JPH0221580B2 - - Google Patents

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JPH0221580B2
JPH0221580B2 JP22807782A JP22807782A JPH0221580B2 JP H0221580 B2 JPH0221580 B2 JP H0221580B2 JP 22807782 A JP22807782 A JP 22807782A JP 22807782 A JP22807782 A JP 22807782A JP H0221580 B2 JPH0221580 B2 JP H0221580B2
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group
layer
resin
original plate
fluorine
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Application number
JP22807782A
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JPS58112796A (ja
Inventor
Eiji Hayakawa
Akio Kojima
Tadashi Arai
Masatoshi Sakuma
Jukichi Toyoshima
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP22807782A priority Critical patent/JPS58112796A/ja
Publication of JPS58112796A publication Critical patent/JPS58112796A/ja
Publication of JPH0221580B2 publication Critical patent/JPH0221580B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/26Electrographic processes using a charge pattern for the production of printing plates for non-xerographic printing processes
    • G03G13/28Planographic printing plates
    • G03G13/286Planographic printing plates for dry lithography

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、湿し水を使用する事なく、印刷を可
能とする平版を作成するための原版であり、電子
写真製版法により、画像層(以後、トナー像とよ
ぶ)を形成することによつて、簡便に平版を製版
可能とするための印刷原版に関するものである。 平版印刷を行うにあたつて、湿し水を使用する
ことなく印刷を可能とする版材としては、シリコ
ーンの優れたインキ反撥性を利用した、いわゆる
ドライオフセツトプレートといわれる平版印刷版
があり、シリコーン樹脂上に、電子写真法を利用
して、インキ受容性部分を設ける製版方法が提案
されている。例えば、特開昭50−904号公報には、
インキ反撥性のシリコーン樹脂にインキ受容部と
なるトナー粒子像を埋めこんだ印刷板、特開昭49
−119904号公報には、シリコーンゴムと無機粉体
から成る層にトナー像を転写し、次いで、熱定着
させて印刷版等が開示されている。しかしなが
ら、これらの平版印刷版では、用いられるシリコ
ーン樹脂における未硬化時のトナーの付着性が良
好ではあるものの、硬化後には、その低表面エネ
ルギー面のために、インキ反撥性は良好である反
面、融解したトナー像のハジキ現象が見られ、線
の細り、切れ、ベタ面の斑点模様が現われる。し
かも、トナー像とシリコーン樹脂との十分な接着
性が得られないため、多数枚の鮮明な優れた印刷
物は得る事ができない。 このため、トナー像とシリコーン樹脂との密着
性、ぬれ特性の改善のために、特開昭50−71405
号公報、同50−71406号、同50−78403号、同50−
78404号公報には、半硬化または未硬化のシリコ
ーン樹脂を塗布し、トナー像を転写熱定着後、シ
リコーン樹脂を硬化させる方法等が開示されてい
る。また、特開昭52−29305号公報、同50−
161306号公報には、シリコーン樹脂にトナーと相
溶性または反応性のある極性基を導入する方法、
同51−84302号公報には、インキ反撥性部分とト
ナー受容性部分をグラフト重合させた、シリコー
ン樹脂を塗布する方法が示されている。しかしな
がら、シリコーン樹脂を半硬化、または未硬化の
状態で長期間保存する事は困難であり、また、シ
リコーン樹脂中にトナー受容性物質をブレンドあ
るいはグラフト重合化したものは、トナーの付着
性は良好であつても、印刷において地汚れが発生
する傾向がある。 本発明の目的は、上記の如き欠点のない湿し水
不要の平版用原版を提供する事にある。本発明の
他の目的は、電子写真方法を応用し、容易に製版
可能な平版用原版を提供することにある。 本発明者等は、シリコーン樹脂のインキ反撥性
を損うことなく、トナーの定着性、および融着ト
ナー像のぬれ特性、表面平滑性を改善する方法に
つき、長年にわたり研究を進めて来たが、シリコ
ーン樹脂中に特定の含フツ素型界面活性化合物を
混入することにより、トナー像の定着性は良好と
なる事を見出した。更に、該含フツ素型界面活性
化合物を含むシリコーン樹脂層と支持体の間に、
トナー用樹脂に対して相溶性の高い樹脂、あるい
は用いられるトナー用樹脂が反応性活性基を有す
る場合には、トナーと化学結合可能な、特定の化
学反応活性基を持つ様な樹脂からなる、アンカー
コート層を設ける事により、トナーの定着性、ぬ
れ特性、および表面平滑性は、更に一段と優れた
ものになる事を確認し、本発明を完成するに至つ
た。 すなわち、本発明は、支持体上にトナー像と熱
溶融時に相溶性のある、あるいはトナーと化学反
応可能な、反応性活性基を有する樹脂からなるア
ンカーコート層が設けられ、該アンカーコート層
上に、次の一般式():Rf−SO2−Yで示され
る含フツ素型界面活性化合物を含有したシリコー
ン樹脂、好ましくは、室温または低温硬化型シリ
コーン樹脂よりなるインキ反撥層が設けられ、該
インキ反撥層上に含フツ素型界面活性化合物の配
向層が形成されていることを特徴とする、湿し水
不要な平版用の原版である。 但し、前記一般式()において、Rfは、炭
素数3ないし12のフツ素化脂肪族基、Yは、含窒
素連結部を有する親水基を表わすものとする。 以下、上記の本発明について、図面に基ずき詳
細に説明する。 第1図は、本発明の平版用原版の構成を模式的
に例示する拡大部分断面図である。該原版は、支
持体1と、インキ反撥層3の間に、アンカーコー
ト層2が形成され、アンカーコート層2は、製版
に当つてこの原版上に重ねて形成される画像層即
ちトナー像5との相溶性を有する樹脂または、該
トナー像5との反応性を有する活性基を保有する
樹脂によつて形成される。インキ反撥層3は、一
般式()で示される含フツ素型界面活性化合物
3′が分散あるいは溶解したシリコーン樹脂層で
あり、該インキ反撥層3の表面には界面活性化合
物の特性として、含フツ素型界面活性化合物の表
面配向層4が生成されている。 次に第2図は、電子写真感光体または、転写用
基材6の上に作られた文字、図形、記号、絵柄な
どの任意の画像層即ちトナー像5を該原版に直接
のせた状態を示し、第3図は該トナー像を、静電
転写、あるいは押圧転写により、該原版上に転写
した状態を示すものである。 更に第4図は、該原版のトナー像を加熱溶融後
の状態であり、加熱中に表面配向層4が蒸散し、
印刷可能となつた版の構造である。 尤も、この様にして得られた平版は、時として
トナー像5の加熱後も、非画線部に表面配向層4
が若干残存する場合がある。第5図は、その様な
状態を示すもので、その場合には、得られた版の
表面を、メタノールその他の極性溶媒で払拭する
ことにより、極めて容易に表面配向層4を除去す
ることが可能である。この様にして、第4図の如
き印刷可能な平版が得られる。 上記の如く、本発明の平版用原版は、支持体
1、アンカーコート層2、含フツ素型界面活性化
合物3′を含有したインキ反撥性シリコーン樹脂
層3、および含フツ素型界面活性化合物の表面配
向層4より構成されるものである。 支持体1は、どのようなものであつてもよい
が、平版印刷版として使用されるため、強度の高
いものが好ましい。 また、アンカーコート層2の役割は、トナー像
5をシリコーン樹脂面上に強固に接着させ、か
つ、シリコーン樹脂面のぬれを良くする事であ
り、このためアンカーコート層2に用いられる樹
脂は、加熱時においてトナー像5と相溶性のある
もの、またはトナー像5と化学的に反応可能な活
性基を有する樹脂である事が必要である。通常、
トナーとして使用される樹脂の例をあげると、エ
ポキシ樹脂、飽和および不飽和ポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂、スチレン・ブタジエン樹
脂、フエノール樹脂、スチレン−アクリル樹脂、
スチレン−無水マレイン酸樹脂、キシレン樹脂、
塩ビ−酢ビ共重合体、およびシリコーン樹脂等で
あり、これらの樹脂は、単独あるいは混合物とし
て使用される。アンカーコート用樹脂は、これら
のトナー用樹脂と加熱時において相溶性のある樹
脂、あるいは、トナーの熱溶融時に、化学結合を
生じさせうる様な反応性活性基を有する樹脂との
組合せである事が望ましい。 この様な反応性活性基としては、アミノ基、エ
ポキシ基、不飽和基、水酸基、カルボキシル基、
メルカプト基、イソシアネート基(ブロツクされ
たものも含む)、ニトリル基、イミノ基等があげ
られ、上記活性基を有する樹脂は、エポキシ樹
脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、フエノール系樹
脂、スチレン−無水マレイン酸共重合樹脂、ポリ
エステル樹脂、アクリルおよびメタクリル樹脂、
スチレン−ブタジエン樹脂、ポリサルフアイド樹
脂、ブロツクイソシアネート樹脂等、もしくはこ
れらの混合物があげられる。 この様な、アンカーコート用樹脂と反応性ある
いは、相溶性のある、好適なトナー用樹脂との組
合せの例を表1に列挙する。
【表】
【表】 アンカーコート層2を設けるには、上記樹脂単
独、あるいは2種以上の混合系に対し、適当な溶
剤を加えて混合し、これを支持体1上に、ドクタ
ーブレード、エアーナイフコーテイング、あるい
はワイヤーナイフコーテイングなどにより塗布す
る。 塗布量としては、トナー像が充分にシリコーン
樹脂表面にアンカーされるための適当な厚さが必
要であり、乾燥時において少くとも0.1μ以上の厚
さを有することが望ましい。更にアンカーコート
層2は、適当な活性基を有する樹脂の組合せある
いは、感光性樹脂の添加等により、僅かに架橋硬
化させ、次に塗布されるシリコーン樹脂溶液の溶
剤に侵されない様にする事も可能である。 アンカーコート層2の上に設けられる、インキ
反撥層3を形成するシリコーン樹脂としては、ポ
リジメチルシロキサンのような重合体鎖にメチル
含有基のみを有するもの、重合体鎖にメチルおよ
びフエニル含有基の両者を有するゴム、ならびに
重合体鎖にメチル基およびビニル基、メチルおよ
びフツ素基の両者、またはメチル、フエニルおよ
びビニル基を有するゴム等が挙げられるが、メチ
ル基を側鎖にもつ、低温あるいは室温硬化型シリ
コーン樹脂が好ましく、特に感圧接着シートにお
いて用いられる剥離紙用のシリコーンゴム(例え
ば東芝シリコーン社製YSR−3022、YSR−7031、
信越シリコーン社製KS 705F、KS−770、KS−
709等)が最適である。 インキ反撥層3および、含フツ素型界面活性化
合物の表面配向層4を設けるには、シリコーン樹
脂に有機スズ化合物、有機亜鉛化合物、有機チタ
ン化合物、あるいは有機アミンなどのシリコーン
硬化触媒を添加し、更に一般式()で示される
含フツ素界面活性化合物の極性溶媒の溶液を混合
撹拌し、必要とあればアンカーコート層を侵さな
い適当な溶媒例えば、ヘキサン、n−ヘプタンな
どの炭化水素系溶剤を加えて混合し、ドクターブ
レード、ワイヤーコーター等で塗布し、これを常
温または低温にて、乾燥硬化させる。 溶媒蒸発時において、シリコーン樹脂溶液中に
分散あるいは溶解した、含フツ素界面活性化合物
3′は、その界面活性が大であることにより、界
面活性化合物の一部は、シリコーン樹脂表面に配
向し、表面配向層4を形成する。また、残りの含
フツ素型界面活性化合物は、シリコーン樹脂中に
溶解あるいは分散し、加熱時のトナーの浸透、拡
散の通り道となりうるものである。 シリコーン樹脂に添加される、一般式()の
界面活性化合物は、式中、Rfが特に炭素数3〜
12のパーフロロアルキル基であるものが望まし
い。この様な化合物は、Yの持つ極性基によつ
て、非イオン性基を有するもの、陰イオン性
基を有するもの、陽イオン性基を有するもの、
の組合せによる両性のものに分けられ、
次の如きものと例示することができる。(但し、
式中、RはHまたは、C1〜C12の脂肪族基、R′は
C1〜C3の脂肪族基を表わす。) この様な含フツ素型界面活性化合物の添加量と
しては、シリコーン樹脂に対し、それの0.1〜10
重量%が適当で、特に0.2〜4重量%程度がより
好ましい。また、インキ反撥層3の塗布量として
は、後述の様に、トナー層5およびアンカーコー
ト層2の浸透・拡散の状態により異るものである
が、0.1μ〜50μが適当である。特に1〜15μ程度が
好ましく、0.1μ以下ではアンカーコート層がシリ
コーン樹脂表面まで浸透し、地汚れが生じやす
く、また、50μ以上では、トナー像の定着性が悪
い結果となる。 本発明の印刷原版に応用可能な電子写真製版法
には、シリコーン塗面にトナー像を転写させるゼ
ログラフイー法による方法、または電子写真感光
体上の静電潜像をインキ反撥層上に転写し、液体
あるいは粉体トナーにより現像し、トナー像を設
ける潜像転写法があげられる。上記電子写真製版
法により設けられるトナー像5においては、表1
に示した様な、アンカーコート層樹脂との好適な
組合せによる樹脂が使用されるべきである。 トナー像5およびアンカーコート層2は、第4
図に示される如く、加熱溶融時に含フツ素型界面
活性化合物の作用によつて、シリコーン樹脂中に
浸透、拡散をおこすものである。該機構に対する
含フツ素型界面活性化合物の有用な作用の一つと
して、強力な表面張力低下能があげられる。トナ
ー熱溶融時において、含フツ素型界面活性化合物
の表面配向層の一部は融解トナー中に溶け出し、
融解トナーの表面張力を低下させる。このため、
融解トナー成分は、硬化シリコーン樹脂の網目
中、あるいは硬化シリコーン樹脂中に分散または
溶解した含フツ素型界面活性化合物中に浸透・拡
散をおこす。同時に、アンカーコート成分も融解
トナーと同様、硬化シリコーン樹脂中に分散ある
いは溶解した含フツ素型界面活性化合物の作用に
より、シリコーン樹脂中へ浸透・拡散をおこし、
浸透したトナー成分と接触、架橋反応により、ト
ナー像5は強固に、シリコーン樹脂表面に定着さ
れ、容易には脱落しないものとなる。 更に、融解したトナー像は、含フツ素型界面活
性剤の溶解により表面張力が低下している事、お
よび浸透したアンカーコート層がある事により、
シリコーン樹脂へのぬれ特性、表面平滑性が優れ
たものであり、線の細り、切れ、ベタ面の斑点模
様のない非常に鮮明な印刷物を与えることが可能
である。また、アンカーコート層を設けることに
より、シリコーンゴムは強く支持体に接着され、
シリコーン樹脂の耐摩擦性が向上し、トナーの接
着性も大であるために耐刷枚数も大きく向上する
ものである。この様な浸透効果をより効果的に行
なうにはトナー層、およびアンカーコート層中に
低分子量の樹脂成分を意識的に加えることも可能
である。 該含フツ素型界面活性化合物の第2の有用性と
して、トナー融解温度付近での熱分解性、揮発性
あるいは昇華性がある事、ならびに極性溶剤への
良溶解性があげられる。すなわち、該含フツ素型
界面活性化合物は、その化学構造に基ずく原因に
より、80〜200℃の範囲に加熱すると分解するか、
あるいは、90〜200℃の範囲において、揮発また
は昇華する性質を有しているものである。このた
め、インキ受容部であるトナー像が溶融する温度
において、硬化シリコーン樹脂中にトナー成分が
浸透・定着する間に、シリコーン樹脂表面の含フ
ツ素型界面活性化合物の表面配向層4は、融解ト
ナー中に溶解すると同時に、分解、揮発または昇
華により徐々に蒸散し、シリコーン樹脂表面が露
出される事となり、撥インク性部分となるもので
ある。 また、該含フツ素型界面活性化合物は、水、ア
ルコールケトン等の極性溶媒に対し、非常に溶解
性が優れており、トナー定着後に原版を水、メタ
ノールの様なシリコーン樹脂およびトナー像を溶
解しない極性溶媒を含ませた布等で払拭すること
により、含フツ素型界面活性化合物の表面配向層
4は容易に除去され、シリコーン樹脂表面が露出
し、インキ反撥性部分となる。 該原版において、含フツ素型界面活性化合物の
表面配向層4が除去されない場合には、インキ反
撥性は不良であり、表面配向層の除去により、イ
ンキ反撥性は良好となり、印刷可能な状態となる
ものである。 トナー像を融解させ、かつ含フツ素型界面活性
剤を熱蒸散させることは、熱オーブン中での加
熱、あるいは赤外線ヒーターによる加熱等の、従
来複写機等に使用されている熱定着方法により、
充分可能である。 上記の様な機構は、シリコーン樹脂中に含フツ
素型界面活性化合物が添加されること、ならびに
インキ反撥層と支持体との間に、アンカーコート
層を設けて初めて成し遂げられるものであり、本
発明の特徴はこれらの点にある。 以上の様に本発明の印刷原版は、容易に製版可
能であり、鮮明な画線を被印刷体に表わすことが
でき、耐刷力があり、多数枚の印刷を行う事がで
きる。また、湿し水を使用しないため、インキの
乳化などの湿し水によるトラブルの発生がなく、
更に印刷機も簡単な構造とすることができる。 次に、実施例について更に詳しく説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例 1 ラツカマイド394−N(商品名、大日本インキ化
学(株)製、ポリアミド系樹脂) 20部* ブタノール 40部 キシロール 40部 (*重量部を表わし、以下同様とする) からなるアンカーコート用樹脂溶液(不揮発分濃
度20%**)を、ポリエチレンラミネート紙上に
乾燥膜厚が5μとなる様に塗布し、室温にて乾燥
し、アンカーコート層を設けた。 (**重量%を表わし、以下同様とする) さらに、 YSR−3022(商品名、東芝シリコーン社製品、
ハク離紙用シリコーン樹脂) 10部 YC−6831(同上、YSR−3022用硬化触媒)
0.4部 YC−6919(同 上) 0.2部 n−ヘプタン 49.4部 からなるシリコーン樹脂溶液60部に、添加物(界
面活性化合物)として、C8F17SO2N
(CH2CH2OH)2の5%メチルエチルケトン溶液
2.4部を混合撹拌し、塗布溶液とする。この溶液
を、前記アンカーコート層上に、乾燥膜厚が5μ
になる様に塗布し、室温にて24時間乾燥硬化す
る。この様にして得られた印刷原版に、乾式電子
複写機(U−Bix1500小西六写真工業製)によ
り、エポキシ系樹脂を主成分とするトナーを用い
て、トナー像を形成せしめ、160℃、2分で熱処
理を行い、平版印刷版を作成した。この版を小型
オフセツト印刷機(A・B・DICK326型、A・
B・DICK社製)に取り付け、ドライオカラープ
ロセス墨N(大日本インキ化学工業製)を用い、
湿し水を使用せず、印刷を行つたところ5000枚以
上の高品質の印刷物が得られた。 また、この印刷原版は、6ケ月後もその性能に
おいて変化がなく、同様に製版が可能であつた。 実施例 2 実施例1において、アンカーコート用樹脂溶液
として、 バーノツクD−750(商品名、大日本インキ化学
工業製、ブロツクイソシアネート樹脂) 33部 酢酸エチル 67部 からならる樹脂溶液(不揮発分濃度20%)を使用
した他は全く同様にして印刷原版をつくり、製
版・印刷を行つた。この原版を使用した結果は実
施例1と同様、トナーの接着性、およびインキ反
撥性が優れ、かつ5000枚以上の充分な耐刷力を示
すものであつた。 実施例 3 実施例1において、アンカコート用樹脂とし
て、 ベツカサイト P−720(天然樹脂変性マレイン
酸樹脂、大日本インキ化学工業製) 20部 イソプロピルアルコール 40部 キシロール 40部 (不揮発分濃度20%) からなる樹脂溶液を使用した以外は、実施例1と
同様に行つて印刷原版をつくり、製版・印刷を行
つた。結果は実施例1と同様に、非画線部におけ
るインキ反撥性が良好で、4000枚以上の耐刷力を
有する版が得られた。 実施例 4 アンカーコート用樹脂溶液として エピコート828(商品名、液状エポキシ樹脂、シ
エル化学社製) 3部 エピコート1001(同上、固体エポキシ樹脂、シ
エル化学社製) 3部 チオコールLP−3(同上、ポリサルフアイド系
樹脂、東レチオコール社製) 14部 トルエン 80部 エポキシ基/サルフアイド基=1/2.7(当量
比) 不揮発分濃度 20% からなる樹脂溶液を用いて、アート紙上に乾燥膜
厚が5μ以上となる様に塗布し、140℃にて3分加
熱し、部分架橋したアンカーコート層を設けた。 更にインキ反撥層として、 YSR−7031(商品名、東芝シリコーン社製品、
ハク離紙用シリコーン樹脂) 10部 YC−8610(同上、YSR−7031用硬化触媒)
0.3部 n−ヘプタン 49.7部 からなるシリコーン樹脂溶液60部に添加物(界面
活性化合物として の5%メチルエチルケトン溶液2.4部を混合し、
この溶液を前述のポリサルフアイド−エポキシ混
合系アンカーコート層上に、乾燥膜厚が5μとな
る様に塗布し、室温にて24時間乾燥硬化させる。
この様にして得られた印刷原版に、実施例1と同
様にして、エポキシ樹脂を主体とするトナー像を
設け、150℃、60秒、赤外線熱定着器で定着して
製版したのち、実施例1と同じ要領で印刷試験を
おこなつたところ、5000枚以上の耐刷力を有し、
かつインク汚れの全くない鮮明な印刷物が得られ
た。 実施例 5 エピコート1001(前出) 15部 エピコート828(同上) 4部 メチルエチルケトン 20部 トルエン 60部 よりなるアンカーコート樹脂溶液(不揮発分濃度
20%)をポリエチレンラミネート紙上に乾燥膜厚
が5μになる様に塗布し、室温にて乾燥する。 さらに、 YSR−3022(前出) 10部 YC−6831(同上) 0.4部 YC−6919(同上) 0.2部 n−ヘプタン 49.4部 からなるシリコーン樹脂溶液60部に添加物(界面
活性化合物)として
【式】の5%ブ チルセロソルブ溶液1.2部を混合撹拌し、塗布溶
液とする。この溶液を前述エポキシ樹脂系アンカ
ーコート層上に、乾燥膜厚が5μになる様に塗布
し、室温にて24時間、乾燥硬化せしめた。 この様にして得られた印刷原版にゼログラフイ
ー式電子複写機(U−Bix 101、小西六写真工業
社製)でポリアミド樹脂を主体とするトナー、お
よびスチレン−無水マレイン酸樹脂を主体とする
トナーを用いて、転写画像をつくり160℃、1分
間加熱定着し、平版印刷版を作成した。この版を
用いて実施例1と同様にして印刷を行つたとこ
ろ、いずれも、線の切れがなく、網点画像部の再
現性が良い、鮮明な画像が得られ、更に5000枚印
刷後においても、版面のトナー画像は脱落してい
なかつた。 実施例 6 実施例1において、添加物として
C8F17SO2NH2の2.5%ブチルセロソルブ溶液を2.4
部用いた他は、全く同様にして原版を得た。この
原版を使用した結果、実施例1と同様の好結果が
得られた。 実施例 7 実施例5において、界面活性化合物として
【式】の5%ブチ ルカルビトール溶液2.4部を使用した以外は、全
く同様にして原版を得、次いで製版を行つた。こ
の版面をメタノールを含ませたガーゼで均一にぬ
ぐい、送風乾燥した後、平版印刷機にとりつけ、
実施例5と同様に印刷したところ、非画像部のイ
ンキ反撥性に優れ、鮮明な印刷物が得られた。更
に、この版面のトナー像は6000枚印刷後も、脱落
等の変化は見られなかつた。 比較例 1 実施例1において、アンカーコート層を設け
ず、更に、添加物を使用することなく、シリコー
ン樹脂溶液のみを用いた他は全く同様にして、イ
ンキ反撥層を設け、実施例1と同様にして原版を
得、次いでトナー像を形成せしめた版では、印刷
物の地汚れはほとんどないが、耐刷性は全くなか
つた。 比較例 2 実施例1において、アンカーコート層を設ける
ことなく界面活性化合物を含むシリコーン樹脂溶
液のみを用いた他は全く同様にして、シリコーン
樹脂溶液を塗布した。室温にて24時間保存した
後、実施例1と同様の製版方法で、トナー像を形
成せしめた版では、印刷物の地汚れはほとんどな
いが、版面のトナー像はわずかながら、線の切れ
が見られ、更にベタ面においてシリコーンによる
ハジキ現象が現われていた。また、この版は2000
枚印刷後において、ベタ面の一部が脱落している
ものであつた。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例を模式的に示すもの
で、第1図は、本発明に係る平版用原版の拡大部
分断面図であり、第2図ないし第5図は、本発明
の平版用原版を用い、電子写真法を利用して製版
する工程を模式的に示す拡大部分断面図であり、
図中の符号は次の通りである。 1……支持体、2……アンカーコート層、3…
…インキ反撥層、3′……界面活性化合物粒子、
4……界面活性化合物配向層、5……画像層(ト
ナー像)、6……電子写真像転写用基材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持体上にインキ反撥層が形成された平版用
    原板において、支持体1とインキ反撥層3との間
    にアンカーコート層2が形成され、アンカーコー
    ト層2は、製版時にインキ反撥層3上に加熱定着
    されて重ねられるトナー画像層5との相溶性を有
    する樹脂、または該画像層5との反応性を有する
    活性基を保有する樹脂によつて形成され、 インキ反撥層3は、一般式:Rf−SO2−Y (但し、式中Rfは、炭素数3ないし12のフツ素
    化脂肪族基、Yは、含窒素連結部を有する親水基
    を表わす。) で示される含フツ素型界面活性化合物の混入され
    たシリコーン樹脂で形成され、該インキ反撥層3
    上に含フツ素型界面活性化合物の配向層4が形成
    されたことを特徴とする湿し水不要平版用の原
    版。 2 含フツ素型界面活性化合物が、フツ素化脂肪
    族基としてパーフロロアルキル基を有するもので
    ある特許請求の範囲第1項に記載の原版。 3 含フツ素界面活性化合物が、シリコーン樹脂
    の0.1ないし10重量%混入された特許請求の範囲
    第1または第2項に記載の原版。 4 アンカーコート層2を形成する樹脂が、画像
    層5との反応性を有する活性基として、アミノ
    基、エポキシ基、不飽和基、水酸基、カルボキシ
    ル基、アルデヒド基、メルカプト基、イソシアネ
    ート基(ブロツクされたものも含む)、ニトリル
    基、イミノ基のいずれか1種以上を有する樹脂で
    ある特許請求の範囲、第1,2または、3項に記
    載の原版。 5 アンカーコート層2の厚さが0.1μ以上で、イ
    ンキ反撥層3の厚さが0.1ないし50μとされた、特
    許請求の範囲第1,2,3または4項に記載の原
    版。
JP22807782A 1982-12-27 1982-12-27 湿し水不要平版用の原版 Granted JPS58112796A (ja)

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