JPH0320886B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0320886B2 JPH0320886B2 JP61205752A JP20575286A JPH0320886B2 JP H0320886 B2 JPH0320886 B2 JP H0320886B2 JP 61205752 A JP61205752 A JP 61205752A JP 20575286 A JP20575286 A JP 20575286A JP H0320886 B2 JPH0320886 B2 JP H0320886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying tower
- granulated powder
- temperature
- cyclone
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、電圧非直線抵抗体用の造粒粉の製
造方法及びその製造装置に関し、とくに電気特性
等のばらつきの少ない電圧非直線抵抗体を製造す
るのに好適な造粒粉を得ようとするものである。 (従来の技術) 従来、電圧非直線抵抗体用の造粒粉は、酸化亜
鉛の粉末の主原料と、各種金属酸化物、その他水
等を充分混合して得た泥漿を、噴霧乾燥装置すな
わちスプレードライヤに供給して造粒するのが一
般的であつた。 (発明が解決しようとする課題) 近年、電圧非直線低抗体は、大電力用として益
益大型化する傾向にあるが、とくに成形工程にお
いて均一な成形体を得るためには、造粒工程で得
られる造粒粉の性質として流動性が良好であり、
適度の大きさ、分布、形状を有すること、さらに
水分量についても均一かつ適度の値を有すること
が重要であつた。 しかしながら、前述の如き従来の造粒法にて得
られた造粒粉は、とりわけ水分量のばらつきが大
きいために成形性が悪く、かりに成形できたとし
ても焼成後の内部欠陥の検査で無数の欠陥が観察
されることがあり、品質の安定した製品を得るこ
とは非常に困難であつた。 この発明の目的は、電圧非直線抵抗体を製造す
る際のとくに造粒工程において、良好な流動性、
適度な大きさ、分布、形状を有し、とりわけ水分
量が均一かつ適度な値を有する造粒粉を得るのに
有利な方法及び装置を提案するところにある。 (課題を解決するための手段) この発明は、酸化亜鉛を主成分とする原料に添
加物として電圧非直線性を生じさせる各種金属酸
化物を添加、混合して得た混合物を、噴霧ノズル
を有しこの噴霧ノズルの下方で下向きに開口した
排気ダクトを備える噴霧乾燥装置の乾燥塔内に供
給して造粒するに当たり、前記乾燥塔の雰囲気温
度を乾燥塔より離隔した排気ダクトの内部で検出
した排風温度に基づいて制御しつつ、前記混合物
の造粒粉を得ることを特徴とする電圧非直線抵抗
体用造粒粉の製造方法である。ここで、上記噴霧
乾燥装置の乾燥塔内の温度は50〜150℃、排風温
度は50〜100℃であることが望ましく、また上記
造粒粉の水分量は、0.5〜2.0wt%であるのが望ま
しい。 また、この発明は、電圧非直線抵抗体用の造粒
粉を製造する噴霧乾燥装置であつて、造粒粉の取
出口を有する乾燥塔と、この乾燥塔内に混合泥漿
を噴霧するノズルと、該乾燥塔内に熱風を供給す
るブロワーおよび空気加熱器と、乾燥塔とは別体
になり粒径の小さい造粒粉を補集して該乾燥塔内
の排風を浄化するサイクロン又はバツクフイルタ
ーを備え、上記乾燥塔とサイクロン又はバツクフ
イルターとを、一端を乾燥塔内にて下向きに開口
させその他端をサイクロン又はバツクフイルター
に接続する排気ダクトを介して連結してなり、上
記乾燥塔とサイクロン又はバツクフイルターとの
間の排気ダクトの内部には乾燥塔内の排風温度を
測定する温度測定器を配置し、該サイクロン又は
バツクフイルターには乾燥塔内の排風を排気ダク
トを通して排出する排風機を設置したことを特徴
とする電圧非直線抵抗体用造粒粉の製造装置であ
る。 (作用) 以下、図面を参照してこの発明を詳細に説明す
る。 第1図に、この発明に従う噴霧乾燥装置の一例
を示し、図における番号1は酸化亜鉛と各種金属
酸化物との混合泥漿を貯溜するためのスラリータ
ンク、2はスラリータンク1に接続しそれより供
給された混合泥漿を噴霧するためのノズル、3は
乾燥塔、4は乾燥塔3内に空気を送給するブロワ
ー、5はブロワー4で送給される空気を加熱する
ための空気加熱器、6は造粒粉の取出口、7は乾
燥塔3とは別体になり、とくに粒径の小さい造粒
粉を採集するのに役立つサイクロン又はバツクフ
イルター(この例ではサイクロンとして示す)、
8は乾燥塔3とサイクロン7を接続する排気ダク
トであつて、この排気ダクト8の一端は乾燥塔3
内で下向きに開口し、その他端はサイクロン7に
連結されている。上記乾燥塔3とサイクロン7と
の間の排気ダクト8内には乾燥塔3の排風温度を
測定する温度測定器tが配置される。 また、9はサクロン7につながり排気ダクト8
を通して乾燥塔3の排風を排出するための排風機
である。 上記構成になる噴霧乾燥装置は、排気ダクト8
内に配置した温度測定器tによつて乾燥塔3の排
風温度を測定し、この測定値に基づき空気加熱器
5にて乾燥塔3内へ供給する熱風の温度を測定す
る。電圧非直線抵抗体用の造粒粉を造粒するに際
しては、スラリータンク1に貯溜した混合泥漿を
ノズル2にて乾燥塔3内に噴霧する。該乾燥塔3
内に噴霧された混合泥漿は、空気加熱器5により
予め調整された熱風によつて瞬時に乾燥、顆粒状
となり乾燥塔3の底部に落下する。一方、微細粉
を含む排風はサイクロン7による浄化を経て排風
機9により排出される。 この発明は、電圧非直線抵抗体用の造粒粉の製
造工程において、混合泥漿の造粒粉を得るにあた
つて、混合泥漿の温度や粘性塔の変動により噴霧
ノズルからの供給量が変動するようなことがあつ
ても、乾燥塔3内の造粒状況を正確に把握できる
ように排気ダクトの出側における排風温度に基づ
いて乾燥塔3内の雰囲気温度を制御するようにし
たから、品質の安定した造粒粉を得ることができ
るのである。 これに対して、従来方式になる噴霧乾燥装置に
おいては、一定温度になる空気を乾燥装置内に単
に供給する仕組みになつていたので、混合泥漿の
供給量が変動し、乾燥塔内の温度が変動した場合
フイードバツクできなかつたために、水分量が均
一になる造粒粉を得ることができなかつたのであ
る。 次に、この発明を適用して電圧非直線抵抗体を
製造する場合の要領につき以下に述べる。 まず所定の粒度に調整した酸化亜鉛の主原料と
所定粒度に調整した酸化ビスマス、酸化コバレ
ト、酸化マンガン、酸化アンチモン、酸化クロ
ム、酸化ケイ素、酸化ニツケル等よりなる添加物
および好ましくは銀を含むホウケイ酸ビスマスガ
ラスの所定量をボールミルを用いて混合する。 次いで、これらの原料粉末に対して所定量のポ
リビニルアルコール水溶液および酸化アルミニウ
ム源として硝酸アルミニウム溶液の所定量を添加
する。この混合操作は好ましくは乳化機を用い
る。 次に、好ましくは200mmHg以下の真空度で減圧
脱気を行い混合泥漿を得る。混合泥漿の水分量は
30〜35wt%程度に、またその混合泥漿の粘度は
100cP±50とするのが好ましい。 次に、得られた混合泥漿を149μmの篩に通し
たのち、上述した構成になる噴霧乾燥装置に供給
して平均粒径100μm±15で、水分量が0.5〜2.0wt
%、より好ましくは1.0〜1.5wt%の造粒粉を造粒
する。 ここでこのような造粒粉を造粒するための条件
としては、該装置の乾燥塔3内の温度、すなわち
造粒粉の乾燥温度を50〜150℃とするのが好まし
く、そのためには排風温度を50〜100℃の範囲で
制御するのが好ましい。 次に得られた造粒粉は、成形工程において、成
形圧力800〜1000Kg/cm2の下で所定の形状に成形
する。そしてその成形体を昇降温速度50〜70℃/
hrで800〜1000℃、保持時間1〜5時間という条
件で仮焼成して結合剤を飛散除去する。 次に、仮焼成した仮焼体の側面に絶縁被覆層を
形成する。この発明では、酸化ビスマス、酸化ア
ンチモン、酸化亜鉛、酸化けい素の所定量に有機
結合剤としてエチルセルロース、ブチルカルビト
ール、酢酸nブチル等を加えた酸化物ペーストを
30〜100μmの厚さに仮焼体の側面に塗布する。 次に、これを昇降温速度40〜60℃/hr、1000〜
1300℃、好ましくは1100〜1250℃で2〜7時間と
いう条件で本焼成して電圧非直線抵抗体を得る。 なお、ガラス粉末に有機結合剤としてエチルセ
ルロース、ブチルカルビトール、酢酸nブチル等
を加えたガラスペーストを前記絶縁被覆層上に
100〜200μmの厚さに塗布し、空気中で昇降温速
度100〜200℃/hr、400〜600℃保持時間0.5〜2
時間という条件で熱処理することによりガラス層
を形成すること好ましい。 そして最後に電圧非直線抵抗体の両端面を平滑
に研摩し、溶射により該両端面にアルミニウム電
極を設ける。 (実施例) 上述した要領にて作製した直径47mm、厚さ20mm
の電圧非直線抵抗体において、この発明を適用し
て得られた試料No.1〜3と、この発明を適用せず
に得られた試料No.4を準備し、それぞれの欠陥発
生率、電圧非直線指数、サージ耐量破壊率、漏洩
電流を測定した、なお、造粒前の混合泥漿の水分
量は32wt%、粘性は100cpに調整しておき、造粒
粉の平均粒径はすべて100μmとした。 また造粒の際における噴霧乾燥装置における乾
燥塔内の雰囲気温度は、この発明を適用したもの
については該乾燥塔の排風温度(排気ダクトの出
側)をそれぞれ68℃、70℃、66℃に設定した上で
73℃、75℃、71℃に制御し、この発明外のものに
ついては該乾燥塔の入口温度260℃に設定した上
で75℃に制御した。
造方法及びその製造装置に関し、とくに電気特性
等のばらつきの少ない電圧非直線抵抗体を製造す
るのに好適な造粒粉を得ようとするものである。 (従来の技術) 従来、電圧非直線抵抗体用の造粒粉は、酸化亜
鉛の粉末の主原料と、各種金属酸化物、その他水
等を充分混合して得た泥漿を、噴霧乾燥装置すな
わちスプレードライヤに供給して造粒するのが一
般的であつた。 (発明が解決しようとする課題) 近年、電圧非直線低抗体は、大電力用として益
益大型化する傾向にあるが、とくに成形工程にお
いて均一な成形体を得るためには、造粒工程で得
られる造粒粉の性質として流動性が良好であり、
適度の大きさ、分布、形状を有すること、さらに
水分量についても均一かつ適度の値を有すること
が重要であつた。 しかしながら、前述の如き従来の造粒法にて得
られた造粒粉は、とりわけ水分量のばらつきが大
きいために成形性が悪く、かりに成形できたとし
ても焼成後の内部欠陥の検査で無数の欠陥が観察
されることがあり、品質の安定した製品を得るこ
とは非常に困難であつた。 この発明の目的は、電圧非直線抵抗体を製造す
る際のとくに造粒工程において、良好な流動性、
適度な大きさ、分布、形状を有し、とりわけ水分
量が均一かつ適度な値を有する造粒粉を得るのに
有利な方法及び装置を提案するところにある。 (課題を解決するための手段) この発明は、酸化亜鉛を主成分とする原料に添
加物として電圧非直線性を生じさせる各種金属酸
化物を添加、混合して得た混合物を、噴霧ノズル
を有しこの噴霧ノズルの下方で下向きに開口した
排気ダクトを備える噴霧乾燥装置の乾燥塔内に供
給して造粒するに当たり、前記乾燥塔の雰囲気温
度を乾燥塔より離隔した排気ダクトの内部で検出
した排風温度に基づいて制御しつつ、前記混合物
の造粒粉を得ることを特徴とする電圧非直線抵抗
体用造粒粉の製造方法である。ここで、上記噴霧
乾燥装置の乾燥塔内の温度は50〜150℃、排風温
度は50〜100℃であることが望ましく、また上記
造粒粉の水分量は、0.5〜2.0wt%であるのが望ま
しい。 また、この発明は、電圧非直線抵抗体用の造粒
粉を製造する噴霧乾燥装置であつて、造粒粉の取
出口を有する乾燥塔と、この乾燥塔内に混合泥漿
を噴霧するノズルと、該乾燥塔内に熱風を供給す
るブロワーおよび空気加熱器と、乾燥塔とは別体
になり粒径の小さい造粒粉を補集して該乾燥塔内
の排風を浄化するサイクロン又はバツクフイルタ
ーを備え、上記乾燥塔とサイクロン又はバツクフ
イルターとを、一端を乾燥塔内にて下向きに開口
させその他端をサイクロン又はバツクフイルター
に接続する排気ダクトを介して連結してなり、上
記乾燥塔とサイクロン又はバツクフイルターとの
間の排気ダクトの内部には乾燥塔内の排風温度を
測定する温度測定器を配置し、該サイクロン又は
バツクフイルターには乾燥塔内の排風を排気ダク
トを通して排出する排風機を設置したことを特徴
とする電圧非直線抵抗体用造粒粉の製造装置であ
る。 (作用) 以下、図面を参照してこの発明を詳細に説明す
る。 第1図に、この発明に従う噴霧乾燥装置の一例
を示し、図における番号1は酸化亜鉛と各種金属
酸化物との混合泥漿を貯溜するためのスラリータ
ンク、2はスラリータンク1に接続しそれより供
給された混合泥漿を噴霧するためのノズル、3は
乾燥塔、4は乾燥塔3内に空気を送給するブロワ
ー、5はブロワー4で送給される空気を加熱する
ための空気加熱器、6は造粒粉の取出口、7は乾
燥塔3とは別体になり、とくに粒径の小さい造粒
粉を採集するのに役立つサイクロン又はバツクフ
イルター(この例ではサイクロンとして示す)、
8は乾燥塔3とサイクロン7を接続する排気ダク
トであつて、この排気ダクト8の一端は乾燥塔3
内で下向きに開口し、その他端はサイクロン7に
連結されている。上記乾燥塔3とサイクロン7と
の間の排気ダクト8内には乾燥塔3の排風温度を
測定する温度測定器tが配置される。 また、9はサクロン7につながり排気ダクト8
を通して乾燥塔3の排風を排出するための排風機
である。 上記構成になる噴霧乾燥装置は、排気ダクト8
内に配置した温度測定器tによつて乾燥塔3の排
風温度を測定し、この測定値に基づき空気加熱器
5にて乾燥塔3内へ供給する熱風の温度を測定す
る。電圧非直線抵抗体用の造粒粉を造粒するに際
しては、スラリータンク1に貯溜した混合泥漿を
ノズル2にて乾燥塔3内に噴霧する。該乾燥塔3
内に噴霧された混合泥漿は、空気加熱器5により
予め調整された熱風によつて瞬時に乾燥、顆粒状
となり乾燥塔3の底部に落下する。一方、微細粉
を含む排風はサイクロン7による浄化を経て排風
機9により排出される。 この発明は、電圧非直線抵抗体用の造粒粉の製
造工程において、混合泥漿の造粒粉を得るにあた
つて、混合泥漿の温度や粘性塔の変動により噴霧
ノズルからの供給量が変動するようなことがあつ
ても、乾燥塔3内の造粒状況を正確に把握できる
ように排気ダクトの出側における排風温度に基づ
いて乾燥塔3内の雰囲気温度を制御するようにし
たから、品質の安定した造粒粉を得ることができ
るのである。 これに対して、従来方式になる噴霧乾燥装置に
おいては、一定温度になる空気を乾燥装置内に単
に供給する仕組みになつていたので、混合泥漿の
供給量が変動し、乾燥塔内の温度が変動した場合
フイードバツクできなかつたために、水分量が均
一になる造粒粉を得ることができなかつたのであ
る。 次に、この発明を適用して電圧非直線抵抗体を
製造する場合の要領につき以下に述べる。 まず所定の粒度に調整した酸化亜鉛の主原料と
所定粒度に調整した酸化ビスマス、酸化コバレ
ト、酸化マンガン、酸化アンチモン、酸化クロ
ム、酸化ケイ素、酸化ニツケル等よりなる添加物
および好ましくは銀を含むホウケイ酸ビスマスガ
ラスの所定量をボールミルを用いて混合する。 次いで、これらの原料粉末に対して所定量のポ
リビニルアルコール水溶液および酸化アルミニウ
ム源として硝酸アルミニウム溶液の所定量を添加
する。この混合操作は好ましくは乳化機を用い
る。 次に、好ましくは200mmHg以下の真空度で減圧
脱気を行い混合泥漿を得る。混合泥漿の水分量は
30〜35wt%程度に、またその混合泥漿の粘度は
100cP±50とするのが好ましい。 次に、得られた混合泥漿を149μmの篩に通し
たのち、上述した構成になる噴霧乾燥装置に供給
して平均粒径100μm±15で、水分量が0.5〜2.0wt
%、より好ましくは1.0〜1.5wt%の造粒粉を造粒
する。 ここでこのような造粒粉を造粒するための条件
としては、該装置の乾燥塔3内の温度、すなわち
造粒粉の乾燥温度を50〜150℃とするのが好まし
く、そのためには排風温度を50〜100℃の範囲で
制御するのが好ましい。 次に得られた造粒粉は、成形工程において、成
形圧力800〜1000Kg/cm2の下で所定の形状に成形
する。そしてその成形体を昇降温速度50〜70℃/
hrで800〜1000℃、保持時間1〜5時間という条
件で仮焼成して結合剤を飛散除去する。 次に、仮焼成した仮焼体の側面に絶縁被覆層を
形成する。この発明では、酸化ビスマス、酸化ア
ンチモン、酸化亜鉛、酸化けい素の所定量に有機
結合剤としてエチルセルロース、ブチルカルビト
ール、酢酸nブチル等を加えた酸化物ペーストを
30〜100μmの厚さに仮焼体の側面に塗布する。 次に、これを昇降温速度40〜60℃/hr、1000〜
1300℃、好ましくは1100〜1250℃で2〜7時間と
いう条件で本焼成して電圧非直線抵抗体を得る。 なお、ガラス粉末に有機結合剤としてエチルセ
ルロース、ブチルカルビトール、酢酸nブチル等
を加えたガラスペーストを前記絶縁被覆層上に
100〜200μmの厚さに塗布し、空気中で昇降温速
度100〜200℃/hr、400〜600℃保持時間0.5〜2
時間という条件で熱処理することによりガラス層
を形成すること好ましい。 そして最後に電圧非直線抵抗体の両端面を平滑
に研摩し、溶射により該両端面にアルミニウム電
極を設ける。 (実施例) 上述した要領にて作製した直径47mm、厚さ20mm
の電圧非直線抵抗体において、この発明を適用し
て得られた試料No.1〜3と、この発明を適用せず
に得られた試料No.4を準備し、それぞれの欠陥発
生率、電圧非直線指数、サージ耐量破壊率、漏洩
電流を測定した、なお、造粒前の混合泥漿の水分
量は32wt%、粘性は100cpに調整しておき、造粒
粉の平均粒径はすべて100μmとした。 また造粒の際における噴霧乾燥装置における乾
燥塔内の雰囲気温度は、この発明を適用したもの
については該乾燥塔の排風温度(排気ダクトの出
側)をそれぞれ68℃、70℃、66℃に設定した上で
73℃、75℃、71℃に制御し、この発明外のものに
ついては該乾燥塔の入口温度260℃に設定した上
で75℃に制御した。
【表】
表−1において造粒粉の水分量(wt%)は、
ロツト内およびロツト間についてそれぞれ示し
た。また欠陥発生率は各試料に対して超音波探傷
測定を実施して直径0.5mm以上の欠陥の数を調べ
てその割合を、電圧非直線指数αはI=KV
(I:電流V:電圧、K:比例定数)に基づいて
V1nAとV100μAとの値から求め、さらにサージ耐
量破壊率は1000Aおよび1200Aの電流を2msの電
流波形で20回繰返し印加した後の破壊した素子の
割合として求め、漏洩電流の比は素子を周囲温度
130℃、課電率95%で課電し、課電直後に対する
課電100時間後の電流比I100時間/I0時間より
もとめた。 表1から明らかなように、この発明を適用して
製造した電圧非直線抵抗体である試料No.1〜3
は、比較例No.4と比べて造粒粉の水分量のばらつ
きが極めて小さく、電気的諸特性が良好でかつ安
定しているとともに欠陥発生率も少ないことが確
かめられた。 (発明の効果) この発明によれば、電圧非直線抵抗体用の造粒
粉を造粒する際、とりわけ水分量の均一な造粒粉
を得ることが可能で、したがつて、このような造
粒粉を用いれば均一成形体を得ることができ、電
気的諸特性のばらつきが少なく、しかもサージ耐
量、課電寿命特性の良好な電圧非直線抵抗体を得
ることができる。
ロツト内およびロツト間についてそれぞれ示し
た。また欠陥発生率は各試料に対して超音波探傷
測定を実施して直径0.5mm以上の欠陥の数を調べ
てその割合を、電圧非直線指数αはI=KV
(I:電流V:電圧、K:比例定数)に基づいて
V1nAとV100μAとの値から求め、さらにサージ耐
量破壊率は1000Aおよび1200Aの電流を2msの電
流波形で20回繰返し印加した後の破壊した素子の
割合として求め、漏洩電流の比は素子を周囲温度
130℃、課電率95%で課電し、課電直後に対する
課電100時間後の電流比I100時間/I0時間より
もとめた。 表1から明らかなように、この発明を適用して
製造した電圧非直線抵抗体である試料No.1〜3
は、比較例No.4と比べて造粒粉の水分量のばらつ
きが極めて小さく、電気的諸特性が良好でかつ安
定しているとともに欠陥発生率も少ないことが確
かめられた。 (発明の効果) この発明によれば、電圧非直線抵抗体用の造粒
粉を造粒する際、とりわけ水分量の均一な造粒粉
を得ることが可能で、したがつて、このような造
粒粉を用いれば均一成形体を得ることができ、電
気的諸特性のばらつきが少なく、しかもサージ耐
量、課電寿命特性の良好な電圧非直線抵抗体を得
ることができる。
第1図はこの発明に従う噴霧乾燥装置の模式図
である。 1……スラリータンク、2……ノズル、3……
乾燥塔、4……ブロワー、5……空気加熱器、6
……取出口、7……サイクロン、8……排気ダク
ト、9……排風機。
である。 1……スラリータンク、2……ノズル、3……
乾燥塔、4……ブロワー、5……空気加熱器、6
……取出口、7……サイクロン、8……排気ダク
ト、9……排風機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酸化亜鉛を主成分とする原料に添加物として
電圧非直線性を生じさせる各種金属酸化物を添
加、混合して得た混合物を、噴霧ノズルを有しこ
の噴霧ノズルの下方で下向きに開口する排気ダク
トを備える噴霧乾燥装置の乾燥塔内に供給して造
粒するに当たり、 前記乾燥塔内の雰囲気温度を、乾燥塔より離隔
した排気ダクトの内部で検出した排風温度に基づ
いて制御しつつ、前記混合物の造粒粉を得ること
を特徴とする電圧非直線抵抗体用造粒粉の製造方
法。 2 上記噴霧乾燥装置の乾燥塔内の温度を50〜
150℃に調整する請求項1記載の方法。 3 上記排風温度が50〜100℃である請求項1又
は2記載の方法。 4 上記造粒粉の水分量が、0.5〜2.0wt%である
請求項1,2又は3記載の方法。 5 電圧非直線抵抗体用の造粒粉を製造する噴霧
乾燥装置であつて、 造粒粉の取出口を有する乾燥塔と、この乾燥塔
内に混合泥漿を噴霧するノズルと、該乾燥塔内に
熱風を供給するブロワーおよび空気加熱器と、乾
燥装塔と別体になり粒径の小さい造粒粉を補集し
て該乾燥塔内の排風を浄化するサイクロン又はバ
ツクフイルターを備え、上記乾燥塔とサイクロン
又はバツクフイルターとを、一端を乾燥塔内にて
下向きに開口させその他端をサイクロン又はバツ
クフイルターに接続する排気ダクトを介して連結
してなり、上記乾燥塔とサイクロン又はバツクフ
イルターとの間の排気ダクトの内部に乾燥塔内の
排風温度を測定する温度測定器を配置し、該サイ
クロン又はバツクフイルターには乾燥塔内の排風
を排気ダクトを通して排出する排風機を設置した
ことを特徴とする電圧非直線抵抗体用造粒粉の製
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61205752A JPS6362201A (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 | 電圧非直線抵抗体用造粒粉の製造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61205752A JPS6362201A (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 | 電圧非直線抵抗体用造粒粉の製造方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6362201A JPS6362201A (ja) | 1988-03-18 |
| JPH0320886B2 true JPH0320886B2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=16512070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61205752A Granted JPS6362201A (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 | 電圧非直線抵抗体用造粒粉の製造方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6362201A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02241003A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 酸化亜鉛形バリスタの製造方法 |
| JP2645193B2 (ja) * | 1990-10-25 | 1997-08-25 | 株式会社東芝 | 非直線抵抗体およびその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5775131A (en) * | 1980-10-29 | 1982-05-11 | Toshiba Corp | Nonlinear resistor granulator |
-
1986
- 1986-09-03 JP JP61205752A patent/JPS6362201A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6362201A (ja) | 1988-03-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH03170347A (ja) | サーミスタ組成物 | |
| US3928837A (en) | Ceramic oxide resistor element | |
| CN112479681B (zh) | 一种负温度系数热敏电阻芯片及其制备方法 | |
| JPH0320886B2 (ja) | ||
| JPH0253924B2 (ja) | ||
| JPH0369575B2 (ja) | ||
| JPH0297002A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JP3307977B2 (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPH11150001A (ja) | セラミック抵抗体及びその製造方法 | |
| JP3353015B2 (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPS6362202A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPH0322720Y2 (ja) | ||
| JPH01202802A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPH0253925B2 (ja) | ||
| JPS6324601A (ja) | 描画用抵抗体組成物 | |
| SU1650245A1 (ru) | Способ получени композиционного порошка | |
| JP3728881B2 (ja) | 非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPS6364301A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPH0253922B2 (ja) | ||
| JPH0391203A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPH0525364B2 (ja) | ||
| JPH01120004A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| CN120172737A (zh) | 一种清洁型低成本ptc热敏电阻及其制备方法 | |
| JPH0253923B2 (ja) | ||
| JPH02199803A (ja) | 酸化金属皮膜抵抗器の製造方法 |