JPH02235849A - 2―アミノアルコールの製造法 - Google Patents
2―アミノアルコールの製造法Info
- Publication number
- JPH02235849A JPH02235849A JP1056153A JP5615389A JPH02235849A JP H02235849 A JPH02235849 A JP H02235849A JP 1056153 A JP1056153 A JP 1056153A JP 5615389 A JP5615389 A JP 5615389A JP H02235849 A JPH02235849 A JP H02235849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alcohol
- phenyl
- compound
- aza
- amino
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は1−アザー2−シラシク口ブタン化合物を出発
原料として,2−アミノアルコールを製造する方法に関
する.とくにl−アザーシラシク口ブタン環の3位と4
位においてそれぞれの置換基が異なる場合には立体特異
性のある2−アミノアルコールを得ることができる. (従来の技術) 2−アミノアルコールの製造方法としては、α一アミノ
ケトンを還元する方法がある.しかし、この方法は立体
選択性が低く、立体選択的な2一アミノアルコールの製
造には適さない.また、アリルアルコールなどの不飽和
アルコールをシャープレス酸化によってエボキシ化した
のち、アミンまたはアジ化合物イオン(NS−)によっ
て開環する方法が知られている(C. H.Behre
ns. K. B. Sharpless; Aldr
ichimicaActa,第16巻、第4号、第67
〜79ページ(1983年)).シかし、この方法はエ
ポキシ基の開環反応における切断位置が選択的でないた
め、目的とする2−アミノアルコールの収率が低い.ま
た、一般に立体選択性が悪い. さらに、アリルアミンのカルバマートをヨウ素によって
分子内環化したのち、開環する方法によって、立体選択
的に2−アミノアルコールが得られることが知られてい
る(S. Kobayashi. T.Isobe,帽
Ohno; Tetrahedron Letters
, 2 5巻、44号、5079〜5082ページ(1
984年)).この方法では酸化性条件で環化反応を進
める必要があり、また開環によって得られる化合物は、
本発明と異なりヒドロキシ化アミノ酸である. また、2−アミノ第3級アルコールの合成法としては、
グリニャール試薬を用いる通常のアルキル化法のほか、
シアンヒドリンをトリメチルシリル化したのちグリニャ
ール試薬と反応させ、次で水素化ホウ素ナトリウムなど
の還元剤で処理する方法( L. R. Krepsk
iほか; Synjl1esis.4号、301〜30
3ページ(1986年)が知られているが、これらの方
法はグリニャール試薬を用いるため、工業的に取扱いに
くいという難点がある. (発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、2−アミノアルコールを工業的に容易
で,収率よく製造する方法を提供することにある.また
1−アザージシラシク口ブタン環の3位と4位において
それぞれの置換基が異なる2−アミノアルコールを立体
選択的に製造する方法を提供することにある. [発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の方法は、一般式 Rコ (式中、R’−R’は前述と同じであり、R8はアルコ
ール残基を表す) で示されるシリルアミノ化合物とし、次にこれを酸化的
に脱シリル化することを特徴とする、一般式 (式中、R’.R”、R3、R4およびR1はそれぞれ
水素原子または炭化水素基を表し、R6は同一または相
異なる炭化水素基を表し、R7は水素原子または有機基
を表す) で示されるl−アザー2−シラシク口ブタン化合物にア
ルコールを反応させて,一触式 R; (式中、R l,,, R Sは前述と同じ)で示され
る2−アミノアルコールの製造法である. R1〜R6の炭化水素基としては、好ましくは脂肪族不
飽和結合を含まぬ炭化水素基であり、例えばメチル、エ
チル、プロビル、イソブロビル、ブチル、ペンチル、ヘ
キシル、ヘブチル、才クチル、ノニル,デシル、ドデシ
ルのようなアルキル基:シクロペンチル、シクロヘキシ
ルのようなシクロアルキル基;ベンジル、2−フェニル
エチルのようなアラルキル基:フエニル、トリルのよう
なアリール基である. 1−アザー2−シラシク口ブタン化合物(I)の製造が
容易でかつ高い収率で得られるためには、RlとR2の
、少くとも一方はフエニルまたはイソブロビルが好まし
く、また同様の理由から,R1は水素原子、メチル、エ
チル、イソプロビルまたはフエニルが好まし《、R4お
よびR6は水素原子が好ましい.なお、R1とR3おR
4 \ R“ 場合には、それらが結合する炭素原子は不斉炭素原子と
なるが、1−アザー2−シラシク口ブタン化合物(I)
は立体選択的に製造され、これを原料として、2−アミ
ノアルコールもまた立体選択的に製造することができる
. R’は互に同一でも相異なっていても差支えないが、製
造の容易なことからメチルまたはフエニルが好ましく.
メチルがとくに好ましい.R▼は水素原子または本発明
の反応を阻害しない任意の有機基であり、有機基として
はR’〜R6に例示した炭化水素基と同様の基が例示さ
れるほか、ビニルのようなアルケニル基があげられる.
原料アリルアミン化合物(IV)のシリル化工程におい
て単一のシリル化剤を用いることによって複雑な副生物
から目的物を単離する煩雑さを避けるために、R7は水
素原子がとくに好ましい. 1−アザー2−シラシク口ブタン化合物(I)としては
、l−ジメチルシリルー2.2.3−トリメチル−4−
フェニル−1−アザー2−シラシク口ブタン、l−ジメ
チルシリルー2.2,3.3−テトラメチル−4−フェ
ニルー1−アザー2−シラシク口ブタン、l−ジメチル
シリルー2.2−ジメチル−3−エチル−4−フエニル
ー1ーアザー2−シラシク口ブタン、エージメチルシリ
ルー2,2−ジメチル−3−イソブロビル−4−フェニ
ル−1−アザー2−シラシク口ブタン、lーメチル(フ
エニル)シリルー2.3−ジメチル=2.4−ジフエニ
ル−1−アザー2−シラシク口ブタン、1−メチル(フ
エニル)シリルー2.3.3−}−リメチル−2,4−
ジフエニル−1−アザー2−シラシク口ブタン、1−ジ
メチルシリルー2.2.3.4−テトラメチル−1−ア
ザー2−シラシク口ブタン、1−ジメチルシリルー2.
2.3−}−リメチル−4−イソプロとルーl−アザー
2−シラシク口ブタンなどが例示される. 1−アザー2−シラシク口ブタン化合物(1)を、アル
コールと反応させてSi−N結合を切断し、シリルアミ
ノ化合物(II)を得る.アルコールとしてはメチルア
ルコール、エチルアルコール、イソブロビルアルコール
、n−プチルアルコール、イソブチルアルコール、se
c−プチルアルコールなどが例示される.反応性がよく
、副反応がなく、取扱いも容易なことから、イソブロビ
ルアルコール、sec−ブチルアルコールのような2級
アルコールが好ましい.反応は塩化アンモニウム、p一
トルエンスルホン酸、酢酸のようなプロトン酸の存在下
で効果的に進行する.この場合、■−アザー2−シラシ
ク口ブタン誘導体(1)が立体選択的に得られていると
きは、その立体構造はそのままシリルアミノ化合物(
Ir )に保持される, 次いで、EDTA・2ナトリウム塩のようなキレート化
剤によって、原料化合物の製造時に分子内ヒドロシリル
化反応を行うために用いた触媒を除去することが好まし
い. シリルアミノ化合物(1’I)を酸化的に脱シリル化す
る反応は、シリルアミノ化合物(nT)を酸化剤で処理
することによって行われる.酸化剤としては、取扱が容
易なことと、塩基性条件で使用可能であり、アミノ基の
酸化を併発しないことがら、過酸化水素が用いられる.
脱シリル化反応は、常法により例えば、重炭酸カリウム
ようなアルカリ性物質またはフッ化カリウムのようなフ
ッ素イオンの共存下に,有機溶媒中室温で進行する.反
応終了後、亜硫酸ナトリウムのような還元剤を用いて残
存する過酸を分解したのち、溶液を炉通し、必要に応じ
て濃縮および/または希釈し、乾燥してからカラムクロ
マトグラフ法によって2−アミノアルコール(Il1)
を単離することができる. このようにして得られた2−アミノアルコール(nBは
、出発物質である1−アザー2−シラシク口ブタン化合
物(1)のシス/トランス比がそのまま保持される. 本発明の原料である1−アザー2−シラシク口ブタン化
合物(I)の製造法は、と《に限定されないが、例えば
、一般式(IV)で表されるアリルアミン化合物に、八
ロシラン(V)およびアルキルリチウム(Vl)を反応
させジシリル化して、N一置換ジシラザン化合物(Vl
l)とし、これに白金化合物の存在下で分子内ヒドロシ
リル化反応を行い環化することによって得ることができ
る.(TV) (V) (Vl) (■) (I) (式中、R’−R’は前述のとおり、Xはハロゲン原子
を示し、Rl′はアルキル基を示す)アリルアミン化合
物(IV)としては、1−メチルアリルアミン、1−フ
エニルアリルアミン、1一フエニル−2−メチルアリル
アミン、1−フ工ニル−2−エチルアリルアミン、1−
フエニルー3−メチル−2−ブテニルアミン、1−フェ
ニル−3−メチル−2−ペンテニルアミン、1−イソブ
口とルアリルアミンなどが例示され、l−フエニル−2
−メチルアリルアミン、1−フエニル−3−メチル−2
−ブテニルアミンが好ましい.八ロシラン(V)として
は、ジメチルク口ロシラン、メチルエチルクロロシラン
、メチルプロビルクロロシラン、メチルーtert−プ
チルクロロシラン、メチルフェニルクロロシラン、ジエ
チルク口ロシランなど、および対応するプロモシラン、
ヨードシラン類が例示されるが、入手しやすくまた1−
アザー2−シラシク口ブタン化合物の合成も容易なこと
から、ジメチルク口ロシランが好ましい.〜また、全体
の50モル%を限度として、トリメチルクロロシラン、
ジメチルフエニルクロロシランなどのSi−H結合を含
まぬ八ロシランを共存させても差し支えない. また、R7が水素原子のときヒドロシリル化反応ののち
に、必要に応じて、炭化水素基を導入しでもよい. アルキルリチウム化合物(Vl)としては、n−プロビ
ルリチウム、n−ブチルリチウムなどが例示されるが、
取扱が容易なことからn−ブチルリチウムが好ましい。
原料として,2−アミノアルコールを製造する方法に関
する.とくにl−アザーシラシク口ブタン環の3位と4
位においてそれぞれの置換基が異なる場合には立体特異
性のある2−アミノアルコールを得ることができる. (従来の技術) 2−アミノアルコールの製造方法としては、α一アミノ
ケトンを還元する方法がある.しかし、この方法は立体
選択性が低く、立体選択的な2一アミノアルコールの製
造には適さない.また、アリルアルコールなどの不飽和
アルコールをシャープレス酸化によってエボキシ化した
のち、アミンまたはアジ化合物イオン(NS−)によっ
て開環する方法が知られている(C. H.Behre
ns. K. B. Sharpless; Aldr
ichimicaActa,第16巻、第4号、第67
〜79ページ(1983年)).シかし、この方法はエ
ポキシ基の開環反応における切断位置が選択的でないた
め、目的とする2−アミノアルコールの収率が低い.ま
た、一般に立体選択性が悪い. さらに、アリルアミンのカルバマートをヨウ素によって
分子内環化したのち、開環する方法によって、立体選択
的に2−アミノアルコールが得られることが知られてい
る(S. Kobayashi. T.Isobe,帽
Ohno; Tetrahedron Letters
, 2 5巻、44号、5079〜5082ページ(1
984年)).この方法では酸化性条件で環化反応を進
める必要があり、また開環によって得られる化合物は、
本発明と異なりヒドロキシ化アミノ酸である. また、2−アミノ第3級アルコールの合成法としては、
グリニャール試薬を用いる通常のアルキル化法のほか、
シアンヒドリンをトリメチルシリル化したのちグリニャ
ール試薬と反応させ、次で水素化ホウ素ナトリウムなど
の還元剤で処理する方法( L. R. Krepsk
iほか; Synjl1esis.4号、301〜30
3ページ(1986年)が知られているが、これらの方
法はグリニャール試薬を用いるため、工業的に取扱いに
くいという難点がある. (発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、2−アミノアルコールを工業的に容易
で,収率よく製造する方法を提供することにある.また
1−アザージシラシク口ブタン環の3位と4位において
それぞれの置換基が異なる2−アミノアルコールを立体
選択的に製造する方法を提供することにある. [発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の方法は、一般式 Rコ (式中、R’−R’は前述と同じであり、R8はアルコ
ール残基を表す) で示されるシリルアミノ化合物とし、次にこれを酸化的
に脱シリル化することを特徴とする、一般式 (式中、R’.R”、R3、R4およびR1はそれぞれ
水素原子または炭化水素基を表し、R6は同一または相
異なる炭化水素基を表し、R7は水素原子または有機基
を表す) で示されるl−アザー2−シラシク口ブタン化合物にア
ルコールを反応させて,一触式 R; (式中、R l,,, R Sは前述と同じ)で示され
る2−アミノアルコールの製造法である. R1〜R6の炭化水素基としては、好ましくは脂肪族不
飽和結合を含まぬ炭化水素基であり、例えばメチル、エ
チル、プロビル、イソブロビル、ブチル、ペンチル、ヘ
キシル、ヘブチル、才クチル、ノニル,デシル、ドデシ
ルのようなアルキル基:シクロペンチル、シクロヘキシ
ルのようなシクロアルキル基;ベンジル、2−フェニル
エチルのようなアラルキル基:フエニル、トリルのよう
なアリール基である. 1−アザー2−シラシク口ブタン化合物(I)の製造が
容易でかつ高い収率で得られるためには、RlとR2の
、少くとも一方はフエニルまたはイソブロビルが好まし
く、また同様の理由から,R1は水素原子、メチル、エ
チル、イソプロビルまたはフエニルが好まし《、R4お
よびR6は水素原子が好ましい.なお、R1とR3おR
4 \ R“ 場合には、それらが結合する炭素原子は不斉炭素原子と
なるが、1−アザー2−シラシク口ブタン化合物(I)
は立体選択的に製造され、これを原料として、2−アミ
ノアルコールもまた立体選択的に製造することができる
. R’は互に同一でも相異なっていても差支えないが、製
造の容易なことからメチルまたはフエニルが好ましく.
メチルがとくに好ましい.R▼は水素原子または本発明
の反応を阻害しない任意の有機基であり、有機基として
はR’〜R6に例示した炭化水素基と同様の基が例示さ
れるほか、ビニルのようなアルケニル基があげられる.
原料アリルアミン化合物(IV)のシリル化工程におい
て単一のシリル化剤を用いることによって複雑な副生物
から目的物を単離する煩雑さを避けるために、R7は水
素原子がとくに好ましい. 1−アザー2−シラシク口ブタン化合物(I)としては
、l−ジメチルシリルー2.2.3−トリメチル−4−
フェニル−1−アザー2−シラシク口ブタン、l−ジメ
チルシリルー2.2,3.3−テトラメチル−4−フェ
ニルー1−アザー2−シラシク口ブタン、l−ジメチル
シリルー2.2−ジメチル−3−エチル−4−フエニル
ー1ーアザー2−シラシク口ブタン、エージメチルシリ
ルー2,2−ジメチル−3−イソブロビル−4−フェニ
ル−1−アザー2−シラシク口ブタン、lーメチル(フ
エニル)シリルー2.3−ジメチル=2.4−ジフエニ
ル−1−アザー2−シラシク口ブタン、1−メチル(フ
エニル)シリルー2.3.3−}−リメチル−2,4−
ジフエニル−1−アザー2−シラシク口ブタン、1−ジ
メチルシリルー2.2.3.4−テトラメチル−1−ア
ザー2−シラシク口ブタン、1−ジメチルシリルー2.
2.3−}−リメチル−4−イソプロとルーl−アザー
2−シラシク口ブタンなどが例示される. 1−アザー2−シラシク口ブタン化合物(1)を、アル
コールと反応させてSi−N結合を切断し、シリルアミ
ノ化合物(II)を得る.アルコールとしてはメチルア
ルコール、エチルアルコール、イソブロビルアルコール
、n−プチルアルコール、イソブチルアルコール、se
c−プチルアルコールなどが例示される.反応性がよく
、副反応がなく、取扱いも容易なことから、イソブロビ
ルアルコール、sec−ブチルアルコールのような2級
アルコールが好ましい.反応は塩化アンモニウム、p一
トルエンスルホン酸、酢酸のようなプロトン酸の存在下
で効果的に進行する.この場合、■−アザー2−シラシ
ク口ブタン誘導体(1)が立体選択的に得られていると
きは、その立体構造はそのままシリルアミノ化合物(
Ir )に保持される, 次いで、EDTA・2ナトリウム塩のようなキレート化
剤によって、原料化合物の製造時に分子内ヒドロシリル
化反応を行うために用いた触媒を除去することが好まし
い. シリルアミノ化合物(1’I)を酸化的に脱シリル化す
る反応は、シリルアミノ化合物(nT)を酸化剤で処理
することによって行われる.酸化剤としては、取扱が容
易なことと、塩基性条件で使用可能であり、アミノ基の
酸化を併発しないことがら、過酸化水素が用いられる.
脱シリル化反応は、常法により例えば、重炭酸カリウム
ようなアルカリ性物質またはフッ化カリウムのようなフ
ッ素イオンの共存下に,有機溶媒中室温で進行する.反
応終了後、亜硫酸ナトリウムのような還元剤を用いて残
存する過酸を分解したのち、溶液を炉通し、必要に応じ
て濃縮および/または希釈し、乾燥してからカラムクロ
マトグラフ法によって2−アミノアルコール(Il1)
を単離することができる. このようにして得られた2−アミノアルコール(nBは
、出発物質である1−アザー2−シラシク口ブタン化合
物(1)のシス/トランス比がそのまま保持される. 本発明の原料である1−アザー2−シラシク口ブタン化
合物(I)の製造法は、と《に限定されないが、例えば
、一般式(IV)で表されるアリルアミン化合物に、八
ロシラン(V)およびアルキルリチウム(Vl)を反応
させジシリル化して、N一置換ジシラザン化合物(Vl
l)とし、これに白金化合物の存在下で分子内ヒドロシ
リル化反応を行い環化することによって得ることができ
る.(TV) (V) (Vl) (■) (I) (式中、R’−R’は前述のとおり、Xはハロゲン原子
を示し、Rl′はアルキル基を示す)アリルアミン化合
物(IV)としては、1−メチルアリルアミン、1−フ
エニルアリルアミン、1一フエニル−2−メチルアリル
アミン、1−フ工ニル−2−エチルアリルアミン、1−
フエニルー3−メチル−2−ブテニルアミン、1−フェ
ニル−3−メチル−2−ペンテニルアミン、1−イソブ
口とルアリルアミンなどが例示され、l−フエニル−2
−メチルアリルアミン、1−フエニル−3−メチル−2
−ブテニルアミンが好ましい.八ロシラン(V)として
は、ジメチルク口ロシラン、メチルエチルクロロシラン
、メチルプロビルクロロシラン、メチルーtert−プ
チルクロロシラン、メチルフェニルクロロシラン、ジエ
チルク口ロシランなど、および対応するプロモシラン、
ヨードシラン類が例示されるが、入手しやすくまた1−
アザー2−シラシク口ブタン化合物の合成も容易なこと
から、ジメチルク口ロシランが好ましい.〜また、全体
の50モル%を限度として、トリメチルクロロシラン、
ジメチルフエニルクロロシランなどのSi−H結合を含
まぬ八ロシランを共存させても差し支えない. また、R7が水素原子のときヒドロシリル化反応ののち
に、必要に応じて、炭化水素基を導入しでもよい. アルキルリチウム化合物(Vl)としては、n−プロビ
ルリチウム、n−ブチルリチウムなどが例示されるが、
取扱が容易なことからn−ブチルリチウムが好ましい。
アルキルリチウム化合物は、通常n−ヘキサンのような
溶媒に溶解して添加する. ジシリル化反応は室温でも冷却下でも進行する.たとえ
ば第1級アミンをジエチルエーテル、テトラヒド口フラ
ン、n−ヘキサンのような有機溶媒に溶解し、窒素で置
換して冷却下にアルキルリチウムを加え、さらに八ロシ
ランを加えて室温に昇温して反応を行うことができる。
溶媒に溶解して添加する. ジシリル化反応は室温でも冷却下でも進行する.たとえ
ば第1級アミンをジエチルエーテル、テトラヒド口フラ
ン、n−ヘキサンのような有機溶媒に溶解し、窒素で置
換して冷却下にアルキルリチウムを加え、さらに八ロシ
ランを加えて室温に昇温して反応を行うことができる。
アルキルリチウムおよび八ロシランの量は互に等モルが
好ましく、またアリルアミン化合物(IV)に対して2
モル゜ないしやや過剰が好ましい.副生じたハロゲン化
リチウムを析出させて炉過し、ジシリル化合物(Vlf
f)が得られる. ジシリル化合物(V■)としては、l,1.33−テト
ラメチル−2− (1’ −フエニルアリル)ジシラザ
ン、1.1.3.3−テトラメチル−2− (1’ −
フエニルー2′−メチルアリル)ジシラザン、1,1.
3.3−テトラメチル−2−(1′−フエニルー2′一
エチルアリル)ジシラザン,1.1.3.3−テトラメ
チル−2−(1′−フエニルー3′−メチル−2′−プ
テニル)ジシラザン、1.1,3.3−テトラメチル−
2− (1’ −フエニル−2′−ペンテニル)ジシラ
ザン、1.3−ジメチル−1.3−ジフエニル−2−
(1’−フェニルアリル)ジシラザン、1.3−ジメチ
ル−1.3−ジフェニル−2−(1’ −フエニルー2
′−メチルアリル)ジシラザン、l,1.3.3−テト
ラメチル−2−(1′−メチルアリル)ジシラザン、l
。1.3.3−テトラメチル−2− (1’ −イソブ
ロビルアリル)ジシラザンなどが例示される.N一置換
ジシラザン([)の分子内ヒドロシリル化反応は,白金
化合物の存在下で有効に行われる.白金化合物としては
、塩化白金酸、白金一才レフィン錯体、白金−ビニルシ
ロキサン錯体、白金一ホスフィン錯体、白金一ホスファ
イト謁体が例示される.反応性、反応収率および取扱の
容易なことから、白金一ビニルシロキサン錯体が好まし
く、その中でも白金(0)一ジビニルテトラメチルジシ
ロキサン錯体が特に好ましい.反応は無溶媒で室温で進
行するが、不活性な溶媒を共存させても差し支えない. [発明の効果] 本発明の方法により、1−アザー2−シラシク口ブタン
化合物(1)より容易にかつ高取率で2−アミノアルコ
ール(Vl)が得られる.とくに、R鴫 / RlとR3、R3と一CHがそれぞれ互に相違する\ R1 場合、それらが結合する炭素原子は不斉炭素原子であり
、それから製造される2−アミノアルコールも立体選択
的に,容易にかっ高収率でで得られる. また、l−アザー2−シラシク口ブタン化合物の3位に
2個の置換基を持つ場合は、3級の2−アミノアルコー
ル(III)を得ることができる.この場合、酸化的脱
シリル化反応は、1級または2級炭素原子の場合と同様
に容易に進行する.2−アミノアルコール( IIF
)は、特開昭54−161334号及び特開昭61−4
3146号公報に記載の用途に利用される. [実施例] 以下、本発明を参考例および実施例によって説明する.
本発明はこれらの実施例によって限定されるものではな
い.なお、これらの例において、部は重量部を示す. 参考例1 撹拌器と滴下装置を備えた反応容器中で,67.2部の
1−フェニル−3−メチル−2−プテニルアミン(1)
を、2,850部のジェチルエーテルに溶解した.窒素
気流中で−78℃に冷却して攪拌しながら、あらかじめ
300部のn−ヘキサンに溶解した32.0部のn−ブ
チルリチウムを滴下した.30分間かけて徐々に−40
℃まで昇温し、そのまま30分間撹拌を続けた.再び−
78℃に冷却し、47.3部のジメチルク口ロシランを
加えた.撹拌しつつ30分間かけて室温にまで徐々に昇
温しな.生成物をGLCにかけたところ、アミンの大部
分がモノシリル化され、ジシラザン化合物も若干生じて
いることがわかった.この溶液を再び−78℃に冷却し
、再度撹拌しつつ、300部のn−ヘキサン中の26.
7部のn−ブチルリチウムを滴下して90分間撹拌した
のち、39.4部のジメチルク口ロシランを加えた.3
0分間で室温まで徐々に昇温しつつ攪拌を続けた.この
反応混合物に約3.000部のn−ヘキサンを加え、生
成した塩を析出させて炉過し,加熱・脱溶によって炉液
を濃縮してから、もう一度n−ヘキサン添加以降の工程
を繰返し、最後に減圧下に溶媒を留去して、無色透明の
油状物を得た,GPCにより、1,1.3.3−テトラ
メチル−2− (1’ −フエニル−3′−メチル−2
゛−ブテニル)ジシラザン(2)が得られていることが
確認できた. 前述の反応で得られた化合物(2)に、あらかじめ0.
25Mキシレン溶液に調製して0.5部のビス(ジビニ
ルテトラメチルジシロキサン)白金(0)錯体を室温で
加えたところ、発熱しつつヒドロシリル化反応が進行し
、30分間で反応が完結した.ついで、減圧により単蒸
留を行い、0.3Torrにおける留出温度80〜90
℃で無色透明の油状物104部を得た.これを1HNM
R.”C NMR、IR分析を行って第1表の結果を
得、トランスーl−ジメチルシリルー2.2−ジメチル
−3−イゾブロビル−4−フエニル−1−アザー2−シ
ラシク口ブタン(3)であることを確認した.収率は化
合物(1)に対する理論量の90%であった.NMRス
ペクトルおよびガスクロマトグラフィーの結果より、シ
ス体の存在が見出されなかった.実施例1 撹拌装置を備えた反応容器に、参考例lで得た1−ジメ
チルシリルー2、2−ジメチル−3−イソブロビル−4
−フエニルー1−アザー2−シラシク口ブタン(3)1
04部をとり、236部の乾燥イソブロビルアルコール
と0.3部の塩化アンモニウムを加えて撹拌した. 24時間放置後、上澄液をGLCにかけたところ、化合
物(3)は完全に消失し、新しい化合物が生一成してい
た.残存しているインブロバノールを減圧下に留去し、
炉過を行ったのち、炉液に30部のEDTA・2ナトリ
ウム塩と330部のn−ヘキサンを加えて24時間撹拌
し、炉過した後、n−ヘキサンを留去して無色透明の油
状物を得た.’HNMHによって分析した結果より、油
状物はsyn − 1−フエニル−2−(インブロポキ
シジメチルシリル)−3−メチルブチルアミン(4)で
あることを確認した. 48.4部のフッ化カリウム41.7部の重炭酸カリウ
ムおよび170部の30%過酸化水素水溶液を、メタノ
ールとテトラヒド口フランの容量比1:lの混合液60
0部に溶解したものを前述の油状物に加え、室温で4時
間撹拌した.得られた溶液を、クロロホルム:メタノー
ル:アンモニア水の250:15:l混合液を展開剤と
して薄層クロマトグラフィーにかけたところ、Rt”0
.5のシン異性体(4)が消失して、Rt”0.2の新
しい化合物が生成していた.この溶液をチオ硫酸ソーダ
で処理することによって残存する過酸化水素を還元し、
ついで苛性カリで乾燥したの゜ち、炉過して溶媒を除去
し、シリカゲル力ラムクロマトグラフィーによって白色
の固体45.7部を単離した.この固体の’H NM
RおよびIRを測定して第2表の結果から、過酸化水素
による酸化で(4)の立体構造が保持されたまま脱シリ
ルして、syn − 1−フエニル−2−ヒドロキシー
3−メチルブチルアミン(5)が得られたことを確認し
た.収率は化合物(3)に対する理論量の68%であり
、参考例lの出発物質である化合物(1)に対して同じ
く61%であった. 参考例2 率は両者を合わせて、1−フエニルアリルアミンに対す
る理論量の68%であった.またガスクロマトグラフィ
ー分析の結果、異性体比はトランス:シス=80 :
20であった. 参考例1における1−フェニル−3−メチル−2−ブテ
ニルアミンの代りに、54.3部の1−フエニルアリル
アミンを用いたほかは、実施例1と同様にして、沸点1
20℃/ l Torrの無色透明の油状物69.1部
を得た.これについて元素分析を行った.分取ガスクロ
マトグラフィーにより2つの立体異性体を単離して、’
H NMHの測定を行い、第3表の結果を得、さきの
元素分析の結果と合わせて、それぞれ,トランス−1−
ジメチルシリルー2.2.3−トリメチル−4−フェニ
ルー1−アザー2−シラシク口ブタン(6a)およびシ
スー1−ジメチルシリルー2.2.3−トリメチル−4
−フェニルー1−アザー2−シラシク口ブタン(6b)
であることを確認した.収実施例2 参考例2で得たトランス−1−ジメチルシリルー2.2
.3−トリメチル−4−フエニルーl−アザー2−シラ
シク口ブタン(6a)とシスー1−ジメチルシリルー2
.2.3−トリメチル−4−フェニルー1−アザー2−
シラシク口ブタン(6b)の80 : 20の混合物6
9.1部を用いた外は、実施例1と同様にして2−アミ
ノアルコールを製造した. 35.7部の白色固体が得られた.生成物のH MN
Rを測定した第4表の結果から、syn−1−フエニル
−2−ヒドロキシブ口ビルアミン(7a)とanti−
1−フェニルー2一ヒドロキシプ口ビルアミン(7b)
の混合物であることを確認した.スペクトルの強さから
,混合比は7a : 7b=80 : 20であった.
収率は化合物(6a)および(6b)の合計に対する理
論量の85%であり、参考例2の出発物質である1−フ
エニルーアリルアミンに対する理論量の58%であった
. 第4表 参考例3 参考例1における1−フエニル−3−メチル−2−ブテ
ニルアミンの代りに、60.0部の1一フエニル−2−
メチルアリルアミンを用いたほかは実施例lと同様にし
て、0 . 3 Torrにおける留出温度100〜1
20℃の無色透明の油状物80.5部を得た. これを’H NMR.”C NMR.IRによる分
析を行って,第5表の結果を得、l−ジメチルシリルー
2.2,3.3−テトラメチル−4−フエニル−1−ア
ザー2−シラシク口ブタン(8)であることを確認した
.収率は1−フエニル−2−メチルアリルアミンに対す
る理論量の75%であった. 第6表 実施例3 酎 聞雪 参考例3で得た1−ジメチルシリルー2,2,3,3−
テトラメチル−4−フエニルー1−アザー2−シラシク
口ブタン(8)80.5部を用いた外は、実施例lと同
様にして2−アミノアルコールを製造した. 38.4部の白色固体が得られた.生成物の’HNMR
を測定した第6表の結果から、1−フエニル−2−ヒド
ロキシー2−メチルブロビルアミン(9)であることを
確認した. 収率は化合物(8)に対する理論量の76%であり、参
考例3の出発物質である1−フエニル−2−メチルアリ
ルアミンに対する理論量の57%であった. 手続補正書 平成 1年 7月11日
好ましく、またアリルアミン化合物(IV)に対して2
モル゜ないしやや過剰が好ましい.副生じたハロゲン化
リチウムを析出させて炉過し、ジシリル化合物(Vlf
f)が得られる. ジシリル化合物(V■)としては、l,1.33−テト
ラメチル−2− (1’ −フエニルアリル)ジシラザ
ン、1.1.3.3−テトラメチル−2− (1’ −
フエニルー2′−メチルアリル)ジシラザン、1,1.
3.3−テトラメチル−2−(1′−フエニルー2′一
エチルアリル)ジシラザン,1.1.3.3−テトラメ
チル−2−(1′−フエニルー3′−メチル−2′−プ
テニル)ジシラザン、1.1,3.3−テトラメチル−
2− (1’ −フエニル−2′−ペンテニル)ジシラ
ザン、1.3−ジメチル−1.3−ジフエニル−2−
(1’−フェニルアリル)ジシラザン、1.3−ジメチ
ル−1.3−ジフェニル−2−(1’ −フエニルー2
′−メチルアリル)ジシラザン、l,1.3.3−テト
ラメチル−2−(1′−メチルアリル)ジシラザン、l
。1.3.3−テトラメチル−2− (1’ −イソブ
ロビルアリル)ジシラザンなどが例示される.N一置換
ジシラザン([)の分子内ヒドロシリル化反応は,白金
化合物の存在下で有効に行われる.白金化合物としては
、塩化白金酸、白金一才レフィン錯体、白金−ビニルシ
ロキサン錯体、白金一ホスフィン錯体、白金一ホスファ
イト謁体が例示される.反応性、反応収率および取扱の
容易なことから、白金一ビニルシロキサン錯体が好まし
く、その中でも白金(0)一ジビニルテトラメチルジシ
ロキサン錯体が特に好ましい.反応は無溶媒で室温で進
行するが、不活性な溶媒を共存させても差し支えない. [発明の効果] 本発明の方法により、1−アザー2−シラシク口ブタン
化合物(1)より容易にかつ高取率で2−アミノアルコ
ール(Vl)が得られる.とくに、R鴫 / RlとR3、R3と一CHがそれぞれ互に相違する\ R1 場合、それらが結合する炭素原子は不斉炭素原子であり
、それから製造される2−アミノアルコールも立体選択
的に,容易にかっ高収率でで得られる. また、l−アザー2−シラシク口ブタン化合物の3位に
2個の置換基を持つ場合は、3級の2−アミノアルコー
ル(III)を得ることができる.この場合、酸化的脱
シリル化反応は、1級または2級炭素原子の場合と同様
に容易に進行する.2−アミノアルコール( IIF
)は、特開昭54−161334号及び特開昭61−4
3146号公報に記載の用途に利用される. [実施例] 以下、本発明を参考例および実施例によって説明する.
本発明はこれらの実施例によって限定されるものではな
い.なお、これらの例において、部は重量部を示す. 参考例1 撹拌器と滴下装置を備えた反応容器中で,67.2部の
1−フェニル−3−メチル−2−プテニルアミン(1)
を、2,850部のジェチルエーテルに溶解した.窒素
気流中で−78℃に冷却して攪拌しながら、あらかじめ
300部のn−ヘキサンに溶解した32.0部のn−ブ
チルリチウムを滴下した.30分間かけて徐々に−40
℃まで昇温し、そのまま30分間撹拌を続けた.再び−
78℃に冷却し、47.3部のジメチルク口ロシランを
加えた.撹拌しつつ30分間かけて室温にまで徐々に昇
温しな.生成物をGLCにかけたところ、アミンの大部
分がモノシリル化され、ジシラザン化合物も若干生じて
いることがわかった.この溶液を再び−78℃に冷却し
、再度撹拌しつつ、300部のn−ヘキサン中の26.
7部のn−ブチルリチウムを滴下して90分間撹拌した
のち、39.4部のジメチルク口ロシランを加えた.3
0分間で室温まで徐々に昇温しつつ攪拌を続けた.この
反応混合物に約3.000部のn−ヘキサンを加え、生
成した塩を析出させて炉過し,加熱・脱溶によって炉液
を濃縮してから、もう一度n−ヘキサン添加以降の工程
を繰返し、最後に減圧下に溶媒を留去して、無色透明の
油状物を得た,GPCにより、1,1.3.3−テトラ
メチル−2− (1’ −フエニル−3′−メチル−2
゛−ブテニル)ジシラザン(2)が得られていることが
確認できた. 前述の反応で得られた化合物(2)に、あらかじめ0.
25Mキシレン溶液に調製して0.5部のビス(ジビニ
ルテトラメチルジシロキサン)白金(0)錯体を室温で
加えたところ、発熱しつつヒドロシリル化反応が進行し
、30分間で反応が完結した.ついで、減圧により単蒸
留を行い、0.3Torrにおける留出温度80〜90
℃で無色透明の油状物104部を得た.これを1HNM
R.”C NMR、IR分析を行って第1表の結果を
得、トランスーl−ジメチルシリルー2.2−ジメチル
−3−イゾブロビル−4−フエニル−1−アザー2−シ
ラシク口ブタン(3)であることを確認した.収率は化
合物(1)に対する理論量の90%であった.NMRス
ペクトルおよびガスクロマトグラフィーの結果より、シ
ス体の存在が見出されなかった.実施例1 撹拌装置を備えた反応容器に、参考例lで得た1−ジメ
チルシリルー2、2−ジメチル−3−イソブロビル−4
−フエニルー1−アザー2−シラシク口ブタン(3)1
04部をとり、236部の乾燥イソブロビルアルコール
と0.3部の塩化アンモニウムを加えて撹拌した. 24時間放置後、上澄液をGLCにかけたところ、化合
物(3)は完全に消失し、新しい化合物が生一成してい
た.残存しているインブロバノールを減圧下に留去し、
炉過を行ったのち、炉液に30部のEDTA・2ナトリ
ウム塩と330部のn−ヘキサンを加えて24時間撹拌
し、炉過した後、n−ヘキサンを留去して無色透明の油
状物を得た.’HNMHによって分析した結果より、油
状物はsyn − 1−フエニル−2−(インブロポキ
シジメチルシリル)−3−メチルブチルアミン(4)で
あることを確認した. 48.4部のフッ化カリウム41.7部の重炭酸カリウ
ムおよび170部の30%過酸化水素水溶液を、メタノ
ールとテトラヒド口フランの容量比1:lの混合液60
0部に溶解したものを前述の油状物に加え、室温で4時
間撹拌した.得られた溶液を、クロロホルム:メタノー
ル:アンモニア水の250:15:l混合液を展開剤と
して薄層クロマトグラフィーにかけたところ、Rt”0
.5のシン異性体(4)が消失して、Rt”0.2の新
しい化合物が生成していた.この溶液をチオ硫酸ソーダ
で処理することによって残存する過酸化水素を還元し、
ついで苛性カリで乾燥したの゜ち、炉過して溶媒を除去
し、シリカゲル力ラムクロマトグラフィーによって白色
の固体45.7部を単離した.この固体の’H NM
RおよびIRを測定して第2表の結果から、過酸化水素
による酸化で(4)の立体構造が保持されたまま脱シリ
ルして、syn − 1−フエニル−2−ヒドロキシー
3−メチルブチルアミン(5)が得られたことを確認し
た.収率は化合物(3)に対する理論量の68%であり
、参考例lの出発物質である化合物(1)に対して同じ
く61%であった. 参考例2 率は両者を合わせて、1−フエニルアリルアミンに対す
る理論量の68%であった.またガスクロマトグラフィ
ー分析の結果、異性体比はトランス:シス=80 :
20であった. 参考例1における1−フェニル−3−メチル−2−ブテ
ニルアミンの代りに、54.3部の1−フエニルアリル
アミンを用いたほかは、実施例1と同様にして、沸点1
20℃/ l Torrの無色透明の油状物69.1部
を得た.これについて元素分析を行った.分取ガスクロ
マトグラフィーにより2つの立体異性体を単離して、’
H NMHの測定を行い、第3表の結果を得、さきの
元素分析の結果と合わせて、それぞれ,トランス−1−
ジメチルシリルー2.2.3−トリメチル−4−フェニ
ルー1−アザー2−シラシク口ブタン(6a)およびシ
スー1−ジメチルシリルー2.2.3−トリメチル−4
−フェニルー1−アザー2−シラシク口ブタン(6b)
であることを確認した.収実施例2 参考例2で得たトランス−1−ジメチルシリルー2.2
.3−トリメチル−4−フエニルーl−アザー2−シラ
シク口ブタン(6a)とシスー1−ジメチルシリルー2
.2.3−トリメチル−4−フェニルー1−アザー2−
シラシク口ブタン(6b)の80 : 20の混合物6
9.1部を用いた外は、実施例1と同様にして2−アミ
ノアルコールを製造した. 35.7部の白色固体が得られた.生成物のH MN
Rを測定した第4表の結果から、syn−1−フエニル
−2−ヒドロキシブ口ビルアミン(7a)とanti−
1−フェニルー2一ヒドロキシプ口ビルアミン(7b)
の混合物であることを確認した.スペクトルの強さから
,混合比は7a : 7b=80 : 20であった.
収率は化合物(6a)および(6b)の合計に対する理
論量の85%であり、参考例2の出発物質である1−フ
エニルーアリルアミンに対する理論量の58%であった
. 第4表 参考例3 参考例1における1−フエニル−3−メチル−2−ブテ
ニルアミンの代りに、60.0部の1一フエニル−2−
メチルアリルアミンを用いたほかは実施例lと同様にし
て、0 . 3 Torrにおける留出温度100〜1
20℃の無色透明の油状物80.5部を得た. これを’H NMR.”C NMR.IRによる分
析を行って,第5表の結果を得、l−ジメチルシリルー
2.2,3.3−テトラメチル−4−フエニル−1−ア
ザー2−シラシク口ブタン(8)であることを確認した
.収率は1−フエニル−2−メチルアリルアミンに対す
る理論量の75%であった. 第6表 実施例3 酎 聞雪 参考例3で得た1−ジメチルシリルー2,2,3,3−
テトラメチル−4−フエニルー1−アザー2−シラシク
口ブタン(8)80.5部を用いた外は、実施例lと同
様にして2−アミノアルコールを製造した. 38.4部の白色固体が得られた.生成物の’HNMR
を測定した第6表の結果から、1−フエニル−2−ヒド
ロキシー2−メチルブロビルアミン(9)であることを
確認した. 収率は化合物(8)に対する理論量の76%であり、参
考例3の出発物質である1−フエニル−2−メチルアリ
ルアミンに対する理論量の57%であった. 手続補正書 平成 1年 7月11日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2、R^3、R^4およびR^5
はそれぞれ水素原子または炭化水素基を表し、R^6は
同一または相異なる炭化水素基を表し、R^7は水素原
子または有機基を表す) で示される1−アザ−2−シラシクロプタン化合物にア
ルコールを反応させて、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1〜R^6は前述と同じであり、R^8は
アルコール残基を表す) で示されるシリルアミノ化合物とし、次にこれを酸化的
に脱シリル化することを特徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1〜R^5は前述と同じ) で示される2−アミノアルコールの製造法。 2、式( I )〜(III)におけるR^1とR^2および
R^3と▲数式、化学式、表等があります▼がそれぞれ
互いに異なる基を表す請求項1記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1056153A JPH02235849A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 2―アミノアルコールの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1056153A JPH02235849A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 2―アミノアルコールの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02235849A true JPH02235849A (ja) | 1990-09-18 |
Family
ID=13019147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1056153A Pending JPH02235849A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 2―アミノアルコールの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02235849A (ja) |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP1056153A patent/JPH02235849A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4567286A (en) | Preparation of hydrogenated silanes by redistribution of hydrosilanes | |
| US4841084A (en) | New hexacoordinate silicon complexes, the process for their preparation and their application | |
| JPS61263986A (ja) | 有機けい素化合物 | |
| JP2004352695A (ja) | ビスシリルアミノ基を有するクロロシラン化合物及びその製造方法、並びにビスシリルアミノ基を有するオルガノオキシシラン化合物の製造方法 | |
| JPH01502025A (ja) | オキシモシラン類の製造法 | |
| JPH02235849A (ja) | 2―アミノアルコールの製造法 | |
| Hamada et al. | Novel method for preparing bis (trimethylsilyl) amines via treatment with trimethylsilylamines and methyl iodide | |
| JPS5970691A (ja) | 水素含有シリルカ−バメ−ト | |
| JPS585917B2 (ja) | アゼチジン↓−2↓−スルフエネ−トのシリルエステルの製法 | |
| US5281737A (en) | 1-aza-2-silacyclobutane compounds and method for their preparation | |
| JP2705967B2 (ja) | 1―アザ―2―シラシクロブタン化合物およびその製造方法 | |
| JPH0436292A (ja) | アルコキシシラン | |
| JPS61286394A (ja) | オレフイン性シラザンの製造方法 | |
| US5194627A (en) | N-tert-butyldialkylsilylmaleimide and its manufacture | |
| JP4294747B2 (ja) | ヒドロキシピペリジン誘導体及びその製造方法 | |
| JPH0466588A (ja) | テキシルトリクロロシランの製造方法 | |
| JPS63135393A (ja) | アルキルシリルシアニドの製造方法 | |
| JPH02262568A (ja) | オキサゾリジン―2―オン誘導体の製造法 | |
| JPH09241264A (ja) | β−アルケニルトリメチルシラン及びトリメチルシリルカルボキシレートの製造方法 | |
| JPH04178366A (ja) | 3―アミノ―4―メチレンピロリジン誘導体の製造方法 | |
| JPH0559071A (ja) | アリルシクロシララクタム | |
| JPS61207391A (ja) | トリシリルエタン誘導体化合物の製法 | |
| JPH0320285A (ja) | 重合性不飽和基を有する有機ケイ素化合物 | |
| JPH0317087A (ja) | 有機ケイ素化合物 | |
| JPH06293783A (ja) | アルケノキシ基を有するシラシクロ環化合物 |