JPH01273621A - 流体圧成形加工装置 - Google Patents

流体圧成形加工装置

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JPH01273621A
JPH01273621A JP63103175A JP10317588A JPH01273621A JP H01273621 A JPH01273621 A JP H01273621A JP 63103175 A JP63103175 A JP 63103175A JP 10317588 A JP10317588 A JP 10317588A JP H01273621 A JPH01273621 A JP H01273621A
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JP
Japan
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punch
pressure
fluid pressure
wrinkle suppressing
suppressing member
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JP63103175A
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Taketo Ito
伊東 武人
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WATANABE KIKAI BOEKI KK
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
WATANABE KIKAI BOEKI KK
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流体圧成形加工装置に係り、薄板等のブラン
ク材を絞り加工して、自動車部品、電気部品、航空機部
品等を得るのに利用される。
(従来の技術) ダイスおよびダイス側が開口された流体圧室を有するド
ームと、ダイス側より流体圧室内に進入可能としてドー
ムに対向して配置されたパンチと、ドームに対向して配
置されかつドーム側に押圧可能とされた加圧盤と、を備
え、ダイス上に流体圧室を閉塞しておかれたブランク材
を、パンチの流体圧室への進入を介して流体圧力で絞り
成形する流体圧成形加工方法及び装置は、ハイドロホー
ム法として、昭和50年10月25日発行の“プレス加
工便覧”第498ページで既知であり、又、特公昭6〇
−56569号公報等にも開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 叙述の従来技術は、ゴムによる成形に比較して高圧力を
得やすく、圧力が均一に作用する等の優位性は認められ
るけれども、流体王室(チャンバー)内の圧力を絞り弁
等の圧力調整装置で調節しているため次のような問題点
がある。
まず、チャンバー内の流体(液体)を絞り弁を介して圧
出する際、重大なエネルギー損失を伴うという重大な欠
点がある。
更に、液体のチャンバー内への再供給、すなわち、次の
成形加工が始る前にチャンバー内へ液体を供給しなけれ
ばならず、これは時間的ロスを意味し、作業速度(加工
生産のサイクルタイム)の制約を伴う問題がある。
また、圧力調節装置は液体の汚れに弱く、それ故、被加
工材(ブランク材)から生じる可能性のあるパリとかそ
の他の汚染物による影響を受は易く、これは加工運転の
混乱を招(等の問題点がある。
特に、従来技術では、絞り成形最終段階における高圧成
形のため、高圧ポンプを使用する場合には、 (a);高圧ポンプ回路が必要で複雑、高価となる。
(b);高圧ポンプによる高圧チャージや、高圧チャー
ジに合せてのパンチの対抗力アップなどの制御のため、
時間的ロスが生じる。
(C);パンチ力が弱く高圧チャージによりパンチが押
上げられると製品にひずみが生じ、パンチ力を強く上げ
過ぎるとパンチが下降し製品の絞り深さ精度が悪くなる
また、電磁比例リリーフ弁を使用する場合には、(a)
;パンチを追い込むことにより圧力を上げなければなら
ず高圧絞りとなり、製品形状によっては悪影響を生じる
(b);製品の絞り深さ精度が悪い。
(C);高圧リリーフ弁が必要となる。
更に、高圧発生により、シワ抑え部材に力がかかり、こ
のためシワ抑え部材の押え力を上げる必要があるが、こ
れはプレスの許容最大シワ抑え力量によって制約される
本発明は、被加工材に対して特にプレスのオーバーな設
計が不要であり、エネルギー損失が最小で、また、プレ
スの生産サイクルタイムが向上できるようにした流体圧
成形加工装置を提供することが目的である。
更に、本発明は、チャンバーからの液体排出のための圧
力調節装置を必要とせず、制御がより簡易にされた流体
圧成形加工装置を提供することが目的である。
また、本発明は、加圧盤の加圧力に関係なくシワ抑え力
を独立して調整することにより、ブランク材を絞り加工
するとき不可避的に生じるブランク材製品内部に生じる
シワを抑止する際のシワ抑え力の過剰によるブランク材
や製品の極度の板厚減少や、ひいてはそれらの破断を阻
止し、もって、高品質の製品を生産できる流体圧成形加
工装置を提供することが目的である。
また、本発明は、高圧発生をパンチ側とシワ抑え部材を
一体化することにより行うことから、高圧発生時におけ
るパンチ側とシワ抑え部材側との相対的動きがなく、製
品の絞り深さ精度が向上でき、しかも、高圧発生時にお
ける製品のひずみが防止できる流体圧成形加工装置を提
供することが目的である。
更に、本発明は、プレスのパンチ加圧力量の余力が、シ
ワ抑え部材の押え力にも利用され、シワ抑え部材の押え
力がプレスの加圧盤(ブランクホルダ)加圧力量の許容
値に制約されることがなく、加圧力の有効利用が図れる
流体圧成形加工装置を提供することが目的である。
更に、本発明は、プレスのパンチ加圧力量の余力を、シ
ワ抑え部材押え力に利用し、高圧発生時において高圧力
によってシワ抑え部材が持ち上げられることを阻止する
ともに、ブランク材とダイス間からの流体洩れを阻止す
るようにした流体圧成形加工装置を提供することが目的
である。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ダイス5およびダイス5側が開口された流体
圧室6を有するドーム1と、ダイス5側より流体王室6
内に進入可能としてドーム1に対向して配置されたパン
チ8と、ドーム1に対向して配置されドーム1側にパン
チ8と独立して押圧可能とされた加圧盤10と、を備え
、ダイス5上に流体圧室6を閉塞しておかれたブランク
材Bのダイス5周辺をドーム1側と加圧盤10側との協
働で挟みつけた状態でブランク材Bをパンチ8の流体圧
室6への進入を介して流体圧力で絞り成形するものにお
いて、叙述の目的を達成するために次の技術的手段を講
じたのである。
すなわち、本発明は、ドーム1がピストン3とシリンダ
4とからなり、ピストン3又はシリンダ4のいずれか一
方が固定乃至静止して備えられ、他方が相対移動されて
流体圧室6内の流体を流体圧室6より排出することなく
所定の成形圧力に保持すべくされており、 更に、加圧盤10に、ダイス5周辺のブランク材Bをド
ーム1側と協働して挾みつけるシワ抑え部材17が設け
られ、該シワ抑え部材17は、加圧盤10の加圧力とは
独立して押付は力を調整する押付は力調整手段23を備
えており、 更に、パンチ8による絞り成形の最終段階においてパン
チ加圧力をシワ抑え部材17に伝達付与して、パンチ8
による絞り深さを設定するとともに、該シワ抑え部材1
7の浮上を阻止するシワ抑えロック手段37が設けられ
ていることを特徴とするものである。
(作 用) 本発明によれば、ダイス5上に流体圧室6を閉じるよう
に第1図に示す如く鋼板等のブランク材Bがおかれ、加
圧盤10を降下させてドーム1の端面(頂面)に対峙さ
せ、ダイス5周辺のブランク材Bをシワ抑え部材17と
ドーム1側との協働で挟みつける(第2図参照)。
また、第2図ではパンチ8と加圧盤10とを独立して個
別に下降するようにしているが、パンチ8と加圧盤10
とを同調して同時下降することもできる。
つづいて、パンチ8をダイス5側より流体圧室6内に第
2図の鎖線で示す如く進入させると、流体圧室6内の圧
媒容量ははゾ変化しないため、パンチ8が流体圧室6内
に進入した容積と略等しい容積を確保すべく本図示例で
はドーム1のシリンダ4が上昇してパンチ8の加圧力F
および加圧盤10の加圧力F、により発生する流体圧室
6内の流体圧力Pでパンチ8を雄型として静水圧力学的
な成形と絞り成形がなされる。
この際、シワ抑え部材17の押付は力は、パンチ8によ
る絞り成形に作り、ブランク材Bが周方向に収縮される
ことによって、該押付は部分(挟着部分)B、に発生す
る放射方向の波状シワや製品本体部分B2に独自に発生
するシワを抑制する。
しかし、シワ抑え部材17の押付は力F2が過度である
と、絞り成形に伴いブランク材Bや製品の極度の板厚減
少や、ひいては、それらの破断を生じ成形不能になる。
このシワ抑え力(押付は力)はブランク材Bの大きさ、
板厚及び製品形状等によって異なることから、この抑え
力を、加圧盤10による加圧力F。
を制御することによって調整すると、流体圧室6内の流
体圧力Pが成形に必要な圧力を得られなくなる。
そこで、本発明によっては、シワ抑え部材17を加圧盤
10の加圧力F、とは独立させて、しかも、加圧力F1
より小さい範囲内にて、押付は力(シワ抑え力)Fzを
その調整手段23により調整し、適正な押付は力F2を
確保して、高品質の製品を得ることになる。
更に、絞り成形の最終段階において、第3図に示す如く
クロスヘツド9がシワ抑え口・ツク手段37と係合し、
パンチ8とシワ抑え部材17とが一体化し、ここに、高
圧発生時におけるパンチ8とシワ抑え部材17との相対
的動きがなくなり、製品の絞り深さが設定され、その精
度は保証され、しかも、パンチ8の加圧力がシワ抑え部
材17の加圧力に付加され、併せて、高圧発生に伴うシ
ワ抑え部材17の浮上りが阻止され、挟み部分からの流
体洩れが防止される。
シワ抑えロック手段37としては、クロスヘツド9を受
け36に押当ててシワ抑え部材17を機械的にロックす
る手段(第3図)、絞り成形の最終段階においてスイッ
チ46をONにして押付は調整手段23のポンプ吐出路
27を遮へい弁45で遮断するか押付は調整手段23の
リリーフ弁29におけるリリーフ圧をあげる手段(第1
0.11図参照)等々が採用できる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述する。
第1図から第4図は本発明の第1具体例を示しており、
1はドームであり、基盤2に固定乃至静止されたピスト
ン3と、このピストン3に摺動自在に嵌合されたシリン
ダ4と、からなり、シリンダ4上にはダイス5が取付け
られて流体圧室6を内部に形成している。
ピストン3とシリンダ4との摺動部分にはシール7を備
えており、流体圧室6に収められている非圧縮性の圧媒
の漏洩が防止されている。
なお、図示例ではピストン3を基盤2に固定乃至静止し
、シリンダ4をこれに摺動自在として嵌合しているけれ
ども、シリンダ4側を存底形状として固定乃至静止させ
、ピストン3側を摺動自在としたものでもよく、いずれ
にしても、ピストン3又はシリンダ4のいずれか一方が
固定乃至静止され他方が相対移動自在であればよい。
8はパンチであり、ダイス5側より流体圧室6内に進入
可能としてドーム1と対向して配置されており、該パン
チ8はクロスヘツド9を介して伸縮シリンダ等の駆動力
Fの作用部材に連結されている。
パンチ8は絞り成形に際して、所謂雄型の役目をするも
のであり、パンチ8の断面積Aは流体圧室6 (ピスト
ン3)の断面積A1よりも小さくされて流体圧室6の軸
心とパンチ8の軸心とが互いに一致されている。
10は加圧盤であって、サイドシリンダ装置のピストン
ロッド11が連結されることにより、ドーム1の頂面、
実質的にダイス5を介してシリンダ4に接離自在とされ
て、該シリンダ4に加圧力を付与可能とされている。
加圧盤10は第4図に示す如く上盤10Aと下盤10B
とに分割自在とされ、ポルト13によって取付けられ、
上盤10Aはその中心部分に、パンチ8の挿通口14が
形成されているとともに、内部下面側には環状シリンダ
部15が形成され、このシリンダ部15にピストン16
が嵌合され、ピストン16にネジ18を介してシワ抑え
部材17が取付けられ、このシワ抑え部材17を下盤1
0Bが囲繞してシワ抑え部材17の離脱防止機能を有し
ている。
第1図乃至第4図の具体例では、シリンダ部15はリン
グ形状(環状)とされ、これにピストン16が内外の各
シール1.9.20を介して油密状態で摺動自在に嵌合
され、しかも、回止め部材21がピストン16に係合し
ている。
シリンダ部15には連通口22を介してシワ抑え力、す
なわち、ブランク材Bの押付は力F2を、加圧力F、と
は独立して調整する調整手段23が接続されている。
調整手段23は、第1図乃至第3図に示す実施例では、
油圧タンク24の油(流体)を、モータ25を介して駆
動されるポンプ26で吸込み吐出するとともに、該ポン
プ吐出路27に、圧力計28とリリーフ弁29を設ける
とともに、手動又は電磁切換式の切換弁30を備えてい
る。
なお、第1図乃至第3図において、31は流体圧室6に
、非圧縮性圧媒(油などの流体)を充填および補給した
り、同室6から非圧縮性圧媒を抜き取ったりするための
通路および流体圧室6の圧力を検出するための通路であ
る。32はその流体圧の圧力計である。
37はシワ抑えロック手段であり、パンチ8による絞り
成形の最終段階において、パンチ8側とシワ抑え部材1
7側とを下降方向にて一体化、すなわち固定するもので
あり、第1図から第4図の第1具体例では、シワ抑え部
材17上面にネジ34を介して取付けたブツシャ35を
上盤10Aの縦孔10Cに摺動自在に挿通して設け、ブ
ツシャ35の上端に、環形状の受け36を固定し、該受
け36がクロスヘツド9の下面に当接することで、パン
チ8側とシワ抑え部材17側とを下降方向に係合するこ
とで構成されている。
すなわち、パンチ8による絞り成形の最終段階において
、クロスヘツド9が受け36に当接されて降下され、受
け36がブツシャ35およびピストン16を介してシワ
抑え部材17に重合されると、パンチ8側とシワ抑え部
材17側とが相対移動することなく固定され、ここに、
製品絞り深さが設定されるとともに、パンチ加圧力の一
部がシワ抑え部材17の加圧力として付加されるように
なり、シワ抑え部材17のブランク材Bに対する押し付
は力が増加し、シワ抑え部材17が浮上して流体圧室6
の圧媒が逃げるのを阻止する。
第5図は本発明の第2具体例であって、加圧盤10にお
ける上盤10Aに、放射状配置でシリンダ部15を独立
して形成し、この各シリンダ部15に、ブツシャ35を
有するピストン16を嵌合したものであり、この場合に
は、個々のシリンダ部15に調整手段23をそれぞれ独
立して設けても、個々のシリンダ部15に共通してひと
つの調整手段23を設けてもよい。
第6図は本発明の第3具体例であって、加圧盤10にお
ける上盤10Aに独立して放射状配置にて形成されたシ
リンダ部15間に、縦孔10Cを形成して、該縦孔10
Cにブツシャ35を摺動自在に挿通して上盤1〇八より
上方に突出したものであり、ブツシャ35のヘッドが受
け36とされている。
第7図は本発明の第4具体例であり、パンチ8の取付台
8八を挿通口14に挿入できるものと形成し、取付台8
への下端面8Bをシワ抑え部材17の上面に係合可能と
したものであり、絞り成形の最終段階において取付台8
への下端面8Bとシワ抑え部材17の上面とを係合する
ことにより、シワ抑え部材17のロック手段としたもの
である。
第8図と第9図は本発明の第5.6具体例であり、いず
れも絞り深さを大小に調整可能としたものであり、まず
、第8図の第5具体例では、クロスヘツド9に縦方向の
ネジ孔38を形成し、このネジ孔38に調整ネジ39を
螺合させ、該調整ネジ39を操作具40で回転させるこ
とにより、調整ネジ39の下端突出量を大小に調整する
ようにしたものである。
第9図の第6具体例は、クロスヘツド8にブラケット4
1を平面視で放射状配置で取付け、このブラケット41
にピン42を介して伸縮シリンダ43を備え、伸縮シリ
ンダ43のロッドエンドにクロスヘツド9の下面に案内
されて進退するクサビ形調整体44を取付け、該クサビ
形調整体44のクサビ面と相対するクサビ面36Aを受
け36に形成したものであり、シリンダ43の作動によ
る調整体44の進退により絞り深さが調整される。
第10図と第11図は本発明の第7.8具体例であり、
いずれもシワ抑えロック手段37を、押付は力調整手段
23と関連して構成したものである。
まず、第10図の第7具体例では、ポンプ吐出路27に
オンオフ形の遮へい弁45を設け、一方、加圧盤10側
、本例ではピストンロッド11に遮へい弁45を制御す
るスイッチ46を設けるとともに、パンチ8側、本例で
はクロスヘツド9にスイッチ作動体47を設けたもので
、パンチ8による絞り成形の最終段階において、クロス
ヘツド9の下面が受け36に当接され、パンチ加圧力の
一部が受け36を介して加圧盤10Aこ付加される一方
、スイッチ作動体47がスイッチ46に接触し、ポンプ
吐出路27の遮へい弁45をオンさせてシリンダ部15
の圧媒を閉じ込め、加圧盤に付加されたパンチ加圧力を
この閉じ込められた圧媒を介してシワ抑え部材17に付
加し同部材17の浮上を阻止するようにされている。
第11図の第8具体例は、第7具体例におけるスイッチ
46の信号をリリーフ弁29に送るようにしたもので、
スイッチ46からの信号によりリリーフ弁29のリリー
フ圧を高くして、シリンダ部15の内圧を上昇せしめて
シワ抑え部材17の浮上を阻止するようにされている。
なお、第8具体例においてポンプ26を高圧に切換える
べく構成したものでもよい。
次に、上記第1具体例におけるブランク材Bの絞り成形
サイクルを説明する。
第1図に示すイニシャル位置くスタート位置)において
は、パンチ8及び加圧盤10はブランク材Bの装填のた
めダイス5の上面よりある距離をおいて位置し、シリン
ダ4はバネ12によりあるバランスをとった高さに保持
され、非圧縮性流体(圧媒)の表面位はダイス5の開口
部分5A近くに位置され、鋼板等のブランク材Bがダイ
ス5上に流体圧室6の開口部を塞いでおかれる。
次に、そして、パンチ8と加圧盤10とは同調して同時
下降可能であるが、第2図で示す例えば加圧盤10が先
に降下され、シワ抑え部材17がブラン゛り材Bに接触
し、ここに、ブランク材Bは流体圧室6に対する閉塞体
として働く。この際、バネ12部に剛体ストッパを別置
し、加圧盤10の下降力をドーム1のシリンダ4を介し
て保持してもよい。
次に、第2図の仮想線で示す如く、叙述の状態を保持乃
至維持した状態でパンチ8を下方、すなわち、ブランク
材Bに向って移動させ、パンチ8をダイス5側より開口
部分5Aを介して流体圧室(チャンバー)6内に進入さ
せると、流体圧室6内の圧媒容量はほぼ変化しないため
、パンチ8が流体圧室6内に進入した容積と略等しい容
積を確保すべくこの具体例ではドーム1のシリンダ4が
上昇してパンチ8の加圧力Fおよび加圧盤10の加圧力
F1により発生する流体圧室6内の流体圧力P、つまり
、成形圧力でパンチ8を雄型とする対向液圧による静水
圧力学的な成形と絞り成形がなされる。
この絞り加工に際して、シワ抑え部材17の押付は力F
2は、ブランク材Bが下方に伸展され径内方向に引込ま
れることから、ブランク材Bの周辺部B1に発生する放
射方向の波、つまり、シワの発生を抑止して、このシワ
が製品部分B2、つまり絞り部分に波及することを防止
させるとともに、製品部分B2に独自に発生するシワも
抑止する。゛しかし、この押付は力F2が大き過ぎると
、ブランク材Bや製品の極度の板厚減少や、ひいては、
それらの破断を生じる。
そこで、シリンダ部15に、調整手段23によって制御
された圧力を付与し、シワ抑え部材17により適正な押
付は力F2を周辺部B1に与えることによりこれらは阻
止される。
この際、押付は力Ftは加圧盤10による加圧力F、と
は独立して制御されることから、加圧力F1より小さい
力の範囲で、押付は力F2は制御され、ここに、適正な
押付は力F2を確保し、成形圧力Pは所定圧に保持した
下でのブランク材や製品の極度の板厚減少やひいては破
断を阻止する。
流体圧室6内にパンチ8とブランク材Bを圧し下げるこ
とは該室6の容積を減少させようとすることを意味する
しかしながら、この容積減少はシリンダ4が流体王室6
内の圧力、つまり、成形圧力Pのために相対運動として
矢示Cで示す如く上方移動されることにより補償される
このことは、流体圧室6から非圧縮性圧媒の排出を不要
とすることを意味し、流体圧室6の圧力すなわち成形圧
力Pは、単にパンチ8とピストン3の面積比及びサイド
シリンダ装置により作用する力の大きさによって調節さ
れる。
絞り成形が進み、これが最終段階において、シワ抑えロ
ック手段37が係合される。
すなわち、本具体例では第3図で示す如くクロスヘツド
9が受け36に突き当り、ブツシャ35およびピストン
16を介してパンチ8側とシワ抑え部材17とが一体化
され、パンチ8とシワ抑え部材17との相対動きがなく
なり、これによって、製品部分B2の絞り深さが設定さ
れるとともに、クロスヘツド9からの加圧力の一部がシ
ワ抑え部材17の押付は力に付与伝達されて流体圧室6
内の圧力を上昇させ、より高い圧力でパンチ8を雄型と
する対向液圧での成形がなされる。
また、流体圧室6内における圧力上昇によって、シワ抑
え部材17が浮上するおそれがあるが、これは、前掲シ
ワ抑えロック手段37によるクロスヘンド9から加圧力
の一部がシワ抑え部材17に付与されることによって阻
止される。
所定の成形が完了すると、ポンチ8は引上げられ、加圧
盤10も上昇し、成形された製品は取出される。この際
、シリンダ4等は自重で下降し、バネ12によってバラ
ンスのとれた位置で静止し、その際、圧媒の水平レベル
は開口部分5Aの近くになる。
なお、圧媒としては、比較的高い粘性値のものを選定す
ることが有利であり、これによりシールの問題が容易と
なる。更に、ブランク材Bに対する付着性のできるだけ
少ない流体を用いることが有利である。
更に、本発明の第2〜8具体例においては第1具体例と
同様のドームが備えられることから、叙述した第1具体
例の作用とほり同じ作用をすることは明らかである。
なお、受け36はこれをクロスヘツド9側に設けたもの
であってもよい。
(発明の効果) 本発明は、以上詳述した通りであり、次のような利点が
ある。
圧媒(流体)を収容する流体王室を形成するドームは、
相対的に摺動可能なシリンダとピストンからなるので、
流体による加圧成形に際して、流体圧室内の圧媒を絞り
弁等を介して逃出させる必要はなく、従って、重大なエ
ネルギー損失、圧媒の異常な温度上昇もなく、このこと
は、このための成形用圧媒の供給、排出のためのポンプ
装置、圧力調整装置を必要としないし、多量の圧媒の再
供給の必要もなくなって、設置の簡略化と生産サイクル
タイムの向上を期することができる。
更に、本発明では、この種、成形装置でのシワ発生抑止
機構における過剰シワ抑え力によるブランク材や製品の
極度の板厚減少や、ひいては破断を、成形圧力発生機構
とは独立してシワ抑え力を調節してシワ抑え部材に適正
なシワ抑え力を与えることにより阻止し、高品質の製品
を得ることができる。
パンチによる絞り成形の最終段階において、パンチ側と
シワ抑え部材とを係合して一体化するロック手段を設け
ているので、高圧発生時におけるシワ抑え部材とパンチ
との相対的動きはなく、製品の絞り深さの精度が向上で
きるし、高圧発生時における製品の歪が防止できる。
パンチ加圧力がシワ抑え部材押え力に利用されパンチ加
圧力が有効に利用される。
パンチによる絞り成形の最終段階において高圧発生して
も、シワ抑え部材の浮上はロック手段で阻止され、ここ
に、流体圧室の液圧(圧媒)の洩れが防止でき、容易に
高圧力が得られる。
本発明は、以上の利点を奏することから、流体圧成形加
工装置として誠に有意義である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の8つの具体例を示し、第1図は第1具体
例によるイニシャル位置における立面断面図、第2図は
同じく加圧盤による加圧とシワ抑え状態を示す立面断面
図、第3図は同じく成形加工状B(最終段階)を示す立
面断面図、第4図は同じくシワ抑え部材の詳細を示す断
面図、第5図はシワ抑え部材に対するシリンダ等の第2
具体例を示す平面図、第6図から第11図は加圧盤側の
みを示す第3〜8具体例を示す立面断面図である。 1・・・ドーム、3・・・ピストン、4・・・シリンダ
、5・・・ダイス、6・・・流体圧室、8・・・パンチ
、10・・・加圧盤、17・・・シワ抑え部材、15.
16・・・シワ抑え用シリンダ装置、23・・・シワ抑
え調整手段、37・・・シワ抑えロック手段。 特 許 出 願 人  株式会社神戸製鋼所同   上
    渡辺機械貿易株式会社第1@ 第2図 F 第7図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイス5およびダイス5側が開口された流体圧室
    6を有するドーム1と、ダイス5側より流体圧室6内に
    進入可能としてドーム1に対向して配置されたパンチ8
    と、ドーム1に対向して配置されドーム1側にパンチ8
    と独立して押圧可能とされた加圧盤10と、を備え、ダ
    イス5上に流体圧室6を閉塞しておかれたブランク材B
    のダイス5周辺をドーム1側と加圧盤10側との協働で
    挟みつけた状態でブランク材Bをパンチ8の流体圧室6
    への進入を介して流体圧力で絞り成形するものにおいて
    、 ドーム1がピストン3とシリンダ4とからなり、ピスト
    ン3又はシリンダ4のいずれか一方が固定乃至静止して
    備えられ、他方が相対移動されて流体圧室6内の流体を
    流体圧室6より排出することなく所定の成形圧力に保持
    すべくされており、 更に、加圧盤10、ダイス5周辺のブランク材Bをドー
    ム1側と協働して挟みつけるシワ抑え部材17が設けら
    れ、該シワ抑え部材17は、加圧盤10の加圧力とは独
    立して押付け力を調整する押付け力調整手段23を備え
    ており、 更に、パンチ8による絞り成形の最終段階においてパン
    チ加圧力をシワ抑え部材17に伝達付与して、パンチ8
    による絞り深さを設定するとともに該シワ抑え部材17
    の浮上を阻止するシワ抑えロック手段37が設けられて
    いることを特徴とする流体圧成形加工装置。
JP63103175A 1988-04-25 1988-04-25 流体圧成形加工装置 Pending JPH01273621A (ja)

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