JPH0124676B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0124676B2 JPH0124676B2 JP55036555A JP3655580A JPH0124676B2 JP H0124676 B2 JPH0124676 B2 JP H0124676B2 JP 55036555 A JP55036555 A JP 55036555A JP 3655580 A JP3655580 A JP 3655580A JP H0124676 B2 JPH0124676 B2 JP H0124676B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle height
- vehicle
- output
- motorcycle
- height adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Description
本発明は、車高調節機能をもつ懸架装置を制御
して車体の姿勢を適正に制御するようにした、自
動二輪車の姿勢制御装置に関する。 車両において、その車高を乗員、荷物等の搭載
重量の軽重に拘らず適正に制御するために、例え
ば実公昭46−8165号公報に示されるように車両の
停車状態でのみ車高調節装置を作動させるものは
従来より知られている。 ところで、自動二輪車は、一般に停車状態では
操縦者が足を接地させて車体を起立状態に保持す
るものであるから、この停車状態での搭載荷重は
操縦者が両足をステツプにかけた走行状態での搭
載荷重よりも小さい。したがつて、搭載荷重に応
じて自動二輪車の車高調節を行う場合、これを上
記従来のように停車状態でのみ行うと、走行状態
に移つたとき車高が適正値より低下するという、
自動二輪車に特有の不具合を生じる。またかかる
不具合をなくすために、前記車高調節を停車状態
および走行状態の何れでも行うと、車両が発進、
停止を繰返すたび毎に車高調節装置がいちいち作
動してエネルギの浪費となるといつた別の不具合
がある。 本発明は上記に鑑み提案されたもので、自動二
輪車においてその搭載荷重が最大となる車両走行
時にのみ車高調節が自動的に行われるようにし
て、上記のような自動二輪車に特有の不具合を回
避し、常に適正な走行姿勢を確保し得る前記装置
を提供することを目的とする。 そしてかかる目的を達成するために本発明は、
車体に車輪を支持させる懸架装置と、この懸架装
置の有効長さを車体の搭載荷重に関係なく適正値
に調節し得る車高調節装置とを備える自動二輪車
の姿勢制御装置において、自動二輪車が走行状態
になることを検出する走行状態検出器と;車体の
姿勢が規定の状態から逸脱することを検出する姿
勢変化検出器と;自動二輪車が走行状態にあり、
且つ車体の姿勢が規定の状態から逸脱した条件で
は前記走行状態検出器および姿勢変化検出器の各
出力信号を受けて前記車高調節装置を作動させ、
また前記条件以外の条件では同車高調節装置を不
作動状態に保持する制御装置と;を有することを
特徴とする。 以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、第1図において自動二輪車Mの車体1に
は前部および後部懸架装置2,3をそれぞれ介し
て前輪4および後輪5が支持される。 第2図に示すように、前記後部懸架装置3は左
右一対の緩衝空気シリンダ6,6′を備え、それ
らから延出する導管7,7′は互いに連通するよ
うに、車体1に装着された圧力平衡器8に接続さ
れる。この圧力平衡器8は2つの入口9,10を
有し、一方の入口9に手動コツク11を介して導
管12が接続され、他方の入口10に非常用空気
注入弁13が設けられる。上記導管12には電動
式空気ポンプ14、常閉型電磁弁15および圧力
ゲージ16が互いに並列に接続される。 空気ポンプ14と空気清浄器17とを結ぶ吸入
通路には除湿器18が挿入され、また空気ポンプ
14から導管12に至る吐出通路には空気ポンプ
14の吐出空気の逆流を阻止する一方向弁19が
挿入される。 電磁弁15は、導管12と連通する空気排出通
路20をポペツト弁21により開閉するもので、
そのポペツト弁21は、通常時はばね22により
閉じ位置に保持され、ソレノイド23の付勢によ
り開き動作を行う。空気排出通路20の大気開放
口には空気の排出速度を規制するオリフイス24
が設けられる。 空気ポンプ14および電磁弁15は互いに協働
して、懸架装置3の有効長さを車体の搭載荷重に
関係なく適正値に調節し得る本発明の車高調節装
置を構成するものであつて、制御装置25の出力
信号により作動制御される。また制御装置25は
走行状態検出器26および姿勢変化検出器27の
出力信号により制御されるようになつている。2
8はそれらの電源、29は主スイツチであり、そ
れらの自動二輪車Mへの設置位置の一例を第1図
に示す。 上記構成を第3〜5B図により具体的に説明す
る。 先ず走行状態検出器26は第4A,4B図に示
すように、車速計30の指針軸に連動して回転す
る回転板31と、この回転板31の周縁部近傍に
設けた光電装置32とより構成される。回転板3
1の周縁部には、所定値(例えば16Km/h)以上
の車速に対応する回転角範囲に亘つて切欠部33
が形成される一方、光電装置32は、投光器32
aと受光器32bとを備えており、投光器32a
から発せられた光が、車速が所定値未満のときは
回転板31に遮られて受光器32bに達せず、車
速が所定値以上になると回転板31の回転に伴つ
て切欠部33を通過して受光器32bに達するよ
うになつている。投光器32aの発する光が受光
器32bに達すると、光電装置32は直ちに車速
が所定値を超えたこと、即ち自動二輪車が実質的
に走行状態になつたことを示す高レベルの出力信
号を生じる。 この光電装置32、即ち走行状態検出装置26
の出力レベルを車速の変化に対応して示すと次表
の通りである。
して車体の姿勢を適正に制御するようにした、自
動二輪車の姿勢制御装置に関する。 車両において、その車高を乗員、荷物等の搭載
重量の軽重に拘らず適正に制御するために、例え
ば実公昭46−8165号公報に示されるように車両の
停車状態でのみ車高調節装置を作動させるものは
従来より知られている。 ところで、自動二輪車は、一般に停車状態では
操縦者が足を接地させて車体を起立状態に保持す
るものであるから、この停車状態での搭載荷重は
操縦者が両足をステツプにかけた走行状態での搭
載荷重よりも小さい。したがつて、搭載荷重に応
じて自動二輪車の車高調節を行う場合、これを上
記従来のように停車状態でのみ行うと、走行状態
に移つたとき車高が適正値より低下するという、
自動二輪車に特有の不具合を生じる。またかかる
不具合をなくすために、前記車高調節を停車状態
および走行状態の何れでも行うと、車両が発進、
停止を繰返すたび毎に車高調節装置がいちいち作
動してエネルギの浪費となるといつた別の不具合
がある。 本発明は上記に鑑み提案されたもので、自動二
輪車においてその搭載荷重が最大となる車両走行
時にのみ車高調節が自動的に行われるようにし
て、上記のような自動二輪車に特有の不具合を回
避し、常に適正な走行姿勢を確保し得る前記装置
を提供することを目的とする。 そしてかかる目的を達成するために本発明は、
車体に車輪を支持させる懸架装置と、この懸架装
置の有効長さを車体の搭載荷重に関係なく適正値
に調節し得る車高調節装置とを備える自動二輪車
の姿勢制御装置において、自動二輪車が走行状態
になることを検出する走行状態検出器と;車体の
姿勢が規定の状態から逸脱することを検出する姿
勢変化検出器と;自動二輪車が走行状態にあり、
且つ車体の姿勢が規定の状態から逸脱した条件で
は前記走行状態検出器および姿勢変化検出器の各
出力信号を受けて前記車高調節装置を作動させ、
また前記条件以外の条件では同車高調節装置を不
作動状態に保持する制御装置と;を有することを
特徴とする。 以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、第1図において自動二輪車Mの車体1に
は前部および後部懸架装置2,3をそれぞれ介し
て前輪4および後輪5が支持される。 第2図に示すように、前記後部懸架装置3は左
右一対の緩衝空気シリンダ6,6′を備え、それ
らから延出する導管7,7′は互いに連通するよ
うに、車体1に装着された圧力平衡器8に接続さ
れる。この圧力平衡器8は2つの入口9,10を
有し、一方の入口9に手動コツク11を介して導
管12が接続され、他方の入口10に非常用空気
注入弁13が設けられる。上記導管12には電動
式空気ポンプ14、常閉型電磁弁15および圧力
ゲージ16が互いに並列に接続される。 空気ポンプ14と空気清浄器17とを結ぶ吸入
通路には除湿器18が挿入され、また空気ポンプ
14から導管12に至る吐出通路には空気ポンプ
14の吐出空気の逆流を阻止する一方向弁19が
挿入される。 電磁弁15は、導管12と連通する空気排出通
路20をポペツト弁21により開閉するもので、
そのポペツト弁21は、通常時はばね22により
閉じ位置に保持され、ソレノイド23の付勢によ
り開き動作を行う。空気排出通路20の大気開放
口には空気の排出速度を規制するオリフイス24
が設けられる。 空気ポンプ14および電磁弁15は互いに協働
して、懸架装置3の有効長さを車体の搭載荷重に
関係なく適正値に調節し得る本発明の車高調節装
置を構成するものであつて、制御装置25の出力
信号により作動制御される。また制御装置25は
走行状態検出器26および姿勢変化検出器27の
出力信号により制御されるようになつている。2
8はそれらの電源、29は主スイツチであり、そ
れらの自動二輪車Mへの設置位置の一例を第1図
に示す。 上記構成を第3〜5B図により具体的に説明す
る。 先ず走行状態検出器26は第4A,4B図に示
すように、車速計30の指針軸に連動して回転す
る回転板31と、この回転板31の周縁部近傍に
設けた光電装置32とより構成される。回転板3
1の周縁部には、所定値(例えば16Km/h)以上
の車速に対応する回転角範囲に亘つて切欠部33
が形成される一方、光電装置32は、投光器32
aと受光器32bとを備えており、投光器32a
から発せられた光が、車速が所定値未満のときは
回転板31に遮られて受光器32bに達せず、車
速が所定値以上になると回転板31の回転に伴つ
て切欠部33を通過して受光器32bに達するよ
うになつている。投光器32aの発する光が受光
器32bに達すると、光電装置32は直ちに車速
が所定値を超えたこと、即ち自動二輪車が実質的
に走行状態になつたことを示す高レベルの出力信
号を生じる。 この光電装置32、即ち走行状態検出装置26
の出力レベルを車速の変化に対応して示すと次表
の通りである。
【表】
次に、姿勢変化検出器27は第5A,5B図に
示すように自動二輪車Mの車体1に連結されて車
高の変化に応じて昇降する昇降板34と、後部懸
架装置3の一構成部材たるリヤフオーク3aに連
結されて昇降板34の周囲に配設された第1およ
び第2光電装置35,36とより構成され、これ
ら光電装置35,36はそれぞれ投光器35a,
36aおよび受光器35b,36bを有する。昇
降板34は、それぞれ上下方向に延びる第1およ
び第2スリツト37,38を有し、第1スリツト
37の一定の下部区域と第2スリツト38の一定
の上部区域が水平方向に隣接するように両スリツ
ト37,38は上下方向に変位しており、第1ス
リツト37が第1光電装置35と、また第2スリ
ツト38が第2光電装置36とそれぞれ次のよう
な協働関係を持つ。 即ち、車高が規定値範囲内にあるときは、各投
光器35a,36aの発した光がそれぞれスリツ
ト37,38を通過して受光器35b,36bに
達し、また車高が規定値範囲以下に減少したとき
は、投光器35aの発した光がスリツト37を通
過して受光器35bに達するが、投光器26aの
発した光は昇降板34に遮られて受光器36bに
は達せず、また車高が規定値範囲以上に増加した
ときは、上記とは逆に受光器35bは受光せず、
受光器36bが受光するようになつている。光電
装置35,36はいずれもその受光器が受光した
とき高レベルの出力信号を発する。 ここで第1、第2光電装置35,36の出力レ
ベルを車高の変化に対応して示すと次表の通りで
ある。
示すように自動二輪車Mの車体1に連結されて車
高の変化に応じて昇降する昇降板34と、後部懸
架装置3の一構成部材たるリヤフオーク3aに連
結されて昇降板34の周囲に配設された第1およ
び第2光電装置35,36とより構成され、これ
ら光電装置35,36はそれぞれ投光器35a,
36aおよび受光器35b,36bを有する。昇
降板34は、それぞれ上下方向に延びる第1およ
び第2スリツト37,38を有し、第1スリツト
37の一定の下部区域と第2スリツト38の一定
の上部区域が水平方向に隣接するように両スリツ
ト37,38は上下方向に変位しており、第1ス
リツト37が第1光電装置35と、また第2スリ
ツト38が第2光電装置36とそれぞれ次のよう
な協働関係を持つ。 即ち、車高が規定値範囲内にあるときは、各投
光器35a,36aの発した光がそれぞれスリツ
ト37,38を通過して受光器35b,36bに
達し、また車高が規定値範囲以下に減少したとき
は、投光器35aの発した光がスリツト37を通
過して受光器35bに達するが、投光器26aの
発した光は昇降板34に遮られて受光器36bに
は達せず、また車高が規定値範囲以上に増加した
ときは、上記とは逆に受光器35bは受光せず、
受光器36bが受光するようになつている。光電
装置35,36はいずれもその受光器が受光した
とき高レベルの出力信号を発する。 ここで第1、第2光電装置35,36の出力レ
ベルを車高の変化に対応して示すと次表の通りで
ある。
【表】
第3図において、第1および第2光電装置3
5,36の出力信号はNAND回路39に送られ、
このNAND回路39および走行状態検出器26
の出力信号は第1AND回路40に送られ、この
AND回路40の出力信号がタイマ回路41に送
られ、このタイマ回路41および第1光電装置3
5の出力信号は第2AND回路42に送られ、また
タイマ回路41の出力信号とインバータ43によ
り反転された第1光電装置35の出力信号とが第
3AND回路44に送られ、そして第2AND回路4
2の出力により前記空気ポンプ14が、また第
3AND回路44の出力により電磁弁15がそれぞ
れ作動されるようになつている。また第2、第
3AND回路42,44の出力側には、それらのい
ずれの出力によつても点灯するパイロツトランプ
45がダイオードD1,D2を介して接続される。 以上において、NAND回路39、第1〜第
3AND回路40,42,44、タイマ回路41お
よびインバータ43は前記制御装置25を構成
し、空気ポンプ14および電磁弁15は車高調節
装置を構成する。 次にこの実施例の作用を説明すると、先ず主ス
イツチ29を閉じる。 車速が所定値未満である場合には、走行状態検
出器26の出力は低レベルであるから、第
1NAND回路40、タイマ回路41および第2、
第3AND回路42,44の出力はいずれも低レベ
ルとなり、空気ポンプ14および電磁弁15は共
に作動しない。 車速が所定値以上となつて自動二輪車が実質的
に走行状態となり、且つ車高が規定値範囲以下に
減少している場合には、走行状態検出器26の出
力は高レベル、第1光電装置35の出力も高レベ
ル、第2光電装置36の出力は低レベルとなるか
ら、第1光電装置35の高レベル出力と第2光電
装置36の低レベル出力を受けてNAND回路3
9の出力は高レベルとなり、この高レベル出力と
走行状態検出器26の高レベル出力とを受けて第
1AND回路40の出力も高レベルとなり、これに
よりタイマ回路41が作動して一定時間(例えば
6秒)後、高レベルの出力を生じる。すると、第
2AND回路42はタイマ回路41の高レベル出力
と第1光電装置35の高レベル出力とを受けて高
レベルの出力を生じるので、空気ポンプ14が作
動し、それから吐出される圧力空気が第2図に示
す一方向弁19、導管12、圧力平衡器8および
導管7,7′を経て空気シリンダ6,6′に供給さ
れ、これらの伸長により車高は増加する。一方、
第3AND回路44は、第1光電装置35の高レベ
ル出力をインバータ43により低レベルに反転さ
れたものを一方の入力とするので、その出力は低
レベルであり、したがつて電磁弁15は作動しな
い。 車速が所定値以上あつて自動二輪車が実質的に
走行状態にあり、且つ車高が規定値範囲内にある
場合には、第1光電装置35の高レベル出力と第
2光電装置36の高レベル出力とによりNAND
回路39の出力は低レベルとなり、したがつて上
述の作用より明らかなように空気ポンプ14およ
び電磁弁15は共に作動しない。したがつて前記
のように空気ポンプ14の作動により車高が増加
して規定値範囲内に入れば、空気ポンプ14は作
動を直ちに停止する。 車速が所定値以上あつて自動二輪車が実質的に
走行状態にあり、且つ車高が規定値範囲以上に増
加している場合には、第1光電装置35の低レベ
ル出力と第2光電装置36の高レベル出力とによ
りNAND回路39が高レベル出力を生じてタイ
マ回路41を作動し、一定時間後、タイマ回路4
1の生じる高レベル出力と、第1光電装置35の
低レベル出力をインバータ43が反転して得た高
レベル出力とを受けて第3AND回路44が高レベ
ル出力を生じ、これにより電磁弁15が作動し、
即ち開弁する。その結果、第2図において空気シ
リンダ6,6′内の圧力空気は空気排出通路20
から大気に放出され、車高は減少する。そして車
高が規定値範囲内に戻つたとき、前述の作用より
明らかなように電磁弁15は閉弁状態に復帰す
る。 車高が規定値範囲内にあつても、例えば凹凸路
面を走行する場合には懸架装置2,3の緩衝作用
により車体1が上下に振動を繰返すので、車高は
瞬間時に規定値範囲を逸脱し、その都度第1AND
回路40から高レベルの出力がタイマ回路41に
入力されるが、その入力時間は瞬間的で、タイマ
回路41の遅延時間を超えないので、タイマ回路
41の出力は依然低レベルに保たれ、空気ポンプ
14および電磁弁15が作動することはない。 第6〜8図は本発明の第2実施例を示すもの
で、これにおいては、走行状態検出器26は第7
図に示すように、車速が所定値未満のときに光電
装置32の受光器が受光するように回転板31の
切欠部33の位置が定められ、また姿勢変化検出
器27は第8図に示すように、第1および第2光
電装置35,36の位置が第5A図の場合とは反
対に入替つている。 而して、第2実施例の走行状態検出器26の出
力レベルの状況を第3表に、また姿勢変化検出器
27の第1および第2光電装置35,36の出力
レベルの状況を第4表にそれぞれ示す。
5,36の出力信号はNAND回路39に送られ、
このNAND回路39および走行状態検出器26
の出力信号は第1AND回路40に送られ、この
AND回路40の出力信号がタイマ回路41に送
られ、このタイマ回路41および第1光電装置3
5の出力信号は第2AND回路42に送られ、また
タイマ回路41の出力信号とインバータ43によ
り反転された第1光電装置35の出力信号とが第
3AND回路44に送られ、そして第2AND回路4
2の出力により前記空気ポンプ14が、また第
3AND回路44の出力により電磁弁15がそれぞ
れ作動されるようになつている。また第2、第
3AND回路42,44の出力側には、それらのい
ずれの出力によつても点灯するパイロツトランプ
45がダイオードD1,D2を介して接続される。 以上において、NAND回路39、第1〜第
3AND回路40,42,44、タイマ回路41お
よびインバータ43は前記制御装置25を構成
し、空気ポンプ14および電磁弁15は車高調節
装置を構成する。 次にこの実施例の作用を説明すると、先ず主ス
イツチ29を閉じる。 車速が所定値未満である場合には、走行状態検
出器26の出力は低レベルであるから、第
1NAND回路40、タイマ回路41および第2、
第3AND回路42,44の出力はいずれも低レベ
ルとなり、空気ポンプ14および電磁弁15は共
に作動しない。 車速が所定値以上となつて自動二輪車が実質的
に走行状態となり、且つ車高が規定値範囲以下に
減少している場合には、走行状態検出器26の出
力は高レベル、第1光電装置35の出力も高レベ
ル、第2光電装置36の出力は低レベルとなるか
ら、第1光電装置35の高レベル出力と第2光電
装置36の低レベル出力を受けてNAND回路3
9の出力は高レベルとなり、この高レベル出力と
走行状態検出器26の高レベル出力とを受けて第
1AND回路40の出力も高レベルとなり、これに
よりタイマ回路41が作動して一定時間(例えば
6秒)後、高レベルの出力を生じる。すると、第
2AND回路42はタイマ回路41の高レベル出力
と第1光電装置35の高レベル出力とを受けて高
レベルの出力を生じるので、空気ポンプ14が作
動し、それから吐出される圧力空気が第2図に示
す一方向弁19、導管12、圧力平衡器8および
導管7,7′を経て空気シリンダ6,6′に供給さ
れ、これらの伸長により車高は増加する。一方、
第3AND回路44は、第1光電装置35の高レベ
ル出力をインバータ43により低レベルに反転さ
れたものを一方の入力とするので、その出力は低
レベルであり、したがつて電磁弁15は作動しな
い。 車速が所定値以上あつて自動二輪車が実質的に
走行状態にあり、且つ車高が規定値範囲内にある
場合には、第1光電装置35の高レベル出力と第
2光電装置36の高レベル出力とによりNAND
回路39の出力は低レベルとなり、したがつて上
述の作用より明らかなように空気ポンプ14およ
び電磁弁15は共に作動しない。したがつて前記
のように空気ポンプ14の作動により車高が増加
して規定値範囲内に入れば、空気ポンプ14は作
動を直ちに停止する。 車速が所定値以上あつて自動二輪車が実質的に
走行状態にあり、且つ車高が規定値範囲以上に増
加している場合には、第1光電装置35の低レベ
ル出力と第2光電装置36の高レベル出力とによ
りNAND回路39が高レベル出力を生じてタイ
マ回路41を作動し、一定時間後、タイマ回路4
1の生じる高レベル出力と、第1光電装置35の
低レベル出力をインバータ43が反転して得た高
レベル出力とを受けて第3AND回路44が高レベ
ル出力を生じ、これにより電磁弁15が作動し、
即ち開弁する。その結果、第2図において空気シ
リンダ6,6′内の圧力空気は空気排出通路20
から大気に放出され、車高は減少する。そして車
高が規定値範囲内に戻つたとき、前述の作用より
明らかなように電磁弁15は閉弁状態に復帰す
る。 車高が規定値範囲内にあつても、例えば凹凸路
面を走行する場合には懸架装置2,3の緩衝作用
により車体1が上下に振動を繰返すので、車高は
瞬間時に規定値範囲を逸脱し、その都度第1AND
回路40から高レベルの出力がタイマ回路41に
入力されるが、その入力時間は瞬間的で、タイマ
回路41の遅延時間を超えないので、タイマ回路
41の出力は依然低レベルに保たれ、空気ポンプ
14および電磁弁15が作動することはない。 第6〜8図は本発明の第2実施例を示すもの
で、これにおいては、走行状態検出器26は第7
図に示すように、車速が所定値未満のときに光電
装置32の受光器が受光するように回転板31の
切欠部33の位置が定められ、また姿勢変化検出
器27は第8図に示すように、第1および第2光
電装置35,36の位置が第5A図の場合とは反
対に入替つている。 而して、第2実施例の走行状態検出器26の出
力レベルの状況を第3表に、また姿勢変化検出器
27の第1および第2光電装置35,36の出力
レベルの状況を第4表にそれぞれ示す。
【表】
【表】
さて、第6図において、主スイツチ29を閉じ
る。すると、車速が所定値未満の場合には、走行
状態検出器26の出力が高レベル、即ち、トラン
ジスタQ1,Q2が閉状態となり、それに伴つて走
行状態検出回路46のトランジスタQ3が開状態
となる。そして抵抗R1を介してトランジスタQ4
のベースに通電されることによりトランジスタ
Q4が閉状態となる。 一方、これと同時に第1および第2タイマ回路
47,48においては、それぞれコンデンサC11,
C21への充電が開始されるが、一定時間経過する
まではコンデンサC11,C21の充電が一定値に達し
ていないため、トランジスタQ15,Q25のベース
電位が充分に低下していないことによりトランジ
スタQ15,Q16;Q25,Q26が開状態を維持し、そ
れに伴つてトランジスタQ17,Q27が閉状態とな
り、常開リレー49が作動して空気ポンプ14を
作動すると共に、電磁弁15が作動し、またパイ
ロツトランプ45が点灯する。 コンデンサC11,C21の充電が開始されてから一
定時間経過すると、トランジスタQ15,Q25のベ
ース電位が充分に低下することによりトランジス
タQ15,Q25は閉状態となり、抵抗R18,R28、ト
ランジスタQ15,Q25および抵抗R14,R24を介し
てコンデンサC12,C22の充電が開始されると共
に、さらに抵抗R15,R25を介してトランジスタ
Q16,Q26のベースにも通電されることによりそ
れらのベースの電位が上昇してトランジスタ
Q16,Q26が閉状態となる。それに伴つてトラン
ジスタQ17,Q27のベース電位が低下してトラン
ジスタQ17,Q27が開状態となり、その結果空気
ポンプ14、電磁弁15およびパイロツトランプ
45の同時作動は停止する。 このように、主スイツチ29を閉じた直後に一
定時間だけ3つの負荷14,15,45が同時に
作動することは、電気回路の故障が皆無であるこ
とを意味する。 車速が所定値以上になつて自動二輪車が実質的
に走行状態になると、走行状態検出器26の出力
が低レベル、即ちトランジスタQ1,Q2が開状態
となり、それに伴つて抵抗R0を介してトランジ
スタQ3のベースに通電されてそのベース電位が
上昇することにより、トランジスタQ3は閉状態
となり、したがつてトランジスタQは4そのベー
ス電位が低下して開状態となる。 この状態において、車高が規定値範囲内にある
場合には、第1光電装置35の出力が高レベル、
即ちトランジスタQ11,Q12が閉状態となること
から、第1姿勢変化検出回路50のトランジスタ
Q14が閉状態となり、これに伴い第1タイマ回路
47のトランジスタQ15はそのベース電位が低電
位に保たれていることにより閉状態にあり、そし
てトランジスタQ17が開状態にあつて常開リレー
49は作動せず、したがつて空気ポンプ14は停
止したままである。一方、第2光電装置36の出
力も高レベルであるから、上記と同様の作用によ
り第2タイマ回路48のトランジスタQ27が開状
態に保たれ、電磁弁15も停止している(閉弁状
態)。 車速が所定値以上あつて自動二輪車が実質的に
走行状態にあり、且つ車高が規定値範囲以下に減
少した場合には、第1光電装置35の出力が低レ
ベル、即ちトランジスタQ11,Q12が開状態とな
るので、トランジスタQ14は開状態となる。する
と、第1タイマ回路のコンデンサC11は抵抗R12を
通じて放電し始め、一定時間後にはトランジスタ
Q15がそのベース電位の上昇に伴つて開状態とな
る。その結果、コンデンサC12が抵抗R15,R16を
通じて放電し始め、トランジスタQ16のベース電
位が低下するに伴つてトランジスタQ16が開状態
となり、抵抗R17を介してトランジスタQ17のベ
ースに通電されてそのベース電位が上昇すること
により、トランジスタQ17が閉状態となつて常開
リレー49が閉じられ、空気ポンプ14が作動し
て空気シリンダ6,6′を伸長させ、車高を増加
させる。これと同時にパイロツトランプ45も点
灯する。一方、第2光電装置36の出力は低レベ
ルのままであるから、第2タイマ回路48のトラ
ンジスタQ27は開状態を持続し、電磁弁15は不
作動状態を保つ。 また車速が所定値以上あつて自動二輪車が実質
的に走行状態にあり、且つ車高が規定値範囲以上
に増加した場合には、第2光電装置36の出力の
方が低レベルとなるので、第2姿勢変化検出回路
51のトランジスタQ24が閉状態となり、また一
定時間第2タイマ回路48のトランジスタQ27も
閉状態となつて電磁弁15が作動して空気シリン
ダ6,6′を収縮させ、車高を下げ、同時にパイ
ロツトランプ45を点灯させる。 上記実施例において、走行状態検出回路46、
第1、第2姿勢変化検出回路50,51および第
1、第2タイマ回路47,48は前記制御装置2
5を構成する。尚、第6図中F1,F2はローパス
フイルタである。 第9A,9B図は姿勢変化検出器27の変形例
を示すもので、それは車体1に回転自在に軸支し
た回転板52とその外周部に近接して配設した第
1および第2光電装置35,36とより構成さ
れ、回転板52は作動レバー53および連杆54
を介してリヤフオーク3aに連結され、リヤフオ
ーク3aの上下揺動に連動して回動するようにな
つている。また回転板52は光電装置35,36
と協働する段付切欠部55,56を外周に有し、
車高が規定値範囲内にあるときは、第1光電装置
35の投光器35aの光のみが浅い切欠部55を
通してその受光器35bに到達し、車高が規定値
範囲以下のときは、両光電装置35,36の投光
器35a,36aの光が回転板52により遮ら
れ、また車高が規定値範囲以上のときは、両光電
装置35,36の投光器35a,36aの光が深
い切欠部56を通してそれぞれの受光器35b,
36bに到達するようになつている。このものに
おいては、第2光電装置36の出力レベルの状況
は第4表の場合と全く逆になるので、これを第6
図の実施例に適用するには、第2姿勢変化検出回
路51のトランジスタQ24の入力側に信号反転手
段を設ける必要がある。 また、このものにおいては連杆54にターンバ
ツクル57を備えており、このターンバツクル5
7を操作して連杆54の長さを調節して回転板5
2の切欠部55,56の位相を変え、調整すべき
車高の値を加減することができる。 さらに、姿勢変化検出器27は、車体1と路面
間の距離を直接検出するようにしても、リヤフオ
ーク3aの揺動角度を直接検出するようにしても
よい。 第10図は本発明の第3実施例を示すもので、
前、後部両方の懸架装置2,3を空気式に構成
し、それらを各別に制御して車体1の前、後部の
高さを調整するようにしたものである。これにお
いては、前実施例に対して車体1の前部車高の変
化を検出する前部姿勢変化検出器27′、前部懸
架装置2系の圧力空気供給用電磁弁58′、同系
の圧力空気排出用電磁弁15′および後部懸架装
置3系の圧力空気供給用電磁弁58が新たに付加
されている。而して空気ポンプ14および電磁弁
15,15′,58,58′は互いに協働して本発
明の車高調節装置を構成している。 第11図は、懸架装置、例えば後部懸架装置3
用の車高調節装置の変形例を示すもので、懸架装
置3に連なる導管12に電磁弁60を介して蓄圧
器59を接続し、この蓄圧器59に一方向弁19
を介して空気ポンプ14を接続したものである。 而して、前記制御装置25から発せられる車高
増加信号は電磁弁60に送られてこれを開き、蓄
圧器59に蓄えられていた圧力空気が導管12を
通して懸架装置3に供給され、蓄圧器59が一定
圧力以下に減圧したとき空気ポンプ14が作動す
る。したがつて空気ポンプ14、電磁弁15,6
0および蓄圧器59は互いに協働して本発明の車
高調節装置を構成している。 尚、上記いずれの実施例でも車高調節装置は空
圧式に構成されているが、これを機械式、油圧式
に構成することもできる。 以上のように、本発明によれば、車体に車輪を
支持させる懸架装置と;この懸架装置の有効長さ
を車体の搭載荷重に関係なく適正値に調節し得る
車高調節装置と;自動二輪車が走行状態になるこ
とを検出する走行状態検出器と;車体の姿勢が規
定の状態から逸脱することを検出する姿勢変化検
出器と;自動二輪車が走行状態にあり、且つ車体
の姿勢が規定の状態から逸脱した条件では前記走
行状態検出器および姿勢変化検出器の各出力信号
を受けて前記車高調節装置を作動させ、また前記
条件以外の条件では同車高調節装置を不作動状態
に保持する制御装置と;を有するので、自動二輪
車においてその搭載荷重が最大となる車両走行時
にのみ車高調節装置を作動させて、車体の走行姿
勢を常に的確に自動調整することができ、したが
つて停車状態でのみ車高調節を行う場合の如く、
調節完了後走行状態に移つたときに車高が適正値
より低下するといつた自動二輪車に特有の不具合
を生じることはなくなり、搭載荷重の軽量に関係
なく車体の走行姿勢を常に的確に保つことができ
て自動二輪車の走行性能向上に大いに寄与し得
る。しかも車高調節を本来必要としない停車状態
では、前記車高調節装置を不作動状態に保持でき
るから、停車、発進のたび毎に車高調節装置がい
ちいち作動するようなことはなく、その作動エネ
ルギを節約することができる。
る。すると、車速が所定値未満の場合には、走行
状態検出器26の出力が高レベル、即ち、トラン
ジスタQ1,Q2が閉状態となり、それに伴つて走
行状態検出回路46のトランジスタQ3が開状態
となる。そして抵抗R1を介してトランジスタQ4
のベースに通電されることによりトランジスタ
Q4が閉状態となる。 一方、これと同時に第1および第2タイマ回路
47,48においては、それぞれコンデンサC11,
C21への充電が開始されるが、一定時間経過する
まではコンデンサC11,C21の充電が一定値に達し
ていないため、トランジスタQ15,Q25のベース
電位が充分に低下していないことによりトランジ
スタQ15,Q16;Q25,Q26が開状態を維持し、そ
れに伴つてトランジスタQ17,Q27が閉状態とな
り、常開リレー49が作動して空気ポンプ14を
作動すると共に、電磁弁15が作動し、またパイ
ロツトランプ45が点灯する。 コンデンサC11,C21の充電が開始されてから一
定時間経過すると、トランジスタQ15,Q25のベ
ース電位が充分に低下することによりトランジス
タQ15,Q25は閉状態となり、抵抗R18,R28、ト
ランジスタQ15,Q25および抵抗R14,R24を介し
てコンデンサC12,C22の充電が開始されると共
に、さらに抵抗R15,R25を介してトランジスタ
Q16,Q26のベースにも通電されることによりそ
れらのベースの電位が上昇してトランジスタ
Q16,Q26が閉状態となる。それに伴つてトラン
ジスタQ17,Q27のベース電位が低下してトラン
ジスタQ17,Q27が開状態となり、その結果空気
ポンプ14、電磁弁15およびパイロツトランプ
45の同時作動は停止する。 このように、主スイツチ29を閉じた直後に一
定時間だけ3つの負荷14,15,45が同時に
作動することは、電気回路の故障が皆無であるこ
とを意味する。 車速が所定値以上になつて自動二輪車が実質的
に走行状態になると、走行状態検出器26の出力
が低レベル、即ちトランジスタQ1,Q2が開状態
となり、それに伴つて抵抗R0を介してトランジ
スタQ3のベースに通電されてそのベース電位が
上昇することにより、トランジスタQ3は閉状態
となり、したがつてトランジスタQは4そのベー
ス電位が低下して開状態となる。 この状態において、車高が規定値範囲内にある
場合には、第1光電装置35の出力が高レベル、
即ちトランジスタQ11,Q12が閉状態となること
から、第1姿勢変化検出回路50のトランジスタ
Q14が閉状態となり、これに伴い第1タイマ回路
47のトランジスタQ15はそのベース電位が低電
位に保たれていることにより閉状態にあり、そし
てトランジスタQ17が開状態にあつて常開リレー
49は作動せず、したがつて空気ポンプ14は停
止したままである。一方、第2光電装置36の出
力も高レベルであるから、上記と同様の作用によ
り第2タイマ回路48のトランジスタQ27が開状
態に保たれ、電磁弁15も停止している(閉弁状
態)。 車速が所定値以上あつて自動二輪車が実質的に
走行状態にあり、且つ車高が規定値範囲以下に減
少した場合には、第1光電装置35の出力が低レ
ベル、即ちトランジスタQ11,Q12が開状態とな
るので、トランジスタQ14は開状態となる。する
と、第1タイマ回路のコンデンサC11は抵抗R12を
通じて放電し始め、一定時間後にはトランジスタ
Q15がそのベース電位の上昇に伴つて開状態とな
る。その結果、コンデンサC12が抵抗R15,R16を
通じて放電し始め、トランジスタQ16のベース電
位が低下するに伴つてトランジスタQ16が開状態
となり、抵抗R17を介してトランジスタQ17のベ
ースに通電されてそのベース電位が上昇すること
により、トランジスタQ17が閉状態となつて常開
リレー49が閉じられ、空気ポンプ14が作動し
て空気シリンダ6,6′を伸長させ、車高を増加
させる。これと同時にパイロツトランプ45も点
灯する。一方、第2光電装置36の出力は低レベ
ルのままであるから、第2タイマ回路48のトラ
ンジスタQ27は開状態を持続し、電磁弁15は不
作動状態を保つ。 また車速が所定値以上あつて自動二輪車が実質
的に走行状態にあり、且つ車高が規定値範囲以上
に増加した場合には、第2光電装置36の出力の
方が低レベルとなるので、第2姿勢変化検出回路
51のトランジスタQ24が閉状態となり、また一
定時間第2タイマ回路48のトランジスタQ27も
閉状態となつて電磁弁15が作動して空気シリン
ダ6,6′を収縮させ、車高を下げ、同時にパイ
ロツトランプ45を点灯させる。 上記実施例において、走行状態検出回路46、
第1、第2姿勢変化検出回路50,51および第
1、第2タイマ回路47,48は前記制御装置2
5を構成する。尚、第6図中F1,F2はローパス
フイルタである。 第9A,9B図は姿勢変化検出器27の変形例
を示すもので、それは車体1に回転自在に軸支し
た回転板52とその外周部に近接して配設した第
1および第2光電装置35,36とより構成さ
れ、回転板52は作動レバー53および連杆54
を介してリヤフオーク3aに連結され、リヤフオ
ーク3aの上下揺動に連動して回動するようにな
つている。また回転板52は光電装置35,36
と協働する段付切欠部55,56を外周に有し、
車高が規定値範囲内にあるときは、第1光電装置
35の投光器35aの光のみが浅い切欠部55を
通してその受光器35bに到達し、車高が規定値
範囲以下のときは、両光電装置35,36の投光
器35a,36aの光が回転板52により遮ら
れ、また車高が規定値範囲以上のときは、両光電
装置35,36の投光器35a,36aの光が深
い切欠部56を通してそれぞれの受光器35b,
36bに到達するようになつている。このものに
おいては、第2光電装置36の出力レベルの状況
は第4表の場合と全く逆になるので、これを第6
図の実施例に適用するには、第2姿勢変化検出回
路51のトランジスタQ24の入力側に信号反転手
段を設ける必要がある。 また、このものにおいては連杆54にターンバ
ツクル57を備えており、このターンバツクル5
7を操作して連杆54の長さを調節して回転板5
2の切欠部55,56の位相を変え、調整すべき
車高の値を加減することができる。 さらに、姿勢変化検出器27は、車体1と路面
間の距離を直接検出するようにしても、リヤフオ
ーク3aの揺動角度を直接検出するようにしても
よい。 第10図は本発明の第3実施例を示すもので、
前、後部両方の懸架装置2,3を空気式に構成
し、それらを各別に制御して車体1の前、後部の
高さを調整するようにしたものである。これにお
いては、前実施例に対して車体1の前部車高の変
化を検出する前部姿勢変化検出器27′、前部懸
架装置2系の圧力空気供給用電磁弁58′、同系
の圧力空気排出用電磁弁15′および後部懸架装
置3系の圧力空気供給用電磁弁58が新たに付加
されている。而して空気ポンプ14および電磁弁
15,15′,58,58′は互いに協働して本発
明の車高調節装置を構成している。 第11図は、懸架装置、例えば後部懸架装置3
用の車高調節装置の変形例を示すもので、懸架装
置3に連なる導管12に電磁弁60を介して蓄圧
器59を接続し、この蓄圧器59に一方向弁19
を介して空気ポンプ14を接続したものである。 而して、前記制御装置25から発せられる車高
増加信号は電磁弁60に送られてこれを開き、蓄
圧器59に蓄えられていた圧力空気が導管12を
通して懸架装置3に供給され、蓄圧器59が一定
圧力以下に減圧したとき空気ポンプ14が作動す
る。したがつて空気ポンプ14、電磁弁15,6
0および蓄圧器59は互いに協働して本発明の車
高調節装置を構成している。 尚、上記いずれの実施例でも車高調節装置は空
圧式に構成されているが、これを機械式、油圧式
に構成することもできる。 以上のように、本発明によれば、車体に車輪を
支持させる懸架装置と;この懸架装置の有効長さ
を車体の搭載荷重に関係なく適正値に調節し得る
車高調節装置と;自動二輪車が走行状態になるこ
とを検出する走行状態検出器と;車体の姿勢が規
定の状態から逸脱することを検出する姿勢変化検
出器と;自動二輪車が走行状態にあり、且つ車体
の姿勢が規定の状態から逸脱した条件では前記走
行状態検出器および姿勢変化検出器の各出力信号
を受けて前記車高調節装置を作動させ、また前記
条件以外の条件では同車高調節装置を不作動状態
に保持する制御装置と;を有するので、自動二輪
車においてその搭載荷重が最大となる車両走行時
にのみ車高調節装置を作動させて、車体の走行姿
勢を常に的確に自動調整することができ、したが
つて停車状態でのみ車高調節を行う場合の如く、
調節完了後走行状態に移つたときに車高が適正値
より低下するといつた自動二輪車に特有の不具合
を生じることはなくなり、搭載荷重の軽量に関係
なく車体の走行姿勢を常に的確に保つことができ
て自動二輪車の走行性能向上に大いに寄与し得
る。しかも車高調節を本来必要としない停車状態
では、前記車高調節装置を不作動状態に保持でき
るから、停車、発進のたび毎に車高調節装置がい
ちいち作動するようなことはなく、その作動エネ
ルギを節約することができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
本発明装置を備えた自動二輪車の全体側面図、第
2図は本発明装置の第1実施例の概要図、第3図
は第2図の要部を具体化した電気回路図、第4A
図は第3図中の走行状態検出器の正面図、第4B
図はその要部の拡大縦断面図、第5A図は第3図
中の姿勢変化検出器の正面図、第5B図はその要
部の横断面図、第6図は本発明装置の第2実施例
の電気回路図、第7図は第6図中の走行状態検出
器の正面図、第8図は第6図中の姿勢変化検出器
の正面図、第9A図は姿勢変化検出器の変形例を
示す自動二輪車の後部側面図、第9B図はその要
部の拡大正面図、第9C図はその要部の拡大斜視
図、第10図は本発明装置の第3実施例の概要
図、第11図は車高調節装置の変形例を示す概要
図である。 M……自動二輪車、1……車体、2……前部懸
架装置、3……後部懸架装置、4……前輪、5…
…後輪、25……制御装置、26……走行状態検
出器、27′……前部姿勢変化検出器、27……
後部姿勢変化検出器、14;15,15′,58,
58′,60;59……車高調節装置を構成する
空気ポンプ;電磁弁;蓄圧器。
本発明装置を備えた自動二輪車の全体側面図、第
2図は本発明装置の第1実施例の概要図、第3図
は第2図の要部を具体化した電気回路図、第4A
図は第3図中の走行状態検出器の正面図、第4B
図はその要部の拡大縦断面図、第5A図は第3図
中の姿勢変化検出器の正面図、第5B図はその要
部の横断面図、第6図は本発明装置の第2実施例
の電気回路図、第7図は第6図中の走行状態検出
器の正面図、第8図は第6図中の姿勢変化検出器
の正面図、第9A図は姿勢変化検出器の変形例を
示す自動二輪車の後部側面図、第9B図はその要
部の拡大正面図、第9C図はその要部の拡大斜視
図、第10図は本発明装置の第3実施例の概要
図、第11図は車高調節装置の変形例を示す概要
図である。 M……自動二輪車、1……車体、2……前部懸
架装置、3……後部懸架装置、4……前輪、5…
…後輪、25……制御装置、26……走行状態検
出器、27′……前部姿勢変化検出器、27……
後部姿勢変化検出器、14;15,15′,58,
58′,60;59……車高調節装置を構成する
空気ポンプ;電磁弁;蓄圧器。
Claims (1)
- 1 車体に車輪を支持させる懸架装置と、この懸
架装置の有効長さを車体の搭載荷重に関係なく適
正値に調整し得る車高調節装置とを備える自動二
輪車の姿勢制御装置において、自動二輪車が走行
状態になることを検出する走行状態検出器と;車
体の姿勢が規定の状態から逸脱することを検出す
る姿勢変化検出器と;自動二輪車が走行状態にあ
り、且つ車体の姿勢が規定の状態から逸脱した条
件では前記走行状態検出器および姿勢変化検出器
の各出力信号を受けて前記車高調節装置を作動さ
せ、また前記条件以外の条件では同車高調節装置
を不作動状態に保持する制御装置と;を有するこ
とを特徴とする、自動二輪車の姿勢制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3655580A JPS56135380A (en) | 1980-03-22 | 1980-03-22 | Controller for attitude of autobicycle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3655580A JPS56135380A (en) | 1980-03-22 | 1980-03-22 | Controller for attitude of autobicycle |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56135380A JPS56135380A (en) | 1981-10-22 |
| JPH0124676B2 true JPH0124676B2 (ja) | 1989-05-12 |
Family
ID=12472996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3655580A Granted JPS56135380A (en) | 1980-03-22 | 1980-03-22 | Controller for attitude of autobicycle |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56135380A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS633355Y2 (ja) * | 1981-03-04 | 1988-01-27 | ||
| JPH0651478B2 (ja) * | 1982-04-23 | 1994-07-06 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車の車高調整装置 |
| JPS6078884A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-04 | 川崎重工業株式会社 | 車速応答型車高調整式オ−トバイ |
| JPS622490U (ja) * | 1985-06-21 | 1987-01-09 | ||
| JPS62295783A (ja) * | 1987-04-24 | 1987-12-23 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の姿勢調整装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54132922A (en) * | 1978-04-06 | 1979-10-16 | Kayaba Ind Co Ltd | Vehicle height controller |
| JPS54140318A (en) * | 1978-04-22 | 1979-10-31 | Tokico Ltd | Car height adjusting device |
-
1980
- 1980-03-22 JP JP3655580A patent/JPS56135380A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56135380A (en) | 1981-10-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3333198B2 (ja) | 乗物用サスペンション装置 | |
| US4696483A (en) | Vehicle suspension apparatus | |
| JPS61139505A (ja) | エア−サスペンシヨン | |
| JPS6092913A (ja) | 車高制御装置 | |
| GB2144243A (en) | A vehicle height control system | |
| JPH0124676B2 (ja) | ||
| JPS5812816A (ja) | 自動二輪車における車高調整装置 | |
| JPH0641241B2 (ja) | トラックの荷台の高さ調整装置 | |
| JPS6232084Y2 (ja) | ||
| JPS6355478B2 (ja) | ||
| JP3513112B2 (ja) | 車高調節装置 | |
| JPS6230803Y2 (ja) | ||
| JPH0236723Y2 (ja) | ||
| JPH0579556B2 (ja) | ||
| JPH0237610Y2 (ja) | ||
| JPH0810013Y2 (ja) | 電子制御サスペンション装置 | |
| JPH066968Y2 (ja) | 車両用サスペンション装置 | |
| JP2934371B2 (ja) | 車体角度の制御装置 | |
| JPH036486Y2 (ja) | ||
| JPH0365282B2 (ja) | ||
| JP3087628B2 (ja) | 後2軸車用軸重配分調整装置 | |
| JPH0345843Y2 (ja) | ||
| JPS6342647Y2 (ja) | ||
| JPH0645288B2 (ja) | 車両用サスペンション装置 | |
| JPS6119997Y2 (ja) |