに対し往復動させることによつて容易に
達成できる利点がある。
のエアー抜き作業は、ハイドロリツクブースタが
オープンセンタ型であつて作動用流体が常にドレ
ン室を通つて流れているため、前記ピストンを出
力ロツドに対し往復動させることによつて容易に
達成できる利点がある。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
10は車両駆動系内に設置された周知のダイヤ
フラムスプリング型の摩擦クラツチで、通常時ダ
イヤフラムスプリングの力で係合し、レリーズレ
バー11をダイヤフラムスプリングに抗して左方
向へ押動することによつてレリーズされる。
フラムスプリング型の摩擦クラツチで、通常時ダ
イヤフラムスプリングの力で係合し、レリーズレ
バー11をダイヤフラムスプリングに抗して左方
向へ押動することによつてレリーズされる。
クラツチレリーズ装置20は、クラツチペダル
30、オープンセンタ型のハイドロリツクブース
タ40及びハイドロリツクブースタ40の出力を
レリーズレバー11に機械的に伝達する伝達機構
70とを有する。
30、オープンセンタ型のハイドロリツクブース
タ40及びハイドロリツクブースタ40の出力を
レリーズレバー11に機械的に伝達する伝達機構
70とを有する。
ハイドロリツクブースタ40は、段付シリンダ
孔41を有した固定のハウジング42と、入力ピ
ストン43と、段付シリンダ孔41の小径部41
aに摺動可能に嵌合した小径部44aと段付シリ
ンダ孔41の大径部41bに摺動可能に嵌合した
大径部44bとを有したパワーピストン44と、
このパワーピストン44の左側に位置する出力ロ
ツド45とを有する。この出力ロツド45は連結
リング64によりパワーピストン44一体化され
ており、また段付シリンダ孔41の左端開口部内
に嵌合・固定されたプラグ46を摺動可能に貫通
している。パワーピストン44の小径部44a側
端面は大気圧にされされている。パワーピストン
44の外周の環状の作動室47にはポンプ48が
吐出する作動流体が流入するようにポンプ48と
接続され、ポンプ48から作動室47に流入した
作動流体は入力ピストン43の小径部43bとパ
ワーピストン44とで構成される常開の制御弁4
9を経てパワーピストン44の左側のドレン室5
0へ流れるようになつている。すなわち、入力ピ
ストン43の小径部43bは、パワーピストン4
4の内孔44cに摺動可能に嵌合されており、こ
の両者の嵌合部においてパワーピストン44の内
周には孔44dを介して作動室47と連通する環
状溝44eが形成され、一方入力ピストン43の
小径部43bには穴45a、穴45bを介してド
レン室50と連通する環状溝43fが、パワーピ
ストン44に対する入力ピストン43の左方向移
動、すなわち入力ピストン43の作動により環状
溝44eとの連通面積を減少するように形成され
ており、これによつて常開の制御弁49が構成さ
れているものである。ドレン室50はリザーバ5
1と接続されているものであり、このドレン室5
0内には出力ロツド45及びパワーピストン44
を右方向へ付勢するリターンスプリング52が設
置されている。入力ピストン43の右方向移動行
程端は穴43eを貫通しかつ両端を出力ロツド4
5の孔45cに遊嵌したピン53によつて規定さ
れる。入力ピストン43はプツシユロツド54に
よりクラツチペダル30と連通させられている。
孔41を有した固定のハウジング42と、入力ピ
ストン43と、段付シリンダ孔41の小径部41
aに摺動可能に嵌合した小径部44aと段付シリ
ンダ孔41の大径部41bに摺動可能に嵌合した
大径部44bとを有したパワーピストン44と、
このパワーピストン44の左側に位置する出力ロ
ツド45とを有する。この出力ロツド45は連結
リング64によりパワーピストン44一体化され
ており、また段付シリンダ孔41の左端開口部内
に嵌合・固定されたプラグ46を摺動可能に貫通
している。パワーピストン44の小径部44a側
端面は大気圧にされされている。パワーピストン
44の外周の環状の作動室47にはポンプ48が
吐出する作動流体が流入するようにポンプ48と
接続され、ポンプ48から作動室47に流入した
作動流体は入力ピストン43の小径部43bとパ
ワーピストン44とで構成される常開の制御弁4
9を経てパワーピストン44の左側のドレン室5
0へ流れるようになつている。すなわち、入力ピ
ストン43の小径部43bは、パワーピストン4
4の内孔44cに摺動可能に嵌合されており、こ
の両者の嵌合部においてパワーピストン44の内
周には孔44dを介して作動室47と連通する環
状溝44eが形成され、一方入力ピストン43の
小径部43bには穴45a、穴45bを介してド
レン室50と連通する環状溝43fが、パワーピ
ストン44に対する入力ピストン43の左方向移
動、すなわち入力ピストン43の作動により環状
溝44eとの連通面積を減少するように形成され
ており、これによつて常開の制御弁49が構成さ
れているものである。ドレン室50はリザーバ5
1と接続されているものであり、このドレン室5
0内には出力ロツド45及びパワーピストン44
を右方向へ付勢するリターンスプリング52が設
置されている。入力ピストン43の右方向移動行
程端は穴43eを貫通しかつ両端を出力ロツド4
5の孔45cに遊嵌したピン53によつて規定さ
れる。入力ピストン43はプツシユロツド54に
よりクラツチペダル30と連通させられている。
出力ロツド45は本発明に従つて中空とされて
おり、この出力ロツド45の大径孔45d内には
伝達機構70のロツド71の右端と当接されるピ
ストン55が摺動可能に嵌合されている。このピ
ストン55によつて出力ロツド45内に形成され
た圧力室56は出力ロツド45内に配設された常
開の弁機構57によりドレン室50に対して連
通・遮断制御される。弁機構57は出力ロツド4
5の大径孔45d内に摺動可能に嵌合されかつス
プリング63により右方向へ付勢された孔58a
付きケース58aと、出力ロツド45の大径孔4
5dに密封的に嵌入されたサポート65の内孔に
密封的で摺動可能に嵌合されかつ右端で入力ピス
トン43に当接する弁座体59と、この弁座体5
9内に摺動可能に遊嵌され支持されたロツド60
と、ケース58内に配設された弁体61と、この
弁体61及びロツド60を右方向へ付勢する弱い
スプリング62とよりなり、ロツド60の外周と
弁座体59間には流体通路としての隙間が形成さ
れている。スプリング63はピストン55を左方
向へ付勢する。前記弁座体59は反力ピストンと
しても機能する。
おり、この出力ロツド45の大径孔45d内には
伝達機構70のロツド71の右端と当接されるピ
ストン55が摺動可能に嵌合されている。このピ
ストン55によつて出力ロツド45内に形成され
た圧力室56は出力ロツド45内に配設された常
開の弁機構57によりドレン室50に対して連
通・遮断制御される。弁機構57は出力ロツド4
5の大径孔45d内に摺動可能に嵌合されかつス
プリング63により右方向へ付勢された孔58a
付きケース58aと、出力ロツド45の大径孔4
5dに密封的に嵌入されたサポート65の内孔に
密封的で摺動可能に嵌合されかつ右端で入力ピス
トン43に当接する弁座体59と、この弁座体5
9内に摺動可能に遊嵌され支持されたロツド60
と、ケース58内に配設された弁体61と、この
弁体61及びロツド60を右方向へ付勢する弱い
スプリング62とよりなり、ロツド60の外周と
弁座体59間には流体通路としての隙間が形成さ
れている。スプリング63はピストン55を左方
向へ付勢する。前記弁座体59は反力ピストンと
しても機能する。
伝達機構70は、ロツド71と、このロツド7
1の左端に枢着されてロツド71の左方向移動に
より支点72を中心に回動するレバー73と、こ
のレバー73と一体化されたレバー74と、この
レバー74により左方向へ押動されてレリーズレ
バー11を左方向へ押動するレリーズベアリング
75とからなる。
1の左端に枢着されてロツド71の左方向移動に
より支点72を中心に回動するレバー73と、こ
のレバー73と一体化されたレバー74と、この
レバー74により左方向へ押動されてレリーズレ
バー11を左方向へ押動するレリーズベアリング
75とからなる。
ここで、パワーピストン44及び出力ロツド4
5が背圧によつて図面左方向へ押圧されることを
防止するため、出力ロツド45の外径D1とピス
トン55の外径D2とで限定される環状面積S1=
1/4π(D1−D2)2は、パワーピストン44の小径 部44aの外径D3と入力ピストン43の小径部
43bの外径D4とで限定される環状面積S2=1/4 π(D3−D4)2と同一又はS2よりも小さく設定され
ている。そしてリターンスプリング52の力は、
作動流体が十分に温まつた設定温度状態にて出力
ロツド45及びパワーピストン44をパワーピス
トン44の大径部44bがハウジング42の段部
に図の如く当接した位置へリターンさせる最小値
に設定されている。また、常開の弁機構57は後
述の如く入力ピストン43の作動により閉じられ
るものであり、入力ピストン43の作動時制御弁
49の作動により作動室47とドレン室50間に
差圧が発生される以前に弁機構57が閉じるよう
に構成されている。
5が背圧によつて図面左方向へ押圧されることを
防止するため、出力ロツド45の外径D1とピス
トン55の外径D2とで限定される環状面積S1=
1/4π(D1−D2)2は、パワーピストン44の小径 部44aの外径D3と入力ピストン43の小径部
43bの外径D4とで限定される環状面積S2=1/4 π(D3−D4)2と同一又はS2よりも小さく設定され
ている。そしてリターンスプリング52の力は、
作動流体が十分に温まつた設定温度状態にて出力
ロツド45及びパワーピストン44をパワーピス
トン44の大径部44bがハウジング42の段部
に図の如く当接した位置へリターンさせる最小値
に設定されている。また、常開の弁機構57は後
述の如く入力ピストン43の作動により閉じられ
るものであり、入力ピストン43の作動時制御弁
49の作動により作動室47とドレン室50間に
差圧が発生される以前に弁機構57が閉じるよう
に構成されている。
以上の如き構成における作用を次に説明する。
図面の状態はクラツチペダル30を解放している
状態である。
図面の状態はクラツチペダル30を解放している
状態である。
図面の状態においてクラツチペダル30が踏込
まれた場合、ハイドロリツクブースタ40の入力
ピストン43が作動、すなわち左方向へ押動され
る。この入力ピストン43の作動により先ずは弁
機構57の弁座体59及びケース58がスプリン
グ63に抗して左方向へ押動され、弁体61が弁
座体59に接し、図の状態ではケース58の孔5
8a、ケース内部空洞、ロツド60の外周隙間を
介してドレン室50に連通していた圧力室56が
ドレン室50から遮断され密室となる。次いで、
入力ピストン43の作動によりパワーピストン4
4の環状溝44eと入力ピストン43の環状溝4
3fとの連通面積が減少し、作動室47とドレン
室50間に差圧が発生する。ドレン室50に対す
る作動室47の昇圧によつてパワーピストン44
に生じる作動力は出力ロツド45、圧力室56内
の作動流体、ピストン55を介してロツド71に
伝達される。圧力室56内の圧力はパワーピスト
ン44の作動力に応答したものであり、この圧力
は弁座体59に作用して弁座体59及び入力ピス
トン43を右方向へ押圧し、ここにペダル反力が
発生する。このペダル反力とロツド54からの入
力との大小関係に応じて入力ピストン43がパワ
ーピストン44に対して摺動し、これによつて作
動室47の圧力がペダル踏力に応じた圧力に調整
される。
まれた場合、ハイドロリツクブースタ40の入力
ピストン43が作動、すなわち左方向へ押動され
る。この入力ピストン43の作動により先ずは弁
機構57の弁座体59及びケース58がスプリン
グ63に抗して左方向へ押動され、弁体61が弁
座体59に接し、図の状態ではケース58の孔5
8a、ケース内部空洞、ロツド60の外周隙間を
介してドレン室50に連通していた圧力室56が
ドレン室50から遮断され密室となる。次いで、
入力ピストン43の作動によりパワーピストン4
4の環状溝44eと入力ピストン43の環状溝4
3fとの連通面積が減少し、作動室47とドレン
室50間に差圧が発生する。ドレン室50に対す
る作動室47の昇圧によつてパワーピストン44
に生じる作動力は出力ロツド45、圧力室56内
の作動流体、ピストン55を介してロツド71に
伝達される。圧力室56内の圧力はパワーピスト
ン44の作動力に応答したものであり、この圧力
は弁座体59に作用して弁座体59及び入力ピス
トン43を右方向へ押圧し、ここにペダル反力が
発生する。このペダル反力とロツド54からの入
力との大小関係に応じて入力ピストン43がパワ
ーピストン44に対して摺動し、これによつて作
動室47の圧力がペダル踏力に応じた圧力に調整
される。
而して、作動室47の昇圧により、入力ピスト
ン43、パワーピストン44、出力ロツド45、
ピストン55、ロツド71が一体的に左方向へ動
き、これによりレリーズベアリング75が摩擦ク
ラツチ10のレリーズレバー11をダイヤフラム
スプリングに抗して左方向へ押動し、摩擦クラツ
チ10がレリーズされる。
ン43、パワーピストン44、出力ロツド45、
ピストン55、ロツド71が一体的に左方向へ動
き、これによりレリーズベアリング75が摩擦ク
ラツチ10のレリーズレバー11をダイヤフラム
スプリングに抗して左方向へ押動し、摩擦クラツ
チ10がレリーズされる。
踏込まれていたクラツチペダルが解放された場
合、圧力室56の圧力とスプリング63によつて
弁座部材59及び入力ピストン43が出力ロツド
45、パワーピストン44に対して右方向へ押し
戻される。これによりパワーピストン44の環状
溝44eと入力ピストン43の環状溝43fとの
連通面積が増加し、作動室47の圧力が降下す
る。而して、摩擦クラツチ10のダイヤフラムス
プリングの力、リターンスプリング52の力及び
スプリング63の力によつて伝達機構70の各構
成部材、ハイドロリツクブースタ40の各構成部
材は図の位置へ戻る。弁機構57はロツド60の
右端がピン53に当接することと、出力ロツド4
5に対するピン53の右方向移動端が規定されて
いることによつて開くものであり、弁機構57が
開くことによつて圧力室56は再びドレン室50
に連通し、ピストン55は出力ロツド45内で右
方向へ変位し得る状態となる。
合、圧力室56の圧力とスプリング63によつて
弁座部材59及び入力ピストン43が出力ロツド
45、パワーピストン44に対して右方向へ押し
戻される。これによりパワーピストン44の環状
溝44eと入力ピストン43の環状溝43fとの
連通面積が増加し、作動室47の圧力が降下す
る。而して、摩擦クラツチ10のダイヤフラムス
プリングの力、リターンスプリング52の力及び
スプリング63の力によつて伝達機構70の各構
成部材、ハイドロリツクブースタ40の各構成部
材は図の位置へ戻る。弁機構57はロツド60の
右端がピン53に当接することと、出力ロツド4
5に対するピン53の右方向移動端が規定されて
いることによつて開くものであり、弁機構57が
開くことによつて圧力室56は再びドレン室50
に連通し、ピストン55は出力ロツド45内で右
方向へ変位し得る状態となる。
而して、摩擦クラツチ10のクラツチデイスク
が摩耗してレリーズレバー11がレリーズベアリ
ング75を右方向へ押圧し、レリーズベアリング
75からロツド71を経てピストン55に加わる
右方向への押圧力がスプリング63の力とピスト
ン55の摺動抵抗との和に打ち勝つた時にはピス
トン55が出力ロツド45内で右方向へ摺動変位
され、これによつてレリーズベアリング75が不
本意な力でレリーズレバー11をレリーズ方向へ
押圧することが防止される。
が摩耗してレリーズレバー11がレリーズベアリ
ング75を右方向へ押圧し、レリーズベアリング
75からロツド71を経てピストン55に加わる
右方向への押圧力がスプリング63の力とピスト
ン55の摺動抵抗との和に打ち勝つた時にはピス
トン55が出力ロツド45内で右方向へ摺動変位
され、これによつてレリーズベアリング75が不
本意な力でレリーズレバー11をレリーズ方向へ
押圧することが防止される。
クラツチレリーズ装置20を車両に装着した際
の圧力室56内のエアー抜き作業は、ポンプ48
を作動させて作動流体をハイドロリツクブースタ
40内を流した状態において、ピストン55を出
力ロツド45内で往復動させる。この操作によ
り、圧力室56内に作動流体が開いている弁機構
57を経て出入りし、圧力室56内の空気は圧力
室56からドレン室50への作動流体の流れに巻
き込まれてドレン室50へ排出され、ドレン室5
0からリザーバ51へと排出される。
の圧力室56内のエアー抜き作業は、ポンプ48
を作動させて作動流体をハイドロリツクブースタ
40内を流した状態において、ピストン55を出
力ロツド45内で往復動させる。この操作によ
り、圧力室56内に作動流体が開いている弁機構
57を経て出入りし、圧力室56内の空気は圧力
室56からドレン室50への作動流体の流れに巻
き込まれてドレン室50へ排出され、ドレン室5
0からリザーバ51へと排出される。
車両のエンジン始動直後のように作動流体の温
度が設定温度よりもはるかに低い場合、作動流体
の粘度が高いことからドレン室50及び作動室4
7には相当に高い背圧が作用する。而して、例え
ばパワーピストン44の小径部44a側端面に背
圧が作用するように構成されている場合には環状
面積S1=1/4π(D1−D2)2に高い背圧が作用して パワーピストン44及び出力ロツド45をロツド
71側へ押圧することから、リターンスプリング
56の力を前述の最小値に設定した場合にはクラ
ツチペダル30を踏込んだ際背圧でパワーピスト
ン44及び出力ロツド45が入力ピストン43に
追従して動き出し、これにより弁機構57が閉じ
ず、従つてクラツチ10が係合解除されないこと
となる。しかし、本発明ではパワーピストン44
及び出力ロツド45は背圧によつてロツド71側
へ押圧されることがないので、クラツチペダル3
0を踏込んだ時には弁機構57が必ず閉じ、クラ
ツチ10の係合を解消し得る。
度が設定温度よりもはるかに低い場合、作動流体
の粘度が高いことからドレン室50及び作動室4
7には相当に高い背圧が作用する。而して、例え
ばパワーピストン44の小径部44a側端面に背
圧が作用するように構成されている場合には環状
面積S1=1/4π(D1−D2)2に高い背圧が作用して パワーピストン44及び出力ロツド45をロツド
71側へ押圧することから、リターンスプリング
56の力を前述の最小値に設定した場合にはクラ
ツチペダル30を踏込んだ際背圧でパワーピスト
ン44及び出力ロツド45が入力ピストン43に
追従して動き出し、これにより弁機構57が閉じ
ず、従つてクラツチ10が係合解除されないこと
となる。しかし、本発明ではパワーピストン44
及び出力ロツド45は背圧によつてロツド71側
へ押圧されることがないので、クラツチペダル3
0を踏込んだ時には弁機構57が必ず閉じ、クラ
ツチ10の係合を解消し得る。
尚、パワーピストン44と出力ロツド45は一
体物とし形成しても良い。
体物とし形成しても良い。
図面は本発明の一実施例の断面図である。
10……摩擦クラツチ、11……レリーズレバ
ー、20……クラツチレリーズ装置、30……ク
ラツチペダル、40……オープンセンタ型ハイド
ロリツクブースタ、43……入力ピストン、44
……パワーピストン、45……出力ロツド、50
……ドレン室、55……ピストン、56……圧力
室、57……弁機構。
ー、20……クラツチレリーズ装置、30……ク
ラツチペダル、40……オープンセンタ型ハイド
ロリツクブースタ、43……入力ピストン、44
……パワーピストン、45……出力ロツド、50
……ドレン室、55……ピストン、56……圧力
室、57……弁機構。
Claims (1)
- 1 通常時スプリングの力によつて係合する摩擦
クラツチのレリーズレバーをクラツチペダルの踏
込みに応答してクラツチレリーズ方向へ押動する
車両用クラツチレリーズ装置であつて、前記クラ
ツチペダルにより制御されるオープンセンタ型ハ
イドロリツクブースタとこのハイドロリツクブー
スタの出力を前記レリーズレバーに機械的に伝達
する伝達機構とを有した車両用クラツチレリーズ
装置において、前記ハイドロリツクブースタのハ
ウジングと、このハウジング内に嵌合された段付
のパワーピストンであつて、かつその小径部端面
に大気圧を作用されたパワーピストンと、このパ
ワーピストンにより前記ハウジング内に形成され
た環状の作動室と、前記パワーピストンの大径部
側に一体的に設けられた出力ロツドであつて、か
つ前記ハウジング外へ突出した出力ロツドと、こ
の出力ロツド及び前記パワーピストンにより前記
ハウジング内に形成された環状のドレン室と、前
記パワーピストン及び出力ロツドをリターンさせ
るリターンスプリングと、前記パワーピストンの
内孔に摺動可能に嵌入された入力ピストンと、こ
の入力ピストンにより作動される常開の制御弁
と、この制御弁を介して前記作動室の流体を前記
ドレン室に導く通路と、前記出力ロツド内に摺動
可能に嵌合されたピストンであつて、かつ前記伝
達機構のハイドロリツクブースタ側端と係合され
たピストンと、このピストンにより前記出力ロツ
ド内に形成された圧力室と、この圧力室を前記ド
レン室に連通する通路と、この通路を前記入力ピ
ストンの作動に連動して前記作動室と前記ドレン
室間の差圧が発生する以前に遮断する常開の弁と
を備え、前記出力ロツドの外径と前記ピストンの
外径とで限定される環状面積が前記パワーピスト
ンの小径部の外径と前記入力ピストンのパワーピ
ストンへの嵌入部の外径とで限定される環状面積
と同一又は小さく設定された車両用クラツチレリ
ーズ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4375583A JPS59170530A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 車両用クラツチレリ−ズ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4375583A JPS59170530A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 車両用クラツチレリ−ズ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59170530A JPS59170530A (ja) | 1984-09-26 |
| JPH0112971B2 true JPH0112971B2 (ja) | 1989-03-02 |
Family
ID=12672574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4375583A Granted JPS59170530A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 車両用クラツチレリ−ズ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59170530A (ja) |
-
1983
- 1983-03-15 JP JP4375583A patent/JPS59170530A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59170530A (ja) | 1984-09-26 |
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