JPH028119B2 - - Google Patents
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- JPH028119B2 JPH028119B2 JP28214888A JP28214888A JPH028119B2 JP H028119 B2 JPH028119 B2 JP H028119B2 JP 28214888 A JP28214888 A JP 28214888A JP 28214888 A JP28214888 A JP 28214888A JP H028119 B2 JPH028119 B2 JP H028119B2
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Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、手掛けを確実なものとする引手を具
えるとともに強度的安定及び外観にも優れる引手
付枠・縁部材を容易に製造可能とする、引手付
枠・縁部材の製造法に関するものである。
えるとともに強度的安定及び外観にも優れる引手
付枠・縁部材を容易に製造可能とする、引手付
枠・縁部材の製造法に関するものである。
(従来技術及び発明が解決しようとする課題)
家具、厨房器等の扉、引戸等の引手は、従来、
扉等の枠組を形成した後、枠材等に把手を取付け
ることにより、あるいは枠材等に所定の凹部を設
け、該凹部に手掛け金具を取付けることにより形
成していた。そのためいずれの場合も、引手を後
付けしなければならない面倒さがあり、作業能率
に劣る他、特に前者の場合においては、突出する
引手が邪魔になるばあいがあるのみならず、該引
手が扉等の外観美を損なう問題もあつた。一方後
者においても、引手が美観上、周囲部分との一体
性を欠くため、引手部分の美観上の不自然さを払
拭することができなかつた。
扉等の枠組を形成した後、枠材等に把手を取付け
ることにより、あるいは枠材等に所定の凹部を設
け、該凹部に手掛け金具を取付けることにより形
成していた。そのためいずれの場合も、引手を後
付けしなければならない面倒さがあり、作業能率
に劣る他、特に前者の場合においては、突出する
引手が邪魔になるばあいがあるのみならず、該引
手が扉等の外観美を損なう問題もあつた。一方後
者においても、引手が美観上、周囲部分との一体
性を欠くため、引手部分の美観上の不自然さを払
拭することができなかつた。
本発明は、引手用突出凹部が形成されてなる外
被体と、引手形成用凹部が設けられてなる芯材と
を個別に製作した後、該引手用凹部に引手用突出
凹部が嵌まり込んだ状態となるよう外被体で芯材
を被覆することを基本として、(イ)前記した引手に
関する問題点を解決するとともに引手部分におけ
る手掛けを確実なものとし、(ロ)芯材によつて枠・
縁部材としての強度が保証され、(ハ)かつ外被体に
よつて枠・縁部材全体としての外観向上が図ら
れ、(ニ)しかも芯材を外被体で被覆するに際して外
被体の引手突出用凹部を芯材の引手用凹部に無理
なく嵌込むことができるよう独特の工夫が凝らさ
れた、引手付枠・縁部材の製造方法の提供を目的
とするものである。
被体と、引手形成用凹部が設けられてなる芯材と
を個別に製作した後、該引手用凹部に引手用突出
凹部が嵌まり込んだ状態となるよう外被体で芯材
を被覆することを基本として、(イ)前記した引手に
関する問題点を解決するとともに引手部分におけ
る手掛けを確実なものとし、(ロ)芯材によつて枠・
縁部材としての強度が保証され、(ハ)かつ外被体に
よつて枠・縁部材全体としての外観向上が図ら
れ、(ニ)しかも芯材を外被体で被覆するに際して外
被体の引手突出用凹部を芯材の引手用凹部に無理
なく嵌込むことができるよう独特の工夫が凝らさ
れた、引手付枠・縁部材の製造方法の提供を目的
とするものである。
(課題を解決するための手段)
上記課題等を解決するため、本発明に係る引手
付枠・縁部材の製造方法(以下製造方法という)
は、以下のごとき手段を採用する。なお本明細書
において、「枠・縁部材」なる語は、枠部材及び
縁部材を総称する意味で用られている。
付枠・縁部材の製造方法(以下製造方法という)
は、以下のごとき手段を採用する。なお本明細書
において、「枠・縁部材」なる語は、枠部材及び
縁部材を総称する意味で用られている。
本発明に係る製造方法は、芯材2が外被体1で
被覆されかつ前面部の所要部位に傾斜凹部からな
る引手7の適数が設けられてなる引手付枠・縁部
材を製造するに際し:連続する切溝26が全長に
亘つて設けられてなる角筒状をなす合成樹脂製押
出中空成形体9の表面に合成樹脂製化粧シート材
10を貼着して化粧成形体11を形成し、該化粧
成形体11の所要部位に、該化粧成形体11の前
面部21と当接する側の面部に対して傾斜する凹
部23が前方に開口するごとく設けられた凹型2
5を前記切溝26を開いて納設して後、前記化粧
成形体11における凹型凹部23との対向部位
に、所要温度に加熱された凸型29を押し込むこ
とにより、切溝26に向かつて傾斜するごとく突
出する引手用突出凹部12を形成し、然る後凹型
25を化粧成形体11から取外して外被体1を製
作し;一方において、化粧成形体11内に略密着
状態で納装せしめられる木質材や強化合成樹脂発
泡体からなる納装材30の化粧成形体前面部21
と当接する側の面部31に、前記凹型25の傾斜
凹部23と同形状の引手用凹部32を設けること
によつて、芯材2を製作し;切溝26において開
かれる外被体1の有する弾性復元作用によつて、
芯材2の引手用凹部32に外被体1の引手用突出
凹部12が嵌まり込んだ状態となるよう外被体1
で芯材2を被覆することを特徴とするものであ
る。
被覆されかつ前面部の所要部位に傾斜凹部からな
る引手7の適数が設けられてなる引手付枠・縁部
材を製造するに際し:連続する切溝26が全長に
亘つて設けられてなる角筒状をなす合成樹脂製押
出中空成形体9の表面に合成樹脂製化粧シート材
10を貼着して化粧成形体11を形成し、該化粧
成形体11の所要部位に、該化粧成形体11の前
面部21と当接する側の面部に対して傾斜する凹
部23が前方に開口するごとく設けられた凹型2
5を前記切溝26を開いて納設して後、前記化粧
成形体11における凹型凹部23との対向部位
に、所要温度に加熱された凸型29を押し込むこ
とにより、切溝26に向かつて傾斜するごとく突
出する引手用突出凹部12を形成し、然る後凹型
25を化粧成形体11から取外して外被体1を製
作し;一方において、化粧成形体11内に略密着
状態で納装せしめられる木質材や強化合成樹脂発
泡体からなる納装材30の化粧成形体前面部21
と当接する側の面部31に、前記凹型25の傾斜
凹部23と同形状の引手用凹部32を設けること
によつて、芯材2を製作し;切溝26において開
かれる外被体1の有する弾性復元作用によつて、
芯材2の引手用凹部32に外被体1の引手用突出
凹部12が嵌まり込んだ状態となるよう外被体1
で芯材2を被覆することを特徴とするものであ
る。
(実施例)
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は、本発明に係る製造方法を実施するに
際して用いる外被体1および芯材2を例示し、又
第2図は、本発明の製造方法によつて得られた引
手付枠・縁部材3を例示するものであり、該引手
付枠・縁部材3は、例えば第4図に示す厨房器5
の扉6を形成するための枠材として用いられてお
り、前面部の所要部位に、傾斜凹部からなる引手
7を具える。
際して用いる外被体1および芯材2を例示し、又
第2図は、本発明の製造方法によつて得られた引
手付枠・縁部材3を例示するものであり、該引手
付枠・縁部材3は、例えば第4図に示す厨房器5
の扉6を形成するための枠材として用いられてお
り、前面部の所要部位に、傾斜凹部からなる引手
7を具える。
前記外被体1は、一稜部がその全長に亘つて比
較的幅広に欠切された角筒状をなす硬質塩化ビニ
ル等の弾性を有する合成樹脂製押出中空成形体9
の表面に、例えば木目調模様にエンボス加工され
た合成樹脂製化粧シート材10を貼着して化粧成
形体11を形成した後、該化粧成形体11に引手
用突出凹部12を形成して製作される。なお合成
樹脂製化粧シート材10としては、中空成形体9
との親和性に優れる例えば塩化ビニルの軟質シー
ト材を用いるのがよい。より具体的には、該外被
体1は、前記扉6の上下の枠材13,15、左右
の側枠材16,17の合計長さに設定された化粧
成形体11の上の枠材形成部20における前面部
21の端部近傍部位を、該形成部20の内縁部2
2側に向け(切溝26に向かつて傾斜するごと
く)約45度の傾きを以て凹ませ、引手用突出凹部
12を形成して製作される。該引手用突出凹部1
2を形成するには、まず第5図に示すごとく、前
記化粧成形体19の前面部21と当接する側の面
に対して傾斜する凹部23が前方に開口するごと
く設けられた凹型25を、化粧成形体11の切溝
26を開くことによつて化粧成形体11の所要部
位に納設する。その後、該化粧成形体11の凹型
25納設部分を、第1図に示すごとく化粧成形体
11の前面部21を上方に向けてVブロツク27
に支持せしめて後、所定温度に加熱された凸型2
9を前記凹部23に向けて押し込み、然る後該凸
型29を引き抜くとともに切溝26を再度開いて
凹型25を化粧成形体11から取り外すことによ
り行う。なお本実施例において、切溝26を比較
的幅広に形成しているのは、後述のごとく切溝部
分が化粧板取付部としても利用されるからであ
る。
較的幅広に欠切された角筒状をなす硬質塩化ビニ
ル等の弾性を有する合成樹脂製押出中空成形体9
の表面に、例えば木目調模様にエンボス加工され
た合成樹脂製化粧シート材10を貼着して化粧成
形体11を形成した後、該化粧成形体11に引手
用突出凹部12を形成して製作される。なお合成
樹脂製化粧シート材10としては、中空成形体9
との親和性に優れる例えば塩化ビニルの軟質シー
ト材を用いるのがよい。より具体的には、該外被
体1は、前記扉6の上下の枠材13,15、左右
の側枠材16,17の合計長さに設定された化粧
成形体11の上の枠材形成部20における前面部
21の端部近傍部位を、該形成部20の内縁部2
2側に向け(切溝26に向かつて傾斜するごと
く)約45度の傾きを以て凹ませ、引手用突出凹部
12を形成して製作される。該引手用突出凹部1
2を形成するには、まず第5図に示すごとく、前
記化粧成形体19の前面部21と当接する側の面
に対して傾斜する凹部23が前方に開口するごと
く設けられた凹型25を、化粧成形体11の切溝
26を開くことによつて化粧成形体11の所要部
位に納設する。その後、該化粧成形体11の凹型
25納設部分を、第1図に示すごとく化粧成形体
11の前面部21を上方に向けてVブロツク27
に支持せしめて後、所定温度に加熱された凸型2
9を前記凹部23に向けて押し込み、然る後該凸
型29を引き抜くとともに切溝26を再度開いて
凹型25を化粧成形体11から取り外すことによ
り行う。なお本実施例において、切溝26を比較
的幅広に形成しているのは、後述のごとく切溝部
分が化粧板取付部としても利用されるからであ
る。
なお引手用突出凹部12を成形するに当たり、
外被体1が中空成形体9のみを以て構成されてい
るばあいには、樹脂が引き伸ばされて引手用突出
凹部面にいわゆる白化現象が生ずるのであるが、
本発明においては、前記のごとく、中空成形体9
を合成樹脂製化粧シート材10により被覆して外
被体1を製作するため、引手用突出凹部面には何
等白化現象が現われない。その理由は、該化粧シ
ート材10は、加熱によつて変形させても殆ど白
化することなく自由に伸び、結果的に、中空成形
体9に生ずる前記白化面を効果的に覆い隠すから
である。前記芯材2は、第1図に示すごとく、木
質材あるいは繊維等で強化された強化合成樹脂発
泡体を用いて形成されており、前記化粧成形体1
1内に略密着状態で納装される形状、寸法に形成
された納装材30の前面部(化粧成形体前面部2
1と当接する側の面部)31に、前記凹型25の
傾斜凹部23と同形状の引手用凹部32を設ける
ことによつて製作されている。なお芯材2には、
前記外被体1の切溝26部分と対応する部分にお
いて、第2図に示すごとく化粧板33の周縁部3
5を嵌入させかつ挟持片34を介して該周縁部3
5を固定させるため、切欠部36が設けられてい
る。
外被体1が中空成形体9のみを以て構成されてい
るばあいには、樹脂が引き伸ばされて引手用突出
凹部面にいわゆる白化現象が生ずるのであるが、
本発明においては、前記のごとく、中空成形体9
を合成樹脂製化粧シート材10により被覆して外
被体1を製作するため、引手用突出凹部面には何
等白化現象が現われない。その理由は、該化粧シ
ート材10は、加熱によつて変形させても殆ど白
化することなく自由に伸び、結果的に、中空成形
体9に生ずる前記白化面を効果的に覆い隠すから
である。前記芯材2は、第1図に示すごとく、木
質材あるいは繊維等で強化された強化合成樹脂発
泡体を用いて形成されており、前記化粧成形体1
1内に略密着状態で納装される形状、寸法に形成
された納装材30の前面部(化粧成形体前面部2
1と当接する側の面部)31に、前記凹型25の
傾斜凹部23と同形状の引手用凹部32を設ける
ことによつて製作されている。なお芯材2には、
前記外被体1の切溝26部分と対応する部分にお
いて、第2図に示すごとく化粧板33の周縁部3
5を嵌入させかつ挟持片34を介して該周縁部3
5を固定させるため、切欠部36が設けられてい
る。
そして、このように製作された芯材2を外被体
1によつて被覆することにより、第2図に示すご
とき引手付枠・縁部材3が製造されるのである
が、その際、第6図に示すごとく、外被体1をそ
の切溝26において開き、第7図に示すごとく引
手用突出凹部の下端縁37と外被体1の下端縁部
分39との間で芯材2が挟まれた状態となし、こ
の状態で、第7〜8図に示すごとく芯材2を矢印
F方向に押込み、外被体1の有する弾性復元作用
によつて、第2図に示すごとく、芯材2の引手用
凹部32に外被体1の引手用突出凹部12が嵌ま
り込んだ状態で外被体1が芯材2を被覆するごと
くなす。
1によつて被覆することにより、第2図に示すご
とき引手付枠・縁部材3が製造されるのである
が、その際、第6図に示すごとく、外被体1をそ
の切溝26において開き、第7図に示すごとく引
手用突出凹部の下端縁37と外被体1の下端縁部
分39との間で芯材2が挟まれた状態となし、こ
の状態で、第7〜8図に示すごとく芯材2を矢印
F方向に押込み、外被体1の有する弾性復元作用
によつて、第2図に示すごとく、芯材2の引手用
凹部32に外被体1の引手用突出凹部12が嵌ま
り込んだ状態で外被体1が芯材2を被覆するごと
くなす。
なお外被体1内への芯材2の押込みの際、外被
体1における引手用突出凹部12の下端縁37が
芯材前面部31の引手用凹部32の基端側上端縁
40に位置するばあいにおいて、外被体1の開き
状態は最も大きなものとなるが、更に芯材2を押
し込むと、第8図に示すごとく、引手用突出凹部
12の下端部分41は引手用凹部32内に徐々に
侵入していき、従つて外被体1の開き状態は小さ
くなり、外被体1は無理な変形を受けることなく
その弾性復元作用によつて芯材2を被覆すること
となる。
体1における引手用突出凹部12の下端縁37が
芯材前面部31の引手用凹部32の基端側上端縁
40に位置するばあいにおいて、外被体1の開き
状態は最も大きなものとなるが、更に芯材2を押
し込むと、第8図に示すごとく、引手用突出凹部
12の下端部分41は引手用凹部32内に徐々に
侵入していき、従つて外被体1の開き状態は小さ
くなり、外被体1は無理な変形を受けることなく
その弾性復元作用によつて芯材2を被覆すること
となる。
ちなみに、第9図に示すごとき、矩形状を呈す
るごとく厚さ方向に凹む引手aを具える引手付
枠・縁部材bを製造するばあいを想定すると、外
被体cに設けられる引手用突出凹部eの深さは、
その全幅に亘つて一定に設定される(なお本発明
に係る外被体1における引手用突出凹部12の深
さは、外被体1の前面部基端42(第1図参照)
に向かうにつれて徐々に浅くなる)。従つて、か
かる引手用突出凹部eを有する外被体cを以て芯
材dを被覆せんとするときには、第10図に示す
ごとく、引手用突出凹部eが引手用凹部f内に嵌
まり込むまでは、外被体cの開き角度は増加する
一方である。そのため、引手用突出凹部eが芯材
dの引手用凹部f内に嵌まり込む直前の状態にお
いては、外被体cの前面部g及び後面部hがその
基端部分i,jにおいて弾性限界を越えた変形を
起こし、外被体cの弾性復元作用による芯材dの
被覆はもはや期待し難いものとなり、従つて目的
とする第9図に示すごとき外被体被覆の引手付
枠・縁部材を得ることができないこととなる。
るごとく厚さ方向に凹む引手aを具える引手付
枠・縁部材bを製造するばあいを想定すると、外
被体cに設けられる引手用突出凹部eの深さは、
その全幅に亘つて一定に設定される(なお本発明
に係る外被体1における引手用突出凹部12の深
さは、外被体1の前面部基端42(第1図参照)
に向かうにつれて徐々に浅くなる)。従つて、か
かる引手用突出凹部eを有する外被体cを以て芯
材dを被覆せんとするときには、第10図に示す
ごとく、引手用突出凹部eが引手用凹部f内に嵌
まり込むまでは、外被体cの開き角度は増加する
一方である。そのため、引手用突出凹部eが芯材
dの引手用凹部f内に嵌まり込む直前の状態にお
いては、外被体cの前面部g及び後面部hがその
基端部分i,jにおいて弾性限界を越えた変形を
起こし、外被体cの弾性復元作用による芯材dの
被覆はもはや期待し難いものとなり、従つて目的
とする第9図に示すごとき外被体被覆の引手付
枠・縁部材を得ることができないこととなる。
これに対し、本発明においては、芯材の引手用
凹部32及び外被体1の引手用突出凹部12を共
に傾斜するものとして形成しているため、このよ
うな問題を招来することがない。しかも形成され
る引手7が傾斜凹部からなるため、第9図示すご
とき、枠・縁部材の厚さ方向に矩形状を呈して凹
む引手が形成されるばあいとは異なり、安定した
手掛け状態が得られることとなる。
凹部32及び外被体1の引手用突出凹部12を共
に傾斜するものとして形成しているため、このよ
うな問題を招来することがない。しかも形成され
る引手7が傾斜凹部からなるため、第9図示すご
とき、枠・縁部材の厚さ方向に矩形状を呈して凹
む引手が形成されるばあいとは異なり、安定した
手掛け状態が得られることとなる。
このように製造された引手付枠・縁部材3を用
いて第4図に示すごとき扉6を形成するには、引
手付枠・縁部材3の折曲すべき箇所に、第3図に
おいて一点鎖線で示すごとく、一方の側板43側
から他方の側板45に至り、90度の角度を有する
V字溝46を設けかつ端部を斜めに切断するとと
もに、第4図に示すごとく、全体を矩形に折り曲
げて端部を接合することにより扉枠組47を形成
した後、該扉枠組47に、化粧板33を前記要領
により取付けて行う。
いて第4図に示すごとき扉6を形成するには、引
手付枠・縁部材3の折曲すべき箇所に、第3図に
おいて一点鎖線で示すごとく、一方の側板43側
から他方の側板45に至り、90度の角度を有する
V字溝46を設けかつ端部を斜めに切断するとと
もに、第4図に示すごとく、全体を矩形に折り曲
げて端部を接合することにより扉枠組47を形成
した後、該扉枠組47に、化粧板33を前記要領
により取付けて行う。
(発明の効果)
本発明は、傾斜する引手用突出凹部を具えかつ
中空成形体の表面に合成樹脂製化粧シート材を貼
着してなる外被体と傾斜する引手用凹部を具える
芯材とを個別に製作し、引手用凹部に引手用突出
凹部が嵌まり込んだ状態で外被体により芯材を被
覆する構成を採用するため、(イ)芯材により強度が
保証され、(ロ)外被体により枠・縁部全体としての
外観が向上せしめられ、(ハ)引手部分は凹部として
形成されかつそれが枠・縁部材と完全に一体であ
りしかも従来のごとく引手を後付けした場合のよ
うな美観上の不自然さが全くなく、(ニ)又引手部分
における手掛けを確実なものとし、(ホ)加えて、中
空成形体の表面に化粧シート材を貼着してなる化
粧成形体を凹ませることによつて引手用突出凹部
を形成することとしているため、化粧シート材の
自由な伸び作用により、引手面に白化が現われる
のを確実に防止することができ、又化粧シート材
が効果的な装飾効果を発揮する等の優れた特徴を
有する引手付枠・縁部材を製造することができ
る。
中空成形体の表面に合成樹脂製化粧シート材を貼
着してなる外被体と傾斜する引手用凹部を具える
芯材とを個別に製作し、引手用凹部に引手用突出
凹部が嵌まり込んだ状態で外被体により芯材を被
覆する構成を採用するため、(イ)芯材により強度が
保証され、(ロ)外被体により枠・縁部全体としての
外観が向上せしめられ、(ハ)引手部分は凹部として
形成されかつそれが枠・縁部材と完全に一体であ
りしかも従来のごとく引手を後付けした場合のよ
うな美観上の不自然さが全くなく、(ニ)又引手部分
における手掛けを確実なものとし、(ホ)加えて、中
空成形体の表面に化粧シート材を貼着してなる化
粧成形体を凹ませることによつて引手用突出凹部
を形成することとしているため、化粧シート材の
自由な伸び作用により、引手面に白化が現われる
のを確実に防止することができ、又化粧シート材
が効果的な装飾効果を発揮する等の優れた特徴を
有する引手付枠・縁部材を製造することができ
る。
しかも、第7〜8図に基づいて説明したごと
く、外被体に無理な変形を生じさせることなく外
被体の弾性復元作用を有効に活用して該外被体に
より芯材を被覆することができること等から、か
かる引手付枠・縁部材を容易に製造することがで
きる。
く、外被体に無理な変形を生じさせることなく外
被体の弾性復元作用を有効に活用して該外被体に
より芯材を被覆することができること等から、か
かる引手付枠・縁部材を容易に製造することがで
きる。
第1図は外被体と芯材を示す斜視図、第2図は
本発明の製造方法によつて得られた引手付枠・縁
部材を引手部分において示す斜視図、第3図は引
手付枠・縁部材を示す正面図、第4図は引手付
枠・縁部材を用いて形成された扉を例示する正面
図、第5図は外被体の引手用突出凹部を形成する
要領を説明する断面図、第6〜8図は外被体で芯
材を被覆する要領を説明する断面図、第9図は矩
形状に凹む引手を具える引手付枠・縁部材を示す
断面図、第10図は第9図に示す引手付枠・縁部
材を製造する際における外被体による芯材被覆の
状態を説明する断面図である。 1……外被体、2……芯材、7……引手、9…
…中空成形体、10……合成樹脂製化粧シート
材、11……化粧成形体、21……化粧成形体の
前面部、25……凹型、26……切溝、30……
納装材、31……納装材の前面部。
本発明の製造方法によつて得られた引手付枠・縁
部材を引手部分において示す斜視図、第3図は引
手付枠・縁部材を示す正面図、第4図は引手付
枠・縁部材を用いて形成された扉を例示する正面
図、第5図は外被体の引手用突出凹部を形成する
要領を説明する断面図、第6〜8図は外被体で芯
材を被覆する要領を説明する断面図、第9図は矩
形状に凹む引手を具える引手付枠・縁部材を示す
断面図、第10図は第9図に示す引手付枠・縁部
材を製造する際における外被体による芯材被覆の
状態を説明する断面図である。 1……外被体、2……芯材、7……引手、9…
…中空成形体、10……合成樹脂製化粧シート
材、11……化粧成形体、21……化粧成形体の
前面部、25……凹型、26……切溝、30……
納装材、31……納装材の前面部。
Claims (1)
- 1 芯材2が外被体1で被覆されかつ前面部の所
要部位に傾斜凹部からなる引手7の適数が設けら
れてなる引手付枠・縁部材を製造するに際し:連
続する切溝26が全長に亘つて設けられてなる角
筒状をなす合成樹脂製押出中空成形体9の表面に
合成樹脂製化粧シート材10を貼着して化粧成形
体11を形成し、該化粧成形体11の所要部位
に、該化粧成形体11の前面部21と当接する側
の面部に対して傾斜する凹部23が前方に開口す
るごとく設けられた凹型25を前記切溝26を開
いて納設して後、前記化粧成形体11における凹
型凹部23との対向部位に、所要温度に加熱され
た凸型29を押し込むことにより、切溝26に向
かつて傾斜するごとく突出する引手用突出凹部1
2を形成し、然る後凹型25を化粧成形体9から
取外して外被体1を製作し;一方において、化粧
成形体11内に略密着状態で納装せしめられる木
質材や強化合成樹脂発泡体からなる納装材30の
化粧成形体前面部21と当接する側の面部31
に、前記凹型25の傾斜凹部23と同形状の引手
用凹部32を設けることによつて、芯材2を製作
し;切溝26において開かれる外被体1の有する
弾性復元作用によつて、芯材2の引手用凹部32
に外被体1の引手用突出凹部12が嵌まり込んだ
状態となるよう外被体1で芯材2を被覆すること
を特徴とする引手付枠・縁部材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28214888A JPH01151685A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 引手付枠・縁部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28214888A JPH01151685A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 引手付枠・縁部材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01151685A JPH01151685A (ja) | 1989-06-14 |
| JPH028119B2 true JPH028119B2 (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=17648728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28214888A Granted JPH01151685A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 引手付枠・縁部材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01151685A (ja) |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP28214888A patent/JPH01151685A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01151685A (ja) | 1989-06-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |