JPH022565B2 - - Google Patents
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- JPH022565B2 JPH022565B2 JP58048330A JP4833083A JPH022565B2 JP H022565 B2 JPH022565 B2 JP H022565B2 JP 58048330 A JP58048330 A JP 58048330A JP 4833083 A JP4833083 A JP 4833083A JP H022565 B2 JPH022565 B2 JP H022565B2
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- JP
- Japan
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- float
- spring
- spool
- wheel
- control valve
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、苗植付装置を連結した機体に、推進
車輪を油圧駆動昇降可能に取付け、機体下部に上
下動自在に装備した接地フロートと車輪昇降用の
油圧制御弁とをリンク連係するとともに、前記制
御弁のスプールを車輪上昇操作方向に弾圧付勢す
るバネを設け、前記接地フロートが接地圧増大に
伴つて前記バネに抗して上方に変位したときに制
御弁を車輪下降側に切換え、前記接地フロートが
接地圧減少に伴つて下方に変位したときに制御弁
を車輪上昇側に切換えるように構成し、かつ、前
記接地フロートと制御弁との連係リンク機構中に
制御弁スプールに対して接地フロートが相対的に
上方に移動するのを許す融通を設けるとともに、
この融通を弾性的に保つバネを装備してある歩行
型田植機の車輪昇降制御装置に関する。
車輪を油圧駆動昇降可能に取付け、機体下部に上
下動自在に装備した接地フロートと車輪昇降用の
油圧制御弁とをリンク連係するとともに、前記制
御弁のスプールを車輪上昇操作方向に弾圧付勢す
るバネを設け、前記接地フロートが接地圧増大に
伴つて前記バネに抗して上方に変位したときに制
御弁を車輪下降側に切換え、前記接地フロートが
接地圧減少に伴つて下方に変位したときに制御弁
を車輪上昇側に切換えるように構成し、かつ、前
記接地フロートと制御弁との連係リンク機構中に
制御弁スプールに対して接地フロートが相対的に
上方に移動するのを許す融通を設けるとともに、
この融通を弾性的に保つバネを装備してある歩行
型田植機の車輪昇降制御装置に関する。
上記構成の車輪昇降制御装置においては、制御
弁スプールに対して接地圧検出センサーとしての
接地フロートの相対上方移動を許す弾性融通を形
成することによつて、車輪が急に耕盤の凹部に落
ち込んで接地フロートが制御弁スプールの移動限
界以上に大きく押上げられたときに、前記弾性融
通で接地フロートのみの上方移動を許し、制御弁
スプールと接地フロートとを連係するリンク機構
の損傷を防止するようにしているのであるが、こ
の弾性融通が逆に接地フロートの上方変位を制御
弁スプールに伝達するときにも働いて応答性が低
下していた。
弁スプールに対して接地圧検出センサーとしての
接地フロートの相対上方移動を許す弾性融通を形
成することによつて、車輪が急に耕盤の凹部に落
ち込んで接地フロートが制御弁スプールの移動限
界以上に大きく押上げられたときに、前記弾性融
通で接地フロートのみの上方移動を許し、制御弁
スプールと接地フロートとを連係するリンク機構
の損傷を防止するようにしているのであるが、こ
の弾性融通が逆に接地フロートの上方変位を制御
弁スプールに伝達するときにも働いて応答性が低
下していた。
本発明は、通常の車輪昇降制御作動時には接地
フロートの上下変位を確実に制御弁に伝えて応答
性の高い制御を行わせることができ、しかも、接
地フロートが不当に強く、かつ大きく上方に移動
されようとしたときには連係リンク機構の変形や
損傷を防止できるようにすることを目的としたも
のであつて、その特徴とするところは、冒記構成
の車輪昇降制御装置において、スプール付勢用バ
ネを圧力調節可能に構成するとともに、前記弾性
融通用バネを初期圧力をかけた状態で組込み、こ
の初期圧力を、前記スプール付勢用バネが最も強
く調節されたときにスプールに働く付勢力に等し
いか、これより大きく設定してある点にある。
フロートの上下変位を確実に制御弁に伝えて応答
性の高い制御を行わせることができ、しかも、接
地フロートが不当に強く、かつ大きく上方に移動
されようとしたときには連係リンク機構の変形や
損傷を防止できるようにすることを目的としたも
のであつて、その特徴とするところは、冒記構成
の車輪昇降制御装置において、スプール付勢用バ
ネを圧力調節可能に構成するとともに、前記弾性
融通用バネを初期圧力をかけた状態で組込み、こ
の初期圧力を、前記スプール付勢用バネが最も強
く調節されたときにスプールに働く付勢力に等し
いか、これより大きく設定してある点にある。
上記特徴構成によると、圃場の土質の硬軟に応
じた適切なセンサー感度に変更するためにスプー
ル付勢用バネの圧力をどのように調節しても、制
御弁スプールの移動範囲内においては連係リンク
機構中の弾性融通は実質的には働かず、このため
接地フロートとスプールは相対的に変位すること
がなく、フロート変位が遅れなく確実にスプール
に伝えられて応答性の良好な制御を行えるように
なつた。
じた適切なセンサー感度に変更するためにスプー
ル付勢用バネの圧力をどのように調節しても、制
御弁スプールの移動範囲内においては連係リンク
機構中の弾性融通は実質的には働かず、このため
接地フロートとスプールは相対的に変位すること
がなく、フロート変位が遅れなく確実にスプール
に伝えられて応答性の良好な制御を行えるように
なつた。
そして、不当に強く、かつ大きく接地フロート
が押上げられて連係リンク機構に所定以上に強い
力が作用してはじめて弾性融通のバネが変形し、
移動限界にあるスプールに対する接地フロートの
相対上方変位を許して連係リンク機構の変形や損
傷を確実に防止して耐久性を高めることができ
た。
が押上げられて連係リンク機構に所定以上に強い
力が作用してはじめて弾性融通のバネが変形し、
移動限界にあるスプールに対する接地フロートの
相対上方変位を許して連係リンク機構の変形や損
傷を確実に防止して耐久性を高めることができ
た。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図に歩行型田植機の全体が示さ
れ、概略構成は次のようである。
れ、概略構成は次のようである。
機体の左右中心に配置された丸パイプ製の主フ
レーム1の前端にエンジン2及びミツシヨンケー
ス3が直列に連結されるとともに、主フレーム1
の後部に4条植えの苗植付装置4及び操縦ハンド
ル5が取付けられ、又、機体の上部には予備苗の
せ台51が設置されている。機体の下方にはエン
ジン2の下部から苗植付装置4の下部に亘る中空
プラスチツク製の中央接地フロート6が配備され
るとともに、苗植付装置4の下方には左右一対の
後部接地フロート7,7が配備されている。ミツ
シヨンケース3の左右側部には、前部支点Xを中
心に上下揺動自在な車輪伝動ケース8,8が後方
に向けて延出され、その後端に夫々推進車輪9,
9が取付けられている。
レーム1の前端にエンジン2及びミツシヨンケー
ス3が直列に連結されるとともに、主フレーム1
の後部に4条植えの苗植付装置4及び操縦ハンド
ル5が取付けられ、又、機体の上部には予備苗の
せ台51が設置されている。機体の下方にはエン
ジン2の下部から苗植付装置4の下部に亘る中空
プラスチツク製の中央接地フロート6が配備され
るとともに、苗植付装置4の下方には左右一対の
後部接地フロート7,7が配備されている。ミツ
シヨンケース3の左右側部には、前部支点Xを中
心に上下揺動自在な車輪伝動ケース8,8が後方
に向けて延出され、その後端に夫々推進車輪9,
9が取付けられている。
前記苗植付装置4は、マツト状苗Pを4列に並
置搭載して一定ストロークで往復横移動する苗の
せ台10と、この苗のせ台10の下端から一定量
づつ苗を切出して中央及び後部接地フロート6,
7,7で整地された田面Sに植付ける4組の苗植
機構11…、及びこれらの駆動機構を装備した後
部伝動ケース12から構成されている。
置搭載して一定ストロークで往復横移動する苗の
せ台10と、この苗のせ台10の下端から一定量
づつ苗を切出して中央及び後部接地フロート6,
7,7で整地された田面Sに植付ける4組の苗植
機構11…、及びこれらの駆動機構を装備した後
部伝動ケース12から構成されている。
第6図に前記推進車輪9,9の懸架構造が示さ
れる。
れる。
前記主フレーム1上には油圧シリンダ13が固
着されるとともに、そのピストンロツド13aの
先端部に取付けたブラケツト14に、縦支点Yを
中心に旋回揺動自在な平衡アーム15が取付けら
れ、この平衡アーム15と各車輪伝動ケース8,
8から立設したアーム16,16とがロツド1
7,17で連結され、ピストンロツド13aの出
退に伴つて両推進車輪9,9が同時に同方向に昇
降し、かつ、平衡アーム15の縦支点Y周りの旋
回揺動によつて左右車輪9,9が互いに反対方向
に昇降できるよう構成されている。
着されるとともに、そのピストンロツド13aの
先端部に取付けたブラケツト14に、縦支点Yを
中心に旋回揺動自在な平衡アーム15が取付けら
れ、この平衡アーム15と各車輪伝動ケース8,
8から立設したアーム16,16とがロツド1
7,17で連結され、ピストンロツド13aの出
退に伴つて両推進車輪9,9が同時に同方向に昇
降し、かつ、平衡アーム15の縦支点Y周りの旋
回揺動によつて左右車輪9,9が互いに反対方向
に昇降できるよう構成されている。
車輪昇降用の前記油圧シリンダ13は自動及び
手動で作動制御可能であり、その詳細な構造を第
3図乃至第5図について説明する。
手動で作動制御可能であり、その詳細な構造を第
3図乃至第5図について説明する。
前記ミツシヨンケース3の右側部には、ケース
内のギヤオイルを作動油として吸引して加圧吐出
するポンプ(図示せず)からの圧油供給を受ける
3位置切換え型の制御弁18が取付けられ、この
制御弁18と前記油圧シリンダ13とが配管接続
されている。そして、この制御弁18のスプール
19が後方に引出されるとピストンロツド13a
が突出作動して車輪9,9が下降され、逆に、ス
プール19が前方に押込まれるとピストンロツド
13aが引退して車輪9,9が上昇される。尚、
スプール19は第8図に示すように正逆いづれの
方向にも作用する1個のコイルバネ20によつて
適度の中立復元力が与えられている。
内のギヤオイルを作動油として吸引して加圧吐出
するポンプ(図示せず)からの圧油供給を受ける
3位置切換え型の制御弁18が取付けられ、この
制御弁18と前記油圧シリンダ13とが配管接続
されている。そして、この制御弁18のスプール
19が後方に引出されるとピストンロツド13a
が突出作動して車輪9,9が下降され、逆に、ス
プール19が前方に押込まれるとピストンロツド
13aが引退して車輪9,9が上昇される。尚、
スプール19は第8図に示すように正逆いづれの
方向にも作用する1個のコイルバネ20によつて
適度の中立復元力が与えられている。
ミツシヨンケース3の右側面には、第9図に示
すように支点ボルト21aと支点ピン21bを介
してブラケツト21が取付けられ、これら支点ピ
ン21b及び支点ボルト21aに縦向きの揺動リ
ンク22と下向きアーム23が夫々枢支連結され
るとともに、前記スプール19の突出端には押引
きリンク24がピン連結され、この押引きリンク
24の側面に植設した前後一対のピン25,26
が、前記揺動リンク22の下端に形成した上下長
孔27及び下向きアーム23の下端に形成した前
後方向の円弧状長孔28に夫々係合されている。
すように支点ボルト21aと支点ピン21bを介
してブラケツト21が取付けられ、これら支点ピ
ン21b及び支点ボルト21aに縦向きの揺動リ
ンク22と下向きアーム23が夫々枢支連結され
るとともに、前記スプール19の突出端には押引
きリンク24がピン連結され、この押引きリンク
24の側面に植設した前後一対のピン25,26
が、前記揺動リンク22の下端に形成した上下長
孔27及び下向きアーム23の下端に形成した前
後方向の円弧状長孔28に夫々係合されている。
そして、主フレーム1の前部上面に固着したU
字形ブラケツト29の一辺に前後揺動自在に取付
けたレバー30の一端30aと、前記揺動リンク
22の上端とに亘つてコイルバネ31が張架さ
れ、このバネ31の張力によつて押引きリンク2
4がスプール19を押込む方向に弾性付勢されて
いる。又、前記レバー30はブラケツト29の他
辺に形成した前後3箇所の切欠き凹部32…の1
つに選択係合可能であり、このレバー30の揺動
調節によつてバネ31の張力を3段階に切換え調
節できるようになつている。
字形ブラケツト29の一辺に前後揺動自在に取付
けたレバー30の一端30aと、前記揺動リンク
22の上端とに亘つてコイルバネ31が張架さ
れ、このバネ31の張力によつて押引きリンク2
4がスプール19を押込む方向に弾性付勢されて
いる。又、前記レバー30はブラケツト29の他
辺に形成した前後3箇所の切欠き凹部32…の1
つに選択係合可能であり、このレバー30の揺動
調節によつてバネ31の張力を3段階に切換え調
節できるようになつている。
又、前記下向きアーム23のボス部には横向き
T形のリンク33が固着され、このT形リンク3
3の下向き片33a下端と押引きリンク24の後
端に亘つて引張バネ34が張架され、もつて、一
体化されたT形リンク33と下向きアーム23が
押引きリンク24に対して時計回り方向に回動付
勢され、前記ピン26が長孔28の前端に押付け
付勢されている。
T形のリンク33が固着され、このT形リンク3
3の下向き片33a下端と押引きリンク24の後
端に亘つて引張バネ34が張架され、もつて、一
体化されたT形リンク33と下向きアーム23が
押引きリンク24に対して時計回り方向に回動付
勢され、前記ピン26が長孔28の前端に押付け
付勢されている。
前記中央接地フロート6及び後部接地フロート
7,7は、苗植機構11近くに設定した共通の後
部支点Zを中心に夫々独立して上下揺動自在に支
持され、かつ、中央のフロート6は以下に示すよ
うに前記制御弁18のスプール19にリンク連係
されて、車輪自動昇降制御用のセンサーとして利
用されている。
7,7は、苗植機構11近くに設定した共通の後
部支点Zを中心に夫々独立して上下揺動自在に支
持され、かつ、中央のフロート6は以下に示すよ
うに前記制御弁18のスプール19にリンク連係
されて、車輪自動昇降制御用のセンサーとして利
用されている。
つまり、中央接地センサー(以下センサーフロ
ートと呼称する)6の前部に固着したU形ブラケ
ツト35に第1センサーロツド36が枢支連結さ
れ、このロツド36の上端に固着したボス36a
に第2センサーロツド37が上下スライド自在に
挿通され、更に、第2センサーロツド37の上端
が前記T形リンク33の後向き片33b先端に枢
支連結されている。前記第2センサーロツド37
には、下端が前記ボス36aに支持されたコイル
バネ38が外嵌装着されるとともに、このバネ3
8の上端を受止めるバネ受部材39が抜差し自在
なピン40で第2センサーロツド37に固定され
ている。そして、このバネ受部材39はピン40
の差し替えによつてロツド37への固定位置を上
下3段階に切換え可能に構成されている。又、バ
ネ受部材39からはボス36aの下端を受止める
支持片39aが一体連設され、もつて、バネ受部
材39を上下調節してもバネ38の上下端支持間
隔Lが変化しない構成となつている。
ートと呼称する)6の前部に固着したU形ブラケ
ツト35に第1センサーロツド36が枢支連結さ
れ、このロツド36の上端に固着したボス36a
に第2センサーロツド37が上下スライド自在に
挿通され、更に、第2センサーロツド37の上端
が前記T形リンク33の後向き片33b先端に枢
支連結されている。前記第2センサーロツド37
には、下端が前記ボス36aに支持されたコイル
バネ38が外嵌装着されるとともに、このバネ3
8の上端を受止めるバネ受部材39が抜差し自在
なピン40で第2センサーロツド37に固定され
ている。そして、このバネ受部材39はピン40
の差し替えによつてロツド37への固定位置を上
下3段階に切換え可能に構成されている。又、バ
ネ受部材39からはボス36aの下端を受止める
支持片39aが一体連設され、もつて、バネ受部
材39を上下調節してもバネ38の上下端支持間
隔Lが変化しない構成となつている。
そして、この規定されたバネ支持間隔Lに前記
バネ38が初期圧縮変形されて組付けられ、か
つ、この初期圧力は、前記スプール付勢用バネ3
1を最も強く調節したときスプール19に働く付
勢力と制御弁18の中立復元バネ20の予圧力と
の総和に等しいか、もしくはそれよりやや大きく
設定されている。
バネ38が初期圧縮変形されて組付けられ、か
つ、この初期圧力は、前記スプール付勢用バネ3
1を最も強く調節したときスプール19に働く付
勢力と制御弁18の中立復元バネ20の予圧力と
の総和に等しいか、もしくはそれよりやや大きく
設定されている。
次に、自動車輪昇降制御の作動を説明する。
第3図は、耕盤Gが或る深さにあるときの制御
中立状態を示し、この状態では車輪9は正しく耕
盤Gに接し、機体は田面Sに対して適切なレベル
に保たれている。そして、このときセンサーフロ
ート6を上方に押上げる接地圧力と、前記バネ3
1の付勢力とがバランスして制御弁18のスプー
ル19が中立位置(n)にある。
中立状態を示し、この状態では車輪9は正しく耕
盤Gに接し、機体は田面Sに対して適切なレベル
に保たれている。そして、このときセンサーフロ
ート6を上方に押上げる接地圧力と、前記バネ3
1の付勢力とがバランスして制御弁18のスプー
ル19が中立位置(n)にある。
この状態で植付走行を行つていて耕盤Gの深い
箇所に至ると機体全体が沈下しかかり、センサー
フロート6の接地圧力が増大する。そして、この
フロート接地圧力がバネ31の付勢力と制御弁内
の中立復元バネ20の予圧力との総和よりも大き
くなると、T形リンク33と下向きアーム23が
時計回りに一体回動して押引きリンク24が後方
に引張され、スプール19が車輪下降位置(d)に切
換えられ、耕盤Gに接地している車輪9,9が強
制下降駆動されることで相対的に機体が上昇され
てゆく。そして、この機体上昇によつてセンサー
フロート6の接地圧力が減少し、再び前記バラン
ス状態に至るとスプール19が中立位置(n)に
戻つて車輪下降作動が停止する。
箇所に至ると機体全体が沈下しかかり、センサー
フロート6の接地圧力が増大する。そして、この
フロート接地圧力がバネ31の付勢力と制御弁内
の中立復元バネ20の予圧力との総和よりも大き
くなると、T形リンク33と下向きアーム23が
時計回りに一体回動して押引きリンク24が後方
に引張され、スプール19が車輪下降位置(d)に切
換えられ、耕盤Gに接地している車輪9,9が強
制下降駆動されることで相対的に機体が上昇され
てゆく。そして、この機体上昇によつてセンサー
フロート6の接地圧力が減少し、再び前記バラン
ス状態に至るとスプール19が中立位置(n)に
戻つて車輪下降作動が停止する。
又、逆に、耕盤Gが浅くなつて機体が相対的に
田面Sから浮上しかかると、センサーフロート6
の接地圧力が減少して前記バランスがくずれ、ス
プール19はバネ31の付勢力によつて車輪上昇
位置(u)に押込まれ、油圧シリンダ13の短縮
作動で車輪9,9が上昇され、相対的に機体が下
降される。そして、機体下降に伴つてフロート接
地圧力が再びバランス状態まで増大すると車輪上
昇が停止される。
田面Sから浮上しかかると、センサーフロート6
の接地圧力が減少して前記バランスがくずれ、ス
プール19はバネ31の付勢力によつて車輪上昇
位置(u)に押込まれ、油圧シリンダ13の短縮
作動で車輪9,9が上昇され、相対的に機体が下
降される。そして、機体下降に伴つてフロート接
地圧力が再びバランス状態まで増大すると車輪上
昇が停止される。
要するに、耕盤Gの深さ変動に伴う機体の浮沈
がセンサーフロート6の接地圧力の変動として感
知され、この接地圧力変動に伴つてセンサーフロ
ート6が機体に対して上下変位することに基づい
て制御弁18が切換えられて、車輪9,9がフロ
ート変位方向と逆方向に昇降制御され、もつて、
機体が常に田面Sに対して略一定のレベルに維持
され、植付深さが安定するのである。
がセンサーフロート6の接地圧力の変動として感
知され、この接地圧力変動に伴つてセンサーフロ
ート6が機体に対して上下変位することに基づい
て制御弁18が切換えられて、車輪9,9がフロ
ート変位方向と逆方向に昇降制御され、もつて、
機体が常に田面Sに対して略一定のレベルに維持
され、植付深さが安定するのである。
そして、この場合、相対伸縮自在な前記第1、
第2センサーロツド36,37間に介装したバネ
38は、バネ31によるスプール付勢力よりも大
きい初期圧力を与えて組付けてあるので、スプー
ル19を中立位置(n)から車輪下降位置(d)側に
操作するときには、前記バネ38は圧縮変形され
ることがなく、センサーフロート6の上方変位が
遅れなくT形リンク33及び下向きアーム23を
介してスプール19に伝えられる。そして、特
に、耕盤Gの深い箇所に急に落ち込んだり、田面
Sの異物にセンサーフロート6が乗り上がる等し
た場合には、スプール19がストロークエンドま
で引出されてT形リンク33が時計回りに回動阻
止された状態で、なおもフロート6が強力に押上
げられることになり、このフロート接地圧力がバ
ネ38の初期圧力より大きくなつたときに、はじ
めてバネ38が圧縮変形されて、センサーロツド
36,37部分での変形や破損が阻止される。
第2センサーロツド36,37間に介装したバネ
38は、バネ31によるスプール付勢力よりも大
きい初期圧力を与えて組付けてあるので、スプー
ル19を中立位置(n)から車輪下降位置(d)側に
操作するときには、前記バネ38は圧縮変形され
ることがなく、センサーフロート6の上方変位が
遅れなくT形リンク33及び下向きアーム23を
介してスプール19に伝えられる。そして、特
に、耕盤Gの深い箇所に急に落ち込んだり、田面
Sの異物にセンサーフロート6が乗り上がる等し
た場合には、スプール19がストロークエンドま
で引出されてT形リンク33が時計回りに回動阻
止された状態で、なおもフロート6が強力に押上
げられることになり、このフロート接地圧力がバ
ネ38の初期圧力より大きくなつたときに、はじ
めてバネ38が圧縮変形されて、センサーロツド
36,37部分での変形や破損が阻止される。
又、前記スプール付勢用バネ31は圃場の硬軟
によつて適宜調節するものであり、田面Sの軟弱
な圃場ではセンサーフロート6が大きく沈下しな
いと接地圧力が充分増加せず、車輪下降制御が遅
れるので、この場合は、バネ31の張力を弱く調
節することで制御中立時における基準のフロート
接地圧力を小さくし、センサー感度の高い敏感な
制御を行う。逆に、田面Sが硬い圃場では、田面
Sと機体との少しの相対上下変位でもフロート接
地圧力変動が大きく表われ、耕盤Gの小さい変化
や田面Sの凹凸によつても車輪制御が頻繁に行わ
れて、機体の安定性がかえつて損われやすくな
る。そこでこのようなときには、バネ31の張力
を強くセツトすることで制御中立時における基準
フロート接地圧力を大きくし、センサー感度を低
くした安定性の高い制御を行うのである。
によつて適宜調節するものであり、田面Sの軟弱
な圃場ではセンサーフロート6が大きく沈下しな
いと接地圧力が充分増加せず、車輪下降制御が遅
れるので、この場合は、バネ31の張力を弱く調
節することで制御中立時における基準のフロート
接地圧力を小さくし、センサー感度の高い敏感な
制御を行う。逆に、田面Sが硬い圃場では、田面
Sと機体との少しの相対上下変位でもフロート接
地圧力変動が大きく表われ、耕盤Gの小さい変化
や田面Sの凹凸によつても車輪制御が頻繁に行わ
れて、機体の安定性がかえつて損われやすくな
る。そこでこのようなときには、バネ31の張力
を強くセツトすることで制御中立時における基準
フロート接地圧力を大きくし、センサー感度を低
くした安定性の高い制御を行うのである。
又、バネ受部材39を第2センサーロツド37
に対して上下に固定位置調節して第1、第2セン
サーロツド36,37全体の長さ増減すること
で、制御中立時におけるセンサーフロート6の機
体に対する基準姿勢を調節することができる。
に対して上下に固定位置調節して第1、第2セン
サーロツド36,37全体の長さ増減すること
で、制御中立時におけるセンサーフロート6の機
体に対する基準姿勢を調節することができる。
例えば、田面Sが軟弱な圃場ではバネ受部材3
9を下方に調節して第1、第2センサーロツド3
6,37全体を長くする。すると、後部支点Zで
支持されているセンサーフロート6の制御中立時
の姿勢は前下がりになる。従つて、この場合はフ
ロート前部が田面Sに多く接することとなつて、
機体沈下が一層敏感に感知できるようになる。
又、田面Sが硬い圃場ではバネ受部材39を上方
に調節してセンサーロツド全体を短くする。する
と、この場合センサーフロート6は基準状態にお
いてフロート前部底面の田面Sに対する仰角が大
きくなり、田面Sの凹凸を円滑にフロート底面下
に導いて無理なく押圧均平しやすくなり、かつ、
フロート前部が浮き気味になることでセンサー感
度が鈍り、耕盤Gの小さい変化や田面Sの凹凸の
影響を受けにくい制御が行える。
9を下方に調節して第1、第2センサーロツド3
6,37全体を長くする。すると、後部支点Zで
支持されているセンサーフロート6の制御中立時
の姿勢は前下がりになる。従つて、この場合はフ
ロート前部が田面Sに多く接することとなつて、
機体沈下が一層敏感に感知できるようになる。
又、田面Sが硬い圃場ではバネ受部材39を上方
に調節してセンサーロツド全体を短くする。する
と、この場合センサーフロート6は基準状態にお
いてフロート前部底面の田面Sに対する仰角が大
きくなり、田面Sの凹凸を円滑にフロート底面下
に導いて無理なく押圧均平しやすくなり、かつ、
フロート前部が浮き気味になることでセンサー感
度が鈍り、耕盤Gの小さい変化や田面Sの凹凸の
影響を受けにくい制御が行える。
そして、このようにセンサーフロート6の基準
姿勢を調節しても、バネ38の上下支持間隔Lは
一定で初期圧力付与状態は変わらず、センサーフ
ロート6と制御弁18との連係特性は不変であ
る。
姿勢を調節しても、バネ38の上下支持間隔Lは
一定で初期圧力付与状態は変わらず、センサーフ
ロート6と制御弁18との連係特性は不変であ
る。
又、前記制御弁18は人為的にも操作可能であ
り、そのための構造を次に説明する。
り、そのための構造を次に説明する。
前記押引きリンク24の後端と、操縦ハンドル
5に設けた機体昇降用(車輪昇降用)レバー41
とに亘つてレリーズワイヤ42が架設されてい
て、このレバー41をレバーガイド43の「自
動」位置(A)にセツトした状態では、レリーズワイ
ヤ42のインナーワイヤ42aが前方に押出さ
れ、押引きリンク24の後端にピン枢支したU字
形連結金具44の内部でインナーワイヤ先端金具
45が前方に動き、この金具45と連結金具44
の底部との間に、スプール19を中立位置(n)
から車輪下降位置(d)までシフトするストロークよ
りも大きい間隙cができる。従つて、この状態で
は、押引きリンク24はスプール作動全範囲にお
いて前後動可能であり、前述した制御作動を行わ
せることができる。
5に設けた機体昇降用(車輪昇降用)レバー41
とに亘つてレリーズワイヤ42が架設されてい
て、このレバー41をレバーガイド43の「自
動」位置(A)にセツトした状態では、レリーズワイ
ヤ42のインナーワイヤ42aが前方に押出さ
れ、押引きリンク24の後端にピン枢支したU字
形連結金具44の内部でインナーワイヤ先端金具
45が前方に動き、この金具45と連結金具44
の底部との間に、スプール19を中立位置(n)
から車輪下降位置(d)までシフトするストロークよ
りも大きい間隙cができる。従つて、この状態で
は、押引きリンク24はスプール作動全範囲にお
いて前後動可能であり、前述した制御作動を行わ
せることができる。
又、レバー41を「機体上昇(車輪下降)」位
置(U)に切換えて係止固定すると、インナーワ
イヤ42aが前記間隙cよりも大きく後方に引張
され、これによつて押引きリンク24を介してス
プール19が車輪下降位置(d)に引出され、車輪下
降による機体上昇が行われる。
置(U)に切換えて係止固定すると、インナーワ
イヤ42aが前記間隙cよりも大きく後方に引張
され、これによつて押引きリンク24を介してス
プール19が車輪下降位置(d)に引出され、車輪下
降による機体上昇が行われる。
又、レバー41を「中立」位置(N)に係止固
定すると、インナーワイヤ42aは前記間隙c分
だけ後方に引かれ、この状態では押引きリンク2
4の前方移動がワイヤ先端金具45と連結金具4
4との接当で阻止される。従つて、レバー41を
一旦「機体上昇」位置(U)に切換えて機体を任
意の高さまで上昇させたのち、レバー41を「中
立」位置(N)に切換えると、センサーフロート
6が浮上していても、上記のように接当牽制され
た押引きリンク24に連結のスプール19は中立
位置(n)に保持され、機体を任意の高さに維持
でき、道路走行など苗植付装置4を地上に大きく
浮上させての走行時に利用する。
定すると、インナーワイヤ42aは前記間隙c分
だけ後方に引かれ、この状態では押引きリンク2
4の前方移動がワイヤ先端金具45と連結金具4
4との接当で阻止される。従つて、レバー41を
一旦「機体上昇」位置(U)に切換えて機体を任
意の高さまで上昇させたのち、レバー41を「中
立」位置(N)に切換えると、センサーフロート
6が浮上していても、上記のように接当牽制され
た押引きリンク24に連結のスプール19は中立
位置(n)に保持され、機体を任意の高さに維持
でき、道路走行など苗植付装置4を地上に大きく
浮上させての走行時に利用する。
尚、前記車輪昇降レバー41は、苗植付装置4
への動力を断続するクラツチ(図示せず)にもワ
イヤ連係されていて、「自動」位置(A)ではクラツ
チが入り、「中立」位置(N)及び「機体上昇」
位置(U)ではクラツチ切りの状態となる。又、
このレバー41は、「自動」位置(A)と「中立」位
置(N)の中間に相当する「旋回」位置(T)に
も係止保持でき、この位置(T)では苗植付装置
4への伝動クラツチが切られ、かつ、前記間隙c
が、スプール19を車輪下降位置(d)までシフトで
きる大きさをもつて残存し、苗植付作動を停止し
て自動昇降制御が行える状態になるよう構成され
ていて、機体旋回時に次のように利用される。
への動力を断続するクラツチ(図示せず)にもワ
イヤ連係されていて、「自動」位置(A)ではクラツ
チが入り、「中立」位置(N)及び「機体上昇」
位置(U)ではクラツチ切りの状態となる。又、
このレバー41は、「自動」位置(A)と「中立」位
置(N)の中間に相当する「旋回」位置(T)に
も係止保持でき、この位置(T)では苗植付装置
4への伝動クラツチが切られ、かつ、前記間隙c
が、スプール19を車輪下降位置(d)までシフトで
きる大きさをもつて残存し、苗植付作動を停止し
て自動昇降制御が行える状態になるよう構成され
ていて、機体旋回時に次のように利用される。
つまり、畦際近くまでの一行程の植付け走行が
完了すると、まずレバー41を「自動」位置(A)か
ら「旋回」位置(T)に切換えて苗植付装置4を
停止させる。次に操縦ハンドル5を少し引上げて
機体をやや前下がりに傾ける。すると、センサー
フロート6の前部が田面Sに押付けられて接地圧
力が上昇し、車輪下降制御が働く。これによつて
機体が少し上昇されて苗植付装置4が田面Sから
浮上され、センサーフロート6及び後部接地フロ
ート7,7の後部も田面Sから少し浮上する。こ
こで操縦ハンドル5を一定高さに保つて制御中立
状態を維持したままで機体をUターン旋回させ
る。こうして、フロート後部で既植苗を倒した
り、フロート側面で田面Sの泥を側方に多く押し
流すことなく機体方向転換を行うのである。そし
て、旋回後は再びレバー41を「自動」位置(A)に
戻して次行程の植付走行に移るのである。
完了すると、まずレバー41を「自動」位置(A)か
ら「旋回」位置(T)に切換えて苗植付装置4を
停止させる。次に操縦ハンドル5を少し引上げて
機体をやや前下がりに傾ける。すると、センサー
フロート6の前部が田面Sに押付けられて接地圧
力が上昇し、車輪下降制御が働く。これによつて
機体が少し上昇されて苗植付装置4が田面Sから
浮上され、センサーフロート6及び後部接地フロ
ート7,7の後部も田面Sから少し浮上する。こ
こで操縦ハンドル5を一定高さに保つて制御中立
状態を維持したままで機体をUターン旋回させ
る。こうして、フロート後部で既植苗を倒した
り、フロート側面で田面Sの泥を側方に多く押し
流すことなく機体方向転換を行うのである。そし
て、旋回後は再びレバー41を「自動」位置(A)に
戻して次行程の植付走行に移るのである。
又、上述した車輪自動昇降制御は主クラツチを
切つて機体を停止したときには作動しない方が望
ましいものである。
切つて機体を停止したときには作動しない方が望
ましいものである。
つまり、一般に歩行型田植機では圃場内での前
進走行時に車輪9の前進回転による逆トルクが機
体を後方に傾けるように働いて機体後部が沈下さ
れる傾向となる。そこで、機体停止状態で前傾す
るような重量バランスに機体を設計することで車
輪逆トルクによる後傾作用を吸収して機体を前後
略水平にして圃場内を安定よく走行できるように
している。従つて、植付け途中で、機体前部の予
備苗のせ台51から苗のせ台10へ苗の移し替え
のためや、予備苗のせ台51への苗補給等のため
に主クラツチを切つて機体を停止し、かつ操縦ハ
ンドル5から手を放すと、車輪逆トルクの消滅に
よつて機体は前下がりに傾斜し、これがセンサー
フロート6で感知されて車輪下降制御が行われ、
機体が勝手に大きく上昇されてしまうことにな
る。但し、エンジン2を止めての機体停止状態で
は油圧機構が働かないので問題はないが、一般に
は苗補給等の作業途中の機体停止のつどエンジン
停止は行わないので、上記不具合が生じる。
進走行時に車輪9の前進回転による逆トルクが機
体を後方に傾けるように働いて機体後部が沈下さ
れる傾向となる。そこで、機体停止状態で前傾す
るような重量バランスに機体を設計することで車
輪逆トルクによる後傾作用を吸収して機体を前後
略水平にして圃場内を安定よく走行できるように
している。従つて、植付け途中で、機体前部の予
備苗のせ台51から苗のせ台10へ苗の移し替え
のためや、予備苗のせ台51への苗補給等のため
に主クラツチを切つて機体を停止し、かつ操縦ハ
ンドル5から手を放すと、車輪逆トルクの消滅に
よつて機体は前下がりに傾斜し、これがセンサー
フロート6で感知されて車輪下降制御が行われ、
機体が勝手に大きく上昇されてしまうことにな
る。但し、エンジン2を止めての機体停止状態で
は油圧機構が働かないので問題はないが、一般に
は苗補給等の作業途中の機体停止のつどエンジン
停止は行わないので、上記不具合が生じる。
そこで、主クラツチを切つての機体停止時に昇
降制御を牽制する必要があり、そのための構造が
次のように昇降制御機構に組込まれている。
降制御を牽制する必要があり、そのための構造が
次のように昇降制御機構に組込まれている。
前記T形リンク33の上向き片33cには、操
縦ハンドル5に設けた主クラツチレバー46とミ
ツシヨンケース3の上面に設けられた主クラツチ
操作アーム47とに亘つて架設されたレリーズワ
イヤ48のインナーワイヤ48aが貫通され、か
つ、このインナーワイヤ48aの前端近くにはネ
ジ伸縮調節自在なスリーブ49が外嵌されてい
る。そして、前記主クラツチレバー46がクラツ
チ切り位置(OFF)に切換えられて、ワイヤ4
8aが後方に引張移動されると、前記スリーブ4
9の後端が制御中立姿勢にある上向き片33cの
前面にちようど接当して、T形リンク33及びこ
れと一体の下向きアーム23がこれよりも時計回
りに回動されるのを阻止するように、前記スリー
ブ49の長さが調節されている。
縦ハンドル5に設けた主クラツチレバー46とミ
ツシヨンケース3の上面に設けられた主クラツチ
操作アーム47とに亘つて架設されたレリーズワ
イヤ48のインナーワイヤ48aが貫通され、か
つ、このインナーワイヤ48aの前端近くにはネ
ジ伸縮調節自在なスリーブ49が外嵌されてい
る。そして、前記主クラツチレバー46がクラツ
チ切り位置(OFF)に切換えられて、ワイヤ4
8aが後方に引張移動されると、前記スリーブ4
9の後端が制御中立姿勢にある上向き片33cの
前面にちようど接当して、T形リンク33及びこ
れと一体の下向きアーム23がこれよりも時計回
りに回動されるのを阻止するように、前記スリー
ブ49の長さが調節されている。
このようにすると、圃場内で苗補給等のために
主クラツチを切つて機体を停止したとき、機体が
前方に倒れ込んでセンサーフロート6の接地圧力
が増大しても、スプール19は車輪下降位置(d)に
切換えられることがなくなる。尚、作業中に耕盤
Gの深い箇所に急に落ち込んで機体が大きく前の
めりになり、運転者があわてて主クラツチを切つ
て機体を停止させることがあり、このとき、セン
サーフロート6の上昇によつてT形リンク33が
先に時計回りに回動されている状態から、スリー
ブ49と上向き片33cとの接当でT形リンク3
3がセンサーフロート6を田面Sに押込むように
強制的に時計回りに回動されるのであるが、この
とき強力な圧縮力を受ける第1、第2センサーロ
ツド36,37は介装したバネ38の圧縮変形に
よつて短縮され、座屈や破損が防止される。
主クラツチを切つて機体を停止したとき、機体が
前方に倒れ込んでセンサーフロート6の接地圧力
が増大しても、スプール19は車輪下降位置(d)に
切換えられることがなくなる。尚、作業中に耕盤
Gの深い箇所に急に落ち込んで機体が大きく前の
めりになり、運転者があわてて主クラツチを切つ
て機体を停止させることがあり、このとき、セン
サーフロート6の上昇によつてT形リンク33が
先に時計回りに回動されている状態から、スリー
ブ49と上向き片33cとの接当でT形リンク3
3がセンサーフロート6を田面Sに押込むように
強制的に時計回りに回動されるのであるが、この
とき強力な圧縮力を受ける第1、第2センサーロ
ツド36,37は介装したバネ38の圧縮変形に
よつて短縮され、座屈や破損が防止される。
又、主クラツチを切つて機体を停止したときの
機体高さが畦から低くして新しい苗の補給が行い
にくいときもあり、このような場合には、そのま
まで機体昇降レバー41を「機体上昇」位置
(U)に切換えて、ワイヤ42aで押引きリンク
24を直接後方に引く。すると、上記のように時
計回りの回動を阻止されている下向きアーム23
に対して押引きリンク24は前後長孔28とピン
26を介して融通をもつて連係されているから、
レバー41を少し強く操作するとバネ34に抗し
てリンク24を後方にシフトして車輪下降を行う
ことができ、機体が適当な高さに上昇したところ
でレバー41を「中立」位置(N)又は「自動」
位置(A)に切換えればよい。
機体高さが畦から低くして新しい苗の補給が行い
にくいときもあり、このような場合には、そのま
まで機体昇降レバー41を「機体上昇」位置
(U)に切換えて、ワイヤ42aで押引きリンク
24を直接後方に引く。すると、上記のように時
計回りの回動を阻止されている下向きアーム23
に対して押引きリンク24は前後長孔28とピン
26を介して融通をもつて連係されているから、
レバー41を少し強く操作するとバネ34に抗し
てリンク24を後方にシフトして車輪下降を行う
ことができ、機体が適当な高さに上昇したところ
でレバー41を「中立」位置(N)又は「自動」
位置(A)に切換えればよい。
尚、第3図中の符号50は、スプール19が車
輪上昇側のストロークエンドに至る前にT形リン
ク33の下向き片33aと接当して押引きリンク
24の前方移動を阻止するために、前記ブラケツ
ト21から連設したストツパーであつて、センサ
ーフロート6の前端が不測に田面S内に突入した
まま前進してフロート6を下げる力が外力として
強力に働いても、この外力がスプールに及ぶこと
がなく、制御弁18が保護されている。
輪上昇側のストロークエンドに至る前にT形リン
ク33の下向き片33aと接当して押引きリンク
24の前方移動を阻止するために、前記ブラケツ
ト21から連設したストツパーであつて、センサ
ーフロート6の前端が不測に田面S内に突入した
まま前進してフロート6を下げる力が外力として
強力に働いても、この外力がスプールに及ぶこと
がなく、制御弁18が保護されている。
図面は本発明に係る歩行型田植機の車輪昇降制
御装置の実施例を示し、第1図は田植機の全体側
面図、第2図は田植機の全体平面図、第3図は車
輪昇降制御装置の側面図、第4図は制御装置の平
面図、第5図は制御装置の斜視図、第6図は車輪
懸架構造の概略斜視図、第7図はセンサーロツド
部の正面図、第8図は第3図における−線断
面図、第9図は制御装置のリンク支点部の横断平
面図、第10図はレバー操作部の斜視図である。 4……苗植付装置、6……接地フロート、9…
…推進車輪、18……制御弁、19……スプー
ル、31……スプール付勢用バネ、38……弾性
融通用バネ。
御装置の実施例を示し、第1図は田植機の全体側
面図、第2図は田植機の全体平面図、第3図は車
輪昇降制御装置の側面図、第4図は制御装置の平
面図、第5図は制御装置の斜視図、第6図は車輪
懸架構造の概略斜視図、第7図はセンサーロツド
部の正面図、第8図は第3図における−線断
面図、第9図は制御装置のリンク支点部の横断平
面図、第10図はレバー操作部の斜視図である。 4……苗植付装置、6……接地フロート、9…
…推進車輪、18……制御弁、19……スプー
ル、31……スプール付勢用バネ、38……弾性
融通用バネ。
Claims (1)
- 1 苗植付装置4を連結した機体に、推進車輪9
を油圧駆動昇降可能に取付け、機体下部に上下動
自在に装備した接地フロート6と車輪昇降用の油
圧制御弁18とをリンク連係するとともに、前記
制御弁18のスプール19を車輪上昇操作方向に
弾圧付勢するバネ31を設け、前記接地フロート
6が接地圧増大に伴つて前記バネ31に抗して上
方に変位したときに制御弁18を車輪下降側に切
換え、前記接地フロート6が接地圧減少に伴つて
下方に変位したときに制御弁18を車輪上昇側に
切換えるように構成し、かつ、前記接地フロート
6と制御弁18との連係リンク機構中に制御弁ス
プール19に対して接地フロート6が相対的に上
方に移動するのを許す融通を設けるとともに、こ
の融通を弾性的に保つバネ38を装備してある歩
行型田植機の車輪昇降制御装置において、前記ス
プール付勢用バネ31を圧力調節可能に構成する
とともに、前記弾性融通用バネ38を初期圧力を
かけた状態で組込み、この初期圧力を、前記スプ
ール付勢用バネ31が最も強く調節されたときに
スプール19に働く付勢力に等しいか、これより
大きく設定してある歩行型田植機の車輪昇降制御
装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4833083A JPS59173007A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 歩行型田植機の車輪昇降制御装置 |
| KR1019830002090A KR840007963A (ko) | 1983-03-22 | 1983-05-14 | 보행형 이앙기의 차륜 승강 제어장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4833083A JPS59173007A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 歩行型田植機の車輪昇降制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59173007A JPS59173007A (ja) | 1984-09-29 |
| JPH022565B2 true JPH022565B2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=12800401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4833083A Granted JPS59173007A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | 歩行型田植機の車輪昇降制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59173007A (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5371511U (ja) * | 1976-11-17 | 1978-06-15 | ||
| JPS55150808A (en) * | 1979-05-15 | 1980-11-25 | Kubota Ltd | Walking type rice transplanter |
| JPS56106511A (en) * | 1980-01-29 | 1981-08-24 | Iseki Agricult Mach | Running device of rice transplanter |
| JPS56113220A (en) * | 1980-02-15 | 1981-09-07 | Iseki Agricult Mach | Up and down motion device for wheel of walking type rice transplanter |
| JPS6341847Y2 (ja) * | 1980-08-27 | 1988-11-02 |
-
1983
- 1983-03-22 JP JP4833083A patent/JPS59173007A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59173007A (ja) | 1984-09-29 |
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