JPH0543301Y2 - - Google Patents

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JPH0543301Y2
JPH0543301Y2 JP1989095098U JP9509889U JPH0543301Y2 JP H0543301 Y2 JPH0543301 Y2 JP H0543301Y2 JP 1989095098 U JP1989095098 U JP 1989095098U JP 9509889 U JP9509889 U JP 9509889U JP H0543301 Y2 JPH0543301 Y2 JP H0543301Y2
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heat insulating
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plate
friction pad
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、制動熱を摩擦パツドから放出してキ
ヤリパへの熱伝達を低減したデイスクブレーキの
摩擦パツドに関する。
〔従来の技術〕
制動熱のキヤリパへの伝達を低減することを目
的とするデイスクブレーキの摩擦パツドとして
は、例えば、特開昭52−50469号公報に示される
ように、裏板背面とセラミツク製断熱板との間
に、裏板及び断熱板よりも熱伝導率の高い材質か
らなる多孔性の放熱板を介在させたものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、上述の構造の摩擦パツドは、キヤリ
パのシリンダ孔に液密かつ移動可能に挿入される
コツプ型ピストンとデイスクとの間に配設され、
断熱板がコツプ型ピストンの開口部に嵌合固定さ
れているため、セラミツク製断熱板はピストン開
口部に保護されてデイスクの回転によつて巻込ま
れる水や泥等から保護されて破損が防止される
が、多孔性放熱板の冷却作用があるものの、その
反面、ピストン内孔に制動熱が籠り、引いてはピ
ストン背面の液圧室内を昇温する虞があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上述の構造では、摩擦パツドの制動熱
は断熱板で遮断されてキヤリパへの伝達は低減さ
れるが、摩擦パツドに制動熱が籠つてライニング
表面の炭化や鏡面化を招き、摩擦係数や耐久性を
低下させる虞れがある。
そこで本考案は、デイスクの回転によつて巻込
まれる水や泥等から断熱板が保護されることによ
り、摩擦パツドの耐久性を低下させることなく、
かつキヤリパ側への制動熱の伝達を低減させたデ
イスクブレーキの摩擦パツドを提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため本考案は、摩擦パツドの裏
板背面に放熱板を、該放熱板の背面に断熱板を設
け、前記放熱板に裏板及び断熱板よりも熱伝導率
の高い材質を用いたデイスクブレーキの摩擦パツ
ドにいおて、前記断熱板を、前記放熱板の背面に
介在する合成樹脂製断熱板と、該合成樹脂製断熱
板の背面に設けられるステンレス製断熱板とで構
成すると共に、前記放熱板のデイスク回入側縁か
ら該デイスク回入側縁近傍のデイスク内周側縁に
断熱板方向へ屈曲する放熱フインを形成したこと
を特徴としている。
〔作用〕
したがつて、合成樹脂製断熱板とステンレス製
断熱板とにより、断熱効果が向上すると共に、摩
擦パツドの制動熱は、放熱板及び放熱フインから
放出されて、摩擦パツドに籠らず、キヤリパへの
伝達が低減され、しかも、放熱板、放熱フイン及
びステンレス製断熱板により、デイスクの回転に
よつて巻込まれる水や泥等から、合成樹脂製断熱
板を保護し、摩擦パツドの耐久性を向上させるこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
デイスクブレーキ1のキヤリパ2は、作用部2
aと反作用部2bとをデイスク3の外周で跨ぐブ
リツジ部2cで一体に連結形成され、ブラケツト
4に摺動ピン5,5を介してデイスク3の軸方向
に移動可能に支持されている。
キヤリパ2の作用部2aには、シリンダ孔6が
形成され、該シリンダ孔6には、ピストン7が液
密かつ移動可能に嵌挿され、ピストン7とシリン
ダ孔6の底部との間に液圧室8を画成している。
前記ピストン7とデイスク3との間には摩擦パ
ツド9が、また、デイスク3と反作用部2bとの
間には摩擦パツド10が夫々配設され、液圧室8
に供給される圧液により、ピストン7がデイスク
3方向へ移動して、摩擦パツド9をデイスク3の
一側面に押圧すると、その反力により、反作用部
2bが摩擦パツド10をデイスク3の他側面に押
圧して制動作用を行う。
摩擦パツド9,10は、鉄製の裏板9a,10
aにライニング9b,10bを夫々固着し、裏板
9a,10aの一方の側部上方をハンガーピン1
1にてブラケツト4に吊持され、他方の側部に突
出形成した耳片をブラケツト4の凹部4aに支持
されている。
反作用部2b側の摩擦パツド10の裏板10a
背面には放熱板12が、該放熱板12の背面には
断熱板13,14が夫々設けられている。放熱板
12の背面に介在する断熱板13は合成樹脂製で
あり、該合成樹脂製断熱板の背面に設けられる断
熱板14はテンレス製である。
前記放熱板12は、裏板10a及び断熱板1
3,14よりも熱伝導率の高い材質、例えばアル
ミ合金製のものが用いられ、裏板10aよりもや
や大きい形状に形成され、デイスク回入側縁から
該デイスク回入側縁近傍のデイスク内周側縁に断
熱板13,14方向へ屈曲する放熱フイン12a
を形成すると共に、断熱板13との接触面積を少
なくして熱伝達を低下させるための窓部12bが
設けられている。
前記断熱板13は、裏板10aと略同一の大き
さで、かつ平板状に形成されている。前記断熱板
14は、断熱板13と略同一の大きさに形成さ
れ、放熱板12と断熱板13とを裏板10aに取
り付けるための3本の係止爪14aを有してお
り、反作用部2bに接触しない中央部には、フイ
ン14bが引き起こされて形成され、フイン14
bが引き起こされた部分に14cが形成されてい
る。
また、作用部2a側の摩擦パツド9の裏板9a
背面にも、放熱板12、断熱板13及びステンレ
ス製の断熱板15が設けられており、該断熱板1
5は、平板状に形成されてピストン7への制動熱
の伝達を低減している。
このように構成することにより、放熱板12が
裏板9a,10a及び断熱板13,14,15よ
りも熱伝導率が高いので、摩擦パツド9,10の
制動熱は、放熱板12の放熱フイン12aと、断
熱板13,14,15に覆われていない部分から
放出されて、摩擦パツド9,10に制動熱が籠る
ことがなくなると共に、合成樹脂製断熱板13、
ステンレス製断熱板14,15にて遮断されてキ
ヤリパ2への伝達が低減され、摩擦パツド9,1
0の摩擦係数を低下させることなく、キヤリパ2
への制動熱の伝達を低減させることができる。
しかも、放熱板12、放熱フイン12a及びス
テンレス製断熱板14,15により、デイスク3
の回転によつて巻込まれる水や泥等から、比較的
脆い合成樹脂製断熱板13を保護し、摩擦パツド
9,10の耐久性を低下させることがない。
また、放熱板は断熱板よりも大きい形状のよう
が放熱効果が高い。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、摩擦パツドの裏板背面
と断熱板との間に、裏板及び断熱板よりも熱伝導
率の高い材質の放熱板を設け、前記断熱板を、放
熱板の背面に介在する合成樹脂製断熱板と、該合
成樹脂製断熱板の背面に設けられるステンレス製
断熱板とで構成すると共に、放熱板のデイスク回
入側縁から該デイスク回入側縁近傍のデイスク内
周側縁に断熱板方向へ屈曲する放熱フインを形成
したので、摩擦パツドの制動熱は、裏板及び断熱
板よりも熱伝導率が高い材質の放熱板の放熱フイ
ンと、断熱板に覆われていない部分から放出され
て、摩擦パツドに制動熱が籠ることがなくなると
共に、合成樹脂製及びステンレス製の2枚の断熱
板にて遮断されてキヤリパへの伝達が低減され、
摩擦パツドの摩擦係数を低下させることなく、キ
ヤリパへの制動熱の伝達を低減させることができ
る。
しかも、放熱板、放熱フイン及びステンレス製
断熱板により、デイスクの回転によつて巻込まれ
る水や泥等から、比較的脆い合成樹脂製断熱板を
保護し、摩擦パツドの耐久性を低下させることが
ない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
摩擦パツドの分解斜視図、第2図はデイスクブレ
ーキの断面図、第3図は第2図の−断面図で
ある。 1……デイスクブレーキ、2……キヤリパ、3
……デイスク、9,10……摩擦パツド、9a,
10a……裏板、12……放熱板、12a……放
熱フイン、13,14,15……断熱板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 摩擦パツドの裏板背面に放熱板を、該放熱板の
    背面に断熱板を設け、前記放熱板に裏板及び断熱
    板よりも熱伝導率の高い材質を用いたデイスクブ
    レーキの摩擦パツドにおいて、前記断熱板を、前
    記放熱板の背面に介在する合成樹脂製断熱板と、
    該合成樹脂製断熱板の背面に設けられるステンレ
    ス製断熱板とで構成すると共に、前記放熱板のデ
    イスク回入側縁から該デイスク回入側縁近傍のデ
    イスク内周側縁に断熱板方向へ屈曲する放熱フイ
    ンを形成したことを特徴とするデイスクブレーキ
    の摩擦パツド。
JP1989095098U 1989-08-11 1989-08-11 Expired - Lifetime JPH0543301Y2 (ja)

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JPH0335329U (ja) 1991-04-05

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