JPH0151824B2 - - Google Patents

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JPH0151824B2
JPH0151824B2 JP54095705A JP9570579A JPH0151824B2 JP H0151824 B2 JPH0151824 B2 JP H0151824B2 JP 54095705 A JP54095705 A JP 54095705A JP 9570579 A JP9570579 A JP 9570579A JP H0151824 B2 JPH0151824 B2 JP H0151824B2
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JP
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latex
antistatic agent
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silver halide
polymer
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Tsuneo Wada
Koji Tokito
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Konica Minolta Inc
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Publication of JPH0151824B2 publication Critical patent/JPH0151824B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/85Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antistatic additives or coatings
    • G03C1/89Macromolecular substances therefor
    • G03C1/895Polyalkylene oxides

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なラテツクスを最外層に含有し
たハロゲン化銀写真感光材料に関し、特に帯電防
止剤を含浸せしめたラテツクスを最外層に有する
ハロゲン化銀写真感光材料に関する。 従来、プラスチツクフイルムを支持体として用
いるハロゲン化銀写真感光材料においては、その
製造に際しての種々の工程、すなわち巻き取り、
巻き返し、感光層をはじめとする各種の被膜層の
塗布、および乾燥時における搬送などの工程中に
他の物質との間で摩擦や剥離をうけることによつ
て帯電し、これが放電する際に感光層を塗布され
た写真感光材料が感光し、現像後スタチツクマー
クと呼ばれる不規則な静電気による感光むらを生
じる。さらに、製造された写真感光材料を使用し
たり処理したりする際にも、静電気が帯電する
と、同様にスタチツクマーク故障を生じたり、塵
埃などの付着に起因する種々の障害を生じる。こ
のスタチツクマークは、感光材料が高感度である
程その発生が著しいが、最近における感光材料の
高感度化に加えて、高速自動処理化による苛酷な
機械的取り扱いを受ける機会の多くなつたことと
相俟つてさらに多発する傾向がみられる。 これらのスタチツクマーク故障等の帯電故障を
改善するために、写真感光材料の導電性を向上さ
せて蓄電した電荷が放電する前に短時間の内に電
荷を逸散させる方法が取られてきた。例えば米国
特許2118059号、同2139778号、同2197998号、同
2982651号、同2591590号、等の各明細書に記載さ
れている界面活性剤類、或いは例えば米国特許
3072484号、同2725297号、同3033679号、同
2710402号等の各明細書に記載されているポリマ
ー類等を帯電防止剤として使用する方法が知られ
ている。 しかしながら、これまで開発されてきた帯電防
止剤はたしかに帯電防止効果は認められるものの
写真感光材料に適用した場合に様々な欠点もまた
認められるのである。即ち、最も重要である写真
特性の劣化は論外としても、たとえば、現像処理
を行つた場合、写真材料中に添加された帯電防止
剤が処理液中に流出し、処理液表面にオイル上の
膜を形成し、これが写真フイルム上に現像ムラを
与えるいわゆるオイルスラツジという現象、ある
いは写真フイルムを現像処理後にテープにて接着
する際テープの接着性が劣化する現象等が認めら
れ、これらの諸欠点の克服が求められていた。 したがつて、本発明の第1の目的は、感度、カ
ブリなど写真性能に悪影響を与えることなくスタ
チツクマーク等の帯電故障が防止されたハロゲン
化銀写真感光材料を提供することにある。 さらに本発明の第2の目的は、写真処理中に帯
電防止剤が処理液中に流出して現像ムラを起させ
たり、また処理後におけるテープとの接着性を低
下せしめることのないハロゲン化銀写真感光材料
を提供することにある。 以上の目的を達成するため種々検討した結果、
下記一般式にて示される繰り返し単位を含有する
水中油滴重合分散物を構成層の最外層に含有する
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 [一般式] (式中、RとR′は各々水素原子、またはメチル
基を、R″は水素原子、アルキル基、またはアリ
ール基を、nは2〜100の正の整数を表す。但し
該水中油滴分散物は実質的に疎水性物質を含まな
いか、含む場合は帯電防止剤を含む。) 本発明に用いられる一般式で示される単量体は
種々の方法で合成しうるが、たとえば、特開昭48
−786号公報等に記載されている方法によつて合
成できる。 以下、一般式で示される単量体の例を示すが、
これに限られるものではない。 化合物例 (1) CH2=CH−COO(−CH2CH2O)−8H (2) CH2=CH−COO(−CH2CH2O)−30H 上記一般式で表わされる単量体を用いたラテツ
クスは通常行われているいわゆる乳化重合法によ
り得ることができる。むろん、上記一般式で表わ
される単量体は、全てが水溶性であるため、ラテ
ツクスを得るには重合して水不溶性となるモノマ
ーを共重合せしめねばならない。そのモノマーの
例として、たとえばアクリル酸エステル類、メタ
アクリル酸類、ビニルエステル類、ハロゲン化ビ
ニル、ビニルエーテル類、またはスチレン等があ
げられる。むろん、ラテツクスを形成するような
組成であれば、他の水溶性モノマーも共重合せし
めることは可能である。以上のようなことから用
いる単量体の種類により、その共重合比等はいち
がいに決めることはできないが、上記一般式で表
わされる単量体が重量比で50%以下が好ましく、
特に、30%から1%の間が特にラテツクスの安定
性及び帯電防止効果の両面からみて好ましいよう
である。 以下、用いられるラテツクスの組成をあげるが
これに限定されるものではない。 重合体例 上記記載のラテツクスを得る乳化重合法におい
ては、通常用いられる乳化剤を減少するかまたは
全く使用せずに乳化重合を行うことができる。 従来、乳化剤を用いて製造したラテツクスをハ
ロゲン化銀写真感光材料に添加する場合、乳化剤
がカブリを与えたり、感度を低下させたりして写
真性能に悪影響を及ぼすほか、帯電防止効果をも
低下させるという現象が起り易い。従つて、乳化
剤を使用せずにラテツクスを製造することができ
ることは、帯電防止効果を得るためには最も望ま
しい要件である。 また本発明において、帯電防止効果を更に向上
させる手段としては、一般式にて示される単量体
を重合せしめてなる水中油型重合分散物に帯電防
止剤を含浸せしめたラテツクス組成物をハロゲン
化銀写真感光材料の最外層に含有させることが最
も望ましい。 上記帯電防止剤としては、アニオン性帯電防止
剤、カチオン性帯電防止剤、両性帯電防止剤およ
びノニオン性帯電防止剤など公知の写真用の帯電
防止剤がすべて含まれる。 次に本発明の単量体から得られたラテツクスに
上記の帯電防止剤を含浸させる方法を概説すると
以下の5つの方法に分けることができる。 一 帯電防止剤を水溶性有機溶媒に溶解した溶液
と、ラテツクスとを混合する。その後、必要に
応じて有機溶媒を除去する。 二 帯電防止剤を実質的に水難溶性の有機溶媒に
溶解した溶液と、ラテツクスとを混合し、必要
であれば激しく撹拌する。その後、必要に応じ
て有機溶媒を除去する。 三 帯電防止剤をラテツクスに直接添加し混合
し、必要であれば激しく撹拌する。 四 通常の重合法で得られるポリマーを適当な有
機溶媒に溶解した溶液と、帯電防止剤を水等の
適当な水性溶媒に添加し、必要に応じて界面活
性剤を添加した溶液とを混合し、激しく撹拌し
て上記ポリマーを乳化分散せしめる。その後、
必要に応じて有機溶媒を除去する。 五 ラテツクス製造時において、帯電防止剤を併
存させ、重合せしめる。 上記の含浸方法等を用いることによりラテツク
ス中のポリマーに帯電防止剤の1種または2種以
上を含浸させることができ、本発明に用いられる
ラテツクス組成物が得られる。 本発明のラテツクスに混合された帯電防止剤
は、その全量がポリマー粒子中に含浸される必要
はなく、一部が含浸され残部がラテツクスの分散
媒中に存在している状態のものでよい。帯電防止
剤の含浸率(ラテツクス中のポリマー粒子に含浸
された帯電防止剤の重量/ラテツクスに添加され
た帯電防止剤の重量)は少なくとも約10%である
ことが好ましく、20〜90%が更に好ましい。 上記含浸方法等において、帯電防止剤やポリマ
ーを溶解するのに用いる有機溶媒としては、米国
特許第2801171号明細書等に記載されているもの
を挙げることができる。具体例を述べると、水溶
性有機溶媒としては、例えばアセトン、メタノー
ル、エタノール、アセトニトリル、ジオキサン、
ジメチルホルムアミド等があり、実質的に水難溶
性の有機溶媒としては、エチルアセテート、ブタ
ノール、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼン、
ヘキサン、エチルエーテル等がある。これら各溶
媒はそれぞれ単独であるいは2種以上併合して用
いることができる。また、上記方法等で用いるラ
テツクスの濃度は、5〜30重量%であることが望
ましい。また、帯電防止剤の有機溶媒の濃度は任
意であるが、通常は1%以上であり、好ましくは
10%以上である。またさらに、上記四番目の含浸
方法において用いられる。ポリマーの有機溶媒溶
液の濃度は任意であるが、10%以上であることが
好ましい。 本発明に用いられるラテツクス組成物におい
て、ラテツクスに対する帯電防止剤の濃度は、10
〜200重量%、好ましくは20〜100重量%であり、
この範囲内で本発明の前記目的を達成することが
できる。 次に本発明に用いられるラテツクス重合体〔製
造法−1〕の製造法と、帯電防止剤を含浸せしめ
たラテツクス組成物の代表的な製造法を挙げる
が、これらに限定されるものではない。 〔製造法−1〕 重合体例−1の合成 500mlの四つ口反応器に水400mlを入れ、かくは
ん機、還流冷却器、温度計、窒素ガス吸込み管、
及び滴下ロートを設置する。窒素ガスを約30分流
したのち、温度を70℃に昇温し、過硫酸アンモニ
ウム0.5gを入れ、ただちに滴下ロートより化合
物例(4)とアクリル酸エチルエステルとの混合物
100gを約1時間にて滴下する。滴下後約3時間
加熱撹拌をつづけたのち、室温まで冷却する。固
型分濃度19.5%、分子量10万であつた。この例で
示したように通常乳化重合で用いる乳化剤は何ら
使用することなく、安定なラテツクスを製造する
ことが可能であり、重合体例として掲げたもの全
て、乳化剤を使わず製造しうる。 〔製造法−2〕 下記の帯電防止剤を含浸する、本発明のラテツ
クスの製造例。 10%(重量%。以下、同じ。)の前記重合体の
具体例〔2〕を含有するラテツクス50mlに、20%の
下記の帯電防止剤を含有するメタノール溶液10ml
を徐々に滴下し、磁気撹拌器を用いて10分間撹拌
する。次いでロータリーエバポレーターを用いて
メタノールを除去して、目的物たる本発明のラテ
ツクスを得る。 (帯電防止剤)C18H37O(CH2CH2O)10H 〔製造法−3〕 下記の帯電防止剤を含浸する、本発明のラテツ
クスの製造例。 20%の前記重合体の具体例〔1〕を含有する酢酸
エチル溶液30mlと、10%の下記の帯電防止剤を含
有するエタノール溶液30mlとを、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダ1%水溶液60mlに除除に添加
し、超音波分散器を用いて15分間処理する。次に
ロータリーエバポレーターを用いて有機溶媒を除
去して、目的物を得る。 (帯電防止剤) 〔製造法−4〕 下記の帯電防止剤を含浸する、本発明のラテツ
クスの製造例。 10%の前記重合体の具体例〔5〕を含有するラテ
ツクス50mlに、ナトリウムドデシルサルフエート
0.05gを溶解した後、下記の帯電防止剤5.0gを
添加し、磁気撹拌器を用いて20分間撹拌して、目
的物を得る。 (帯電防止剤) (但し、n1+n2+n3=12) 〔製造法−5〕 下記の帯電防止剤を含浸する、本発明のラテツ
クスの製造例。 10%の前記重合体の具体例〔4〕を含むラテツク
ス50mlにアセトン20mlを添加した後、下記の帯電
防止剤3.5gを除々に添加し、磁気撹拌器を用い
て10分間撹拌する。得られた組成物をセロフアン
製透析膜を用いて24時間水透析して、目的物を得
る。 (帯電防止剤) (但しn1+n2=12) 〔製造法−6〕 下記の帯電防止剤を含浸する、本発明のラテツ
クスの製造例。 8%の前記重合体の具体例〔6〕を含むラテツク
ス100mlにゼラチン3gを溶解する。次に20%の
下記の帯電防止剤を含有するメタノール溶液20ml
と、上記ラテツクス溶液とを混合し、5分間激し
く撹拌して、目的物を得る。 (帯電防止剤) C12H25COO(CH2CH2O)6H 〔製造法−7〕 下記の帯電防止剤を含浸する、本発明のラテツ
クスの製造例。 20%の前記重合体の具体例〔7〕のアセトン溶液
100mlと、20%の下記の帯電防止剤のメタノール
溶液50mlとを、トリイソブチルナフタレンスルホ
ン酸ソーダの2%水溶液200mlに同時に添加し、
超音波分散処理を10分間行なう。次いでロータリ
ーエバポレーターを用いて有機溶媒を除去して、
目的物を得る。 (帯電防止剤) HO(CH2CH2O)o1−(CH2CH2CH2CH2O)15 −(CH2CH2O)o2H (但しn1+n2=24) 〔製造法−8〕 下記の帯電防止剤を単量体混合物の存在下に製
造法−1の方法によつて重合過程中ラテツクス重
合体に含浸させる方法に関するものである。この
場合の混合比は帯電防止剤50gに対して単量体混
合物50gの割合でよい。 (帯電防止剤) C12H25COO(CH2CH2O)6H 〔製造法−9〕 重合体例−8の合成 製造法−1に準じた方法で化合物例(4)に代えて
化合物例(5)とアクリル酸エチルエステルと混合し
て重合体例8を合成した。 本発明のラテツクスは、ハロゲン化銀写真感光
材料を構成する外層用塗布組成物に含有せしめら
れ、写真感光材料に塗設される。 本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料、すな
わち、本発明のラテツクスを含有する外層用塗布
組成物を塗設して成る層を有するハロゲン化銀写
真感光材料とは、完成品としての写真感光材料の
みならず、所謂中間製品としての写真材料を含
む。なお詳述すれば、本発明においてハロゲン化
銀写真感光材料とは、ハロゲン化銀写真感光材料
に用いられる支持体、この支持体に下引加工を施
したもの、支持体にパツキング層を塗設したも
の、必要に応じて下引加工した支持体に1または
2以上の写真感光材料構成層を塗設した中間製品
としてのハロゲン化銀写真感光材料、および支持
体にハロゲン化銀乳剤層、下引層、中間層、フイ
ルター層、ハレーシヨン防止層、保護層、パツキ
ング層等の写真感光材料構成層を塗設した完成製
品としてのハロゲン化銀写真感光材料等のすべて
を指称する。従つて、本発明において本発明のラ
テツクスを含有する外層用塗布組成物を塗設して
なる層を有することは、上記語意としての写真材
料の表面に本発明のラテツクスを被着せしめるこ
とを言い、写真感光材料の支持体の表面に直接被
着せしめる場合、および写真感光材料の上記構成
層の1または2以上の層を介して間接的に支持体
に被着せしめる場合を含む。 本発明のラテツクスを含有する外層用塗布組成
物とは、上述の意味から、通常は下引層、中間
層、フイルター層、ハレーシヨン防止層、保護
層、パツキング層等を構成するための塗布組成物
であるが、ハロゲン化銀乳剤層を構成するための
塗布組成物であつてもよい。 本発明のラテツクスを含有する外層用塗布組成
物の塗設方法としては、通常の写真用塗布液の塗
布方法を採用することができる。例えばスーパー
コート、ローラーコート、デイツプコート、スプ
レーコート、スライドホツパー方式等を採用でき
る。 本発明のラテツクスの塗布量は、写真感光材料
の種類、本発明のラテツクスを含有せしめる外層
用塗布組成物の種類、支持体の種類、ラテツクス
のポリマーに含浸された帯電防止剤の種類や量等
によつて異なるが、一般には本発明のラテツクス
のポリマーに含浸された帯電防止剤が、写真感光
材料1平方メートル当り10mg〜1gになるように
塗布することが望ましい。 本発明のラテツクスを含有する外層用塗布組成
物は、該外層用塗布組成物の種類に応じて、種々
の写真添加剤を含有することができる。 また、本発明のラテツクスを含有する外層用塗
布組成物を塗設して成る層にはその上にさらに種
種の層を設けることもできる。このような層とし
ては、例えば滑り性層、二酸化珪素粒子等を含む
マツト層、アニオン系素材またはフツ素系素材を
含む層等が挙げられる。 本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料におい
て支持体として用いることができるものは、例え
ば三酢酸セルロースフイルム、ポリエチレンテレ
フタレートなどのポリエステルフイルム、ポリカ
ーボネートフイルム、ポリスチレンフイルム、ポ
リオレフインフイルム、ポリエチレンラミネート
紙等の疎水性フイルムまたはシートのすべてであ
る。 本発明を適用できるハロゲン化銀写真感光材料
としては、支持体として疎水性フイルムまたはシ
ートを用いたハロゲン化銀写真感光材料のすべて
を含む。このハロゲン化銀写真感光材料として
は、一般白黒用感光材料、特殊白黒用感光材料、
カラー用感光材料、印刷用感光材料、X線用感光
材料等種々のものの中間製品および完成品が挙げ
られる。 本発明においては、本発明のラテツクスをハロ
ゲン化銀写真感光材料の最外層上に被着せしめる
ことにより、または本発明のラテツクスをハロゲ
ン化銀写真感光材料の構成層であるハロゲン化銀
乳剤層、下引層、中間層、フイルター層、ハレー
シヨン防止層、保護層、裏引層等の少なくとも1
つの層中に含有せしめることによつてハロゲン化
銀写真感光材料の支持体に間接的に被着せしめる
ことにより、スタチツクマーク故障等の帯電故障
のないハロゲン化銀写真感光材料を得ることがで
きる。しかも本発明のラテツクスの使用によつ
て、ハロゲン化銀写真感光材料の感光度、階調
性、カブリ等の写真特性にはなんらの悪影響も及
ぼさない。さらに高湿度の環境下においても相接
する他の面と接着したり転写したりする虞れがな
く、高温度下においても発汗現象を生じないすぐ
れたハロゲン化銀写真感光材料が得られる。また
帯電防止剤の不均一な分散による不透明化や帯電
防止性能の低下がみられず、現象処理工程におい
ても写真感光材料中の帯電防止剤が処理液中に溶
出することがない優れたハロゲン化銀写真感光材
料が得られる。さらにまた、本発明によれば帯電
防止剤をラテツクスに含浸させることなく使用す
る従来法に比較して、少量にて著しい帯電防止性
能を示すため、写真感光材料の膜物性等を大巾に
向上させることもできる。さらには、従来では疎
水性の強い帯電防止剤の場合、均一な分散が困難
であると共に、塗布斑の発生等が見られたが、本
発明によれば、帯電防止剤をラテツクス中のポリ
マーに含浸させるので、塗布性が大巾に向上し塗
布斑や塗布液の弾き現象も見られず、且つ層中に
均一に分散することが容易である等の効果が得ら
れる。 次に実施例を挙げて本発明を例証するが、本発
明の実施態様はこれらに限定されない。 実施例 1 沃化銀1.5モル%を含む沃臭化銀ゼラチン高感
度乳剤に対して、第2熟生時に金増感および硫黄
増感を行つた後、安定剤として4−ヒドロキシ−
6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデ
ン、硬膜剤としてムコハロゲン酸、塗布助剤とし
てサポニンを加え、下引処理を施したポリエチレ
ンテレフタレートフイルム上に乾燥膜厚が6ミク
ロンになるように塗布乾燥した。 次いで硬膜剤と塗布助剤を加えた下記の如き組
成の2%ゼラチン水溶液2を調整した。 〔ゼラチン水溶液組成〕 ゼラチン 20g 水 500ml 20%サポニン 1ml 2%ムコクロル酸 5ml 水で1に定容する。 次いで、200mlづつ4つに分取し、1番目の試
料には帯電防止剤を添加せず、2、3、4番目の
試料には、製造法−1に従つて製造したラテツク
ス1を1当り200mg、1g、2gになる様に添
加した後、4者をそれぞれ前記沃臭化銀乳剤層上
に乾燥膜厚1.5ミクロンになるよう保護層として
塗布、乾燥して試料とした。これら試料25℃、相
対湿度20%で3時間調湿し、同一空調条件下で、
暗室中においてゴムで摩擦した後、通常の現像処
理を行い、スタチツクマークの発生状況を観察し
て、その発生状況を〔発生なし〕、〔発生小〕、〔発
生中〕、〔発生大〕、〔発生極大〕の5段階に分けて
評価した。 結果は下記第1表の通りであつた。
【表】 この表から本発明の単量体から得られたラテツ
クスが帯電防止の効果を有していることがわか
る。 実施例 2 実施例1と同様の方法で写真乳剤を調製し塗布
した。次いで実施例1と同様の方法でゼラチン水
溶液2を調製し、200mlづつ9つに分取し、1
番目には帯電防止剤を添加せず、2、3番目には
下記帯電防止剤−Aを1当り2g、3gになる
ように添加し、4、5番目には帯電防止剤−Aを
前記重合体例5のラテツクスに分散したものを、
帯電防止剤量として1当り2g、3gになるよ
うに添加し、塗布乾燥して試料とした。 (帯電防止剤−A) (但しn1+n2+n3=12) このようにして得た試料を実施例1と全く同様
な方法でスタチツクマークの発生状況を評価し
た。また、試料の残りで、現像液中での析出性を
みるために通常の自動現像機用現像液1当り四
ツ切10枚を処理(処理時間30秒、温度35℃)した
後、現像液を観察し、析出の程度を〔析出なし〕、
〔析出小〕、〔析出中〕、〔析出大〕の4段階に分け
て評価した。その結果を第2表に示した。 自動現像機処理は、現像及び定着、水洗、乾燥
が一度でできる連続ローラー搬送式自動現像機を
用いた。用いた処理液組成は次の通りである。 ハイドロキノン 10g 無水亜硫酸ナトリウム 70g 無水ホウ酸 1g 炭酸ナトリウム(1水塩) 20g 1−フエニル−1,3−ピラゾリドン 0.35g 水酸化ナトリウム 5g 5−メチルベンゾトリアゾール 0.05g 臭化カリウム 15g グルタルアルデヒド重亜硫酸塩 15g 氷酢酸 8g 水を加えて1にする。
【表】 第2表から明らかなように、本発明に係る試料
No.4、No.5は、帯電防止剤を大量に用いる場合の
現像液中への帯電防止剤の析出の欠点を改良して
いることがわかる。また、帯電防止性能も極めて
良好であることもわかる。 実施例 3 実施例1と同様の方法で写真乳剤を調製し、塗
布した。次いで実施例1と同様の方法でゼラチン
水溶液2を調製し、200mlづつ9つに分取し、
1番目には帯電防止剤を添加せず、2、3番目に
は帯電防止剤−Bを1当り2g、3gになるよ
うに添加し、4、5番目には帯電防止剤−Cを1
当り2g、3gになるように添加し、 (帯電防止剤−B) C18H37O(CH2CH2O)10H (帯電防止剤−C) 6、7番目には帯電防止剤−Bを前記重合体例
2のラテツクスに分散して帯電防止剤量として1
当り2g、3gになるように添加し、8、9番
目には帯電防止剤−Cを前記重合体1のラテツク
スに分散して帯電防止剤量として1当り2g、
3gになるように添加して、塗布、乾燥して試料
とした。 得られた試料をそれぞれ35mm×70mmサイズに2
枚づつ裁断してから、温度23℃、相対湿度55%の
空調室中に24時間放置後、これらのフイルム試料
をハロゲン化銀乳剤面が向かい合うように同種フ
イルム同志にて接触させてから、上部より約1Kg
の荷重をかけた状態で上記空調室中でさらに24時
間放置した。放置後のフイルムを剥離し、乳剤面
が接着した部分を総面積の割り合いから算出して
フイルムの接着性とした。一方、これらフイルム
の写真特性は別に新規の試料を用いて、JIS法に
基づきKS−1型センシトメーター(小西六写真
工業株式会社製)により白色光ウエツジ露光を与
えたのち、実施例2に示した自動現像機にて処理
を行つた。これらの結果を第3表に示す。ただ
し、表中の感度は試料No.1を100とする相対感度
で示した。
【表】 第3表から明らかなように、本発明に係る試料
(No.6〜9)はカブリの発生を抑制するばかりで
はなく、高湿度の状態で放置保存されてた場合に
も極めて効果的に相互の接着性を抑制することが
わかる。 実施例 4 実施例1で使用のラテツクス1に代えて重合体
例4、8を用いても実施例1のラテツクスとほぼ
同様の結果が得られた。 実施例 5 実施例2で使用した重合体例5のラテツクスに
代えて重合体例4、8を用いたラテツクスを使用
しても第2表に示す本発明の試料No.4と同様な結
果が得られた。 以下に本発明の実施態様を記述する。 1 一般式にてしめされる単量体を重合せしめて
なる水中油型重合分散物に、帯電防止剤を含浸
せしめたポリマーラテツクス重合組成物を、最
外層に含有することを特徴とする特許請求の範
囲記載のハロゲン化銀写真感光材料。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式にて示される繰り返し単位を含有
    する水中油滴重合分散物を構成層のゼラチン含有
    最外層に含有することを特徴とするハロゲン化銀
    写真感光材料。 [一般式] (式中、RとR′は各々水素原子、またはメチル
    基を、R″は水素原子、アルキル基またはアリー
    ル基を、nは2〜100の正の整数を表す。但し該
    水中油滴分散物は実質的に疎水性物質を含まない
    か、含む場合は帯電防止剤を含む。)
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