JPH022862B2 - - Google Patents
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- JPH022862B2 JPH022862B2 JP56196658A JP19665881A JPH022862B2 JP H022862 B2 JPH022862 B2 JP H022862B2 JP 56196658 A JP56196658 A JP 56196658A JP 19665881 A JP19665881 A JP 19665881A JP H022862 B2 JPH022862 B2 JP H022862B2
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- methanol
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明はDC−45物質を含有してなる抗腫瘍剤
に関する。 さらに詳しくは、本発明は 一般式() 〔式中、Rは式 または水素原子(DC−45−A2)を表わす〕で表
わされるDC−45物質を含有してなる抗腫瘍剤に
関する。DC−45−A1およびA2は新規物質であ
り、例えばストレプトマイセス属の微生物を培地
中で培養すること又はDC−45−Aから合成する
ことによつて製造することができる。それらの製
造法の詳細は特願昭56−113601号明細書に記載さ
れているが、その一例を後記参考例に示す。 本発明者らは、DC−45物質の抗腫瘍作用につ
いて種々検討した結果、DC−45−A1およびA2が
優れた抗腫瘍作用を有することを見い出し本発明
を完成した。 以下、本発明を詳細に説明する。 DC−45−A1およびA2は新規物質であり、それ
らの理化学的性質が次に示される。 (1) DC−45−A1の理化学的性質 融点:184−186℃(分解) 元素分析値(%):H:5.96、C:57.77 分子量:704 分子式:C34H40O16 紫外部吸収スペクトル(メタノール中):
第1図 赤外部吸収スペクトル(KBr錠剤法):第
2図 旋光度:〔α〕25 D+103゜(C=0.5、CHCl3) PMRスペクトル(CDCl3中、TMS基準)
(ppm)1.07(3H、s)、1.24(3H、dJ=6.4)
1.50〜2.50(多くのピークが見られる)2.14
(3H、s)、2.60(3H、s)、3.02(1H、dJ=
5.4)、3.13(1H、dJ=5.4)、3.46(3H、s)、
3.63(3H、s)、3.84(3H、s)4.50〜5.50(多
くのピークが見られる)、7.43(1H、s)、
1.43(1H、s) CMRスペクトル(CDCl3中TMS基準)
(ppm)16.9、20.5、20.9、25.7、36.7(2本)、
50.2、56.6、57.0、62.7、63.0、68.0(2本)、
68.9、69.2、69.4、73.3、74.4、98.3、99.0、
100.1、104.1、107.4、114.8、115.4、116.7、
126.5、135.4、143.0、、144.9、151.6、163.0、
170.4、203.1 溶解性:メタノール、エタノール、アセト
ン、酢酸エチル、クロロホルムに可溶、ベン
ゼン、エーテル水に難溶、n−ヘキサンに不
溶 (2) DC−45−A2の理化学的性質 融点:152−158℃(分解) 元素分析値(%):H:5.23、C:57.80 分子量:518 分子式:C25H26O12 紫外部吸収スペクトル(メタノール中):
第3図 赤外部吸収スペクトル(KBr錠剤法):第
4図 旋光度:〔α〕25 D+97.5゜(C=0.5、CHCl3) PMRスペクトル(CDCl3中、TMS基準)
(ppm)1.50〜2.50(多くのピークが見られ
る)、2.61(3H、s)、3.01(1H、dJ=4.6)
3.13(1H、dJ=4.6)、3.46(3H、s)、3.62
(3H、s)、3.92(3H、s)、4.50〜5.50(多く
のピークが見られる)7.43(1H、s)14.0
(1H、s) CMRスペクトル(CDCl3中、TMS基準)
(ppm)20.5、37.3、50.0、56.6、57.0、61.8、
63.1、67.8、69.1、69.4、73.4、99.0、100.0、
104.0、107.4、114.3、115.1、116.2、129.3、
135.5、142.6、144.3、151.4、162.1、203.6 溶解性:メタノール、エタノール、アセト
ン、酢酸エチル、クロロホルムに可溶、ベン
ゼン、エーテル、水に難溶、n−ヘキサンに
不溶 次にDC−45−A1およびA2の急性毒性試験およ
び抗腫瘍作用について説明する。 () 急性毒性試験 体重が19±1gのddY雄性マウス(一群5
匹)の腹腔内又は尾静脈に段階希釈して作成し
た本化合物の生理食塩水溶液の0.5mlずつを1
回投与した。投与後、14日間マウスの生死を観
察し、それぞれの死亡率を求め、Behrens−
Ko¨rber法によりLD50を算出した。その結果を
第1表に示す。
に関する。 さらに詳しくは、本発明は 一般式() 〔式中、Rは式 または水素原子(DC−45−A2)を表わす〕で表
わされるDC−45物質を含有してなる抗腫瘍剤に
関する。DC−45−A1およびA2は新規物質であ
り、例えばストレプトマイセス属の微生物を培地
中で培養すること又はDC−45−Aから合成する
ことによつて製造することができる。それらの製
造法の詳細は特願昭56−113601号明細書に記載さ
れているが、その一例を後記参考例に示す。 本発明者らは、DC−45物質の抗腫瘍作用につ
いて種々検討した結果、DC−45−A1およびA2が
優れた抗腫瘍作用を有することを見い出し本発明
を完成した。 以下、本発明を詳細に説明する。 DC−45−A1およびA2は新規物質であり、それ
らの理化学的性質が次に示される。 (1) DC−45−A1の理化学的性質 融点:184−186℃(分解) 元素分析値(%):H:5.96、C:57.77 分子量:704 分子式:C34H40O16 紫外部吸収スペクトル(メタノール中):
第1図 赤外部吸収スペクトル(KBr錠剤法):第
2図 旋光度:〔α〕25 D+103゜(C=0.5、CHCl3) PMRスペクトル(CDCl3中、TMS基準)
(ppm)1.07(3H、s)、1.24(3H、dJ=6.4)
1.50〜2.50(多くのピークが見られる)2.14
(3H、s)、2.60(3H、s)、3.02(1H、dJ=
5.4)、3.13(1H、dJ=5.4)、3.46(3H、s)、
3.63(3H、s)、3.84(3H、s)4.50〜5.50(多
くのピークが見られる)、7.43(1H、s)、
1.43(1H、s) CMRスペクトル(CDCl3中TMS基準)
(ppm)16.9、20.5、20.9、25.7、36.7(2本)、
50.2、56.6、57.0、62.7、63.0、68.0(2本)、
68.9、69.2、69.4、73.3、74.4、98.3、99.0、
100.1、104.1、107.4、114.8、115.4、116.7、
126.5、135.4、143.0、、144.9、151.6、163.0、
170.4、203.1 溶解性:メタノール、エタノール、アセト
ン、酢酸エチル、クロロホルムに可溶、ベン
ゼン、エーテル水に難溶、n−ヘキサンに不
溶 (2) DC−45−A2の理化学的性質 融点:152−158℃(分解) 元素分析値(%):H:5.23、C:57.80 分子量:518 分子式:C25H26O12 紫外部吸収スペクトル(メタノール中):
第3図 赤外部吸収スペクトル(KBr錠剤法):第
4図 旋光度:〔α〕25 D+97.5゜(C=0.5、CHCl3) PMRスペクトル(CDCl3中、TMS基準)
(ppm)1.50〜2.50(多くのピークが見られ
る)、2.61(3H、s)、3.01(1H、dJ=4.6)
3.13(1H、dJ=4.6)、3.46(3H、s)、3.62
(3H、s)、3.92(3H、s)、4.50〜5.50(多く
のピークが見られる)7.43(1H、s)14.0
(1H、s) CMRスペクトル(CDCl3中、TMS基準)
(ppm)20.5、37.3、50.0、56.6、57.0、61.8、
63.1、67.8、69.1、69.4、73.4、99.0、100.0、
104.0、107.4、114.3、115.1、116.2、129.3、
135.5、142.6、144.3、151.4、162.1、203.6 溶解性:メタノール、エタノール、アセト
ン、酢酸エチル、クロロホルムに可溶、ベン
ゼン、エーテル、水に難溶、n−ヘキサンに
不溶 次にDC−45−A1およびA2の急性毒性試験およ
び抗腫瘍作用について説明する。 () 急性毒性試験 体重が19±1gのddY雄性マウス(一群5
匹)の腹腔内又は尾静脈に段階希釈して作成し
た本化合物の生理食塩水溶液の0.5mlずつを1
回投与した。投与後、14日間マウスの生死を観
察し、それぞれの死亡率を求め、Behrens−
Ko¨rber法によりLD50を算出した。その結果を
第1表に示す。
【表】
() 抗腫瘍作用
実験方法
(1) サルコーマ180固形腫瘍に対する効果依殖
後7日目のサルコーマ180腹水担癌マウスか
ら腹水細胞を採取し、滅菌生理食塩水により
5×107個/mlの細胞浮遊液を作成した。こ
の0.1mlを体重19±1gのddY雄性マウスの
右腋窩部皮下に移殖した。1回投与は、移殖
後24時間目に、連続投与は、移殖後24時間目
より1日1回6日間、各群5匹ずつのマウス
に薬剤を尾静脈より投与した。薬剤の抗腫瘍
活性の判定は、移殖後7日目に腫瘍の長径a
と短径bを測定し、腫瘍体積に相当するa×
b2/2の値を求めた。対照群Cに対する薬剤
投与群Tの体積の比T/Cを目安に抗腫瘍効
果を表わし、その結果を第1表に示す。 (2) ED50 サルコーマ180固型腫瘍の体積を対照群の
50%に低下させる投与量を、ED50とした。
縦軸にT/C、横軸に対数目盛で投与量を表
したグラフに、投与量とT/Cの関係をプロ
ツトし、投与量と抗腫瘍活性を最小二乗法で
直線として求め、T/Cが0.5を示す投与量
をED50として計算した。その結果を第2表
に示す。なお、最大耐容量におけるT/Cが
0.5以下を示さない場合は、ED50を求めなか
つた。
後7日目のサルコーマ180腹水担癌マウスか
ら腹水細胞を採取し、滅菌生理食塩水により
5×107個/mlの細胞浮遊液を作成した。こ
の0.1mlを体重19±1gのddY雄性マウスの
右腋窩部皮下に移殖した。1回投与は、移殖
後24時間目に、連続投与は、移殖後24時間目
より1日1回6日間、各群5匹ずつのマウス
に薬剤を尾静脈より投与した。薬剤の抗腫瘍
活性の判定は、移殖後7日目に腫瘍の長径a
と短径bを測定し、腫瘍体積に相当するa×
b2/2の値を求めた。対照群Cに対する薬剤
投与群Tの体積の比T/Cを目安に抗腫瘍効
果を表わし、その結果を第1表に示す。 (2) ED50 サルコーマ180固型腫瘍の体積を対照群の
50%に低下させる投与量を、ED50とした。
縦軸にT/C、横軸に対数目盛で投与量を表
したグラフに、投与量とT/Cの関係をプロ
ツトし、投与量と抗腫瘍活性を最小二乗法で
直線として求め、T/Cが0.5を示す投与量
をED50として計算した。その結果を第2表
に示す。なお、最大耐容量におけるT/Cが
0.5以下を示さない場合は、ED50を求めなか
つた。
【表】
【表】
第2表から判る様にDC−45−A1とDC−45−
A2は、1回投与においても6回連続投与におい
ても抗腫瘍効果を示し、その最大耐容量における
T/Cの値は対照化合物であるDC−45−Aおよ
びDC−45−B2よりも小さく、Sarcoma180固型
腫瘍に対して腫瘍増殖抑制効果が強い。 DC−45−A1とDC−45−A2を抗腫瘍剤として
用いるに際しては、DC−45−A1では0.001〜0.05
mg/Kg、DC−45−A2では0.02〜1.0mg/Kgの各化
合物を、生理食塩水、ブドウ糖注射液に溶解し
て、静脈内に1日1回投与すればよい。 投与量は、年令や症状により適宜増減できる。
又、投与頻度は、投与量により1回/週〜1回/
月に適宜調整する。 さらにDC−45−A1又はDC−45−A2を粉剤、
錠剤等の形態にして、同様の投与量で経口的に投
与することもできる。 粉剤、錠剤を調整する場合には、例えば、DC
−45−A1又はA2をラクトース、マンニトールな
どの賦形剤、馬れいしよでんぷんなどの崩壊剤、
ステアリン酸ナトリウム、タルクなどの滑沢剤、
ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアル
コールなどの結合剤を混合して調製する。 以下に、実施例および参考例(DC−45−A1お
よびA2の製造例)を示す。 実施例 1 (注射剤) DC−45−A22.0gを蒸留水1000mlに溶解した
後、ミリポアフイルター(pore size:0.22μ)で
加圧ろ過して無菌化を行う。得られた無菌ろ液を
10mlの褐色バイアルに5mlずつ分注し(主薬:10
ml/バイアル)、−50℃で2時間凍結後、棚温−10
℃、真空度0.1mmHgで24時間一次乾燥を行なう。
棚温と品温が一致したのを確認後、棚温40℃、真
空度0.1mmHgで4時間二次乾燥を行ない水分を除
去した後、ゴム栓を施し打栓する。 これを、用時、滅菌生理食塩水5mlを加え、充
分振とう撹拌して溶解し、注射剤を調製する。 参考例 1 種菌としてストレプトマイセス・ボトロペンシ
スDO−45(菌学的性質は特開昭56−61398号公報
に記載されている。)を用いた。該菌株を30容
量のジヤーフアーメンター中の種培地〔KCl4
g/、MgSO4・7H2O0.5g/、KH2PO41.5
g/、硫安5.0g/、シユークロース20g/
、フラクトース10g/、グルコース10g/
、コーンスチープリカー5.0g/、CaCO320
g/PH7.0〕15に植菌し、30℃で48時間振と
う(220r.p.m.)培養した。かくして得られた種
培養液を300容量のフアーメンター中の下記組
成の発酵培地150に5%(容量)の割合で移し、
30℃で通気撹拌方式(回転数180r.p.m.通気量150
/min)により培養を行つた。 発酵培地組成:グルコース30g/、可溶性デン
プン10g/、フアームメデイア(綿実粕、ト
レーダーズ・オイル・ミル社製、U.S.A.)10
g/、K2HPO41g/、MgSO4・7H2O1
g/、NaCl3g/、CuSO4・5H3O70mg/
、FeSO4・7H2O10mg/、MnCl2・4H2O8
mg/、znSO4・7H2O2mg/、CoCl2・
6H2O0.006mg/、PH7.0(殺菌前)にNaOH調
整する。 培養中培地のPHは制御しないで、72時間培養し
た。培養液より菌体および沈殿物を別し、液
130を得た。まず液を10の非イオン性多孔
性樹脂(商品名「ダイヤイオンHP−10」三菱化
成社製)に通塔して活性物質を吸着させ、水約20
で水洗後50%(V/V)メタノール約20で洗
い不純物を除去する。次いでメタノールで溶出す
る。メタノール画分約10を濃縮乾固後、0.1M
燐酸緩衝液(PH7.0)に溶解後等量の酢酸エチル
で3回抽出した。酢酸エチル層を濃縮後、セライ
トにまぶして粉末状とした。 一方菌体(湿重量約2Kg)をアセトン約50に
懸濁し、目的物質を抽出する。抽出液を濃縮乾固
後0.1M燐酸緩衝液(PH7.0)に溶解後等量の酢酸
エチルで3回抽出した。酢酸エチル層を濃縮後、
セライトにまぶして粉末状とした。これらの粉末
状のサンプルを予めクロロホルムに懸濁後カラム
に充填したシリカゲル(商品名:ワコーゲルC−
200、和光純薬社製)(5)のカラムに静かに乗
せた後、クロロホルム、次いでクロロホルム−メ
タノール(200:1V/V)を通塔することによつ
て不純物を除去する。次いでクロロホルム−メタ
ノール(150:1V/V)で溶出するとDC−45−
Aの画分が溶出されてくる。続いてクロロホルム
−メタノール(100:1V/V)で溶出するとDC
−45−A1の画分が溶出される。得られたDC−45
−A1を含む画分を濃縮乾固する。DC−45−A1を
含む画分は予めシクロヘキサン−酢酸エチル
(1:1)に懸濁後カラムに充填したシリカゲル
を用いてクロマトグラフイーを行なう。まず、シ
クロヘキサン−酢酸エチル(1:1V/V)を通
塔して不純物を除き、次いでシクロヘキサン−酢
酸エチル(1:3V/V)で活性物質を溶出する
とDC−45−A1が不純物と分離されて出てくる。
濃縮後n−ヘキサンを加え、粉末状のDC−45−
A115mgを得た。 参考例 2 実施例1において、発酵培地組成を次のものに
代えて行なう以外は実施例1と同様に行ない、
DC−45−A24mgを得た。 発酵培地組成:可溶性デンプン40g/、脱脂大
豆粕30g/、コーンスチープリカー5g/
、KCl0.3g/、CaCO33g/PH7.8(殺菌
前)にNaOHで調整する。 参考例 3 DC−45−A500mgを0.1塩酸−メタノール10ml
に溶かし、室温で4時間放置する。炭酸鉛100mg
を加えて中和後過し、液を濃縮する。これを
予めクロロホルムに懸濁後カラムに充填したシリ
カゲルを用いてクロマトグラフイーを行なう。ク
ロロホルム、次いでクロロホルム−メタノール
(200:1V/V)を通塔することによつて不純物
を除去する。続いてクロロホルム−メタノール
(120:1V/V)で溶出する。DC−45−A1を含む
フラクシヨンを集めて濃縮する。これをシクロヘ
キサン−酢酸エチル(1:1V/V)で予め懸濁
したカラムに充填したシリカゲルを用いてクロマ
トグラフイーを行なう。シクロヘキサン−酢酸エ
チル(1:1V/V)を通塔して不純物を除き、
次いでシクロヘキサン−酢酸エチル(1:3V/
V)で溶出するとDC−45−A1が溶出されてく
る。これを集めて濃縮乾固し、n−ヘキサンを加
えて粉末状のDC−45−A1210mgを得た。 参考例 4 DC−45−A500mgを0.1%塩酸−メタノール10
mlに溶かし、室温で8時間放置する。生じた塩化
鉛および過剰の炭酸鉛を過し、液を濃縮す
る。これを予めクロロホルムに懸濁してカラムに
充填したシリカゲルを用いてクロマトグラフイー
を行なう。クロロホルム、次いでクロロホルム−
メタノール(120:1V/V)を通塔して、不純物
を除去した後、クロロホルム−メタノール(60:
1V/V)で溶出する。DC−45−A1を含むフラク
シヨンを集めて濃縮乾固する。これを、予めクロ
ロホルム−酢酸エチル(1:1V/V)に懸濁し
てカラムに充填したシリカゲルを用いてクロマト
グラフイーを行なう。クロロホルム−酢酸エチル
(1:1V/V)を通塔して不純物を除いた後、ク
ロロホルム−酢酸エチル(1:5V/V)で溶出
を行なうとDC−45−A2が出てくる。これを集め
て濃縮し、n−ヘキサンを加え、黄色の粉末120
mgを得た。
A2は、1回投与においても6回連続投与におい
ても抗腫瘍効果を示し、その最大耐容量における
T/Cの値は対照化合物であるDC−45−Aおよ
びDC−45−B2よりも小さく、Sarcoma180固型
腫瘍に対して腫瘍増殖抑制効果が強い。 DC−45−A1とDC−45−A2を抗腫瘍剤として
用いるに際しては、DC−45−A1では0.001〜0.05
mg/Kg、DC−45−A2では0.02〜1.0mg/Kgの各化
合物を、生理食塩水、ブドウ糖注射液に溶解し
て、静脈内に1日1回投与すればよい。 投与量は、年令や症状により適宜増減できる。
又、投与頻度は、投与量により1回/週〜1回/
月に適宜調整する。 さらにDC−45−A1又はDC−45−A2を粉剤、
錠剤等の形態にして、同様の投与量で経口的に投
与することもできる。 粉剤、錠剤を調整する場合には、例えば、DC
−45−A1又はA2をラクトース、マンニトールな
どの賦形剤、馬れいしよでんぷんなどの崩壊剤、
ステアリン酸ナトリウム、タルクなどの滑沢剤、
ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアル
コールなどの結合剤を混合して調製する。 以下に、実施例および参考例(DC−45−A1お
よびA2の製造例)を示す。 実施例 1 (注射剤) DC−45−A22.0gを蒸留水1000mlに溶解した
後、ミリポアフイルター(pore size:0.22μ)で
加圧ろ過して無菌化を行う。得られた無菌ろ液を
10mlの褐色バイアルに5mlずつ分注し(主薬:10
ml/バイアル)、−50℃で2時間凍結後、棚温−10
℃、真空度0.1mmHgで24時間一次乾燥を行なう。
棚温と品温が一致したのを確認後、棚温40℃、真
空度0.1mmHgで4時間二次乾燥を行ない水分を除
去した後、ゴム栓を施し打栓する。 これを、用時、滅菌生理食塩水5mlを加え、充
分振とう撹拌して溶解し、注射剤を調製する。 参考例 1 種菌としてストレプトマイセス・ボトロペンシ
スDO−45(菌学的性質は特開昭56−61398号公報
に記載されている。)を用いた。該菌株を30容
量のジヤーフアーメンター中の種培地〔KCl4
g/、MgSO4・7H2O0.5g/、KH2PO41.5
g/、硫安5.0g/、シユークロース20g/
、フラクトース10g/、グルコース10g/
、コーンスチープリカー5.0g/、CaCO320
g/PH7.0〕15に植菌し、30℃で48時間振と
う(220r.p.m.)培養した。かくして得られた種
培養液を300容量のフアーメンター中の下記組
成の発酵培地150に5%(容量)の割合で移し、
30℃で通気撹拌方式(回転数180r.p.m.通気量150
/min)により培養を行つた。 発酵培地組成:グルコース30g/、可溶性デン
プン10g/、フアームメデイア(綿実粕、ト
レーダーズ・オイル・ミル社製、U.S.A.)10
g/、K2HPO41g/、MgSO4・7H2O1
g/、NaCl3g/、CuSO4・5H3O70mg/
、FeSO4・7H2O10mg/、MnCl2・4H2O8
mg/、znSO4・7H2O2mg/、CoCl2・
6H2O0.006mg/、PH7.0(殺菌前)にNaOH調
整する。 培養中培地のPHは制御しないで、72時間培養し
た。培養液より菌体および沈殿物を別し、液
130を得た。まず液を10の非イオン性多孔
性樹脂(商品名「ダイヤイオンHP−10」三菱化
成社製)に通塔して活性物質を吸着させ、水約20
で水洗後50%(V/V)メタノール約20で洗
い不純物を除去する。次いでメタノールで溶出す
る。メタノール画分約10を濃縮乾固後、0.1M
燐酸緩衝液(PH7.0)に溶解後等量の酢酸エチル
で3回抽出した。酢酸エチル層を濃縮後、セライ
トにまぶして粉末状とした。 一方菌体(湿重量約2Kg)をアセトン約50に
懸濁し、目的物質を抽出する。抽出液を濃縮乾固
後0.1M燐酸緩衝液(PH7.0)に溶解後等量の酢酸
エチルで3回抽出した。酢酸エチル層を濃縮後、
セライトにまぶして粉末状とした。これらの粉末
状のサンプルを予めクロロホルムに懸濁後カラム
に充填したシリカゲル(商品名:ワコーゲルC−
200、和光純薬社製)(5)のカラムに静かに乗
せた後、クロロホルム、次いでクロロホルム−メ
タノール(200:1V/V)を通塔することによつ
て不純物を除去する。次いでクロロホルム−メタ
ノール(150:1V/V)で溶出するとDC−45−
Aの画分が溶出されてくる。続いてクロロホルム
−メタノール(100:1V/V)で溶出するとDC
−45−A1の画分が溶出される。得られたDC−45
−A1を含む画分を濃縮乾固する。DC−45−A1を
含む画分は予めシクロヘキサン−酢酸エチル
(1:1)に懸濁後カラムに充填したシリカゲル
を用いてクロマトグラフイーを行なう。まず、シ
クロヘキサン−酢酸エチル(1:1V/V)を通
塔して不純物を除き、次いでシクロヘキサン−酢
酸エチル(1:3V/V)で活性物質を溶出する
とDC−45−A1が不純物と分離されて出てくる。
濃縮後n−ヘキサンを加え、粉末状のDC−45−
A115mgを得た。 参考例 2 実施例1において、発酵培地組成を次のものに
代えて行なう以外は実施例1と同様に行ない、
DC−45−A24mgを得た。 発酵培地組成:可溶性デンプン40g/、脱脂大
豆粕30g/、コーンスチープリカー5g/
、KCl0.3g/、CaCO33g/PH7.8(殺菌
前)にNaOHで調整する。 参考例 3 DC−45−A500mgを0.1塩酸−メタノール10ml
に溶かし、室温で4時間放置する。炭酸鉛100mg
を加えて中和後過し、液を濃縮する。これを
予めクロロホルムに懸濁後カラムに充填したシリ
カゲルを用いてクロマトグラフイーを行なう。ク
ロロホルム、次いでクロロホルム−メタノール
(200:1V/V)を通塔することによつて不純物
を除去する。続いてクロロホルム−メタノール
(120:1V/V)で溶出する。DC−45−A1を含む
フラクシヨンを集めて濃縮する。これをシクロヘ
キサン−酢酸エチル(1:1V/V)で予め懸濁
したカラムに充填したシリカゲルを用いてクロマ
トグラフイーを行なう。シクロヘキサン−酢酸エ
チル(1:1V/V)を通塔して不純物を除き、
次いでシクロヘキサン−酢酸エチル(1:3V/
V)で溶出するとDC−45−A1が溶出されてく
る。これを集めて濃縮乾固し、n−ヘキサンを加
えて粉末状のDC−45−A1210mgを得た。 参考例 4 DC−45−A500mgを0.1%塩酸−メタノール10
mlに溶かし、室温で8時間放置する。生じた塩化
鉛および過剰の炭酸鉛を過し、液を濃縮す
る。これを予めクロロホルムに懸濁してカラムに
充填したシリカゲルを用いてクロマトグラフイー
を行なう。クロロホルム、次いでクロロホルム−
メタノール(120:1V/V)を通塔して、不純物
を除去した後、クロロホルム−メタノール(60:
1V/V)で溶出する。DC−45−A1を含むフラク
シヨンを集めて濃縮乾固する。これを、予めクロ
ロホルム−酢酸エチル(1:1V/V)に懸濁し
てカラムに充填したシリカゲルを用いてクロマト
グラフイーを行なう。クロロホルム−酢酸エチル
(1:1V/V)を通塔して不純物を除いた後、ク
ロロホルム−酢酸エチル(1:5V/V)で溶出
を行なうとDC−45−A2が出てくる。これを集め
て濃縮し、n−ヘキサンを加え、黄色の粉末120
mgを得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中、Rは式 または水素原子を表わす)で表わされるDC−45
物質を含有してなる抗腫瘍剤。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56196658A JPS5899415A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | Dc−45物質を含有してなる抗腫瘍剤 |
| DE8282303895T DE3262989D1 (en) | 1981-07-22 | 1982-07-22 | Compounds, having antibiotic activity, obtainable by cultivating streptomyces bottropensis |
| EP82303895A EP0071428B1 (en) | 1981-07-22 | 1982-07-22 | Compounds, having antibiotic activity, obtainable by cultivating streptomyces bottropensis |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56196658A JPS5899415A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | Dc−45物質を含有してなる抗腫瘍剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5899415A JPS5899415A (ja) | 1983-06-13 |
| JPH022862B2 true JPH022862B2 (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=16361435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56196658A Granted JPS5899415A (ja) | 1981-07-22 | 1981-12-07 | Dc−45物質を含有してなる抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5899415A (ja) |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP56196658A patent/JPS5899415A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5899415A (ja) | 1983-06-13 |
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