JPH0114021B2 - - Google Patents

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JPH0114021B2
JPH0114021B2 JP59208379A JP20837984A JPH0114021B2 JP H0114021 B2 JPH0114021 B2 JP H0114021B2 JP 59208379 A JP59208379 A JP 59208379A JP 20837984 A JP20837984 A JP 20837984A JP H0114021 B2 JPH0114021 B2 JP H0114021B2
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JP
Japan
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polyurethane
group
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hydrophobic
hydrophilic
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Application number
JP59208379A
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English (en)
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JPS6186250A (ja
Inventor
Katsumi Kuryama
Misao Ichihara
Iwao Misaizu
Masashi Kashiwamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Original Assignee
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6186250A publication Critical patent/JPS6186250A/ja
Publication of JPH0114021B2 publication Critical patent/JPH0114021B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、多孔性ポリウレタン系シート材料お
よびその製造方法に関し、機械的性質、水蒸気透
過性等の諸性能にすぐれた多孔性シート材料を高
い生産性で提供することを目的とする。 (従来の技術) 従来、天然皮革代用品等としてポリウレタンか
らなる多孔性シート材料およびそれらを製造する
方法は多数知られており、大別すれば湿式法と乾
式法に分けられる。 (発明が解決しようとしている問題点) 両方法はそれぞれ一長一短があり、生産性とい
う面からは乾式法が優れている。このような乾式
法としては、例えば特公昭55−18249号公報およ
び特開昭51−41063号公報に記載の方法があるが、
これら従来の方法では、ポリウレタン層の形成に
比較的多量の親水性ポリウレタンを使用するため
に得られるシート材料の機械的性質や物理的・化
学的性質が十分とは云えず、且つその製造方法に
おいて煩雑で長時間を要する乾燥工程が決定的な
欠点となつている。このような欠点を解決するた
めに親水性ポリウレタンの使用量を低下させるこ
とは必然的に考えられるが、このようにすると別
の欠点(例えば、処理液の不安定性等)が生じる
ことが明らかになつている。 本発明者は上述の如き従来技術の欠点を解決す
べく鋭意研究の結果、特定の製法に基づく疎水性
ポリウレタン分散液または溶液を被覆形成材料の
主成分とし、一方、ヒドロキシル基、酸アミド
基、グリシジル基またはポリオキシエチレン鎖を
含有する付加重合性モノマー群から選ばれた少な
くとも1種類のノニオン性親水性モノマーおよび
カルボキシル基、スルホン酸基または第3級アミ
ノ基若しくは第4級アンモニウム基を有する付加
重合性モノマー群から選ばれた少なくとも1種類
のイオン性親水性モノマーを特定割合グラフト重
合させた親水性の変性ポリウレタンを乳化剤とし
て少量使用することにより、上述の従来技術の欠
点が解決されることを知見して本発明を完成し
た。 (問題点を解決する手段) すなわち、本発明は、疎水性ポリウレタン(a)お
よび親水性の変性ポリウレタン(b)からなる多孔層
を基材上に設けた多孔性シート材料において;上
記疎水性ポリウレタン(a)が、疎水性ポリオール、
有機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤を反応させ
て得られる疎水性ポリウレタンであり、上記の親
水性の変性ポリウレタン(b)が、疎水性ポリオール
と有機ジイソシアネートとを不飽和二重結合を有
する鎖伸長剤の存在下に反応させ、次いでヒドロ
キシル基、酸アミド基、グリシジル基またはポリ
オキシエチレン鎖を含有する付加重合性モノマー
群から選ばれた少なくとも1種類のノニオン性親
水性モノマーおよびカルボキシル基、スルホン酸
基または第3級アミノ基若しくは第4級アンモニ
ウム基を有する付加重合性モノマー群から選ばれ
た少なくとも1種類のイオン性親水性モノマーを
グラフト重合させて得られたポリウレタンであ
り、該親水性の変性ポリウレタン(b)が、親水性の
付加重合性モノマー重合体を10〜50重量%含有す
ることを特徴とする多孔性シート材料およびその
製造方法である。 本発明を更に詳細に説明すると、本発明方法で
使用する疎水性ポリウレタン(a)はそれ自体は概念
的には公知の材料であり、疎水性ポリオール、有
機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤を反応させて
得られるものであつて、疎水性ポリオールとして
は、例えば、末端基が水酸基であり、分子量が
300〜4000のポリエチレンアジペート、ポリエチ
レンプロピレンアジペート、ポリエチレンブチレ
ンアジペート、ポリジエチレンアジペート、プリ
ブチレンアジペート、ポリエチレンサクシネー
ト、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンセ
バケート、ポリブチレンセバケート、ポリテトラ
メチレンエーテルグリコール、ポリ−ε−カプロ
ラクトンジオール、ポリヘキサメチレンアジペー
ト、カーボネートポリオール、ポリプロピレング
リコール等があり、有機ジイソシアネートとして
は、4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネート
(MDI)、水添加MDI、イソホロンジイソシアネ
ート、1,3−キシリレンジイソシアネート、
1,4−キシリレンジイソシアネート、2,4−
トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジ
イソシアネート、1,5−ナフタリンジイソシア
ネート、m−フエニレンジイソシアネート、p−
フエニレンジイソシアネート等があり、鎖伸長剤
としては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジエチレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、エチレン
ジアミン、1,2−プロピレンジアミン、トリメ
チレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、イ
ソホロンジアミン、m−キシリレンジアミン、ヒ
ドラジン、水等がある。 疎水性ポリウレタン分散液または溶液(e)は、ポ
リウレタン(a)を水との相互溶解度に限界があり、
且つ好ましくは常圧で120℃以下の沸点を有する
有機溶剤(c)中で上記の三成分を反応させることに
より得ることができる。この反応条件、例えば温
度や時間等は従来公知の条件でよい。 有機溶剤(c)として好ましいものは、メチルエチ
ルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチル
イソブチルケトン、ジエチルケトン、ギ酸メチ
ル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル等であり、また、アセト
ン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール、ブタノール、トルエン、キシレン、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
パークロルエチレン、トリクロルエチレン、メチ
ルセロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブア
セテート等も使用できる。これらの有機溶剤中で
水との相互溶解度に限界のないもの、あるいは全
く溶解しないものは、他の溶剤との混合物とし、
水との相互溶解度に限界をもたせて使用する。以
上の溶剤は勿論混合溶剤としても使用することが
できる。このような有機溶剤中でポリウレタン(a)
を調製することにより分散液または溶液(e)が得ら
れるが、その固形分は同一または他溶剤の添加あ
るいは除去により約5〜60重量%の範囲とするの
が好都合である。 本発明で使用する変性ポリウレタン(b)は、ヒド
ロキシル基、酸アミド基、グリシジル基またはポ
リオキシエチレン鎖を含有する付加重合性モノマ
ー群から選ばれた少なくとも1種類のノニオン性
親水性モノマーおよびカルボキシル基、スルホン
酸基または第3級アミノ基若しくは第4級アンモ
ニウム基を有する付加重合性モノマー群から選ば
れた少なくとも1種類のイオン性親水性モノマー
からなるグラフト重合体を10〜50重量%含有し、
有機溶剤(c)に溶解するものであつてもよい。この
ような変性ポリウレタン(b)は前記の疎水性ポリオ
ールおよび前記の有機ジイソシアネートとを不飽
和二重結合を有する鎖伸長剤の存在化にポリウレ
タン(a)と同様に反応し、次いで親水性の付加重合
性モノマーをグラフト重合させることにより得ら
れる。使用する上記の鎖伸長剤は、その鎖伸長剤
の一部または全部が、不飽和二塩基酸と活性水素
を有する二官能性化合物とを脱水縮合させて得ら
れる平均分子量が約140〜1000の両末端に活性水
素を有する不飽和化合物(以下特定の鎖伸長剤と
いう)であるのが好ましく、この特定の鎖伸長剤
は、イタコン酸、フマル酸、無水マレイン酸、シ
トラコン酸等の不飽和二塩基酸あるいはそれらの
官能誘導体等を、ヒドラジン、エチレンジアミ
ン、ピペラジン、プロピレンジアミン、キシリレ
ンジアミン、イソホロジアミン等のジアミン類、
エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグ
リコール、ジプロピレングリコール等のグリコー
ル類、モノエタノールアミン、ジメチルエタノー
ルアミン等のアミンアルコール類等の如き活性水
素を有する二官能性化合物と、不飽和二塩基酸1
モルあたり約1.2〜2.0モルの割合で重縮合させて
得られるものであり、特に好ましいものはそれら
の平均分子量が約140〜1000のものである。この
重縮合反応それ自体は従来公知の方法でよく、例
えば不活性ガス雰囲気で150〜240℃の反応温度
で、スルホネート化合物やチタネート化合物等の
触媒の存在下に約3〜15時間の反応条件が好都合
である。このような特定の鎖伸長剤は本発明方法
では疎水性ポリオール1モルに対して0.001〜0.5
モルの割合で使用する。 また、この特定の鎖伸長剤は、他の一般的な鎖
伸長剤、例えば水や前述の如き活性水素を含有す
る二官能化合物と併用することもできる。 本発明で使用するヒドロキシル基、酸アミド
基、グリシジル基またはポリオキシエチレン鎖を
含有するノニオン性付加重合性モノマーはいずれ
も公知のものでよく、例えばアクリル酸、α−ク
ロルアクリル酸、メタクリル酸等の不飽和カルボ
ン酸のアミド、N−メチロールアミド、2−ヒド
ロキシエチルエステル、2−ヒドロキシプロピル
エステル、グリシジルエステルまたはポリオキシ
エチレングリコールエステルが好ましいものであ
る。 また、本発明で使用するイオン性親水性モノマ
ーは、いずれも公知のものでよく、例えば、アク
リル酸、メタクリル酸、α−クロルアクリル酸、
α−クロルメタクリル酸、マレイン酸、イタコン
酸、ビニルスルホン酸、スルホン化スチレン、2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノ
エチルアクリレート、ジエチルアミノエチルメタ
クリレート、ビニルピリジン、ビニルナフタレン
等の含窒素ビニルモノマーまたはこれらの4級化
物が好ましいものである。 また、親水性と疎水性のバランスの調整に他の
付加重合性のモノマーを併用してもさしつかえな
い。例えばアクリル酸、α−クロルアクリル酸、
メタクリル酸のメチル、エチル、プロピル、ブチ
ルエステル;スチレン、メチルスチレン、ジメチ
ルスチレン、エチルスチレン、メトキシスチレ
ン、ジビニルベンゼン、α−メチルスチレン、β
−メチルスチレン、クロルスチレン、2,5−ジ
クロルスチレン、α−クロルスチレンあるいはそ
れらの誘導体が好ましいものである。また、ポリ
ウレタン乳濁液(d)の安定性を増す為に、変性ポリ
ウレタン(b)と一般のw/o型の乳化剤を併用しても
さしつかえない。 上記の変性ポリウレタン(b)は有機溶剤の溶液と
してあるいは単独で、前記ポリウレタン分散液ま
たは溶液(e)に混合し、そのまま、または中和して
使用する。 この混合分散液または溶液は、ポリウレタン(a)
が分散状態または溶液であり、且つ変性ポリウレ
タン(b)が溶解状態にあり、全体として固形分が約
5〜60重量%の混合液である。 本発明で使用するポリウレタン乳濁液(d)は上記
の混合分散液または溶液を、強力に攪拌しつつ、
この中に飽和量以下の水、例えば、混合分散液ま
たは溶液中の固形分100重量部あたり約50〜500重
量部の水を添加することにより得られる。このよ
うにして得られた乳濁液は、乳白色のクリーム状
の流動体であり、そのまま数ケ月間放置しても安
定な状態を保持している。このような乳濁液は必
要に応じて各種の添加剤、例えば着色剤、架橋
剤、安定剤、充填剤等公知の添加剤を任意に添加
することができる。 本発明で使用する基材としては、例えば各種の
織布、編布、不織布、離形紙、プラスチツクフイ
ルム、金属板、ガラス板等いかなる基材でもよ
い。該基材に対する上記乳濁液の適用方法は、例
えばコーテイング法、浸漬法、これらの組合せ方
法等いずれの公知の方法でもよく、その塗布およ
び/または含浸量は約5〜2000g(配合液)/m2
の如く、その目的に応じて広い範囲で変化させる
ことができる。 本発明方法における乾燥工程は非常に短時間
で、且つ煩雑な処理を必要とせずに完了すること
ができ、本発明方法における如き乾式法ではこの
乾燥方法が生産性の律速段階である点からして、
このような短時間の乾燥は従来方法に比して極め
て有利な効果である。すなわち、塗布および/ま
たは含浸した基体は、特開昭51−41063号公報に
記載の如き凝固工程を何ら必要とせず、約60〜
100℃で約1〜3分間および約100〜150℃で約1
〜3分間乾燥処理するのみで目的とする本発明の
多孔性シート材料が得られる。このような短時間
での乾燥処理が実現されるのは、本発明で被膜形
成剤として使用する疎水性ポリウレタン(a)が、全
ポリウレタン中の大部分を占め、少量の界面活性
剤(ポリウレタン(b))で水とともに安定に分散乳
化しており、乾燥時には有機溶剤の蒸発により速
やかに且つ容易に水と接触しゲル化が生じるため
であると考えられる。 (作用・効果) 以上の如き本発明により得られた多孔性シート
材料は非常に微細な孔構造を有し、各種物性にす
ぐれるとともにすぐれた水蒸気透過性を有し、各
種の合成皮革等の素材として、衣料、靴、防水
布、テント、壁紙、床材、濾過材、エアコン等の
フイルター等に有用である。 次に実施例を挙げて本発明を説明する。文中部
または%とあるのはいずれも重量基準である。 実施例 1〜7 (疎水性および親水性ポリウレタンの製造) 1 ポリテトラメチレングリコール(平均分子量
約1000、水酸基価112)1000部、エチレングリ
コール93部、ジフエニルメタンジイソシアネー
ト625gをメチルエチルケトン1500部中に加え、
60℃で8時間反応後、更に2500部のメチルエチ
ルケトンを加え、常温まで撹拌しながら冷却
し、固形分30%の乳白色のポリウレタン分散液
(1)を得た。 2 1,4−ブタンエチレンアジペート(平均分
子量約1000、水酸基価112)1000部、1,4−
ブタンジオール144部、メチルエチルケトン
1144部およびジフエニルメタンジイソシアネー
ト650部を70℃で8時間反応後、更に3042部の
メチルエチルケトンを加えて均一化し、撹拌し
ながら常温まで冷却し、固形分3.0%の乳白色
のポリウレタン分散液(2)を得た。 3 1,6−ヘキサメチレンアジペート(平均分
子量2000、水酸基価56)1000部、1,4−ブタ
ンジオール125部、ジフエニルメタンジイソシ
アネート472部をメチルエチルケトン1200部中
に加え、70℃で8時間反応後、更に2526部のメ
チルエチルケトンを加えて均一化し、攪拌しな
がら常温まで冷却し、固形分30%の乳白色のポ
リウレタン分散液(3)を得た。 4 1,4−ブタンエチレンアジペート(平均分
子量約1000、水酸基価112)1000部、イソホロ
ンジイソシアネート408部を100℃で6時間反応
後、メチルエチルケトン1230部、トルエン1230
部、n−ブタノール1230部、イソホロンジアミ
ン148部を加え、攪拌して十分に均質化し、固
形分30%のポリウレタン溶液(4)を得た。 5 イタコン酸100部とエチレングリコール95部
とを脱水装置を備えた反応容器に入れ、窒素ガ
スを吹込みながら攪拌を行ない、140℃迄昇温
した。その後1時間毎に30℃ずつ昇温しながら
200℃迄昇温した。その温度で脱水重縮合反応
を継続し、酸価が1以下になつたら反応を終了
した。得られた両末端に活性水素を有する不飽
和性化合物は酸価0.5、平均分子量220であつ
た。 つぎにポリテトラメチレングリコールエーテ
ル(平均分子量約2000、水酸基価56)100部、
上記反応により得られた両末端に活性水素を有
する不飽和性化合物3部、4,4′−ジフエニル
メタンジイソシアネート16部およびメチルエチ
ルケトン100部を反応容器にとり、窒素気流下
75〜85℃で反応させ、粘度上昇につれてメチル
エチルケトンで稀釈し、最終的に樹脂濃度30
%、粘度12000cps/20℃のポリウレタン樹脂溶
液を得た。 つぎにこのポリウレタン樹脂溶液100部に、
n−ブチルメタクリレート5部、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート5部、ジメチルアミノ
エチルメタクリレート5部、メチルエチルケト
ン25部、第2ブチルアルコール40部、およびベ
ンゾイルパーオキサイド0.2部を加え、窒素雰
囲気中80〜85℃で6時間反応を行ない、粘度
2000cps/25℃、固形分25%の変性ポリウレタ
ン樹脂溶液(5)を得た。 6 ポリエチレングリコールアジペートグリコー
ル(平均分子量約1000、水酸基価112)100部と
実施例5により得られた両末端に活性水素を有
する不飽和性化合物4部、4,4′−ジフエニル
メタンジイソシアネート30部およびメチルエチ
ルケトン100部を反応容器にとり、窒素気流下
75〜85℃で反応させ、粘度上昇につれてメチル
エチルケトンで稀釈し、最終的に樹脂濃度30
%、粘度8000cps/20℃のポリウレタン樹脂溶
液を得た。 つぎにこのポリウレタン樹脂溶液100部に、
メチルメタクリレート5部、グリシジルメタク
リレート6部、メタクリル酸3部、2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸3
部、メチルエチルケトン46部、第2ブチルアル
コール25部およびベンゾイルパーオキサイド
0.2部を加え、窒素雰囲気中80〜85℃で6時間
反応を行ない、粘度3500cps/25℃、固形分25
%の変性ポリウレタン樹脂溶液(6)を得た。 7 イタコン酸100部と1,4−ブタンジオール
138部とを脱水装置を備えた反応容器に入れ、
窒素ガスを吹込みながら撹拌を行ない、140℃
迄昇温した。その後1時間毎に30℃ずつ昇温し
ながら200℃迄昇温した。その温度で脱水重縮
合反応を継続し、酸価が1以下になつたら反応
を終了した。 得られた両末端に活性水素を有する不飽和性
化合物は酸価0.4、平均分子量280であつた。 つぎにポリテトラメチレングリコールエーテ
ル(平均分子量約2000、水酸基価56)100部、
上記反応により得られた両末端に活性水素を有
する不飽和性化合物4部、水添化4,4′−ジフ
エニルメタンジイソシアネート17部およびメチ
ルエチルケトン100部を反応容器にとり、窒素
雰囲気中80〜85℃で反応を行ないながら、ジブ
チルスズジラウレート0.1部を加え、粘度上昇
につれてメチルエチルケトンで稀釈し、最終的
に樹脂濃度30%、粘度2000cps/20℃のポリウ
レタン樹脂溶液を得た。 つぎに、このポリウレタン樹脂溶液100部に、
エチルメタクリレート10部、ポリエチレングリ
コールモノメタクリレート(平均分子量300)
3部、メタクリルアミド2部、メタクリル酸5
部、メチルエチルケトン65部、イソプロピルア
ルコール15部、およびアゾビスイソブチロニト
リル0.4部を加え、窒素雰囲気中80〜85℃で7
時間反応を行ない、粘度720cps/25℃、固形分
25%の変性ポリウレタン樹脂溶液(7)を得た。 実施例 8〜13 (ポリウレタン乳濁液の製造) 実施例1〜7の生成物、有機溶剤および水をホ
モミキサーで撹拌し、下記のポリウレタンw/o乳
濁液を調製した。 8 ポリウレタン乳濁液(8) ポリウレタン分散液(1) 100部 ポリウレタン溶液(5) 10部 メチルエチルケトン 20部 トルエン 20部 水 80部 9 ポリウレタン乳濁液(9) ポリウレタン分散液(2) 100部 ポリウレタン溶液(5) 12部 ジオキサン 10部 トルエン 10部 キシレン 20部 水 60部 10 ポリウレタン乳濁液(10) ポリウレタン分散液(2) 100部 ポリウレタン溶液(6) 7部 メチルエチルケトン 20部 キシロール 20部 水 75部 11 ポリウレタン乳濁液(11) ポリウレタン分散液(3) 100部 ポリウレタン溶液(6) 5部 テトラヒドロフラン 20部 キシレン 20部 水 80部 12 ポリウレタン乳濁液(12) ポリウレタン分散液(3) 100部 ポリウレタン溶液(7) 12部 メチルエチルケトン 150部 メチルイソブチルケトン 20部 水 70部 13 ポリウレタン乳濁液(13) ポリウレタン溶液(4) 100部 ポリウレタン溶液(5) 10部 炭酸カルシウム 10部 トルエン 30部 メチルエチルケトン 20部 水 80部 上記ポリウレタン乳濁液(8)〜(13)の性質は下記第
1表の通りである。
【表】 実施例 14〜20 前記第1表のポリウレタン乳濁液(8)〜(13)を各種
の基材に塗布(あるいは含浸)し、乾燥して各種
の本発明の多孔性シート材料を得た。 第2表(製造条件) 実施例 14 乳濁液 8 基材 離型紙 塗布(含浸)量(g/m2) 200(塗布) 乾燥条件 80℃2分+125℃2分 実施例 15 乳濁液 8 基 材 ナイロンタフタ 塗布(含浸)量(g/m2) 600(塗布) 乾燥条件 80℃2分+125℃2分 実施例 16 乳濁液 9 基 材 綿 布 塗布(含浸)量(g/m2) 400(塗布) 乾燥条件 80℃2分+125℃2分 実施例 17 乳濁液 10 基 材 T/R起毛布 塗布(含浸)量(g/m2) 800(塗布) 乾燥条件 80℃3分+140℃3分 実施例 18 乳濁液 11 基 材 綿 布 塗布(含浸)量(g/m2)300(塗布) 乾燥条件 80℃2分+125℃2分 実施例 19 乳濁液 12 基 材 不織布 塗布(含浸)量(g/m2)1000(含浸) 乾燥条件 90℃3分+140℃3分 実施例 20 乳濁液 13 基 材 テトロンタフタ 塗布(含浸)量(g/m2) 100(塗布) 乾燥条件 80℃2分+125℃2分
【表】
【表】 以上の通り本発明方法によれば、すぐれた物性
の多孔性シート材料が極めて短時間の乾燥処理で
得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 疎水性ポリウレタン(a)および親水性の変性ポ
    リウレタン(b)からなる多孔層を基材上に設けた多
    孔性シート材料において;上記疎水性ポリウレタ
    ン(a)が、疎水性ポリオール、有機ジイソシアネー
    トおよび鎖伸長剤を反応させて得られる疎水性ポ
    リウレタンであり、上記の親水性の変性ポリウレ
    タン(b)が、疎水性ポリオールと有機ジイソシアネ
    ートとを不飽和二重結合を有する鎖伸長剤の存在
    下に反応させ、次いでヒドロキシル基、酸アミド
    基、グリシジル基またはポリオキシエチレン鎖を
    含有する付加重合性モノマー群から選ばれた少な
    くとも1種類のノニオン性親水性モノマーおよび
    カルボキシル基、スルホン酸基または第3級アミ
    ノ基若しくは第4級アンモニウム基を有する付加
    重合性モノマー群から選ばれた少なくとも1種類
    のイオン性親水性モノマーをグラフト重合させて
    得られたポリウレタンであり、該親水性の変性ポ
    リウレタン(b)が、親水性の付加重合性モノマー重
    合体を10〜50重量%含有することを特徴とする多
    孔性シート材料。 2 疎水性ポリウレタン(a)、親水性の変性ポリウ
    レタン(b)、有機溶剤(c)および水からなる油中水型
    のポリウレタン乳濁液(d)を基材に含浸および/ま
    たは塗布し、乾燥することからなる多孔性シート
    材料の製造方法において;上記疎水性ポリウレタ
    ン(a)が、疎水性ポリオール、有機ジイソシアネー
    トおよび鎖伸長剤を、水との相互溶解度に限界が
    ある有機溶剤(c)中で反応させて得られる疎水性ポ
    リウレタン分散液または溶液(e)であり、上記の親
    水性の変性ポリウレタン(b)が、疎水性ポリオール
    と有機ジイソシアネートとを不飽和二重結合を有
    する鎖伸長剤の存在下に反応させ、次いでヒドロ
    キシル基、酸アミド基、グリシジル基またはポリ
    オキシエチレン鎖を含有する付加重合性モノマー
    群から選ばれた少なくとも1種類のノニオン親水
    性モノマーおよびカルボキシル基、スルホン酸基
    または第3級アミノ基若しくは第4級アンモニウ
    ム基を有する付加重合性モノマー群から選ばれた
    少なくとも1種類のイオン性親水性モノマーをグ
    ラフト重合させることからなり、該親水性の変性
    ポリウレタン(b)が、親水性の付加重合性モノマー
    重合体を10〜50重量%含有することを特徴とする
    多孔性シート材料の製造方法。 3 不飽和二重結合を有する鎖伸長剤が、不飽和
    二塩基酸と活性水素を有する二官能性化合物とを
    脱水縮合させて得られる平均分子量が約140〜
    1000の両末端に活性水素を有する不飽和化合物か
    らなる特許請求の範囲第2項に記載の製造方法。
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