JPH0446225B2 - - Google Patents
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- JPH0446225B2 JPH0446225B2 JP60101569A JP10156985A JPH0446225B2 JP H0446225 B2 JPH0446225 B2 JP H0446225B2 JP 60101569 A JP60101569 A JP 60101569A JP 10156985 A JP10156985 A JP 10156985A JP H0446225 B2 JPH0446225 B2 JP H0446225B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydroxyl group
- damping material
- intermediate layer
- diisocyanate
- vibration damping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は制振性材料に関し、詳しくは加工性が
良好で、しかも環境の温度変化に影響されない制
振性を有する材料に関する。 〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕 床材、壁材、天井材等の建材や自動車その他の
車両等は各種の振動を制御減衰させる制振性を有
することが求められている。この制振性材料とし
ては従来よりブチルゴムを中間層として両外層を
鋼板で形成したものが知られている。 しかしながら、この制振性材料は加工して用い
る場合、とりわけ凹凸形状を有する材料に加工す
る場合、その加工性に劣り、充分な寸法精度が再
現できないという欠点があつた。また、常温下で
はある程度満足し得る制振性を有するものの、低
温または高温の環境下においては制振性が低下す
るという不都合もあつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこのような欠点の解消された制振性材
料を提供することを目的とする。 本発明は、水酸基含有液状ジエン系重合体、ポ
リイソシアネート化合物および瀝青物質からなる
組成物を中間層とし、金属板を両外層とする積層
体を、相補的凹凸形状に成形してなる制振性材料
である。 ここで水酸基含有液状ジエン系重合体とは分子
内、好ましくは分子末端に水酸基を有する数平均
分子量が300〜25000、好ましくは500〜10000の液
状ジエン系重合体である。これらの液状ジエン系
重合体とは炭素数4〜12のジエン重合体、ジエン
共重合体、さらにはこれらジエンモノマーと炭素
数2〜22のα−オレフイン性付加重合性モノマー
との共重合体などがある。水酸基含有量は0.1〜
10meq/g、好ましくは0.5〜5.0meq/gである。
具体的にはブタジエンホモポリマー、イソプレン
ホモポリマー、ブタジエン−スチレンコポリマ
ー、ブタジエン−イソプレンコポリマー、ブタジ
エン−アクリロニトリルコポリマー、ブタジエン
−2−エチルヘキシルアクリレートコポリマー、
ブタジエン−n−オクタデシルアクリレートコポ
リマーなどを例示することができる。これら液状
ジエン系重合体は、例えば液状反応媒体中で共役
ジエンモノマーを過酸化水素の存在下、加熱反応
させることにより製造することができる。 また、ポリイソシアネート化合物とは1分子中
に2個若しくはそれ以上のイソシアネート基を有
する有機化合物であつて、前記水酸基含有液状ジ
エン系重合体および必要に応じて加えるポリオー
ル化合物の活性水素含有官能基に対する反応性イ
シアネート基を有する。ポリイソシアネート化合
物の例としては、通常の芳香族、脂肪族および脂
環族のものをあげることができ、たとえばトリレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、ジフエニルメタンジイソシアネート
(MDI)、液状変性ジフエニルメタンジイソシア
ネート、ポリメチレンポリフエニルイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、シクロヘキシ
ルジイソシアネート、シクロヘキサンフエニレン
ジイソシアネート、ナフタリン−1,5−ジイソ
シアネート、イソプロピルベンゼン−2,4−ジ
イソシアネート、ポリプロピレングリコールとト
リレンジイソシアネート付加反応物などがあり、
とりわけMDI、液状変性ジフエニルメタンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート等が好
ましい。 上記の水酸基含有液状ジエン系重合体とポリイ
ソシアネート化合物の配合割合は特に制限はない
が、通常は水酸基含有液状ジエン系重合体の水酸
基(OH)とポリイソシアネート化合物のイソシ
アネート基(NCO)のモル比がNCO/OH=0.2
〜25、好ましくは0.5〜12である。両者の配合割
合がこの範囲外であると、硬化しにくくなるので
好ましくない。 次に、瀝青物質としては特に制限はなく、スト
レートアスフアルト、ブローンアスフアルト、セ
ミブローンアスフアルト、プロパン(溶剤)脱瀝
アスフアルトなどの石油アスフアルト、石油ピツ
チ、石炭タール、石炭ピツチなどを例示すること
ができる。瀝青物質は上記水酸基含有液状ジエン
系重合体100重量部に対し10〜1000重量部の割合
で用いる。 さらに、本発明の中間層を構成する成分として
ポリオール化合物、ポリアミン化合物、その他種
種の添加剤を加えることができる。 ポリオール化合物としては種々のものを使用す
ることができ、1級ポリオール、2級ポリオー
ル、3級ポリオールのいずれを用いてもよい。具
体的には例えば1,2−プロピレングリコール、
ジブロピレングリコール、1,2−ブタンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジ
オール、1,2−ペンタンジオール、2,3−ペ
ンタンジオール、2,5−ヘキサンジオール、
2,4−ヘキサンジオール、2−エチル−1,3
−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジオール、
グリセリン、N,N′−ビス−2−ヒドロキシプ
ロピルアニリン、N,N′−ビスヒドロキシイソ
プロピル−2−メチルピペラジン、ビスフエノー
ルAのプロピレンオキサイド付加物などの少なく
とも1個の二級炭素の結合した水酸基を含有する
低分子量ポリオールが挙げられる。 さらに、ポリオールとして二級炭素に結合した
水酸基を含有しないエチレングリコール、1,3
−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオールなどを用いることもできる。本発明で
用いるポリオールとしては通常ジオールが用いら
れるが、トリオール、テトラオールを用いてもよ
く、その分子量は50〜500の範囲のものである。 また、ポリアミン化合物としては特に制限はな
く、ジアミン、トリアミン、テトラアミンのいず
れでもよい。さらに、1級ポリアミン、2級ポリ
アミン、3級ポリアミンのいずれかを用いること
もできる。ポリアミン化合物としては例えば、ヘ
キサメチレンジアミン等の脂肪族アミン;3,
3′−ジメチル4,4′−ジアミノジシクロヘキシル
メタン等の脂環族アミン;4,4′−ジアミノジフ
エニル等の芳香族アミン;2,4,6−トリ(ジ
メチルアミノメチル)フエノール等のテトラミン
などを挙げることができる。 上記ポリオール、ポリアミンの配合量は、水酸
基含有液状ジエン系重合体100重量部に対してポ
リオール、ポリアミンを1〜1000重量部、好まし
くは3〜200重量部が適当である。 また、充填剤としてマイカ、グラフアイト、ヒ
ル石、炭酸カルシウム、スレート粉末、長石、珪
酸、白艶華などを加えたり、粘度調整剤としてジ
オクチルフタレートなどの可塑剤を加えたり、ア
ロマ系、ナフテン系、パラフイン系オイル等の軟
化剤を加えたり、さらに粘着力、接着力の調整の
ためにアルキルフエノール樹脂、テルペン樹脂、
テルペンフエノール樹脂、キシレンホルムアルデ
ヒド樹脂、ロジン、水添ロジン、クマロン樹脂、
脂肪族および芳香族石油樹脂等の粘着付与樹脂を
加えることもできる。また、ジブチルスズジラウ
レート、第1スズオクトエート、ポリエチレンジ
アミン等の硬化促進剤を加えることもできる。さ
らに、耐候性向上のために老化防止剤を加えた
り、消泡剤としてシリコン化合物などを添加する
ことができる。 各成分に混練は、まずポリイソシアネート化合
物を除く各成分を10〜120℃、好ましくは20〜100
℃で1〜360分、好ましくは5〜180分撹拌して組
成物を得、次いでこの組成物にポリイソシアネー
ト化合物を加え10〜100℃、好ましくは20〜80℃
で1秒〜360分、好ましくは1〜180分撹拌するこ
とにより行なう。 上記組成物は液状であるが、この組成物を硬化
させるための条件は各成分の種類、使用量などに
よつて異なるけれども、通常は0〜200℃、好ま
しくは50〜150℃の温度にて0.5〜24時間、好まし
くは1〜15時間加熱すればよい。中間層の厚さは
20〜300μ、好ましくは30〜200μが適当である。 また、本発明において両外層を構成する金属板
としては様々なものを使用しうるが、鋼板、アル
ミニウム板、銅板などが好ましい。この両外層の
厚さは0.01〜10mm、好ましくは0.1〜2mmである。
両外層の厚さは各々同一であつてもよく、異なつ
ていてもよい。 また、本発明の制振性材料を相補的凹凸形状
(すなわち、図示した如く凹部と凸部が交互に繰
返された連続的形状)を有する材料に加工するに
は、デツキプレート加工、キーストーン加工等の
加工法によつて加工できる。 上記のデツキプレート加工及びキーストーン加
工により加工された、制振性材料の相補的凹凸形
状について図面により説明する。 まず、デツキプレート加工による場合、凸部幅
が20〜60mm、好ましくは30〜50mm凹部幅が40〜
100mm、好ましくは50〜80mm、高さが35〜100mm、
好ましくは50〜80mmとなり、キーストーン加工に
よる場合、凸部幅及び凹部幅がいずれも30〜120
mm、好ましくは50〜100mmとするのが一般的であ
る。 〔発明の効果〕 本発明の制振性材料は加工性が良好であり、各
層の接着性もすぐれている。しかも、常温下のみ
ならず低温または高温の環境下においても優れた
制振性を有するものである。この制振性材料は建
物、車両等のオイルパン材料、機器のカバー材料
等として有用である。 〔実施例〕 次に、本発明を実例により詳しく説明する。 実施例 1〜4 第1表に示すポリイソシアネート化合物を除く
各成分の所定量を配合し、80℃で180時間撹拌し
た。得られた組成物を混合型注形機を用いて60
℃、1秒間の条件でポリイソシアネート化合物と
共に混練し、中間層となる組成物を調製した。次
に、両外層となる厚さ1.2mmの鋼板二枚の間に、
25℃にて上記中間層組成物を供給したのち挾圧ロ
ールに通して得られた積層体を常温で2時間放置
することにより中間層を硬化させ、次いで70℃に
て2時間加熱して養生させた。 得られた材料について下記の方法で加工性及び
制振性の評価をした。 まず、該材料を凸部幅20mmにデツキプレート加
工し、加工時の寸法精度を測定した結果、凸部幅
は20mmに仕上がり、加工性は良好であつた。 次に、該材料を下記の仕様にデツキプレート加
工して得られた材料について、共振法により制振
性を評価した。 両外層の厚さ:各0.8mm 中間層の厚さ:100μ 高さ:50mm 凹部の幅:75mm 凸部の幅:20mm 制振性の評価の結果を第1表に示す。 比較例 1 中間層にブチルゴムを用いたこと以外は実施例
1〜4と同様に行ない、同様に加工性及び制振性
の評価をした。加工性については、前記実施例で
は目的の凸部幅20mmに加工でき、優れた寸法精度
を示したのに対し、比較例では凸部幅が22mmとな
り、寸法精度の劣つたものであつた。制振性につ
いては、結果を第1表に示す。 【表】
良好で、しかも環境の温度変化に影響されない制
振性を有する材料に関する。 〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕 床材、壁材、天井材等の建材や自動車その他の
車両等は各種の振動を制御減衰させる制振性を有
することが求められている。この制振性材料とし
ては従来よりブチルゴムを中間層として両外層を
鋼板で形成したものが知られている。 しかしながら、この制振性材料は加工して用い
る場合、とりわけ凹凸形状を有する材料に加工す
る場合、その加工性に劣り、充分な寸法精度が再
現できないという欠点があつた。また、常温下で
はある程度満足し得る制振性を有するものの、低
温または高温の環境下においては制振性が低下す
るという不都合もあつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこのような欠点の解消された制振性材
料を提供することを目的とする。 本発明は、水酸基含有液状ジエン系重合体、ポ
リイソシアネート化合物および瀝青物質からなる
組成物を中間層とし、金属板を両外層とする積層
体を、相補的凹凸形状に成形してなる制振性材料
である。 ここで水酸基含有液状ジエン系重合体とは分子
内、好ましくは分子末端に水酸基を有する数平均
分子量が300〜25000、好ましくは500〜10000の液
状ジエン系重合体である。これらの液状ジエン系
重合体とは炭素数4〜12のジエン重合体、ジエン
共重合体、さらにはこれらジエンモノマーと炭素
数2〜22のα−オレフイン性付加重合性モノマー
との共重合体などがある。水酸基含有量は0.1〜
10meq/g、好ましくは0.5〜5.0meq/gである。
具体的にはブタジエンホモポリマー、イソプレン
ホモポリマー、ブタジエン−スチレンコポリマ
ー、ブタジエン−イソプレンコポリマー、ブタジ
エン−アクリロニトリルコポリマー、ブタジエン
−2−エチルヘキシルアクリレートコポリマー、
ブタジエン−n−オクタデシルアクリレートコポ
リマーなどを例示することができる。これら液状
ジエン系重合体は、例えば液状反応媒体中で共役
ジエンモノマーを過酸化水素の存在下、加熱反応
させることにより製造することができる。 また、ポリイソシアネート化合物とは1分子中
に2個若しくはそれ以上のイソシアネート基を有
する有機化合物であつて、前記水酸基含有液状ジ
エン系重合体および必要に応じて加えるポリオー
ル化合物の活性水素含有官能基に対する反応性イ
シアネート基を有する。ポリイソシアネート化合
物の例としては、通常の芳香族、脂肪族および脂
環族のものをあげることができ、たとえばトリレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、ジフエニルメタンジイソシアネート
(MDI)、液状変性ジフエニルメタンジイソシア
ネート、ポリメチレンポリフエニルイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、シクロヘキシ
ルジイソシアネート、シクロヘキサンフエニレン
ジイソシアネート、ナフタリン−1,5−ジイソ
シアネート、イソプロピルベンゼン−2,4−ジ
イソシアネート、ポリプロピレングリコールとト
リレンジイソシアネート付加反応物などがあり、
とりわけMDI、液状変性ジフエニルメタンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート等が好
ましい。 上記の水酸基含有液状ジエン系重合体とポリイ
ソシアネート化合物の配合割合は特に制限はない
が、通常は水酸基含有液状ジエン系重合体の水酸
基(OH)とポリイソシアネート化合物のイソシ
アネート基(NCO)のモル比がNCO/OH=0.2
〜25、好ましくは0.5〜12である。両者の配合割
合がこの範囲外であると、硬化しにくくなるので
好ましくない。 次に、瀝青物質としては特に制限はなく、スト
レートアスフアルト、ブローンアスフアルト、セ
ミブローンアスフアルト、プロパン(溶剤)脱瀝
アスフアルトなどの石油アスフアルト、石油ピツ
チ、石炭タール、石炭ピツチなどを例示すること
ができる。瀝青物質は上記水酸基含有液状ジエン
系重合体100重量部に対し10〜1000重量部の割合
で用いる。 さらに、本発明の中間層を構成する成分として
ポリオール化合物、ポリアミン化合物、その他種
種の添加剤を加えることができる。 ポリオール化合物としては種々のものを使用す
ることができ、1級ポリオール、2級ポリオー
ル、3級ポリオールのいずれを用いてもよい。具
体的には例えば1,2−プロピレングリコール、
ジブロピレングリコール、1,2−ブタンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジ
オール、1,2−ペンタンジオール、2,3−ペ
ンタンジオール、2,5−ヘキサンジオール、
2,4−ヘキサンジオール、2−エチル−1,3
−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジオール、
グリセリン、N,N′−ビス−2−ヒドロキシプ
ロピルアニリン、N,N′−ビスヒドロキシイソ
プロピル−2−メチルピペラジン、ビスフエノー
ルAのプロピレンオキサイド付加物などの少なく
とも1個の二級炭素の結合した水酸基を含有する
低分子量ポリオールが挙げられる。 さらに、ポリオールとして二級炭素に結合した
水酸基を含有しないエチレングリコール、1,3
−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオールなどを用いることもできる。本発明で
用いるポリオールとしては通常ジオールが用いら
れるが、トリオール、テトラオールを用いてもよ
く、その分子量は50〜500の範囲のものである。 また、ポリアミン化合物としては特に制限はな
く、ジアミン、トリアミン、テトラアミンのいず
れでもよい。さらに、1級ポリアミン、2級ポリ
アミン、3級ポリアミンのいずれかを用いること
もできる。ポリアミン化合物としては例えば、ヘ
キサメチレンジアミン等の脂肪族アミン;3,
3′−ジメチル4,4′−ジアミノジシクロヘキシル
メタン等の脂環族アミン;4,4′−ジアミノジフ
エニル等の芳香族アミン;2,4,6−トリ(ジ
メチルアミノメチル)フエノール等のテトラミン
などを挙げることができる。 上記ポリオール、ポリアミンの配合量は、水酸
基含有液状ジエン系重合体100重量部に対してポ
リオール、ポリアミンを1〜1000重量部、好まし
くは3〜200重量部が適当である。 また、充填剤としてマイカ、グラフアイト、ヒ
ル石、炭酸カルシウム、スレート粉末、長石、珪
酸、白艶華などを加えたり、粘度調整剤としてジ
オクチルフタレートなどの可塑剤を加えたり、ア
ロマ系、ナフテン系、パラフイン系オイル等の軟
化剤を加えたり、さらに粘着力、接着力の調整の
ためにアルキルフエノール樹脂、テルペン樹脂、
テルペンフエノール樹脂、キシレンホルムアルデ
ヒド樹脂、ロジン、水添ロジン、クマロン樹脂、
脂肪族および芳香族石油樹脂等の粘着付与樹脂を
加えることもできる。また、ジブチルスズジラウ
レート、第1スズオクトエート、ポリエチレンジ
アミン等の硬化促進剤を加えることもできる。さ
らに、耐候性向上のために老化防止剤を加えた
り、消泡剤としてシリコン化合物などを添加する
ことができる。 各成分に混練は、まずポリイソシアネート化合
物を除く各成分を10〜120℃、好ましくは20〜100
℃で1〜360分、好ましくは5〜180分撹拌して組
成物を得、次いでこの組成物にポリイソシアネー
ト化合物を加え10〜100℃、好ましくは20〜80℃
で1秒〜360分、好ましくは1〜180分撹拌するこ
とにより行なう。 上記組成物は液状であるが、この組成物を硬化
させるための条件は各成分の種類、使用量などに
よつて異なるけれども、通常は0〜200℃、好ま
しくは50〜150℃の温度にて0.5〜24時間、好まし
くは1〜15時間加熱すればよい。中間層の厚さは
20〜300μ、好ましくは30〜200μが適当である。 また、本発明において両外層を構成する金属板
としては様々なものを使用しうるが、鋼板、アル
ミニウム板、銅板などが好ましい。この両外層の
厚さは0.01〜10mm、好ましくは0.1〜2mmである。
両外層の厚さは各々同一であつてもよく、異なつ
ていてもよい。 また、本発明の制振性材料を相補的凹凸形状
(すなわち、図示した如く凹部と凸部が交互に繰
返された連続的形状)を有する材料に加工するに
は、デツキプレート加工、キーストーン加工等の
加工法によつて加工できる。 上記のデツキプレート加工及びキーストーン加
工により加工された、制振性材料の相補的凹凸形
状について図面により説明する。 まず、デツキプレート加工による場合、凸部幅
が20〜60mm、好ましくは30〜50mm凹部幅が40〜
100mm、好ましくは50〜80mm、高さが35〜100mm、
好ましくは50〜80mmとなり、キーストーン加工に
よる場合、凸部幅及び凹部幅がいずれも30〜120
mm、好ましくは50〜100mmとするのが一般的であ
る。 〔発明の効果〕 本発明の制振性材料は加工性が良好であり、各
層の接着性もすぐれている。しかも、常温下のみ
ならず低温または高温の環境下においても優れた
制振性を有するものである。この制振性材料は建
物、車両等のオイルパン材料、機器のカバー材料
等として有用である。 〔実施例〕 次に、本発明を実例により詳しく説明する。 実施例 1〜4 第1表に示すポリイソシアネート化合物を除く
各成分の所定量を配合し、80℃で180時間撹拌し
た。得られた組成物を混合型注形機を用いて60
℃、1秒間の条件でポリイソシアネート化合物と
共に混練し、中間層となる組成物を調製した。次
に、両外層となる厚さ1.2mmの鋼板二枚の間に、
25℃にて上記中間層組成物を供給したのち挾圧ロ
ールに通して得られた積層体を常温で2時間放置
することにより中間層を硬化させ、次いで70℃に
て2時間加熱して養生させた。 得られた材料について下記の方法で加工性及び
制振性の評価をした。 まず、該材料を凸部幅20mmにデツキプレート加
工し、加工時の寸法精度を測定した結果、凸部幅
は20mmに仕上がり、加工性は良好であつた。 次に、該材料を下記の仕様にデツキプレート加
工して得られた材料について、共振法により制振
性を評価した。 両外層の厚さ:各0.8mm 中間層の厚さ:100μ 高さ:50mm 凹部の幅:75mm 凸部の幅:20mm 制振性の評価の結果を第1表に示す。 比較例 1 中間層にブチルゴムを用いたこと以外は実施例
1〜4と同様に行ない、同様に加工性及び制振性
の評価をした。加工性については、前記実施例で
は目的の凸部幅20mmに加工でき、優れた寸法精度
を示したのに対し、比較例では凸部幅が22mmとな
り、寸法精度の劣つたものであつた。制振性につ
いては、結果を第1表に示す。 【表】
第1図は本発明の制振性材料の1例の部分正面
図、第2図はデツキプレート加工による制振性材
料の部分見取部、第3図はキーストーン加工によ
る制振性材料の部分正面図である。 A……外層、B……中間層。
図、第2図はデツキプレート加工による制振性材
料の部分見取部、第3図はキーストーン加工によ
る制振性材料の部分正面図である。 A……外層、B……中間層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水酸基含有液状ジエン系重合体、ポリイソシ
アネート化合物および瀝青物質からなる組成物を
中間層とし、金属板を両外層とする積層体を、相
補的凹凸形状に成形してなる制振性材料。 2 制振性材料が建材として用いられるものであ
る特許請求の範囲第1項記載の制振性材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60101569A JPS61261040A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 制振性材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60101569A JPS61261040A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 制振性材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61261040A JPS61261040A (ja) | 1986-11-19 |
| JPH0446225B2 true JPH0446225B2 (ja) | 1992-07-29 |
Family
ID=14304035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60101569A Granted JPS61261040A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 制振性材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61261040A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05239171A (ja) * | 1992-02-27 | 1993-09-17 | Mitsuboshi Belting Ltd | ポリウレタン製制振用成形物 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57127139A (en) * | 1981-01-29 | 1982-08-07 | Idemitsu Kosan Co Ltd | Method of preventing vibration and vibration-proof member |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP60101569A patent/JPS61261040A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61261040A (ja) | 1986-11-19 |
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