JPH0276504A - 対地作業機の昇降制御装置 - Google Patents

対地作業機の昇降制御装置

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JPH0276504A
JPH0276504A JP22744788A JP22744788A JPH0276504A JP H0276504 A JPH0276504 A JP H0276504A JP 22744788 A JP22744788 A JP 22744788A JP 22744788 A JP22744788 A JP 22744788A JP H0276504 A JPH0276504 A JP H0276504A
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弘宣 加藤
Ryuichi Kimata
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トラクタなどの走行車両(以下、単に車両と
よぶ)の後部に取付けた、ロークリ耕うん装置などの対
地作業機(以下、単に作業機とよぶ)の昇降制御装置に
関するものであり、特に、エンジンを始動した時に、作
業機が不測の下降動作を行わないようにした作業機の昇
降制御装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、上記作業機の昇降制御装置では、予め設定され
た昇降目標値に、作業機の高さ位置が追従するよう制御
する自動制御機能と、作業者の操作によって高さ位置を
調節する手動制御機能とを具備している。
このような制御機能を有する作業機において、エンジン
始動時に自動制御機能が選択されている場合、この状態
でエンジンを始動させると、前記昇降目標値と作業機の
現在高さとの位置関係によっては、不測の下降動作が行
われることがあり得る。
上記不測の動作を防止するための技術として、特公昭5
8−26928号公報に示されたような対地作業機が提
案されている。
該作業機では、自動制御機能が選択されている状態、ま
たはエンジンの回転速度が予定値以下の状態のいずれか
場合に、作業機の昇降動作を不能にするロック機構が設
けられている。そして、自動制御機能が選択されていて
、エンジンの回転速度が予定の値以上の運転状態にあり
、かつ人為的、に上昇操作手段が操作されて上昇指令が
出されると、前記ロック機構が解除され、作業機の昇降
が行える状態になる。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来の技術は、次のような点に問題があった。
つまり、従来の作業機では、作業機の昇降目標値と現在
高さ位置との位置関係からみて、不測の動作を起こすこ
とかないと考えられる場合にも、作業機の作動を不能に
するロック機構が働いているので、昇降動作開始時には
、必ずこのロック機構を解除する操作手順を経なければ
ならないという問題点があった。また、該ロック解除は
、人為的な操作によるものであり、作業者の手を煩わす
ことになるという問題点があった。
本発明の目的は、前述の問題点を解決し、作業機の昇降
を不能にするロック機構を、自動的に作動させ、また自
動的に解除させる制御機能を有する対地作業機の昇降制
御装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段および作用)前記の問題点
を解決するために本発明は、エンジンが始動された時に
、作業機の上昇限界位置に対する作業機の現在高さの位
置関係を検知する手段と、該検知手段によって前記上昇
□限界位置より現在高さが上位にあることが検知された
場合に、昇降操作スイッチが上昇側へ操作されても作業
機が昇降駆動されないロック状態を形成する手段と、前
記操作スイッチを下降側に操作して、作業機を上昇限界
位置より下方にまで下降させることによリ、前記ロック
状態を解除する手段とを具備した点に特徴がある。
上記構成を有する本発明においては、エンジン始動時に
、まず作業機の現在高さと上昇限界位置とアく比較され
、作業機の昇降動作を不能にするロック状態を形成する
必要があるか否かの判断が行われる。したがって、必要
な場合のみロック状態が形成されて作業機の昇降を不能
にすることができる。また、該昇降動作のロック状態は
、前記作業機の現在高さ位置および上昇限界位置の関係
を検出して、その検出結果に従って自動的に角了除でき
るので、作業者の手を煩わせることもない。
(実施例) 以下に図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第8図は本発明の走行作業車の側面図、第9図は該走行
作業車後部に連結された作業機と連結機構部の要部を示
す斜視図である。
図において、車両1には、連結機構部2を介して、耕う
ん用ロータなどからなる作業機3か連結されている。
作業機3は、トップリンク4および、左右一対のロアー
リンク5,6からなる三点昇降リンク機構を介して、車
両1に連結されている。また、車両1側には油圧アクチ
ュエータ7と、該アクチュエータフによって駆動される
リフトアーム8,9が取付けられている。
ロアーリンク5.6は、それぞれリフトロッド10.1
1を介してリフトアーム8,9に接続されていて、油圧
アクチュエータ7が伸縮するとリフトアーム8,9が揺
動し、作業機3が昇降する。
車両1には水平センサ12が設けられ、リフトロッド1
1には、該ロッド11を伸縮させる油圧アクチュエータ
13とリフトロッド11の伸縮量を検出するストローク
センサ14が設けられている。
そして、車両1がローリングしても作業機3は地面に対
して水平に保持されるように、水平センサ12によって
検出された車両1の傾きの程度に応じて、伸縮量をスト
ロークセンサ14により監視しながら、油圧アクチュエ
ータ13を駆動制御できるようにしている。
リフトアーム8,9には、そのリフト角度を検出する回
転型ポテンショメータで構成されたりフトセンサ15が
設けられており、そのセンサ出力に応じて作業機3の上
昇および下降制御を行わせることができる。
一方、作業機3側には、該作業機3が作業位置にあると
き、地面をならって、耕うんの深さに応じて開度θが変
化するピラー16が設けられている。ピラー16の開度
θはロッド17Aを介して回転型ポテンショメータで構
成されたピラーセンサ(角度センサ)18Aによって検
出され、そのセンサ出力に応じて、前記油圧アクチュエ
ータ7を駆動し、耕うん深さを設定値に保持させる、耕
深制御をすることができる。
車両1には操縦者の座席17が設けられ、該座席の横位
置には作業機3の昇降を手動によって制御する操作スイ
ッチ18が設けられている。
前記操作スイッチ18の位置による作業機3の−7= 動作を、第5図および第6図を参照して説明する。
第5図は、操作スイッチ18の接点構成を示す図であり
、第6図(a)は導電性スライド部材の正面図、第6図
(b)は同側面図である。同図において、操作スイッチ
18は軸34を中心として傾倒でき、A、B、C,Dお
よびNの位置に操作できる。A、B、C,DおよびNの
位置に動かした場合の操作スイッチ18のレバーの位置
が、−点鎖線18a、18b、18c、18ds 18
nで示されている。
そして、操作スイッチ18の接点部28は、電気的に絶
縁され分離されて配置された3つの接点部材30.31
.32と、操作スイッチ18゛の下端部に設けられ、前
記接点部材上を矢印51の方向に直線的にスライドする
導電性スライド部材29と、該スライド部材29のスタ
ッド部29aに常に接触している、共通接点部材33と
で構成される。
前記スライド部材29は、電気的絶縁性を有するスライ
ドブロック52に設けられていて、該ス一  8 − ライドブロック52の表面に露出した導電性スタッド部
材29 as 29 bs 29 cと、前記スライド
ブロック52に埋設され、前記スタッド部材29a、2
9bs 29cを電気的に接続するリード線29dおよ
び29eとから構成されている。
前記スライドブロック52は、その裏面凹部に操作スイ
ッチ18の突起部53が係合するようになっていて、操
作スイッチ18を中心軸34を中心に傾倒させた時、図
示しないガイド部材によってガイドされ、矢印51の方
向に直線的にスライドする。
第5図の下方に、くの字状に示された部分は、操作スイ
ッチ18の操作位置に対応するスライド部材29のリー
ド線の位置を示している。
操作スイッチ18をA位置に傾倒させると、スライド部
材29によって第1接点部月30と共通接点部材33と
が接続される。操作スイッチ18がB位置では、第1接
点部材30および第3接点部材32と、共通接点部材3
3とが接続される。
操作スイッチ18がN位置では、第3接点部材32と、
共通接点部材33とが接続され、C位置では第2接点部
材31および第3接点部材32と、共通接点部材33と
が接続され、D位置では、第2接点部材31と、共通接
点部材33とが接続される。
このように、操作スイッチ18の傾倒方向に分離して配
置された上記3つの接点部材と、操作スイッチ18の先
端部に設けられたスライド部材29との接続の組合わせ
によって、A−Dおよび中立点Nの5つの操作エリアが
選択できる接点構成となっている。
また、操作スイッチ18はA、  B、  C,Dの各
位置において、操作スイッチ18から手を離せばN位置
に戻るように構成されている。
前記操作スイッチ18の操作位置によって、作業機3は
次のように動作する。
作業機3は、操作スイッチ18がN位置では昇降は行わ
れず、AおよびB位置では下降し、CおよびD位置では
上昇する。操作スイッチ18はどの位置に動かしても、
操縦者がスイッチ18から手を離すとNの位置に戻る。
なお、AおよびD位置では該スイッチ18がNに戻って
も作業機3の昇降は停止しない。すなわち、操作スイッ
チ18が一旦A位置に操作されると、作業機3は下降限
界値まで下降し、D位置に操作されると、上昇限界値ま
で上昇したのち停止する。
操作スイッチ18が、BおよびCの位置に動かされた場
合は、該位置に操作スイッチ18がとどまっている間た
け作業機3の下降または上昇が行われる。
以下に、上述の操作スイッチ18の操作位置に従って出
力される信号、およびリフトセンサ15の検出信号に応
答して、油圧アクチュエータ7を伸縮させるための制御
装置の一例を示す。
第1図は、このような制御装置のブロック図である。
同図において、リフトセンサ15で検出された作業機3
の現在高さ位置(リフト現在値)は、上昇偏差算出部2
1および下降偏差算出部23に入力される。
上昇偏差算出部21では、上昇限界値設定器20に設定
されている作業機3の上昇限界位置データに対する前記
リフト現在値の偏差、および両データの大小が検出され
る。
一方、下降偏差算出部23では、下降限界値設定器22
に設定されている作業機3の下降限界位置データに対す
る前記リフト現在値の偏差、および両データの大小が検
出される。
前記上昇限界値設定器20および下降限界値設定器22
の設定値は、図示しない設定つまみを操作して設定され
る。
リフト変化量設定部35には、前記偏差が読込まれ、該
偏差は油圧アクチュエータ7を伸縮させる下降バルブ2
6および上昇バルブ27のオン時間デユーティ比(以下
、単にオン時間という)決定のためのリフト変化量とし
て設定される。
下降バルブ26および上昇バルブ27は、予め設定され
た周期内において、予定のオン時間およびオフ時間に従
って開閉される。前記周期内におけるバルブ26および
27のオン時間が小さいと、バルブ26および27は間
欠的に動作し、作業機3の平均的な昇降速度は遅くなる
一方、オン時間が長いと前記バルブ26および27は、
はぼ連続的に動作し、作業機3の平均的な昇降速度は速
くなる。オン時間が最大になれば連続昇降動作になり、
作業機3の昇降速度は最大になる。
リフト変化量に対応するオン時間が、オン時間デユーテ
ィ比記憶部24の計算テーブルに記憶される。計算テー
ブルの例は第7図に関して後述する。
A位置判断部36では、(下降限界値−リフト現在値)
の算出結果の正負記号に基づき、作業機3が下降限界位
置に対し上下のいずれに位置しているかか判断される。
B位置判断部37では、(上昇限界値−リフト限界値)
の算出結果の正負記号に基づき、作業機3が上昇限界位
置に対し上下のいずれに位置しているかが判断される。
該位置判断部36および37の判断に従って、前記リフ
ト変化量に応じた下降用オン時間または上昇用オン時間
が、オン時間デユーティ比記憶部24からバルブ選択駆
動部25に読込まれる。バルブ選択駆動部25は、読込
まれたオン時間に従って上昇バルブ27および下降バル
ブ26を開閉し、油圧アクチュエータ7を伸縮させる。
エンジン回転検出部34では、エンジンが回転している
か否かが検出される。
下降保護部38には、操作スイッチ18の操作位置を示
すデータ、エンジン回転検出部34の検出データ、およ
び前記B位置判断部37の判断結果のデータが入力され
、該データに基づき、リフト変化量“0”記憶部39か
らオン時間デユーティ比記憶部24に、リフト変化量“
0“が入力される。
リフト変化量“0”記憶部39からリフト変化量“0”
が、データとしてオン時間デユーティ比記憶部24に入
力されると、該データに基づくオン時間がバルブ選択駆
動部25に出力される。該リフト変化量“0”は、上昇
偏差に基づいてリフト変化量設定部35に設定されるリ
フト変化量に優先して、有効となる。
その結果、該リフト変化量“0”に基づくバルブオン時
間に従って、上昇バルブ27および下降バルブ26が駆
動される。すなわち、リフト変化量“0”の場合はオン
時間は“O”となって作業機3は昇降されない。
操作スイッチ18が中立位置Nに動かされた場合にも、
オン時間デユーティ比記憶部24にリフト変化量“0″
記憶39のデータが人力され、作業機3は昇降しない。
第7図に、前記オン時間とリフト変化量の関係を示した
計算テーブルの一例を示す。該関係図に基づく計算テー
ブルが、前記オン時間デユーティ比記憶部24に記憶さ
れている。同図において、横軸はリフト変化量、縦軸は
オン時間である。
オン時間とリフト変化量との関係は曲線Sで示すように
、不感帯Pよりリフト変化量が大きい場合は、該リフト
変化量と対応する曲線Sの関係にあるオン時間だけ前記
バルブ26.27がオン動作される。
リフト変化量がMになるまではオン時間は大きくなり、
前記バルブ26.27は該オン時間に従って間欠的にオ
ン動作され、リフト変化量がM以上では前記バルブ26
および27のオン動作は連続的になる。
同図に示したような計算テーブルに従って、オン時間が
決定されると、上昇または下降限界値に対する偏差(=
リフト変化量)が大きい時は、油圧アクチュエータ7が
駆動されている時間割合は大きくなり、作業機3の昇降
速度は速くなる。リフト変化量が小さい時は、油圧アク
チュエータ7が駆動される時間割合は小さくなり、作業
機3の昇降速度が遅くなる。
したがって、前記偏差が小さくなって、作業機3の位置
が上昇または下降限界値に近づいてくると、作業機3の
上昇または下降速度は遅くなり、作業機3の停止時にお
ける衝撃やオーバーランが防止できる。
第7図に示した計算テーブルは、上昇用と下降用とがそ
れぞれ準備されて記憶部24に記憶されているが、上昇
用、下降用共に同一テーブルを使用することもできる。
次に、第2図のフローチャートを参照して、本実施例の
制御フローを詳細に説明する。
以下に説明するフローでは、A−Dのどの位置に操作ス
イッチ18が動かされても、まず、スイッチ18が中立
位置Nに操作された場合のフローが実行された後に、ス
イッチ18の各位置に対応する動作が行われるように構
成されている。
まず、ステップS1では、作業機3の上昇限界値と、下
降限界値とをリフトセンサに対応する値に換算する。
ステップS2では、前記上昇限界値と、リフトセンサ1
5で検出されるリフト現在値との差(上昇偏差)が算出
される。       ・ステップS3では、前記下降
限界値と、リフトセンサ15で検出されるリフト現在値
との差(下降偏差)が算出される。
ステップS4では、前記上昇限界値がリフト現在位より
大きいか否かが判断され、該判断が肯定ならば、ステッ
プS5に進んで上昇位置フラグに“1”がセットされる
。ステップS4の判断が否定ならば、ステップS6に移
って上昇位置フラグに“0”がセットされる。
ステップS7では、前記下降限界値がリフト現在値より
大きいか否かが判断され、該判断が肯定ならば、ステッ
プS8に進んで下降位置フラグに“1”がセットされる
。ステップS7の判断が否定ならば、ステップS9に移
って下降位置フラグに“0”がセットされる。
以上の処理によって、前記上昇限界値または下降限界値
に対する作業機3の位置が、上昇位置フラグまたは下降
位置フラグの状態で判断できる。
すなわち、作業機3が上昇限界値より上に位置している
場合は、上昇位置フラグと、下降位置フラグとは共に“
0”であり、作業機3が下降限界位置より下に位置して
いる場合は、上昇位置フラグと、下降位置フラグとは共
に“1”である。また、作業機3が上昇限界位置と下降
限界位置との間に位置している場合は、上昇位置フラグ
か“1”で、下降位置フラグは“0”である。
操作スイッチ18の操作位置によって、作業機3は次の
ように昇降制御される。
まず、操作スイッチ18が中立位置Nにある場合のフロ
ーを説明する。
操作スイッチ18が中立位置Nにある場合は、操作スイ
ッチ18がCの位置にあるか否かの判断(ステップ51
0)、および操作スイッチ18がBの位置にあるか否か
の判断(ステップ511)は共に否定となって、ステッ
プ512に進む。
ステップS12では微調下降フラグに“0”がセットさ
れる。
ステップS13では、作業機3が上昇または下降中か否
かの判断がなされる。操作スイッチ18は中立状態なの
で、該ステップS13の判断は否定となって、ステップ
S14に進み、停止フラグがリセットされる。
ステップS15ては、リフト変化量設定部35に値“0
”を格納する。
ステップS16では、操作スイッチ18がDの位置に位
置しているか否かを判断するため、上昇フラグの判別が
行われる。操作スイッチ18がNの位置では該上昇フラ
グは“0”である。
ステップS17における、操作スイッチ18の位置がD
か否かの判断は否定と判断され、ステップ818に進む
ステップ818では、操作スイッチ18がAの位置に位
置しているか否かを判断するため、下降フラグの判別が
行われる。操作スイッチ18がNの位置では該下降フラ
グは“0#である。
ステップS19における、操作スイッチ18の位置がA
か否かの判断は否定と判断され、ステップS19に進む
ステップS25においては、後述するフローに従って下
降保護処理が行われる。
ステップ82Bでは、下降バルブ26および上昇バルブ
27のオン時間が計算される。前記ステップS15でリ
フト変化量が“0”に設定されているので、第7図に示
した計算テーブルによってオン時間“0”が得られる。
したがって、操作スイッチ18が中立位置Nでは作業機
3は昇降されない。
以上の説明の通り、操作スイッチ18がNの位置の場合
は、リフト変化量設定部35にリフト変化量“0”が設
定されるので、バルブオン時間は“0”となって、上昇
バルブ27および下降バルブ26はいずれもオン動作さ
れず、作業機3は現状高さで保持状態となる。
操作スイッチ18がNの位置からAの位置に切換えられ
ると、最初の1サイクル目の処理では、ステップSIO
〜818の判断と動作は、操作スイッチ18がNの位置
にある場合と同様に実行される。
ステップS19の判断は肯定となって、ステップS20
に進む。ステップS20では、下降フラグがセットされ
、上昇フラグはクリアされる。
ステップS21では、リフト変化量設定部35に下降偏
差が格納される。
ステップS22では、作業機3の位置を判断するだめの
下降位置フラグの状態が見られる。
下降位置フラグが“1”の場合は、ステップS23に進
み、上昇バルブフラグに“1″がセットされ、下降位置
フラグが“0”の場合は、ステップS24に進み、上昇
バルブフラグに“0”がセットされる。該上昇バルブフ
ラグの状態によって、上昇バルブおよび下降バルブのい
ずれのバルブのオン時間を計算するかが判断される。
つまり、下降フラグ位置“1”は、作業機3が下降限界
値で示された下降限界位置より下方にあるという判断な
ので、上昇バルブフラグを“1”にして上昇の準備を行
い、下降フラグ位置“0”は作業機3か下降限界値で示
された下降限界位置より上方にあるという判断なので、
上昇バルブフラグを“0”にして下降準備状態にする。
ステップ826のバルブオン時間計算は、第4図に示す
フローチャートに従って行われ、上昇バルブフラグが“
1”か“0”かに応じて、下降オン時間が計算されるか
、上昇オン時間が計算されるかが判別される(ステップ
5261)。
上昇バルブフラグが“0”の場合は、下降オン時間計算
が行われ(ステップ8262)、上昇バルブフラグが“
1″の場合は、上昇オン時間が計算される(ステップ5
26.3)。該オン時間計算は、第7図の計算テーブル
に基づいて行われる。
操作スイッチ18がAの位置にある場合の2サイクル目
以降の処理、および操作スイッチ18がAの位置からN
の位置まで戻った場合の処理は、ステップS12までは
、上記説明と同様に行われる。2サイクル目の処理にお
いて、まだ、作業機3が下降中ならば、ステップS13
の判断は肯定となり、ステップS27に進んで、上昇フ
ラグまたは下降フラグがセットされているか否かの判断
がなされる。
ステップS20で下降フラグはセットされているので、
該ステップS27は肯定と判断され、ステップ828に
進んで停止フラグがセットされる。
前回の処理のステップS20で下降フラグはセットされ
ているので、ステップ318における下降フラグの判別
は“1″となり、ステップS19はスキップされる。
以下、前記1サイクル目のフローの説明と同様に、ステ
ップ826までの処理が実行される。
このように、操作スイッチ18が一旦、Aの位置に動か
されると、その後Nの位置に戻っても、リフト変化量が
“0”になるまでは作業機3の下降動作は継続される。
操作スイッチ18の位置がDの場合は、ステップS16
までは上記説明のとおり実行される。ステップS17の
判断は肯定となり、ステップS29に進み、上昇フラグ
がセットされ、下降フラグがクリアされる。
ステップS30では、リフト変化量設定部35に、前記
ステップS2て計算された上昇偏差が格納される。
ステップS31では、作業機3の位置を判断する上昇位
置フラグの判別が行われる。上昇位置フラグが“1”な
らば、上昇バルブフラグを“1”にして(ステップ53
2)、該フラグが“0”ならば下降バルブフラグを“0
”にする(ステップS33)。
ステップS29で下降フラグはクリアされているので、
ステップS18の判別結果は“0”になってステップS
19に進む。
操作スイッチ18の位置はDにあるので、ステップS1
9の判断は否定となって、ステップ820〜S24はス
キップされ、ステップS25およびステップ826の処
理に進む。
ステップ326では、ステップS30で設定されたリフ
ト変化量によりバルブオン時間が計算される。上昇バル
ブ27は該オン時間に従って動作し、作業機3は上昇す
る。操作スイッチ18がDの位置からNに戻された場合
の処理は、操作スイッチ18がAからNの位置に戻され
た場合の処理と同様なので、説明は省略する。
操作スイッチ18がBの位置にある場合は、ステップS
llの判断は肯定で、ステップS34に進み、上昇フラ
グがクリアされる。
操作スイッチ18はNの位置を経由して他の位置に操作
されるので、Nの位置における処理で、停止フラグはク
リアされており(ステップ514)したがってステップ
S35の判別結果は“0”であり、ステップ836に進
む。
ステップ836では微調下降フラグに“1”がセットさ
れる。該微調下降フラグによって、操作スイッチ18が
Bの位置に操作されているが否がが判別できる。
ステップS37では、前記下降偏差がリフト変化量設定
部35に格納される。
ステップ838では、作業機3の位置を判断するため、
下降位置フラグの判別が行われる。下降位置フラグが“
どならば、ステップS39において、上昇バルブフラグ
が“1”にセットされ、下降位置フラグが0″ならば、
ステップS40において、上昇バルブフラグが“0”に
セットされる。
上昇フラグは、操作スイッチ18がNの位置を経由した
時点で“0”にセットされており、また、ステップS3
4でもクリアされているので、ステップ816の判別は
“O”となってステップS17に進む。操作スイッチ1
8はBの位置に操作されているので、ステップS17の
判断は否定となってステップ818に進む。
下降フラグも、上昇フラグと同様、操作スイッチ18が
Nの位置に操作された時点て“0“にセットされている
ので、ステップS18の判別結果は“0”であり、ステ
ップS19に進む。
ステップS19の判断は、操作スイッチ18がBの位置
にあるので否定となり、ステップS25の下降保護処理
と、ステップ826のバルブオン時間計算が行われる。
操作スイッチ18がCの位置にある場合は、ステップS
IOの判断は肯定であり、ステップS41において、下
降フラグがクリアされる。
停止フラグは、ステップS14でクリアされているので
、ステップS42では“0”と判別され、ステップS4
3に進む。
ステップS43では、リフト変化量設定部35に上昇偏
差が格納される。
ステップS44では、作業機3の位置を判断するため、
上昇位置フラグの判別が行われる。上昇位置フラグが“
1”ならば、ステップS45において、上昇バルブフラ
グが“1”にセットされ、ド降位置フラグが“0”なら
ば、ステップS46において、上昇バルブフラグが“0
”にセットされる。
以下、操作ス・rブチ18がBの場合と同様に、ステッ
プ326までの処理が行われる。
なお、操作スイッチ18がA位置に操作されて下降中、
またはDの位置に操作されて上昇中である時に、操作ス
イッチ18をAの位置からCの位置へ、またはDの位置
からBの位置へ操作スイッチ18を切換えると、作業機
3の昇降を強制的に停止させることができる。
例えば、操作スイッチ18がAの位置にあって下降中で
ある場合、操作スイッチ18をCの位置に切換えると、
ステップS10の判断は肯定となってステップS41に
進み、下降フラグがクリアされる。操作スイッチ18を
AからCの位置に切換える以前に、ステップ52gで停
止フラグはセ−28= ツトされているので、ステップS42での判別結果は“
1“となってステップS15に移行してリフト変化量設
定部35にリフト変化量“0”がセットされる。
ステップS15の後、ステップS16〜S26まて処理
が実行され、ステップ82Bではバルブオン時間が計算
されるが、ステップS15でリフト変化量は“0”なっ
ているので、バルブオン時間は“O”になり、作業機3
の下降は停止される。
次に、ステップS25の下降保護処理について第3図の
フローチャートを参照して説明する。
エンジンが停止中に上昇限界値の設定つまみが操作され
て、作業機3のリフト現在値より低い位置に上昇限界値
が移動した状態にあるような場合、エンジンを始動させ
、操作スイッチ18をCまたはDの位置に動かして作業
機3を上昇させようとすると、作業機3は作業者の意志
とは逆に、リフト現在値より低い位置に設定されている
上昇限界値に追従して下降する。
該下降保護処理は、このような、作業機3の不側の下降
動作を阻止するための制御である。
まず、ステップ5251では、エンジンが停止中か否か
の判断が行われる。エンジンが停止中であれば、ステッ
プ5252に進み、下降保護フラグに“1“がセットさ
れる。
エンジンが始動されると、ステップ5251の判断は否
定となって、ステップ5253に移行する。
ステップ5253では、下降保護フラグの判別が行われ
る。エンジン停止中に下降保護フラグは′1″にセット
されているので、ステップ5254に進む。
ステップ5254ては、上昇位置フラグの判別が行われ
る。上昇限界値よりリフト現在値が大きい場合、すなわ
ち、上昇限界位置より上方にリフト現在位置がある場合
は、上昇位置フラグは“0”であり、ステップ5254
からステップ5255に進む。
ステップ5255では、下降フラグの判別が行われる。
該下降フラグは、操作スイッチ18をAの位置に操作し
て作業機3を下降させようとした場合に“1”がセット
される。下降フラグに“1”がセットされていればメイ
ンのルーチン(ステップ526)に戻り、下降フラグに
“0”がセットされていればステップ5256に進む。
ステップ5256では、微調下降フラグの判別が行われ
る。該微調下降フラグは、操作スイッチ18をBの位置
に操作して作業機3を下降させようとした場合に“1”
がセットされる。微調下降フラグに“1”がセットされ
ていればメインのルーチン(ステップ526)に戻り、
微調下降フラグに“0”がセットされている場合はステ
ップ5257に進む。
ステップ5257では、リフト変化量設定手段28に“
0”が設定される。
ステップ5257でリフト変化量設定部35に“0”が
設定されると、該下降保護処理以前においてリフト変化
量設定部35に設定されたリフト変化量に優先して、ス
テップ5257で設定されたリフト変化量“0”が有効
となる。
したがって、該下降保護処理の後で、前記ステップ82
Bにおいて前記リフト変化量に応じてバルブオン時間が
計算されるので作業機3は昇降されない。つまり、昇降
動作のロック状態が形成される。
下降フラグおよび微調下降フラグに“1”がセットされ
ている場合、すなわち、操作スイッチ18をAまたはB
の位置に操作して、作業機3を下降させようとした場合
は、上述のようにステップ5257はスキップされるの
で、リフト変化量は該下降保護処理以前に設定されたリ
フト変化量が有効となって、作業機3は下降される。
リフト現在値が上昇限界値より下位になるまで作業機3
が下降すると、上昇位置フラグは“1”になり、前記ス
テップ5254からステップ8258に移行する。
ステップ8258では下降保護フラグに“0″がセット
される。下降保護フラグに”0″がセットされると、ス
テップ5253の判別結果は“0“になり、ステップ8
254〜5257、およびスチップ5258はスキップ
される。
−旦、下降保護フラグに“O“がセットされると、該下
降保護フラグはエンジンが停止するまで“1″に転換し
ない。したがって、該下降保護処理によっては、リフト
変化量が“0”になることはない。
すなわち、操作スイッチ18を下降側に操作した後、作
業機3が、リフト現在値が上昇限界値より下位になるま
で下降すると、前記ロック状態は解除され、エンジンの
停止まで該ロック解除状態が保持される。
以上の説明のように、本実施例によれば、作業機3のリ
フト現在値と上昇限界値との位置関係を上昇位置フラグ
によって判別し、該判別結果に応じて、必要な場合のみ
昇降動作を不能にするロック状態を形成している。
すなわち、リフト現在値より上昇限界値が下位にある場
合は、操作スイッチ18を上昇側に操作したにもかかわ
らず、作業者の意志に反して作業機3は下降するように
なるので、このような場合はロック状態が形成される。
一方、前記位置関係においても、操作スイッチ18を下
降側に操作した場合は、ロック状態は形成されないで、
作業者の意志のとおり作業機3は下降される。
そして、上昇限界位置よりも下方まで作業機3が下降さ
れた後は、前記ロック状態は自動的に解除される。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の
ような効果が達成できる。
(1)エンジンの停止中に、誤って設定つまみに触れる
などして、上昇限界位置の設定値を作業機の現在高さよ
り低くしてしまったような場合、このような誤操作の状
態を、エンジン始動時に、上昇限界位置の設定値と作業
機の現在高さ位置とを比較することによって検出できる
そして、この検出結果に従って作業機の昇降を不能にす
るロック状態を形成することができるので、操作スイッ
チを上昇側に傾倒させたのに、作業機が下降するという
ような動作を行なうことがなくなる。
(2)上昇限界位置の設定値と作業機の現在高さ位置と
を比較して、誤操作の状態を検出できるので、必要な場
合のみロック状態を形成できる。したがって、エンジン
始動毎に、ロック解除のための操作を行うというような
煩わしい手間が不要となり、操作が簡略化できる。
(3)前記ロック状態は、操作スイッチを下降側に傾倒
するだけで解除できるので、操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す制御装置のブロック図
、第2図、第3図および第4図は本発明の動作を示すフ
ローチャート、第5図は操作スイッチの接点構成図、第
6図(a)は導電性スライド部材の正面図、第6図(b
)は第6図(a)の側面図、第7図はオン時間とリフト
変化量との関係図、第8図は走行作業車の側面図、第9
図は走行作業車および作業機の連結部を示す斜視図であ
る。 1・・・走行車両、3・・・対地作業機、7,13・・
・油圧アクチュエータ、15・・・リフトセンサ、18
・・・操作スイッチ、20・・・上昇限界設定器、21
・・・上昇偏差算出部、22・・・下降限界値設定器、
23・・・下降偏差算出部、24・・・オン時間デユー
ティ比記憶部、25・・・バルブ選択駆動部、26・・
・下降バルブ、27・・・上昇バルブ、34・・・エン
ジン回転検出部、35・・・リフト変化量設定部、36
・・・A位置判断部、37・・・B位置判断部、38・
・・下降保護部、39・・・リフト変化量“0”記憶部 代理人 弁理士 平木通人 外1名 第   2 図 (その3) セ 、\ 宕 巨   ロ 第6図 (b) m   ■

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)作業機の上昇限界位置を設定する上昇限界値設定
    器と、下降限界位置を設定する下降限界値設定器と、セ
    ンサによって検出される作業機の現在高さおよび前記上
    昇限界位置の偏差を算出する上昇偏差算出部と、前記現
    在高さおよび前記下降限界位置の偏差を算出する下降偏
    差算出部と、作業機の操作スイッチの位置により、前記
    上昇偏差算出部で算出された上昇偏差、および前記下降
    偏差算出部で算出された下降偏差のいずれか一方を選択
    し、該偏差を解消する方向に作業機の昇降駆動用油圧ア
    クチュエータの上昇バルブおよび下降バルブのいずれか
    一方を動作させるバルブ選択駆動部とを有する対地作業
    機の昇降制御装置において、  エンジンが始動された時に、前記上昇限界位置に対す
    る作業機の現在高さの位置関係を検知する手段と、  該検知手段によって前記上昇限界位置より現在高さが
    上位にあることが検知された場合に、昇降操作スイッチ
    が上昇側へ操作されても作業機が昇降駆動されないロッ
    ク状態を形成する手段と、  前記操作スイッチが下降側に操作されたことを検出す
    る手段と、  該検出手段の検出結果に応答して、前記ロック状態を
    一時的に解除し、作業機を下降可能にする手段と、  前記ロック状態の一時的な解除によって、該作業機の
    現在高さが前記上昇限界位置より下方に位置するまで作
    業機が下降された後は、エンジンが停止されるまで前記
    ロック状態の解除を継続させる手段とを具備したことを
    特徴とする対地作業機の昇降制御装置。
  2. (2)前記ロック状態を形成する手段が、前記上昇バル
    ブおよび下降バルブのオン時間デューティ比を“0”に
    するための基礎データであるリフト変化量を、“0”に
    する手段であることを特徴とする請求項1記載の対地作
    業機の昇降制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03272604A (ja) * 1990-03-20 1991-12-04 Kubota Corp 作業機の昇降制御装置

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JPH03272604A (ja) * 1990-03-20 1991-12-04 Kubota Corp 作業機の昇降制御装置

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