JPH0134536B2 - - Google Patents

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JPH0134536B2
JPH0134536B2 JP17828984A JP17828984A JPH0134536B2 JP H0134536 B2 JPH0134536 B2 JP H0134536B2 JP 17828984 A JP17828984 A JP 17828984A JP 17828984 A JP17828984 A JP 17828984A JP H0134536 B2 JPH0134536 B2 JP H0134536B2
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JP
Japan
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sheet
filler
oxide
sound insulation
weight
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JP17828984A
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Hiroyoshi Kamio
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Nihon Kogyo KK
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Nihon Kogyo KK
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の目的 産業上の利用分野 この発明は騒音対策として有効な柔軟性遮音シ
ートを製造するためのフイラーに関するものであ
る。 従来の技術 最近、騒音に対する環境改善の対策が強く望ま
れており、住宅や自動車などの室内に侵入する騒
音防止策としては、高比重物質粉末をフイラーと
した合成樹脂シートを遮音材として、壁、天井、
床などへ敷設、貼付することが行われている。 一般に、遮音効果の度合は、音が遮音シートを
通過する際に生ずる透過損失の割合で示される。
透過損失は TL=20・log(M・F)−42.5 [TL:透過損失(dB)、M:面密度、F:周波
数(Hz)] の式で表わされるので、遮音効果を高くするため
にはシートの面密度を大きくすればよいことがわ
かる。 面密度を大きくする手段としては、シートを厚
くするか、高分子物質へ多量割合の高比重物質を
フイラーとして加へたシートを作るかであるが、
前者の手段は多量の材料を使用することとなつて
経済的でないので、従来から殆ど後者の手段がと
られている。 即ち高比重物質として、鉛毛、鉄、酸化鉄或い
は炭酸カルシウムなどの粉末を用い、合成樹脂と
混じた遮音シートが既に市販されており、また特
開昭57−34064号公報には、製鉄工程で副生する
酸化物スラツグと塩化ビニル樹脂とからなる遮音
シートが開示されている。 発明が解決しようとする問題点 だが鉛毛は高比重であるので有効であるが特に
高価である。鉄粉は酸化して錆を発生すると共に
樹脂をも傷めてシートの物性を劣化させる欠点が
あり、また価格も意外に高くつく。酸化鉄、製鉄
工程副生スラツグや炭酸カルシウムは安価である
が、酸化鉄が副生スラツグは樹脂とのなじみが乏
しく、樹脂と高割合で配合するとシート物性を急
激に悪化させるため、比重の大きい遮音シートの
製作が困難であり、更に成型機のローラーを甚だ
しく摩減させる欠点がある。また炭酸カルシウム
はそれ自身の比重が余り大きくないため、高比重
シートとするには添加割合を大巾に大とする必要
があるが、添加割合を大きくするとシートの機械
的物性が低下し実用に供し難くなるので、炭酸カ
ルシウムでは高比重のシート化が困難となる。 本発明は上記欠点を解消すべく、安価な鉄酸化
物をベースとして、高分子物質となじみを有し、
多量割合で添加可能なフイラーを完成したもので
ある。 発明の構成 問題点を解決するための手段 即ち本発明は、鉄酸化物及び酸化珪素を必須成
分とし、鉄酸化物中のFe成分1モルに対して酸
化珪素0.2〜0.75モルを含有し、且つ酸化マグネ
シウム及び酸化カルシウムの合計がFe成分1モ
ルに対して0.15モル以下である、シート化可能な
高分子物質と混練し成型して柔軟性遮音シートを
製造するためのフイラーである。 本発明のフイラーの第一成分である鉄酸化物の
役割は高比重成分としてであり、形態はFeO、
Fe2O3、Fe3O4、nFeO・SiO2のいずれもよいが、
低級酸化物の割合が多いほど高分子物質との混和
性がよいので好ましい。なお、nFeO・SiO2で示
される形態の酸化鉄は、上記のモル比の計算にお
いてはSiO2部分を除外した残りのFeOが鉄酸化
物として取り扱われる。 第二成分である酸化珪素は、従来から合成樹脂
の性能向上剤として使われてきたが、本発明の場
合での酸化珪素の役割は、鉄酸化物の高分子物質
とのなじみの悪さを改善するものである。即ち本
発明における鉄酸化物と酸化珪素とを含むフイラ
ーは、酸化鉄のみの場合に比し第1表に示す如く
高分子物質との相溶性の良否を示すゲル化時間が
約半分ですむという良好なものであり、また第2
表に示す如く成型された柔軟性遮音シートの機械
的強度も優れ、多量割合の添加が可能となる。 本発明における酸化珪素の形態は、SiO2また
はnFeO・SiO2のいずれでもよいが、nFeO・
SiO2で示される酸化物の場合は、上記のモル比
の計算においてはFeOを除外した残りのSiO2
酸化珪素として取扱われる。 アルカリ金属又はアルカリ土類金属と組み合わ
された、例へば、Na2O・SiO2、CaO・SiO2
MgO・SiO2等の形態のSiO2成分は本発明での酸
化珪素とはならない。 酸化珪素としてのSiO2量は、鉄酸化物中のFe
成分1モルに対し0.2〜0.75モル、好ましくは0.3
〜0.6モルを含有させる。SiO2の割合は多ければ
多い程高分子物質とのなじみが改善されるが、逆
に高比重の鉄酸化物の割合が少くなると、フイラ
ーの比重低下をもたらして遮音性シートの遮音性
を減ずることになるので、0.75モル以上の存在は
マイナスとなる。 一方フイラーの高比重化のためににはSiO2
割合を少なくすればよいが、作業性や遮音シート
の品質を改善するためには少なくとも0.2モル以
上を必要とし、それ以上では改善効果は不充分で
ある。 酸化カルシウム及び酸化マグネシウムの存在は
酸化珪素の作用力を減ずるので、出来れば存在し
ない方がよいが、原料面及びコスト面から必然的
に混入の避けられない場合があるので、その合計
量が鉄成分1モルに対して0.15モル以下、好まし
くは0.1モル以下になるようにする。 この場合酸化カルシウムおよび酸化マグネシウ
ムの形態はCaOおよびMgOで示されるものに限
られ、これらの前駆体であるCaCO3及びMgCO3
或いは酸化珪素と結合したCaSiO3(CaO・SiO2
とかMgSIO3(MgO・SiO3)とかは酸化珪素の作
用力に対して無関係であるので、本発明のフイラ
ーと併用することも差し支えない。 本発明ので使用するフイラーは、純粋成分を混
合して用いることもできるが、天然鉱物または鉱
滓などを利用する方が経済的である。 以上の各成分の他に、原料としての産出状態、
例へば天然鉱物としてカンラン石とか、鉱滓とし
て銅精錬の鉄精鉱などにより、Al2O3、ZnO、
CuO、PbO、Sb2O3などの金属酸化物を少量づつ
含むことがあるが、これらの金属酸化物は高分子
物質とのなじみや成型されたシートの遮音性に特
に悪影響を与えるものでないので、その存在は特
に制限されない。 又粉末サイズについても特に限定しないが、粉
末サイズが大きすぎると多量割合の配合では成型
されたシートの機械的特性を低下させることが
屡々起るので、微粒である事がよく、100メツシ
ユ以下、好ましくは200メツシユ以下がよい。 遮音シートにおける高分子物質の役割は、フイ
ラーと混和され、それのバインダーとなり、又シ
ート化を可能とし、更に製作されたシートに柔軟
性を付与するものであることから、その特性はそ
れ自体でも柔軟性あるシート、或はフイルムを形
成しうるものであり、又無機質に対して親和性を
有することが求められるのが一般である。 本発明のフイラーは高分子物質となじみ易くな
る様に工夫し開発されたものであるので、多くの
高分子物質に対して使用できる。即ち合成樹脂と
しては、可塑剤を含む軟質塩化ビニル樹脂、エチ
レン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニル−プロピ
レン共重合体の塩ビ系樹脂や、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニ
ル三元重合体、塩素化ポリエチレン、及び塩素化
ポリプロピレン等の官能基を付与されたポリオレ
フイン系樹脂が用いられ、合成ゴムとしては、ス
チレン−ブタジエンゴム、ブチルゴム、アクリロ
ニトリル−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム及
びエピクロルヒドリンゴム等が用いられる。又こ
れらのゴムの再生ゴム、塩化ビニル樹脂、アスフ
アルトなどとブレンドしたものを用いることもで
きる。 遮音性シートの製造に当つては、前記の高分子
物質100重量部に本発明のフイラーの粉末50〜
1000重量部を加え、混練、成型する。 下限を50重量部とする理由は、本フイラーの粉
末は少なくとも4以上の高比重のため、50重量部
の添加でも充分な遮音性があるシートとなるが、
この量以下にすることは遮音性が低下し、又比較
的高価である高分子物質の添加割合が増してシー
トの価格が高くなることから実際的でない。 一方上限を1000重量部とするのはのは、これ以
上の添加でも容易に成型することができ、得られ
たシートの物性も充分満足しうるものではある
が、商品として、あらゆる時点で、どんな取扱を
されるのか予測し難く、それによつて起るトラブ
ルを避けるために安全を見込んだものである。 又遮音シート性能と価格との見合いから、本発
明のフイラーに悪影響を与えない物質として、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム
などの粉末を混合して使用することもできる。 本発明フイラーの粉末を多量添加しても成型作
業性がよく、機械的物性も優れたシートが得られ
るのは、単なる酸化鉄粉末でなく、高分子物質と
なじみ良いフイラーの組成を見出した成果による
ものである。 遮音シートの製造は通常のカレンダー又は押出
し成型で行われる。 以下に本発明の実施例を示す。 実施例1〜5及び比較例1〜4 塩化ビニル樹脂100重量部、可塑剤として
DOP60重量部、安定剤4重量部からなる高分子
物質164重量部に対し、第1表記載の各組成のフ
イラーの粉末246部を添加し、混和し、8インチ
×20インチの2本ロールで2mm厚のシートを成型
した。 成型作業性の良否をゲル化タイム値及びプレー
アウトの有無で表わし、これを第1表に示す。
【表】
【表】 又第2表に得られたシートの機械的物性を示し
た。
【表】 第1表及び第2表より、本発明のフイラーは公
知のフイラーに比し、成型作業性及び得られた柔
軟性遮音シートの機械的物性において明らかに優
れていることがわかる。 実施例 6 実施例1で使用したフイラー及び塩化ビニル樹
脂とを混合し、二軸押出成型機で幅940mm、長さ
2000mm、厚さ1.9mmのシートを成型した。得られ
たシートの物性値は次の通りであつた。 面密度(Kg/m2) 5.2 引つ張り強度 タテ 21.8 (Kg/cm) ヨコ 21.2 引裂き強度 タテ 16.1 (Kg/cm) ヨコ 15.4 熱収縮(%) タテ 0.83 (100℃、150分) ヨコ 0.67 耐寒性 異常なし 耐屈曲性 異常なし このシートの透過損失をJISに従つて測定した
結果を第1図に示す。図中横軸は音波の周波数
(Hz)、縦軸は透過損失(dB)を示し、〇印及び
A線は実施例6の遮音シートの測定値、C線は質
量則よりの計算値を示す。 本実施例の遮音シートは、質量則 TL=20・log(M・F)−42.5 により算出されるものより優れた遮音特性を有す
ることがわかる。 実施例7〜10及び比較例5 酢酸ビニル含有量19重量%、メルトインデツク
ス:15なるエチレン−酢酸ビニルコポリマー100
重量部に対し、実施例1で使用した組成のフイラ
ーを各種割合で混合して実施例1と同様にしてシ
ートを作成した。得られたシートの物性値を第3
表に示す。
【表】 実施例 11 ブチルゴム(分子量:325000) 49.0重量% 低密度ポリエチレン 27.5重量% ポリイソブチレン(分子量:58000) 17.0重量% 軽 油 5.8重量% フエニルβナフチルアミン 0.7重量% の組成からなる高分子物質100重量部に対し、実
施例2で使用した組成のフイラー150重量部を混
練しカレンダー加工にてシートを成型した。得ら
れたシートの物性値は次の通りであつた。 厚 み 0.95mm 面密度(Kg/m2) 2.5 引つ張り強度 タテ 23.1 (Kg/cm) ヨコ 15.6 引裂き強度 タテ 18.3 (Kg/cm) ヨコ 21.6 伸び率(%) タテ 135 ヨコ 183 耐寒性 異常なし このシートの透過損失をJISに従つて測定した
結果を第1図に示す。図中●印及びB線が実施例
11の遮音シートの測定値である。 高分子物質が弾性あるゴム様物質であつても、
本発明のフイラーを使用して得られる遮音シート
は機械的特性に優れ、又遮音性能も優れているこ
とがわかる。 発明の効果 本発明のフイラーを使用して得られる遮音シー
トは、公知のフイラー用を使用したものに比し成
型作業性が良く、機械的特性に優れ、遮音性能も
優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフイラーを使用した遮音シー
トの透過損失をJISに従つて測定した結果を示す。
図中横軸は音波の周波数(Hz)、縦軸は透過損失
(dB)を示し、〇印及びA線は実施例6の遮音シ
ートの測定値、●印及びB線は実施例11の遮音シ
ートの測定値、C線は質量則よりの計算値を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鉄酸化物及び酸化珪素を必須成分とし、鉄酸
    化物中のFe成分1モルに対して酸化珪素0.2〜
    0.75モルを含有し、且つ酸化マグネシウム及び酸
    化カルシウムの合計がFe成分1モルに対して0.15
    モル以下である、シート化可能な高分子物質と混
    練し成型して柔軟性遮音シートを製造するための
    フイラー。
JP17828984A 1984-08-29 1984-08-29 柔軟性遮音シ−ト用フイラ− Granted JPS6157632A (ja)

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EP0258793B1 (en) * 1986-08-30 1994-12-21 Tatsuta Electric Wire & Cable Co., Ltd Noise insulating material
JP2853894B2 (ja) * 1990-08-24 1999-02-03 三菱電機株式会社 分周回路及びパルス信号作成回路

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