JPH0226673B2 - - Google Patents
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- JPH0226673B2 JPH0226673B2 JP21001282A JP21001282A JPH0226673B2 JP H0226673 B2 JPH0226673 B2 JP H0226673B2 JP 21001282 A JP21001282 A JP 21001282A JP 21001282 A JP21001282 A JP 21001282A JP H0226673 B2 JPH0226673 B2 JP H0226673B2
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Description
本発明は、起泡性、洗浄性等の洗浄剤としての
必須要件を満足しながら、皮膚に対する刺激性を
著しく低下させる事に成功した洗浄剤組成物に関
するものである。 従来よりシヤンプー類の界面活性剤としては、
理美容院用のような専門家向けのものでも、一般
市販品でも、主としてアルキル硫酸エステル塩、
ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、α―オレフインス
ルホン酸塩等が多く用いられて来た。 しかしながら、これらの界面活性剤を含有する
シヤンプーは、すぐれた洗浄力を有するものの、
程度の差こそあれ、いずれも皮膚に対する刺激性
が強く認められることが知られており、理容師や
美容師のように、シヤンプーに接する機会の多い
専門家では、手荒れ等の皮膚障害を起こしやすい
ものである。 又、最近では、特におしやれ感覚の発達した若
者たちは洗髪回数が多いが、一般の人たちでも、
洗髪回数が3〜4回/週とか、毎日洗髪というよ
うに増加してきており、刺激性の強い界面活性剤
を配合したシヤンプーで洗髪を続けると、頭皮の
荒れが起こり、ふけやかゆみの発生につながる等
の問題がある。 これらの点から、専門家向け業務用はもちろん
一般市販用に於ても、低皮膚刺激性シヤンプーの
使用が強く要望されるようになつて来ているのが
現状である。 本発明者らは、上記の点に着目し、鋭意研究を
重ねた結果、蛋白質変性力の強い界面活性剤や界
面活性剤組成物では、これらを連用する事により
強度の手荒れ現象や、ふけの発生が認められるの
に対し、蛋白質変性力の小さい界面活性剤やシヤ
ンプー組成物は、長期間連用しても手荒れ等の皮
膚障害が起りにくく、又頭皮でも、ふけの発生が
著しく減少することを見出した。 即ち、種々の界面活性剤や混合界面活性剤組成
物につき、蛋白質変性率の測定、実際に人の手を
用いた手荒れ試験、実使用(連用)によるふけの
量の測定を行ない、蛋白質変性率の低い界面活性
剤や混合界面活性剤組成物では、手荒れしにく
く、ふけの量も減少する傾向にあるという相関を
見出し、本洗浄剤組成物の発明を完成するに至つ
たものである。 即ち、本発明は、 一般式(A) (式中R1は平均炭素原子数7ないし19のアルキ
ル基又はアルケニル基、R2は平均炭素原子数1
ないし3の低級アルキル基、Mはアルカリ金属又
は有機アミン類を表わす。)で表わされるアルキ
ロイルアルキルタウリン塩型陰イオン界面活性剤
と、 一般式(B) (式中R3は平均炭素原子数8ないし20のアルキ
ル基又はアルケニル基、R4およびR5は平均炭素
原子数1ないし3の低級アルキル基または―
CH2CH2OH基、―CH2CH2CH2OH基を表わす。)
で表わされるアミンオキシド型半極性界面活性剤
と、 一般式(C) (式中R6は平均炭素原子数7ないし19のアルキ
ル基又はアルケニル基を表わし、mおよびnは整
数で、m+nは1ないし5である。)で表わされ
るアルキロールアミド型非イオン界面活性剤とを
有効成分として含有する洗浄剤組成物を提供する
ものである。 有効成分の好ましい配合割合は、(A):(B)の重量
比が9:1ないし1:2であり、(A)+(B):(C)の重
量比が15:1ないし1:1の範囲であり、(A)+(B)
+(C)が、全体の10ないし50重量%の割合である。 前記一般式(A)で表わされるアルキロイルアルキ
ルタウリン塩型陰イオン界面活性剤は、充分なる
起泡性、洗浄性等の界面活性剤は有するものの、
蛋白質変性能は強く、単独で用いた場合には所望
の低刺激性洗浄剤は得られない。一方、前記一般
式(B)で表わされるアミンオキシド型半極性界面活
性剤は、蛋白質変性能は低く、刺激性は弱いもの
であるが、起泡性、洗浄性等の界面活性能が劣る
ため、単独で用いた場合には、満足すべき性能を
持つた洗浄剤が得られないという欠点がある。 本発明者らは、前記一般式(A)で表わされるアル
キロイルタウリン塩型陰イオン界面活性剤と、前
記一般式(B)で表わされるアミンオキシド型半極性
界面活性剤を、ある一定の比率で混合した場合、
おのおの単独の場合より粘度の上昇、臨界ミセル
濃度の低下等の現象がおこる事を発見し、陰イオ
ン界面活性剤と両性界面活性剤の複合体が形成さ
れたものと推定したが、この一定比率の混合物で
は、起泡性、洗浄性等の界面活性能力は、一般式
(A)で表わされるアルキロイルアルキルタウリン塩
型陰イオン界面活性剤単独の場合に優るとも劣ら
ず、同時に、蛋白質変性能は、一般式(B)で表わさ
れるアミンオキシド型半極性界面活性剤単独の場
合に優るとも劣らない程度まで著しく低下する事
を発見したものである。即ち、混合して複合体を
形成する事により、明らかに相乗効果が発揮さ
れ、優れた界面活性能を維持しつつ、蛋白質変性
能の低い低刺激性界面活性剤組成物を得る事に成
功したものである。この(A):(B)の重量比は、9:
1ないし1:2の範囲である。この範囲以外の混
合比や、他のアニオン界面活性剤等を多量に加え
て、系のバランスを崩した場合では、充分な蛋白
質変性能の低下効果が得られない。 又、本発明に於て用いられる前記一般式(C)で表
わされるアルキロールアミド型非イオン界面活性
剤は、従来から陰イオン界面活性剤系シヤンプー
に、起泡増強効果、増粘効果、低温安定性の良化
(クラフト点降下)効果等を目的として配合され
ているものであるが、本発明に於ては、上記(A)お
よび(B)の混合物に、この(C)をある一定の比率で配
合することにより、より一層の蛋白質変性能の低
下がおこることが見出された。好ましい(A)+(B):
(C)の比率は重量比で15:1ないし1:1の範囲で
あり、この比率より(A)+(B)が多すぎると、(C)の蛋
白質変性能低下効果が充分に発揮されず、(C)が多
すぎると、シヤンプーとしての洗浄力、起泡性が
損なわれるものである。又、(A)+(B)+(C)は、液体
シヤンプーを形成する為に全体の10ないし50重量
%である事が望ましい。 本発明に於て一般式(A)で表わされるアルキロイ
ルアルキルタウリン塩型陰イオン界面活性剤は例
えば、アルキロイル基R1CO―としては、
C11H23CO―、C13H27CO―、C15H31CO―、
C17H35CO―、C17H33CO―、ヤシ油脂肪酸から
得られる炭素数8ないし20の混合アルキロイル基
等が、アルキル基R2としてはCH3―、C2H5―、
C3H7―が、そして対イオンMとしては―Li、―
K、―Na、モノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミンが挙げられる。 一般式(B)で表わされるアミンオキシド型半極性
界面活性剤は、例えばアルキル基R3としては
C7H15―、C9H19―、C11H23―、C13H27―、
C15H31、C17H33―、C17H31―、C17H29―、ヤシ
油から得られる炭素数7ないし19の混合アルキル
基等がR4およびR5としては―CH3、―C2H5、―
C3H7、―CH2OH、―CH2CH2OH、―
CH2CH2CH2OH等が挙げられる。 一般式(C)で表わされるアルキロールアミド型非
イオン界面活性剤は、例えば、アルキロイル基
R6CO―としては、C11H23CO―,C13H27CO―,
C15H31CO―,C17H35CO―,C17H33CO―、ヤシ
油脂肪酸から得られる炭素数8ないし20の混合ア
ルキロイル基等が挙げられる。 本発明の洗浄剤組成物は、所望により、洗浄剤
に一般に配合される成分、例えば、高級アルコー
ル、ラノリン誘導体、蛋白誘導体や、ポリエチレ
ングリコールの脂肪酸エステル類等の油性成分、
プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレ
ングリコール等の保湿剤成分、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテルやポリエチレンオキシドポリ
プロピレンオキシドブロツクポリマー等の非イオ
ン界面活性剤、水溶性高分子物質(アニオン性、
非イオン性、カチオン性のものを含む)、金属イ
オン封鎖剤、防腐剤、殺菌剤、PH調整剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、色素及び香料等を含むこと
ができる。 次に本発明を、実施例をもつて詳細に説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではな
い。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験
法、評価法を説明する。 起泡性試験法 CaCO370ppm人工硬水で、試料濃度1%溶液
を400ml作成し、温度40℃の条件下で、撹拌機つ
き円筒形シリンダーを用いて起泡量を測定した。 ○…泡立ち良好 泡量 2000ml以上 △…泡立ち普通 泡量 1500ml以上 2000ml未満 ×…泡立ち不良 泡量 1500ml未満 洗浄性試験法 CaO/MgO=3/1、5゜DH人工硬水で、試料
濃度1%溶液を作成し、ウールサージを用いた人
工皮脂汚染布を洗浄した。 温度40℃の条件下でターゴトメーター(JIS K
―3371)を用いて、洗浄し、洗浄前後の反射率よ
り、洗浄効率を求めた。 洗浄効率(%)=RW−RS/RO−RS×100 RO:原布(ウールサージ)の反射率 RS:汚染布の反射率 RW:洗浄後の汚染布の反射率 ○…洗浄性良好 洗浄効率 80%以上 △…洗浄性普通 洗浄効率 60%以上 80%未満 ×…洗浄性不良 洗浄効率 60%未満 蛋白質変性率測定法 水系高速液体クロマトグラフイを利用し、卵白
アルブミンPH7緩衝液に、試料濃度1%になるよ
うに試料を加えた場合の、卵白アルブミン変性率
を、220nmの吸収ピークを用いて測定した。 変性率(%)=HO−HS/HO×100 HO:卵白アルブミンの220nm吸収ピークの高さ HS:卵白アルブミン緩衝溶液に試料を加えた時
の220nm吸収ピークの高さ。 ◎…卵白アルブミン変性率 30%未満 〇…卵白アルブミン変性率 30%以上 60%未満 △…卵白アルブミン変性率 60%以上 80%未満 ×…卵白アルブミン変性率 80%以上 手荒れ試験法 各試料につき、男女各5名、合計10名のパネル
を用い、左右どちらか一方の手を、試料濃度5
%、温度35℃の水溶液に、他方の手を同温度の水
に、10分間浸漬する操作を1日当り2回、2日間
続けて行ない、左右の手の肌荒れ状態の差を肉眼
で判定した。 ◎…手荒れ性著しく弱い 10人中0〜1名
試料側に手荒れが認められた 〇…手荒れ性やや弱い 10人中2〜4名
試料側に手荒れが認められた △…手荒れ性やや強い 10人中5〜7名
試料側に手荒れが認められた ×…手荒れ性著しく強い 10人中8〜10名
試料側に手荒れが認められた ふけ発生量測定法 普段、ラウリルエーテルサルフエート系の一般
市販シヤンプー(ふけかゆみ用としての薬剤を含
有しないもの)を使用しているパネルに、普段と
同じ、洗髪頻度、普段と同じ洗髪方法で、試料を
用いて、5回、洗髪してもらい、試料使用前後の
ふけの量を比較した。一般市販シヤンプーで洗髪
後3日目のふけの量と、試料で、5回洗髪した最
終日から3日目のふけの量を測定した。 ふけは、布つき吸引装置で、頭部より、吸引
採取し、他の異物による誤差を除くため、ケルダ
ール法により窒素量を定量し、これを6.25倍して
平均蛋白質量を求め、ふけの量(mg/頭)とし
た。パネル数は、各試料につき3名で、平均値で
比較した。 ◎…試料使用後 ふけの量が 30%以上
減少したもの 〇…試料使用後 ふけの量が 10%以上
30%未満 減少したもの △…試料使用後 ふけの量が 0%以上
10%未満 減少したもの ×…試料使用後 ふけの量が 増加したもの 実施例 1〜8 次の表―1に記載の配合組成よりなるシヤンプ
ーを調整し、その起泡性、洗浄性、蛋白質変性
率、手荒れ性、ふけ発生量を調べた。 これらの結果を表―1(実施例)及び表―2(比
較例)に示す。
必須要件を満足しながら、皮膚に対する刺激性を
著しく低下させる事に成功した洗浄剤組成物に関
するものである。 従来よりシヤンプー類の界面活性剤としては、
理美容院用のような専門家向けのものでも、一般
市販品でも、主としてアルキル硫酸エステル塩、
ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、α―オレフインス
ルホン酸塩等が多く用いられて来た。 しかしながら、これらの界面活性剤を含有する
シヤンプーは、すぐれた洗浄力を有するものの、
程度の差こそあれ、いずれも皮膚に対する刺激性
が強く認められることが知られており、理容師や
美容師のように、シヤンプーに接する機会の多い
専門家では、手荒れ等の皮膚障害を起こしやすい
ものである。 又、最近では、特におしやれ感覚の発達した若
者たちは洗髪回数が多いが、一般の人たちでも、
洗髪回数が3〜4回/週とか、毎日洗髪というよ
うに増加してきており、刺激性の強い界面活性剤
を配合したシヤンプーで洗髪を続けると、頭皮の
荒れが起こり、ふけやかゆみの発生につながる等
の問題がある。 これらの点から、専門家向け業務用はもちろん
一般市販用に於ても、低皮膚刺激性シヤンプーの
使用が強く要望されるようになつて来ているのが
現状である。 本発明者らは、上記の点に着目し、鋭意研究を
重ねた結果、蛋白質変性力の強い界面活性剤や界
面活性剤組成物では、これらを連用する事により
強度の手荒れ現象や、ふけの発生が認められるの
に対し、蛋白質変性力の小さい界面活性剤やシヤ
ンプー組成物は、長期間連用しても手荒れ等の皮
膚障害が起りにくく、又頭皮でも、ふけの発生が
著しく減少することを見出した。 即ち、種々の界面活性剤や混合界面活性剤組成
物につき、蛋白質変性率の測定、実際に人の手を
用いた手荒れ試験、実使用(連用)によるふけの
量の測定を行ない、蛋白質変性率の低い界面活性
剤や混合界面活性剤組成物では、手荒れしにく
く、ふけの量も減少する傾向にあるという相関を
見出し、本洗浄剤組成物の発明を完成するに至つ
たものである。 即ち、本発明は、 一般式(A) (式中R1は平均炭素原子数7ないし19のアルキ
ル基又はアルケニル基、R2は平均炭素原子数1
ないし3の低級アルキル基、Mはアルカリ金属又
は有機アミン類を表わす。)で表わされるアルキ
ロイルアルキルタウリン塩型陰イオン界面活性剤
と、 一般式(B) (式中R3は平均炭素原子数8ないし20のアルキ
ル基又はアルケニル基、R4およびR5は平均炭素
原子数1ないし3の低級アルキル基または―
CH2CH2OH基、―CH2CH2CH2OH基を表わす。)
で表わされるアミンオキシド型半極性界面活性剤
と、 一般式(C) (式中R6は平均炭素原子数7ないし19のアルキ
ル基又はアルケニル基を表わし、mおよびnは整
数で、m+nは1ないし5である。)で表わされ
るアルキロールアミド型非イオン界面活性剤とを
有効成分として含有する洗浄剤組成物を提供する
ものである。 有効成分の好ましい配合割合は、(A):(B)の重量
比が9:1ないし1:2であり、(A)+(B):(C)の重
量比が15:1ないし1:1の範囲であり、(A)+(B)
+(C)が、全体の10ないし50重量%の割合である。 前記一般式(A)で表わされるアルキロイルアルキ
ルタウリン塩型陰イオン界面活性剤は、充分なる
起泡性、洗浄性等の界面活性剤は有するものの、
蛋白質変性能は強く、単独で用いた場合には所望
の低刺激性洗浄剤は得られない。一方、前記一般
式(B)で表わされるアミンオキシド型半極性界面活
性剤は、蛋白質変性能は低く、刺激性は弱いもの
であるが、起泡性、洗浄性等の界面活性能が劣る
ため、単独で用いた場合には、満足すべき性能を
持つた洗浄剤が得られないという欠点がある。 本発明者らは、前記一般式(A)で表わされるアル
キロイルタウリン塩型陰イオン界面活性剤と、前
記一般式(B)で表わされるアミンオキシド型半極性
界面活性剤を、ある一定の比率で混合した場合、
おのおの単独の場合より粘度の上昇、臨界ミセル
濃度の低下等の現象がおこる事を発見し、陰イオ
ン界面活性剤と両性界面活性剤の複合体が形成さ
れたものと推定したが、この一定比率の混合物で
は、起泡性、洗浄性等の界面活性能力は、一般式
(A)で表わされるアルキロイルアルキルタウリン塩
型陰イオン界面活性剤単独の場合に優るとも劣ら
ず、同時に、蛋白質変性能は、一般式(B)で表わさ
れるアミンオキシド型半極性界面活性剤単独の場
合に優るとも劣らない程度まで著しく低下する事
を発見したものである。即ち、混合して複合体を
形成する事により、明らかに相乗効果が発揮さ
れ、優れた界面活性能を維持しつつ、蛋白質変性
能の低い低刺激性界面活性剤組成物を得る事に成
功したものである。この(A):(B)の重量比は、9:
1ないし1:2の範囲である。この範囲以外の混
合比や、他のアニオン界面活性剤等を多量に加え
て、系のバランスを崩した場合では、充分な蛋白
質変性能の低下効果が得られない。 又、本発明に於て用いられる前記一般式(C)で表
わされるアルキロールアミド型非イオン界面活性
剤は、従来から陰イオン界面活性剤系シヤンプー
に、起泡増強効果、増粘効果、低温安定性の良化
(クラフト点降下)効果等を目的として配合され
ているものであるが、本発明に於ては、上記(A)お
よび(B)の混合物に、この(C)をある一定の比率で配
合することにより、より一層の蛋白質変性能の低
下がおこることが見出された。好ましい(A)+(B):
(C)の比率は重量比で15:1ないし1:1の範囲で
あり、この比率より(A)+(B)が多すぎると、(C)の蛋
白質変性能低下効果が充分に発揮されず、(C)が多
すぎると、シヤンプーとしての洗浄力、起泡性が
損なわれるものである。又、(A)+(B)+(C)は、液体
シヤンプーを形成する為に全体の10ないし50重量
%である事が望ましい。 本発明に於て一般式(A)で表わされるアルキロイ
ルアルキルタウリン塩型陰イオン界面活性剤は例
えば、アルキロイル基R1CO―としては、
C11H23CO―、C13H27CO―、C15H31CO―、
C17H35CO―、C17H33CO―、ヤシ油脂肪酸から
得られる炭素数8ないし20の混合アルキロイル基
等が、アルキル基R2としてはCH3―、C2H5―、
C3H7―が、そして対イオンMとしては―Li、―
K、―Na、モノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミンが挙げられる。 一般式(B)で表わされるアミンオキシド型半極性
界面活性剤は、例えばアルキル基R3としては
C7H15―、C9H19―、C11H23―、C13H27―、
C15H31、C17H33―、C17H31―、C17H29―、ヤシ
油から得られる炭素数7ないし19の混合アルキル
基等がR4およびR5としては―CH3、―C2H5、―
C3H7、―CH2OH、―CH2CH2OH、―
CH2CH2CH2OH等が挙げられる。 一般式(C)で表わされるアルキロールアミド型非
イオン界面活性剤は、例えば、アルキロイル基
R6CO―としては、C11H23CO―,C13H27CO―,
C15H31CO―,C17H35CO―,C17H33CO―、ヤシ
油脂肪酸から得られる炭素数8ないし20の混合ア
ルキロイル基等が挙げられる。 本発明の洗浄剤組成物は、所望により、洗浄剤
に一般に配合される成分、例えば、高級アルコー
ル、ラノリン誘導体、蛋白誘導体や、ポリエチレ
ングリコールの脂肪酸エステル類等の油性成分、
プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレ
ングリコール等の保湿剤成分、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテルやポリエチレンオキシドポリ
プロピレンオキシドブロツクポリマー等の非イオ
ン界面活性剤、水溶性高分子物質(アニオン性、
非イオン性、カチオン性のものを含む)、金属イ
オン封鎖剤、防腐剤、殺菌剤、PH調整剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、色素及び香料等を含むこと
ができる。 次に本発明を、実施例をもつて詳細に説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではな
い。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験
法、評価法を説明する。 起泡性試験法 CaCO370ppm人工硬水で、試料濃度1%溶液
を400ml作成し、温度40℃の条件下で、撹拌機つ
き円筒形シリンダーを用いて起泡量を測定した。 ○…泡立ち良好 泡量 2000ml以上 △…泡立ち普通 泡量 1500ml以上 2000ml未満 ×…泡立ち不良 泡量 1500ml未満 洗浄性試験法 CaO/MgO=3/1、5゜DH人工硬水で、試料
濃度1%溶液を作成し、ウールサージを用いた人
工皮脂汚染布を洗浄した。 温度40℃の条件下でターゴトメーター(JIS K
―3371)を用いて、洗浄し、洗浄前後の反射率よ
り、洗浄効率を求めた。 洗浄効率(%)=RW−RS/RO−RS×100 RO:原布(ウールサージ)の反射率 RS:汚染布の反射率 RW:洗浄後の汚染布の反射率 ○…洗浄性良好 洗浄効率 80%以上 △…洗浄性普通 洗浄効率 60%以上 80%未満 ×…洗浄性不良 洗浄効率 60%未満 蛋白質変性率測定法 水系高速液体クロマトグラフイを利用し、卵白
アルブミンPH7緩衝液に、試料濃度1%になるよ
うに試料を加えた場合の、卵白アルブミン変性率
を、220nmの吸収ピークを用いて測定した。 変性率(%)=HO−HS/HO×100 HO:卵白アルブミンの220nm吸収ピークの高さ HS:卵白アルブミン緩衝溶液に試料を加えた時
の220nm吸収ピークの高さ。 ◎…卵白アルブミン変性率 30%未満 〇…卵白アルブミン変性率 30%以上 60%未満 △…卵白アルブミン変性率 60%以上 80%未満 ×…卵白アルブミン変性率 80%以上 手荒れ試験法 各試料につき、男女各5名、合計10名のパネル
を用い、左右どちらか一方の手を、試料濃度5
%、温度35℃の水溶液に、他方の手を同温度の水
に、10分間浸漬する操作を1日当り2回、2日間
続けて行ない、左右の手の肌荒れ状態の差を肉眼
で判定した。 ◎…手荒れ性著しく弱い 10人中0〜1名
試料側に手荒れが認められた 〇…手荒れ性やや弱い 10人中2〜4名
試料側に手荒れが認められた △…手荒れ性やや強い 10人中5〜7名
試料側に手荒れが認められた ×…手荒れ性著しく強い 10人中8〜10名
試料側に手荒れが認められた ふけ発生量測定法 普段、ラウリルエーテルサルフエート系の一般
市販シヤンプー(ふけかゆみ用としての薬剤を含
有しないもの)を使用しているパネルに、普段と
同じ、洗髪頻度、普段と同じ洗髪方法で、試料を
用いて、5回、洗髪してもらい、試料使用前後の
ふけの量を比較した。一般市販シヤンプーで洗髪
後3日目のふけの量と、試料で、5回洗髪した最
終日から3日目のふけの量を測定した。 ふけは、布つき吸引装置で、頭部より、吸引
採取し、他の異物による誤差を除くため、ケルダ
ール法により窒素量を定量し、これを6.25倍して
平均蛋白質量を求め、ふけの量(mg/頭)とし
た。パネル数は、各試料につき3名で、平均値で
比較した。 ◎…試料使用後 ふけの量が 30%以上
減少したもの 〇…試料使用後 ふけの量が 10%以上
30%未満 減少したもの △…試料使用後 ふけの量が 0%以上
10%未満 減少したもの ×…試料使用後 ふけの量が 増加したもの 実施例 1〜8 次の表―1に記載の配合組成よりなるシヤンプ
ーを調整し、その起泡性、洗浄性、蛋白質変性
率、手荒れ性、ふけ発生量を調べた。 これらの結果を表―1(実施例)及び表―2(比
較例)に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
このように、本発明例は、起泡性、洗浄性、蛋
白質変性率、手荒れ性、ふけ発生量のすべてに於
て、優れた性能を示した。 実施例 9 次の配合組成よりなるシヤンプーを調製した。 ココイルメチルタウリン―Na 10(重量%) ラウリルジメチルアミンオキシド 6 ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド 4 グリセリン 2 香 料 0.3 水 残 余 実施例 10 次の配合組成よりなるシヤンプーを調製した。 ココイルメチルタウリン―Na 10(重量%) ラウリルジメチルアミンオキシド 6 ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド 4 ポリエチレングリコール 2 クエン酸 0.2 カチオン化セルロースエーテル 0.6 香 料 0.3 水 残 余 実施例 11 次の配合組成よりなるシヤンプーを調製した。 エチレングリコール脂肪酸エステル
2(重量%) ラウロイルメチルタウリン―Na 10 ココイルジヒドロキシエチルアミンオキシド
6 ラウリン酸ジエタノールアミド 4 ポリ(ジメチルジアリルアンモニウムクロリ
ド) 1 クエン酸 0.2 香 料 0.3 水 残 余
白質変性率、手荒れ性、ふけ発生量のすべてに於
て、優れた性能を示した。 実施例 9 次の配合組成よりなるシヤンプーを調製した。 ココイルメチルタウリン―Na 10(重量%) ラウリルジメチルアミンオキシド 6 ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド 4 グリセリン 2 香 料 0.3 水 残 余 実施例 10 次の配合組成よりなるシヤンプーを調製した。 ココイルメチルタウリン―Na 10(重量%) ラウリルジメチルアミンオキシド 6 ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド 4 ポリエチレングリコール 2 クエン酸 0.2 カチオン化セルロースエーテル 0.6 香 料 0.3 水 残 余 実施例 11 次の配合組成よりなるシヤンプーを調製した。 エチレングリコール脂肪酸エステル
2(重量%) ラウロイルメチルタウリン―Na 10 ココイルジヒドロキシエチルアミンオキシド
6 ラウリン酸ジエタノールアミド 4 ポリ(ジメチルジアリルアンモニウムクロリ
ド) 1 クエン酸 0.2 香 料 0.3 水 残 余
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(A) (式中R1は平均炭素原子数7ないし19のアルキ
ル基又は、アルケニル基、R2は平均炭素原子数
1ないし3の低級アルキル基、Mはアルカリ金属
又は有機アミン類を表わす。)で表わされるアル
キロイルアルキルタウリン塩型陰イオン界面活性
剤と、 一般式(B) (式中R3は平均炭素原子数8ないし20のアルキ
ル基又はアルケニル基、R4およびR5は平均炭素
原子数1ないし3の低級アルキル基、―
CH2CH2OH基または―CH2CH2CH2OH基を表わ
す。)で表わされるアミンオキシド型半極性界面
活性剤と、 一般式(C) (式中R6は平均炭素原子数7ないし19のアルキ
ル基又はアルケニル基を表わし、mおよびnは整
数でm+nは1ないし5である。)で表わされる
アルキロールアミド型非イオン界面活性剤とを有
効成分として含有する洗浄剤組成物。 2 一般式(A)で表わされるアルキロイルアルキル
タウリン塩型陰イオン界面活性剤と一般式(B)で表
わされるアミンオキシド型半極性界面活性剤の重
量比が9:1ないし1:2の範囲であり、(A)+(B)
と一般式(C)で表わされるアルキロールアミド型非
イオン界面活性剤の重量比が15:1ないし1:1
の範囲であり、(A)+(B)+(C)が全体の10ないし50重
量%である特許請求の範囲第1項記載の洗浄剤組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21001282A JPS59100198A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21001282A JPS59100198A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 洗浄剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59100198A JPS59100198A (ja) | 1984-06-09 |
| JPH0226673B2 true JPH0226673B2 (ja) | 1990-06-12 |
Family
ID=16582363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21001282A Granted JPS59100198A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59100198A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0684510B2 (ja) * | 1985-05-29 | 1994-10-26 | 株式会社資生堂 | 洗浄剤組成物 |
| US4938893A (en) * | 1986-11-14 | 1990-07-03 | Ecolab Inc. | Detersive systems and low foaming aqueous surfactant solutions containing a mono (C1-4 alkyl)-di(C6-20 alkyl)-amine oxide compound |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP21001282A patent/JPS59100198A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59100198A (ja) | 1984-06-09 |
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