JPH0317464Y2 - - Google Patents
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- JPH0317464Y2 JPH0317464Y2 JP17061784U JP17061784U JPH0317464Y2 JP H0317464 Y2 JPH0317464 Y2 JP H0317464Y2 JP 17061784 U JP17061784 U JP 17061784U JP 17061784 U JP17061784 U JP 17061784U JP H0317464 Y2 JPH0317464 Y2 JP H0317464Y2
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 12
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Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、集積回路化されたリアクタンス回路
に関するもので、特に負の等価リアクタンスとし
て動作するリアクタンス回路の改良に関するもの
である。 (ロ) 従来の技術 特開昭59−57515号公報に示される如く、等価
リアクタンスを半導体集積回路により構成する方
法が知られている。第2図は、前記公報に記載さ
れたリアクタンス回路を示すもので、1はエミツ
タが共通接続された第1及び第2トランジスタ2
及び3と、該第1及び第2トランジスタ2及び3
の共通エミツタに接続された可変電流源4と、前
記第1及び第2トランジスタ2及び3のベース間
に接続された抵抗5と、前記第2トランジスタ3
のベース・コレクタ間に接続されたコンデンサ6
と、前記第1及び第2トランジスタ2及び3のコ
レクタ間に接続された電流反転回路7とから成
り、前記第2トランジスタ3のコレクタに接続さ
れた入力端子8から見て、正の等価リアクタンス
として動作する第1リアクタンス回路、及び9は
エミツタが共通接続された第3及び第4トランジ
スタ10及び11と、該第3及び第4トランジス
タ10及び11の共通エミツタに接続された可変
電流源12と、前記第3及び第4トランジスタ1
0及び11のベース間に接続された抵抗13と、
前記第3トランジスタ10のベースと第4トラン
ジスタ11のコレクタ間に接続されたコンデンサ
14と、前記第3及び第4トランジスタ10及び
11のコレクタ間に接続された電流反転回路15
とから成り、前記第4トランジスタ11のコレク
タに接続された入力端子8から見て、負の等価リ
アクタンスとして動作する第2リアクタンス回路
である。しかして、正のリアクタンスとして動作
する前記第1リアクタンス回路1のリアクタンス
X1は、 X1=gm1・C1R1 ………(1) 〔ただし、gm1は第1及び第2トラン ジスタ2及び3から成る差動増幅部 の相互コンダクタンス R1は抵抗5の抵抗値、C1はコン デンサ6の容量値〕 となり、負のリアクタンスとして動作する前記第
2リアクタンス回路9のリアクタンスX2は、 X2=−gm2・C2R2 ………(2) 〔ただし、gm2は第3及び第4トラン ジスタ10及び11から成る差動増幅部 の相互コンダクタンス〕 R2は抵抗13の抵抗値、C2はコン デンサ14の容量値〕 となる。また、差動増幅部の相互コンダクタンス
gmは、 gm=αqI/4KT×2=α/52I ………(3) 〔ただし、Tは絶対温度、qは電子の 電荷量、Kはボルツマン定数、αは 電流増幅率、Iは差動増幅部の定電 流源に流れる電流〕 と表わすことが出来るので、第2図のリアクタン
ス回路は、前記第(1)式で示される正のリアクタン
スX1と、前記第(2)式で示される負のリアクタン
スX2とを有し、前記正及び負のリアクタンスX1
及びX2を、可変電流源4及び12の電流を変え
ることにより変化させることが出来る可変リアク
タンス回路と言うことが出来る。その場合、前記
第(1)及び第(2)式において、gm1=gm2、C1=C2、
R1=R2とし、前記可変電流源4及び12に流れ
る電流を適宜調整すれば、第2図のリアクタンス
回路は、負の所定値から正の所定値迄リニアに変
化するリアクタンスを得ることが出来る。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第2図のリアクタンス回路は、
入力端子(出力端子でもある)8に大レベルの信
号を印加すると、負のリアクタンスとして動作す
る第2リアクタンス回路9を構成する第4トラン
ジスタ11のコレクタ電圧が前記大レベルの信号
の負の半サイクル時に極度に低下し、前記第4ト
ランジスタ11が飽和するという欠点があつた。
前記第4ランジスタ11の飽和は、第3及び第4
トランジスタ10及び11から成る差動増幅部の
増幅機能を失なわせ、相互コンダクタンスgmを
得られなくするので、結局負のリアクタンスとし
ての動作が行なわれなくなつてしまう。その為、
第2図のリアクタンス回路を用いる場合は、入力
端子8に印加される信号のレベルを注視し、所定
値以上にならない様セツテイングを行なわなけれ
ばならず、使い勝手が悪かつた。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、差
動増幅部を構成する第1及び第2トランジスタ
と、該第1トランジスタのコレクタ電流を反転す
る電流反転回路と、該電流反転回路の無信号時の
電流を吸引する定電流トランジスタと、前記電流
反転回路の出力端に接続される入力端子とを備え
る点を特徴とする。 (ホ) 作用 本考案に依れば、差動増幅部の第2トランジス
タのコレクタを入力端子に接続する必要が無くな
り、前記第2トランジスタの飽和を防止出来、前
記入力端子に印加される信号が略零から電源電圧
迄変化しても、正常なリアクタンスを発生させる
ことが出来る。 (ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
16はエミツタが共通接続された第1及び第2ト
ランジスタ17及び18と、該第1及び第2トラ
ンジスタ17及び18の共通エミツタにコレクタ
が接続された第1定電流トランジスタ19と、前
記第1及び第2トランジスタ17及び18のベー
ス間に接続された抵抗20と、入力端が前記第1
トランジスタ17のコレクタに接続された電流反
転回路21と、前記第2トランジスタ18のベー
スと前記電流反転回路21の出力端との間に接続
されたコンデンサ22と、コレクタが前記電流反
転回路21の出力端に接続された第2定電流トラ
ンジスタ23と、前記第1及び第2定電流トラン
ジスタ19及び23の共通ベースとアースとの間
に接続されたダイオード24と、該ダイオード2
4に電流を供給する可変電流源25とから成り、
正のリアクタンスとして動作する第1リアクタン
ス回路、26はエミツタが共通接続された第3及
び第4トランジスタ27及び28と、該第3及び
第4トランジスタ27及び28の共通エミツタに
接続された第3定電流トランジスタ29と、前記
第3及び第4トランジスタ27及び28のベース
間に接続された抵抗30と、入力端が前記第3ト
ランジスタ27のコレクタに接続された電流反転
回路31と、前記第3トランジスタ27のベース
と前記電流反転回路31の出力端との間に接続さ
れたコンデンサ32と、コレクタが前記電流反転
回路31の出力端に接続された第2定電流トラン
ジスタ33と、前第1及び第2定電流トランジス
タ29及び33の共通ベースとアースとの間に接
続されたダイオード34と、該ダイオード34に
電流を供給する可変電流源35とから成り、負の
リアクタンスとして動作する第2リアクタンス回
路、36は前記第1及び第4トランジスタ17及
び28のベースにバイアス電圧を供給するバイア
ス電源、及び37は第1リアクタンス回路16の
電流反転回路21の出力端と第2リアクタンス回
路26の電流反転回路31の出力端と第2リアク
タンス回路26の電流反転回路31の出力端とに
接続される入(出)力端子である。 いま、可変電流源35の出力電流を零とし、可
変電流源25の出力電流を所定値I0にすると、ダ
イオード24と第1及び第2定電流トランジスタ
19及び23とが電流反転接続され、かつ前記第
1及び第2定電流トランジスタ19及び23のエ
ミツタ面積比が2:1に成されている為、前記第
1定電流トランジスタ19のコレクタ電流がI0、
第2定電流トランジスタ23のコレクタ電流が
I0/2になる。また、第1及び第2トランジスタ1 7及び18の無信号時のコレクタ電流は、それぞ
れI0/2になり、電流反転回路21を構成するトラ ンジスタ21aのコレクタ電流もI0/2になるから、 無信号状態においては、前記トランジスタ21a
のコレクタ電流I0/2は、すべて第2定電流トラン ジスタ23で吸引され、入力端子37には電流が
流れない。 ここで、入力端子37にe0の入力信号が印加さ
れ、それに応じてコンデンサ22にi1の電流が流
れたとすれば、該コンデンサ22に流れる電流i1
は、 i1=e0/R+1/jωC ………(4) 〔ただし、Rは抵抗20の抵抗値 Cはコンデンサ22の容量 ωは角周波数〕 となる。また、第1及び第2トランジスタ17及
び18のベース間電圧e1は、e1=i1Rとなるので、
前記第(4)式より前記ベース間電圧e1は、 e1=e0R/R+1/jωC ………(5) となる。一方、第1トランジスタ17のコレクタ
電流i2は、前記第(5)式に応じて、 i2=gme1=e0Rgm/R+1/jωC ………(6) 〔ただし、gmは第1及び第2トラン ジスタ17及び18から成る差動増幅部 の相互コンダクタンス〕 となり、前記第1トランジスタ17のコレクタ電
流i2が電流反転回路21で反転され、トランジス
タ21aのコレクタに発生するから、入力端子3
7から外部に流出する電流i3は、 i3=i2−i1=e0Rgm/R+1/jωC−e01/R+1/jω
C =e0Rgm−1/R+1/jωC ………(7) となる。第1図の回路においてRgm≫1となる
ので、前記第(7)式は、 i3=e0/1/gm+1/jωCRgm ………(7)′ となる。従つて、入力端子37から見た等価リア
クタンスXは、CRgmとなり、第1リアクタンス
回路16のみが作動している場合には、第1図の
リアクタンス回路が正の等価リアクタンスとな
る。 次に、可変電流源25の出力電流を零、可変電
流源35の出力電流をI0とし、第1リアクタンス
回路16と第2リアクタンス回路26の回路定数
を等しく設定すれば、前記第1リアクタンス回路
16において計算した方法と全く同一の計算によ
り、前記第2リアクタンス回路26が作動してい
る時の入力端子37に流れる電流流i3は、 i3=e0/−1/gm+1/jω(−CRgm)……(8) となる。従つて、入力端子37から見た等価リア
クタンスXは、−CRgmとなり、第2リアクタン
ス回路26のみが作動している場合には、第1図
のリアクタンス回路が負の等価リアクタンスとな
る。 先に、第2図の従来回路で説明した如く、第1
及び第2リアクタンス回路16及び26のリアク
タンスのフアクターとなる相互コンダクタンス
gmは、可変電流源25及び35に流れる電流に
応じて決まる。従つて、前記可変電流源25及び
35に流れる電流を調整すれば、任意の値の等価
リアクタンスを得ることが出来る。ちなみに、第
1及び第2リアクタンス回路16及び26を同時
に動作させれば、等価リアクタンスはそれぞれの
リアクタンスの和になる。 ところで、第1図の第2リアクタンス回路26
の第4トランジスタ28のコレクタは、第2図の
従来回路の様に入力端子37に接続されず、電源
(+Vcc)に直接接続されている。その為、入力端
子37に印加される入力信号のレベルが大となつ
たとしても前記記第4トランジスタ28が飽和し
ない。それ故、第1図のリアクタンス回路は、入
力信号レベルが略零から電源電圧迄の広い範囲に
渡つて変化しても、等価リアクタンスとして正常
に動作し続ける。これは、特に前記リアクタンス
回路をVCO(電圧制御発振器)の発振周波数を定
める為の素子として用いる場合に効果を発揮す
る。すなわち、入力端子37に発振回路(図示せ
ず)を接続し、該発振回路の発振周波数を高くす
る為、可変電流源35に流れる電流I0を大にする
と、それに応じて発振回路の発振信号のレベルが
増大し、前記入力端子37に印加される入力信号
のレベルが大になるが、前記第4トランジスタ2
8が飽和しないので、良好なリアクタンス特性が
得られる。 第3図は、本考案の別の実施例を示す回路図
で、コンデンサ38、抵抗39及び電流反転回路
40を第1及び第2リアクタンス回路16及び2
6で共用し、前記コンデンサ38を入力端子37
と第2及び第3トランジスタ18及び27との間
に、前記抵抗39を前第2及び第3トランジスタ
18及び27の共通ベースと第1及び第4トラン
ジスタ17及び28の共通ベースとの間に接続す
るとともに、前記電流反転回路40の入力端を第
1及び第3トランジスタ17及び27の共通コレ
クタに、出力端を前記入力端子37に接続し、更
に第2及び第4定電流トランジスタ23及び33
の共通コレクタを前記電流反転回路40の出力端
に接続した点を特徴とする。 第3図の場合、正のリアクタンス回路として動
作する第1リアクタンス回路16と負のリアクタ
ンス回路として動作する第2リアクタンス回路2
6とは、回路素子を共通にしている為、回路の簡
略化を計ることが出来る。また、第2及び第4ト
ランジスタ18及び28のコレクタが電源(+
Vcc)に直接接続されているので、大レベルの入
力信号が印加されても前記第4トランジスタ28
が飽和しない。尚、第3図において、第1図と同
一の回路素子には同一の図番を付し、説明を省略
する。 (ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、電流反転回
路の出力端に定電流トランジスタを接続するとと
もに、前記出力端を入力端子に接続する構成にし
ている為、負のリアクタンス回路を構成するトラ
ンジスタが飽和せず、広範囲に渡つて希望のリア
クタンスを得ることが出来る。その為、特に
VCOの発振周波数設定用に本考案に係るリアク
タンス回路を用いれば、広い周波数範囲に渡り安
定に発振するVCOを提供することが出来る。
に関するもので、特に負の等価リアクタンスとし
て動作するリアクタンス回路の改良に関するもの
である。 (ロ) 従来の技術 特開昭59−57515号公報に示される如く、等価
リアクタンスを半導体集積回路により構成する方
法が知られている。第2図は、前記公報に記載さ
れたリアクタンス回路を示すもので、1はエミツ
タが共通接続された第1及び第2トランジスタ2
及び3と、該第1及び第2トランジスタ2及び3
の共通エミツタに接続された可変電流源4と、前
記第1及び第2トランジスタ2及び3のベース間
に接続された抵抗5と、前記第2トランジスタ3
のベース・コレクタ間に接続されたコンデンサ6
と、前記第1及び第2トランジスタ2及び3のコ
レクタ間に接続された電流反転回路7とから成
り、前記第2トランジスタ3のコレクタに接続さ
れた入力端子8から見て、正の等価リアクタンス
として動作する第1リアクタンス回路、及び9は
エミツタが共通接続された第3及び第4トランジ
スタ10及び11と、該第3及び第4トランジス
タ10及び11の共通エミツタに接続された可変
電流源12と、前記第3及び第4トランジスタ1
0及び11のベース間に接続された抵抗13と、
前記第3トランジスタ10のベースと第4トラン
ジスタ11のコレクタ間に接続されたコンデンサ
14と、前記第3及び第4トランジスタ10及び
11のコレクタ間に接続された電流反転回路15
とから成り、前記第4トランジスタ11のコレク
タに接続された入力端子8から見て、負の等価リ
アクタンスとして動作する第2リアクタンス回路
である。しかして、正のリアクタンスとして動作
する前記第1リアクタンス回路1のリアクタンス
X1は、 X1=gm1・C1R1 ………(1) 〔ただし、gm1は第1及び第2トラン ジスタ2及び3から成る差動増幅部 の相互コンダクタンス R1は抵抗5の抵抗値、C1はコン デンサ6の容量値〕 となり、負のリアクタンスとして動作する前記第
2リアクタンス回路9のリアクタンスX2は、 X2=−gm2・C2R2 ………(2) 〔ただし、gm2は第3及び第4トラン ジスタ10及び11から成る差動増幅部 の相互コンダクタンス〕 R2は抵抗13の抵抗値、C2はコン デンサ14の容量値〕 となる。また、差動増幅部の相互コンダクタンス
gmは、 gm=αqI/4KT×2=α/52I ………(3) 〔ただし、Tは絶対温度、qは電子の 電荷量、Kはボルツマン定数、αは 電流増幅率、Iは差動増幅部の定電 流源に流れる電流〕 と表わすことが出来るので、第2図のリアクタン
ス回路は、前記第(1)式で示される正のリアクタン
スX1と、前記第(2)式で示される負のリアクタン
スX2とを有し、前記正及び負のリアクタンスX1
及びX2を、可変電流源4及び12の電流を変え
ることにより変化させることが出来る可変リアク
タンス回路と言うことが出来る。その場合、前記
第(1)及び第(2)式において、gm1=gm2、C1=C2、
R1=R2とし、前記可変電流源4及び12に流れ
る電流を適宜調整すれば、第2図のリアクタンス
回路は、負の所定値から正の所定値迄リニアに変
化するリアクタンスを得ることが出来る。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第2図のリアクタンス回路は、
入力端子(出力端子でもある)8に大レベルの信
号を印加すると、負のリアクタンスとして動作す
る第2リアクタンス回路9を構成する第4トラン
ジスタ11のコレクタ電圧が前記大レベルの信号
の負の半サイクル時に極度に低下し、前記第4ト
ランジスタ11が飽和するという欠点があつた。
前記第4ランジスタ11の飽和は、第3及び第4
トランジスタ10及び11から成る差動増幅部の
増幅機能を失なわせ、相互コンダクタンスgmを
得られなくするので、結局負のリアクタンスとし
ての動作が行なわれなくなつてしまう。その為、
第2図のリアクタンス回路を用いる場合は、入力
端子8に印加される信号のレベルを注視し、所定
値以上にならない様セツテイングを行なわなけれ
ばならず、使い勝手が悪かつた。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、差
動増幅部を構成する第1及び第2トランジスタ
と、該第1トランジスタのコレクタ電流を反転す
る電流反転回路と、該電流反転回路の無信号時の
電流を吸引する定電流トランジスタと、前記電流
反転回路の出力端に接続される入力端子とを備え
る点を特徴とする。 (ホ) 作用 本考案に依れば、差動増幅部の第2トランジス
タのコレクタを入力端子に接続する必要が無くな
り、前記第2トランジスタの飽和を防止出来、前
記入力端子に印加される信号が略零から電源電圧
迄変化しても、正常なリアクタンスを発生させる
ことが出来る。 (ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
16はエミツタが共通接続された第1及び第2ト
ランジスタ17及び18と、該第1及び第2トラ
ンジスタ17及び18の共通エミツタにコレクタ
が接続された第1定電流トランジスタ19と、前
記第1及び第2トランジスタ17及び18のベー
ス間に接続された抵抗20と、入力端が前記第1
トランジスタ17のコレクタに接続された電流反
転回路21と、前記第2トランジスタ18のベー
スと前記電流反転回路21の出力端との間に接続
されたコンデンサ22と、コレクタが前記電流反
転回路21の出力端に接続された第2定電流トラ
ンジスタ23と、前記第1及び第2定電流トラン
ジスタ19及び23の共通ベースとアースとの間
に接続されたダイオード24と、該ダイオード2
4に電流を供給する可変電流源25とから成り、
正のリアクタンスとして動作する第1リアクタン
ス回路、26はエミツタが共通接続された第3及
び第4トランジスタ27及び28と、該第3及び
第4トランジスタ27及び28の共通エミツタに
接続された第3定電流トランジスタ29と、前記
第3及び第4トランジスタ27及び28のベース
間に接続された抵抗30と、入力端が前記第3ト
ランジスタ27のコレクタに接続された電流反転
回路31と、前記第3トランジスタ27のベース
と前記電流反転回路31の出力端との間に接続さ
れたコンデンサ32と、コレクタが前記電流反転
回路31の出力端に接続された第2定電流トラン
ジスタ33と、前第1及び第2定電流トランジス
タ29及び33の共通ベースとアースとの間に接
続されたダイオード34と、該ダイオード34に
電流を供給する可変電流源35とから成り、負の
リアクタンスとして動作する第2リアクタンス回
路、36は前記第1及び第4トランジスタ17及
び28のベースにバイアス電圧を供給するバイア
ス電源、及び37は第1リアクタンス回路16の
電流反転回路21の出力端と第2リアクタンス回
路26の電流反転回路31の出力端と第2リアク
タンス回路26の電流反転回路31の出力端とに
接続される入(出)力端子である。 いま、可変電流源35の出力電流を零とし、可
変電流源25の出力電流を所定値I0にすると、ダ
イオード24と第1及び第2定電流トランジスタ
19及び23とが電流反転接続され、かつ前記第
1及び第2定電流トランジスタ19及び23のエ
ミツタ面積比が2:1に成されている為、前記第
1定電流トランジスタ19のコレクタ電流がI0、
第2定電流トランジスタ23のコレクタ電流が
I0/2になる。また、第1及び第2トランジスタ1 7及び18の無信号時のコレクタ電流は、それぞ
れI0/2になり、電流反転回路21を構成するトラ ンジスタ21aのコレクタ電流もI0/2になるから、 無信号状態においては、前記トランジスタ21a
のコレクタ電流I0/2は、すべて第2定電流トラン ジスタ23で吸引され、入力端子37には電流が
流れない。 ここで、入力端子37にe0の入力信号が印加さ
れ、それに応じてコンデンサ22にi1の電流が流
れたとすれば、該コンデンサ22に流れる電流i1
は、 i1=e0/R+1/jωC ………(4) 〔ただし、Rは抵抗20の抵抗値 Cはコンデンサ22の容量 ωは角周波数〕 となる。また、第1及び第2トランジスタ17及
び18のベース間電圧e1は、e1=i1Rとなるので、
前記第(4)式より前記ベース間電圧e1は、 e1=e0R/R+1/jωC ………(5) となる。一方、第1トランジスタ17のコレクタ
電流i2は、前記第(5)式に応じて、 i2=gme1=e0Rgm/R+1/jωC ………(6) 〔ただし、gmは第1及び第2トラン ジスタ17及び18から成る差動増幅部 の相互コンダクタンス〕 となり、前記第1トランジスタ17のコレクタ電
流i2が電流反転回路21で反転され、トランジス
タ21aのコレクタに発生するから、入力端子3
7から外部に流出する電流i3は、 i3=i2−i1=e0Rgm/R+1/jωC−e01/R+1/jω
C =e0Rgm−1/R+1/jωC ………(7) となる。第1図の回路においてRgm≫1となる
ので、前記第(7)式は、 i3=e0/1/gm+1/jωCRgm ………(7)′ となる。従つて、入力端子37から見た等価リア
クタンスXは、CRgmとなり、第1リアクタンス
回路16のみが作動している場合には、第1図の
リアクタンス回路が正の等価リアクタンスとな
る。 次に、可変電流源25の出力電流を零、可変電
流源35の出力電流をI0とし、第1リアクタンス
回路16と第2リアクタンス回路26の回路定数
を等しく設定すれば、前記第1リアクタンス回路
16において計算した方法と全く同一の計算によ
り、前記第2リアクタンス回路26が作動してい
る時の入力端子37に流れる電流流i3は、 i3=e0/−1/gm+1/jω(−CRgm)……(8) となる。従つて、入力端子37から見た等価リア
クタンスXは、−CRgmとなり、第2リアクタン
ス回路26のみが作動している場合には、第1図
のリアクタンス回路が負の等価リアクタンスとな
る。 先に、第2図の従来回路で説明した如く、第1
及び第2リアクタンス回路16及び26のリアク
タンスのフアクターとなる相互コンダクタンス
gmは、可変電流源25及び35に流れる電流に
応じて決まる。従つて、前記可変電流源25及び
35に流れる電流を調整すれば、任意の値の等価
リアクタンスを得ることが出来る。ちなみに、第
1及び第2リアクタンス回路16及び26を同時
に動作させれば、等価リアクタンスはそれぞれの
リアクタンスの和になる。 ところで、第1図の第2リアクタンス回路26
の第4トランジスタ28のコレクタは、第2図の
従来回路の様に入力端子37に接続されず、電源
(+Vcc)に直接接続されている。その為、入力端
子37に印加される入力信号のレベルが大となつ
たとしても前記記第4トランジスタ28が飽和し
ない。それ故、第1図のリアクタンス回路は、入
力信号レベルが略零から電源電圧迄の広い範囲に
渡つて変化しても、等価リアクタンスとして正常
に動作し続ける。これは、特に前記リアクタンス
回路をVCO(電圧制御発振器)の発振周波数を定
める為の素子として用いる場合に効果を発揮す
る。すなわち、入力端子37に発振回路(図示せ
ず)を接続し、該発振回路の発振周波数を高くす
る為、可変電流源35に流れる電流I0を大にする
と、それに応じて発振回路の発振信号のレベルが
増大し、前記入力端子37に印加される入力信号
のレベルが大になるが、前記第4トランジスタ2
8が飽和しないので、良好なリアクタンス特性が
得られる。 第3図は、本考案の別の実施例を示す回路図
で、コンデンサ38、抵抗39及び電流反転回路
40を第1及び第2リアクタンス回路16及び2
6で共用し、前記コンデンサ38を入力端子37
と第2及び第3トランジスタ18及び27との間
に、前記抵抗39を前第2及び第3トランジスタ
18及び27の共通ベースと第1及び第4トラン
ジスタ17及び28の共通ベースとの間に接続す
るとともに、前記電流反転回路40の入力端を第
1及び第3トランジスタ17及び27の共通コレ
クタに、出力端を前記入力端子37に接続し、更
に第2及び第4定電流トランジスタ23及び33
の共通コレクタを前記電流反転回路40の出力端
に接続した点を特徴とする。 第3図の場合、正のリアクタンス回路として動
作する第1リアクタンス回路16と負のリアクタ
ンス回路として動作する第2リアクタンス回路2
6とは、回路素子を共通にしている為、回路の簡
略化を計ることが出来る。また、第2及び第4ト
ランジスタ18及び28のコレクタが電源(+
Vcc)に直接接続されているので、大レベルの入
力信号が印加されても前記第4トランジスタ28
が飽和しない。尚、第3図において、第1図と同
一の回路素子には同一の図番を付し、説明を省略
する。 (ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、電流反転回
路の出力端に定電流トランジスタを接続するとと
もに、前記出力端を入力端子に接続する構成にし
ている為、負のリアクタンス回路を構成するトラ
ンジスタが飽和せず、広範囲に渡つて希望のリア
クタンスを得ることが出来る。その為、特に
VCOの発振周波数設定用に本考案に係るリアク
タンス回路を用いれば、広い周波数範囲に渡り安
定に発振するVCOを提供することが出来る。
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、第
2図は従来のリアクタンス回路を示す回路図、及
び第3図は本考案の別の実施例を示す回路図であ
る。 主な図番の説明、16,26……リアクタンス
回路、17,18,27,28……トランジス
タ、19,23,29,33……定電流トランジ
スタ、20,30……抵抗、21,31……電流
反転回路、22,32……コンデンサ、37……
入力端子。
2図は従来のリアクタンス回路を示す回路図、及
び第3図は本考案の別の実施例を示す回路図であ
る。 主な図番の説明、16,26……リアクタンス
回路、17,18,27,28……トランジス
タ、19,23,29,33……定電流トランジ
スタ、20,30……抵抗、21,31……電流
反転回路、22,32……コンデンサ、37……
入力端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 負の等価リアクタンスとして動作するリアクタ
ンス回路であつて、 エミツタが共通接続された第1及び第2トラン
ジスタを含む差動増幅部と、 前記第1及び第2トランジスタのベース間に接
続された抵抗と、 入力端子と前記第1トランジスタのベースとの
間に接続されたコンデンサと、 前記第1及び第2トランジスタのエミツタに接
続された定電流源と、 前記第1トランジスタのコレクタ電流を反転し
て前記入力端子に供給する電流反転回路と 該電流反転回路の無信号時の電流を吸引する定
電流トランジスタと、 前記第2トランシスタのコレクタを電源に接続
する手段と から成るリアクタンス回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17061784U JPH0317464Y2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17061784U JPH0317464Y2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6185929U JPS6185929U (ja) | 1986-06-05 |
| JPH0317464Y2 true JPH0317464Y2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=30728325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17061784U Expired JPH0317464Y2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0317464Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP17061784U patent/JPH0317464Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6185929U (ja) | 1986-06-05 |
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