JPH0213578B2 - - Google Patents

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JPH0213578B2
JPH0213578B2 JP59093372A JP9337284A JPH0213578B2 JP H0213578 B2 JPH0213578 B2 JP H0213578B2 JP 59093372 A JP59093372 A JP 59093372A JP 9337284 A JP9337284 A JP 9337284A JP H0213578 B2 JPH0213578 B2 JP H0213578B2
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JP
Japan
Prior art keywords
switch
pine
treatment
surge
wheel body
Prior art date
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Application number
JP59093372A
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English (en)
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JPS6024843A (ja
Inventor
Shinpei Ootsuka
Kozo Kawai
Toshio Kusunoki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9337284A priority Critical patent/JPS6024843A/ja
Publication of JPS6024843A publication Critical patent/JPS6024843A/ja
Publication of JPH0213578B2 publication Critical patent/JPH0213578B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
[技術分野] 本発明はマツサージ機、殊に互いに離間した対
として並設された施療子を人体の方向へ押圧する
駆動手段と、背筋方向に沿つて移動させる移動手
段と、人体の幅方向における接触位置を変えるた
めに施療子の間隔を変化させる間隔可変手段とを
備えているマツサージ機に関するものである。 [背景技術] 一般に人体背面における「つぼ」は背面のほぼ
全面に亘つて分布している。このために施療子の
位置を可変としてこれらの「つぼ」をすべてマツ
サージできるようにすることがマツサージ機とし
て好ましいわけであるが、このような要望に答え
られるものとして、英国公開特許GB2090744号
に示されたものがある。これは、対として設けら
れている施療子の間隔を可変とするとともにこれ
と交差する方向に施療子を移動自在とすることで
人体の背面のほぼ全面にわたつてマツサージを行
なうことができるようにしたものであり、またこ
のマツサージ機では肩や腰を操作器で指定する
と、その位置に施療子が自動的に移動した上でマ
ツサージ動作を行なうために使い勝手の優れたも
のとなつている。 ところで施療面から考えると、血液の流れに沿
つた方向に、すなわち肩の内側から外側に向かつ
て、あるいは肩から順次腰の方に向かつてマツサ
ージをしていくと血行が良くなり、効果的なマツ
サージが得られることが知られている。しかるに
上記従来のマツサージ機においては、肩や腰等の
指定部位へ施療子が自動的に移動することから使
い勝手が優れているとはいえ、施療開始の位置は
前回のマツサージ終了時の位置のままであり、そ
の位置は定まつていないために、血液の流れに沿
つた方向にマツサージをしていくにあたつては、
まず施療に先立つて施療子を肩の位置まで移動さ
せるとともに対をなす施療子の間隔を狭くし、し
かる後に施療を開始して指定部位を肩の内側から
外側へ、あるいは肩から腰の方へと順次変更して
いかなくてはならないものであり、このような効
果的なマツサージを得るにあたつてはその操作に
手間がかかつてしまうために使い勝手が優れてい
るとは言えないものであり、従つて使用者は好み
に応じてランダムに各部位へ施療子を移動させて
いるのが現状であつて、施療面からは必ずしも効
果的なマツサージが得られるものではなかつた。 [発明の目的] 本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは効果的なマツサージ
を施療子の移動操作に煩わされることなく得るこ
とができるマツサージ機を提供するにある。 [発明の開示] しかして本発明は互いに離間した対として並設
された施療子と、この施療子を人体の方向へ押圧
する駆動手段と、施療子の間隔を変化させる間隔
可変手段と、両施療子をその並設方向と交差する
方向であり且つ施療対象としての人体の上下方向
に移動させる移動手段と、駆動手段と間隔可変手
段及び移動手段の動作を制御する制御手段とを備
え、施療開始信号の入力に伴い上記制御手段は、
間隔可変手段と移動手段とを制御して上記駆動手
段による施療子の駆動動作位置を、予め設定され
た手順に従い、移動手段による施療子の移動方向
の上方側で且つ施療子の間隔が小さい側を基点と
して、施療子の移動方向の下方側で且つ施療子の
間隔の大きい側へと順次移行させるものであるこ
とに特徴を有するものであり、施療子が肩の内側
から外側へ、あるいは肩から腰へというように血
液の流れに沿つた方向に順次移動しつつマツサー
ジを行なつていくようにしたものである。 尚、ここでいう血液の流れに沿つた方向の移動
は全体的な流れがそうであればよく、逆方向への
移動が途中であつてもよいものであつて、細かい
動きまで制限するものではない。施療子としてど
のようなものを用いるかは任意である。 次に本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
る。まず構造上の点から説明すると、図示例は椅
子の背もたれにマツサージ機構を組み込んだもの
であつて、椅子はパイプで組まれるとともに座部
とひじ掛けとを備えたアンダーフレーム2と、同
じくパイプで組またれ背もたれのフレーム1とで
枠組みされたものであり、フレーム1の下端部が
アンダーフレーム2に枢支されるとともにフレー
ム1とアンダーフレーム2との間にガススプリン
グが取り付けられて、背もたれがリクライニング
自在とされている。背もたれのフレーム1両側に
は夫々断面がコ字型で開口面が対向する一対のガ
イドレール12が固着されている。またフレーム
1の上端にはヘツドレスト13が取り付けられ、
フレーム1の前面にはカバーシート14が取り付
けられており、更にカバーシート14の背面両側
には上下に長い支持ベルト99が配されている。 さてマツサージ機構は一方に制御ボツクス26
を、他方に制御ボツクス26と連結プレート28
で連結されたギアボツクス27を備え、そして施
療子として主軸4に同方向に偏心し、且つ逆方向
に傾斜した状態で取り付けられた一対の輪体3を
備えている。各輪体3は主軸4に固着される偏心
内輪20とこの外周にボール22を介して遊転自
在に配された外輪21とから構成されたもので、
外輪21の内周部と外周部とは多数本のリブ23
によつて接続されている。主軸4は第4図から明
らかなように中空のパイプであつて駆動軸5が貫
挿され、また両端には筒体62が遊転自在に嵌合
している。駆動軸5はその両端に各々筒体62が
連結されたものであり、筒体62には前記ガイド
レール12を走行するころ19と、各ガイドレー
ル12に付設されているラツク11と噛み合うピ
ニオン18とが設けられている。ころ19は制御
ボツクス26とギアボツクス27の両者にも設け
られている。駆動源であるモータMはギアボツク
ス27の側面にギアボツクス27がステータ17
のハウジングとなるように取り付けられた正逆転
自在なものであり、ギアボツクス27内の減速装
置を介して主軸4と駆動軸5とを選択的に駆動す
る。主軸4を回転駆動する時には偏心傾斜した輪
体3も同時に回転し、輪体3が偏心していること
によつて輪体3のカバーシート14側への突出量
を周期的に変化させる。また輪体3が互いに逆方
向に傾斜していることによつて一対の輪体3のカ
バーシート14との接触部における間隔を周期的
に変化させる。この2つの動きの組み合わせが人
体に対するもみマツサージとなるものである。
尚、輪体3の回転方向によつてこのもみマツサー
ジは異なつた施療を行なう。すなわち輪体3の主
軸4からの突出量の大きい部分がカバーシート1
4を介して人体の背部を上方から下方へと押圧し
つつ移行していく場合(もみ下げ)と、逆に下方
から上方へと移行していく場合(もみ上げ)との
2種のもみマツサージを回転方向に応じて行なう
ものである。主軸4に代えて駆動軸5を回転させ
れば、フレーム1のラツク11と噛み合うピニオ
ン18の回転ところ19による走行ガイドとによ
つてマツサージ機構全体が背もたれの上下方向に
自走する。この自走により施療子である輪体3の
移動がなされるものであり、またある一定範囲内
を往復移動させることによつて輪体3の遊転する
外輪21が人体の背面をカバーシート14を介し
てさすりマツサージするものである。更にこのマ
ツサージ機においては輪体3の軸方向の位置を、
つまりは一対の輪体3を左右方向に動かして両輪
体3の間の幅を可変とする機構を備えている。こ
れは主軸4及び駆動軸5に平行な送りねじ6と、
この送りねじ6と各輪体3の内輪20とを連結す
る一対の連結アーム25とから構成されたもの
で、回転駆動される送りねじ6は軸方向中央から
一方が右ねじ部、他方が左ねじ部とされたもので
あり、各ねじ部に連結アーム25が一端を螺合さ
せている。両連結アーム25の他端は各輪体3の
内輪20に連結され、そして両輪体3の各内輪2
0は主軸4にたとえばスプライン等により軸方向
に摺動自在に結合していることから、送りねじ6
の回転により一対の輪体3が互いに接近したり互
いに離れたりするものである。尚、本実施例にお
いては送りねじ6が回転する時、後述するように
主軸4も常に回転していることもあつて、連結ア
ーム25と内輪20との連結部にはスラスト軸受
98を配して遊転自在な連結となるようにしてあ
る。また両輪体3が近接する方向の動きについて
は連結アーム25の動きをばね97を介して輪体
3に伝えるようにして、たとえば首を強い力では
さんでしまうことがないようにしている。 次にギアボツクス27内の減速装置について説
説明する。主たる減速装置は差動減速を行なう遊
星機構8であつて、この遊星機構8はモータMの
ロータ16が取り付けられている出力軸51、こ
れの外面を大径部が転動する遊星ローラ52、遊
星ローラ52の大径部が内接する第1外輪53、
遊星ローラ52の小径部が内接する第2外輪5
4、遊星ローラ52を支持する遊星キヤリアとし
てのリテーナ55とから構成されている。第1外
輪53及び第2外輪54は各々軸56に支持され
たギア57及びギア58に噛み合つており、ギア
57と一体に回転するギア59は前記筒体62と
の間でトルクリミツターとしてのクラツチ9を形
成しているギア60と噛み合つており、またギア
58と一体に回転する楕円ギア63は主軸4に固
着されている楕円ギア64と噛み合つている。こ
こで一対の楕円ギア63,64を介して主軸4を
接続しているのは輪体3のカバーシート14側へ
の突出量が大きくなる時にトルクが大きくなるよ
うにするとともに回転の角速度が遅くなつて人体
を押圧する時間が長くなるようにするためであ
る。しかしてこのものにおいては遊星機構8にお
ける第1外輪53が回転しないようにロツクすれ
ば、遊星ローラ52の大径部と小径部とにおける
径の差による差動回転が第2外輪54に生じてこ
の回転が主軸4に伝達されるものであり、逆に第
2外輪54の回転を阻止すれば第1外輪53に差
動回転が生じて駆動軸5に伝達されるものであ
る。 上記送りねじ6への動力伝達系統は、主軸4へ
の動力伝達系に電磁クラツチ10で送りねじ6を
接続するように構成してある。すなわち遊星機構
8と主軸4との間に設けられている前記ギア58
には減速用の接続ギア61が噛み合つており、さ
らにこの接続ギア61には電磁クラツチ10が接
続されている。ギアボツクス27内に収められて
いるこの電磁クラツチ10は、外周面が歯車とさ
れて接続ギア61に噛み合つている外側入力ハブ
82と内側入力ハブ81、出力部材として外側出
力ハブ84と内側出力ハブ83を備えるととも
に、コイル88とヨーク89と筒状鉄芯90とか
らなる電磁石87を備えており、ギアボツクス2
7に軸受によつて回転自在に支持されて一端が送
りねじ6に連結されている送り軸80に内側出力
ハブ83が固着され、この内側出力ハブ83の軸
方向一方に外側入力ハブ82及び内側入力ハブ8
1が、他方に電磁石87が夫々送り軸80に遊転
自在に保持されている。内側入力ハブ81と外側
入力ハブ82とは二重筒状となるように互いに圧
入固定されており、両者の間にはコイルスプリン
グ86の配置スペースが形成されている。また外
側出力ハブ84と内側出力ハブ83とは、内側出
力ハブ83の電磁石87側の一端に形成されてい
るフランジに設けた切欠に外側出力ハブ84の一
端の突起が係合することで一体に回転するように
互いに連結されている。そしてこの外側出力ハブ
84の内周面と内側出力ハブ83の外周面との間
にもコイルスプリング86の配置スペースが設け
られており、更にこの両者の間にはフランジの前
面に位置するリング状の空間が設けられている。
この空間は磁性材からなるリング状クラツチシユ
ー85の配置スペースであつて、前記電磁石87
の電磁力によりフランジ前面のクラツチ面にクラ
ツチシユー85が接触するようにされている。
尚、内側出力ハブ83は磁気回路を構成すべく少
なくともフランジのある一端側が磁性材で形成さ
れ、外側出力ハブ84は非磁性材で形成されてい
る。コイルスプリング86はその一端を内側入力
ハブ81に係止し、他端をクラツチシユー85に
係止するものであり、外側入力ハブ82と内側入
力ハブ81との間の前記配置スペースと、外側出
力ハブ84と内側出力ハブ83との間の前記配置
スペースとにわたる筒状の間隙に配設されてい
る。 このように構成された電磁クラツチ10におい
ては、電磁石87を励磁しておらない時にはクラ
ツチシユー85がクラツチ面に接触しておらず、
またコイルスプリング86は外側出力ハブ84の
内周面にも内側出力ハブ83の外周面にも接触し
ておらない状態となつていることから外側入力ハ
ブ82に噛み合う接続ギア61から入力ハブ8
2,81に回転動力が伝えられても、これらとと
もにコイルスプリング86及びクラツチシユー8
5が回転するだけで出力ハブ84,83は回転す
ることがなく、切り離された状態にあり、従つて
送りねじ6は回転しない。しかし、電磁石87を
励磁してクラツチシユー85をクラツチ面に吸引
接触させると、コイルスプリング86が連結され
ているクラツチシユー85の回転に抵抗が生じる
ことになるために、コイルスプリング86は入力
ハブ82,81の回転によつて回転方向に応じそ
の径が小さくもしくは大きくなる。径が小さくな
る時にはコイルスプリング86は内側出力ハブ8
3の外周面に巻き付いて回転動力を内側出力ハブ
83に伝達し、径が大きくなる時には外側出力ハ
ブ84の内周面に圧接して回転動力を外側出力ハ
ブ84に伝達するのである。これら出力ハブ8
4,83の回転は送り軸80から取り出されて送
りねじ6を回転させる。 さて前記遊星機構8における第1外輪53と第
2外輪54との回転を選択的に阻止してモータM
の動力を主軸4と駆動軸5とに切り換えるための
部材は、単一のソレノイドSOLとこのソレノイ
ドSOLによつて制御される制動機構7である。
ギアボツクス27内に納められているこの制動機
構7は、第7図乃至第9図が挿通されている固定
ハブプレート30と、固定ハブプレート30の軸
方向両側に固着された一対の固定ハブ31,35
と、軸29に支持されて各固定ハブ31,35の
軸方向に並ぶ一対の可動ハブ32,36、各可動
ハブ32,36と固定ハブ31,35とにわたる
外周と内周とに夫々配された各左右一対の外周カ
ラー33,37及び内周カラー34,38、そし
て固定ハブ31,35と各可動ハブ32,36と
にわたる内周面及び外周面に接するように配され
た総計4個のコイルスプリング41,42,4
3,44、及び固定ハブ31,35において連結
軸39により支持されて外周カラー33と内周カ
ラー34及び外周カラー37と内周カラー38と
の各内歯ギア部46とギア部47とを接続するピ
ニオン40とから構成されたものであり、両外周
カラー33,37が軸29と直交する方向に配置
されたソレノイドSOLに連結され、一方の可動
ハブ32が前記ギア58に噛み合つて主軸4に連
結されており、他方の可動ハブ36が上記各部材
を貫通する軸29とギア65とを介して前記ギア
57に噛み合つて駆動軸5に連結されている。ま
た4個のコイルスプリングのうち、外周側に位置
する互いに巻き方向の異なる2個のコイルスプリ
ング42,44は、固定ハブ31,35及び可動
ハブ32,36の外径より小さい内径を有して各
一端を固定ハブプレート30の係合孔48に、各
他端を各外周カラー33,37の係合部49に係
止し、内周側に位置する互いに巻き方向の異なる
2個のコイルスプリング41,43は固定ハブ3
1,35及び可動ハブ32,36の内径より大き
い外径を有して各一端を固定ハブプレート30の
係合孔48に、各他端を各内周カラー32,38
の係合部49に係止している。尚、コイルスプリ
ング41とコイルスプリング42の巻き方向は同
じであり、またコイルスプリング43とコイルス
プリング44との巻き方向も同じである。 以上のように構成されたこの制動機構7におい
てはソレノイドSOLが復帰ばね45によつて復
帰した状態にある時、駆動軸5に連結されている
可動ハブ36と固定ハブ35との内周面及び外周
面に第9図bに示すようにコイルスプリング4
3,44が共に自身のばね性により密着してこの
可動ハブ36の各方向回転を夫々で阻止してお
り、また主軸4に連結されている可動ハブ32と
固定ハブ31とは、第9図aに示すように外周側
のコイルスプリング42が外周カラー33を介し
た復帰ばね45の力によつてその径が大きくされ
且つ内周側のコイルスプリング41が外周カラー
33と逆方向に復帰ばね45の力で回転する内周
カラー34によつて巻き方向に更に巻かれて径が
小さくなつて可動ハブ32及び固定ハブ31の周
面から離れているために、互いの接続が解除され
ている状態にあり、従つて主軸4に連結されてい
る可動ハブ32はフリーの状態にある。つまりこ
の時にはモータMの回転が遊星機構8による差動
減速で減速された後に主軸4に、そして送りねじ
6に伝達されるわけである。ソレノイドSOLを
作動させた時には第9図に矢印で示す方向は両外
周カラー33,37が回転するとともにピニオン
40を介して内周カラー34,38も逆方向に回
転し、各可動ハブ32,36と固定ハブ31,3
5とのコイルスプリング41,42,43,44
による連結を上記の場合と逆とするために、主軸
4に連結されている可動ハブ32の回転をロツク
し、モータMの差動減速出力が駆動軸5へと伝達
される状態となる。そしてこの制動機構7におい
ては両可動ハブ32,36を軸方向の一端側で遊
星機構8に乃至主軸4及び駆動軸5に連結するこ
とで、制動力伝達系統の配置の集約化を図つてい
る。また第9図bから明らかなように、このもの
においてはフリー状態とされて可動ハブ32,3
6の回転を阻止している時のコイルスプリング4
1,42,43,44は、これらと各カラー3
3,34,37,38との係合が遊びをもつたも
のとされていて、ソレノイドSOLにおけるスト
ロークの半分以上を経過しなくては回転のロツク
を解除しないようにされているために、切換途中
において両可動ハブ32,36の回転が共にロツ
クされる状態が生じるようになつている。これは
切換途中に負荷側からの入力で輪体3が回転した
り上下動したりすることがないようにしているも
のである。尚、電源を切つた時には、前述のソレ
ノイドSOLに通電しておらない時と同じ状態と、
つまり駆動軸5に接続されている可動ハブ36が
ロツクされている状態となるために、マツサージ
機構が自身の重みで下降することはない。 もつともこのマツサージ機を落下させたりした
ときのような過大な負荷が加わると、前記クラツ
チ9が滑つてマツサージ機構の下降を許すことで
この負荷を吸収するようにしてある。つまりこの
トルクリミツタとしてのクラツチ9は、第10図
に示すように筒体62に遊離自在に且つ軸方向に
摺動自在に取り付けられた前記ギア60と、筒体
62の端部に固着されてギア60に隣接し且つ一
面にギア60と噛み合う噛み合い部90を備えて
いる噛み合い板91と、ギア60と噛み合い板9
1とが噛み合う方向にギア60を付勢する2枚の
皿ばれからなるスプリング92とから構成されて
いる。通常時は駆動源であるモータMの回転を前
記遊星機構8等を介して受けるギア60と、噛み
合い板91とが噛み合つているために、モータM
の減速回転は駆動軸5に伝達され、マツサージ機
構を上下させる。また非動作時や主軸4を回転さ
せている時には前記制動機構7によつて駆動軸5
の回転に対し制動が加えられているために、マツ
サージ機構は自身の重量で下降するようなことが
ない。しかし、落下衝撃のような上下方向の過大
な衝撃が加わると、前記制動機構7による制動に
もかかわらずスプリング92に抗してギア60と
噛み合い板91との噛み合いがはずれて筒体62
及び駆動軸5が回転する。つまり、マツサージ機
構が下降するものである。この下降によつて衝撃
を吸収し、過大な衝撃がマツサージ機構によつて
加わることを防いでいるわけあり、またこれ故に
マツサージ機構における各部材の強度きわめて高
いものにする必要がないものである。衝撃を受け
てギア60と噛み合い板91との噛み合いが外れ
ても、噛み合い部90の歯の形状とスプリング9
2のばね圧とにより自動的に復帰する。尚、ここ
におけるクラツチ9は、何等かの故障で上下動が
不能となつた時に手動による上下動を可能とする
ための手動切り離し用の解除手段を設けてある。
これはスプリング92の他面に接する解除プレー
ト93であつて、ガイドプレート94に設けた係
合凹部96と係合する係合突起95を備えている
この解除プレート93を引き抜くとクラツチ9が
解除されるものである。すなわち解除プレート9
3を引き抜くと、スプリング92が後退してギア
60を押圧する力をなくすためにギア60と噛み
合い板91との噛み合いが外れる状態となるから
この状態で筒体62及び駆動軸5を回転させて、
つまりマツサージ機構を手動で上下させるのであ
る。解除プレート93を差し込んでガイドプレー
ト94に止めるとギア60はスプリング92の圧
力で噛み合い板91に圧接し、元の状態に復帰す
る。 以上の動力伝達系の系統図を第11図に示す。
図中2重線は固定連結を、破線は摺動嵌合を、矢
印線は作動中の系統を示す。また同図aは上下動
の際を、同図bはもみマツサージの際を、同図c
は輪体3を軸方向に移動させる幅送りの際を示し
ている。更にモータM、制動機構7を作動させる
ソレノイドSOL及び電磁クラツチ10の各動作
と、輪体3の動作状態との関係を下表に示す。
【表】 次に両輪体3の位置を検出するための位置検出
手段について説明する。位置検出手段は輪体3の
移動方向の位置を、図示例にあつては上下位置を
検出するための上下位置検出部Jと、輪体3の幅
送りの際の幅位置を検出するための幅位置検出部
Hと、輪体3が偏心していることによるカバーシ
ート14側への突出量を検出するための突出量検
出部Tとの3つの検出部で構成されており、まず
上下位置検出部Jから説明すると、これは制御ボ
ツクス26内に配されたものであつて、第12図
及び第13図に示すように主軸4外周に遊転自在
に取り付けられて筒体62との間に押しばね75
で付勢された噛み合いクラツチを構成しているギ
ア69、このギア69に噛み合うギア70、ギア
70と噛み合つて輪体3の上下移動領域内で共に
1回転以内の回転を行なう円盤71及び円盤7
2、円盤71に形成されている2種の径が異なる
弧状のスリツト73、この円盤71をはさんで発
光部と受光部とが相対するセンサS1,S2、円盤7
2に形成されている3種の径が異なるスリツト7
4、そして円盤72をはさんで発光部と受光部と
が相対するセンサS3,S4,S5とから構成されてお
り、センサS1が円盤71の外周側のスリツト73
を通じてオンし、センサS2が円盤71の内周側の
孔73を通じてオンするように、またセンサS3が
円盤72の最外周のスリツト74を、センサS4が
中間のスリツト74を、センサS5が最内周のスリ
ツト74を通じてオンするようになつている。そ
してこれらスリツト73,74と各センサS1〜S5
によつて第15図に示すように上下の移動領域を
Y0からY30までの総計31ポイントを検出している
ものである。尚、前記クラツチ9を手動で解除し
てマツサージ機構を上下させても、両円盤71,
72は手動上下の際も回転する駆動軸5及び筒体
62に接続されていてこれらと共に回転するもの
であるから各検出ポイントの絶対位置が変化する
ことはない。 幅位置検出部Hは第14図に示すように一方の
輪体3の主軸4軸方向の位置を検出するものであ
つて、連結アーム25に一端が固着された検出板
78と、この検出板78に形成された3列のスリ
ツト79、そして検出板78をはさんで発光部と
受光部とが相対するセンサS6,S7,S8とで構成さ
れており、第15図に示すようにX0〜X6の総計
7ポイントを検出しているものである。尚、第1
5図中の白抜き線部はオン範囲を、黒塗り線部は
オフ範囲を示している。また、斜線を施した部分
は、輪体3の上下及び幅方向の移動領域を示して
おり、図から明らかなように移動領域の下半部の
幅が小さくなつているのは、人体の肩にあわせて
輪体3の幅方向の移動範囲の最大値を設定してこ
れを上下の全領域で実行させた場合、人体の腎臓
を輪体3で圧迫するおそれがあるからであり、こ
のような危険を避けるために図示のような移動領
域を後述する制御回路Cにおいて設定しているも
のである。 輪体3の突出量を検出する突出量検出部Tは、
偏心した輪体3が取り付けられている主軸4の回
転角を検出することで突出量の検出を行なうもの
であつて、第5図に示すように主軸4に取り付け
られた回転板77とこの回転板77に固着された
永久磁石76、そして制御ボツクス26の外面に
配されたリードスイツチやホール素子のような一
対の磁気感応型のセンサSH,SLとで構成されてい
る。そしてセンサSHは輪体3のカバーシート14
側への突出量が最大となる時に輪体3とともに回
転する回転板77における永久磁石76にてオン
し、センサSLは上記突出量が最小となる時に永久
磁石76によつてオンするようになつている。
尚、最小突出量の検出は、後述する「収納」の状
態とする際に輪体3を最小突出量の状態とし、椅
子に腰掛ける時に輪体3が人体にぶつかることが
ないようにするために行なうものである。 さてこのマツサージ機においては上述のように
偏心傾斜した輪体3の回転によるもみマツサージ
機と、輪体3の移動によるさすりマツサージとの
2種のマツサージを行なえるものであり、またも
みマツサージにおいては輪体3の回転方向によつ
て異なるもみマツサージ(もみ上げともみ下げ)
を得られるものであるが、これらのうちのどのマ
ツサージを行なわせるかを指示するための操作器
Aは制御ボツクス26内のマイクロコンピユータ
で構成されている制御回路Cにカールコードを介
して接続されたものであつて、第17図に示すよ
うに「収納」と「動作」と「停止」との3つ動作
モードを切り換えるための3位置切換型のモード
スイツチSWと、人体の座高を入力するための座
高設定スイツチSW3、制御回路Cにおいて設定さ
れている「全身」「首・肩」「腰」の3つの動作プ
ログラムパターンを切り換えるためのパターン切
換スイツチSW4、そして上記動作プログラムパタ
ーンによる動作を開始させるためのスタートスイ
ツチSW5、上下の全移動領域内(ただし上端はス
イツチSW3で支持される座高によつて変化する)
でさすりマツサージを行なうとともに上下端で移
動方向を自動反転する背筋伸ばし動作を指定する
ためのスイツチSW6、特定量の上下範囲内におけ
る自動反転さすりマツサージを任意の位置で行な
わせる部分ローリングを指定するスイツチSW13、
もみ上げを指定するためのスイツチSW7、もみ下
げを設定するためのスイツチSW8、更に部分ロー
リングにおけるさすりマツサージ及びもみマツサ
ージの変更のために操作期間中だけ輪体3を上方
に移動させることとなるスイツチSW12及び下方
に移動させることとなるスイツチSW11、操作期
間中だけ輪体3を主軸4の軸方向に移動させて一
対の輪体3の間隔を広くすることとなるスイツチ
SW9及び狭くすることとなるスイツチSW10の総
計12個のスイツチを備え、また各種動作モードを
表示するための発光素子L2〜L7を備えているも
のである。尚スイツチSW5〜SW13はいずれもプ
ツシユ時にのみオンするものである。そしてこの
操作器Aは、第16図に示すように制御回路Cと
の間の接続線の数を少なくするために制御回路C
と同じくマイクロコンピユータからなる補助制御
回路SCを具備し、各スイツチSW2〜SW13の状態
は補助制御回路SCにおける信号形成回路SC1及び
送信回路SC2を通じて制御回路Cに送られ、各発
光素子L2〜L7の駆動は制御回路Cからの認識信
号を受ける受信回路SC3及び信号判別回路SC4と
発光素子駆動回路LDとでなされる。この補助制
御回路SCにおけるタイマー回路SC5は、1回のマ
ツサージをたとえば15分程の時間に制限すること
で、使用者がマツサージを受けている最中に眠つ
てしまつた場合の過剰マツサージを防ぐためのも
のであり、タイムアツプ時には信号形成回路SC1
がモードスイツチSW2を「収納」とした時と同じ
信号を出力するようになつている。RSはリセツ
ト回路である。 制御回路Cは上記操作器Aの補助制御回路SC
からの入力に基づいて、モータMと制動機構7用
のソレノイドSOL及び電磁クラツチ10を制御
するものであつて、第16図に示すように補助制
御回路SCからの信号を受ける受信回路C1と信号
判別回路C2、受けた信号に対する認識信号を補
助制御回路SCに送るための信号形成回路C3及び
送信回路C4、輪体3の回転数及び上下動の回数
をカウントするカウント回路C5、各回路からの
信号を受けてモータMとソレノイドSOL及び電
磁クラツチ10の各負荷をどのように動かすかを
指示する動作指示回路C6、そして動作指示回路
C6の指示モータ駆動回路MD及び電磁部材駆動回
路EDに送るにあたつて各負荷の動作タイミング
を管理するタイミング設定回路C7で構成されて
おり、前記上下位置検出部Jと幅位置検出部Hと
突出量検出部Tとが接続されたものである。図中
Vは定電圧回路、SSはサージ吸収回路、RSはリ
セツト回路を示す。具体回路図を第18図に示
す。SW1は電源スイツチ、L1は電源パイロツト
ランプである。 しかしてこのマツサージ機においては操作器A
のスイツチSW2を「収納」もしくは「停止」から
「動作」に切り換えれば、操作器Aの発光素子L2
が点灯し、また制御回路Cは各負荷を一対の輪体
3が最も接近するようにまず送りねじ6の駆動に
より幅位置変更がなされ、ついでセンサSHにて検
出されるところの最大突出量となるまで輪体3が
回転し、この後輪体3は最大突出量を維持した状
態で座高設定スイツチSW3にて設定されている座
高レベルに応じてほぼ人体の肩の高さに対応する
Y3〜Y9のいずれかの上下ポイントまで移動し、
しかる後にこの上下ポイントで輪体3にもみ下げ
のもみマツサージを開始させると同時にもみ下げ
のスイツチSW8に隣接する発光素子L6を点灯さ
せる。使用者はこの上下ポインが自身の肩に合つ
ているかどうかを判断して、合つていなければ座
高設定スイツチSW3を操作してもみマツサージの
動作ポイントを再設定することで輪体3を移動さ
せて自身の肩位置に合わせる。ここで輪体3が上
記上下ポイントまで移動するにあたつて、まず最
大突出量となるようにしているのは、輪体3の位
置を使用者が明確に認知できるようにしているた
めである。またここにおけるる肩位置合わせによ
つて、つまりは座高設定スイツチSW3にて設定さ
れる座高レベルによつて上下動の動作上限も自動
的に変化する。 座高設定スイツチSW3にて設定した座高レベル
に対する制御回路Cの対応について説明すると、
人体の座高レベルは各人によつて大きな差異があ
る。そして座高レベルが異なれば肩の位置はもち
ろんマツサージを与えるべき腰の位置を異なつて
くる。しかし、人体の肩の位置と腰の位置あるい
は他の位置とはほぼ一定の比率関係にあり、たと
えば肩の位置を設定して合わせると腰の位置も上
記比率から導きだせる。このような点に着目し、
第19図に示すように座高設定スイツチSW3を
にセツトすれば最も座高が低い人に対応するよう
に上下動の上限をY6、肩位置をY9とするもので
あり、座高設定スイツチSW3をにセツトすれば
最も座高が高い人に対応するように上下動の上限
をY0、肩位置をY3とするものであつて、他の各
ポイントも座高設定スイツチSW3からの入力に応
じて自動的にずらしていくものである。ただし、
動作プログラムパターンに基づくマツサージを実
行させる場合にのみ、上記の各ポイントの自動設
定がなされるものであり、マニユアルにより背筋
伸ばしのさすりマツサージ動作を実行させること
となるスイツチSW6を操作した時には、上限につ
いてのみ有効となり、もみマツサージ及び部分ロ
ーリングのさすりマツサージを実行させることと
なるスイツチSW7,SW8及びスイツチSW13を操
作した時には座高設定スイツチSW3に関係なく上
限はY6となる。 まずマニユアルによるマツサージ動作について
説明すると、上述のようにモードスイツチSW2を
「動作」とすれば、座高設定スイツチSW3のセツ
ト位置に応じて肩位置と目される上下ポイントに
おいてもみ下げを開始する。このもみ下げ動作の
位置をもつと下方に、たとえば腰の位置にしたけ
れば「下へ」を指定するスイツチSW11を押せば
よい。この時輪体3はまず突出量を最大とした後
に下降に移るものであつて、上下位置が下限Y30
に達しない限りスイツチSW11を押し続ける間、
下降を続ける。そしてスイツチSW11のオフによ
つてその位置でのもみ下げ動作を再開する。下限
Y30に達してもなおスイツチSW11が押されている
ときには、この下限Y30位置にて全負荷をオフと
して停止し、スイツチSW11の復帰後、下限Y30位
置におけるもみ下げ動作を再開する。ところでも
み下げ動作は上方から下方へと力を人体に加える
動作であるから肩に対して有効なもみマツサージ
であるものの、肩以外の部位では下方から上方へ
と人体に力を加える動作であるもみ上げのもみマ
ツサージの方が有効である。従つてこの時にはも
み上げを指示するスイツチSW7を押せば良い。一
旦スイツチSW7をオンとすれば以後はモータMの
回転方向が反転してもみ上げの動作を始めると共
にスイツチSW7に隣接する発光素子L5を点灯さ
せる。この動作位置をもつと下方に下げたいとき
にはスイツチSW11を、上方に上げたい時にはス
イツチSW12を押せば良い。いずれの場合もスイ
ツチSW11乃至スイツチSW12を押している間は輪
体3の突出量を最大とした状態で下降乃至上昇を
行ない、スイツチSW11乃至スイツチSW12から手
を離した時点でもみ上げ動作を再開する。またこ
の時も下限Y30に達すれば一旦停止するし、上昇
の時には前述のように座高設定スイツチSW3のセ
ツトに関係なく最上限であるY0のポイントで一
旦停止してスイツチSW12のオフによりもみ上げ
動作を再開する。この任意の位置でのもみ上げ乃
至もみ下げの動作の途中から座高設定スイツチ
SW3を切り換えると、輪体3は座高設定スイツチ
SW3にてセツトされた切換位置に対応する新たな
肩位置と目されるY3〜Y9のいずれかの上下位置
に移動してもみ下げ動作を開始して、肩位置合わ
せを行なえる状態とする。第24図は以上の動作
のフローチヤートである。一対の輪体3の間隔を
もつと広くしたい時にはスイツチSW9を押せば良
い。スイツチSW9を押している間、電磁クラツチ
10が接続されて一対の輪体3は互いに離れる方
向に動く。そしてこの広がる方向の移動限界X6
(ただし前述のようにY14より下方の位置ではX4)
に達してもなおスイツチSW9が押されている時に
は前記上限や下限に達した時と同様に一旦全負荷
をオフとしてスイツチSW9のオフの後にもみ上げ
動作に復帰する。一対の輪体3の間隔を狭くした
い時にはスイツチSW10を押せば良く、狭くなる
方向の移動限界X0に達した時の動作は上記各限
界に達した時と同じである。尚、Y13よりも上方
で且つX4〜X6の範囲に輪体3が位置している状
態から輪体3を下方に下げる場合、輪体3はY13
位置において一旦輪体3の間隔をX4の位置とし
てから以後の下降を続行するようにしてある。 次に背筋伸ばしのさすりマツサージの動作につ
いて説明する。スイツチSW6を投入すると、制御
回路Cはまず一対の輪体3の間隔を最も狭く
(X0の位置)した後、一旦輪体3をセンサSHがオ
ンするまで回転させて、つまり突出量を最大と
し、ついで上限と下限との間で自動反転上下動を
行なわせて、輪体3の外輪21が人体背面の背筋
に沿つて転動するさすりマツサージ動作を開始さ
せると共に発光素子L7を点灯させる。ただし、
自動反転上下動の下限は常にY30であるが、上限
は座高設定スイツチSW3の切換位置によつてY0
とY6の間で変化する。第25図aに座高設定ス
イツチSW3をとした時の、第25図bに座高設
定スイツチSW3をとした時のフローチヤートを
示す。 部分ローリングを指定するスイツチSW13を投
入した場合には、一対の輪体3の間隔を最も狭く
(X0)し、また突出量を最大(センサSHオン)と
した後に、スイツチSW13を投入した時点におけ
る輪体3の上下ポイントYnから上方に4ポイン
ト、下方に4ポイントの上下範囲内の自動反転上
下動を輪体3に開始させると共に発光素子L7を
点灯させる。たとえば投入時に輪体3がY17と
Y18との両ポイント間に位置していた時には、自
動反転する範囲はY14とY21の間の8区間である。
尚、この部分ローリングとした時には座高設定ス
イツチSW3に関係なく最上限は常にY0ポイント
であり、また第26図に示すフローチヤートから
明らかなように、上昇がY0ポイントを越える時、
及び下降がY30ポイントを越える時には、夫々上
下動範囲を下方に、または上方にずれるようにし
てこの時にも8区間の上下動範囲が確保されるよ
うにしてある。そしてこの上下動範囲を変更した
い時にはスイツチSW12またはスイツチSW11を投
入すればよく、この時にはスイツチSW11または
スイツチSW12のオンによつて上昇もしくは下降
した区間だけ上記上下動範囲の中心を上方または
下方にずらせた状態で部分ローリングのさすりマ
ツサージ動作に復帰する。これはたとえば上記8
区間の上下動範囲の内の上限付近に輪体3が位置
する時に、スイツチSW11を投入して微少区間だ
け下降させた場合、新たな位置を中心として上下
動の範囲を決めたのでは、かえつて上下動の範囲
が上方に移つてしまうからである。一対の輪体3
の間隔を変えたい時にはスイツチSW9もしくはス
イツチSW10を投入すればよい。ただし前記背筋
伸ばしのさすりマツサージとこの部分ローリング
のさすりマツサージの場合、前述の輪体3の移動
領域の兼合いからX5以上に広くならないように、
X4を広くする方向の移動限度としている。そし
てX4もしくはX0に達した後もスイツチSW9また
はスイツチSW10が投入されている時には、一旦
停止し、スイツチSW9またはスイツチSW10のオ
フの後に突出量を最大とした状態でのさすりマツ
サージに復帰する。 モードスイツチSW2を「停止」とした場合には
制御回路Cはその場で輪体3を停止させる。スイ
ツチSW2を「収納」とした場合にはまず輪体3を
最上限Y0まで上昇させ、ついで最大間隔(X6)
をとるように輪体3を移動させてこの後輪体3の
突出量を最小(センサSLがオン)とし、然る後に
全負荷をオフとする。モードスイツチSW2を「動
作」としてから15分程が経過し、補助制御回路
SCのタイマー回路SC5がタイムアツプした時も、
この収納動作を行なう。 さて前記動作プログラムパターンに基づくマツ
サージについて以下説明する。動作プログラムパ
ターンは、制御回路Cに上下方向及び幅位置の動
作位置(上下の動作範囲)、もみ上げやもみ下げ
あるいはさすりマツサージのいずれかの動作内
容、輪体3の回転回数または上下動の回数である
動作回数とからなるデータを実行させる順に書き
込んだパターンテーブルとして予め記憶させてお
り、パターン切換スイツチSW4の切換にて「全
身」「首・肩」「腰」の各パターンに対応するパタ
ーンテーブルが呼び出されてスタートスイツチ
SW5の投入により、パターンテブールに書き込ま
れているデータが順次制御回路Cに読み込まれて
実行されるものであり、殊にこのデータのうち上
下の動作位置については座高設定スイツチSW3の
セツト位置に応じた動作実行位置が演算され、こ
れに基づいた位置での動作が実行されるものであ
る。すなわちモードスイツチSW2を「動作」とす
れば、前述のように座高設定スイツチSW3の切換
位置に応じた肩位置と目される上下位置において
輪体3がもみ下げの動作を開始するから、これで
使用者は自身の肩位置に輪体3が合つていること
を確認すれば、ついでパターン切換スイツチSW4
を上記3つのパターンのいずれかにセツトしてス
タートスイツチSW5を押せばよい。合つていない
時には座高設定スイツチSW3を切り換える。この
切換によつて、制御回路Cは第19図に示すよう
に座高設定スイツチSW3の切換位置に応じて設定
されていY3〜Y9のうちのいずれかのポイントに
輪体3を移動させるから輪体3が肩位置に合うよ
うにした後に、上記操作を行なう。 こうして動作プログラムパターンに基づくマツ
サージが始められるわけであり、以後はパターン
切換スイツチSW4によつて選択された動作プログ
ラムパターンに登録されている動作が順次行なわ
れていくものであつて、「全身」の動作プログラ
ムパターンに基づくマツサージ動作から説明する
と、この場合のフローチヤートを第23図に、輪
体3の移動軌跡を第20図に示す。第20図中の
〇で囲んだ数字は動作順序を示し、第23図のフ
ローチヤート中の〇で囲んだ数字と対応してい
る。尚、両図に示したのは座高設定スイツチSW3
が最も座高が高い人に合わせたとした場合を示
している。しかしてスタートスイツチSW5のオン
により制御回路Cはまず輪体3の間隔がX1とな
るように輪体3をその軸方向に移動させ、ついで
輪体3のカバーシート14側への突出量を最大と
するべくセンサSHがオンするまで輪体3を回転さ
せ、然る後に上限(この場合はY0)から下限Y30
の間での背筋伸ばしのさすりマツサージを開始す
る。つまりいきなりもみマツサージという強い刺
激を人体に与えるのではなく、さすりマツサージ
という弱い刺激からマツサージを始めるわけであ
る。さすりマツサージにおける上下動は上限に達
したことを検出する信号を前記制御回路Cにおけ
るカウント回路C5においてカウントすることで
その回数がカウントされ、所定回数に達すれば次
のX0・Y0位置、つまりり首位置におけるもみ上
げ動作に移り、センサSHによつて検出される輪体
3の回転回数が所定回数に達すれば、更にX0・
Y1位置でのもみ上げ動作を、これが所定回数に
達すればX1・X3位置でのもみ下げ、ついでX5・
Y3位置でのもみ下げを行なう。これら一連の首
位置及び肩位置におけるもみマツサージ動作の後
は、さすりマツサージを1回行なつて再度X0・
Y0及びX0・Y1位置でのもみ上げ動作を行ない、
この後肩位置から下方の背筋に沿つた部位に対し
て順次動作位置を下方に移しながらのもみ上げの
マツサージが行なわれる。そしてX1・Y30位置に
おけるもみ上げのマツサージの後は、X3で且つ
Y23,Y26,Y29である位置におけるもみ上げのマ
ツサージが行なわれる。こうして強い刺激を人体
に与えるもみマツサージが、上方の部位から下方
の部位へ、また身体のの中心部から外側の部位へ
と移行しつつ首ら肩、腰等の各部位においてなさ
れた後は、身体を整える意味で再度X1位置での
さすりマツサージが所定回数行なわれて弱い刺激
を身体全体に加えてマツサージを終了する。そし
て最後はモードスイツチSW2を「収納」とした時
と同様に輪体3をX6・Y0位置に移動させて突出
量を最小とした状態で輪体3の動きを停止させ
る。 以上は前述のように座高設定スイツチSW3が最
も座高が高い人に合わせたものとなつている時で
あるが、座高設定スイツチSW3がたとえばにセ
ツトされている時には、第19図に示すように上
記動作説明における上下位置はY0がY3に、Y1が
Y4に、Y15がY16にというようにすべて下方へと
シフトされた状態で実行される。スタートスイツ
チSW5を投入して後に座高設定スイツチSW3を切
り換えた場合には、この切換操作以後の動作は新
たにセツトされた座高レベルに基づくものとな
る。 パターン切換スイツチSW4を「首・肩」として
スタートスイツチSW5をオンさせた場合には、第
21図に示すような順序でなされるマツサージ動
作を実行する。すなわちさすりマツサージという
弱い刺激を与えるマツサージから始まつて、次に
もみマツサージという強い刺激を与えるマツサー
ジに移る。またこのもみマツサージは上方の部位
から下方の部位へ、身体の中心部から外側の部位
へと順次動作位置を移行して行なう。尚、肩位置
ではもみ下げ、他の部位でのもみマツサージはも
み上げ動作でなされる。そして最後は身体を整え
るために全身にさすりマツサージを行なつた後、
収納位置X6・Y0に輪体3を移動させる。 パターン切換スイツチSW4を「腰」としてスタ
ートスイツチSW5をオンさせた場合には、第22
図に示すように、まず全身のさすりマツサージ
を、ついでY20より下方の部位に対するさすりマ
ツサージを行ない、この後何度か上下しつつX1
位置でのもみ上げマツサージを行なつて、身体の
中心部をほぐし、更に中心部から外側へ、また上
方から下方へと動作位置を変えつつもみ上げマツ
サージを行なう。このように腰に対するもみ上げ
マツサージという強い刺激を与えた後は、一旦下
半部のさすりマツサージを、ついで全身のさすり
マツサージを行ない、最後は収納位置に輪体3を
移動させる。尚、第21図及び第22図も、座高
設定スイツチSW3がにセツトされている場合を
示し、座高設定スイツチSW3が他の位置にセツト
されている時には、各上下ポイントは第19図に
示すポイントに、たとえば座高設定スイツチSW3
がにセツトされているのであればY20のポイン
トはY22のポイントにシフトされてマツサージ動
作が実行される。 以上の動作説明から明らかなように、このマツ
サージ機においてはパターン切換スイツチSW4を
どの位置に切り換えても、制御回路Cからの指示
に基づいて行なわれるマツサージ動作の主体であ
るもみマツサージは、常に上方から下方へ、また
中央部から外側への動きを基調としているもので
あり、この移動を行なうことによつて、人体の各
部の「つぼ」を順次マツサージしていくものであ
る。尚、輪体3がもみマツサージを行なう各位置
は、人体の「つぼ」を参照して設定してあるのは
無論のことである。尚、本実施例において輪体3
の回転駆動を止めた状態における移動によつて得
られるさすりマツサージは、付加的機能能であつ
て本発明に必須のものではない。 [発明の効果] 以上のように本発明においては、人体体の各
「つぼ」をマツサージするにあたつて、上方から
下方へ、そして中心側から外側へと、つまりは人
体の心臓からの血液の流れに沿つた順序で順次各
「つぼ」をマツサージしていくものであつて、各
「つぼ」をむらなく且つマツサージ効果がより高
くなる順序でもつてマツサージしていくものであ
るから極めて効果の高いマツサージを得られるも
のであるとともに、施療子を移動させるための操
作の手間も要さないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2図は同
上の背面側の斜視図、第3図は同上のマツサージ
機構の斜視図、第4図は同上の破断平面図、第5
図は同上の破断背面図、第6図は同上の側面図、
第7図a,bは同上の制御機構の縦断面図及び横
断面図、第8図は同上の制動機構の分解斜視図、
第9図a,bは同上の制動機構の異なる方向から
見た横断面図、第10図は同上のクラツチの断面
図、第11図a,b,cは同上の動力伝達系統
図、第12図は同上の上下位置検出部の斜視図、
第13図は同上の上下位置検出部の円盤の正面
図、第14図は同上の幅位置検出部の斜視図、第
15図は同上の検出部による検出点の説明図、第
16図は同上のブロツク回路図、第17図は同上
の操作器の正面図、第18図は同上の回路図、第
19図は同上の座高設定スイツチによる動作位置
のシフトの説明図、第20図、第21図及び第2
2図は同上の輪体の移動軌跡を示す説明図、第2
3図、第24図、第25図a,b及び第26図は
同上の動作のフローチヤートであり、3は施療子
としての輪体、4は輪体を回転駆動するための主
軸、5は輪体を上下方向に移動させるための駆動
軸、6は輪体を左右方向に移動させるための送り
ねじ、Cは制御回路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに離間した対として並設された施療子
    と、この施療子を人体の方向へ押圧する駆動手段
    と、施療子の間隔を変化させる間隔可変手段と、
    両施療子をその並設方向と交差する方向であり且
    つ施療対象としての人体の上下方向に移動させる
    移動手段と、駆動手段と間隔可変手段及び移動手
    段の動作を制御する制御手段とを備え、施療開始
    信号の入力に伴い上記制御手段は、間隔可変手段
    と移動手段とを制御して上記駆動手段による施療
    子の駆動動作位置を、予め設定された手順に従
    い、移動手段による施療子の移動方向の上方側で
    且つ施療子の間隔が小さい側を基点として、施療
    子の移動方向の下方側で且つ施療子の間隔の大き
    い側へと順次移行させるものであることを特徴と
    するマツサージ機。
JP9337284A 1984-05-10 1984-05-10 マツサ−ジ機 Granted JPS6024843A (ja)

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