JPH0253318B2 - - Google Patents

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JPH0253318B2
JPH0253318B2 JP60034546A JP3454685A JPH0253318B2 JP H0253318 B2 JPH0253318 B2 JP H0253318B2 JP 60034546 A JP60034546 A JP 60034546A JP 3454685 A JP3454685 A JP 3454685A JP H0253318 B2 JPH0253318 B2 JP H0253318B2
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JP
Japan
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tank
bottom plate
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weight
hydroxyl group
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JP60034546A
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JPS61203395A (ja
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Matsunori Yasuyoshi
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタンク底板の防食方法に関し、詳しく
は雨水の浸入を防止し、底板の応力変位に追従し
得る組成物を用いるタンク底板の防食方法に関す
る。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕
一般に、屋外に設置されているタンクは、タン
ク底板の周縁部から浸入する雨水などにより腐食
を生ずる。そのため、この腐食を防止する目的
で、従来様々な防食方法がとられ、また提案され
ている。それらの中でも通常採用されている方法
は、アスフアルトまたは骨材配合のアスフアルト
を、タンク底板下部およびタンク底板とタンク側
板との接合部周辺に敷設する方法である。
しかしながら、アスフアルトは劣化が著しく、
充分な雨水浸入防止を図り難いという欠点がある
とともに、タンク底板は貯蔵流体の液面の変化に
より、応力変位を受けるため、アスフアルトはこ
の応力変位によく追従できず、タンク底板との密
着性に欠けるという問題点があつた。
そこで本発明者は、上記問題点を解消した防食
方法について鋭意検討した結果、特定の組成物を
タンク底板の下部や側板との接合部周辺に敷設す
ることにより目的を達成しうることを見い出し、
本発明を完成した。
すなわち本発明は、タンク底板の下部およびタ
ンク底板とタンク側板との接合部周辺に、(A)水酸
基含有ジエン系重合体(以下、(A)成分という。)、
(B)ポリイソシアネート化合物(以下、(B)成分とい
う。)および(C)瀝青物質(以下、(C)成分という。)
を主成分とする組成物を敷設することを特徴とす
るタンク底板の防食方法を提供するものである。
本発明の方法は、新設のタンクのみならず、既
に設置されているタンクにも適用できるものであ
る。タンクの素材や型については特に制限はな
い。通常タンクの材質は鉄であり、タンクの型と
してはコーンルーフ式タンク、フローテイング式
タンク、固定屋根式タンク等が挙げられる。
本発明に使用される組成物は、(A)、(B)および(C)
成分を主成分とするものである。
(A)成分である水酸基含有ジエン系重合体は、分
子内、好ましくは分子末端に水酸基を有する数平
均分子量が300〜25000、好ましくは500〜10000の
液状ジエン系重合体である。これらの液状ジエン
系重合体とは炭素数4〜12のジエン重合体、ジエ
ン共重合体、さらにはこれらジエンモノマーと炭
素数2〜22のα−オレフイン性付加重合性モノマ
ーとの共重合体などがある。具体的にはブタジエ
ンホモポリマー、イソプレンホモポリマー、ブタ
ジエン−スチレンコポリマー、ブタジエン−イソ
プレンコポリマー、ブタジエン−アクリロニトリ
ルコポリマー、ブタジエン−2−エチルヘキシル
アクリレートコポリマー、ブタジエン−n−オク
タデシルアクリレートコポリマーなどを例示する
ことができる。これらの液状ジエン系重合体は、
例えば液状反応媒体中で共役ジエンモノマーを過
酸化水素の存在下、加熱反応させることにより製
造することができる。なお、上記の水酸基含有ジ
エン系重合体中の水酸基含有量は特に制限はない
が、通常は0.1〜10ミリ当量/g、好ましくは0.3
〜5.0ミリ当量/gである。
次に(B)成分であるポリイソシアネート化合物と
しては、1分子中に3個若しくはそれ以上のイソ
シアネート基を有する有機化合物であつて、前記
水酸基含有液状ジエン系重合体の水酸基に対する
反応性イソシアネート基を有する。ポリイソシア
ネート化合物の例としては、通常の芳香族、脂肪
族および脂環族のものをあげることができ、たと
えばトリレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、ジフエニルメタンジイソシア
ネート(MDI)、液状変性ジフエニルメタンジイ
ソシアネート、ポリエチレンポリフエニルイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、シクロ
ヘキシルジイソシアネート、シクロヘキサンフエ
ニレンジイソシアネート、ナフタリン−1,5−
ジイソシアネート、イソプロピルベンゼン−2,
4−ジイソシアネート、ポリプロペレングリコー
ルとトリレンジイソシアネート付加反応物などが
あり、とりわけMDI、液状変性ジフエニルメタ
ンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート
等が好ましい。
この(B)成分であるポリイソシアネート中のイソ
シアネート基NCOの含有量は特に制限はないが、
前述の(A)成分である水酸基含有ジエン系重合体中
の水酸基に対して0.2〜2.0(モル比)、好ましくは
0.5〜1.5(モル比)の範囲で選定される。
さらに(C)成分である瀝青物質としては、種々の
ものが挙げられ、具体的にはストレートアスフア
ルト、ブローンアスフアルト、セミブローンアス
フアルト、プロパン脱瀝アスフアルトをはじめ、
石油系や石炭系のピツチやタール等が挙げられ
る。
本発明の方法に使用される組成物は、上記の
(A)、(B)および(C)成分を主成分とし、これらをある
いはこれらと他の所望成分を配合、混練すること
により得られるものである。
配合割合は特に制限はないが、通常(A)成分100
重量部に対して、(B)成分0.1〜1000重量部、好ま
しくは1〜100重量部、(C)成分50〜1000重量部、
好ましくは200〜800重量部である。
本発明における組成物は、基本的には上記3成
分よりなるが、必要により種々の添加剤を配合す
ることができる。特に強化剤としてポリオール化
合物、ポリアミン化合物が好適に使用される。こ
こで、ポリオール化合物としては特に制限はな
く、1級ポリオール、2級ポリオール、3級ポリ
オールのいずれを用いてもよい。具体的には例え
ば1,2−プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−
ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,
2−ペンタンジオール、2,3−ペンタンジオー
ル、2,5−ヘキサンジオール、2,4−ヘキサ
ンジオール、2−エチル−1、3−ヘキサンジオ
ール、シクロヘキサンジオール、グリセリン、
N,N−ビス−2−ヒドロキシプロピルアニリ
ン、N,N′−ビスヒドロキシイソプロピル−2
−メチルピペラジン、ビスフエノールAのプロピ
レンオキサイド付加物などの少なくとも1個の二
級炭素に結合した水酸基を含有する低分子量ポリ
オールが挙げられる。
さらにポリオールとしての二級炭素に結合した
水酸基を含有しないエチレングリコール、1,3
−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオールなどを用いることもできる。本発明で
用いるポリオールとしては通常ジオールが用いら
れるが、トリオール、テトラオールを用いてもよ
く、その分子量は50〜500範囲のものである。
また、ポリアミン化合物としては特に制限はな
く、ジアミン、トリアミン、テトラミンのいずれ
でもよい。さらに、1級ポリマアミン、2級ポリ
アミン、3級ポリアミンのいずれを用いることも
できる。ポリアミン化合物としては例えば、ヘキ
サメチレンジアミン等の脂肪族アミン;3,3′−
ジメチル4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタ
ン等の脂環族アミン;4,4′−ジアミノジフエニ
ル等の芳香族アミン;2,4,6−トリ(ジメチ
ルアミノメチル)フエノール等のテトラミンなど
を挙げることができる。
これらのポリオール化合物やポリアミン化合物
は、本発明に用いる組成物の必須成分ではない
が、組成物の機械的強度を高めるためには効果的
であり、その配合量は一般に(A)成分である水酸基
含有ジエン系重合体100重量部に対して1〜1000
重量部、好ましくは3〜200重量部である。
そのほか、粘度整剤としてジオクチルフタレー
トなどの可塑剤を加えたり、アロマ系、ナフテン
系、パラフイン系オイル等の軟化剤を加えたり、
さらに粘着力、接着力の調整のためにアルキルフ
エノール樹脂、テルペン樹脂、テルペンフエノー
ル樹脂、キシレンホルムアルデヒド樹脂、ロジ
ン、水添ロジン、クロマン樹脂、脂肪族および芳
香族石油樹脂等の粘着付与樹脂を加えることもで
きる。また、ジブチルスズジラウレート、第1ス
ズオクエート、ポリエチレンジアミン等の硬化促
進剤を加えることもできる。さらに耐候性向上の
ために老化防止剤を加えたり、消泡剤としてシリ
コン化合物などを添加することができる。
上記以外に、充填材としてマイカ、グラフアイ
ト、ヒル石、炭酸カルシウム、スレート粉末など
を適量加えることもできる。
本発明に用いる組成物は前述した(A)、(B)、(C)成
分ならびに必要により他成分を加えて、配合、混
練することにより得られるが、ここで混練方法と
しては通常広く行なわれている方法によればよ
く、特に制限はない。例えば、バンバリーミキサ
ー、ミルロール、ダルトンミキサー等を用いて、
5〜150℃、好ましくは20〜80℃にて0.1〜10時
間、好ましくは0.5〜5時間行なえば良い。
本発明の方法は、このようにして得られる組成
物をタンクの底板の下部および底板とタンク側板
との接合部周辺に敷設することにより、タンク底
部の腐食を防止するものである。組成物の敷設に
際しては、上述の如くタンク底板下部ならびに底
板と側板との接合部周辺、つまり貯蔵流体の液面
変化により最も大きな応力変位を受ける箇所を中
心に敷設すればよい。また組成物は上述したタン
ク底板下部や側板との接合部周辺の位置で、なる
べくこれらの底板や接合部に密着するように敷設
することが好ましい。このように組成物を敷設す
ると、この組成物が充分な弾力性、耐水性ならび
に耐食性を有するため、タンク底板の応力変位に
追従でき、その結果、タンク底板や接合部に雨水
が浸入することなく腐食が有効に防止される。な
お、上記組成物の敷設厚みは、タンクの型、大き
さ、内容物の重量、内容物の種類などにより一義
的に決定されないが、50〜500mm程度である。
本発明の方法を図面に基いてさらに詳しく説明
すれば、次の如くである。第1図は石油タンクを
設置した状態を示す部分断面図である。これによ
れば、まずタンクを設置すべき位置の周辺にコン
クリートリング7を設け、タンクの最も重圧のか
かる部分の下部にコンクリート基礎8を設け、そ
のコンクリート基礎8とコンクリートリング7の
間に砕石9を充填する。次いで上記組成物をコン
クリート基礎8、砕石9、土砂10の上層に任意
の厚さに組成物層5を形成する。この層の上にタ
ンクを設置し、さらに接合部3およびタンクの所
望の高さまでを上記組成物で任意の厚さで層を設
け、コンクリートリング7と組成物層5との間に
モルタル6を充填する。ここでタンク側板1から
外側に向かつて、モルタル6は下降する勾配に設
けることが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明の方法に用いる組成物は、上述したよう
に充分な弾力性、耐水性、耐食性ならびに機械的
強度を有するものである。
したがつて、本発明の方法によればタンクの底
部、すなわち底板、側板下位および底板と側板の
接合部等に敷設された上記組成物が密着して、タ
ンク底部の応力変位に速やかに追従できるため、
これらタンク底部が雨水の浸入等から保護され、
腐食が有効に防止される。しかも、組成物の機械
的強度も充分なことから、タンクの下等沈下のお
それもない。
それ故、本発明の方法は、タンクの底部の防食
に効果的に利用される。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明す
る。
実施例 末端水酸基含有液状ポリブタジエン(出光石油
化学(株)製、「R−45HT」、数平均分子量2800、水
酸基含量0.79meg/g)100重量部、ジフエニル
メタンジイソシアネート25重量部およびストレー
トアスフアルト(針入度60(25℃、100g、5秒))
75重量部を配合し、ダルトンミキサーで80℃にて
3時間混練して組成物を得た。
次に、既設の500Kl容の石油コーンルーフ式タ
ンクをジヤツキアツプして、そのタンク底板下部
に上記組成物100mm厚さに敷設し、さらに底板の
側板との接合部周辺にもほぼ同様の100mm程度の
厚さに敷設した。その結果、第1図に示すような
設置構造となつた。
上記組成物敷設後5年経過した時にタンクを開
放し、イリジウムを用いた放射線検査法によつて
タンク底板全域の肉厚測定による腐食状態を検査
したところ、異常は全く発見されなかつた。
通常上記タンクに本発明の組成物を施こさずに
設置し、5年経過するとその接合部に腐食が生ず
るが、本発明の組成物により、完全に腐食が防止
された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施した場合の石油タ
ンクの設置構造を示す部分断面図である。 1……タンク側板、2……タンク内部、3……
側板および底板の接合部、4……タンク底板、5
……組成物層、6……モルタル、7……コンクリ
ートリング、8……コンクリート基礎、9……砕
石、10……土砂。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タンク底板の下部およびタンク底板とタンク
    側板との接合部周辺に、(A)水酸基含有ジエン系重
    合体、(B)ポリイソシアネート化合物および(C)瀝青
    物質を主成分とする組成物を敷設することを特徴
    とするタンク底部の防食方法。 2 組成物を、タンク底板およびタンク底板とタ
    ンク側板との接合部に密着するように敷設する特
    許請求の範囲第1項記載の防食方法。 3 組成物が、(A)水酸基含有ジエン系重合体100
    重量部に対して(B)ポリイソシアネート化合物0.1
    〜1000重量部および(C)瀝青物質50〜1000重量部か
    らなるものである特許請求の範囲第1項記載の防
    食方法。
JP60034546A 1985-02-25 1985-02-25 タンク底部の防食方法 Granted JPS61203395A (ja)

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JPS61203395A JPS61203395A (ja) 1986-09-09
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JPH0786033B2 (ja) * 1987-03-04 1995-09-20 出光石油化学株式会社 貯蔵タンク

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