JPH0115534B2 - - Google Patents
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- JPH0115534B2 JPH0115534B2 JP55170917A JP17091780A JPH0115534B2 JP H0115534 B2 JPH0115534 B2 JP H0115534B2 JP 55170917 A JP55170917 A JP 55170917A JP 17091780 A JP17091780 A JP 17091780A JP H0115534 B2 JPH0115534 B2 JP H0115534B2
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本発明は改良された性質を有するポリエーテル
エステル共重合体組成物に関する。 更に詳しくはポリエーテルエステル共重合体
と、特定量のゴム強化樹脂およびポリブチレンテ
レフタレートとから成り、柔軟で弾性回復性があ
り、しかも成形性および接着性に優れた熱可塑性
樹脂組成物に関する。 ポリブチレンテレフタレートのごときポリエス
テルのハードセグメントとポリ(テトラメチレン
オキシド)グリコールのようなポリエーテルソフ
トセグメントとを分子中に有するポリエーテルエ
ステルブロツク共重合体(以下ポリエーテルエス
テルと略称する。)は公知である。このポリエー
テルエステルは優れた引裂強さ、引張り強さ、耐
屈曲性、衝撃強さや耐油性、耐熱性および成形性
を有するが故にタイヤ、チユーブ・ホース、ベル
ト、スノーモビルのキヤタビラ、機械部品などの
上記性能の一つもしくは2種以上が要求される用
途に適している。この樹脂の欠点は一般にゴムと
比較するとかなり硬く、弾性回復性が大幅に劣る
ために、より高度の柔軟性やゴム特性を要求され
る分野には不適となることである。かかるポリエ
ーテルエステルにおいて柔軟性やゴム特性を高め
る手段の一つはポリエーテルエステル中のポリエ
ーテルソフトセグメントの量を増大させることで
あるが、この方法では耐熱性や耐油性の悪いポリ
エーテルセグメントの量が多くなるためにこれら
の性能が低下してしまうばかりでなく、機械的強
度(抗張力)においても劣つたものしか得られな
い。また柔軟性やゴム特性を高めるためのもう一
つの手段はポリエステルハードセグメントを共重
合ポリエステルとすることである。この方法では
耐熱性や耐油性ではそれほどの低下は見られない
もののポリマ自体の粘着性が増し、また結晶化特
性を損うために成形性が著しく低下してしまう。 本発明者らはかかるポリエーテルエステルの欠
点に鑑み、高温ないし低温での柔軟性やゴム弾性
に富み、かつ耐熱性、耐油性や機械強度が優れて
おり、さらに粘着性の少ない成形性の優れたポリ
エステルエラストマを製造せんと鋭意検討したと
ころ、柔軟で弾性に富む特定のポリエーテルエス
テルにゴム強化樹脂およびポリブチレンテレフタ
レートを特定量づつ混合した樹脂組成物が上記の
性能を具備することを見出し、本発明に到達し
た。 すなわち本発明はポリエーテルエステル共重合
体(A)50〜93重量部に対し、ゴム状重合体10〜70重
量%を含有するゴム強化樹脂(B)5〜48重量部、お
よびポリブチレンテレフタレート樹脂(C)2〜45重
量部を合計が100重量部になるように溶融混合し
てなる熱可塑性樹脂組成物を提供するものであ
る。 本発明におけるポリエーテルエステルブロツク
共重合体(A)とは (1) テレフタル酸 (2) 1,4−ブタンジオール (3) 数平均分子量が約300〜6000のポリ(アルキ
レンオキシド)グリコール を必須成分とする共重合体であつて該共重合体中
のハードポリエステルセグメント単位が20〜95重
量%を占めるものである。 上記ポリエーテルエステルのうち、短鎖エステ
ルハードセグメントを構成するポリエステルはテ
レフタル酸と1,4−ブタンジオールを必須成分
とし、さらにその他のジカルボン酸および/もし
くはその他のジオールを含んでいてもよい。テレ
フタル酸以外のジカルボン酸としてはイソフタル
酸、フタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン
酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、ジフエ
ニル−4,4′−ジカルボン酸、ジフエノキシエタ
ンジカルボン酸、3−スルホイソフタル酸ナトリ
ウム等のごとき芳香族ジカルボン酸、1,4−シ
クロヘキサンジカルボン酸のごとき脂環族ジカル
ボン酸、コハク酸、シユウ酸、アジピン酸、セバ
シン酸、ドデカンジ酸、ダイマー酸のごとき脂肪
族ジカルボン酸等を挙げることができる。もちろ
んジカルボン酸のエステル形成性誘導体たとえば
低級アルキルエステル、アリールエステル、炭酸
エステルさらには酸ハロゲン化物なども同等に用
いうる。また、1,4−ブタンジオール以外のジ
オール成分としては、たとえばエチレングリコー
ル、トリメチレングリコール、ペンタメチレング
リコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペン
チルグリコール、デカメチレングリコールなどの
脂肪族ジオール、1,1−シクロヘキサンジメタ
ノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
トリシクロデカンジメタノールのごとき脂環族ジ
オール、キシリレングリコール、ビス(p−ヒド
ロキシ)ジフエニル、ビス(p−ヒドロキシフエ
ニル)プロパン、2,2−ビス〔4−(2−ヒド
ロキシエトキシ)フエニル〕プロパン、ビス〔4
−(2−ヒドロキシ)フエニル〕スルホン、1,
1−ビス〔4−(2−ヒドロキシエトキシ)フエ
ニル〕シクロヘキサンなどの芳香族基を含むジオ
ールなどが挙げられる。かかるジオールもエステ
ル形成性誘導体たとえばアセチル体、アルカリ金
属塩などの形でも用いうる。 また上記、ハードポリエステルセグメント中に
占めるポリブチレンテレフタレート単位は好まし
くは100〜40モル%さらに好ましくは100〜50モル
%である。即ち、ハードポリエステルセグメント
中のポリブチレンテレフタレート単位がこの範囲
において特に柔軟で弾性に富み、かつ耐熱性、耐
光性や耐油性を同時に満足するポリエステルエラ
ストマ成形体とすることが可能になる。また、ポ
リブチレンテレフタレート単位が40モル%未満の
場合には融点が低くなり、高温機械強度が低くな
りすぎるばかりでなく、結晶性自体も大きく損わ
れてしまつて、本発明の方法によつても結晶化挙
動を改善することがむずかしくなるので好ましく
ない。 本発明のポリエーテルエステルのソフトポリエ
ーテルエステルセグメントは、前記ハードセグメ
ントと同一のジカルボン酸と数平均分子量が約
300〜6000のポリ(アルキレンオキシド)グリコ
ールとから構成される。ポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコールとはポリエチレングリコール、ポ
リ(1,2−および1,3−プロピレンオキシ
ド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシ
ド)グリコール、エチレンオキシドとプロピレン
オキシドの共重合体、エチレンオキシドとテトラ
ヒドロフランの共重合体などのポリ(アルキレン
オキシド)グリコールが挙げられ、これらのうち
で特に高い耐熱性や耐加水分解性、弾性特性が要
求される用途にはポリ(テトラメチレンオキシ
ド)グリコールが好適である。ポリ(アルキレン
オキシド)グリコールの数平均分子量は300〜
6000、より好ましくは500〜4500であり、分子量
が大きすぎるとポリ(アルキレンオキシド)グリ
コール単位自体が結晶性を持つようになつて、弾
性機能を失わせることになり、また相溶性も悪く
なる。逆に分子量が300以下ではポリエステルハ
ードブロツクの長さが短くなりすぎるためにこの
場合も弾性が失われる。 ポリエーテルエステル中、ポリエーテルエステ
ルソフトセグメント対ポリエステルハードセグメ
ントの占める割合は80/20〜5/95になるように
する必要がある。80/20以上ではポリマのハード
セグメントの性質がほとんど消滅してしまつて優
れた機械的、熱的性質を与えない。また5/95以
下では低Tg成分であるポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコール単位が少ないために通常使用条件
下や低温においてはゴム弾性が低下してしまう。
特に好ましいソフトセグメント含有量は70〜15重
量%である。 本発明の効果が就中、最も顕著に示されるポリ
エーテルエステルはブチレンテレフタレート単位
と他のエステル単位の100〜50モル%対0〜50モ
ル%からなる(共)重合ポリエステルをハードセ
グメントとし、ポリ(アルキレンオキシド)グリ
コールを15〜70重量%含有するような、接着性、
塗装性、耐熱性、耐光性、耐油性、耐加水分解性
および機械的性質たとえば引裂強度や柔軟性、ゴ
ム弾性が優れた共重合体であり、この共重合体は
本発明の組成物とすることにより上記物性上の長
所を保持したまま成形性が大幅に改良されるので
ある。殊にポリエステル共重合単位としてポリブ
チレンイソフタレート単位を含むものが好ましく
用いられる。 前記各成分よりなる共重合ポリエーテルエステ
ルは公知の方法で製造され得る。たとえばジカル
ボン酸の低級アルコールジエステル、過剰量の低
分子量グリコールおよびポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコールを触媒の存在下エステル交換反応
せしめ、得られる反応生成物を重縮合する方法、
あるいはジカルボン酸とグリコールおよびポリ
(アルキレンオキシド)グリコールを触媒の存在
下エステル化反応せしめ得られる生成物を重縮合
する方法、また予めポリブチレンテレフタレート
を作つておき、これに他のジカルボン酸やジオー
ルもしくはポリ(アルキレンオキシド)グリコー
ルを加えたり、もしくは他の共重合ポリエステル
を添加してエステル交換によりランダム化せしめ
る方法などいずれの方法をとつてもよい。 エステル交換反応またはエステル化反応と重縮
合反応に共通の触媒として、チタン触媒が良好な
結果を与える。特にテトラブチルチタネート、テ
トラメチルチタネートなどのごときテトラアルキ
ルチタネート、シユウ酸チタンカリのごときシユ
ウ酸チタン金属塩等が好ましい。またその他の触
媒としてはジブチルスズオキサイド、ジブチルス
ズラウレートのごときスズ化合物、酢酸鉛のごと
き鉛化合物があげられる。 また、ジカルボン酸やグリコールの一部として
ポリカルボン酸や多官能ヒドロキシ化合物、オキ
シ酸などが共重合されていてもよい。多官能成分
は高粘度化成分として有効に作用し、その共重合
しうる範囲は3モル%以下である。かかる多官能
成分として用いることができるものにはトリメリ
ツト酸、トリメシン酸、ピロメリツト酸、ベンゾ
フエノンテトラカルボン酸、ブタンテトラカルボ
ン酸、グリセリン、ペンタエリスリトールおよび
それらのエステル、酸無水物などを挙げることが
できる。 本発明におけるポリエーテルエステルの対数粘
度は少なくとも0.35以上、好ましくは0.50〜4.0の
範囲にある。 上記ポリエーテルエステルと混合するゴム強化
樹脂(B)とはゴム状重合体10〜70重量%を下層重合
体とし、芳香族ビニル系単量体0〜95重量%、シ
アン化ビニル系単量体0〜40重量%、メタクリル
酸エステル系単量体0〜95重量%およびこれらと
共重合可能な他のビニル系単量体0〜20重量%か
らなる多元共重合体30〜90重量%を上層重合体と
する多層構造の重合体である。ゴム強化樹脂にお
ける下層重合体たるゴム状重合体としてはポリブ
タジエン、ブタジエン−スチレン共重合体などの
ジエン系ゴム、ポリアクリル酸ブチルやアクリル
酸ブチル−アクリロニトリル共重合体などに代表
されるアクリル系ゴム状重合体およびブタジエン
−アクリル酸アルキル共重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン
共重合体などが挙げられる。これらゴム状重合体
はラテツクス状態で入手できるものが好適であ
り、とくに乳化重合で得たポリブタジエンラテツ
クスなどを使用するのが好ましい。またゴム状重
合体は一部架橋した形のゲル状重合体であつても
それが過度でない限りは問題なく使用することが
できる。ゴム強化樹脂中においてこれらゴム状重
合体が占める割合は10〜70重量部であり、本発明
の配合樹脂組成物の用途・要求性能やポリエーテ
ルエステルの構造によつてその最適組成を決定す
ることができる。例えば低温における耐衝撃性が
要求され、ポリエーテルエステルのポリエーテル
単位が10〜40重量%という比較的少量単位しか含
有せず比較的硬いポリエーテルエステルに配合し
て用いる場合にはゴム状重合体を多く含有するこ
とが好ましく、またポリエーテルエステル自体が
柔かく成形性において著しい改善が必要とされる
ような場合にはゴム状重合体は少ない含有量であ
ることがむしろ好ましい。いずれにしてもゴム状
重合体量は配合樹脂組成物の用途・要求性能やポ
リエーテルエステルの構造などによつて最適範囲
が選択されるものであるが、70重量%より多くな
るとこのゴム強化樹脂とポリエーテルエステルの
混和性が悪いため組成物の機械的性質が低下し、
しかも配合組成物からなる成形品に表面の肌あれ
や層状剥離が発生するため好ましくない。 一方ゴム強化樹脂の上層重合体とは芳香族ビニ
ル系単量体0〜95重量%、シアン化ビニル系単量
体0〜40重量%、メタクリル酸エステル系単量体
0〜95重量%およびこれらと共重合可能な他のビ
ニル系単量体0〜20重量%からなる多元共重合体
である。ここで芳香族ビニル系単量体としてはス
チレン、α−メチルスチレン、クロルスチレンな
どが、シアン化ビニル系単量体としてはアクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルが、メタクリル酸
エステル系単量体としてはメタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸−n−ブチ
ル、メタクリル酸イソプロピルなどが、またこれ
らと共重合可能な他のビニル系単量体としてはハ
ロゲン化ビニル系単量体、アクリル酸およびその
エステル系単量体、メタクリル酸などを挙げるこ
とができる。 かかる下層重合体たるゴム状重合体10〜70重量
%と上層重合体たる多元共重合体30〜90重量%か
ら構成されるゴム強化樹脂の製造方法としては通
常のABS樹脂や耐衝撃性ポリスチレンの製造方
法が適用可能であり、溶液重合、懸濁重合、塊状
重合などの一般のラジカル重合処方を採用するこ
とができ、最も一般的には予め乳化重合により適
当な粒子径、重合度、ゲル含有率を有するゴム状
重合体ラテツクスを得た後、このゴムラテツクス
の存在下に芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニ
ル系単量体、メタクリル酸エステル系単量体の混
合単量体を連続滴下し、その降過硫酸カリウム、
過硫酸アンモニウム、ベンゾイルパーオキサイ
ド、クメンハイドロパーオキサイドなどの過酸化
物系開始剤、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸
カリウムなどの界面活性剤および重合助剤を共存
させることにより乳化重合方式で重合することが
でき、さらに塩化カルシウムの様な電解質で凝固
し、洗浄、脱水、乾燥することにより、粉末状で
多層重合体を得ることができる。また上層重合体
をランダム重合体として得る方法としては特公昭
46−25005号公報、特公昭46−31466号公報、特公
昭48−16347号公報等の方法が利用できる。 さらに本発明のゴム強化樹脂としては前記した
方法で調整されたゴム含有多層構造共重合体を、
硬質共重合体とブレンドして用いることも可能で
ある。硬質共重合体とは前記した多層構造共重合
体における上層重合体と同じ組成から成るもの
で、芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単
量体、メタクリル酸エステル系単量体などを主成
分とする多元共重合体であつて、アクリロニトリ
ル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−スチ
レン−α−メチルスチレン共重合体、メタクリル
酸メチル−スチレン共重合体などが代表的に例示
しうる。このようにゴム含有多層構造共重合体を
硬質共重合体とブレンドして用いる場合、多層構
造共重合体中の下層ゴム状重合体は70重量%より
多くてもよく、硬質共重合体とのブレンドしたゴ
ム強化樹脂組成物として、ゴム状重合体単位が10
〜70重量%含まれるようにすればよい。 本発明の配合樹脂組成物のもう1つの構成成分
であるポリブチレンテレフタレート(C)とは、主と
してテレフタル酸あるいはその誘導体と1,4−
ブタンジオールもしくはその誘導体とから導かれ
るポリエステルであるが30モル%以下ならば共重
合成分としてイソフタル酸、フタル酸、ナフタレ
ンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデ
カンジオン酸などのジカルボン酸、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ヘキサメチレン
グリコール、ネオベンチルグリコールなどのジオ
ール、オキシ安息香酸、ビスフエノールAなどの
共重合可能単量体を共重合したものも含まれる。 本発明の熱可塑性樹脂組成物において各構成成
分の配合比率はポリエーテルエステル(A)60〜93重
量部、ゴム強化樹脂(B)5〜38重量部、およびポリ
ブチレンテレフタレート(C)2〜35重量部を全体が
100重量部になるように配合することが必要であ
る。ゴム強化樹脂(B)はポリエーテルエステルの成
形性を改良し、特に短かい射出サイクルでバリの
発生がなく、離型性に優れた樹脂組成物を与え
る。また高ゴム含量のゴム強化樹脂を用いると硬
いポリエーテルエステルの低温衝撃性を向上する
効果もある。しかしながらゴム強化樹脂のみをポ
リエーテルエステルに配合したのでは十分な成形
性を得るためには30重量%以上、好ましくは50重
量%以上を配合する必要があり、この時ポリエー
テルエステル本来の優れた弾性回復性、耐薬品性
(塗装性)、高い熱崩形温度などを損つてしまい、
また相溶性不良に起因して成形品表面の肌あれや
外観不良につながる。従つてポリエーテルエステ
ルとの組成物に対し、ゴム強化樹脂の配合量は50
重量%以下、好ましくは40重量%以下に抑える必
要がある。 一方ポリブチレンテレフタレート(C)はゴム強化
樹脂と同様にポリエーテルエステルの成形性を改
良することが可能であるが添加量が多くなると溶
融粘度を著しく高くするために逆に射出成形が困
難となる問題がありポリエーテルエステルの塗膜
密着性を低下させ、また柔軟性や弾性回復性を損
うためこれも単独使用では改良された性能のポリ
エーテルエステル改良樹脂組成物とはなしえな
い。本発明においてはポリエーテルエステルにゴ
ム強化樹脂とポリブチレンテレフタレートとを併
用して配合することによりその相乗的作用で、ポ
リエーテルエステルの成形性および成形品外観が
著しく改良される。即ち本発明組成物は射出成形
や押出成形、圧縮成形などにおいて離型性やヒ
ケ、ソリなどの成形品外観が改良され、射出成形
における成形サイクルの短縮、バリ発生の解消な
ども可能になる。またポリエーテルエステル60〜
93重量部、ゴム強化樹脂5〜38重量部およびポリ
ブチレンテレフタレート2〜35重量部を総量100
重量部となるように配合した組成範囲にあつては
ポリエーテルエステル本来の優れた性能例えば機
械的強度、弾性回復性、柔軟性、耐衝撃性、耐薬
品性、優れた塗膜密着性や高い熱崩形温度などを
保持するばかりではなく、むしろポリエーテルエ
ステルよりさらに優れた性能を発揮することすら
ある。 本発明の樹脂組成物を成形するポリエーテルエ
ステル(A)、ゴム強化樹脂(B)およびポリブチレンテ
レフタレート(C)の混合には特別な方法は必要では
なく、一般的にはペレツト状または粉体状の重合
体同士を適当な混合機、例えばヘンシエルミキサ
ー、Vブレンダー、リボンブレンダーなどで混和
した後一軸ないし多軸の押出機で溶融混練してペ
レツト化し、次いでこのペレツトを射出成形機や
押出成形機に導いて成形に供する。また予め押出
機にて溶融混練することなく、直接ポリエーテル
エステル、ゴム強化樹脂、ポリブチレンテレフタ
レート樹脂を成形機で混練と同時に成形すること
も可能である。溶融混練する温度は実質的にポリ
ブチレンテレフタレートが溶融流動する温度であ
ればよく、一般に200〜270℃、好ましくは210〜
250℃の領域が選択できる。 本発明の樹脂組成物には公知の酸化防止剤、紫
外線吸収剤などの耐熱、耐光性の安定剤を含有さ
せることができる。耐熱安定剤としては、たとえ
ば4,4′−ビス(2,6−ジ第3ブチルフエノー
ル)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−ト
リス(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)ベンゼン、テトラキス〔メチレン−3
(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシフエニ
ル)プロピオネート〕メタン、N,N′−ヘキサ
メチレン−ビス(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒ
ドロキシヒドロ桂皮酸アミド)など各種ヒンダ−
ドフエノール類、N,N′−ビス(β−ナフチル)
−p−フエニレンジアミンや4,4′−ビス(4−
α,α−ジメチルベンジル)ジフエニルアミンの
ごとき芳香族アミン類、ジラウリルチオジプロピ
オネート等のごときイオウ化合物やリン化合物、
アルカリ土類金属酸化物、シツソ塩基のニツケル
塩などを挙げることができる。また耐光安定剤と
しては置換ベンゾフエノン、ベンゾトリアゾール
類や、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジン)セバケートや4−ベンゾイルオキ
シ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンな
どのピペリジン化合物を挙げることができる。 本発明の樹脂組成物には公知の結晶核剤や滑剤
などの成形助剤を添加してもよい。公知の結晶核
剤としてはたとえばタルク、アルカリ土類の炭酸
塩、酸化チタン、酸化アンチモン、高級脂肪酸ナ
トリウム塩、モンタンワツクス酸ナトリウム塩な
どが挙げられ、滑剤としてはたとえば炭化水素系
ワツクス、脂肪酸、脂肪酸アミド、ビス脂肪酸ア
ミド、エステルワツクス、脂肪アルコール、金属
石けん類などが挙げられる。 また本発明の組成物には耐加水分解改良剤、着
色剤(顔料、染料)、帝電防止剤、導電剤、難燃
剤、補強剤、充填剤、接着助剤、可塑剤、離型剤
などを任意含有せしめることができる。 本発明組成物は成形性、ことに射出成形におけ
る離型性がよく、バリやヒケ、ソリなどの成形欠
陥が払拭され、かつ成形サイクルが短縮されるな
ど、優れた耐熱性、耐光性、耐油性や柔軟性、ゴ
ム弾性および接着性、塗膜密着性を同時に保有す
るポリエーテルエステルにおいて従来知りえなか
つたような、卓越した成形性を有している。しか
も前記したポリエーテルエステルが本来もつてい
る性能は損なわれるどころか、特に低温における
耐衝撃性、耐薬品性などにおいてはさらに向上し
た性能を発揮する。従つて各種機械部品、精密部
品、自動車部品等の用途へ使用することができ、
また金属との接着性、塗料密着性などを生かした
表面金属化成形品としても適用可能である。 以下実施例によつて本発明を説明する。 なお実施例中「部」または「%」で表示したも
のは全て重量比率で表わしたものである。また本
文中および例中に示す対数粘度はオルトクロロフ
エノール中、30℃、0.5%濃度の条件で測定した
値である。 参考例 1 ポリエーテルエステル(A−1)の製造 ジメチルテレフタレート94.5部、ジメチルイソ
フタレート41.5部、数平均分子量約1000のポリ
(テトラメチレンオキシド)グリコール38.5部、
および1,4−ブタンジオール94.5部をチタンテ
トラブトキシド触媒0.10部とともにヘリカルリボ
ン型撹拌翼を備えた反応容器に仕込み、210℃で
2時間加熱して理論メタノール量の95%のメタノ
ールを系外に留出した。反応混合物に“イルガノ
ツクス”1010 0.42部を添加した後、245℃に昇温
し、次いで50分をかけて系内の圧力を0.2mmHgの
減圧とし、その条件下で2時間重合を行なわせ
た。得られたポリエーテルエステル(A−1)の
融点は169℃、対数粘度は0.95であつた。 ポリエーテルエステル(A−2)、(A−3)の製
造 ポリエーテルエステル(A−1)の製造と同様
の方法で下記の出発原料を用いてポリエーテルエ
ステル(A−2)、(A−3)を製造した。各ポリ
エーテルエステルの融点および対数粘度を付記す
る。
エステル共重合体組成物に関する。 更に詳しくはポリエーテルエステル共重合体
と、特定量のゴム強化樹脂およびポリブチレンテ
レフタレートとから成り、柔軟で弾性回復性があ
り、しかも成形性および接着性に優れた熱可塑性
樹脂組成物に関する。 ポリブチレンテレフタレートのごときポリエス
テルのハードセグメントとポリ(テトラメチレン
オキシド)グリコールのようなポリエーテルソフ
トセグメントとを分子中に有するポリエーテルエ
ステルブロツク共重合体(以下ポリエーテルエス
テルと略称する。)は公知である。このポリエー
テルエステルは優れた引裂強さ、引張り強さ、耐
屈曲性、衝撃強さや耐油性、耐熱性および成形性
を有するが故にタイヤ、チユーブ・ホース、ベル
ト、スノーモビルのキヤタビラ、機械部品などの
上記性能の一つもしくは2種以上が要求される用
途に適している。この樹脂の欠点は一般にゴムと
比較するとかなり硬く、弾性回復性が大幅に劣る
ために、より高度の柔軟性やゴム特性を要求され
る分野には不適となることである。かかるポリエ
ーテルエステルにおいて柔軟性やゴム特性を高め
る手段の一つはポリエーテルエステル中のポリエ
ーテルソフトセグメントの量を増大させることで
あるが、この方法では耐熱性や耐油性の悪いポリ
エーテルセグメントの量が多くなるためにこれら
の性能が低下してしまうばかりでなく、機械的強
度(抗張力)においても劣つたものしか得られな
い。また柔軟性やゴム特性を高めるためのもう一
つの手段はポリエステルハードセグメントを共重
合ポリエステルとすることである。この方法では
耐熱性や耐油性ではそれほどの低下は見られない
もののポリマ自体の粘着性が増し、また結晶化特
性を損うために成形性が著しく低下してしまう。 本発明者らはかかるポリエーテルエステルの欠
点に鑑み、高温ないし低温での柔軟性やゴム弾性
に富み、かつ耐熱性、耐油性や機械強度が優れて
おり、さらに粘着性の少ない成形性の優れたポリ
エステルエラストマを製造せんと鋭意検討したと
ころ、柔軟で弾性に富む特定のポリエーテルエス
テルにゴム強化樹脂およびポリブチレンテレフタ
レートを特定量づつ混合した樹脂組成物が上記の
性能を具備することを見出し、本発明に到達し
た。 すなわち本発明はポリエーテルエステル共重合
体(A)50〜93重量部に対し、ゴム状重合体10〜70重
量%を含有するゴム強化樹脂(B)5〜48重量部、お
よびポリブチレンテレフタレート樹脂(C)2〜45重
量部を合計が100重量部になるように溶融混合し
てなる熱可塑性樹脂組成物を提供するものであ
る。 本発明におけるポリエーテルエステルブロツク
共重合体(A)とは (1) テレフタル酸 (2) 1,4−ブタンジオール (3) 数平均分子量が約300〜6000のポリ(アルキ
レンオキシド)グリコール を必須成分とする共重合体であつて該共重合体中
のハードポリエステルセグメント単位が20〜95重
量%を占めるものである。 上記ポリエーテルエステルのうち、短鎖エステ
ルハードセグメントを構成するポリエステルはテ
レフタル酸と1,4−ブタンジオールを必須成分
とし、さらにその他のジカルボン酸および/もし
くはその他のジオールを含んでいてもよい。テレ
フタル酸以外のジカルボン酸としてはイソフタル
酸、フタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン
酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、ジフエ
ニル−4,4′−ジカルボン酸、ジフエノキシエタ
ンジカルボン酸、3−スルホイソフタル酸ナトリ
ウム等のごとき芳香族ジカルボン酸、1,4−シ
クロヘキサンジカルボン酸のごとき脂環族ジカル
ボン酸、コハク酸、シユウ酸、アジピン酸、セバ
シン酸、ドデカンジ酸、ダイマー酸のごとき脂肪
族ジカルボン酸等を挙げることができる。もちろ
んジカルボン酸のエステル形成性誘導体たとえば
低級アルキルエステル、アリールエステル、炭酸
エステルさらには酸ハロゲン化物なども同等に用
いうる。また、1,4−ブタンジオール以外のジ
オール成分としては、たとえばエチレングリコー
ル、トリメチレングリコール、ペンタメチレング
リコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペン
チルグリコール、デカメチレングリコールなどの
脂肪族ジオール、1,1−シクロヘキサンジメタ
ノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
トリシクロデカンジメタノールのごとき脂環族ジ
オール、キシリレングリコール、ビス(p−ヒド
ロキシ)ジフエニル、ビス(p−ヒドロキシフエ
ニル)プロパン、2,2−ビス〔4−(2−ヒド
ロキシエトキシ)フエニル〕プロパン、ビス〔4
−(2−ヒドロキシ)フエニル〕スルホン、1,
1−ビス〔4−(2−ヒドロキシエトキシ)フエ
ニル〕シクロヘキサンなどの芳香族基を含むジオ
ールなどが挙げられる。かかるジオールもエステ
ル形成性誘導体たとえばアセチル体、アルカリ金
属塩などの形でも用いうる。 また上記、ハードポリエステルセグメント中に
占めるポリブチレンテレフタレート単位は好まし
くは100〜40モル%さらに好ましくは100〜50モル
%である。即ち、ハードポリエステルセグメント
中のポリブチレンテレフタレート単位がこの範囲
において特に柔軟で弾性に富み、かつ耐熱性、耐
光性や耐油性を同時に満足するポリエステルエラ
ストマ成形体とすることが可能になる。また、ポ
リブチレンテレフタレート単位が40モル%未満の
場合には融点が低くなり、高温機械強度が低くな
りすぎるばかりでなく、結晶性自体も大きく損わ
れてしまつて、本発明の方法によつても結晶化挙
動を改善することがむずかしくなるので好ましく
ない。 本発明のポリエーテルエステルのソフトポリエ
ーテルエステルセグメントは、前記ハードセグメ
ントと同一のジカルボン酸と数平均分子量が約
300〜6000のポリ(アルキレンオキシド)グリコ
ールとから構成される。ポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコールとはポリエチレングリコール、ポ
リ(1,2−および1,3−プロピレンオキシ
ド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシ
ド)グリコール、エチレンオキシドとプロピレン
オキシドの共重合体、エチレンオキシドとテトラ
ヒドロフランの共重合体などのポリ(アルキレン
オキシド)グリコールが挙げられ、これらのうち
で特に高い耐熱性や耐加水分解性、弾性特性が要
求される用途にはポリ(テトラメチレンオキシ
ド)グリコールが好適である。ポリ(アルキレン
オキシド)グリコールの数平均分子量は300〜
6000、より好ましくは500〜4500であり、分子量
が大きすぎるとポリ(アルキレンオキシド)グリ
コール単位自体が結晶性を持つようになつて、弾
性機能を失わせることになり、また相溶性も悪く
なる。逆に分子量が300以下ではポリエステルハ
ードブロツクの長さが短くなりすぎるためにこの
場合も弾性が失われる。 ポリエーテルエステル中、ポリエーテルエステ
ルソフトセグメント対ポリエステルハードセグメ
ントの占める割合は80/20〜5/95になるように
する必要がある。80/20以上ではポリマのハード
セグメントの性質がほとんど消滅してしまつて優
れた機械的、熱的性質を与えない。また5/95以
下では低Tg成分であるポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコール単位が少ないために通常使用条件
下や低温においてはゴム弾性が低下してしまう。
特に好ましいソフトセグメント含有量は70〜15重
量%である。 本発明の効果が就中、最も顕著に示されるポリ
エーテルエステルはブチレンテレフタレート単位
と他のエステル単位の100〜50モル%対0〜50モ
ル%からなる(共)重合ポリエステルをハードセ
グメントとし、ポリ(アルキレンオキシド)グリ
コールを15〜70重量%含有するような、接着性、
塗装性、耐熱性、耐光性、耐油性、耐加水分解性
および機械的性質たとえば引裂強度や柔軟性、ゴ
ム弾性が優れた共重合体であり、この共重合体は
本発明の組成物とすることにより上記物性上の長
所を保持したまま成形性が大幅に改良されるので
ある。殊にポリエステル共重合単位としてポリブ
チレンイソフタレート単位を含むものが好ましく
用いられる。 前記各成分よりなる共重合ポリエーテルエステ
ルは公知の方法で製造され得る。たとえばジカル
ボン酸の低級アルコールジエステル、過剰量の低
分子量グリコールおよびポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコールを触媒の存在下エステル交換反応
せしめ、得られる反応生成物を重縮合する方法、
あるいはジカルボン酸とグリコールおよびポリ
(アルキレンオキシド)グリコールを触媒の存在
下エステル化反応せしめ得られる生成物を重縮合
する方法、また予めポリブチレンテレフタレート
を作つておき、これに他のジカルボン酸やジオー
ルもしくはポリ(アルキレンオキシド)グリコー
ルを加えたり、もしくは他の共重合ポリエステル
を添加してエステル交換によりランダム化せしめ
る方法などいずれの方法をとつてもよい。 エステル交換反応またはエステル化反応と重縮
合反応に共通の触媒として、チタン触媒が良好な
結果を与える。特にテトラブチルチタネート、テ
トラメチルチタネートなどのごときテトラアルキ
ルチタネート、シユウ酸チタンカリのごときシユ
ウ酸チタン金属塩等が好ましい。またその他の触
媒としてはジブチルスズオキサイド、ジブチルス
ズラウレートのごときスズ化合物、酢酸鉛のごと
き鉛化合物があげられる。 また、ジカルボン酸やグリコールの一部として
ポリカルボン酸や多官能ヒドロキシ化合物、オキ
シ酸などが共重合されていてもよい。多官能成分
は高粘度化成分として有効に作用し、その共重合
しうる範囲は3モル%以下である。かかる多官能
成分として用いることができるものにはトリメリ
ツト酸、トリメシン酸、ピロメリツト酸、ベンゾ
フエノンテトラカルボン酸、ブタンテトラカルボ
ン酸、グリセリン、ペンタエリスリトールおよび
それらのエステル、酸無水物などを挙げることが
できる。 本発明におけるポリエーテルエステルの対数粘
度は少なくとも0.35以上、好ましくは0.50〜4.0の
範囲にある。 上記ポリエーテルエステルと混合するゴム強化
樹脂(B)とはゴム状重合体10〜70重量%を下層重合
体とし、芳香族ビニル系単量体0〜95重量%、シ
アン化ビニル系単量体0〜40重量%、メタクリル
酸エステル系単量体0〜95重量%およびこれらと
共重合可能な他のビニル系単量体0〜20重量%か
らなる多元共重合体30〜90重量%を上層重合体と
する多層構造の重合体である。ゴム強化樹脂にお
ける下層重合体たるゴム状重合体としてはポリブ
タジエン、ブタジエン−スチレン共重合体などの
ジエン系ゴム、ポリアクリル酸ブチルやアクリル
酸ブチル−アクリロニトリル共重合体などに代表
されるアクリル系ゴム状重合体およびブタジエン
−アクリル酸アルキル共重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン
共重合体などが挙げられる。これらゴム状重合体
はラテツクス状態で入手できるものが好適であ
り、とくに乳化重合で得たポリブタジエンラテツ
クスなどを使用するのが好ましい。またゴム状重
合体は一部架橋した形のゲル状重合体であつても
それが過度でない限りは問題なく使用することが
できる。ゴム強化樹脂中においてこれらゴム状重
合体が占める割合は10〜70重量部であり、本発明
の配合樹脂組成物の用途・要求性能やポリエーテ
ルエステルの構造によつてその最適組成を決定す
ることができる。例えば低温における耐衝撃性が
要求され、ポリエーテルエステルのポリエーテル
単位が10〜40重量%という比較的少量単位しか含
有せず比較的硬いポリエーテルエステルに配合し
て用いる場合にはゴム状重合体を多く含有するこ
とが好ましく、またポリエーテルエステル自体が
柔かく成形性において著しい改善が必要とされる
ような場合にはゴム状重合体は少ない含有量であ
ることがむしろ好ましい。いずれにしてもゴム状
重合体量は配合樹脂組成物の用途・要求性能やポ
リエーテルエステルの構造などによつて最適範囲
が選択されるものであるが、70重量%より多くな
るとこのゴム強化樹脂とポリエーテルエステルの
混和性が悪いため組成物の機械的性質が低下し、
しかも配合組成物からなる成形品に表面の肌あれ
や層状剥離が発生するため好ましくない。 一方ゴム強化樹脂の上層重合体とは芳香族ビニ
ル系単量体0〜95重量%、シアン化ビニル系単量
体0〜40重量%、メタクリル酸エステル系単量体
0〜95重量%およびこれらと共重合可能な他のビ
ニル系単量体0〜20重量%からなる多元共重合体
である。ここで芳香族ビニル系単量体としてはス
チレン、α−メチルスチレン、クロルスチレンな
どが、シアン化ビニル系単量体としてはアクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルが、メタクリル酸
エステル系単量体としてはメタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸−n−ブチ
ル、メタクリル酸イソプロピルなどが、またこれ
らと共重合可能な他のビニル系単量体としてはハ
ロゲン化ビニル系単量体、アクリル酸およびその
エステル系単量体、メタクリル酸などを挙げるこ
とができる。 かかる下層重合体たるゴム状重合体10〜70重量
%と上層重合体たる多元共重合体30〜90重量%か
ら構成されるゴム強化樹脂の製造方法としては通
常のABS樹脂や耐衝撃性ポリスチレンの製造方
法が適用可能であり、溶液重合、懸濁重合、塊状
重合などの一般のラジカル重合処方を採用するこ
とができ、最も一般的には予め乳化重合により適
当な粒子径、重合度、ゲル含有率を有するゴム状
重合体ラテツクスを得た後、このゴムラテツクス
の存在下に芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニ
ル系単量体、メタクリル酸エステル系単量体の混
合単量体を連続滴下し、その降過硫酸カリウム、
過硫酸アンモニウム、ベンゾイルパーオキサイ
ド、クメンハイドロパーオキサイドなどの過酸化
物系開始剤、ラウリン酸ナトリウム、オレイン酸
カリウムなどの界面活性剤および重合助剤を共存
させることにより乳化重合方式で重合することが
でき、さらに塩化カルシウムの様な電解質で凝固
し、洗浄、脱水、乾燥することにより、粉末状で
多層重合体を得ることができる。また上層重合体
をランダム重合体として得る方法としては特公昭
46−25005号公報、特公昭46−31466号公報、特公
昭48−16347号公報等の方法が利用できる。 さらに本発明のゴム強化樹脂としては前記した
方法で調整されたゴム含有多層構造共重合体を、
硬質共重合体とブレンドして用いることも可能で
ある。硬質共重合体とは前記した多層構造共重合
体における上層重合体と同じ組成から成るもの
で、芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単
量体、メタクリル酸エステル系単量体などを主成
分とする多元共重合体であつて、アクリロニトリ
ル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−スチ
レン−α−メチルスチレン共重合体、メタクリル
酸メチル−スチレン共重合体などが代表的に例示
しうる。このようにゴム含有多層構造共重合体を
硬質共重合体とブレンドして用いる場合、多層構
造共重合体中の下層ゴム状重合体は70重量%より
多くてもよく、硬質共重合体とのブレンドしたゴ
ム強化樹脂組成物として、ゴム状重合体単位が10
〜70重量%含まれるようにすればよい。 本発明の配合樹脂組成物のもう1つの構成成分
であるポリブチレンテレフタレート(C)とは、主と
してテレフタル酸あるいはその誘導体と1,4−
ブタンジオールもしくはその誘導体とから導かれ
るポリエステルであるが30モル%以下ならば共重
合成分としてイソフタル酸、フタル酸、ナフタレ
ンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデ
カンジオン酸などのジカルボン酸、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ヘキサメチレン
グリコール、ネオベンチルグリコールなどのジオ
ール、オキシ安息香酸、ビスフエノールAなどの
共重合可能単量体を共重合したものも含まれる。 本発明の熱可塑性樹脂組成物において各構成成
分の配合比率はポリエーテルエステル(A)60〜93重
量部、ゴム強化樹脂(B)5〜38重量部、およびポリ
ブチレンテレフタレート(C)2〜35重量部を全体が
100重量部になるように配合することが必要であ
る。ゴム強化樹脂(B)はポリエーテルエステルの成
形性を改良し、特に短かい射出サイクルでバリの
発生がなく、離型性に優れた樹脂組成物を与え
る。また高ゴム含量のゴム強化樹脂を用いると硬
いポリエーテルエステルの低温衝撃性を向上する
効果もある。しかしながらゴム強化樹脂のみをポ
リエーテルエステルに配合したのでは十分な成形
性を得るためには30重量%以上、好ましくは50重
量%以上を配合する必要があり、この時ポリエー
テルエステル本来の優れた弾性回復性、耐薬品性
(塗装性)、高い熱崩形温度などを損つてしまい、
また相溶性不良に起因して成形品表面の肌あれや
外観不良につながる。従つてポリエーテルエステ
ルとの組成物に対し、ゴム強化樹脂の配合量は50
重量%以下、好ましくは40重量%以下に抑える必
要がある。 一方ポリブチレンテレフタレート(C)はゴム強化
樹脂と同様にポリエーテルエステルの成形性を改
良することが可能であるが添加量が多くなると溶
融粘度を著しく高くするために逆に射出成形が困
難となる問題がありポリエーテルエステルの塗膜
密着性を低下させ、また柔軟性や弾性回復性を損
うためこれも単独使用では改良された性能のポリ
エーテルエステル改良樹脂組成物とはなしえな
い。本発明においてはポリエーテルエステルにゴ
ム強化樹脂とポリブチレンテレフタレートとを併
用して配合することによりその相乗的作用で、ポ
リエーテルエステルの成形性および成形品外観が
著しく改良される。即ち本発明組成物は射出成形
や押出成形、圧縮成形などにおいて離型性やヒ
ケ、ソリなどの成形品外観が改良され、射出成形
における成形サイクルの短縮、バリ発生の解消な
ども可能になる。またポリエーテルエステル60〜
93重量部、ゴム強化樹脂5〜38重量部およびポリ
ブチレンテレフタレート2〜35重量部を総量100
重量部となるように配合した組成範囲にあつては
ポリエーテルエステル本来の優れた性能例えば機
械的強度、弾性回復性、柔軟性、耐衝撃性、耐薬
品性、優れた塗膜密着性や高い熱崩形温度などを
保持するばかりではなく、むしろポリエーテルエ
ステルよりさらに優れた性能を発揮することすら
ある。 本発明の樹脂組成物を成形するポリエーテルエ
ステル(A)、ゴム強化樹脂(B)およびポリブチレンテ
レフタレート(C)の混合には特別な方法は必要では
なく、一般的にはペレツト状または粉体状の重合
体同士を適当な混合機、例えばヘンシエルミキサ
ー、Vブレンダー、リボンブレンダーなどで混和
した後一軸ないし多軸の押出機で溶融混練してペ
レツト化し、次いでこのペレツトを射出成形機や
押出成形機に導いて成形に供する。また予め押出
機にて溶融混練することなく、直接ポリエーテル
エステル、ゴム強化樹脂、ポリブチレンテレフタ
レート樹脂を成形機で混練と同時に成形すること
も可能である。溶融混練する温度は実質的にポリ
ブチレンテレフタレートが溶融流動する温度であ
ればよく、一般に200〜270℃、好ましくは210〜
250℃の領域が選択できる。 本発明の樹脂組成物には公知の酸化防止剤、紫
外線吸収剤などの耐熱、耐光性の安定剤を含有さ
せることができる。耐熱安定剤としては、たとえ
ば4,4′−ビス(2,6−ジ第3ブチルフエノー
ル)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−ト
リス(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)ベンゼン、テトラキス〔メチレン−3
(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシフエニ
ル)プロピオネート〕メタン、N,N′−ヘキサ
メチレン−ビス(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒ
ドロキシヒドロ桂皮酸アミド)など各種ヒンダ−
ドフエノール類、N,N′−ビス(β−ナフチル)
−p−フエニレンジアミンや4,4′−ビス(4−
α,α−ジメチルベンジル)ジフエニルアミンの
ごとき芳香族アミン類、ジラウリルチオジプロピ
オネート等のごときイオウ化合物やリン化合物、
アルカリ土類金属酸化物、シツソ塩基のニツケル
塩などを挙げることができる。また耐光安定剤と
しては置換ベンゾフエノン、ベンゾトリアゾール
類や、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジン)セバケートや4−ベンゾイルオキ
シ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンな
どのピペリジン化合物を挙げることができる。 本発明の樹脂組成物には公知の結晶核剤や滑剤
などの成形助剤を添加してもよい。公知の結晶核
剤としてはたとえばタルク、アルカリ土類の炭酸
塩、酸化チタン、酸化アンチモン、高級脂肪酸ナ
トリウム塩、モンタンワツクス酸ナトリウム塩な
どが挙げられ、滑剤としてはたとえば炭化水素系
ワツクス、脂肪酸、脂肪酸アミド、ビス脂肪酸ア
ミド、エステルワツクス、脂肪アルコール、金属
石けん類などが挙げられる。 また本発明の組成物には耐加水分解改良剤、着
色剤(顔料、染料)、帝電防止剤、導電剤、難燃
剤、補強剤、充填剤、接着助剤、可塑剤、離型剤
などを任意含有せしめることができる。 本発明組成物は成形性、ことに射出成形におけ
る離型性がよく、バリやヒケ、ソリなどの成形欠
陥が払拭され、かつ成形サイクルが短縮されるな
ど、優れた耐熱性、耐光性、耐油性や柔軟性、ゴ
ム弾性および接着性、塗膜密着性を同時に保有す
るポリエーテルエステルにおいて従来知りえなか
つたような、卓越した成形性を有している。しか
も前記したポリエーテルエステルが本来もつてい
る性能は損なわれるどころか、特に低温における
耐衝撃性、耐薬品性などにおいてはさらに向上し
た性能を発揮する。従つて各種機械部品、精密部
品、自動車部品等の用途へ使用することができ、
また金属との接着性、塗料密着性などを生かした
表面金属化成形品としても適用可能である。 以下実施例によつて本発明を説明する。 なお実施例中「部」または「%」で表示したも
のは全て重量比率で表わしたものである。また本
文中および例中に示す対数粘度はオルトクロロフ
エノール中、30℃、0.5%濃度の条件で測定した
値である。 参考例 1 ポリエーテルエステル(A−1)の製造 ジメチルテレフタレート94.5部、ジメチルイソ
フタレート41.5部、数平均分子量約1000のポリ
(テトラメチレンオキシド)グリコール38.5部、
および1,4−ブタンジオール94.5部をチタンテ
トラブトキシド触媒0.10部とともにヘリカルリボ
ン型撹拌翼を備えた反応容器に仕込み、210℃で
2時間加熱して理論メタノール量の95%のメタノ
ールを系外に留出した。反応混合物に“イルガノ
ツクス”1010 0.42部を添加した後、245℃に昇温
し、次いで50分をかけて系内の圧力を0.2mmHgの
減圧とし、その条件下で2時間重合を行なわせ
た。得られたポリエーテルエステル(A−1)の
融点は169℃、対数粘度は0.95であつた。 ポリエーテルエステル(A−2)、(A−3)の製
造 ポリエーテルエステル(A−1)の製造と同様
の方法で下記の出発原料を用いてポリエーテルエ
ステル(A−2)、(A−3)を製造した。各ポリ
エーテルエステルの融点および対数粘度を付記す
る。
【表】
参考例 2
ゴム強化樹脂(B−1)〜(B−5)の製造
ポリブタジエンラテツクス45%(固形分換算)
の存在下にアクリロニトリル14%とスチレン41%
を乳化重合方法でグラフト重合させ凝固乾燥して
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(B−1)を得た。同様にアクリロニトリルと
スチレンの比率を25/75の一定比率としポリブタ
ジエン含有量を60%としたアクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体(B−2)を得た。 別途懸濁重合法によつてえたアクリロニトリル
−スチレン共重合体(共重合比25/75)とアクリ
ロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体(B
−2)とを重量比で25:75の比率でブレンドし、
ゴム質含量が15%のアクリロニトリル−スチレン
−ブタジエンの3者から成るゴム強化樹脂(B−
3)を調製した。 またアクリロニトリルとスチレンおよびα−メ
チルスチレンの共重合体(共重合比:25/10/
65)とアクリロニトリル−スチレン−ブタジエン
共重合体(B−2)とを重量比で25対75の比率で
ブレンドし、ゴム質含量が15%のアクリロニトリ
ル−スチレン−α−メチルスチレン−ブタジエン
の4者から成るゴム強化樹脂(B−4)を調製し
た。 ポリブタジエンラテツクス25%の存在下にアク
リロニトリル3%、スチレン18%およびメタクリ
ル酸メチル54%を乳化重合法でグラフト重合さ
せ、メタクリル酸メチル/アクリロニトリル/ブ
タジエン/スチレン共重合体(B−5)を得た。 実施例1〜14および比較例1〜11 ポリエーテルエステル、ゴム強化樹脂およびポ
リブチレンテレフタレート樹脂を各々第1表に掲
げた配合比率になるように計量し、ヘンシエルミ
キサーで混合した後、口径65mmの押出機で240℃
で溶融混合して配合ペレツトとした。こうして得
た配合ペレツトを3.5ozの射出成形機に供給し、
240℃で各種成形品を成形し、成形性を調べると
共に各種物性評価に供した。 物性および成形性の結果を第1表にまとめて示
す。なお成形性は射出サイクル、離型性バリ、ヒ
ケなどの項目の総合評価であり、また塗膜密着性
については市販のウレタン系ベースコート剤3種
によるテストの総合評価である。
の存在下にアクリロニトリル14%とスチレン41%
を乳化重合方法でグラフト重合させ凝固乾燥して
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(B−1)を得た。同様にアクリロニトリルと
スチレンの比率を25/75の一定比率としポリブタ
ジエン含有量を60%としたアクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体(B−2)を得た。 別途懸濁重合法によつてえたアクリロニトリル
−スチレン共重合体(共重合比25/75)とアクリ
ロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体(B
−2)とを重量比で25:75の比率でブレンドし、
ゴム質含量が15%のアクリロニトリル−スチレン
−ブタジエンの3者から成るゴム強化樹脂(B−
3)を調製した。 またアクリロニトリルとスチレンおよびα−メ
チルスチレンの共重合体(共重合比:25/10/
65)とアクリロニトリル−スチレン−ブタジエン
共重合体(B−2)とを重量比で25対75の比率で
ブレンドし、ゴム質含量が15%のアクリロニトリ
ル−スチレン−α−メチルスチレン−ブタジエン
の4者から成るゴム強化樹脂(B−4)を調製し
た。 ポリブタジエンラテツクス25%の存在下にアク
リロニトリル3%、スチレン18%およびメタクリ
ル酸メチル54%を乳化重合法でグラフト重合さ
せ、メタクリル酸メチル/アクリロニトリル/ブ
タジエン/スチレン共重合体(B−5)を得た。 実施例1〜14および比較例1〜11 ポリエーテルエステル、ゴム強化樹脂およびポ
リブチレンテレフタレート樹脂を各々第1表に掲
げた配合比率になるように計量し、ヘンシエルミ
キサーで混合した後、口径65mmの押出機で240℃
で溶融混合して配合ペレツトとした。こうして得
た配合ペレツトを3.5ozの射出成形機に供給し、
240℃で各種成形品を成形し、成形性を調べると
共に各種物性評価に供した。 物性および成形性の結果を第1表にまとめて示
す。なお成形性は射出サイクル、離型性バリ、ヒ
ケなどの項目の総合評価であり、また塗膜密着性
については市販のウレタン系ベースコート剤3種
によるテストの総合評価である。
Claims (1)
- 1 ポリエーテルエステルブロツク共重合体(A)60
〜93重量部、ゴム状重合体10〜70重量%を含有す
るゴム強化樹脂(B)5〜38重量部、およびポリブチ
レンテレフタレート樹脂(C)2〜35重量部を合計が
100重量部になるよう溶融混合してなる熱可塑性
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17091780A JPS5796037A (en) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | Thermoplastic resin composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17091780A JPS5796037A (en) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | Thermoplastic resin composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5796037A JPS5796037A (en) | 1982-06-15 |
| JPH0115534B2 true JPH0115534B2 (ja) | 1989-03-17 |
Family
ID=15913735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17091780A Granted JPS5796037A (en) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | Thermoplastic resin composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5796037A (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS57205442A (en) * | 1981-06-11 | 1982-12-16 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Molding material for automobile interior and exterior finish |
| JPS5911353A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 耐熱性、耐衝撃性樹脂組成物 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS5573751A (en) * | 1978-11-28 | 1980-06-03 | Teijin Ltd | Tubing made of polyester resin |
-
1980
- 1980-12-05 JP JP17091780A patent/JPS5796037A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5796037A (en) | 1982-06-15 |
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