JPH03163454A - 感光体及びそれを用いた画像形成方法 - Google Patents

感光体及びそれを用いた画像形成方法

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JPH03163454A
JPH03163454A JP1214915A JP21491589A JPH03163454A JP H03163454 A JPH03163454 A JP H03163454A JP 1214915 A JP1214915 A JP 1214915A JP 21491589 A JP21491589 A JP 21491589A JP H03163454 A JPH03163454 A JP H03163454A
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JP
Japan
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image
photoreceptor
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heat
parts
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Application number
JP1214915A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kagami
加々美 憲二
Masao Suzuki
雅雄 鈴木
Masato Katayama
正人 片山
Tetsuro Fukui
哲朗 福井
Kazuo Isaka
井阪 和夫
Akihiro Mori
明広 毛利
Kyo Miura
三浦 協
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Canon Inc
Oriental Photo Industrial Co Ltd
Original Assignee
Canon Inc
Oriental Photo Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、画像を形成するための銀塩系の感光体に関し
、またその感光体を用いた画像形成方法に関する. 更に詳細には、本発明は、色素を含有する感光体であっ
て、またその感光体の色素を受像体等に転写して画像を
形成する画像形成方法に関する. [従来の技術] 画像の形成あるいは記録に使われるエネルギーには、光
、音、電気、磁気、熱、粒子線(電子線、X線)、ある
いは化学エネルギーなどがあるが、そのうち特に、光、
電気、熱エネルギーあるいはこれらの組合せがよく使わ
れている.例えば、光エネルギーと化学エネルギーの組
合せを用いる画像形成方法には、銀塩写真法やジアゾ複
写紙などを用いる方法がある.また、光エネルギーと電
気エネルギーの組合せによる方法としては、電子写真シ
ステムがある.さらに、熱エネルギーを利用する方法に
は、感熱記録紙や転写記録紙などを用いた方法があり、
一方、電気エネルギーを利用するものとして静電記録紙
、通電記録紙、放電記録紙などを用いる方法が知られて
いる. 上述した画像形成方法のうち、高解像度の画像が得られ
るものに銀塩写真法がある.しかしながら、銀塩写真法
においては、煩雑な液剤を用いた現像・定着処理や画像
(プリント)の乾燥処理などが必要とされる. そこで、画像形成を簡易な処理によって行なえる画像形
成方法の開発が盛んに行なわれている. 例えば、特開昭61−69062号公報等により、ハロ
ゲン化銀の感光反応をトリガーとして乾式(熱)重合反
応を生起させ、ポリマーからなる画像を形成する方法が
知られている. また、例えば、特開昭62−70836号等に開示され
た方法として、画像露光によりハロゲン化銀から生じた
銀核により潜像を形成させ、この銀核の触媒作用を利用
して、還元剤を加熱下で該還元剤と具なる重合禁止能を
有する酸化体に変換することにより、還元剤と生成した
酸化体との重合禁止能の差を生じさせるとともに、熱重
合開始剤を利用した熱重合反応を起させ、その結果形成
された重合禁止能の差に応じたポリマー潜像を形成する
方法がある. このような重合部と未重合部から成るボリマ潜像から、
重合部または未重合部を選択的に粘着転写したり、エッ
チングすることによって、ポリマーから或る画像を得る
ことができる。 ところが、これらの方法においては、ポリマー潜像に良
好なコントラストが取れにくいという欠点があった. この欠点は、潜像部で起こる酸化体の生成のための酸化
還元反応とポリマー潜像形成のための重合反応を同一熱
処理工程中で起こさせるために、これらの反応が競争反
応となり、それぞれの反応が効率良く進まないためと考
えられる。 また、この方法による画像形成は、例えば、還元剤の量
を少量変えるだけで重合する場所が像露光部になったり
像未露光部になったりするという非常に不安定なもので
あった. 更に、特開昭61−75342号公報には、重合禁止能
を有する還元剤を、ハロゲン化銀の現像過程において画
像状(像露光部)に消費して酸化体と成し、残りの還元
剤によって重合反応を画像状(像未露光部)に禁止した
上で外部から均一に光エネルギーを注入(全面露光)し
て、還元剤が消費された部位(像露光部)で光重合を起
こし、重合画像を形成する方法が開示されている. 上記方法においては、ハロゲン化銀を利用したために潜
像書き込みにおける感度に優れ、画像形成の書き込みか
ら全面露光までの各過程が効率良く分離される等の利点
を有するものであるが、十分なコントラストのポリマー
潜像を得ることは困難である.以下、その原因について
述べる. 上記方法において用いられる還元剤は、元々重合禁止剤
としての作用を持ち、且つハロゲン化銀を還元した後は
、重合禁止剤としての作用を失う還元剤である.したが
って、像露光部の還元剤を完全に酸化体に変換しないと
、十分な重合が行なわれない.しかし、現像時の熱エネ
ルギーを十分量付与して、像露光部の還元剤を十分に酸
化体へ変換させようとすると、像未露光部でも酸化還元
反応が起こってしまう.また逆に、現像時の熱エネルギ
ー付与量を少なくして、像未露光部での酸化還元反応が
起きないようにすると、像露光部での酸化体への変換が
十分には進行しない.この場合の酸化還元像の像露光部
は重合しにくいので、全面露光における光エネルギー付
与量を多くしなければならず、その付与量の増大に伴な
い未露光部位での不必要な重合も起こってしまい、結局
、十分なコントラストのポリマー潜像は得られない. [発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、良好なコントラストを有するポリマー
潜像を、より速く、より安定して形成できる感光体およ
びその感光体を用いた画像形成方法を提供することにあ
る. 更に、本発明の他の目的は、銀像の黒色に影響されるこ
となく、明度および彩度に優れた画像を形成できる感光
体およびその感光体を用いた画像形成方法を提供するこ
とにある. 本発明の他の目的は、高階調の画像を得ることができ、
かつその階調の制御や画像形成工程が容易に行える画像
形成方法、およびその方法に用いる感光体を提供するこ
とにある. [課題を解決するための手段] まず、本発明の感光体について説明する.本発明の感光
体は、感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合性
ポリマー前駆体、光重合開始剤および熱拡欣性色素を含
むことを特徴とする. 上記本発明の感光体においては、4 0 0 nmから
900nmの波長域にある光の像露光によって銀核が発
生し、60〜180℃程度の加熱によって、還元剤と前
記銀核の触媒作用のもとて有機銀等が還元するという特
性を有し、前記還元剤は、上記加熱の際の酸化還元反応
により酸化されて、重合性ポリマー前駆体に対する重合
禁止能の異なる還元剤と酸化体の分布を形成し、かかる
分布に応じて、250〜700nmの波長域にある光の
全面露光によって重合性ポリマー前駆体が部位選択的に
重合し、重合部と未重合部から成るポリマー潜像を形成
し得るという特性を有する. 更に、本発明の感光体は、前記ポリマー潜像の重合部分
と未重合部分における熱拡散性色素の熱拡散性の差を利
用して画像形成を行なうものであり、例えば感光体に形
成されたポリマー潜像と受像紙等を重ねて加熱して、そ
の受像紙等の側に該ポリマー出像に応じて熱拡散性色素
を熱拡散転写することにより、その転写物質から成る画
像を得ることができる. なお、感光体が含有する重合性ポリマー前駆体を部位選
択的(所望のパターン状)に重合させる過程の際に、重
合させた部分が本発明でいう「重合部」であり、重合さ
せなかった部分が本発明でいう「未重合部」である.そ
してその「重合部」と「未重合部」とから成る所望のパ
ターンが、本発明でいう「ポリマー潜像」である.なお
,その重合とは、架橋の場合をも含む.また、「未重合
部」は、全く重合しなかった場合のみではなく、実質的
に未重合である場合、すなわち熱拡散性色素の良好な拡
散性を妨げない程度(画像形戊に影響の無い程度)しか
重合していない場合をも含む.なお、本発明でいう「熱
拡散性色素」とは、例えば、熱拡散性染料,熱拡散した
後に顕色剤と反応して色を呈する拡散性発色剤などを意
味する。また、本発明でいう「感光体」とは、支持体上
に感光層等を形成したものが代表的であるが、感光層等
自体に十分な強度があり支持体を有さないものをも意味
する. 本発明の感光体は、以上の構戊を採ることにより、とり
わCづ良好なコントラスト、濃度階調性を有する画像を
、より速く、より安定して形戊できる感光体であって、
しかも、銀像の黒色に影響されることなく、明度および
彩度に優れた画像を形成できる感光体である. 以下に、本発明の感光体を更に詳述する.本発明の感光
体に含有される熱拡散性色素は、70℃以上の温度で感
光体中から拡散又は昇華して受像体に転写するものが良
く、例えばモノアゾ染料、チアゾールアゾ染料、アント
ラキノン染料、トリアリルメタン染料、ローダミン染料
、ナフトール染料、トリアリールメタン系色素、フルオ
ラン系色素、フタリド色素などを挙げることができる.
熱拡散性色素は、一般に分子量が小さいはど熱拡散性は
大きく、また、例えばカルボキシル基、アミノ基、水酸
基、ニトロ基,スルホン基などの極性基を多く有する色
素ほど熱拡散性が小さい.したがって、本発明の感光体
における架橋密度や加熱条件に応じて、所望の熱拡敢性
を有する色素を、分子量、官能基を目安にして適宜選択
すればよい. 選択の目安として、Tgが40℃付近のバインダーと染
料とを適切な溶媒で溶解し、厚さ12μmのポリエステ
ルフィルム上に、色素含有率25重量%の層を3μm設
け、70℃のホットプレート上に受像体と重ねて20s
ec放置し、その後剥離し、受像体上に色素が転写する
ものが好ましい. 熱拡散性色素としては熱により拡散又は昇華する染料が
好ましく、特に好ましくは、イエロー染料としては、例
えば、 スチリル系: ベンゼンアゾ系、キノフタロン系、アントライソグーア
ゾール系等がある. マゼンタ已素としては、アントラキノン系:>べ}・〈
Σ:″:Cl4−。.1 CN N.C.,p,〈’c,o,a ヘテロアゾ系、 ベンゼンアゾ系: 等がある. シアン色素としては、 アントラキノン系: ナフトキノン系 インドアニリン系 ヘテロアゾ系、 べ:ノゼンアゾ系: 等がある. イエロー、マゼンタ、シアンの各色において上述したよ
うな染料を単独で使用してもよく、色調、昇華性.耐光
性などの点から複数混合して使用してもよい. 熱拡散性発色剤としては、感圧紙・感熱紙に用いられる
感圧染料・感熱染料の発色剤のうちで熱により拡散しつ
るものが用いられる.その選択の目安としては先に述べ
た熱拡散性染料の選択方法に類似しており、受像紙とし
て顕色剤を含有したものを使用する以外は同じである。 このような熱拡散性発色剤として、 ■トリフェニルメタンーフタリド系 ■フルオラン系 ■フェノチアジン系 ■インドリルフタリド系 ■リューコ才一ラミン系 ■スビロビラン系 ■ローダミンラクタム系 ■トリフエニルメタン系 ■アザフタリド系 [相]クロメノインドール系 ■トリアゼン系 などが挙げられ、好ましくは 例えば、 などの拡散性発色剤が挙げられる. また、熱拡散性発色剤と反応して色を呈するための受像
体中の顕色剤として、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、ノボ
ラック型樹脂、3.5−ジメチルーt−プチルサリチル
酸亜鉛等を用いることができる. 前記熱拡散性色素の他に、本発明の感光体に必須の成分
として含有される感光性ハロゲン化銀、有機銀塩,yA
元剤,重合性ポリマー前駆体及び光重合開始剤について
、以下で述べる. 本発明の感光体が含有する感光性ハロゲン化銀としては
、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀の
何れでもよく、粒子内のハロゲン組成が均一あるいは異
なった多重構造を採っていても良い.また、ハロゲン組
成、粒子サイズ、粒子サイズ分布などが異なっ二種以上
のハロゲン化銀を併用しても良い.更にこれらは色素な
どにより分光増感、化学増感されていても良い.本発明
の感光体が含有する有機銀塩としては、脂肪族カルボン
酸、芳香族カルボン酸、メルヵブト基もしくはα一水素
を有するチオヵルボニル基化合物、およびイミノ基含有
化合物などとの銀塩である. 脂肪族カルボン酸としては、酢酸、酪酸、コハク酸、セ
バシン酸、アジビン酸、オレイン酸、リノール酸、リノ
レン酸、酒石酸、バルミチン酸、ステアリン酸、べヘン
酸、樟脳酸などがあるが、一般的に炭素数が少ないはど
銀塩としては不安定であるので適度な炭素数を有するも
のが良い.芳香族カルボン酸としては、安息香酸誘導体
、キノリン酸誘導体、ナフタレンヵルボン酸誘導体、サ
リチル酸誘導体、没食子酸、タンニン酸、フタル酸、フ
エニル酢酸誘導体、ビロメリット酸等がある. メルカブト基又はα一水素を有するチオカルボニル基化
合物としては、3−メルカブト−4−フエニルー1,2
.4 − トリ7ゾール、2−メルカブトベンゾイミダ
ゾール、2−メルカブト−5−アミノチアジアゾール、
2−メルカブトベンゾチアゾール、S−アルキルチオグ
リコール酸(アルキル基炭素数12〜22)、ジチオ酢
酸などジチオカルボン酸類、チ才ステアロアミドなどチ
オアミド類、5−カルボキシー1−メチル−2−フェニ
ルー4−チ才ピリジン、メルカブトトリアジン、2−メ
ルカブトベンゾオキサゾール、メルカプト才キサジアゾ
ール又は3−アミノー5−ペンジルチオ−1.2.4 
− トリアゾール等、米国特許第4, 123, 27
4号記載のメルカブト化合物が挙げられる. イミノ基を含有する化合物としては、特公昭44−30
270号又は同45−1111416号記載のペンゾト
リアゾール若しくはその誘導体、例えばペンゾトリアゾ
ール、メチルベンゾトリアゾール等のアルキル置換ペン
ゾトリアゾール類、5−クロロペンゾトリアゾール等の
ハロゲン置換ペンゾトリアゾール類、プチルカルポイミ
ドベンゾトリアゾール等のカルボイミドベンゾトリアゾ
ール類、特開昭58−118639号記載のニトロベン
ゾトリアゾール類、特開昭58− 115638号記載
のスルホベンゾトリアゾール、カルボキシベンゾトリア
ゾールもしくはその塩、またはヒドロキシベンゾトリア
ゾール等、米国特許4. 220, 709号記載の1
.2.4−トリアゾールやIH−テトラゾール、カルバ
ゾール、サッカリン、イミダゾール及びその誘導体など
が代表例として挙げられる. 本発明の感光体が含有する還元剤としては、銀を触媒と
した有機銀塩との加熱下での反応で後述の重合性ポリマ
ー前駆体に対する重合禁止能が異なる化合物(本発明に
おいては酸化体と総称する)を生じることのできる還元
剤を使用することができ、好ましくは芳香族ヒドロキシ
化合物類が使用される. 具体的に記載すると、例えば、クロロハイドロキノン、
ハイドロキノン、カテコール、p − tert一プチ
ルカテコール、O−クレゾール、p−クレゾール、2−
tert−プチルフェノール、3 − tart一プチ
ルフェノール、4−t−プチルフェノール、4 − t
ert−アミルフェノール、p−ペンジルフェノール、
5−ヒドロキシヒドロインデン、オルソキシレノール、
3−ブチルー4−イソブロビルフェノール、テトラヒド
ローβ−ナフトール、3,4.5−トリメチルフェノー
ル、2,3.5 − }リメチルフェノール、チラミン
、チロミン、2−ジメチルアミノメチルフェノール、2
.6−ジヒドロキシメチルフェノール、2.6−ビス(
ヒドロキシメチル)−p−クレゾール、6−クロローm
−クレゾール、4.6−ジクロロ一〇−クレゾール、〇
一アセチルフェノール%O−ヒドロキシフェニル酢酸、
p−ヒドロキシフェニル酢酸、p−メトキシフェノール
、m−メトキシフェノール、レゾルシノールモノ酢酸エ
ステル、p−アミノフェノール、2.6−ジクロルーア
ミノフェノール、m−ペンジルアミノフェノール、5−
ヒドロキシーN,N−ジメチル−o−}−ルイジン、m
−(p−トルエンスルホンアミド)フェノール、m−ヒ
ドロキシジフェニルアミン、2.2−ビス(p−ヒドロ
キシフェニル)ブタン、ビス(p−ヒドロキシフェニル
)メタンなどのフェノール誘導体:例えばレゾルシノー
ル、5−メチルレゾルシノール、4ーへキシルレゾルシ
ノール、3.5−ジヒドロキシ安息香酸、2.6−ジヒ
ドロキシ安息香酸、2−ニトロレゾルシノール、フロロ
グルシノール、4−シクロヘキシルレゾルシノール、4
−ペンジルレゾルシノール、3.5−ジヒドロキシ安息
香酸アミド、2.6−ジヒドロキシ安息香酸アミド、2
−アセチルレゾルシノール、2−アセチルフロログルシ
ノール、2.4.6−トリヒドロキシベンズアルテヒド
、4−プロビニルレゾルシノールなどのレゾルシノール
誘導体;例えばα−ナフトール、β一ナフトール、2−
アセチルーa−ナフトール、2− (N,N−ジエチル
アミノメチル)一〇一ナフトール、a−ナフトール−4
−スルホン酸ナトリウム、1.3−ナフタレンジオール
、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸ヒドラジド、α−ナ
フトール−2−スルホン酸カリウム、2−ヒドロキシー
i−ナフトアルデヒド、1−ニト口−2−ナフトール、
1.7−ナフタレンジオール、2.3−ナフタレンジオ
ール、1.7−ジヒドロキシ−6−ナフトエ酸、2.4
−ジクロロ−1−ナフトールなどのナフトール誘導体、
フエニレンジアミン、N.N−ジメチルp−フェニレン
ジアミン、トリレンジアミンなどのフエニレンジアミン
類:3,4−ジメチル−5一ビラゾロン、3−メチル−
4−ヒドロキシエチルービラゾロン、4.4−ジヒドロ
キシメチル−1一フェニル−3−ビラゾリドン、4−メ
チル−4ヒドロキシメチル−1−フェニルー3−ビラゾ
リドンなどを用いることができる. しかしながら、本発明の感光体を用いて得られる画像の
コントラスト及び濃度階調性のより一層の向上という点
に於いては、還元剤が下記一般式(I)、(II)、(
m)、(IV)及び(V)で表わされる化合物から成る
群のうちの少なくとも一種の化合物であることが特に好
ましい.即ち、下記一般式(I)、( II )、( 
Hl )、( IV )及び(V)で表わされる化合物
は、酸化されると重合禁止能が発生するという作用を有
し、本発明の感光体における「像未露光部が重合する」
という特性を付与するには非常に好適な化合物であり、
元々重合禁止剤の無い感光体中に部分的に重合禁止剤を
発生できるものであって、重合禁止剤が少し発生しただ
けでも十分なコントラスト及び階調性のポリマー潜像を
安定して形成できるので、最終的に得られる熱拡散性色
素から成る画像もまた、十分なコントラスト及び階調性
を有することができる. [但し、上記一般式(I)〜(m)中、R1R2 ,R
3 .Rl , Raは各々独立して、水素原子、ハロ
ゲン原子、ヒドロキシル基、置換または未置換アルキル
基、置換または未置換アラルキル基、置換または未置換
アリール基、アルコキシル基、置換または未置換シクロ
アルキル基を表わし、R4は水素原子、ハロゲン原子、
置換または未置換アルキル基、置換または未置換アラル
キル基、置換または未置換アリール基、置換または未置
換シクロアルキル基、カルボキシル基、カルボン酸エス
テル基を表わし、Aは酸素原子または硫黄原子を表わし
、Rは水素原子、未置換7ルキル基、置換または未置換
アラルキル基を表わし、nはOまたは1であり、Zは2
価の連結基であって7ルキリデン基、アラルキリデン基
または硫黄原子を表わす.] [但し、上記一般式(IV)、(V)中、Rは水素原子
、置換または未置換アルキル基、置換または未置換アラ
ルキル基を表わし、Rt、Raは各々独立して、水素原
子、ハロゲン原子、アルコキシル基、置換または未置換
アルキル基、置換または未置換アリール基、置換または
未置換アラルキル基を表わし、R9は水素原子、ヒドロ
キシル基、置換または未置換アルキル基を表わす.nは
Oまたは1である.] 以下に、一般式(1)〜(V)におけるRl〜R6が表
わす基を更に詳しく例示する.ハロゲン原子としては、
フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などが挙
げられる.置換または未置換アルキル基としては、炭素
数1から18までの直鎖または分岐アルキル基で、好ま
しくは、例えば、メチル、エチル、プロビル、i−プロ
ビル、ブチル、t−ブチル、i−ブチル、アミル、i−
アミル、ヘキシル、テキシル、ヘブチル、オクチル、ノ
ニル、ドデシル、ステアリル、メトキシエチル、エトキ
シエチル、エトキシブ口ビル、エトキシブチル、プロボ
キシブチル、i−ブロボキシベンチル,t−ブトキシエ
チル、ヘキシロキシブチル、ヒドロキシメチル、ヒドロ
キシエチル、ヒドロキシブロビル、ヒドロキシブチル、
ヒドロキシベンチル、ヒドリキシヘキシル、ヒドロキシ
へブチル、アミノメチル、ジメチルアミノメチル、アミ
ノエチル、ジメチルアミノエチル、ジエチルアミノエチ
ル、モルホリノエチル、ビオベリジノエチル、アミノブ
ロビル、ジエチルアミノブビル、ジブロビルアミノエチ
ル、アミノブチル、モルホリノブチル等である. 置換または未置換アラルキル基としては、炭素数7から
19のもので、好ましくは、例えば、ベンジル、フエネ
チル、ペンズヒドリル、トリチル、フェニルブロビル、
ナフチルメチル、クロロベンジル、ジクロロベンジル、
メトキシベンジル、メチルベンジル等である。 置換または未置換アリール基としては、炭素数6から1
6のもので、好ましくは、例えはフエニル、ナフチル、
アントリル、フェナントリル、トリル、キシリル、クメ
ニル、メシチル、クロロフェニル、メトキシフエニル、
フル才ロフエニル等である. アルコキシル基としは、炭素数1から18のもので、好
ましくは、メトキシ、エトキシ、ブロボキシ、i−ブロ
ポキシ、ブトキシ等である。 置換または未置換のシクロアルキル基としては、炭素数
5から18のもので、好ましくは、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロヘブチル、シクロ才クチル、メチ
ルシクロヘキシル、ジメチルシク口ヘキシル、エチルシ
キロヘキシル等である. カルボン酸エステル基としては、炭素数2からlOのも
ので、好ましくは、例えば、メトキシ力ルボニル、エト
キシ力ルボニル、プロボキシカルボニル等である. アルキリデン基としては、炭素数1から8のもので、好
ましくは、例えば、メチレン、エチレン、ブチリデン、
ヘキシレン等である。 アラルキリデン基としては、炭素数7から18のもので
、好ましくは、例えば、ペンジリデン、ナフチルメチレ
ン、p−ジメチルアミノフェニルメチレン、p−ヒドロ
キシフエニルメチレン、p−トリルメチレンなどである
. 以下に、上記一般式(1)〜(rV)で表わされる化合
物(還元剤)のうち、特に好ましいものの具体例を挙げ
るが、本発明に用いる還元剤はこれらに限定されるもの
ではない. 一般式(1)で表わされる化合物の具体例としては、例
えば、1.4−ジヒドロキシナフタレン、4−メトキシ
−1−ナフトール、4−エトキシーl−ナフトール、5
−メチル−4−メトキシー1一ナフトール、1.5−ジ
ヒドロキシナフタレン、4−クロロ−1−ナフトール、
5−クロロー1−ナフトール、4−メチルチオーl−ナ
フトール、4−エチルチオ−1−ナフトール、6−フェ
ニルー4−メチルーl−ナフトール、6−フェニルー4
−メトキシ−1−ナフトール、6−ベンジル−1−ナフ
トール、6−ベンジルー1−ナフトール、6−ベンジル
ー4−メトキシー1−ナフトール、4−メチル−1.7
−ジヒドロキシナフタレン、4−メトキシ−6−ベンジ
ルー1−ナフトール、4−メトキシ−6−シクロヘキシ
ル−1−ナフトール、4−メチルチオ−6−シクロへキ
シル−1−ナフトール、3.4−ジメチルーl−ナフト
ール、4−ペンジロキシ−1−ナフトール、2−メチル
−4−メトキシ−1−ナフトール、5−メチル−4−メ
トキシ−1−ナフトール等が挙げられる。 一般式( n )で表わされる化合物の具体例としては
、例えば、8−ヒドロキシキノリン、4.8ージヒドロ
キシキノリン−2−カルボン酸、4−ヒトロキシキノリ
ンー2−カルボン酸、4−メチルー8−ヒドロキシキノ
リン、4−ベンジルー8ヒドロキシキノリン、4.8−
ジヒドロキシ−5−メチルキノリン、4.8−ジヒドロ
キシキノリン等が挙げられる. 一般式( III )で表わされる化合物の具体例とし
ては、例えば、2,2゜−メチレンレビス(6−t−ブ
チルー1.4−ジヒドロキシベンゼン) . 2.2’
−メチレンビス(4−メトキシフェノール) . 2.
2゛ーメチレンビス(4.6−ジーt−プチルフェノー
ル).2.2−メチレンビス(4−メチル−6−t−プ
チルフェノール).2,2゜−ブチリデンビス(4−メ
トキシフェノール) , 2.2’−ブチリデンビス(
6−t−ブチルー1.4−ジヒドロキシベンゼン).2
,2゜−チ才ビス(4−メトキシフェノール).2,2
゜−チオビス(6−メチル−1.4−ジヒドロキシベン
ゼン) , 2,2゜−チオビス(4.6−ジーt−プ
チルフェノール)、ビス(2−ヒドロキシ−5−メチル
フエニル)フエニルメタン、(3−t−ブチルー5−メ
チル−2−ヒドロキシフエニル)−(5−メトキシ−2
−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1゜−ジヒドロキ
シ−2.2“−ビナフチル、44゛−ジメトキシ−1.
l゛−ジヒドロキシ−2.2゜−ビナフチル等が挙げら
れる.一般式( IV )で表わされる化合物の具体例
としては、例えば、1−メトキシ−5−ヒドロキシアン
トラセン、l一エトキシ−5−ヒドロキシアントラセン
、l−メトキシ−4−メチル−5−ヒドロキシアントラ
セン、l−メトキシ−4.8−ジメチル−5−ヒドロキ
シアントラセン、等が挙げられる. 一般式(V)で表わされる化合物の具体例としては、例
えば、2.2゛−メチレンビス(4−メトキシフェノー
ル) . 2.2’−メチレンビス(4−エトキシフェ
ノール).2.2゜−メチレンビス(4−メチルフェノ
ール).2,2゜−メチレンビス(4−エチルフェノー
ル)等が挙げられる。 本発明の感光体が含有する重合性ポリマー前駆体として
は、一分子中に反応性ビニル基を少なくとも1個持つ化
合物が利用でき、これら化合物の反応性ビニル基として
は、スチレン系ビニル基、アクリル酸系ビニル基、メタ
クリル酸ビニル基、アリル系ビニル基、ビニルエーテル
などの他に酢酸ビニルなどのエステル系ビニル基など、
重合反応性を有する置換もしくは非置換のビニル基が挙
げられる. かかる条件を満たす重合性ポリマー前駆体の具体例は次
のとおりである. 例えば、スチレン、メチルスチレン、クロルスチレン、
プロモスチレン、メトキシスチレン、ジメチルアミノス
チレン、シアノスチレン、ニトロスチレン、ヒドロキシ
スチレン、アミノスチレン、カルボキシスチレン、アク
リル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸シクロヘキシル、アクリルアミド、メタクリル酸、
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エーテル、メタクリ
ル酸プロビル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸フェ
ニル、メタクリル酸シクロヘキシル、ビニルビリジン、
N−ビニルビロリドン、N−ビ二ルイミダゾール、2−
ビニルイミダゾール、N−メチル−2−ビニルイミダゾ
ール、プロビルビニルエーテル、プチルビニルエーテル
、イソブチルビニルエーテル、β−クロロエチルビニル
エーテル、フェニルビニルエーテル、p−メチルフェニ
ルビニルエーテル、p−クロルフエニルビニルエーテル
などの一価の単量体;例えばジビニルベンゼン、シュウ
酸ジスチリル、マロン酸ジスチリル、コハク酸ジスチリ
ル、グルタン酸ジスチリル、アジビン酸ジスチリル、マ
レイン酸ジスチリル、フマル酸ジスチリル、β.β−ジ
メチルグルタル酸ジスチリル、2−プロモグルタル酸ジ
スチリル、α,α゜−ジクロログルタル酸ジスチリル、
テレフタル酸ジスチリル、シュウ酸ジ(エチルアクリレ
ート)、シュウ酸ジ(メチルエチルアクリレート)、マ
ロン酸ジ(エチルアクリレート)、マロン酸ジ(メチル
エチルアクリレート)、コハク酸ジ(エチルアクリレー
ト)、グルタル酸ジ(エチルアクリレート)、アジビン
酸ジ(エチル7クリレート)、マレイン酸ジ(ジエチル
アクリレート)、フマル酸ジ(エチルアクリレート),
β.β−ジメチルグルタル酸ジ(エチルアクリレート)
、エチレンジアクリルアミド、プロピレンジアクリルア
ミド、1.4−フエニレンジアクリルアミド、1,4−
フエニレンビス(オキシエチルアクリレー1−).1.
4−フエニレンビス(オキシメチルエチルアクリレート
) , 1.4−ビス(アクリロイルオキシエトキシ)
シクロヘキサン、1.4−ビス(アクリロイルオキシメ
チルエトキシ)シクロヘキサン、1,4−ビス(アクリ
ロイルオキシエトキシ力ルパモイル)ベンゼン、1.4
−ビス(アクリロイルオキシメチルエトキシ力ルバモイ
ル)ベンゼン、1.4−ビス(アクリロイル才キシエト
キシ力ルバモイル)シクロヘキサン、ビス(アクリロイ
ルオキシエトキシカルパモイルシクロヘキシル)メタン
、シュウ酸ジ(エチルメタクリレート)、シュウ酸ジ(
メチルエチルメタクリレート)、マロン酸ジ(メチルエ
チルメタクリレート)、マロン酸ジ(エチルエチルメタ
クリレート)、コハク酸ジ(エチルメタクリレート)、
コハク酸ジ(メチルエチルメタクリレート)、グルタル
酸ジ(エチルメタクリレート)、アジビン酸ジ(エチル
メタクリレート)、マレイン酸ジ(エチルメタクリレー
ト)、フマル酸ジ(エチルメタクリレート)、フマル酸
ジ(メチルエチルメタクリレート)、β,β゜−ジメチ
ルグルタル酸ジ(エチルメタクリレート).1.4−フ
ェニレンビス(オキシエチルメタクリレート)、1.4
−ビス(メタクリロイルオキシエトキシ)シクロヘキサ
ンアクリ口イルオキシエトキシエチルビニルエーテルな
どの2価の単量体:例えばペンタエリスリトールトリア
クリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート
、ペンタエリスリトールトリ(ヒドロキシスチレン)、
シアヌル酸トリアクリレート、シアヌル酸トリメタクリ
レート、l. l. ! −トリメチロールプロパント
リアクリレート、l. l, i l−リメチロールプ
ロパントリメタクリレート、シアヌル酸トリ(エチルビ
ニルエーテル) , 1,1.1 −トリメチロールプ
ロパンと3倍モルのトルエンジイソシアネートとの反応
物とヒドロキシエチルアクリレートとの縮合物、1, 
1. 1−トリメチロールプロパンと3倍モルのヘキサ
ンジイソシアネートとの反応物とp−ヒドロキシスチレ
ンとの縮合物などの3価の単量体:例えばエチレンテト
ラアクリルアミド、ブロビレンテトラアクリルアミドな
どの4価の単量体などを挙げることができる. なお、前述のようにこれらの重合性ポリマー前駆体を2
種以上用いてもよい. 本発明の感光体が含有する重合開始剤としては、少なく
とも光重合開始剤を使用する.光重合開始剤としては、
カルボニル化合物、イオウ化合物、ハロゲン化合物、レ
ドツクス系光重合開始剤等を挙げることができる 具体的には、カルボニル化合物としては、例えばベンジ
ル、4,4゛−ジメトキシベンジル、ジアセチル、カン
ファーキノンなどのジケトン類:例えば4.4゜−ジエ
チルアミノベンゾフェノン、4.4’−ジメトキシベン
ゾフェノンなどのペンゾフエノン類:例えばアセトフェ
ノン、4゜−メトキシアセトフェノンなどのアセトフエ
ノン類:ベンゾインアルキルエーテル類:例えば2−ク
ロロチオキサントン、2.5−ジエチルチオキサントン
、チオキサントン−3−カルボン酸一β−メトキシエチ
ルエステルなどのチオキサントン類:ジアルキルアミノ
基を有するカルコン類およびスチリルケトン類=3,3
゜一カルポニルビス(7−メトキシクマリン)、3,3
゜一カルボニルビス(7−ジエチルアミノクマリン)な
どのクマリン類などが挙げられる. イオウ化合物としては、例えばジベンゾチアゾリルスル
フィド、デシルフエニルスルフイドなどのジスルフィド
類などが挙げられる. ハロゲン化合物としては、例えば四臭化炭素、キノリン
スルホニルクロライド、トリ八口メチル基を有するS−
トリアジン類などが挙げられる. レドックス系の光重合開始剤としては、3価の鉄イオン
化合物(例えばクエン酸第2鉄アンモニウム)と過酸化
物などを組み合せて用いるものや、リボフラビン、メチ
レンブルーなどの光還元性色素とトリエタノールアミン
、アスコルビン酸など還元剤を組み合せて用いるものな
どが挙げられる. また以上に述べた光重合開始剤において、2種以上を組
み合せてより効率の良い光重合反応を得ることもできる
. この様な光重合開始剤の組み合せとしては、ジアルキル
アミノ基を有するカルコンおよびスチリルスチリルケト
ン類、クマリン類とトリハロメチル基を有するS一トリ
アジン類、カンファーキノンとの組み合せなどがあげら
れる. これら光重合開始剤もその2種以上を併用したり、重合
促進のため加熱したり、熱重合開始剤を配合して用いて
もよい. 上述した感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合
性ポリマー前駆体、光重合開始剤および熱拡散性色素は
、必須成分として本発明の感光体に含有されていなけれ
ばならない. 本発明の感光体を所望により単層或いは多層等の層状に
形成する際には、上記必須戊分を、適宜用いられるバイ
ンダーとともに溶剤に溶解して支持体上に塗布乾燥して
、あるいはバインダー自身で強度が保たれる場合は支持
体を用いずにバインダーで形成されるフィルム又はシー
ト状物中に上記必須成分を含有させて形戊することがで
きる.なお、本発明の感光体を所望の形状に成形する際
のその形状としては、平板、円筒状、ロール状など特に
限定されるものではなく、更には、層形状にした場合に
おいても、後述の如くlHであってもよいし、必要に応
じて多層にしてもよい.本発明に用いられる好適なバイ
ンダーとしては、広範な樹脂から選択することができる
.具体的には、例えばニトロセルロース、リン酸セルロ
ース、硫酸セルロース、醋酸セルロース、ブロビ才ン酸
セルロース、酢酸セルロース、ミリスチン酸セルロース
、パルミチン酸セルロース、酢酸・ブロビオン酸セルロ
ース、酢酸・酪酸セルロースなどのセルロースエステル
類:例えばメチルセルロース、エチルセルロース、プロ
ビルセルロース、ブチルセルロースなどのセルロースエ
ーテル類:例えばボリスチレン、ポリ塩化ビニル、ボル
酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタ
ール、ポリビニルアルコール、ポリビニルビロリドンな
どのビニル樹脂類:例えばスチレンーブタジエンコポリ
マー、スチレンーアクリロニトリルコポリマー、スチレ
ンーブタジエンーアクリロニトリルコポリマー、塩化ビ
ニルー酢酸ビニルコポリマーなどの共重合樹脂類:例え
ばポリメチルメタクリレート、ポリメチルアクリレート
、ポリブチルアクリレート、ポリアクリル酸、ポリメタ
クリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリロニトリル
などのアクリル樹脂類:例えばポリエチレンテレフタレ
ートなどのポリエステル類:例えば、ポリ(4.4−イ
ソブロピリデン、ジフェ=レ”,t−=1−1.4−シ
クロヘキシレンジメチレンカーボネート)、ポリ(エチ
レンジオキシー3.3゜−フェニレンチオカーボネート
)、ポリ(4.4’−イソブロビリデンジフエニレンカ
ーボネートーコーテレフタレート)、ポリ(4.4−イ
ソブロビリデンジフェニレンカーボネート)、ポリ(4
.4゜− sec−プチリデンジフエニレンカーボネー
ト)、ポリ(4.4’−イソブロビリデンジフエニレン
カーボネートーブロツクーオキシエチレン)などのポリ
アリレート樹脂類:ボリアミド類:ポリイミド類:エボ
キシ樹脂類:フェノール樹脂類:例えばポリエチレン、
ボリブロビレン、塩素化ポリエチレンなどのポリオレフ
イン類:及びセラチンなどの天然高分子などが挙げられ
る.なお、本発明の感光体においてバインダーは必須成
分ではない.感光体の皮膜性、分散性、感度などが十分
取れる場合には、特に含有する必要はない. この他に、必要に応じて色材、カブリ防止剤、光変色防
止剤、固体溶媒、界面活性剤、帯電防止剤などを本発明
の感光体に添加することもできる. なお、支持体3としては、アルミニウム、銅などの金属
、ポリエステルフイルム、ポリイミドフィルム、芳香族
ボリアミドフイルム、ポリカ−ボネートフィルム、ポリ
サルフォンフィルム、ポリフェニレンサルファイトフィ
ルム、ポリエーテルイミドフィルム、フッ素系フィルム
などのプラスチックフィルム、コート紙、合成紙などを
用いることができる. 以下に、上記本発明の感光体の有する層構成について詳
述する. 本発明の感光体の有する層構成の第一の態様は、先述し
た本発明の感光体の必須成分である感光性ハロゲン化銀
、有機銀塩、還元剤、重合性ポリマー前駆体、光重合開
始剤及び熱拡散性色素を含有する感光層を有する感光体
[以下、本発明の感光体(A)という]である. 即ち、本発明の感光体(A)は、上記各必須成分を同一
層中に含有することを特徴とする感光体である. 第1図(a)〜(c)に示される如く本発明の感光体(
A)の感光層2を所望の層状に形成する際には、上記必
須成分を、適宜用いられるバインダーとともに溶剤に溶
解して支持体l上に塗布乾燥して(第1図(b)).あ
るいはバインダー自身で強度が保たれる場合は支持体を
用いずにバインダーで形成されるフィルム又はシート状
物中に上記必須成分を含有させて(第1図(a))、形
成することができる.なお、本発明の感光体(A)を所
望の形状に成形する際のその形状としては、平板、円筒
状、ロール状など特に限定されるものではなく、更には
、層形状にした場合においても、上記感光層が1層であ
ってもよいし、必要に応じて多層にしてもよい.ただし
、本発明の感光体の感光層は.0.1LLm〜2mm、
好ましくはILLm〜0.lmm程度の厚さに成膜して
使用することが好ましい. 本発明の感光体(A)に於いては、先述した如く支持体
は必須ではない.ただし、支持体を有する場合には、そ
の厚さは2μm〜2mmが望ましく、3μm−1mmが
好ましい。またその形状は、平板、円筒状、ロール状な
ど、前記感光層の形状に合わせ、特に限定されるもので
はない.また、重合時の酸素による重合阻害を防止する
目的で、所望の形状に成形した本発明の感光体(A)の
感光WI2の上に、保護層3(例えばポリビニルアルコ
ール、ボリフッ化ビニリデン、ポリエステル等から成る
N)を設けることもできる(第1図(C)).尚、かか
る保護層の有する役割を、第1図(b)、(c)の支持
体1が兼備していても良い.ここで、上記保護層は、望
ましくは0.1 μm〜200μm、好ましくは、0.
2μm〜30μmの厚さとし、その形状も前記感光層の
形状に合わせ、特に限定されるものではない.なお、本
発明に用いられる好適なバインダーとしては、先述した
如く、広範な樹脂から選択することができる. また、本発明の感光体においてバインダーは必須成分で
はない.感光体(A)の感光層等の皮膜性、分散性、感
度などが十分取れる場合には、特に含有する必要はない
. この地に、必要に応じて色材、カブリ防止剤、光変色防
止剤、固体溶媒、界面活性剤、帯電防止剤などを感光層
に添加することもできる.本発明の感光体における上記
戊分の好ましい配合比は次の通りである. 有機銀塩1モルに対して、ハロゲン化銀を好ましくは0
. 001モル〜2モル、より好ましくは0.05モル
〜1モル含有させるのが望ましい。また、有機銀塩lモ
ルに対して還元剤を好ましくは0.2モル〜3モル、よ
り好ましくは0.5モル〜2モル含有させるのが望まし
い.また、還元剤1モルに対して光重合開始剤を好まし
くは0.Olモル〜10モル、より好ましくは0.5モ
ル〜5モル含有させるのが望ましい。更に、重合性ポリ
マー前駆体100重量部に対して光重合開始剤を好まし
くは0.1重量部〜50重量部、より好ましくは0.5
重量部〜30重量部用いるのが望ましい。 また、熱拡散性色素の含有量は、ハロゲン化銀、有機銀
塩、還元剤、重合性ポリマー前駆体、光重合開始剤およ
び適宜含有されるバインダーの総和100重量部対して
、好ましくは3〜200重量部、より好ましくは5〜l
OO重量部である. 本発明の感光体の有する層構成の第二の態様は、先述し
た本発明の感光体の必須成分である感光性ハロゲン化銀
、有機銀塩及び還元剤を含有する感光層と、同様に必須
成分である重合性ポリマー前駆体、光重合開始剤及び熱
拡散性色素を含有する重合層とを有する感光体である[
以下、木発明の感光体(B)というコ. 即ち、本発明の感光体(B)は、上記感光層と上記重合
層とに機能分離されていることを特徴とする感光体であ
る. 第2図(a)〜(c)に示される如く、本発明の感光体
(B)の感光層は各々、上述した必須成分を、適宜用い
られるバインダーとともに水または溶剤に溶解、分散し
て、第2図、(b)に示す支持体l上に塗布乾燥して形
成することもできるし、あるいはバインダー自身で強度
が保たれる場合は、第2図(a)に示すように、支持体
lを用いず、バインダーで形成されるフィルムまたはシ
ート状物中に上記威分を含有させて形成することもでき
る. 尚、支持体1上の感光層2と重合N4の積層順序は、特
に限定されない. 感光層及び重合層の膜厚としては共に、望ましくは0.
1μmから2mm、好ましくはILLmから0.1mm
である. なお、感光層1は、カブリ防止剤、界面活性剤、写真用
増感剤、安定剤、増粘剤、帯電防止剤、可塑剤、アルカ
リ発生剤を含んでも良い.また、その形状としては平板
、円筒状、ロール状などがあり、特に限定されるもので
はない.感光層における上記成分の好ましい配合比につ
いて述べる. 有機銀塩1モルに対してハロゲン化銀を好ましくは0.
001モル〜2モル、より好ましくは0. 05〜1モ
ル含有させるのが望ましい.又、有機銀塩】モルに対し
還元剤を好ましくは0.2〜3.0モル、より好ましく
は0.5モル〜2.0モル含有させる. また、重合層には必要に応じ重合層の保存性向上のため
の重合禁止剤、界面活性剤、バインダーなどを含んでも
よい. 重合層の組成については、重合性ポリマー前駆体100
重量部に対して光重合開始剤はo.1〜50g[部が好
ましくは、より好ましくは0.5〜30重量部である. また、熱拡散性色素の含有量は、重合性ポリマー前駆体
、光重合開始剤及び適宜含有されるバインダーの総和1
00重量部に対して、好ましくは3〜200重量部、よ
り好ましくは5〜100重量部である. 本発明の感光体(B)に於いては、先述した如く支持体
は必須ではないが、支持体を有する場合には、望ましく
は2μm〜2mm、好ましくは3μm〜1mmの厚さと
し、その形状は、平板、円筒状、ロール状など、前記感
光層の形状に合わせ、特に限定されるものではない. また、重合時の酸素による重合阻害を防止する目的で、
所望の形状に成形した本発明の感光体(B)の感光N2
の上に、保護層3(例えばポリビニルアルコール、ポリ
フッ化ビニリデン、ポリエステル等から成るN)を設け
ることもできる(第2図(c)).尚、かかる保護層の
有する役割を、第2図(b)、(C)の支持体1が兼備
していても良い.ここで、上記保護層は、0.1〜20
0μm、好ましくは0.2〜30μmの厚さとし、その
形状も前記感光層の形状に合わせ、特に限定されるもの
ではない. 本発明に用いられる好適なバインダーとしては、先述し
た如く、広範な樹脂から選択することができる. 本発明の感光体(B)は、後述する如く、感光層に含有
された先述した還元剤が、酸化還元反応により酸化され
、少なくともその酸化された還元剤(以下、酸化体と称
す)が感光層から重合層へ移動することにより、重合層
が部位選択的に重合され重合画像を形成し得るものであ
る.従って、感光層と重合層が直接積層されていること
が好ましいが、酸化体の層間移動が可能であるならば、
必ずしも直接積層されていなくともよい、即ち、両層間
にフィルム基村などの層剥離層を良くするための層を設
けても良いし、また、層剥離層がハレーション防止層で
あれば更に好ましい.本発明の感光体(B)は、感光層
と重合層を分離しているために、各々の層の設計が容易
である.例えば、重合層の熱拡散性色素の拡散スピード
のコントロールや感光層の熱現像スピードのコントロー
ルが容易になるといった利点トがある. 本発明の感光体の有する層構成の第三の態様は先述した
本発明の感光体の必須成分である感光性ハロゲン化銀、
有機銀塩、還元剤、重合性ポリマー前駆体及び光重合開
始剤を含有する感光層と、必須成分である熱拡散性色素
を含有する色材層とを有する感光体[以下、本発明の感
光体(C)という]である. 即ち、本発明の感光体(C)は、上記感光層と上記色材
層とに機能分離されていることを特徴とする感光体であ
る. 第3図(a)〜(C)に示される如く本発明の感光体(
C)は、上記必須成分を、適宜用いられるバインダーと
ともに溶剤に溶解して第3図(b)のように支持体l上
に色材層5、感光層2の各層を塗布乾燥することにより
得られる.又、バインダー自身で強度が保たれる場合は
第3図(a)のように支持体lを用いずにバインダーで
形成されるフィルムまたはシート状物中に上記必須成分
を含有させて成形し、色材層5と感光層2とを貼り合せ
ても良い.また、色材層5と感光層2とを別々の支持体
1上に塗布乾燥し、色材N5と感光層2とを貼り合せて
も良い. 尚、本発明の感光体(C)の形状としては、平板、円筒
状、ロール状など特に限定されるものではない.層状に
形成した場合の感光層及び色材層の層厚としては、共に
、望ましくは0.1μm〜2mm、好ましくは1μm〜
0.1mm程度の厚さに成膜して使用することが好まし
い. 本発明の感光体(C)に於いては、先述した如く支持体
は必須ではない.ただし、支持体を有する場合には、そ
の厚さは望ましくは2μm〜2mm、好ましくは3μm
〜1mmとし、その形状は、平板、円筒状、ロール状な
ど、前記感光層及び色材層の形状に合わせ、特に限定さ
れるものではない. 尚、支持体1上に設けられる、感光層2と色材N5の積
層順序は、特に限定されない.ただし、本感光体(C)
の感光層と色材層は、直接積層されているのが好ましい
. 又、支持体と色材層との間に密着性付与のためのブライ
マー層を設けても良い. 重合時の酸素による重合阻害を防止するために、保護層
としてポリビニルアルコール、ボリフッ化ビニリデン、
ポリエステルなどからなる層を感光層上に設けても良い
し、またこれらのフイルムを感光層にラミネートしても
良い.尚、かかる保護層の役割は、第3図(b)、(c
)の支持体1が兼備するものであっても良い. ここで、上記保護層は、0.1〜200μm、好ましく
は、0.2〜30μmの厚さとし、その形状も前記感光
層の形状に合わせ、特に限定されるものではない. 本発明の感光体(C)の感光層における上記成分の好ま
しい配合比は次の通りである.有機銀塩1モルに対して
、ハロゲン化銀を好ましくは0.001モル〜2モル、
より好ましくは0.05モル〜1モル含有させるのが望
ましい.また、有機銀塩1モルに対して還元剤を好まし
くは0.2モル〜3モル、より好ましくは0.5モル〜
2モル含有させるのが望ましい.また、還元剤1モルに
対して光重合開始剤を好ましくは0.Olモル〜10モ
ル、より好ましくは0.5モル〜5モル含有させるのが
好ましい.更に重合性ポリマー前駆体100重量部に対
して光重合開始剤を好ましくは0.5モル〜30モル、
より好ましくは0.5モル〜5モル含有させる. この他に必要に応じて、かぶり防止剤、光変色防止剤、
固体溶媒、界面活性剤、帯電防止剤、バインダーなどを
感光層に添加することもできる. 又、本発明の感光体(C)が有する色材層は、前記熱拡
散性色素の他に、その色素を層状に保持する為のパイン
ダーを含有することが好ましい. 本発明の感光体(C)の色材層が含有する、熱拡散性色
素は、バインダー100重量部に対して、好ましくは3
〜200重量部、より好ましくは5〜100重量部であ
ることが望ましい.また用いるバインダーはガラス転移
温度(丁g)の低いものの方がより低い温度で熱拡散性
色素を放出できるため好ましい.この他に必要に応じて
可塑剤、界面活性剤、密着付与剤、帯電防止剤などを添
加することも出来る. 本発明の感光体(C)の感光層及び色材層に用いられる
好適なバインダーは、先述した広範な樹脂から選択する
ことができる.本発明の感光体(C)は、感光層と色材
とが分離されているため、多色化する際、減色混合の場
合、イエローマゼンタ、シアンの色材層に対し、感光層
が全て同一でできるという利点がある. 本発明の感光体の有する層構成の第四の態様は、先述し
た本発明の感光体の必須成分である感光性ハロゲン化銀
、有機銀塩、還元剤、重合性ポリマー前駆体及び光重台
開始剤を含有する感光層と、重合性ポリマー前駆体、光
重合開始剤及び熱拡散性色素を含有する色材層とを有す
る感光体である[以下、本発明の感光体(D)という〕
.即ち、本発明の感光体(D)は、第3図に示される前
記本発明の感光体(C)の色材層5に、更に、重合性ポ
リマー前駆体と光重合開始剤とを含有したことを特徴と
する感光体である.したがって、本発明の感光体(D)
は、その色材層に含有される前記必須成分の配合比以外
は、本発明の感光体(C)と同様の態様である.色材層
としては、重合性ポリマー前駆体100重量部に対して
光重合開始剤を好ましくは0.1重量部〜50重量部、
より好ましくは0.5重量部〜30重量部用いるのが望
ましい. また、熱拡散性色素の含有量は、重合性ポリマー前駆体
、光重合開始剤及び適宜含有されるバインダーの総和1
00重量部に対して、好ましくは3〜200重量部、よ
り好ましくは5〜100重量部である.本発明の感光体
(D)は、感光層、色材層ともに重合成ポリマー前駆体
、光重合開始剤を含有しており、本発明の画像形成方法
により、感光層・色材層両層に重合パターンが形成され
、熱拡散性色素の重合部での拡散制御が両層で行なわれ
るので重合部での色カブリが低減するという利点がある
. 本発明の感光体の有する層構成の第五の態様は、先述し
た本発明の感光体の必須成分である感光性ハロゲン化銀
、有機銀塩、還元剤を含有する感光層と、重合性ポリマ
ー前駆体光重合開始剤を含有する重合層と、熱拡散性色
素を含有する色材層とを有する感光体である[以下、本
発明の感光体(E)という]. 即ち、本発明の感光体(E)は、上記感光層、上記重合
層及び上記色材層の三層に機能分離されていることを特
徴とする感光体である.第4図(a)〜(C)に示され
るように本発明の感光体(E)は、上記必須成分を、適
宜用いられるバインダーとともに溶剤に溶解して、第4
図(b)のように支持体1上に色材N5、重合層4及び
感光層2を塗布乾燥することにより得られる.又,バイ
ンダー自身で強度が保たれる場合は第4図(a)のよう
に支持体lを用いずにバインダーで形成されるフィルム
またはシート状物中に上記必須成分を含有させて成形し
、色材層5、重合層4、感光層2を貼り合せても良い.
また、色材N5と、感光層2及び重合層4とを別々の支
持体1上に塗布乾燥し、各層を貼り合せても良い. 尚、本発明の感光体(E)の形状としては、平板、円筒
状、ロール状など特に限定されるものではない.層状に
形成した場合の感光層、重合層及び色材層の層厚として
は、共に望ましくは0.1μm〜2mm,好ましくは1
 μm〜0. 1mm程度の厚さに成膜して使用する. 本発明の感光体(E)に於いては、先述した如く支持体
は必須ではないが、支持体を有する場合には、望ましく
は2μm〜2mm、好ましくは3μm〜1+amの厚さ
とし、その形状は、平板、円筒状、ロール状など、前記
感光層、重合層及び色材層の形状に合わせ、特に限定さ
れるものではない. 尚、感光層2、重合層4及び色材WI5の積層順序は、
特に限定されるものではなく、特に、感光層と重合層の
両層間にフィルム基村などの層剥離を良くするための層
を設けても良いし、また、層剥離層がハレーション防止
層であれば更に好ましい. 但し、本発明の感光体(E)は、後述する如く、感光層
に含有された先述した還元剤が、酸化還元反応により酸
化され、少なくともその酸化された還元剤(以下、酸化
体と称す)が感光層から重合層へ移動することにより、
重合層が部位選択的に重合され重合画像を形成し得るも
のであるため、少なくとも、感光層と重合層が直接積層
されていることが好ましく、特に好ましくは、感光層、
重合層、色材層の順で積層されることが望ましい. 又、支持体と色材層との間に密着性付与のためのプライ
マー層を設けても良い。 重合時の酸素による重合阻害を防止するために、保護層
3としてポリビニルアルコール、ボリフッ化ビニリデン
、ポリエステルなどからなる層を感光層或いは重合層上
に設けても良いし、またこれらのフィルムを感光層或い
は重合層にラミネートしても良い(第4図(C)).尚
、かかる保31層の有する役割を第4図(b)、(c)
の支持体lが兼備していても良い. ここで、上記保護層は、0.1 〜200um、好まし
くは、0、2〜30μmの厚さとし、その形状も前記感
光層、重合層及び色材層の形状に合わせ、特に限定され
るものではない. 本発明の感光体(E)の感光層における上記戊分の好ま
しい配合比は次の通りである.有槻銀塩lモルに対して
、ハロゲン化銀を好ましくは0.001モル〜2モル、
より好ましくは005モル〜1モル含有させるのが望ま
しい.また、有機銀塩lモルに対して還元剤を好ましく
は0.2モル〜3モル、より好ましくは0.5モル〜2
モル含有させるのが望ましい.更に、重合層においては
重合性ポリマー前駆体100重量部に対して光重台開始
剤を好ましくは0.1重量部ヘ−50重量部、より好ま
しくは0.5重量部〜30重量部用いるのが望ましい. この他に必要に応じて、感光層には、カブリ防止剤、界
面活性剤、写真用増感剤、安定剤、増粘剤、帯電防止剤
、可塑剤、アルカリ発生剤を含んでも良い. また、重合層には必要に応じ重合層の保存性向上のため
の重合禁止剤、界面活性剤、バインダーなどを含んでも
よい. 又、本発明の感光体(E)が有する色材層は、前記熱拡
散性色素の他に、その色素を層状に保持する為のバイン
ダーを含有することが好ましい. 本発明の感光体(E)の色材層が含有する熱拡散性色素
は、適宜用いられるるバインダーlOO重量部に対し、
好ましくは3〜200重量部、より好ましくは5〜10
0重量部であることが望ましい.また用いるバインダー
はガラス転移温度(Tg)の低いものの方がより低い温
度で熱拡散性染料を放出できるため好ましい。この他に
必要に応じて可塑剤、界面活性剤、密着付与剤、帯電防
止材などを添加することも出来る. 本発明の感光体(E)の感光層、重合層及び色材層に用
いられる好適なバインダーは、先述した広範な樹脂から
選択することができる.本発明の感光体(E)は、必要
なる3要素、即ち感光要素、重合要素、色材要素が、各
々別の層に含有されるため、各層の設計が容易である。 又、重合層と色材層が分離されている為、重合の際、色
材による減感がなく、そして、色材の吸収波長域と光重
合開始剤の吸収波長域を異ならせる必要がないことから
光重合開始剤の選択範囲が広い.また重合層、感光層を
共通化できるという利点がある.本発明の感光体の有す
る層構成の第六の態様は、先述した本発明の感光体の必
須成分である感光性ハロゲン化銀、有機銀塩及び、還元
剤を含有する感光層と、重合性ポリマー前駆体及び光重
合8{1始剤を含有する重合層と、重合性ポリマー前駆
体、光重合開始剤及び熱拡散性色素を含有する色材層と
を有する感光体である[以下、本発明の感光体(F)と
いう]. 即ち、本発明の感光体(F)は、第4図に示される前記
本発明の感光体(E)の色材層5に、更に、重合性ポリ
マー前駆体と光重合開始剤とを含有したことを特徴とす
る感光体である.したがって、本発明の感光体(F)は
、その色材層に含有される前記必須成分の配合比以外は
、本発明の感光体(E)と同様の態様である.色材層と
しては、重合性ポリマー前駆体100重皿部に対して光
重合開始剤を好ましくは0.1重量部〜50重量部、よ
り好ましくは0.5重量部〜30fifi部用いるのが
好ましい. また、熱拡散性色素の含有量は、重合性ポリマー前駆体
、光重合開始剤及び適宜含有されるバインダーの総和1
00重量部に対して、好ましくは3〜200重量部、よ
り好ましくは5〜100重量部である. 本発明の感光体(F)は、前記感光体(E)で挙げた利
点に加えて、色材層に重合性ポリマー前駆体、光重合開
始剤が入っているため重合パターンが重合層の重合パタ
ーンと対応する同部位に形成され、色カブリが少なくな
るという利点がある. 本発明の感光体は、好ましくは以上述べた層構成を有す
る感光体(A)〜(F)であることが望ましいが、これ
らの態様に限定されるものではなく、先述した如く、感
光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合性ポリマー
前駆体、光重合開始剤及び熱拡散性色素を必須威分とし
て含有する感光体であれば、その全てを含む. 更に、本発明の感光体の別の態様は、とりわけ、多色画
像を形成する際に好適に用いられる多色感光体であり、
以下に、その構成を詳述する. 上記の多色感光体は、前記感光性ハロゲン化銀、有機銀
塩、還元剤、重合性ポリマー前駆体、光重合開始剤及び
熱拡散性色素を含む感光体であって、複数の領域が面内
に配列され、熱により受像体に転写されたときの前記熱
拡散性色素の色調が、隣接する領域で互いに異なること
を特徴とする感光体である.[以下、本発明の感光体(
G)という] 尚、本発明の感光体(G)に含有される必須戊分である
.感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合性ポリ
マー前駆体、光重合開始剤及び熱拡散性色素は、各々、
先に例示した化合物と同様のものが使用される. 更に、本発明の感光体(G)の複数の領域のうち、少な
くとも互いに隣接し合う領域には、例えば、イエロー、
マゼンタ、シアン等の如く、熱により受像体に転写され
た際互いに色調の異なる熱拡散性染料、或いは、熱拡散
した後に顕色剤と反応して、互いに異なる色調を呈する
熱拡散性色素を含有している.これらの熱拡散性色素は
先述した熱拡散性色素の具体例の中から適宜、選択され
含有される. 本発明の感光体CG)に於いて、重合性ポリマー前駆体
、光重合開始剤、熱拡散性色素が同一層内に含有される
場合、含有される光重合開始剤の吸収極大波長が、重合
性ポリマー前駆体および熱拡散性色素の吸収極大波長と
異なっていることが望ましい.例えば減色混合法で多色
画像を形成する場合、イエローの熱拡散性色素を有する
感光体領域には吸収極大波長が290〜380nmにあ
る光重合開始剤が好ましく、更には310〜360nm
に吸収極大波長のある光重合開始剤が好ましい.同様に
マゼンタの熱拡散性色素を含む感光体領域には340〜
440nm、好ましくは360〜420nmに吸収極大
波長のある光重台開始剤、シアンの熱拡散性色素を含む
感光体領域には4 1 0 〜5 0 0nm,好まし
くは430〜490nmに吸収極大波長のある光重合開
始剤を用いるのが望ましい.また、熱拡散性色素がカプ
ラーであり、発色反応により色画像を形成する場合、そ
のカブラーの吸収波長のない領域に吸収を有する光重台
開始剤を用いれば良い. 又、本発明の感光体(G)に於いても、支持体は有して
いても、いなくても良く、感光体の形状も、平板、円筒
状、ロール状など特に限定されず、層形状にした場合で
もINであっても良いし、必要に応じて多層にしても良
い. なお、本発明の感光体(G)においても、バインダーは
必須成分ではなく皮膜性、分散性、感度などが十分取れ
る場合には、特に含有する必要はない. この他に、必要に応じて色材、カブリ防止剤、光変色防
止剤、固体溶媒、界面活性剤、帯電防止剤などを添加す
ることもできる. 以下で、上記本発明の感光体(G)の有する層構成につ
いて更に詳述する. 本発明の感光体(G)の有する層構成の第一の態様は、
第5図に示される如く、先述した本発明の感光体(A)
に於いて、その感光層が、イエロー、マゼンタ、シアン
の熱拡散性色素を各々別に含有する複数の感光N2−I
.2−11、2 − IIIより成り、これらの感光N
2−1、2 − II、2一TITが、フィルム状或い
は支持体1上に順次配列されている感光体[以下、本発
明の感光体(G−a)という]である.尚、第5図に示
される保護WE3は、あってもなくても良い.又、必要
に応じて更に、ブラックの熱拡散性色素を含有する感光
層を設けても良い. 更に、本発明の感光体(G−a)の各々の感光層(例え
ば、2−■)に含有される光重合開始剤は、先述した如
く、好ましくは、同層(2−I)に含有される重合性ポ
リマー前駆体及び熱拡散性色素の吸収極大波長と異なっ
た吸収極大波長を有する光重合開始剤とされることが望
ましい.尚、本発明の感光体(G−a)の以上述べた以
外の構成は全て、先述した本発明の感光体(A)と同様
で良い. 本発明の感光体(G)の有する層構成の第二の態様は、
第6図に示される如く、先述した本発明の感光体(B)
に於いて、その重合層が、イエロー、マゼンタ、シアン
の熱拡散性色素を各々別に含有する複数の重合層4−I
,4−U、4−mより成り、これらの重合層4−1、4
−II.4−■が、フィルム状或いは支持体1上に順次
配列されている感光体[以下、本発明の感光体(G−b
)という]である.尚、第6図に示される保護層3は、
あってもなくても良い. 又、必要に応じて更に、ブラックの熱拡散性色素を含有
する重合層を設けても良い. 更に、本発明の感光体(G−b)の各々の重合N(例え
ば、4−■)に含有される光重合開始剤は、先述した如
く、好ましくは、同層(4−I)に含有される重合性ポ
リマー前駆体及び熱拡散性色素の吸収極大波長と異なっ
た吸収極大波長を有する光重合開始剤とされることが望
ましい。 尚、本発明の感光体(G−b)の以上述べた以外の構成
は全て、先述した本発明の感光体(B)と同様で良い. 本発明の感光体(G)の有する層構成の第三の態様は、
第7図に示される如く、先述した本発明の感光体(C)
に於いて、その色材層が、イエロー、マゼンタ、シアン
の熱拡散性色素を各々別に含有する複数の色材層5−I
,5−11、5−II[より成り、これらの色材層5−
1、5−II,5−111が、フィルム状或いは支持体
1上に順次配列されている感光体
【以下、本発明の感光
体(G−C)という】である.尚、第7図に示される保
護FrI3は、あってもなくても良い. 又、必要に応じて更に、ブラックの熱拡散性色素を含有
する色材層を設けても良い. 尚、本発明の感光体(G−c)の以上述べた以外の構成
は全て、先述した本発明の感光体(C)と同様で良い. 本発明の感光体(G)の有する層構成の第四の態様(第
7図を転用する)は、先述した本発明の感光体(D)に
於いて、その色材層が、イエロー、マゼンタ、シアンの
熱拡散性色素を各々別に含有する複数の色材層5−I、
5 − II、5−mより成り、これらの色材層5−I
、5−It、5一■が、フィルム状或いは支持体1上に
順次配列されている感光体[以下、本発明の感光体(G
−d)という]である.尚、第7図に示される保護層3
は、あってもなくても良い. 又、必要に応じて更に、ブラックの熱拡散性色素を含有
する色材層を設けても良い. 更に、本発明の感光体(G−d)の各々の色材層(例え
ば、5−■)の各領域に含有される光重合開始剤は、先
述した如く、好ましくは、色材層(5−I)に含有され
る熱拡敢性色素と重合性ポリマー前駆体の吸収極大波長
と異なった吸収極大波長を有する光重合開始剤とされる
ことが望ましい. 尚、本発明の感光体(G−d)の以上述べた以外の構成
は全て、先述した本発明の感光体(D)と同様で良い. 本発明の感光体(G)の有する層構成の第五の態様は、
第8図示される如く、先述した本発明の感光体(E)に
於いて、その色材層が、イエロー、マゼンタ、シアンの
熱拡散性色素を各々別に含有する複数の色材層5−1、
5−II.5−II1より成り、これらの色材層5−1
,5−Tl.5一nlが、フィルム状或いは支持体1上
に順次配列されている感光体[以下、本発明の感光体(
G−e)という]である.尚、第8図に示される保護H
3は、あってもなくても良い. 又、必要に応じて、更にブラックの熱拡散性色素を含有
する色材層を設けても良い. 尚、本発明の感光体(G−e)の以上述べた以外の構成
は全て、先述した本発明の感光体(E)と同様で良い. 本発明の感光体(G)の有する層構成の第六の態(第8
図を転用して説明する)は、先述した本発明の感光体(
F)に於いて、その色材層が、イエロー、マゼンタ、シ
アンの熱拡散性色素を各々別に含有する複数の色材層5
−1,5−11、5一ITIより成り、これらの色材@
5−1. 5−11,5−mが、フィルム状或いは支持
体1上に順次配列されている感光体[以下、本発明の感
光体(G−f)という]である. 尚、第8図に示される保護層3は、あってもなくても良
い. 又、必要に応じて更に、ブラックの熱拡散性色素を含有
する色材層を設けても良い. 更に、本発明の感光体(G−f)の各々の色材N(例え
ば、5−■)に含有される光重合開始剤は、先述した如
く、好ましくは、熱拡散性色素と重合性ポリマー前駆体
の吸収極大波長と異なった吸収極大波長を有する光重合
開始剤とされることが望ましい. 尚、本発明の感光体(G−f)の以上述べた以外の構成
は全て、先述した本発明の感光体(F)と同様で良い. 本発明の感光体は、とりわけ多色画像形成に際し好まし
くは、以上述べた感光体CG)であることが望ましく、
更に、感光体(G−a)〜(G−f)であることが望ま
しいが、これらの態様に限定されるものではなく、先述
した如く、感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重
合性ポリマー前駆体、光重合開始剤及び熱拡散性色素を
必須成分として含有する感光体であれば、その全てを含
む. 本発明の感光体は、以上詳述した構成を採ることによっ
て、良好なコントラストを有する画像をより速くより安
定して形成できる、銀像の黒色に影響されることなく明
度および彩度に優れた画像を形成できる、高階調の画像
を得ることができる等の効果を有する感光体であるが、
コントラスト及び濃度階調性の向上の為には、本発明の
感光体は、部位選択的に重合することによって、下記式
(A)を満たす重合部と未重合部とから成るポリマー潜
像を形成する感光体であることが望ましい. Tgx−Tg+≧30℃          (A)(
式中、Tg+は、前記未重合部のガラス転移点を示し、
Tgxは前記重合部のガラス転移点を示す.) 即ち、本発明の感光体は、250〜700nmの波長域
にある光で露光されることによって、上記(A)式を満
たす重合部と未重合部とを形成する感光体であることが
好ましい.更に、具体的に説明するならば、先述した感
光体(A).(G−a).(C)及び(G.−c)に於
いては、その感光層が、部位選択的に重合することによ
って、上記式(A)を満たす重合部と未重合部を形成す
る感光体であることが好ましく、先述した感光体(B)
.(G−b),(E)及び(G−e)に於いては、その
重合層が、部位選択的に重合することによって、上記式
(A)を満たす重合部と未重合部を形成する感光体であ
ることが好ましい。又、先述した感光体CD)及び(G
−d)に於いては、その感光層か色材層のうちの一方、
特に好ましくは感光層と色材層の両層が、部位選択的に
重合することによって、上記式(A)を満たす重合部と
未重合部を形成する感光体であることが好ましく、先述
した感光体(F)及び(G−f)に於いては、その重合
層か色材層のうちの一方、特に好ましくは、重合層と色
材層の両層が、部位選択的に重合することによって、上
記式(A)を満たす重合部と未重合部を形戊する感光体
であることが好ましい. 更に、上記式(A)は、Tgx  Tgz≧50℃であ
ることが特に好ましく、また、Tglの値は低い方が拡
散性色素が良く拡散し、受像体上の光学濃度が高くなり
、あるいは昇華除去が良好に行なわれる点で好ましい.
しかしTglの値が低過ぎると、その部分が液状になり
取り扱いが困難になる点で望ましくない.したがって、
Tglの値は、−10〜80℃程度が望ましい.一方、
Tg2の値は、80〜220℃程度が望ましい. 本発明の上述したまうなTg.Tgzを満す重合性ポリ
マー前駆体を含有する重合層、感光層、色材層の組合わ
せとしては、層としての形状を保つバインダーと、重合
することにより重合及び/又は架橋し硬化する重合性ポ
リマー前駆体からなるものが良く、特に、ガラス転移温
度(Tg)の高いバインダーと重合性ポリマー前駆体と
しては液状であるが重合した後に高Tgのポリマーとな
るものとの組み合わせや、多官能の重合性ポリマー前駆
体が重合して架橋密度の高い硬化物となるものとの組合
わせが望ましい. また、重合層と色材層とが分離されている構成では5色
材層は含有する熱拡散性色素を放出し易いようにTgの
低いバインダーを用いて層を形成することが好ましく、
重合層は上述したようなTgの高いバインダーと重合性
ポリマー前駆体の組合わせが好ましい。 本発明の感光体に於いて、必須の構成要件ではないが、
先述した保護層を設けることは、加熱による、銀潜像部
の有槻銀塩と還元剤との反応の際の耐熱性を増し、感光
層の加熱時の層ズレを防止したり、重合時(ポリマー潜
像形成時)の酸素による重合阻害を防止し、重合速度を
速める上で好ましい.しかしながら、先に例示した保護
層は、熱拡散性色素を透過させることができない為、受
像体への熱拡散性色素の転写時には、除去(剥離又は溶
解除去)せねばならず、画像形成の工程上複雑となる. そこで、本発明の感光体に保護層を設ける場合には、加
熱によって、熱拡散性色素を透過し得る保護層を設ける
ことが好ましい。 保護層を構成するバインダ一種、更には層の厚さにより
種々異なるが、60℃未満の加熱により熱拡散性色素を
透過し得る保護層を有する感光体では、その生保存性及
び重合特性等の点で好ましくない. 保護層として一般に好適に用いられるバインダーとして
は、例えば、酢酸セルロース、ブロビオン酸セルロース
、酪酸セルロース、ミリスチン酸セルロース、パルミチ
ン酸セルロース、酢酸・プロビオン酸セルロース、酢酸
・酪酸セルロースなどのセルロースエステル類:例えば
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリ
ビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビニル
ビロリドンなどのビニル樹脂類:例えばスチレンーブタ
ジエンコポリマー、スチレンーアクリロニトリルコポリ
マー、スチレンーブタジエンーアクリロニトリルコポリ
マー、塩化ビニルー酢酸ビニルコポリマーなどの共重合
樹脂類:例えばポリメチルメタクリレート、ポリメチル
アクリレート、ポリブチルアクリレート、ポリアクリル
酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアク
リロニトリルなどのアクリル樹脂類:エボキシ樹脂類:
フェノール樹脂R:例えばボリエチレン、ボリブロビレ
ン、塩素化ポリエチレンなどのボリ才レフィン類:およ
びポリエステル類などが挙げられる. これらは2種以上用いてもよく、またその特性を失わな
い限り、PVAやゼラチンなどと併用しても差し支えな
い。このうち特に、セルロースエステル類、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルアセタール、アクリル樹脂類が
熱拡散性色素の透過性の点で好ましい. 更には、透過効率が良く且つ転写温度を高温にしても受
像体側に保iff FJが粘着しない等の点から、ポリ
ビニルブチラール、ポリビニルアセタールが特に好まし
い. 熱拡散性色素の透過効率は、用いるバインダーの種類の
他に、保護層の膜厚にも依存しており、本発明における
保護層の膜厚は、望ましくは01〜200μm1好まし
くは02〜l○μm、より好ましくは0.5〜4μmで
ある.また保護層中に界面活性剤、表面平滑剤などを添
加することも可能である。 次に、以上で述べた本発明の感光体を用いた画像形成方
法について説明する. 本発明の画像形戊方法は、 (a)感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合性
ポリマー前駆体、光重合開始剤及び熱拡散性色素を含む
感光体に像露光する過程、(b)該感光体に加熱する過
程、(c)該感光体の少なくとも前記重合性ポリマー前
駆体及び前記光重合開始剤を含有する層に全面露光する
過程、(d)該感光体の少なくとも前記熱拡散性色素を
含有する層を加熱することで、該熱拡散性色素より成る
画像を受像体に転写する過程とを有する画像形成方法[
以下、本発明の画像形成方法(A)という]である. 更に詳細には、本発明の画像形成方法(A)は、 (a)感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合性
ポリマー前駆体、光重合開始剤及び熱拡散性色素を含む
感光体を、画像状に露光し、銀核による潜像を形成させ
る過程、 (b)該銀核による潜像が形成された感光体を加熱して
、金属銀と前記還元剤の酸化体を形成することによって
、該銀核による潜像を該酸化体による潜像へと増幅する
過程、 (c)該還元剤および酸化体による潜像パターンが形成
された感光体に対して全面露光を行なうことにより、該
還元剤及び酸化体の分布に応じて、酸化体が存在する部
位の重合を禁止し、還元剤が存在する部位の前記重合性
ポリマー前駆体を重合させ、ポリマー潜像パターンを形
成する過程、及び、 (d)前記ポリマー潜像パターンが形成された感光体に
対して受像体を積層して加熱することにより、該感光体
の中に含まれる熱拡散性色素を該ポリマー潜像パターン
に応じて該受像体に拡散転写し、未重合部に対応した受
像体上の部位に熱拡散性色素より成る画像を形成する過
程を有する画像形成方法である. 上記各過程(a)〜(d)を含む本発明の方法(A)に
おいては、ハロゲン化銀を利用したために潜像書き込み
における感度に優れる。とりわけポリマーを形成する方
式が全面露光である場合には短時間ですみ、画像形成の
書き込みから現像までの各過程における処理時間が効率
良く短縮され、しかも、還元剤から酸化体を生或すろ過
程とポリマーを形威させる過程とが効果的に分離されて
いることによって、露光部と未露光部とのコントラスト
を十分に安定して得ることができる。 また、先に述べたように、ポリマー潜像の重合部と未重
合部における架橋度などに起因して生じる熱拡散性色素
の熱拡散性の差に応じて、その染料を受像紙などに選択
的に拡散転写できるので、増幅過程で形成した銀像と色
画像が分離し、得られた色画像は濁りの無い再度および
明度に優れたものとなる他、濃度階調性に優れたものと
なる. 以下、本発明の方法(A)に含まれる各過程の概要を図
面を参照しつつ説明する. 第9図(a)〜(e)は本発明の感光体(A)を用いた
場合の本発明の画像形成方法(A)を説明する為の図、
第10図(a)〜(e)は本発明の感光体(B)を用い
た場合の本発明の画像形成方法(A)を説明する為の図
、第11図(a)〜(e)は本発明の感光体(C)を用
いた場合の本発明の画像形成方法(A)を説明する為の
図、第12図(a)〜(e)は、本発明の感光体(D)
を用いた場合の本発明の画像形成方法、(A)を説明す
る為の図、第13図(a)〜(e)は本発明の感光体(
E)を用いた場合の本発明の画像形成方法(A)を説明
する為の図、第14図(a)〜(e)は、本発明の感光
体(F)を用いた場合の本発明の画像形成方法(A)を
説明する為の図である. 本発明の画像形成方法(A)に於いて、上記(a)の過
程は、光による画像の書き込みを行なう過程であり、第
9図〜第14図の(a)に示すように、感光H2に画像
露光やデジタル露光によって所望の画像を露光する. その結果、露光部1−a内の感光性ハロゲン化銀上に銀
核6が生成し、これが潜像を形成する.なお、生成した
銀核6は感光層2内に含まれている有機銀塩と還元剤と
の熱反応の触媒となる.この潜像の書き込みにおける露
光の条件には、得られたポリマー潜像に十分なコントラ
スト等の所望の特性を得ることのできる条件を感光層中
に含有させたハロゲン化銀の濃度等に応じて適宜選択し
て用いれば良い. この過程において感光性ハロゲン化銀を使用するので、
高感度な書き込みが可能となる.尚、支持体1及び保護
層3は、本発明の感光体に於いては、必須の構成要件で
はないが、これらを有する感光体に対し、前記露光を行
う場合は、これら支持体1及び保護層3は、光透過性を
有するものが用いられる. 前記露光条件を具体的に述べるならば、ハロゲン化銀が
感度を有する波長の光、例えばハロゲン化銀が塩化銀で
未増感の場合はおよそ400nmまでの光、ハロゲン化
銀が臭化銀で未増感の場合はおよそ450nmまでの光
、ハロゲン化銀がヨウ臭化銀で未増感の場合は、およそ
480nmまでの光、これらハロゲン化銀が増感されて
いる場合は、その増感域の光(例えば、赤外増感された
場合には約1000nmまでの波長の光)で、感光層面
上で最大1 mJ/cm”までのエネルギーで、その光
源として例えば太陽光、タングステンランプ、水銀灯、
ハロゲンランプ、キセノンランプ、蛍光灯、LED、レ
ーザー光源等を用いて露光する.次に、上記過程(b)
において、潜像が形成された感光N2を加熱すると、第
9図〜第14図の(b)に示すように露光部1−aにお
いて選択的に銀核6が触媒として作用し、有機銀塩と還
元剤とが反応し、有機銀塩は銀原子に還元されると同時
に、還元剤は酸化され酸化体7となる.その結果、酸化
体7を含む露光部1−aと、還元剤8を含む未露光部1
−bとが形成される.感光[2に用いた還元剤8は酸化
されることにより該還元剤と異なる重合性ポリマー前駆
体に対する重合禁止能を有するもので、好ましくは先述
した一般式(1)〜(V)で表わされる化合物である. 感光層2には、還元剤8と酸化体7の分布によって構或
される重合禁止能の差からなる潜像が形成される. 又、第10図、第12図、第13図、第14図の(b)
に示される如く、感光体として、本発明の感光体(Bl
.(D),(E)及び(F)を用いた場合には、感光層
2に、還元剤8と酸化体7の分布によって構成される重
合禁止能の差からなる像が形成されると同時に酸化体7
の少なくとも一部が熱拡散等することによって重合N4
側(本発明の感光体(B).(E)を用いた場合、第1
0図(b)及び第13図(b))、色材層5側(本発明
の感光体(D)を用いた場合、第12図(b))或いは
重合層4及び色材層5の両層(本発明の感光体(F)を
用いた場合、第14図(b))に移動する. しかし、本発明は、この態様に限定されるものではなく
、還元剤8と酸化体7とを一緒に転写する態様であって
も、それらを転写することによって所望する重合層4及
び/又は色材層5内の重合性ポリマー前駆体に対する重
合禁止能の異なる像を形成することができる. この(b)の過程における加熱条件は、画像形成に有効
な重合禁止能の差を感光層内に形成するのに必要な条件
を適宜選択して行なう.層の組成等に応じて一概に言え
ないが、60℃から200℃、より好ましくは70℃か
ら150℃で、0.Ol秒から5分、より好ましくは1
秒から60秒間加熱処理をすればよい. 加熱手段としては、ホットプレート、ヒートロール、サ
ーマルヘッドなどを使用する方法の他に、支持体の発熱
素子上に通電して加熱する方法や、レーザー光照射によ
る加熱方法もある.次に、上記過程(C)において、該
感光体にエネルギーを加えると、第9図〜第14図の(
c)に示すように、酸化体7の存在する部位1−Aと酸
化体7の存在しない部位1−Bとにポリマーの形成状態
に差が生じ、その差によって酸化体7の存在しない部位
1−Bが重合する. また、この過程おいて、重合部1−BのTg宜と、未重
合部1−AのTg+どの差が30℃以上にもなるような
潜像を形成することが、良好なコントラストの画像を得
る点で好ましい. また、TgIの値は低い方が熱拡散性色素が良く拡散し
、受像体上の光学濃度が高くなり、あるいは昇華除去が
良好に行なわれる点で好ましい.しかし、T g Iの
値が低過ぎると、その部分が液状になり取り扱いが困難
になる点で望ましくない.したがって、Tg+の値は、
−10〜80℃程度が望ましい.一方、Tg2の値は、
80〜220℃程度が望ましい. 光重合の場合には、感光体に、好ましくは250〜70
0nm、更に好ましくは300〜500nmの波長を有
する光で、最大5 0 0 mJ/am”までのエネル
ギーで全面露光を施す. なお、過程(a)および(C)において、同一波長の光
を用いても、通常ハロゲン化銀は光開始剤よりも十分に
高い感光感度を有するので、上記過程(a)において光
重合が起きない程度の強度の光で十分な銀核による潜像
を書き込みできる. 更に、上記(c)の過程で露光時に感光層を加熱する手
段を用いてもよい.これは新たに加熱しても、上記(b
)の過程での余熱を利用しても良い. 次に、(d)の過程において、第9図〜第14図の(d
)に示すように、基体10上に形成された受像層11と
感光層2又は重合層4とを積層し適度に加熱する. 本発明の感光体(A)を用いた場合には、第9図の(d
)に示される如く、感光層2中には熱拡散性色素9が存
在し、感光層2中の重合部1−Bにおける色素9は、未
重合部1−Aにおける色素9と比較して、その熱拡散性
が低下しているので、上記加熱により、未重合部1−A
の色素9が選択的に拡散転写する.なお、ここでいう積
層とは、完全に密着させるだけでなく、色素9の転写が
可能な程度に近づけるという意味も含む.尚、この図で
は、保護層3を除去した後に、感光層2と受像層11と
を積層しているが、先述した如く、保護層として、加熱
時に熱拡散性色素9を透過し得る保護層を用いるならば
、保護層3の除去は必要ない. 本発明の感光体(B)を用いた場合には、第10図(d
)に示される如く、重合層4中には熱拡散性色素9が存
在し、重合層4中の重合部1−Bにおける熱拡散性色素
9は、未重合部1−Aにおける熱拡散性色素9と比較し
て、その熱拡散性が低下しているので、上記加熱により
、未重合部1−Aの熱拡散性色素9が選択的に拡散転写
する.尚、この図では、保護層3を除去した後に、重合
層4と受像層1lとを積層しているが、保護層として先
述した、加熱時に熱拡散性色素9を透過し得るものを用
いるならば、保護層3は、除去する必要はない. 本発明の感光体(c)を用いた場合には、第11図(d
)に示される如く、色材層5中には熱拡散性色素9が存
在し、感光層2中の重合部1一Bに対応する色材層5中
の色素9は、未重合部1−Aに対応する色素9と比較し
て、その熱拡散性が感光層2中で抑制されているので、
上記加熱により、未重合部1−Aの色素9が選択的に拡
散転写する. 尚、第11図(d)では、保護層3を除去した後に、感
光層2と受像層11とを積層しているが、先述した如く
、保護層として、加熱時に熱拡散性色素9を透過し得る
保護層を用いるならば、保譲層3の除去は必要ではない
. 本発明の感光体Dを用いた場合には、第12図の(d)
に示される如く、色材層5中には熱拡散性色素9が存在
し、色材層5中の重合部1−Bにおける色素9は、未重
合部1−Aにおける色素9と比較して、その熱拡散性が
低下しているので、上記加熱により、未重合部1−Aの
色素9が選択的に拡散転写する.なお、ここでいう積層
とは、完全に密着させるだけでなく、物質9の転写が可
能な程度に近づけるという意味も含む.尚、第12図で
は、保護層3を除去した後に、感光N2と受像層11と
を積層しているが、先述した如く、保護層として、加熱
時に熱拡散性色素9を透過し得る保護層を用いるならば
、保NuFF3の除去は必要ない. 本発明の感光体(e)を用いた場合には、第13図(d
)に示される如く、色材層5中には熱拡散性色素9が存
在し、重合層4中の重合部l−Bに対応する色材層5中
の色素9は、未重合部1−Aに対応する色素9と比較し
て、その熱拡散性が重合層4中で抑制されているので、
上記加熱により、未重合部1−Aの色素9が選択的に拡
散転写する. 尚、第13図においては、感光層を除去した後、重合層
と受像体を直接積層しているが、感光層を設けたまま熱
転写を行なうことも可能である.感光層を除去する場合
、感光層に使用されるバインダーは重合層から容易に引
き剥せるものを使用することは当然である。 更に、保護層3についても、保護層として先述した、加
熱時に熱拡散性色素9を透過し得るものを用いるならば
、保謹層3は、除去する必要はない。 本発明の感光体(F)を用いた場合には、第14図の(
d)に示される如く、色材WI5中には熱拡散性色素9
が存在し、色材層5の重合部l一Bおける色素9は、未
重合部1−Aにおける色素9と比較して、その熱拡散性
が低下しているので、上記加熱により、未重合部1−A
の色素9が選択的に拡散転写する.なお、ここでいう、
積層とは、完全に密着させるだけでなく、物質9の転写
が可能な程度に近づけるという意味も含む.尚、第14
図においては、感光層を除去した後、重合層と受像体を
直接積層しているが、感光層を設けたまま熱転写を行な
うことも可能である。感光層を除去する場合、感光層に
使用されるバインダーは重合層から容易に引き剥せるも
のを使用することは当然である. 更に、保護層3についても、保護層として先述した、加
熱時に熱拡散性色素9を透過し得るものを用いるならば
、保iJ[3は、除去する必要はない. 重合部1−Bによって熱拡散性色素9の拡散性が低下す
るのは、重合性ポリマー前駆体が重合することにより、
または多官能重合性ポリマー前駆体を含有する場合には
それが架橋することにより、たとえ加熱されても重合部
1−Bのポリマーの分子鎖は緩和されにくく、染料の拡
散を抑止するからである. この(d)の過程に用いる受像体の受像層としては、拡
散性色素が良好に拡散転写でき、良好な画像を形成でき
るようなものであれば特に限定されず、例えばポリエス
テル樹脂、ポリヵーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂
、ポリウレタン樹脂、ボリアミド樹脂、ポリカプロラク
トン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂など、種々のものを使用
することができる. また、この(d)の過程における加熱温度は、拡散性色
素の種類、ポリマーの重合度など種々の条件に応じて最
適な値は異なるが、望ましくは70〜250℃、好まし
くは80〜200℃である.また、上記加熱は、下記(
81 を満たすように行なうと良い. ?gl  ≦T t r a■ ≦Tg2      
   ・・・(B)(式中、T traR*は感光体の
温度を示しTglは前記ポリマー潜像の未重合部のガラ
ス転移点を示しT g xは前記ポリマー潜像の重合部
のガラス転移点を示す.) 以下、上記式(B)の関係について、図面を参照して詳
細に説明する. 第15図は、本発明の画像形成方法における、熱拡散性
色素を含有する層の温度(Tt,..)と、その層の中
から受像紙上に拡散転写した熱拡散性色素の光学濃度(
0. D. )との関係を例示する図である.拡散転写
した色素の光学濃度(0.D、)は、色素がその種類に
応じて有する固有の熱拡敗温度( Td+rru*e 
 :一般に、このT a It t u @●は色素の
分子量が小さいほど低く、色素に極性基が多くついてい
るほど高い)と、熱拡散性色素を含有する層の構成成分
(バインダー等)のガラス転移温度(Tg)とに依存し
、色素が受像紙上に拡散転写しはじめるT trans
は、T dlrrum++を越え、ほぼTgと一致する
. 即ち、熱拡散性色素を含有する層を加熱して、その層の
温度(Tt,... )を、前記T d l t t 
u m @及びTg以上とする( Ttranw 2:
T arttum* +Tg)ことにより、層内の色素
が拡散し、受像体に転写して、受像体上に色素画像が得
られるのである. 本発明においては、重合部における重合体の分子鎖によ
って熱拡散性色素の拡散性がある程度抑制される.した
がって、重合部をそのガラス転移点以下にしか加熱せず
、分子鎖を緩和(熱による分子振動によって分子鎖を緩
ませる)しなければ、その重合部内の色素の拡散を抑制
できる.第16図は、本発明の画像形成方法(A)にお
ける、加熱された感光体の温度(Tt,.。.)と、感
光体中から受像紙上に拡散転写した熱拡散性色素の光学
濃度(0. D. )との関係を例示するグラフである
.なお、このグラフにおいて,曲線(a)は、重合部に
ついての上記関係を示し、曲線(b)は、未重合部につ
いての上記関係を示す.また、感光体の温度は、転写時
におけるヒータ及び熱ローラの?面を測定した値である
. 第16図の曲線(a)で示されるように、感光体の未重
合部における熱拡散性色素は、その未重合部のガラス転
移温度(Tg+)に相等する温度から受像体上に転写さ
れ始め、T t t a■の上昇につれ前記未重合部を
形成しているバインダー,重合性ポリマー前駆体分子が
緩和されて、熱拡散性色素の拡散転写性が向上し光学濃
度(0. 0. )が高くなる. 一方、同図の曲線(b)で示されるように、感光体の重
合部における熱拡散性色素は、その重合部のガラス転移
温度(Tgx)に相当する温度から受像体上に転写され
始め、T t r a。1の上昇につれ、前記重合部を
形成しているバインダー.ポリマー分子が緩和されて、
熱拡散性色素の拡散転写性が向上し光学濃度(0. D
. )が高くなる.以上の様な曲線(a),(b)の関
係から、T transがT g +より低い場合(同
図中のB領域)、感光体の重合部、未重合部のいずれか
らも熱拡散性色素は、受像体上に転写されず、画像は形
成されない. 一方、T transが、Tg,より高い場合(同図中
のC領域)、感光体の未重合部から受像体上に転写され
た熱拡散性色素の光学濃度(0. D. )は充分なも
のであるが、重合部からも転写が起こるため、カブリが
生じてしまい望ましくない.本発明の画像方法(A)に
おいて、好ましいT transは、同図中のA領域、
即ち、T g +≦T trans≦T g zとされ
ることが望ましく、コントラストが高く、かぶりの無い
、良好な画像を受像体上に得ることができる. また、この方法は、高温加熱を行う必要がないので、感
光体が含有する他の成分(バインダー重合性ポリマー前
駆体等)が溶融したり、昇華したりして受像体への転写
することを押えることができ、より良好な画質の画像を
得ることができる. 更に、T transを同図中のD領域とすることは受
像体上に得られる画像のO.D値が充分高くなり特に好
ましい. 本発明の画像形成方法(^)で階調をとる場合は第16
図の曲繍(c)のように熱拡散性色素を含有する層の重
合度を変えてやることにより熱拡散性色素の転写量を変
えてやれば良い. 即ち、この方法において、高階調の画像を得るには、潜
像のTgをT g + とTg2の二種類のみでなく、
T g +〜T g zの範囲内で階調的Tgが存在す
るようにすればよい. つまり、本発明の方法の像露光過程の露光量を変えるこ
とにより、ff4潜像の量を変え、次に加熱過程を経過
した後に、生成する酸化体の量を変え、更に、金面露光
(及び加熱)した後に、その酸化体生成量に応じた重合
度のポリマー潜像が生成する.像露光量を多くしていく
と、それにつれ銀潜像は多量に生成して行き、酸化体も
多量に生成してくる.その為、重合禁止性が強くなりT
gは全く像露光していない部分のT g zから像露光
量を増すにつれ低くなって行き、最終的には、初期のT
 g ( T g + )まで到達する.その階調的T
gにつれ熱拡散性は高くなって行くので受像体上に得ら
れる色画像の光学濃度は高くなる.すなわち、像露光過
程の露光量を増加していくと、得られる色画像の光学濃
度はそれにつれて高くなり、階調的Tgに伴って濃度階
調がえられる.なお、このような階調画像を得る場合の
、前記式(B)におけるT g 2とは、重合部の中で
最も高いガラス転移点を意味する. 上述のように、本発明の画像形成方法(^)は、感光体
が含有する重合性ポリマー前駆体の重合度(および架橋
度)を制御するという操作により、高階調の画像を得る
ことが可能な、簡易な方法である. 以上の(a)〜(d)の過程を経ることで、第9図〜第
14図の(e)に示すように、色素9より成る画像を受
像Nll内に得ることができる.この画像はコントラス
トに優れた画像であり、銀が混入していないので銀像の
黒色に影響されることのない明度および彩度に優れた画
像である.更には、重合度、架橋度の差により従来にな
い高解像度の濃度階調が得られる。 なお、本発明の方法(^)により形成する画像とは、受
像層8上に形成された画像のみでなく色素9が拡散転写
した後の感光層lの画像であってもよい.又、以上述べ
た本発明の画像形成方法(A)のうち、とりわけ,本発
明の感光体(E) , (C)を用いた場合には、受像
層と熱拡散性色素を含有する色材層とがポリマー潅像の
形成された感光層又は重合層により隔てられ、直接接触
していないため、重合部の熱拡散性色素の転写を完全に
抑制しようとする際、それが可能となり非常に地かぶり
の少ないコントラストの良好な画像が得られるので好ま
しい. 更に、本発明の感光体(DJ . (F)を用いた場合
には、色材層における重合部の熱拡散性色素が必要以上
に拡散した場合であっても、それは感光層又は重合層に
おける重合部で抑制されるので、色カブリは非常に生じ
にくく、一層、コントラストの良好な画像が得られるの
で好ましい. 以上、述べた本発明の画像形成方法(A)の(a)から
(d)の過程を、互いに色調の異なる熱拡散性色素を含
有する、複数の本発明の感光体に対して行ない、一つの
受像体上に多色画像を形成する[以下、本発明の画像形
成方法(B)という〕ことができる. 即ち、本発明の画像形成方法(B)は例えば、イエロー
、マゼンタ、シアン(所望によりブラック)等の如く、
互いに色調の異なる熱拡散性染料、或いは、熱拡散した
後に顕色剤と反応して、互いに異なる色調を呈する熱拡
散性発色剤を各々別に含有する先述した本発明の複数の
感光体の各々に対し、(a)各色毎の画像情報に従い露
光する過程、(b)加熱する過程、(c)全面露光しポ
リマー潜像を形成する過程、(d)同一の受像体と順次
積層し加熱することで、該色調の異なる複数の熱拡散性
色素より或る画像を該受像体に形成する過程とを有する
画像形戊方法である. 本発明の画像形成方法(B)で用いられる感光体は、先
述した本発明の感光体であれば,どのような態様のもの
でも良いが、好ましくは、感光体(^)〜(F)である
ことが望ましい。 又、上記(a)〜(d)の各過程における詳細な態様は
、先述した本発明の画像形成方法(^)と全く同様で良
い. 次に、以上の本発明の画像形成方法(B)以外に多色画
像を形成する方法を述べる、即ち、前記感光性ハロゲン
化銀、有機銀塩、還元剤、重合性ポリマー前駆体、光重
合開始剤及び熱拡散性色素を含む感光体であって、複数
の領域が面内に配列され、熱により受像体に転写された
ときの前記熱拡散性色素の色調が、隣接する領域で互い
に異なる感光体[本発明の感光体(G)]に対し、(a
)像露光する過程、(b)加熱する過程、(c)全面露
光しポリマー潜像を形成する過程、(d)同一の受像体
と前記領域を順次積層し加熱することで、前記複数の異
なる熱拡散性色素より成る画像を該受像体に形成する過
程とを有する画像形成方法[以下、本発明の画像形成方
法(C) という]である.以下に、本発明の画像形成
方法(C)について第17図〜第19図を参照しつつ説
明する.第17図に示すように、イエロー、マゼンタ、
シアンの熱拡散性色素を各々別に含有する感光層2−I
.2−1.2−II1をフイルム状またはシート状支持
体1の上に形成し、更にその上に保護層3を形成して、
感光体G−aを得る. 次いで、第18図に示すように、この感光体G−aを、
イエロー感光層2−■、マゼンタ感光層2 − I+ 
.シアン感光層2 − II+の順に、像露光装置12
、熱現像装置l3、全面露光装[14に通過させて、各
々適切な条件にて、銀核による潜像形成、還元剤および
酸化体による潜像への増幅、全面露光によるポリマー潜
像への変換を行なう.最後に、保護層3を除去し、受像
体の受像層11と感光層2−1.2−11.2−111
を順次対接させ、イエロー、マゼンタ、シアンをポリマ
ー潜像に応じ熱転写装置15に通過させる.受像層l1
には、第19図に示すようなイエロー16.マゼンタ1
7.シ7ンl8の多色の画像が形成される.更に必要に
応じてブラックの層を設けても良い.本発明の画像形成
方法(C)で用いられる感光体は、第17図で示した、
本発明の感光体(G−a)に限らず先述した本発明の感
光体(G)であれば、どのような態様のものでも良いが
、好ましくは、本発明の感光体(G−a)〜(G−f)
であることが望ましい. 又、上記本発明の画像形成方法(C)の各過程における
詳細な態様は、先述した本発明の画像形成方法(A)及
びCB)と全く同様で良い.更に、本発明の別の画像形
成方法は、感光性ハロゲン化銀、有機銀塩及び還元剤を
含む第1のシートと、熱拡散性色素を含む第2のシート
とのいずれか一方又は両方に、重合性ポリマー前駆体及
び光重合開始剤を含有させ、(a)前記第1のシートに
像露光する過程、(b)前記第1のシートと前記第2の
シートを積層して積層体とする過程、(c)前記積層体
を加熱する過程、(d)前記積層体を全面露光する過程
、(e)少なくとも前記第2のシートを加熱し、前記熱
拡散性色素を受像体に転写する過程とを有する画像形成
方法[本発明の画像形成方法(D)という]である.ま
た更に本発明の画像形成方法は、感光性ハロゲン化銀、
有機銀塩、及び還元剤を含む第1のシートと熱拡散性色
素を含む第2のシートとのいずれか一方又は両方に、重
合性ポリマー前駆体及び光重合開始剤を含有させ、 (
a)前記第1のシートに像露光する過程、(b)前記第
1のシートを加熱する過程、(C)前記第1のシートと
前記第2のシートを積層して積層体とする過程、(d)
前記積層体を加熱する過程、(e)前記積層体に全面露
光する過程、(f)少なくとも前記第2のシートを加熱
し、前記熱拡散性色素を受像体に転写する過程とを有す
る画像形戒方法[本発明の画像形成方法(E)という]
である.また更に本発明の画像形成方法は、感光性ハロ
ゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合性ポリマー前駆体及
び光重合開始剤を含む第1のシートと熱拡散性色素を含
む第2のシートを用い、(a)前記第1のシートに像露
光する過程、(b)前記第1のシートを加熱する過程、
(c)前記第1のシートに全面露光する過程、(d)前
記第1のシートと前記第2のシートを積層して積層体と
する過程、(e)前記積層体を加熱し、前記熱拡散性色
素を受像体に転写する過程とを有する画染形成方法[本
発明の画像形成方法(F)という]である. 即ち、上記の如く第1のシートと第2のシートとを各過
程の途中で、積層して行なう方法である. 上記第1のシートと第2のシートは第1のシート中の酸
化体生成後、即ち、第1のシートの像露光と加熱の後、
積層されても良い[本発明の画像形成方法(E)]が、
本発明の画像形成方法(D)の如く、像露光後、すぐに
第1のシートと第2のシートの積層を行ない、酸化還元
反応と、酸化体の熱転移を一度の加熱により行うことが
できる. 本発明の画像形成方法(D)の過程(C)及び本発明の
画像形成方法(E)の過程(d)に於いては、第1のシ
ート中で生成された還元剤の酸化体の一部が第2のシー
トに熱移行することによって、第2のシート中に、上記
酸化体又は酸化体と還元剤の潜像が形成される. 尚、本発明の画像形成方法CD)のfb)過程及び本発
明の画像形成方法(E)の(C)過程に於る積層は、直
接積層することが望ましいが、酸化体が第2のシートへ
転移できるのであれば、ある程度離れていてもよい. 又、本発明の方法(D)の(d)過程及び本発明の方法
(E)の(e)過程の第2のシートの重合を、第1のシ
ートと分離した後行なっても良い.更に、第1及び第2
のシートが、各々多層構戊であっても良く、例えば、第
2のシートが重合性要素を含む層と色素を含む層より成
るものであっても良い.或いは、第1のシートとして、
感光性ハロゲン化銀、有機銀塩及び還元剤を含む層と、
重合性ポリマー前駆体、光重台開始剤を含む層とが積層
されたものを用いても良い.尚、本発明の画像形戊方?
i(DJの各過程に於ける上記以外の態様は、先述した
本発明の画像形成方法 (A)〜(C)と同様で良い. 以上述べた本発明の感光体は、像様露光した部分の感光
性ハロゲン化銀粒子に潜像パターンが形成され、加熱過
程中にその潜像が反応触媒として作用し重合禁止能を有
する酸化体を生成する.その次の全面露光工程で酸化体
形成部は重合せず、最後の加熱過程で感光体中の熱拡散
性色素は拡散し、画像が形成される.このように、潜像
形成部に対応する受像体の部分に色画像が形成される.
本発明の感光体を用いた色画像形成方法は、保存安定性
の良いネガ型感光性ハロゲン化銀の場合、像様露光部と
色画像形成部とが一致するイメージスキャンとなる,最
近は、半導体レーザー}1e−Neレーザー、LEDな
とのデジタル露光により像様露光する方法が主流となっ
ており、通常の文字・画像の場合露光比率が低く、イメ
ージスキャンの方が光源の寿命が長くなるという利点が
あり好ましい.特開昭61−75342記載の感光材料
の場合、銀潜像の無い部分、すわち還元剤が残っている
部分が重合し、本発明と逆の重合パターンが生成する.
この場合、ボジ型の感光性ハロゲン化銀又は(内潜型ハ
ロゲン化銀)を用いると像露光部は、潜像が消失して還
元剤が残存し重合が起らないという本発明の感光体を用
いた画像形成方法と同様の重合パターンが得られるが、
ボジタイブの内潜型ハロゲン化銀は、保存性が悪いので
好ましくない.このように、特開昭61−75342号
の感光性重合要素を用いても本発明のようなイメージス
キャンによる安定した色画像形成は出来ない.[実施例
] 次に、本発明を実施例を挙げて説明する。なお、下記記
載においては特記しない限り「部」は「重量部」の略記
である. 実施例I AgBr0. 1部およびベヘン酸銀0,6部を、ポリ
ビニルブチラール0.8部、べヘン酸0.45部を溶解
させたトルエンーイソプロバノール混合溶液10部中に
分散させた.続いてこの溶液に4−メトキシナフトール
0.5部、フタラジノン0.1部を溶解させ、A液を得
た. これとは別に、メチルエチルケトン10部に、2.4−
ジエチルチオキサントン0.16部とp−ジメチ?アミ
ノ安息香酸エチル0.04部(λ.■: 380nm)
に、ペンタエリスリトールテトラアクリレート2.0部
,メチルメタクリレート/ブチルメタクリレート共重合
体3.0部、下記構造の熱拡散性染料1.8部を溶解さ
せ B液を得た. 次に、A液:B液=1 :5 (重量比)の比率で充分
混合し、6μm厚の耐熱処理をしたポリエチレンテレフ
タレート(PET)フィルムにアプリケーターを用いて
乾燥膜厚が2μmとなるように塗布して感光層を得、更
に該層上に3μm厚のポリビニルアルコール(PVA)
lliを設けた.その感光層上のPVAIにネガ画像を
あわせて露光した.光源としては420nmに蛍光ピー
クをもつ蛍光灯を用い、感光層から光源を5cm離して
10msec露光した. その後ネガフィルムをはずし、105℃に調節した熱現
像機に20秒間で感光層を有するPETフィルムを通過
させた.更にそれを60℃に加熱したホットプレート上
にのせ、これに380nmに蛍光ピークをもつ蛍光灯の
光を5cm離して40sec照射した. なお、形成したポリマー潜像の完全重合部および完全未
重合部を取り出し、粘弾性測定法を用いて、各部のTg
測定を行なったところ、重合部のTg,は115℃、未
重合部のT g +は、20℃であった.すなわち、T
 g z − T g r = 9 5℃であった. 次いで、水洗によりPVA膜を除去した.次に十分に水
を除去し、その後ポリエステル樹脂で受像層を形成した
合成紙を受像体とし、感光層と受像層とを対接するよう
に重ね合わせ、115℃、20秒の条件でPETフィル
ム側から加熱し、感光層から染料を受像層に拡散転写さ
せ、受像紙上に鮮明な赤色の色素画像を得た.得られた
色素画像は、銀潜像部(すなわち加熱され銀像が生成し
た部位)に対応していた. なお、上記処理はすべて暗室下で行なった.実施例2 べヘン酸i0.6部を用いる代わりにペンゾトリ7ゾー
ル銀0,5部を用いる以外は実施例lと同様にしてPV
AIIiで保護した感光層を形成した.更に実施例1と
同様にして潜像形成を行なった後、120℃に調節した
熱現像機に20秒間で感光層を有するPETフィルムを
通した.続いて実施例1と同様にして、全面露光、水洗
、乾燥、染料の熱拡散転写を行なったところ、受像紙上
に鮮明な赤色の色素画像が得られた.なお、本実施例に
おいてTgよ=145℃、T g I= 3 0℃、T
gi −Tg+ = l l 5℃であった.実施例3 AgBrI0.2部、べヘン酸銀0,5部、フタラジノ
ン0.2部、8−ヒドロキシキノリン0.2部、ベヘン
酸0.4部、ポリビニルブチラール0.5部をエタノー
ルlO部に分散、溶解させ、A液とした. これとは別に、メチルエチルケトンIO部に、ポリメチ
ルメタクリレート3.5部、重合性ポリ?ー前駆体とし
てトリメチロールブロバントリアクリレート2.7部、
ペンジルメチルケタール0.26部(λ.■: 340
nm) %下記構造の熱拡散性色素3部(λ:  44
0nm)を溶解させ、B液とした.次に、A液:B液=
l :4 (重量比)の比率で充分混合し、塗工液を作
成した、次いで、実施例lと同様にして感光体を形成し
た. 得られた感光層上のPVA層にネガ画像を重ねあわせ、
その上から420nmの蛍光灯の光を5cmの距離から
2 0 msec照射し、潜像を形成した.次いでそれ
を120℃に調節した熱現像機に20秒間通したところ
潜像部に銀像が生成した.更に全面に335nmの蛍光
灯の光を3cmの距離から30秒間照射したのち、PV
A層を水洗除去し、実施例1と同様の方法で染料を受像
紙に転写したところ、銀潜像部に対応した鮮明な黄色の
色素画像が得られた. なお、本実施例において、Tgt=110℃、Tg+ 
=10℃、Tgz  Tg+ = 1 00℃であった
. 比較例l 実施例lにおいて使用した光重合開始剤としての2、4
−ジエチルチ才キサントン、ジメチルアミノ安府,香酸
エチルを使用せず、その代わりに熱重合開始剤としてア
ゾビスイソブチロニトリルを使用した以外は実施例1と
同様にして感光体を作製した.そして、420nmに蛍
光ピークをもつ蛍光灯を光源とし、感光層にネガを合わ
せて、5cmの距離から10msec露光し、潜像を形
成した.その後、ネガフィルムをはずし、】05℃に調
節した熱現像機に20秒間通過させた.更に、水洗して
PVANを除去した後、風乾し受像紙と積層し、130
℃、20secの条件で加熱し、感光層から染料を受像
層に拡散転写させたが、像状の色素像は得られず、コン
トラスト不良であり、全面的に染色された. 実施例4 べヘン酸 AgBr ベヘン酸銀 フタラジノン ポリビニルブチラール トルエンーブタノール 2.2 ゛−メチレンビス(4.6−ジーt−プチルフ
ェノール)2.4 −ジエチルチオキサントン  ( 
λ :380nm)p −ジメチル7ミノ 安息香酸エ
チルペンタエリスリトールテトラ1ク1ルートアクリル
ースチレン共重合体 下記構造の熱拡散性色素 4部 1.2部 7部 1.2部 10部 120部 6部 3部 1部 20部 20部 6部 メチルエチルケトン        40部上記配合を
秤取し、ペイントシェーカーを用い分散溶解し、15μ
mのポリエステルフイルム上に、乾燥膜厚が4μmとな
るように、前記溶液をアプリケータを用いて塗工し、更
に該層上に3μm厚のポリビニルアルコール(PVA)
層を設け、本発明の感光体を得た. こうして作製した感光層のPVA層にネガ画像に合せて
露光し、銀潜像形成を行なった.光源としては420n
mに蛍光ピークを持つ蛍光灯を用い、感光層から光源を
5cm離して1 sec露光した. その後ネガフィルムを外し、125℃に調節した熱現像
機に8秒間で感光体を通過させ、銀潜像部に銀像と酸化
体を得た.さらにそれを60℃に加熱したホットプレー
ト上にのせ、これに390nmに蛍光ピークを持つ蛍光
灯の光を5cm離して60秒間照射したところ非潜像部
は重合し、潜像部は未重合となった. なお、この潜像の完全重合部および完全未重合部を取り
出し、粘弾性測定法を用いて、各部のTg測定を行なっ
たところ、重合部のT g xは110℃、未重合部の
T g +は、20℃であった.すなわち、T g z
 − T g I= 9 0℃であった. 次いで、その感光体を水洗することによりPVA膜を除
去した.次に十分に水を除去し、その後ポリエステル樹
脂で受像層を形戊した合成紙を受像体とし、感光層と受
像層とを対接するように重ね合わせ100℃、10秒間
の条件で感光体側から加熱し、感光層内の染料を受像層
に拡散転写させたところ、銀潜像部に対応した受像紙上
に鮮明な赤色の色素画像を得た. 以上の転写において、未重合部の色素は良好に受像層に
転写し、その転写像部の光学濃度は、2.0以上であっ
た.一方、重合部の色素はほとんど転写せず、重合部に
対応する受像層上の光学濃度、すなわち「かぶり濃度」
は0.03程度であった. また、20℃(Tg+)以上目0℃(Tg*)未満の温
度範囲内の種々の温度にて、画像を形成したところ、い
ずれもかぶり濃度は、0. 10以下であり、色素が十
分昇華する温度(90℃以上)においては、転写像部の
光学濃度は1,50以上であった. 実施例5(1層) IV AgBr 1           0. 2部ベヘン
酸m            0.5部へヘン酸   
          0.4部l−メトキン−5−ヒト
ロキシ7冫トラセン             0 4
 部フタラジノン           0.08部ト
ルエン/iso−プロバノール(1:I)      
         1  0 部メチルエチルケトン 
       20部ポリメチルメタクリレート   
  1.0部(ん: 523nm) Kayarad  DPII八           
           〇.8 部2 −クロ0チオキ
サントン ( λ :  380nm  )     
   0.25部p −ジメチル7ミノ 安息香酸エチ
ル          0 2 部を分散、溶解した. 次いで6μm厚の耐熱処理したポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フイルム上に、乾燥膜圧が3μmとなる
ように上記分敗液をアブリケータを用い塗布し、感光層
を設けた. 更に該層上に3μm厚のポリビニルアルコール(PVA
)層を設け、本発明の感光体を製作した. こうして作製した本発明の感光体のPVAIにネガ画像
を合せて露光し銀潜像形威を行なった.光源としては4
20nm、消費電力15Wの蛍光灯を用い、感光層から
光源を5cm離して2 0 msec露光した. その後ネガフィルムを外し、120℃に調節した熱現像
機に20秒間で感光体を通過させた.さらに全面に39
0nm、15Wの蛍光灯の光を3cm離して45sec
照射した. なお、この潜像の重合部および未重合部を取り出し、粘
弾性測定法を用いて、各部のTg測定を行なったところ
、重合部のTg2は130℃、未重合部のTgIは、3
0℃であった.すなわち、Tga −Tg+ = 1 
00℃であッタ.次いで、PVAIIi及び感光層を除
去し、実施例4と同様な方法で染料を受像紙に転写し、
銀潜像と対応した鮮明な赤色の色素画像が得られた.以
上の転写において、未重合部の色素は良好に受像層に転
写し、その転写像部の光学濃度は、1.7であった.一
方、重合部の色素はほとんど転写せず、かぶり濃度は0
.04程度であった.また、30℃(Tg+)以上10
0℃(Tga)未満の温度範囲内の種々の温度にて、画
像を形戊したところ、いずれもかぶり濃度は、0.10
以下であり、色素が十分昇華する温度(100℃以上)
においては、転写像部の光学濃度は1.5以上であった
. 実施例6 [感光層の作製] 以下の組成物を、ホモミキサーを用いて,500Orp
m,10分間の条件で攪拌して乳剤を作製した. 臭化銀              1 部へヘン酸銀
            5 部4−メトキシナフトー
ル      3.5部ベヘン酸          
   2 部フタラジノン           0.
8部ポリビニルブチラール      1o 部(重合
度2200) イソブロバノール        40 部キシレン 
           40 部次にこの乳剤を7ブリ
ケータでポリエステルフィルムの上に乾燥膜厚が4μm
となるように塗工し、感光層を得た. く重合層の作製〉 下記組成物を充分攪拌し、均一に溶解させ塗工液を作製
した. メチルメタアクリレート重合体   50部(TglO
O℃) トリメチトルプロパントリアクリレート       
        50 部2.4 −ジエチルチオキサ
ントン  ( λ :380nm)       1 
 0 部ジメチルアミノ 安息香酸エチルエステル  
         l O部下記構造の熱拡散性色素 
     10部メチルエチルケトン       8
70部次に、この塗工液をアプリケータで感光層上に乾
燥膜厚が4μmとなるように塗工し、すばやく乾燥し更
に、重合層上にポリエステルフィルムをラミネートし感
光体を得た. 〈画像形成〉 感光体の基体側にステップタブレットを重ね、420n
mに蛍光ピークを有する泊Y’l電力10Wの蛍光灯を
2cmの距離から50msec間基材側から露光し、像
様の銀潜像を形成した.次にマスクを取り除き105℃
に調節したハ現像機をlosec通し、感光層中で酸化
還元反応を起こさせた.この際,潜像部に像様の銀像が
形成された.次に、感光体を更に125℃、20sec
の条件で加熱し、酸化体を重合層に移行させた.次に感
光体の重合層にラミネートフィルム側から全面に390
nmに蛍光ピークを有する15Wの蛍光灯を2cmの距
離から、20sec露光したところ、像未露光部(非潜
像部)に対応した部分が重合した。 重合部のT g 2は145℃であり、未重合部のTg
Iは40℃であった.すなわちT g *一Tg+=1
05℃であった.次にラミネートフィルムを剥離した後
、重合層と受像紙とを対接させ100℃、losecの
条件で加熱し、感光体と受像紙とを剥離したところ、像
未露光部に対応した部分は、重合像が形成されたことに
より含有する赤色染料の拡散が抑制され、像露光部は4
−メトキシナフトールの酸化体の転写により、重合が規
制され赤色染料が拡散し受像紙上に、ステップタブレッ
トとネガの赤色染料像が得られ、その像は鮮明で明度・
彩度が優れステップタブレットに応じた濃度階調性のあ
るものであった. 実施例7 〈感光層の作製〉 以下の組成物をホモミキサーを用いて, 5000rp
m10分間の条件で攪拌し、乳剤を作製した.臭化銀 
             1 部べヘン酸銀    
        5 部2,2゜−メチレンビス(4−
メチルフェノール)           3   部
へヘン酸             2 部フタラジノ
ン           0.6部ポリビニルブチラー
ル      10 部インブロパノール      
  40 部キシレン            39 
部次に、この乳剤をアプリケータで50μmポリエステ
ルフィルム上に乾燥膜厚が4μmとなるように塗工し、
感光層を得た. 〈重合層の作製〉 以下の組成物をホモミキサーを用いて. 5000rp
m10分間の条件で攪拌し、塗工液を得た.メチルメタ
アクリレート重合体   50部Kayarad DP
}IA(日本化薬製)     50部ベンジルジメチ
ルケタール ( λ :  340nm)      
      1  5 部下記構造の熱拡散性色素  
    10部(λ: 426nm) メチルエチルケトン       875部次に、この
塗工液をアプリケータで12μmポリエステルフィルム
上に乾燥膜厚が3μmとなるように塗工し、重合層を得
た. く画像形成〉 感光層にステップタブレットを重ね、420 nmに蛍
光ピークを有する15Wの蛍光灯を2cmの距離から5
0msec間、ステップタブレットから露光し、銀潜像
を形成した.次にステップタブレットを取り除き120
℃に調節した熱現像機を10sec通した.この際、像
露光部(潜像部)に銀像が出来た. 次に、感光層と重合層とを直接対接させ、l25℃、2
0secの条件で加熱し、感光層中の2.2゛−メチレ
ンビス(4−メチルフェノール)の酸化体の分布を重合
層に移行させた。感光層と重合層とを引き剥し、重合層
をポリエステルフィルムでラミネートし、重合層に全面
に340nmに蛍光ピークを有する15Wの蛍光灯を2
cmの距離から30sec露光した.重合層の重合部と
未重合部のTgを測定したところT g z = 1 
3 8℃,Tg+=40℃であり、Tgz  Tg+=
98℃であった.次にラミネートしたポリエステルフィ
ルムを引き剥し、受像紙と積層し、100”C、10s
ec加熱したところ、含有した黄色染料が拡散転写し、
銀潜像部に対応した受像紙上にステップタブレットとネ
ガの関係の黄色染料像が得られた.その像は鮮明で明度
・彩度が優れステップタブレットに応じた濃度階調性の
あるものであった.実施例8 下記構造の熱拡散性染料       2.5部バイン
ダー メチルメククリレート−n−1チル7ク1ルート共重合
体    7.5 部メチルエチルケトン      
  90部上記配合を秤取し、超音波分散機にかけ、均
一に溶解させA液を得た. べヘン酸             4 部AgBr 
      1部 ベヘン酸銀            5 部フタラジノ
ン            2.5部4−メトキシ−1
−ナフトール                   
  0.6部トリメチロールブロバントリ7クiルート
              10   部2.4−ジ
エチルチオキサントン               
    1.5  部ジメチルアミノ 安息香酸エチル
              1.5  部ポIJ4−
プチルメタアクリレート              
    l O   部エタノール         
   164. 5部上記配合を秤取し、ペイントシェ
ーカーを用い分散し、B液を得た. 22μmのポリエステル(PET)フィルム上に、乾燥
膜厚が2μmとなるように、A液をアプリケータを用い
て塗工し、色材層を設けた.次に該色材層上に乾燥膜厚
が2〜3μmとなるようにB液をアプリケータを用い塗
布し、感光層を設けた.更に該層上に3μm厚のポリビ
ニルアルコール(PVA)層を設け、本発明の感光体を
作製した. こうして作製した本発明の感光体のPVA層にネガ画像
に合せて露光し、銀潜像形成を行なっ光源としては42
0nmに蛍光ピークを持つ蛍光灯を用い、感光体から光
源を5cm離して10msec露光した. その後ネガフィルムを外し、115℃に調節した熱現像
機に25秒間で感光体のPETフィルムを通過させ像露
光部に銀像を形成させた.更にそれを60℃に加熱した
ホットプレート上にのせ、これに390nmに蛍光ピー
クを持つ蛍光灯の光を5cm離して4 5 msec照
射し、像未露光部(非潜像部)を重合させた.感光層の
重合部と未重合部のTgを測定したところ、Tg*=1
15℃、T g +=30℃、Tg*  Tg+=85
℃であった.次いで、水洗によりPVA膜を除去し、乾
燥後ポリエステル樹脂で受像層を形成した合成紙を受像
体とし、感光体と受像層とを対接するように重ねあわせ
、100℃、20秒の条件でPETフィルム側から加熱
し、感光体から染料を受像層に拡散転写させ、受像紙上
に像露光部に対応し、鮮明な赤色の色素画像を得、また
未露光部に対応する部分の光学濃度は0.04と低く地
かぶりが極めて少なかった. 実施例9 下記構造の熱拡散性染料      2.5部バインダ
ー ポリビニルブチラール       7.5部n−1タ
ノール/キシレン(50/50)          
     9  0    部上記配合を秤取し、超音
波分散機にかけ、均一に溶解させC液を得た. ベヘン酸             4 部AgBr 
!           0. 8部ベヘン酸銀   
         5 部2.2゜−メチレンービス(
4.6−ジーt−プチルフェノール)    2  部
フタラジノン           1 部Kayar
ad DP}IA (日本化薬製)    15  部
ポリメチルメタクリレート    15 部2.4−ジ
エチルチオキサントン               
    2  部ジメチル7ミノ 安息香酸エチル  
             2  部メチルエチルケト
ン       154. 2部上記配合を秤取し、ペ
イントシェーカーを用い分散し、D液を得た. 22μmのPETフィルム上に、乾燥膜厚が2〜3μm
となるように、C液をアブリケータを用いて塗工し、使
材層塗布PETフィルムが得られた. 次に12μmPETフィルム上に乾燥膜厚が4〜5μm
となるようにD液をアプリケータを用い塗布し、感光層
塗布PETフィルムが得られた.この色材層と感光層と
を有するPETフィルムの塗布面を直接対接させ、80
℃、1 kg/am”の条件でラミネートし、22μm
PETフィルム、色材層、感光層、12μmPETフィ
ルムの順に積層された感光体を製作した. こうして作製した感光体のPVAHにネガ画像に合せて
露光し、銀潜像形戊な行なった. 光源としては420
nmに蛍光ピークを持つ蛍光灯を用い、感光体から光源
を5cm離して10msec露光しその後ネガフィルム
を外し、115℃に調節した熱現像機に20秒間で感光
体を通過させ像露光部(潜像部)に銀像を形成した.さ
らにそれを60℃に加熱したホットプレート上にのせ、
これに390nmに蛍光ピークを持つ蛍光灯の光を5c
m離して35sec照射し、像未露光部に重合像を形成
した.感光層の重合部と未重合部のTgを測定したとこ
ろ、Tg*=120℃、Tgl=25℃、T g s 
− T g + = 9 5℃であった.次いで、感光
層側のPETフィルムを除去し、乾燥後、ポリエステル
樹脂で受像層を形成した合戊紙を受像体とし、受像層を
対接するように重ねあわせ、110℃、10秒の条件で
加熱し、感光体から染料を受像層に拡散転写させ、受像
紙上に像露光部に対応し、鮮明な赤色の色素画像を得、
また未露光部に対応する部分の光学濃度は0.04と低
く地かぶりが極めて少なかった. 実施例10 下記構造の熱拡散性染料       2.5部(光重
台開始剤) 2.4−ジエチルチオキサントン  1.5部ジメチル
アミノ安息香酸エチル  1 部(重合性ポリマー前駆
体) トリメチロールブロバントリ7クリレート      
     10   部(バインダー) ポリメチルメタクリレート   IO 部(Tg:10
5℃) (溶媒) メチルエチルケトン      75 部上記配合を秤
取し、超音波分散機で充分溶解し、A液を得た.アンカ
ー処理を施した12μm厚のポリエステルフィルム上に
、A液を乾燥膜厚が4〜5μmになるように塗工し、色
材層とした. ベヘン酸             4 部フタラジノ
ン           !.5部AgBr     
      1.2部べヘン酢銀          
  7 部ポリビニルブチラール      10  
部ぺ冫タエリスリトールテトラ?クリレート     
           4  部1.1’−ジヒFOキ
シ−2,2゜−ビナフチル            5
  部2.4−ジエチルチオキサントン   0.5部
ジメチルアミノ安息香酸エチル   0.4部トルエン
/ブタノール(50/50)   1 2 0  部上
記配合を秤取し、ペイントシェーカーを用い、充分溶解
混合し、B液を得た. 色材層が設けられた基体上に、B液を乾燥膜厚5〜6μ
mとなるように塗布し感光層とした.こうして作成した
本発明の感光体にリスフィルムを合せて420nmに蛍
光ピークを持つ蛍光灯を50lI1の距離から1 se
c照射し、像露光を行ない、銀潜像を形戊した. リスフィルムを外し、熱現像機を用い120℃、20s
ecで感光体を通過させ像露光部に銀像を形成させた.
更に、それを60℃に加熱したホットプレート上に乗せ
、390nmに蛍光ピークを有する蛍光灯をlcmの距
離から40sec照射し、像未露光部の感光層、色材層
に重合潜像を形成した.ポリエステル樹脂を受像層とし
て予め合成紙上に塗布して設けた受像紙と感光層とを直
接対接して重ね、100℃、20secの条件で、感光
体側から加熱し、色材層から染料を受像層に拡散転写さ
せ、受像紙上に像露光部に対応する鮮明な赤色の画像を
得た. なお、上記処理は全て暗室下で行なった.露光部のO.
D.値は1.10であり、像未露光部のO.D.値は0
.02であった. なお、この潜像の完全重合部および未重合部を取り出し
、粘弾性測定法を用いて、各部のTg測定を行なったと
ころ、重合部のT g 1は120℃、未重合部のT 
g +は28℃であった.実施例1l 〈色材層の形戊〉 アクリル系樹脂        70重量部(ガラス転
移点Tg=50℃、Mw=50000)熱拡散性染料(
下記式)     30重量部メチルエチルケトン  
   500重量部上記配合を秤取し、超音波分散機で
充分溶解し、A液を得た.アンカー処理を施した22μ
m厚のポリエステルフィルム上に、A液を感光膜厚が2
〜3μmになるように塗工し、色材層とした. く重合層の形成〉 ポリビニルブチラール樹脂   50重量部(Tg−1
12℃,Mwl120000)Kayarad DPH
A (日本化薬製)   50重量部2.4−ジエチル
チオキサントン  5重量部ジメチルアミノ安息香酸エ
チル  5重量部イソブロパノール      390
重量部上記配合を秤取し、超音波分散機で充分溶解し、
B液を得た.色材層の上に、B液を乾燥膜厚が5〜6μ
mになるように塗布し、重合層とした. く感光層の形成〉 ベヘン酸 AgBr ベヘン酸銀 フタラジノン ポリビニルブチラール (Tg−50℃.Mwl110000)2,2゜−メチ
レンビス(4−メトキシフェノール)        
    5 重量部トリエン/ブタノール(1:1) 
   120重量部上記配合を秤取し、ペイントシェー
カーを用い、充分混合し、C液を得た.アンカー処理を
施した12μm厚のポリエステルフィルム上に、C液を
乾燥膜が6〜7μmとなるように塗布し、感光層とした
. 〈感光体の作製〉 感光層の上に、ポリビニルアルコール(PVA )水溶
液を乾燥膜厚1〜2μmとなるよう設け剥離用の層とし
た.この剥離用PVA層側を、先に形成した基体・色材
層・重合層の積層体の重合層と対接するようにして積層
し、加熱ラミネートし4重量部 1.2重量部 7重量部 1重量部 15重量部 て、本発明のマゼンタ用感光体を得た.く画像形成〉 この感光体にリスフィルムを合せて420nmに蛍光ピ
ークを持つ蛍光灯を5cmの距離から2 sec照射す
ることによって像露光を行ない、銀潜像を形成した. リスフィルムを外し、熱現像機を用い120℃、20s
ecで感光体を通過させ像露光部に銀像を形成した.更
に、それを60℃に加熱したホットプレート上に乗せ、
390nmに蛍光ピークを有する消費電力10Wの蛍光
灯をlcmの距離から4 0 sec照射し、像未露光
部に対応した重合層に重合潜像を形成した. 感光層と、剥離用PVA層を重合層の面から剥離し、ポ
リエステル樹脂を受像層として予め合成紙上に塗布した
受像紙と重合層とを直接対接して重ね、100℃、20
secの条件で加熱し、熱拡散性染料を受像層に拡散転
写させ、受像紙上に像露光部に対応した鮮明な赤色の画
像を得た.なお、上記処理は全て暗室下で行なった.像
露光部の0.D.値は1.22であり、未露光部のO.
D.値は0.02であった. なお、この潜像の完全重合部および完全未重合部を取り
出し、粘弾性測定法を用いて、各部のTg測定を行なっ
たところ、重合部のT g 2は】35℃、未重合部の
T g +は30℃であった. 実施例l2 くシアン用感光体の作製〉 アクリル系樹脂        70ffi量部(T 
g = 5 0℃、Mw=50000 )熱拡散性シア
ン染料(下記式)  30重量部0 メチルエチルケトン     4oomm部上記配合で
実施例11と同様に塗工液を作製し、拡散性色素を含有
する色材層を形成した.上記色材層を用いた以外は、実
施例l1と同様にしてシアン用感光体を作製した. くイエロー用感光体の作製〉 拡散性物質として、下記化学構造を有する熱拡散性イエ
ロー染料 使用した以外は、上記シアン用感光体と同様にしてイエ
ロー用感光体を作製した. <iijii像形成〉 まず、実施例11のマゼンタ用感光体を用い、実施例1
1と同様の工程で赤色画像を形成した.次に、前記シア
ン用感光体を用い、赤色画像の上に同様の工程でシアン
染料を転写した.更に、同様にして、イエロー用感光体
を用い、その上にイエロー染料を転写した. 以上のようにして得られた画像は,イエローマゼンタ、
シアンの3色の染料による鮮明で、明度・彩度に優れた
フルカラー画像であった.実施例l3 くマゼンタ用乳剤A〉 べヘン酸銀            5.0部べヘン酸
             4.0部臭化銀     
         1.0部4−メトキシ−l−ナフト
ール   2.5部フタラジノン          
 1 部メチルメタクリレート重合体        
          10.OmKayarad DP
HA (日本化薬製)     10.0部2.4−ジ
エチルチオキサントン   2.0部ジメチルアミノ安
息香酸エチル   1.0部下記構造の熱拡敢性色素 
     2,0部メチルエチルケトン       
90 部キシレン            50 部n
−ブタノール         30 部上記組成物を
ホモミキサーを用いて十分分散混合し、マゼンタ用乳剤
Aを調製した. くシアン用乳剤B〉 べヘン酸銀            5.0部ベヘン酸 臭化銀 4−メトキシー1−ナフトール フタラジノン メチルメタク1ルート重合体 トリメチロールプロパントリ7クリシ一トベンジルジメ
チルケタール 下記構造の熱拡散性色素 U 4.0部 1.0部 2.5部 1部 lO.θ部 10.0部 2.0部 2.0部 メチルエチルケトン       90 部キシレン 
           50 部n−ブタノール   
     30 部上記組成物をホモミキサーを用いて
十分分散混合し、シアン用乳剤Bを調製した. くイエロー用乳剤C〉 べヘン酸銀            5.0部4.0部 1.0部 l−ナフトール   25部 1部 100部 100部 25部 2.5部 べヘン酸 臭化銀 4−メトキシー フタラジノン メチルメタク1ルート重合体 Kayarad DPIIA (日本化薬製)ベンジル
ジメチルケタール 下記構造の熱拡散性色素 メチルエチルケトン       90 部キシレン 
           60 部上記組成物をホモミキ
サーを用いて十分分敗混合し、イエロー用乳剤CをiA
製した. マゼンタ用乳剤A、シアン用乳剤B、イエロー用乳剤C
をアンカー処理した22μm厚さのポリエステルフィル
ム上に、3色グラビア塗工機を用いて、乾燥膜厚が4〜
5μmとなるように塗布し、各色調の感光層を段だら状
に形成し、更にこれら感光層上に6μmのポリエステル
フィルムをラミネートし、感光体を得た. 感光体のマゼンタ感光層にマゼンタ画像用のネガのリス
フィルムをMNし、ネガフィルム側から420nmに蛍
光ピークを有するIOWの蛍光灯を2cmの距離から、
50msec露光し、像様の銀潜像を形成した. 次にネガフィルムを取除き、120℃に調節した熱現像
機に、16秒通し、マゼンタ感光層中で酸化還元反応を
起させた.この際、潜像部に像様の銀像が形成された. 次に、マゼンタ感光層全面に3 9 0 nmに蛍光ピ
ークを有する消費電力15Wの蛍光灯を2cmの距離か
ら4086C露光したところ像未露光部が重合し、ラミ
ネートフイルムを剥離し、受像体とマゼンタ感光層を直
接対接させ感光体側から100℃、10secの条件で
加熱した.感光体と受像体とを引き剥したところ受像体
上に、鮮明なマゼンタの染料画像が像露光部に対応して
形威された. くシアン画像形成〉 感光体のシアン感光層にシアン画像用のネガのリスフィ
ルムを積層し、ネガフィルム側から420nmに蛍光ピ
ークを有する消費電力10Wの蛍光灯を2cmの距離か
ら、50msec露光し像様の潜像を形成した. 次にネガフィルムを取り除き、115℃に調節した熱現
像機に、20sec通し、シアン感光層中で酸化還元反
応を起こさせた. この際、潜像部に像様の銀像が形成された.次にシアン
感光層全面に340nmの蛍光ピークを有する消費電力
15Wの蛍光灯を2cmの距離から30SeCn光した
ところ像未露光部(非潜像部)が重合した.ラミネート
フイルムを剥離し、マゼンタ染料画像が形成された受像
体とシアン感光層とを直接対接させ感光体側から100
℃、10secの条件で加熱した。感光体と受像体とを
引き剥したところ受像体上に、マゼンタ染料画像に加え
、シアン染料の鮮明な画像が形成された. くイエロー画像形成〉 感光体のイエロー感光層にイエロー画像用のネガのリス
フィルムを積層し、ネガフィルム側から420nmに蛍
光ピークを有する消費電力10Wの蛍光灯を2cmの距
離から、50msec露光し像様の潜像を形威した. 次にネガフィルムを取り除き、120℃に調節した熱現
像機に12sec通し、イエロー感光層中で酸化還元反
応を起こさせた. この際、潜像部に像様の銀像が形成された。 次にイエロー感光層全面に340nmに蛍光ピークを有
する消費電力15Wの蛍光灯を2cmの距離から4 0
 sec露光したところ未露光部が重合した。ラミネー
トフイルムを剥離し、マゼンタとシアンの染料画像が形
成された受像体とイエロー感光層とを直接対接させ感光
体側から、100℃.10secの条件で加熱した.感
光体と受像体とを引き剥したところ、受像体上にマゼン
タ、シアン、イエローからなる多色の鮮明な画像が形成
された.以上は全て暗室にて行なった. 実施例l4 〈イエロー用塗工液A〉 メチルメタクリレートーエチルメタクリレート 重合体
     10.0  部トリメチロールブロバントリ
7ク1ルート               8,0 
部ベンジルジメチルケタール     2.0部下記構
造の熱拡散性色素      3.0部メチルエチルケ
トン      177  部上記組成物をホモミキサ
ーを用いて十分分散混合し、イエロー用塗工液Aを調製
した.〈マゼンタ用塗工液B〉 メチルメタク1ルート重合体 トリメチロールブロバントリ7ク1ルート2.4−ジエ
チルチオキサントン ジメチルアミノ安息香酸エチル 下記構造の熱拡散性色素 10. 0部 IO.0部 2.0部 2.0部 3.0部 メチルエチルケトン      173 部上記組成物
をホモミキサーを用いて十分分散混合し、マゼンタ用塗
工液Bを調製した.くシアン用塗工液C〉 メチルメタク1ルート重合体 トリメチロールブロバントリ7ク1ルートベンジルジメ
チルケタール 下記構造の熱拡散性色素 ロ lO.0部 10.0部 2.0部 3.0部 メチルエチルケトン       173部上記組成物
をホモミキサーを用いて十分分散混合し、シアン用塗工
液Cを調製した. イエロー用塗工液A、マゼンタ用塗工液B、シアン用塗
工液Cをアンカー処理した22μm厚さのポリエステル
フィルム上に、3色グラビア塗工機を用いて、乾燥膜厚
が4〜5μmとなるように塗布し、各色調の重合層を段
だら状に形成した. 次に ベヘン酸銀           5.0部べヘン酸 
          2.0部臭化銀        
     0.6部ポリビニルブチラール      
5.0部フタラジノン 0,8部 キシレン/n−1タノール−50/50(vol/vo
1)    60部上記組成からなる塗工液を調整し、
!5μ鋼のポリエステルフィルム上に12μ厘の乾燥膜
厚となるように塗工し感光層を形成した. 次に、先に形戊した重合層と感光層とが直接対接するよ
うに重ね、60℃の条件下加圧ラミネートして感光体を
得た, 感光体のイエロー重合層上の感光層にドラムスキャン式
レーザービームプリンター(安部設計製)を用い、He
−Neレーザー(出力5 mW)で像書き込みを行なっ
た.次に125℃、5秒の条件で加熱し、感光層の露光
部に銀像を形成した.80℃ホットプレート上で340
nmに蛍光ピークを有する消費電力10Wの蛍光灯をl
cmの距離から、40sec露光し、感光層を剥離し、
予め受像層が形成させられている受像紙とイエロー重合
層とを積層し、100℃、10sec.の条件で加熱す
ることにより、受像紙に像露光に対応した明度、彩度共
に優れたイエロー画像が形成された. 同様にしてマゼンタ重合層上の感光層にイエローの場合
と同様の条件で像書き込み、加熱現像を行ない、感光層
の露光部に銀像を形成させ、次に80℃ホットプレート
上に感光体をのせ380nmに蛍光ピークを有する消費
電力10Wの蛍光灯を1cmの距離から、3 0 se
c露光し、感光層を剥離し、イエロー画像が形成された
受像紙とマゼンダ重合層とを積層し、100℃、IOs
ec.の条件で加熱することにより、受像紙に像露光に
対応した明度、彩度共に優れたマゼンタ画像が形成され
た.同様にしてシアン重合層上の感光層にイエローの場
合と同様の条件で像書き込み、加熱現像を行ない、感光
層の露光部に銀像な形成させ、次に80℃ホットプレー
ト上に感光体をのせ340nmに蛍光ピークを有する消
費電力10Wの蛍光灯をlcmの距離から、3 0 s
ec露光し、感光層を剥離し、イエローとマゼンタの画
像が形成された受像紙とシアン重合層とを積層し、lO
O℃、10sec.の条件で加熱することにより、受像
紙に像露光に対応した明度、彩度共に優れたシアン画像
が形成された. 得られた多色画像は、明度および彩度に優れた画像であ
った. 実施例l5 以下の組成よりなる分敗液を暗室下調製した.八gBr
          0. 7部へヘン酸      
      2.5部べヘン酸銀 フタラジノン ポリメチルメタクリレート (平均分子固48万) ンペンクエリスリトールヘキサ7ク1ルート2.4−ジ
エチルチオキサントン 4−ジメチル7ミノ安息香酸エチル 4−メトキシ−1−ナフトール 下記JM造の熱拡散性色素 4.5部 07部 l0.0部 10.0部 0.4部 0.6部 2.8部 2.0部 キシレン           60. 0部n−ブタ
ノール        60. 0部分敗にはホモミキ
サーを用いた.これをポリエチレンテレフタレートフィ
ルム(PETフィルム)に乾燥膜厚5μmになるように
塗布した.これにポリビニルブチラールN(Tg=ll
5℃)を乾燥膜N2μmになるように塗布した.こうし
て作製した本発明の感光体にネガ画像を重ね、400n
m以下の光をカットするカットフィルターを通して消費
電力500Wの超高圧水銀灯で10秒間像状露光した. その後ネガフィルムを外し、125℃に調節した熱現像
機に16秒間で感光体を通過させた。その後、カットフ
ィルターを外し、上記光源を用いて80℃加熱下60秒
間全面露光した.メチルエチルケトンでエッチング処理
したところボジの重合画像がPETフィルム上に形成さ
れた.全面露光の照射時間が20秒から180秒の間で
重合画像を取り出すことができた. また、全面露光後のサンプルをエッチング処理をせず、
ポリエステルが塗布された受像紙を受像体とし、感光層
と受像層とを対接するように重ねあわせ、130℃のヒ
ートローラーを5 mm/secの速度で通した.感光
体を剥離すると受像紙上にマゼンタ色素による像露光部
に対応したボジ画像が形成された.マゼンタの光学最高
濃度はI.15であり、光学最低濃度は0、27であっ
た。 実施例16 以下の組成よりなる溶液を調製した, ポリメチルメタクリレーt−     10.0部ペン
タエリスリトール・トリ アクリレート          l0.0部カンファ
ーキノン        0.7部3,3゛一カルボニ
ルビス(7−ジ エチルアミノクマリン)0.7部 P−ジメチルアミノ安息香酸エチル 1.0部下記構造
の熱拡散性色素     2.0部ロ メチルエチルケトン      80.0部これをPE
Tフィルムに乾燥膜厚5μmになるように塗布し、重合
層を形成した.この上に、下記分散液を用いて、乾燥膜
厚4μmの感光層を形成した. べヘン酸            1.8部べヘン酸銀
           4.0部臭化銀 ポリビニルブチラール フタラジノン 8−ヒトロキシキノリン トルエン n−ブタノール 下記構造式の化合物の N,N−ジメチル本ルム1ミド1 重量%の}容液CH
2COOH 0.6部 8.0部 0.9部 2.9部 40部 60部 1部 CzHs さらに、この上に保護層としてポリビニルブチラール層
(Tg= 1 0 5℃)を乾燥膜厚3μmになるよう
に設けた. この感光体に5mWのHe−Neレーザーで感光層側か
ら像露光を行ったのち、110℃の熱現像機で30秒間
加熱した.この後、実施例l5で用いた超高圧水銀灯を
用いて60℃加熱下60秒間全面露光した.ついで、受
像紙と重ねあわせ、120℃のヒートローラーを5 m
m/secの速度で通したところ、受像紙上に像露光部
に対応したシアン画像が形成された. 実施例l7 実施例16で保護層のポリビニルブチラール(Tg= 
l O 5℃)をポリビニルアセクール(Tg=80℃
)にかえた以外は、実施例16と同様にして感光体を作
成し、同様の方法で評価したところ、像露光部に対応し
た色画像が受像紙上に形威された. 実施例18 く色材層の形成〉 下記構造の熱拡散性色素     2.5部2.4−ジ
エチルチオキサントン ジメチルアミノ安息香酸エチル Kayarad DPHA  (日本化薬製)アクリル
樹脂 1.5部 1部 10部 10部 メチルエチルケトン       75部上記配合を秤
取し超音波分散機で充分溶解しA液を得た.アンカー処
理を施した9μm厚のポリエステルフィルム上に、A液
を乾燥膜厚が2〜3μmとなるように塗工し、重合性ポ
リマー前駆体を含む色材層とした. く重合層の形成〉 ポリビニルブチラール樹脂   50重量部(Tg:1
12℃、M w 20000)トリメチロールブロバン
トリアク1ルート           4 0重量部
2.4−ジエチルチオキサントン   5重量部ジメチ
ルアミノ安息香酸エチル  5重量部イソブロパノール
       390重量部上記配合を秤取し、超音波
分散機で充分溶解し、B液を得た.色材層上にB液を乾
燥膜厚が5〜6μmになるように塗布し、重合層とした
。 く感光層の形成〉 べヘン酸            4重量部八gBr 
             1.2重量部ベヘン酸銀 
          5重量部2.2゜−メチレンビス
(4−メトキシフェノール)         5 重
f1部フタラジノン          1重量部ポリ
ビニルブチラール     15重量部(Tg:55℃
) キシレン/ブタノール    120重量部(50/5
0) 上記配合を秤取し、ホモミキサーを用いて充分混合し、
C液を得た.アンカー処理した6μmポリエステルフィ
ルム上に、C液を乾燥膜厚5〜6μmとなるように塗布
し、感光層を得た.更にその上にPVA水溶液を乾燥膜
厚1〜2μmとなるように設けた.先に形成した重合層
と、感光層を設けたポリエステルフィルムとを直接対接
するように重ね、加熱ラミネートを行ない本発明の感光
層、重合層、重合性ポリマー前駆体、光重合開始剤を含
む色材層からなる感光体を形成した.〈画像形成〉 本発明の感光体にリスフィルムを合せて420nmに蛍
光ピークを有する蛍光灯を5cmの距離から、0. 5
sec照射することにより、像露光を行ない、銀潜像を
形成した. リスフィルムを外し、熱現像機を用い120℃、20s
ecで感光体を通過させ像露光部に銀像を形戊した.更
に、それを60℃に加熱したホットプレート上に乗せ、
390nmに蛍光ピークを有する消費電力10Wの蛍光
灯をIcmの距離から40sec照射し、像未露光部に
対応した重合層、色材層に重合潜像を形成した。 感光層を6μmポリエステルフィルムごと重合層の面か
ら剥離し、ポリエステル樹脂を受像層として予め合成紙
上に塗布した受像紙と重合層を直接対接して重ね、10
0℃、20secの条件で加熱し、熱拡散性染料を受像
層に拡散転写させ、受像紙上に像露光部に対応した鮮明
な赤色の画像を得た.なお、上記処理は全て暗室下で行
なった. 像露光部のO.D.値は122であり、未露光部の○.
D.値は0.02であった. なお、この重合層の潜像の完全重合部および完全未重合
部を取り出し、粘弾性測定法を用いて、各部のTg測定
を行なったところ、重合部のTgaは140℃、未重合
部のTglは20℃であった.比較例2 八gBr               1.2重量部
べヘン酸m           7重量部べヘン酸 
           4重量部2.2゛−メチレンビ
ス(4.6−ジーt−プチルフェノール)    6f
fiffi部フタラジノン          1.2
重量部2.4−ジエチルチオキサントン   3重量部
ジメチル7ミノ 安息香酸エチル          
   2重員部ポリビニルブチラール     10重
量部ポリメチルメタクリレート   20重量部ペンク
エリスリトールテトラ7クjルー1         
   3 0重量部ダイアフリルレフドバイオレブトR
L−F              Tftffi部キ
シレン/ブタノール    400重量部上記配合を秤
取し、ホモミキサーを用い充分分散して塗工液を調製し
た. 15μmのポリエステルフィルム上に乾燥膜厚が4μm
となるように、前記溶液をアプリケーターを用いて塗工
した.更に6μmの厚さのボリエステルフィルムをラミ
ネートして感光体を得た. ネガ画像を合わせて420nmに蛍光ピークを持つ蛍光
灯を用い、5cm離して1 sec露光し、露光部に銀
潜像を形成した. その後ネガフィルムを外し、125℃に調整した熱現像
機に8秒間感光体を通過させ、銀潜像部に銀像と酸化体
を生成させた。 さらに、それを60℃に加熱したホットプレート上にの
せ、これに390nmに蛍光ピークを持つ蛍光灯の光を
5cm離して60sec照射したところ、非潜像部(像
未露光部)は重合し、潜像部は未重合となった. 次いで、6μmのポリエステルフィルムを剥離し受像体
と感光層とを重ね合わせて100℃10SeGの条件で
加熱し、受像体を剥離したが画像は形成されなかった.
その後、感光層をエタノールでエッチングしたところ、
像露光部は溶解し、像未露光部が残り、バイオレットの
着色重合画像はえられた. 比較例3 AgBr ベヘン酸銀 ベヘン酸 4−メチル−1−フェニル−3−ビラゾリドントリエタ
ノール7ミン アゾビスイソブチロニトリル κayarad  DP}IA  (日本化薬)メチル
メタクリレート重合体 下記構造の熱拡散性色素 1重量部 5重量部 4重量部 4重量部 0.8重量部 3重量部 30重量部 45重量部 10重量部 キシレン/n−ブタノール  400重量部上記配合を
ホモミキサーで充分攪拌混合し、塗工乳剤を調製した.
25μmの厚さのポリエステルフィルムに乾燥膜厚が3
〜4μmとなるように塗布して、感光層を形成した.そ
の上に6μmの厚さのポリエステルフィルムをラミネー
トして感光体を得た. 〈画像形成〉 本発明の感光体にリスフィルムを合せて420nmに蛍
光ピークを有する蛍光灯を5cmの距離から、0. 5
sec照射することにより、像露光を行ない、銀潜像を
形成した. リスフィルムを外し、熱現像機を用い、125’C10
secで感光体を通過させ、銀潜像部(像露光部)に銀
像を形成した.更にそれを70℃に加熱したホットプレ
ート上に50秒乗せ重合潜像を形成した.6μmポリエ
ステルフィルムを剥離し、受像紙と感光層とを重ね合わ
せて、95℃15secの条件で加熱し、その後受像紙
を剥離したところ、受像紙上に、全面に赤色の染料が転
写し、明確な画像はえられなかった. 実施例l9 〈感光層の作製〉 以下の組成物をホモミキサーを用いて. 5000rp
m10分間の条件で攪拌し、乳剤を作製した.臭化銀 
            1 部ベヘン酸銀     
      5 部2,2゜−メチレンビス(4−メチ
ルフェノール)         3  部ベヘン酸 
           2 部フタラジノン     
     0.6部ポリビニルブチラール     1
0 部インブロパノール       40 部キシレ
ン           39 部次に、この乳剤をア
プリケータで50μポリエステルフィルム上に乾燥膜厚
4μとなるように渡航し、感光層を得た. 〈重合層の作製〉 以下の組成物をホモミキサーを用いて. 5000rp
m10分間の条件で攪拌し、塗工液を得た.メチルメタ
アクリレート重合体  50部トリメチロールブロバン
トリ7ク1ルー1             5 0部
ベンジルジメチルケタール    15部下記構造の熱
拡散性色素     10部メチルエチルケトン   
   875部次に、この塗工液をアプリケータで12
μmポリエステルフィルム上に乾燥膜厚が31Jmとな
るように渡航し、重合層を得た. (画像形成〉 感光層にステップタブレットを重ね、420nmに蛍光
ピークを有する!5Wの蛍光灯を2cmの距離から50
msec間、ステップタブレットから露光し、銀潜像を
形成した.次にステップタブレットを取り除き感光層と
重合層とを直接対接させ、120℃に調節した熱現像機
を25sec通した.この際、像露光部(潜像部)に銀
像が出来ると同時に、感光層中の2.2゛−メチレンビ
ス(4゜−メチルフェノール)の酸化体が生成し、その
酸化体の分布を重合層に移行させた.感光層と重合層と
を引き剥し、重合層をポリエステルフィルムでラミネー
トし、重合層に全面に340nmに蛍光ピークを有する
15Wの蛍光灯を2cmの距離から30sec露光した
.次にラミネートしたポリエステルフィルムを引き剥し
、受像紙と積層し、100℃、IOsec加熱したとこ
ろ、含有した黄色染料が拡散転写し、銀潜像部に対応し
た受像紙上にステップタブレットとネガの関係の黄色染
料像が得られた.その像は鮮明で明度・彩度が優れステ
ップタブレットに応じた濃度階調性のあるものであった
. 実施例20 下記構造の熱拡散性染料     2.5部バインダー ポリビニルブチラール      7.5部n4タノー
ル/kisiren (50/50)        
  9  0   部上記配合を秤取し、超音波分散機
にかけ、均一に溶解させA液を得た. 22μのPETフィルム上に、乾燥膜厚が2μ厖となる
ようにA液をアプリケータを用いて塗工し、シ一ト2を
作製した. べヘン酸            4 部AgBrl 
         O.8部フタラジノン      
    1.6部べヘン酸銀           5
 部2.2゛−メチレンービス(4.6−ジーt−1チ
ルフェノール)   2   部Kayarad DP
}l^(日本化薬製)  15 部ポリメチルメタクリ
レート   15 部2.4−ジエチルチオキサントン
   2 部ジメチルアミノ安息香酸エチル  2 部
メチルエチルケトン      154. 2部上記配
合を秤取し、ペイントシェーカーを用い分散し、B液を
得た. B液をl2μ鳳のPETフィルム上に乾燥膜厚が5〜6
μ鳳となるようにB液をアブリケータを用いて塗工し、
さらにその上に61ImのPETフィルムをラミネート
してシ一ト1を作製した. こうして作製したシ一ト1にネガ画像を合せて露光し、
銀潜像形成を行なった. 光源としては420nmに蛍光ピークを持つ蛍光灯を用
い、感光体から光源を5cm離してlOmsec露光し
た. その後ネガフィルムを外し、115℃に調節した熱現像
機に20sec間で感光体を通過させ像露光部(iv像
部)に銀像を形成した.さらにそれを60℃に加熱した
ホットプレート上にのせ、これに390nmに蛍光ピー
クを持つ蛍光灯の光を5cm離して35sec照射し、
像未露光部に重合像を形成した.シ一トlの重合部と未
重合部のT.を測定したところ、T g 2・120℃
. T g +・25℃.Tg2 −Tg+”95℃で
あった. 次にシ一ト1の6 1Im P E Tフィルムを剥し
、シ一ト1とシ一ト2の層が直接対接するよう重ね、8
0℃I Kg/cm”の条件でラミネートした.そして
、シ一ト1の12μsPETフィルムを剥し、ポリエス
テル樹脂で受像層を形成した合成紙を受像体とし、受像
層を対接するように重ねあわせ、110℃、10秒の条
件で加熱し、感光体から染料を受像層に拡散転写させ、
受像紙上に像露光部に対応し、鮮明な赤色の色素画像を
得、また未露光部に対応する部分の光学濃度は、0.0
4とカブリが低く、良好な画像が得られた. r発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、良好なコントラ
ストを有するポリマー潜像を、より速く、より安定して
形成できる. 更には、銀像の黒色に影響されることなく、明度および
彩度に優れた画像を形成できる.更には、高階調の画像
を得ることができ、かつその階調の制御や画像形成工程
が容易に行える.
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の感光体の層構成についての種
々の態様を例示する模式的断面図、第9図〜第14図は
本発明の画像形成方法の各工程の態様を例示する模式的
断面図、第15図および第16図は熱拡散性色素と拡散
転写部の光学濃度との関係を例示する図、第17図〜第
19図は本発明の方法における多色画像形成の態様を例
示する模式的断面図である. l・・・支持体   2・・・感光層   3・・・保
護層4・・・重合層   5・・・色材層   6・・
・銀核7・・・酸化体   8・・・還元剤 9・・・熱拡散性色素 lO・・・支持体 】2・・・像露光装置 l4・・・全面露光装置 l6・・・イエロー画像 I8・・・シアン画像 +1・・・受像層 13・・・熱現像装置 15・・・転写装置 l7・・・マゼンタ画像

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合性ポ
    リマー前駆体、光重合開始剤及び熱拡散性色素を含む感
    光体。 2)前記感光性ハロゲン化銀、前記有機銀塩、前記還元
    剤、前記重合性ポリマー前駆体、前記光重合開始剤及び
    前記熱拡散性色素を同一層中に含む請求項1記載の感光
    体。 3)前記感光性ハロゲン化銀、前記有機銀塩及び前記還
    元剤を含む感光層と、前記重合性ポリマー前駆体、前記
    光重合開始剤及び前記熱拡散性色素を含む重合層とを有
    する請求項1記載の感光体。 4)前記感光性ハロゲン化銀、前記有機銀塩、前記還元
    剤、前記重合性ポリマー前駆体及び前記光重合開始剤を
    含む感光層と、前記熱拡散性色素を含む色材層とを有す
    る請求項1記載の感光体。 5)前記感光性ハロゲン化銀、前記有機銀塩及び前記還
    元剤を含む感光層と、前記重合性ポリマー前駆体及び前
    記光重合開始剤を含む重合層と前記熱拡散性色素を含む
    色材層とを有する請求項1記載の感光体。 6)前記感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合
    性ポリマー前駆体、光重合開始剤及び熱拡散性色素を含
    む感光体であって、複数の領域が面内に配列され、熱に
    より受像体に転写されたときの前記熱拡散性色素の色調
    が、隣接する領域で互いに異なる感光体。 7)感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合性ポ
    リマー前駆体、光重合開始剤及び熱拡散性色素を含む感
    光体を用い、 (a)前記感光体に像露光する過程、 (b)前記感光体に加熱する過程、 (c)少なくとも前記感光体の前記重合性ポリマー前駆
    体及び前記光重合開始剤を含有する層に全面露光する過
    程、 (d)少なくとも前記感光体の前記熱拡散性色素を含有
    する層を加熱し、前記熱拡散性色素を受像体に転写して
    画像を形成する過程を有する画像形成方法。 8)感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合性ポ
    リマー前駆体、光重合開始剤及び熱拡散性色素を含む感
    光体であって、複数の領域が面内に配列され、熱により
    受像体に転写されたときの前記熱拡散性色素の色調が、
    隣接する領域で互いに異なる感光体を用い、(a)前記
    感光体に像露光する過程、 (b)前記感光体に加熱する過程、 (c)少なくとも前記感光体の前記重合性ポリマー前駆
    体及び前記光重合開始剤を含有する層に全面露光する過
    程、 (d)少なくとも前記感光体の前記熱拡散性色素を含有
    する層を加熱し、前記熱拡散性色素を受像体に転写して
    色画像を形成する過程を有する画像形成方法。 9)感光性ハロゲン化銀、有機銀塩及び還元剤を含む第
    1のシートと、熱拡散性色素を含む第2のシートとのい
    ずれか一方又は両方に、重合性ポリマー前駆体及び光重
    合開始剤を含有させ、 (a)前記第1のシートに像露光する過程、 (b)前記第1のシートと前記第2のシートを積層して
    積層体とする過程、 (c)前記積層体を加熱する過程、 (d)前記積層体を全面露光する過程、 (e)少なくとも前記第2のシートを加熱し、前記熱拡
    散性色素を受像体に転写する過程とを有する画像形成方
    法。 10)感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、及び還元剤を含
    む第1のシートと熱拡散性色素を含む第2のシートとの
    いずれか一方又は両方に、重合性ポリマー前駆体及び光
    重合開始剤を含有させ、 (a)前記第1のシートに像露光する過程、 (b)前記第1のシートを加熱する過程、 (c)前記第1のシートと前記第2のシートを積層して
    積層体とする過程、 (d)前記積層体を加熱する過程、 (e)前記積層体に全面露光する過程、 (f)少なくとも、前記第2のシートを加熱し、前記熱
    拡散性色素を受像体に転写する過程とを有する画像形成
    方法。 11)感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤、重合性
    ポリマー前駆体及び光重合開始剤を含む第1のシートと
    熱拡散性色素を含む第2のシートを用い、 (a)前記第1のシートに像露光する過程、 (b)前記第1のシートを加熱する過程、 (c)前記第1のシートに全面露光する過程、 (d)前記第1のシートと前記第2のシートを積層して
    積層体とする過程、 (e)前記積層体を加熱し、前記熱拡散性色素を受像体
    に転写する過程とを有する画像形成方法。
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JP13469989 1989-05-30
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JP1-139130 1989-06-02
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JP1-159715 1989-06-23
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JP1-179039 1989-07-13
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JP19133389 1989-07-26
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JP1-197981 1989-08-01
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5547831A (en) * 1992-11-18 1996-08-20 Canon Kabushiki Kaisha Dry process silver salt photosensitive material and image forming method making use of this dry process silver salt photosensitive material

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5547831A (en) * 1992-11-18 1996-08-20 Canon Kabushiki Kaisha Dry process silver salt photosensitive material and image forming method making use of this dry process silver salt photosensitive material

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