JPH03120270A - アルキレンカーボネートの製造方法 - Google Patents
アルキレンカーボネートの製造方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
。さらに詳しくは、アルキレンオキサイドと二酸化炭素
を反応させることによるアルキレンカーボネートの製造
方法に関する。
ーボネートを製造する際の触媒としては、従来、均一系
触媒が主に使用されてきた。しかしながら、均一系触媒
を使用する場合には、反応混合物と触媒の分離が不可欠
である。すなわち、生成物であるアルキレンカーボネー
ト及び原料であるエチレンオキサイドと二酸化炭素を触
媒から分離するためには、通常、蒸留等の分離操作を必
要とする。そのため、工程が複雑であり、分離操作中に
触媒が分解するという問題点もある。
法が提案されている。米国特許第2773070号明細
書では触媒として4級アンモニウム・ハライドを使用す
ることを開示しており、その1例として強塩基性アニオ
ン交換樹脂ダウエックス−2(アニオンは塩素イオン)
を用いている。また、米国特許第2873282号明細
書では、アニオンがOR,CO3,8COzの中から選
ばれた1つである4級アンモニウム塩を使用することを
開示しており、その1例として強塩基性アニオン交換樹
脂ダウエックス−2のアニオンをHCO3に交換した触
媒を使用している。
活性が低いという問題点が残されていた。
反応によりアルキレンカーボネートを製造する際に用い
る触媒を鋭意検討した結果、反応液との分離が容易であ
り、かつ高活性な触媒を見いだし、本発明に至った。
ドと二酸化炭素を反応させてアルキレンカーボネートを
製造するに際し、触媒として、第4級アンモニウム基を
交換基として有する固体強塩基性アニオン交換体であっ
て、かつ、その水勢含量が0.5重量%以下のものを用
いることを特徴とするアルキレンカーボネートの製造方
法を提供するものである。
に含有される水分量である。米国特許第2773070
号明細書の例では、強塩基性アニオン交換樹脂ダウエッ
クス−2を触媒として使用しているが、触媒の前処理に
ついての記載が全くなく、触媒中の水分含量の記載もな
い。また、米国特許第2873282号明細書では、強
塩基性アニオン交換樹脂ダウエックス−2のアニオンを
、炭酸水素ナトリウム水溶液を用いてHCO2に交換し
た後、乾燥して反応に使用しているが、乾燥方法の詳細
は不明であり、触媒の水分含量についても記載はない。
レンカーボネートを得る反応において、固体触媒の水分
含量が反応に与える影響について種々検討を行った。そ
の結果、固体触媒として第4級アンモニウム基を交換基
として有する固体強塩基性アニオン交換体を用いる場合
、当該交換体の水分含量を0.5重量%以下とすること
により反応速度が著しく向上することを見いだした。
比較して活性が高い理由は明らかではないが、触媒の主
たる差異が水分含量であることから、本発明に用いる触
媒においては、含水量を0.5重量%以下とすることに
より、触媒生活点近傍の物性が大きく変化し、その結果
、活性が高まったものではないかと推測される。これは
従来の知見からは全く予測され得なかった現象である。
媒の分離はきわめて容易である。即ち、反応を回分式の
反応器を用いて行う場合には、反応液を濾過あるいはデ
カンテーションすることにより触媒との分離が可能であ
る。また、管型流通反応器を用いる場合には、本発明に
用いる固体触媒を反応器に充填して固定床とすることに
より、反応液のみを取り出すことができる。固体触媒を
用いることによる反応液と触媒の分離を容易にすること
の効果には、次のようなことが挙げられる。
応液を蒸留することにより生成物を得るが、この操作に
より触媒が分解する等の問題がある。
い反応を避けることができる。
らアルキレンカーボネートを得るものであり、下記式−
1で表される。
1〜8の鎖状炭化水素基、炭素数1〜8の脂環式炭化水
素基または芳香族炭化水素基を表し、同じであっても、
異なっていても良い。)本発明で使用されるアルキレン
オキサイドは、下記式−2で表わされる化合物である。
具体的には、例えばエチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイド、ブチレンオキサイド、ビニルエチレンオキサ
イド、シクロヘキセンオキサイド及びスチレンオキサイ
ド等が挙げられ、特にエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイドが入手の容易さなどの点で好ましく使用され
る。
−3 (式中、Rt 、Rt 、Rx及びR4は前記の通り)
で表わされる化合物である。具体的には、例えば、エチ
レンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレン
カーボネート、ビニルエチレンカーボネート、シクロヘ
キセンカーボネート及びスチレンカーボネート等が挙げ
られ、特にエチレンカーボネート、プロピレンカーボネ
ートが好ましく製造される。
級アンモニウム基を交換基として有する固体強塩基性ア
ニオン交換体であって、かつ、その水分含量が0.5重
量%以下であることが重要である。
性アニオン交換体は、どのようなものであってもよく、
例えば、第4級アンモニウム基を交換基として有する固
体強塩基性アニオン交換樹脂、第4級アンモニウム基を
交換基として有するセルロース強塩基性アニオン交換体
、第4級アンモニウム基を交換基として有する無機質担
体担持型強塩基性アニオン交換体などが挙げられる。
性アニオン交換樹脂としては、例えば、スチレン系強塩
基性アニオン交換樹脂などが好ましく用いられる。スチ
レン系強塩基性アニオン交換樹脂は、スチレンとジビニ
ルベンゼンの共重合体を母体として、交換基に第4級ア
ンモニウム(I型あるいは■型)を有する強塩基性アニ
オン交換樹脂であり、例えば、次式で模式的に示される
。
eとしては、F 、 C1,Br 、r、■CO1゜C
O3+ CH3CO2、)Ic(h 、 10s +
BrO3+ C1(hの中から選ばれた少なくとも1種
のアニオンが使用され、好ましくは、C1,Br +H
COs t COzの中から選ばれた少なくとも1種の
アニオンが使用される。
キュラー型(MR型)いずれも使用できるが、対有機溶
媒性が高い点からMR型が特に好ましい。
強塩基性アニオン交換体としては、例えば、セロルース
の−OH基の一部または全部をトリアルキルアミノエチ
ル化して得られる、−0CHICH2NΦR2X eな
る交換基を有するセルロースが挙げられる。ただし、R
はアルキル基を示し、通常、メチル、エチル、プロピル
、ブチルなどが用いられ、好ましくはメチル、エチルが
使用される。また、)(eは前述の通りである。
基として有する無機質担体担持型強塩基性アニオン交換
体と°は、無機質担体の表面水酸基−0)lの一部また
は全部を修飾することにより、4級アンモニウム基−0
(CHz) nN ” R3X eを導入したものを意
味する。ただし、R,X6’は前述の通りである。nは
通常1〜6の整数であり、好ましくは、n=2である。
ナ、チタニア、ゼオライトなどを使用することができ、
好ましくはシリカ、アルミナ、シリカアルミナが用いら
れ、特に好ましくはシリカが使用される。無機質担体の
表面水酸基の修飾方法としては、任意の方法を用いるこ
とができる0例えば、無機質担体とアルミノアルコール
l0(CHt)、NRzを塩基触媒存在下に脱水反応を
進行させることによりアミノアルコキシ化した後に、ハ
ロゲン化アルキルRX’ (X’ はハロゲンを示し、
通常はC1,Br 、1などが使用される。)と反応さ
せT −0(CHt) aN @RsX ’基とする。
ンxeを有する4級アンモニウム基−0(CH2”)n
NΦR3Xeとする。また、n=2の場合には、無機質
担体をN、N−ジアルキルアジリジンで処理することに
よりN 、N−ジアルキルアミノエトキシ化して一〇C
)ItCHJRt基とした後に、上述の方法により一0
CHzCHJΦRJ e基とされる。
基性アニオン交換体は、市販のものを使用することもで
きる。その場合には、前処理として予め所望のアニオン
種でイオン交換を行った後に、触媒として 使用するこ
ともできる。
する方法としてはどの様な方法を用いても良いが、例え
ば、減圧下に耐用温度以下で加熱することにより脱水す
る方法や、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、エタ
ノール等の水と最低共沸混合物を形成する共沸溶媒を用
いて、耐用温度以下の温度で共沸させることにより水を
除去する方法、あるいは脱水したメタノール、エタノー
ル等の溶媒で洗浄することにより水を除去する方法など
が用いられる。また、触媒の水分含量は0.5重量%以
下で用いられ、好ましくは0.001〜0.4重量%、
さらに好ましくは0.001〜0.2重量%で用いられ
る。
測定される。すなわち、触媒の一部を秤量した後、水分
気化装置(三菱化成工業■製、VA−02型)へ仕込み
、温度120°Cでアルゴンガスを10 d/sinの
流速で1時間流す。触媒中の水は水分気化装置で気化し
た後アルゴンガスに同伴されてカールフィッシャー式微
量水分測定装置(三菱化成工業■製、CA−05型)に
導入される。そして同水分測定装置にて、電量滴定法に
より水分量が測定される。
は平均粒径0.2〜10肋の球形または円柱径の粒子と
して用いられる。
拌式等、一般に用いら“れる方法を使用することができ
る。また、流通式、回分式のいずれの方法であってもよ
く、反応液と触媒の分離は容易に実施することが可能で
ある。
0°C1好ましくは50〜200°Cである。
、それ以下の温度範囲で行うことが好ましい。
は3〜100kg/cill−Gである。
炭素の組成比や、アルキレンオキサイドの種類、また反
応温度によっても変わり得るが、例えば、流通反応を行
う場合の全供給液に対する液時空間速度(LHSV)で
表現して、通常、0.01〜80hr −+ 、好まし
くは0.025〜10hr −’ 、さらに好ましくは
0.05〜5 hr −’が使用される。
ましくは0.1〜40時間、さらに好ましくは0.2〜
20時間が使用される。
、アルキレンオキサイドに対する二酸化炭素のモル比で
表現して、通常1〜40、好ましくは1〜20.さらに
好ましくは1〜10で使用される。
る恐れがある。したがって、反応系の水濃度は、通常o
、oooi〜1重量%、好ましくは0.0001〜0.
1重量%、さらに好ましくは0.0001〜0.01重
量%である。
が、反応繰作を容易ならしめる等の目的で適当な不活性
溶媒、例えば、エーテル類、アルキレンカーボネート類
、脂肪族もしくは芳香族炭化水素類等を反応溶媒として
用いることができる。
素を原料としてアルキレンカーボネートを高い収率で得
ることができる。また、反応液と触媒の分離も容易であ
り、工程を簡素化することが可能である。
ン系強塩基製アニオン交換樹脂(1型)、アニオン種C
2〕の前処理を、以下に述べる方法により行なった。
溶液51の水で洗浄した。
した後濾過し、3ONの水で洗浄した。
Aと呼ぶ)を減圧下100″Cに12時間加熱して水分
の除去を行った。(以後、触媒Bと呼ぶ)この触媒に含
有される水分量をカールフィッシャー式微量水分測定装
置で測定したところ、0.08重量%であった。
トクレーブにエチレンオキサイド26.4g(0,6モ
ル)、上記の触媒0.64gを仕込み、反応器内を二酸
化炭素で置換した後、液化二酸化炭素52.8gを圧入
し、撹拌速度1600回転/分で撹拌しながら100°
Cとなるまで昇温した。100°Cで3時間撹拌を続け
た後60℃となるまで放冷し、未反応の原料を常圧で放
散させた。オートクレーブの内容物を濾過することによ
り、反応液と触媒を分離した0反応液及び触媒を分析し
た結果、エチレンカーボネートが収率96%(エチレン
オキサイド基準)で生成していた。エチレンカーボネー
ト以外の生成物は存在しなかった。
は、実施例1と同様な方法により触媒Bを用いて反応を
行った結果、エチレンカーボネートが95%の収率で得
られた。エチレンカーボネート以外の生成物は存在しな
かった。
熱して水分の除去を行った。
条件下に反応を行った結果、エチレンカーボネートが収
率72%(エチレンオキサイド基準)で生成していた。
熱して水分の除去を行った。
条件下に反応を行った結果、エチレンカーボネートが収
率63%(エチレンオキサイド基準)で生成していた。
リエチレングリコールが生成していた。
lと共に加熱しく80℃)、ベンゼン及び水を共沸組成
で留去することにより、残留する水分を除去して触媒を
得た。過剰のベンゼンをデカンテーションで除いた後、
触媒をデシケータ−中に保存した。
条件下に反応を行った結果、エチレンカーボネートが収
率99%(エチレンオキサイド基準)で生成していた。
充填し、乾燥させたメタノール(水分含量5 ppm)
を流すことにより水分の除去を行なった後、減圧下で4
0°Cに加熱することにより触媒中のメタノールを除去
した。
条件下に反応を行った結果、エチレンカーボネートが収
率98%(エチレンオキサイド基準)で生成していた。
2時間加熱して水分の除去を行なった。この触媒の水分
含量は、0.4重量%であった。
条件下に反応を行なった。その結果、エチレンカーボネ
ートが収率83%(エチレンオキサイド基準)で生成し
ていた。エチレンカーボネート以外の生成物は存在しな
かった。
0ppa+であること以外は、実施例4と同様の方法で
触媒の前処理を行なった。この触媒の水分含量は0.2
4重量%であった。
条件下に反応を行なった結果、エチレンカーボネートが
収率85%(エチレンオキサイド基準)で得られた。エ
チレンカーボネート以外の生成物は存在しなかった。
施例4と同様の方法で反応を行なった。
ンオキサイド基準)で得られた。エチレンカーボネート
以外の生成物は存在しなかった。
により行い、アニオン種をncosとした。
素ナトリウム水溶液500d中で1時間撹拌した後濾過
し、3000mの水で洗浄した。
0’C)、ベンゼン及び水を共沸組成で留去することに
より、残留する水分を除去し、アニオンとしてHCO3
基を有する触媒を得た。
条件下に反応を行った。分離後の反応液を分析した結果
、エチレンカーボネートが収率95%(エチレンオキサ
イド基準)で生成していた。
る以外は、実施例4と同様の方法により、アニオンとし
てCO3基を有する触媒を得た。
条件下に反応を行った結果、エチレンカーボネートが収
率95%(エチレンオキサイド基準)で生成していた。
.13重量%とした、アニオン種がC1であるトリエチ
レンアミノエチルセルロース(セルバ社製)を用いる以
外は、実施例1と同様の方法により反応を行った結果、
エチレンカーボネートが収率88%(エチレンオキサイ
ド基準)で生成していた。
とした親水性シリカゲル(4級アミノエチル型、東ソー
社製 TSK −Gll!L QAE −2SW
、アニオン種はC1)を触媒として使用する以外は、実
施例1と同様の方法で反応を行った結果、エチレンカー
ボネートが収率86%(エチレンオキサイド基準)で得
られた。
使用する以外は、実施例1と同様の条件で反応を行った
結果、プロピレンカーボネートが収率92%(プロピレ
ンオキサイド基準)で生成していた。
使用する以外は、実施例4と同様の方法で反応を行った
結果、プロピレンカーボネートが収率84%(プロピレ
ンオキサイド基準)で得られた。
液を用いる以外は、実施例1の触媒前処理方法と同様の
方法でアニオンとしてBrを含有する触媒を得た。この
触媒の水分含量は、0.08重量%であった。
を行、った結果、エチレンカーボネートが収率96%で
得られた。
調製した触媒Bを500g充填して、系内を窒素置換し
た。定量ポンプでエチレンオキサイドをLHSV2.5
hr−’、二酸化炭素をLH5V2.Ohr −’の流
速で反応器へ供給した。反応器の温度を徐々に上昇させ
100℃とし、系内の圧力は圧力調節器により80kg
/cIM・Gに保つことにより固定床式液相流通反応を
行った。反応液は気液分離器で未反応原料を留去させた
後、製品貯槽へ送られた。
ーボネート収率の経時変化を測定した。反応開始10時
間後において、エチレンカーボネート収率は92%であ
った。また、反応開始50時間後では収率は91%、反
応開始100時間後では収率91%であり、活性の経時
変化は見られなかった。また、エチレンカーポート以外
の副生物は生成していなかった。
Claims (1)
- 1、触媒の存在下に、アルキレンオキサイドと二酸化炭
素を反応させてアルキレンカーボネートを製造するに際
し、触媒として、第4級アンモニウム基を交換基として
有する固体強塩基性アニオン交換体であって、かつ、そ
の水分含量が0.5重量%以下のものを用いることを特
徴とするアルキレンカーボネートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25702089A JPH0832700B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | アルキレンカーボネートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25702089A JPH0832700B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | アルキレンカーボネートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03120270A true JPH03120270A (ja) | 1991-05-22 |
| JPH0832700B2 JPH0832700B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=17300622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25702089A Expired - Lifetime JPH0832700B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | アルキレンカーボネートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0832700B2 (ja) |
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-
1989
- 1989-10-03 JP JP25702089A patent/JPH0832700B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0832700B2 (ja) | 1996-03-29 |
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