JPH0140346Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0140346Y2 JPH0140346Y2 JP1983000743U JP74383U JPH0140346Y2 JP H0140346 Y2 JPH0140346 Y2 JP H0140346Y2 JP 1983000743 U JP1983000743 U JP 1983000743U JP 74383 U JP74383 U JP 74383U JP H0140346 Y2 JPH0140346 Y2 JP H0140346Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caliper
- fins
- piston
- caliper body
- disc brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はキヤリパーの加圧室外表面に冷却用
フインを設け、作動油温度の上昇を軽減するよう
に形成したデイスクブレーキにおけるキヤリパー
に関する。
フインを設け、作動油温度の上昇を軽減するよう
に形成したデイスクブレーキにおけるキヤリパー
に関する。
デイスクブレーキにおけるキヤリパーは、キヤ
リパー本体の加圧室にピストンを内蔵し、ブレー
キ制動時にブレーキペタルの踏込みによりマスタ
ーシリンダーを作動させ、そこに生ずる加圧作動
油を加圧室内に導入してピストンを押出し、この
ピストン端面で摩耗材としてのパツドをローター
側面に押しつけ、摩擦力よりローターの回転を制
動するように形成されている。従つて制動中の加
圧作動油は、加圧により作動油自体の温度が上昇
すると共に、パツドとローターの摩擦熱を受けて
昇温し、走行中の車輛では通常130℃乃至150℃の
温度となる。そのため作動油中の空気が分離した
り、或はわずかな含有水分の存在があつてもいわ
ゆるベーパーロツクの状態を生ずる問題点を内在
している。この考案はこの問題点を解決したキヤ
リパー本体外表面に冷却用フインを設け作動油の
温度上昇を軽減するように形成した冷却用フイン
を設けたデイスクブレーキにおけるキヤリパーを
提供することを目的とするものである。
リパー本体の加圧室にピストンを内蔵し、ブレー
キ制動時にブレーキペタルの踏込みによりマスタ
ーシリンダーを作動させ、そこに生ずる加圧作動
油を加圧室内に導入してピストンを押出し、この
ピストン端面で摩耗材としてのパツドをローター
側面に押しつけ、摩擦力よりローターの回転を制
動するように形成されている。従つて制動中の加
圧作動油は、加圧により作動油自体の温度が上昇
すると共に、パツドとローターの摩擦熱を受けて
昇温し、走行中の車輛では通常130℃乃至150℃の
温度となる。そのため作動油中の空気が分離した
り、或はわずかな含有水分の存在があつてもいわ
ゆるベーパーロツクの状態を生ずる問題点を内在
している。この考案はこの問題点を解決したキヤ
リパー本体外表面に冷却用フインを設け作動油の
温度上昇を軽減するように形成した冷却用フイン
を設けたデイスクブレーキにおけるキヤリパーを
提供することを目的とするものである。
この考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は従来例におけるデイスクブレーキの一
部を欠除した断面説明図である。図中1はキヤリ
パー本体、2は加圧室、3はピストン、4はイン
ナーパツド裏板、5はインナーパツド、6がロー
ター、7はアウターパツド、8はアウターパツド
裏板である。デイスクブレーキは加圧室2内に加
圧作動油が導入されるとピストン3は第1図右方
に移動し、インナーパツド裏板4を介して摩耗材
としてのインナーパツド5をローター6に押しつ
け、同時にその反作用でキヤリパー本体1が第1
図左方に移動し、キヤリパー本体1の突出壁9の
内面でアウターパツド裏板8を介して摩耗材とし
てのアウターパツド7をローター6に押しつけ、
インナーパツド5とアウターパツド7でローター
6を挟持してブレーキするように形成されてい
る。
部を欠除した断面説明図である。図中1はキヤリ
パー本体、2は加圧室、3はピストン、4はイン
ナーパツド裏板、5はインナーパツド、6がロー
ター、7はアウターパツド、8はアウターパツド
裏板である。デイスクブレーキは加圧室2内に加
圧作動油が導入されるとピストン3は第1図右方
に移動し、インナーパツド裏板4を介して摩耗材
としてのインナーパツド5をローター6に押しつ
け、同時にその反作用でキヤリパー本体1が第1
図左方に移動し、キヤリパー本体1の突出壁9の
内面でアウターパツド裏板8を介して摩耗材とし
てのアウターパツド7をローター6に押しつけ、
インナーパツド5とアウターパツド7でローター
6を挟持してブレーキするように形成されてい
る。
そこでこの考案では第2図並びに第3図に示す
ように、キヤリパー本体1の上部外表面であつ
て、加圧室2に対応する位置に複数枚のフイン1
0を設けて形成する。フイン10はピストン3の
軸線に平行に設ける。また放熱効果を均一になす
ため単一のシリンダーを内蔵するキヤリパーでは
ピストン3の軸線を含む鉛直平面上に1枚を設
け、他の複数枚のフイン10は左右同一の隔接間
隔を設けて対称に位置するように設ける。
ように、キヤリパー本体1の上部外表面であつ
て、加圧室2に対応する位置に複数枚のフイン1
0を設けて形成する。フイン10はピストン3の
軸線に平行に設ける。また放熱効果を均一になす
ため単一のシリンダーを内蔵するキヤリパーでは
ピストン3の軸線を含む鉛直平面上に1枚を設
け、他の複数枚のフイン10は左右同一の隔接間
隔を設けて対称に位置するように設ける。
また図示の実施例のように、2本のピストン3
を内蔵するキヤリパーでは、2本のピストン3の
軸線の中点を含む鉛直平面上に1枚のフイン10
を設け他の複数枚のフイン10は左右同一の隔接
間隔を設けて、左右対称になるように形成する。
またこれらのフイン10はキヤリパー本体1の軸
直角方向における加圧室2に対応する位置におけ
る外表面の湾曲形状に関わりなく、取付後のフイ
ン10の高さがほぼ一線上に来るように形成し、
その突出高さは、キヤリパー本体1のローター6
に対応する位置の外表面12における最大高さよ
りもわずかに低く形成して、容易に取付けが出来
るようにすると共に、他の部品との適当な間隔を
有するように形成する。さらにフイン10のピス
トン3の軸線方向の位置関係は、このフイン10
の一方の端部をほぼ加圧室2の底面に対応する位
置の外表面に来るように設け、他の端部は、ピス
トン3に対応する位置のキヤリパー本体1の外表
面11とローター6に対応する位置の外表面12
と連接する湾曲面13に沿つて設けるように形成
する。
を内蔵するキヤリパーでは、2本のピストン3の
軸線の中点を含む鉛直平面上に1枚のフイン10
を設け他の複数枚のフイン10は左右同一の隔接
間隔を設けて、左右対称になるように形成する。
またこれらのフイン10はキヤリパー本体1の軸
直角方向における加圧室2に対応する位置におけ
る外表面の湾曲形状に関わりなく、取付後のフイ
ン10の高さがほぼ一線上に来るように形成し、
その突出高さは、キヤリパー本体1のローター6
に対応する位置の外表面12における最大高さよ
りもわずかに低く形成して、容易に取付けが出来
るようにすると共に、他の部品との適当な間隔を
有するように形成する。さらにフイン10のピス
トン3の軸線方向の位置関係は、このフイン10
の一方の端部をほぼ加圧室2の底面に対応する位
置の外表面に来るように設け、他の端部は、ピス
トン3に対応する位置のキヤリパー本体1の外表
面11とローター6に対応する位置の外表面12
と連接する湾曲面13に沿つて設けるように形成
する。
またこのフイン10は、キヤリパー本体1と一
体に鋳造形成してもよいが、ブレーキ装置全体の
重量の軽減と共に放熱効果をより高めるため、第
4図、第5図および第6図に示すように、薄板鋼
板を打抜いて形成し、キヤリパー本体1との接触
部14は帯状に折曲げて形成し、この部分をビス
止めしてキヤリパー本体1に固定する。この場合
フイン10の接触部14は折曲方向を左右逆に折
曲げた接触部15と接触部16に形成し、取付後
のフイン10がスプリングバツクしないように形
成する。また接触部14は、キヤリパー本体1の
ピストン3に対応する位置の外表面11と、ロー
ター6に対応する位置の外表面12を連接する湾
曲面13にならつて形成した端部にも形成するよ
うにする。つまり摩耗するパツドの灼熱粉の攻撃
を受け、温度上昇の高いこの湾曲面13にも接触
部14を形成して放熱効果を高めるように形成す
る。
体に鋳造形成してもよいが、ブレーキ装置全体の
重量の軽減と共に放熱効果をより高めるため、第
4図、第5図および第6図に示すように、薄板鋼
板を打抜いて形成し、キヤリパー本体1との接触
部14は帯状に折曲げて形成し、この部分をビス
止めしてキヤリパー本体1に固定する。この場合
フイン10の接触部14は折曲方向を左右逆に折
曲げた接触部15と接触部16に形成し、取付後
のフイン10がスプリングバツクしないように形
成する。また接触部14は、キヤリパー本体1の
ピストン3に対応する位置の外表面11と、ロー
ター6に対応する位置の外表面12を連接する湾
曲面13にならつて形成した端部にも形成するよ
うにする。つまり摩耗するパツドの灼熱粉の攻撃
を受け、温度上昇の高いこの湾曲面13にも接触
部14を形成して放熱効果を高めるように形成す
る。
またピストン3に対応する位置の外表面11に
のみ接触する接触部14を設けて固定する場合に
は、フイン10と湾曲面13との当接縁は適当な
間隔を設けてスポツト溶接を施し伝熱効果を高め
るように形成する。またフイン10のキヤリパー
本体1との接触部14の周縁を溶接して固定して
もよい。
のみ接触する接触部14を設けて固定する場合に
は、フイン10と湾曲面13との当接縁は適当な
間隔を設けてスポツト溶接を施し伝熱効果を高め
るように形成する。またフイン10のキヤリパー
本体1との接触部14の周縁を溶接して固定して
もよい。
この考案は上述の実施例に基づいて実用新案登
録請求の範囲のように構成したので、キヤリパー
の加圧室内の作動油温度の上昇を軽減することが
できる。事実実施例に示すフインを設けたトラツ
クの走行試験に於ても30℃乃至40℃の降温効果が
みとめられ、最高作動油温度を120℃以下に押え
ることができた。またフインをピストン軸線と平
行に設けてあるので、温度上昇の最も著しいロー
ターの位置するキヤリパー外表面からの熱を効率
よく放熱することができる。またフインは薄板鋼
板を打抜いて形成したのでフイン全体の重量を極
めて軽量に形成し得ると共に放熱効果を高く維持
することができる。また車輛外側面から流入する
空気流はフイン間隔を通過した後、直ちに車輛後
方に流れ出るので帯留空気流が少く極めて放熱性
の高い冷却用フインを設けたデイスクブレーキに
おけるキヤリパーの提供が可能となつた。
録請求の範囲のように構成したので、キヤリパー
の加圧室内の作動油温度の上昇を軽減することが
できる。事実実施例に示すフインを設けたトラツ
クの走行試験に於ても30℃乃至40℃の降温効果が
みとめられ、最高作動油温度を120℃以下に押え
ることができた。またフインをピストン軸線と平
行に設けてあるので、温度上昇の最も著しいロー
ターの位置するキヤリパー外表面からの熱を効率
よく放熱することができる。またフインは薄板鋼
板を打抜いて形成したのでフイン全体の重量を極
めて軽量に形成し得ると共に放熱効果を高く維持
することができる。また車輛外側面から流入する
空気流はフイン間隔を通過した後、直ちに車輛後
方に流れ出るので帯留空気流が少く極めて放熱性
の高い冷却用フインを設けたデイスクブレーキに
おけるキヤリパーの提供が可能となつた。
第1図は従来例におけるデイスクブレーキの一
部を欠除した断面説明図、第2図はこの考案に係
るキヤリパー本体の断面説明図、第3図はその正
面図、第4図はフインの正面図、第5図はその平
面図、第6図はその側面図である。 符号の説明、1…キヤリパー本体、2…加圧
室、3…ピストン、4…インナーパツド裏板、5
…インナーパツド、6…ローター、7…アウター
パツド、8…アウターパツド裏板、9…突出壁、
10…フイン、11…ピストンの位置する外表
面、12…ローターの位置する外表面、13…湾
曲面、14,15,16…接触部。
部を欠除した断面説明図、第2図はこの考案に係
るキヤリパー本体の断面説明図、第3図はその正
面図、第4図はフインの正面図、第5図はその平
面図、第6図はその側面図である。 符号の説明、1…キヤリパー本体、2…加圧
室、3…ピストン、4…インナーパツド裏板、5
…インナーパツド、6…ローター、7…アウター
パツド、8…アウターパツド裏板、9…突出壁、
10…フイン、11…ピストンの位置する外表
面、12…ローターの位置する外表面、13…湾
曲面、14,15,16…接触部。
Claims (1)
- デイスクブレーキにおけるキヤリパーにおい
て、キヤリパー本体1の加圧室2に対応する位置
の上部外表面に、ピストン3の軸線に平行にか
つ、2個のピストン3の軸心間の中点を含む鉛直
平面上と、該鉛直平面を対称面として左右対称
に、隔接間隔を設けて、薄板鋼板で形成し、キヤ
リパー本体1の上部外表面との接触縁に相互に逆
方向に折曲げて帯状に形成した接触部14,15
を設け、該帯状の接触部14,15をキヤリパー
本体1に固定し、ほぼ同一高さに形成した複数枚
のフイン10を設けたことを特徴とする冷却用フ
インを設けたデイスクブレーキにおけるキヤリパ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP74383U JPS59107342U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 冷却用フインを設けたデイスクブレ−キにおけるキヤリパ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP74383U JPS59107342U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 冷却用フインを設けたデイスクブレ−キにおけるキヤリパ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59107342U JPS59107342U (ja) | 1984-07-19 |
| JPH0140346Y2 true JPH0140346Y2 (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=30132485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP74383U Granted JPS59107342U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 冷却用フインを設けたデイスクブレ−キにおけるキヤリパ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59107342U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58158835U (ja) * | 1982-04-20 | 1983-10-22 | トキコ株式会社 | 液圧式デイスクブレ−キ |
-
1983
- 1983-01-10 JP JP74383U patent/JPS59107342U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59107342U (ja) | 1984-07-19 |
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