JPH023625A - 3−ニトロフタル酸の製造方法 - Google Patents

3−ニトロフタル酸の製造方法

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JPH023625A
JPH023625A JP14468988A JP14468988A JPH023625A JP H023625 A JPH023625 A JP H023625A JP 14468988 A JP14468988 A JP 14468988A JP 14468988 A JP14468988 A JP 14468988A JP H023625 A JPH023625 A JP H023625A
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nitronaphthalene
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憲明 池田
Yasushi Fujii
靖士 藤井
Akira Inoue
明 井上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は3−ニトロフタル酸の製造方法に関するもので
ある。更に詳しく述べると1−ニトロナフタリンをCe
(IV)、Mn(III)、Co(II)をそれぞれ単
独またはそれらの混合物を用いて酸性水溶液中で液相酸
化する3−ニトロフタル酸の製造方法に関する。
3−ニトロフタル酸は顔料、染料等の原料として産業上
重要な化合物である。
〈従来の技術〉 3−ニトロフタル酸は従来無水フタル酸を濃硫酸と濃硝
酸の混酸または濃硝酸単独でニトロ化して得られている
(公表特許公報昭61−500617号、大有機化学第
10巻第168頁)。しかしながらこの様なニトロ化で
は3−ニトロフタル酸の他に4−二トロフタル酸も大量
に生成し、3ニトロフタル酸は約30%程度の低い選択
率でしか得られない。また一般に3−ニトロフタル酸と
4−二トロフタル酸の分離はエステル化や両者の溶解度
差を利用した再結晶法により実施されるが完全に分離す
ることは困難であり、このような方法で高純度の3−二
トロフタル酸を得るのは反応収率が低いうえに精製収率
もかなり低くなり、工業的に大規模に実施するには不適
当である。
また、1−ニトロナフタリンを硝酸や過マンガン酸カリ
ウムまたは重クロム酸カリウムで酸化して3−ニトロフ
タル酸を得る方法も知られている[ベントソンら、Ch
em、 Ztu、第104巻第349頁(1980年)
: バイルシュタインら、Ann 。
第202巻第217頁(1880年):ブラウンら、B
er 、第56巻第2336頁(1923年)コ。
しかしながらこれらの方法においても前述の文献中に示
されている様に種々の問題がある。例えば、硝酸による
酸化では高温、高圧の条件が必要であり、装訝材籾の耐
久性も問題となる。また、重クロム酸カリウムを用いる
方法は環境保護の観点から工業的には不適当である。更
に、過マンガン酸カリウムを用いた酸化反応では選択性
が低く、その再生は容易ではなく廃液処理も問題となり
工業的に酸化剤として用いるには不適当である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の目的は、従来の方法では解決できなかった前述
の欠点を解消し、緩和な反応条件で選択性よく反応でき
、生成物の分離や廃水処理等が容易で、作業環境および
公害の面においても工業的に有利に3−二トロフタル酸
を得る方法を提供することにある。
く問題を解決するための手段〉 本発明者らは3−ニトロフタル酸を工業的に有利に製造
する方法を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、酸化剤と
してCe(IV)、Mn(III)、Co(Ill)を
用いることにより、1−ニトロナフタリンが速やかに酸
化され、しかも選択性よく3ニトロフタル酸を与えるこ
とを見出し、更に検討を重ねて本発明を完成するに至っ
た。
すなわち本発明は1−ニトロナフタリンをCe(IV)
、Mn(II[)、Co(Ill)の中から選ばれる少
なくとも1種を含む酸性水溶液中で液相酸化することを
特徴とする3−ニトロフタル酸の製造方法である。以下
に詳しく説明する。
本発明において使用される酸化剤としてはCe(IV)
、Mn(II[)、Co(Il[)がそれぞれ単独もし
くは同時に用いられる。それらは、それぞれの反応条件
や反応特性などを考慮して希望に合ったものを選択すれ
ばよい。これらの酸化剤の酸性水溶液中における好まし
い濃度は、Ce(IV)およびMn(III)を主たる
酸化剤として用いる場合には0. 1〜10モル/リッ
トル、より好ましくは0. 3〜5上5モルットル、更
に好ましくは0.5〜3上3モルットルであり、Co(
III)を主たる酸化剤として用いる場合には0. 2
〜5上5モルットル、より好ましくは0. 3〜2上2
モルットルである。濃度が高過ぎると、酸化剤が析出し
てスラリーになったり溶液の粘度が高くなったりして攪
拌が不十分になり反応に支障をきたすことが起こりうる
。一方濃度が低過ぎると、酸化力が低下したり反応装置
が大きくなったりして不利である。
またこれらの酸化剤は反応によってCe(Ill)、M
n(II)、Co(II)などに還元されるが、それら
は再び酸化再生して酸化反応に循環使用するのが好走し
い。また、再生方法としては電解酸化が好ましい。
本発明における酸化反応温度は40℃以上が好ましく、
1−ニトロナフタリンが液体で存在する60℃以上であ
ればより好ま−しい。反応に際しては本発明の酸化剤に
不活性な溶媒を用いてもよく、その場合には例えばニト
ロベンゼンやクロルベンゼン、ジクロルベンゼンなどの
非極性非プロトン溶媒を用いると好ましい。
本発明においてCe(IV)を単独もしくは主な酸化剤
として用いる場合に使用する酸としては、酸化力および
選択率また取扱い性を考慮して好ましくは硝酸、酢酸、
メタンスルホン酸の中から選ばれる。その場合の酸の濃
度としては硝酸の場合、遊離酸として0. 5モル/リ
ットル以上、好ましくは3モル/リットル以上、ざらに
好ましくは5モル/リットル以上の濃度で酸化反応を行
う。酢酸の場合、30重量%以上、好ましくは50重量
%以上の酸濃度が用いられ、メタンスルホン酸の場合、
2モル/リットル以上好ましくは3.5モル/リットル
以上の酸水溶液が用いられる。Ce(IV )を酸化剤
として用いると反応や電解再生時にセリウム塩のスラリ
ーは存在せず、取扱いが容易である。
Mn(III)を単独もしくは主な酸化剤として用いる
場合には、使用する酸としては硫酸が好ましく、酸濃度
は20〜60重景%、重量しくは35〜55重量%であ
る。Mn(III)は硫酸マンガン(III)の硫酸溶
液または′!!、濁物の形で使用でき、安価な利点も得
られる。
Co(III)を単独もしくは主な酸化剤として用いる
場合、使用する酸としては硝酸または硫酸が好ましく、
酸濃度は硝酸の場合3.5モル/リットル以上、硫酸の
場合は30〜60重量%である。
酸化反応に用いる酸化剤と1−ニトロナフタリンのモル
比は1以上であればよいが1−ニトロナフタリンの転化
率を上げるためには14以上であることが好ましい。酸
化剤は、反応開始時に全量を反応器に投入してもよいが
、選択率や1−ニトロナフタリンの転化率を上げるため
に酸化剤を数回に分けて投入するとより好ましい。後者
の場合、バッチ反応で行なっても、複数の反応槽を設け
て連続多段反応で行なってもよい。
反応によって生成した3−ニトロフタル酸は抽出や濾過
などの一般的な方法により容易に分離でき、副生物も少
ないので再結晶等により容易に精製できる。一方、3−
ニトロフタル酸を分離した後の酸化剤を含む酸水溶液は
、好ましくは電解酸化により酸化剤を再生し反応に循環
使用する。こうすることにより酸化剤が効率よく使用で
きるのみならず、溶解度分あるいは過飽和状態で酸水溶
液中に溶存している3−ニトロフタル酸もまた循環する
ので、3−ニトロフタル酸の1回当りの溶存による損失
が少なくなり3−ニトロフタル酸の収率が向上する。
〈実施例〉 次に本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明は
これに限定きれるものではない。
見見■ユ 硝酸第2セリウムアンモニウム1096.5gを硝酸水
溶液に溶解し1リツトルとした溶液(Ce(IV)の濃
度は2. 0モル/リットル、遊離酸としての硝酸濃度
は4モル/リットル)を、還流冷却M−,tQ拌装置を
取り付けたガラス容器に入れ75℃に保持した。これに
1−ニトロナフタリン17.3gを添加し攪拌して約3
0分間反応させた。反応終了後、反応生成物を冷却、濾
過し、濾過物と濾液を夫々高速液体クロマトグラフィー
を用いて分析し、未反応の1−ニトロナフタリンおよび
生成した3−ニトロフタル酸を定量した。
その結果、1−ニトロナフタリンの転化率はほぼ100
%で反応1−ニトロナフタリン当りの3−二トロフタル
酸の]巽4尺率は81モル%であった。
濾液を2室型電解槽(陽極、陰極ともに白金メツキチタ
ン電極、隔膜としてフッ素系カチオン交換膜を使用)を
用いて陽極酸化した。得られたCe(IV)e度2モル
/リットル、遊P4酸としての硝酸α度4モル/リット
ルを含む硝酸溶液を再び反応に使用したところ、1−ニ
トロナフタリンの転化率100%で反応1−ニトロナフ
タリン当りの3−ニトロフタル酸の選択率は79モル%
であった。該操作を更に7回繰り返したところ、最終の
操作において反応後の冷却濾過により濾過物として収率
83モル%で3−二トロフタル酸が得られた。計8回の
操作における平均の3−ニトロフタル酸収率は79モル
%であった。
友流■ヱ 硝酸第2セリウムアンモニウム−硝酸水溶液の代わりに
硝酸第2セリウムアンモニウム−75重量%酢酌水溶液
(Ce(IV)のご・3度は2.○モル/リットル)を
用いた以外は実施例1と同様の操作を1回行った。その
結果、1−ニトロナフタリンの転化率は100%で反応
1−二(・ロナフタリン当りの3−ニトロフタル酸の選
択率は71モル%であった。
丸立胴] 1.2モル/リットルの濃度のメタンスルホン酸第1セ
リウムを含むメタンスルホン酸水溶液(酸として4.5
モル/リットル)2リツトルを2室型電解1!(陽極、
陰極ともに白金メツキチタン電極、隔膜としてフッ素系
カチオン交換膜を使用)を用いて陽極酸化して得られた
1モル/リットルのCe(IV)を含む水溶液を用いた
以外は実施例1と同様の操作を1回行い67モル%の選
択率で3−二トロフタル酸を得た。
裏許舅A 45重量%の濃度の硫酸に硫酸マンガン(II[)を懸
濁した1リツトルの+P濁液(Mn(nt)として2モ
ル含む)を還流冷却暑飄 攪拌装置を取付けたガラス容
器に入れ85℃に保持した。これに1ニトロナフタリン
17.3gを添加し凰拌して杓30分間反応した。反応
生成物をトルエンで抽出し、トルエン用と水溶111相
を夫々高速液体クロマトグラフィーを用いて分析した。
その結果1−ニトロナフタリンの転化率は100%で反
応1−ニトロナフタリン当りの選択率は75モル%であ
った。水溶1?夕相を無隔膜電解f!(陽極、陰極とも
鉛電極)を用いて電解し、2モル/リットルのMn(I
lr)を含む1.セ濁液を得た。該液を用いて再び反応
を行わせた結果、1−ニトロナフタリンの転化率100
%で3−二トロフタル酸の選択率は76モル%であった
見立土工 50重量%の′0ス度の硫酸に硫酸コバルト(川)1.
4モルを含む水溶液2リツトルを還流冷却器、攪拌装置
を取付けたガラス容器に入れ60℃に保持した。これに
1−ニトロナフタリン17.3gを添加し攪拌して約3
0分間反応した。実施例4と同様に分析した結果、1−
ニトロナフタリンの転化率は98%で3−二トロフタル
酸の選択率は62モル%であった。
九立舅ヱ 実施例3において、先に1−ニトロナフタリンを容器に
仕込み、Ce(IV)を含むメタンスルホン酸水溶液を
15分間隔で3回に分けて加え、合計で1時間反応させ
た以外は実施例3と同様に反収 分析を行なった。1−
ニトロナフタリンの転化率は100%で3−ニトロフタ
ル酸の選択率は78%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1−ニトロナフタリンをCe(IV)、Mn(III)
    、Co(III)の中から選ばれる少なくとも1種を含む
    酸性水溶液中で液相酸化することを特徴とする3−ニト
    ロフタル酸の製造方法。
JP14468988A 1988-06-14 1988-06-14 3−ニトロフタル酸の製造方法 Expired - Lifetime JPH0720916B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011521010A (ja) * 2008-05-23 2011-07-21 ジーティーシー テクノロジー エルピー 酸生成用触媒系

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JP2011521010A (ja) * 2008-05-23 2011-07-21 ジーティーシー テクノロジー エルピー 酸生成用触媒系

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