JPH0116434B2 - - Google Patents
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- JPH0116434B2 JPH0116434B2 JP7352583A JP7352583A JPH0116434B2 JP H0116434 B2 JPH0116434 B2 JP H0116434B2 JP 7352583 A JP7352583 A JP 7352583A JP 7352583 A JP7352583 A JP 7352583A JP H0116434 B2 JPH0116434 B2 JP H0116434B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- polymer
- epoxy group
- compound
- olefin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、ウエルド強度に優れる新規な熱可塑
性樹脂組成物に関する。 従来からポリカーボネートは、耐衝撃性および
耐熱性に優れたエンジニアリングプラスチツクと
して広く用いられている。また、ポリカーボネー
トの特徴を生かしたポリマーブレンドも種々開発
されている。 たとえば、アクリロニトリル−アクリル系ゴム
−スチレン重合体と混合された加工性に優れる樹
脂組成物(特公昭47−41424)、アクリロニトリル
−塩素化ポリエチレン−スチレン重合体と混合さ
れた耐汚染性に優れる樹脂組成物(特公昭48−
42452)、アクリロニトリル−エチレン/酢酸ビニ
ルゴム−スチレン重合体と混合された加工性に優
れる樹脂組成物(特開昭50−14752)等々である。 しかしながら、成形方法として最も一般的な射
出成形において生じるウエルド部の強度“ウエル
ド強度”が十分でなく、実用的に優れた材料とは
言い難いのが現状である。 本発明者等は、このようなポリカーボネートと
重合体からなる組成物のウエルド強度の向上につ
いて鋭意研究した結果、驚くべきことにポリカー
ボネートと重合体との組成物にエポキシ基含有オ
レフイン共重合体を配合することにより、耐衝撃
性、耐熱性および耐候性に加え、ウエルド強度が
著しく向上することを見出し、本発明に到達した
ものである。 即ち、本発明は、ポリカーボネート(A)10〜90重
量%と、アクリル酸エステル系重合体、塩素化ポ
リエチレンおよびエチレン−酢酸ビニル共重合体
からなる群より選ばれたゴム質重合体を変性して
なる重合体(B)90〜10重量%からなる組成物にエポ
キシ基含有オレフイン共重合体(C)を添加してなる
ことを特徴とする耐衝撃性、耐熱性、耐候性に優
れるとともにウエルド強度に優れる熱可塑性樹脂
組成物を提供するものである。 以下に本発明の熱可塑性樹脂組成物について詳
細に説明する。 ポリカーボネート(A)としては、芳香族ポリカー
ボネート、脂肪族ポリカーボネート、脂肪族−芳
香族ポリカーボネート等々を挙げることができ
る。 一般には2.2−ビス(4−オキシフエニル)ア
ルカン系、ビス(4−オキシフエニル)エーテル
系、ビス(4−オキシフエニル)スルホン、スル
フイドまたはスルホキサイド系などのビスフエノ
ール類からなる重合体、もしくは共重合体であ
り、目的に応じてハロゲンで置換されたビスフエ
ノール類を用いた重合体である。これらは一種又
は二種以上用いることができる。 ポリカーボネートの製造法および種類について
は、日刊工業新聞社発行の“ポリカーボネート樹
脂”(昭和44年9月30日発行)に詳しく記載され
ている。 重合体(B)を構成するゴム質重合体とは、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸プロピル等を主体とする重合体な
らびにスチレン、アクリロニトリル、メチルメタ
クリレート等の他の共重合性単量体との共重合体
をも含むアクリル酸エステル系重合体(i)、塩素化
ポリエチレン(ii)およびエチレン−酢酸ビニル共重
合体(iii)からなる群より選ばれた1種以上の重合体
である。また、芳香族ビニル化合物としては、ス
チレン、α−メチルスチレン、ジメチルスチレ
ン、ビニルトルエン等々を挙げられ、一種又は二
種以上用いることができる。特にスチレンが好ま
しい。シアン化ビニル化合物としては、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル等々を挙げられ、
一種又は二種以上用いることができる。特にアク
リロニトリルが好ましい。 不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物とし
ては、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレー
ト、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
エチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタ
クリレート等々を挙げられ、一種又は二種以上用
いることができる。特にメチルメタクリレートが
好ましい。 重合体(B)におけるゴム質重合体と重合用化合物
混合物との組成比には特に制限はないが、ゴム質
重合体5〜70重量%、化合物混合物95〜30重量%
であることが好ましい。また、重合用化合物混合
物における各化合物の組成比にも特に制限はない
が、芳香族ビニル化合物50〜80重量%およびシア
ン化ビニル化合物および/または不飽和カルボン
酸アルキルエステル化合物50〜20重量%であるこ
とが好ましい。 重合体(B)の製造法としては、公知の乳化重合
法、懸濁重合法、塊状重合法、溶液重合法、乳化
−懸濁重合法、塊状−懸濁重合法等が挙げられ
る。 ポリカーボネート(A)と重合体(B)との組成比は、
ポリカーボネート10〜90重量%、重合体90〜10重
量%である。ポリカーボネートが10重量%未満で
は耐熱性が著しく低下し、また、ウエルド強度も
低く好ましくない。また、90重量%を超えると加
工性が著しく低下し、また、外観が悪く実用上好
ましくない。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)とは、不
飽和エポキシ化合物とオレフインまたは、これら
とエチレン系不飽和化合物からなる共重合体であ
る。エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)の組成
比には特に制限はないが、エポキシ化合物0.05〜
95重量%であることが好ましい。 不飽和エポキシ化合物としては、分子中にオレ
フインおよびエチレン系不飽和化合物と共重合し
うる不飽和基と、エポキシ基をそれぞれ有する化
合物である。 例えば、下記一般式()、()および()
で表わされるような不飽和グリシジルエステル
類、不飽和グリシジルエーテル類、エポキシアル
ケン類、P−グリシジルスチレン類などの不飽和
エポキシ化合物である。 (Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭
化水素基である。) (Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭
化水素基である。Xは−CH2−O−、
性樹脂組成物に関する。 従来からポリカーボネートは、耐衝撃性および
耐熱性に優れたエンジニアリングプラスチツクと
して広く用いられている。また、ポリカーボネー
トの特徴を生かしたポリマーブレンドも種々開発
されている。 たとえば、アクリロニトリル−アクリル系ゴム
−スチレン重合体と混合された加工性に優れる樹
脂組成物(特公昭47−41424)、アクリロニトリル
−塩素化ポリエチレン−スチレン重合体と混合さ
れた耐汚染性に優れる樹脂組成物(特公昭48−
42452)、アクリロニトリル−エチレン/酢酸ビニ
ルゴム−スチレン重合体と混合された加工性に優
れる樹脂組成物(特開昭50−14752)等々である。 しかしながら、成形方法として最も一般的な射
出成形において生じるウエルド部の強度“ウエル
ド強度”が十分でなく、実用的に優れた材料とは
言い難いのが現状である。 本発明者等は、このようなポリカーボネートと
重合体からなる組成物のウエルド強度の向上につ
いて鋭意研究した結果、驚くべきことにポリカー
ボネートと重合体との組成物にエポキシ基含有オ
レフイン共重合体を配合することにより、耐衝撃
性、耐熱性および耐候性に加え、ウエルド強度が
著しく向上することを見出し、本発明に到達した
ものである。 即ち、本発明は、ポリカーボネート(A)10〜90重
量%と、アクリル酸エステル系重合体、塩素化ポ
リエチレンおよびエチレン−酢酸ビニル共重合体
からなる群より選ばれたゴム質重合体を変性して
なる重合体(B)90〜10重量%からなる組成物にエポ
キシ基含有オレフイン共重合体(C)を添加してなる
ことを特徴とする耐衝撃性、耐熱性、耐候性に優
れるとともにウエルド強度に優れる熱可塑性樹脂
組成物を提供するものである。 以下に本発明の熱可塑性樹脂組成物について詳
細に説明する。 ポリカーボネート(A)としては、芳香族ポリカー
ボネート、脂肪族ポリカーボネート、脂肪族−芳
香族ポリカーボネート等々を挙げることができ
る。 一般には2.2−ビス(4−オキシフエニル)ア
ルカン系、ビス(4−オキシフエニル)エーテル
系、ビス(4−オキシフエニル)スルホン、スル
フイドまたはスルホキサイド系などのビスフエノ
ール類からなる重合体、もしくは共重合体であ
り、目的に応じてハロゲンで置換されたビスフエ
ノール類を用いた重合体である。これらは一種又
は二種以上用いることができる。 ポリカーボネートの製造法および種類について
は、日刊工業新聞社発行の“ポリカーボネート樹
脂”(昭和44年9月30日発行)に詳しく記載され
ている。 重合体(B)を構成するゴム質重合体とは、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸プロピル等を主体とする重合体な
らびにスチレン、アクリロニトリル、メチルメタ
クリレート等の他の共重合性単量体との共重合体
をも含むアクリル酸エステル系重合体(i)、塩素化
ポリエチレン(ii)およびエチレン−酢酸ビニル共重
合体(iii)からなる群より選ばれた1種以上の重合体
である。また、芳香族ビニル化合物としては、ス
チレン、α−メチルスチレン、ジメチルスチレ
ン、ビニルトルエン等々を挙げられ、一種又は二
種以上用いることができる。特にスチレンが好ま
しい。シアン化ビニル化合物としては、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル等々を挙げられ、
一種又は二種以上用いることができる。特にアク
リロニトリルが好ましい。 不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物とし
ては、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレー
ト、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
エチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタ
クリレート等々を挙げられ、一種又は二種以上用
いることができる。特にメチルメタクリレートが
好ましい。 重合体(B)におけるゴム質重合体と重合用化合物
混合物との組成比には特に制限はないが、ゴム質
重合体5〜70重量%、化合物混合物95〜30重量%
であることが好ましい。また、重合用化合物混合
物における各化合物の組成比にも特に制限はない
が、芳香族ビニル化合物50〜80重量%およびシア
ン化ビニル化合物および/または不飽和カルボン
酸アルキルエステル化合物50〜20重量%であるこ
とが好ましい。 重合体(B)の製造法としては、公知の乳化重合
法、懸濁重合法、塊状重合法、溶液重合法、乳化
−懸濁重合法、塊状−懸濁重合法等が挙げられ
る。 ポリカーボネート(A)と重合体(B)との組成比は、
ポリカーボネート10〜90重量%、重合体90〜10重
量%である。ポリカーボネートが10重量%未満で
は耐熱性が著しく低下し、また、ウエルド強度も
低く好ましくない。また、90重量%を超えると加
工性が著しく低下し、また、外観が悪く実用上好
ましくない。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)とは、不
飽和エポキシ化合物とオレフインまたは、これら
とエチレン系不飽和化合物からなる共重合体であ
る。エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)の組成
比には特に制限はないが、エポキシ化合物0.05〜
95重量%であることが好ましい。 不飽和エポキシ化合物としては、分子中にオレ
フインおよびエチレン系不飽和化合物と共重合し
うる不飽和基と、エポキシ基をそれぞれ有する化
合物である。 例えば、下記一般式()、()および()
で表わされるような不飽和グリシジルエステル
類、不飽和グリシジルエーテル類、エポキシアル
ケン類、P−グリシジルスチレン類などの不飽和
エポキシ化合物である。 (Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭
化水素基である。) (Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭
化水素基である。Xは−CH2−O−、
【式】または
【式】であ
る。)
(Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭
化水素基である。R′は水素またはメチル基であ
る。) 具体的にはグリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、イタコン酸グリシジルエステ
ル類、ブテンカルボン酸エステル類、アリルグリ
シジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−P−グリシジルエーテル、
3,4−エポキシブテン、3,4−エポキシ−3
−メチル−1−ブテン、3,4−エポキシ−1−
ペンテン、3,4−エポキシ−3−メチルペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキサン、ビニルシ
クロヘキセンモノオキシド、P−グリシジルスチ
レンなどが挙げられ、一種又は二種以上用いるこ
とができる。 オレフインとしては、エチレン、プロピレン、
ブテン−1、4メチルペンテン−1などが挙げら
れ、一種又は二種以上用いることができる。特に
エチレンおよびプロピレンが好ましい。 またエチレン系不飽和化合物としては、オレフ
イン類、飽和カルボン酸成分にC2〜6を含むビニ
ルエステル類、飽和アルコール成分にC1〜8を含む
アクリル酸およびメタクリル酸エステル類および
マレイン酸エステル類、ハロゲン化ビニル類、ビ
ニルエーテル類、N−ビニルラクタム類、カルボ
ン酸アミドなどが挙げられ、一種又は二種以上用
いることができる。 これらのエチレン系不飽和化合物は、不飽和エ
ポキシ化合物とオレフインとの共重合の際、全化
合物に対して50重量%以下、特に0.1〜45重量%
共重合される。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)は種々の
方法で作ることができる。例えば、不飽和エポキ
シ化合物とオレフイン、場合によつてはエチレン
系不飽和化合物をラジカル発生剤の存在下、50〜
4000気圧、40〜300℃で接触させる方法、ポリプ
ロピレンに不飽和エポキシ化合物を混合し、高真
空下ガンマ線を照射して重合体を作る方法が挙げ
られる。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)の添加量
には特に制限はないが、ポリカーボネート(A)と重
合体(B)の合計100重量部当り0.1〜40重量部である
ことが特に好ましい。 0.1重量部未満では分散性に問題があり、また、
40重量部を超えると成形品に層剥離が発生する傾
向がある。 ポリカーボネート、重合体およびエポキシ基含
有オレフイン共重合体の混合順序には何ら制限は
なく、予めこれら3成分のうち2成分のみを混合
し、その後残る1成分を添加混合してもよく、ま
た、3成分を一括混合してもよい。 さらに混合方法としては、バンバリーミキサ
ー、一軸押出機、混練ブロツクを有する二軸押出
機等を用いた公知の混合方法が挙げられる。 また混合時、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体のようなポリオレ
フイン系樹脂をはじめ、公知の染顔料、安定剤、
可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、充填
剤等の添加を十分可能である。 以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明す
るが本発明は、これらによつて何ら制限されるも
のでない。 実施例および比較例 ポリカーボネート、重合体およびエポキシ基含
有オレフイン共重合体を表−1に示す配合比率に
基づき、一括混合し、各種組成物(試料番号1〜
8)を得た。得られた組成物の物性を表−2に示
す。 本実施例および比較例に用いられた重合体およ
びエポキシ基含有オレフイン共重合体は以下の処
方により得られたものである。なお、ポリカーボ
ネートは市販のものである。 Γポリカーボネート(A) 帝人化成製“パンライト L−1250W” Γ重合体(B) (i) ポリアクリル酸ブチルラテツクス30重量
部、スチレン50重量部およびアクリロニトリ
ル20重量部を公知の乳化重合法に基づき重合
し、重合体B−iを得た。 (ii) 塩素含有量30重量%の塩素化ポリエレン30
重量部、スチレン50重量部およびアクリロニ
トリル20重量部を公知の溶液重合法に基づき
重合し、重合体B−を得た。 (iii) エチレン−酢酸ビニル(40/60)共重合体30
重量部、スチレン50重量部およびアクリロニト
リル20重量部を公知の溶液重合法に基づき重合
し、重合体B−を得た。 Γエポキシ基含有オレフイン共重合体(C) 通常のオートクレーブ型ポリエチレン製造装
置に2000Kg/cm2まで圧縮されたエチレンモノマ
ーとグリシジルメタクリレート又はそれらと酢
酸ビニルを触媒(ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド)とともに加え、撹拌しながら150〜300℃に
維持して数分間塊状重合させ、セパレーターを
通して共重合体(C)を分離し、取り出した。
化水素基である。R′は水素またはメチル基であ
る。) 具体的にはグリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、イタコン酸グリシジルエステ
ル類、ブテンカルボン酸エステル類、アリルグリ
シジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−P−グリシジルエーテル、
3,4−エポキシブテン、3,4−エポキシ−3
−メチル−1−ブテン、3,4−エポキシ−1−
ペンテン、3,4−エポキシ−3−メチルペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキサン、ビニルシ
クロヘキセンモノオキシド、P−グリシジルスチ
レンなどが挙げられ、一種又は二種以上用いるこ
とができる。 オレフインとしては、エチレン、プロピレン、
ブテン−1、4メチルペンテン−1などが挙げら
れ、一種又は二種以上用いることができる。特に
エチレンおよびプロピレンが好ましい。 またエチレン系不飽和化合物としては、オレフ
イン類、飽和カルボン酸成分にC2〜6を含むビニ
ルエステル類、飽和アルコール成分にC1〜8を含む
アクリル酸およびメタクリル酸エステル類および
マレイン酸エステル類、ハロゲン化ビニル類、ビ
ニルエーテル類、N−ビニルラクタム類、カルボ
ン酸アミドなどが挙げられ、一種又は二種以上用
いることができる。 これらのエチレン系不飽和化合物は、不飽和エ
ポキシ化合物とオレフインとの共重合の際、全化
合物に対して50重量%以下、特に0.1〜45重量%
共重合される。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)は種々の
方法で作ることができる。例えば、不飽和エポキ
シ化合物とオレフイン、場合によつてはエチレン
系不飽和化合物をラジカル発生剤の存在下、50〜
4000気圧、40〜300℃で接触させる方法、ポリプ
ロピレンに不飽和エポキシ化合物を混合し、高真
空下ガンマ線を照射して重合体を作る方法が挙げ
られる。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)の添加量
には特に制限はないが、ポリカーボネート(A)と重
合体(B)の合計100重量部当り0.1〜40重量部である
ことが特に好ましい。 0.1重量部未満では分散性に問題があり、また、
40重量部を超えると成形品に層剥離が発生する傾
向がある。 ポリカーボネート、重合体およびエポキシ基含
有オレフイン共重合体の混合順序には何ら制限は
なく、予めこれら3成分のうち2成分のみを混合
し、その後残る1成分を添加混合してもよく、ま
た、3成分を一括混合してもよい。 さらに混合方法としては、バンバリーミキサ
ー、一軸押出機、混練ブロツクを有する二軸押出
機等を用いた公知の混合方法が挙げられる。 また混合時、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体のようなポリオレ
フイン系樹脂をはじめ、公知の染顔料、安定剤、
可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、充填
剤等の添加を十分可能である。 以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明す
るが本発明は、これらによつて何ら制限されるも
のでない。 実施例および比較例 ポリカーボネート、重合体およびエポキシ基含
有オレフイン共重合体を表−1に示す配合比率に
基づき、一括混合し、各種組成物(試料番号1〜
8)を得た。得られた組成物の物性を表−2に示
す。 本実施例および比較例に用いられた重合体およ
びエポキシ基含有オレフイン共重合体は以下の処
方により得られたものである。なお、ポリカーボ
ネートは市販のものである。 Γポリカーボネート(A) 帝人化成製“パンライト L−1250W” Γ重合体(B) (i) ポリアクリル酸ブチルラテツクス30重量
部、スチレン50重量部およびアクリロニトリ
ル20重量部を公知の乳化重合法に基づき重合
し、重合体B−iを得た。 (ii) 塩素含有量30重量%の塩素化ポリエレン30
重量部、スチレン50重量部およびアクリロニ
トリル20重量部を公知の溶液重合法に基づき
重合し、重合体B−を得た。 (iii) エチレン−酢酸ビニル(40/60)共重合体30
重量部、スチレン50重量部およびアクリロニト
リル20重量部を公知の溶液重合法に基づき重合
し、重合体B−を得た。 Γエポキシ基含有オレフイン共重合体(C) 通常のオートクレーブ型ポリエチレン製造装
置に2000Kg/cm2まで圧縮されたエチレンモノマ
ーとグリシジルメタクリレート又はそれらと酢
酸ビニルを触媒(ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド)とともに加え、撹拌しながら150〜300℃に
維持して数分間塊状重合させ、セパレーターを
通して共重合体(C)を分離し、取り出した。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリカーボネート(A)10〜90重量%と、アクリ
ル酸エステル系重合体、塩素化ポリエチレンおよ
びエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる群より
選ばれた1種以上のゴム質重合体の存在下、芳香
族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物および不
飽和カルボン酸アルキルエステル化合物からなる
群より選ばれた2種以上の化合物を重合してなる
重合体(B)90〜10重量%からなる組成物にエポキシ
基含有オレフイン共重合体(C)を添加してなること
を特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 2 組成物100重量部当り、エポキシ基含有オレ
フイン共重合体(C)0.1〜40重量部を添加してなる
特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性樹脂組成
物。 3 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)がエポ
キシ基含有化合物とオレフインからなる共重合体
である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)がエポ
キシ基含有化合物、オレフインおよびエチレン系
不飽和単量体からなる共重合体である特許請求の
範囲第1項記載の組成物。 5 オレフインがエチレンとα−オレフインから
選ばれる1種以上の化合物である特許請求の範囲
第3項又は第4項記載の組成物。 6 α−オレフインがプロピレンである特許請求
の範囲第5項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352583A JPS59197457A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352583A JPS59197457A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59197457A JPS59197457A (ja) | 1984-11-09 |
| JPH0116434B2 true JPH0116434B2 (ja) | 1989-03-24 |
Family
ID=13520735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7352583A Granted JPS59197457A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59197457A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3413751A1 (de) * | 1984-04-12 | 1985-10-24 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Thermoplastische formmassen auf basis von polycarbonat-pfropfpolymerisat-gemischen |
| JPH0751653B2 (ja) * | 1985-03-29 | 1995-06-05 | 住友ダウ株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JPH0627254B2 (ja) * | 1987-01-29 | 1994-04-13 | 住友ダウ株式会社 | 樹脂組成物 |
| KR20000045207A (ko) * | 1998-12-30 | 2000-07-15 | 유현식 | 웰드강도가 우수한 폴리카보네이트계 열가소성 수지 조성물 |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP7352583A patent/JPS59197457A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59197457A (ja) | 1984-11-09 |
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