JPH0322568A - 量子干渉トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents
量子干渉トランジスタ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0322568A JPH0322568A JP15587189A JP15587189A JPH0322568A JP H0322568 A JPH0322568 A JP H0322568A JP 15587189 A JP15587189 A JP 15587189A JP 15587189 A JP15587189 A JP 15587189A JP H0322568 A JPH0322568 A JP H0322568A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound semiconductor
- layer
- stripe
- gaas
- stripes
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
アハロノフ・ボーム効果(Aharonov − Bo
hm効果)を利用した量子干渉トランジスタに関し、電
子が非弾性散乱を受けることなく、十分な干渉効果が得
られる量子干渉トランジスタとその製造方法とを提供す
ることを目的とし、 一導電型の第1の化合物半導体よりなり(100)面か
ら極めて僅かの角度ずれた面を表面とするオフ基板上に
、前記の第1の半導体と同一の化合物半導体よりなり一
導電型の第1の化合物半導体の層の下半部が形成され、
この第1の化合物半導体の層の下半部上に、前記のオフ
基板の面と平行に、かつ、相互に平行に、一定の間隔を
隔てつ一、前記の第1の化合物半導体の禁制帯幅より大
きな禁制帯幅を有する第2の半導体よりなるストライプ
の複数が形成され、この複数のストライブ上とこの複数
のストライプ相互間とを含めて、前記の第1の化合物半
導体の層の下半部の上に、前記の第1の化合物半導体の
層の上半部が形成され、前記のオフ基板には一方の電流
端子が形成され、前記の第1の化合物半導体の層の上半
部には他方の電流端子が形成され、前記の第1の化合物
半導体の層の側面の前記の複数のストライプに対接する
領域には、この複数のストライプに平行に制御電極が形
成されるように構威される。
hm効果)を利用した量子干渉トランジスタに関し、電
子が非弾性散乱を受けることなく、十分な干渉効果が得
られる量子干渉トランジスタとその製造方法とを提供す
ることを目的とし、 一導電型の第1の化合物半導体よりなり(100)面か
ら極めて僅かの角度ずれた面を表面とするオフ基板上に
、前記の第1の半導体と同一の化合物半導体よりなり一
導電型の第1の化合物半導体の層の下半部が形成され、
この第1の化合物半導体の層の下半部上に、前記のオフ
基板の面と平行に、かつ、相互に平行に、一定の間隔を
隔てつ一、前記の第1の化合物半導体の禁制帯幅より大
きな禁制帯幅を有する第2の半導体よりなるストライプ
の複数が形成され、この複数のストライブ上とこの複数
のストライプ相互間とを含めて、前記の第1の化合物半
導体の層の下半部の上に、前記の第1の化合物半導体の
層の上半部が形成され、前記のオフ基板には一方の電流
端子が形成され、前記の第1の化合物半導体の層の上半
部には他方の電流端子が形成され、前記の第1の化合物
半導体の層の側面の前記の複数のストライプに対接する
領域には、この複数のストライプに平行に制御電極が形
成されるように構威される。
本発明は、アハロノフ・ボーム効果(Aharonoν
− Bohm効果)を利用した量子干渉トランジスタに
関する。
− Bohm効果)を利用した量子干渉トランジスタに
関する。
近年、電子計算機等の電子機器の高度化にともない、高
速半導体デバイスの出現が強く望まれている。最近、n
−GaAsまたはGaAsとnAIGaAsとのへテロ
構造を使用して電子波の量子力学的な干渉効果を利用し
た非常に高速かつ低消費電力の量子干渉トランジスタが
提案されている。その一例の斜視図を第11図に示す。
速半導体デバイスの出現が強く望まれている。最近、n
−GaAsまたはGaAsとnAIGaAsとのへテロ
構造を使用して電子波の量子力学的な干渉効果を利用し
た非常に高速かつ低消費電力の量子干渉トランジスタが
提案されている。その一例の斜視図を第11図に示す。
第11図参照
第11図において、1はCraAsチャンネル層であっ
て中央部はリング状に形成されている。なお、実際のチ
ャンネルはこの層内に形成された二次元電子ガスによっ
て構威される。9はn−Aj2GaAs電子供給層であ
り、10はGaAs基板であり、3はソース電極であり
、4はドレイン電極であり、5はゲート電極である。
て中央部はリング状に形成されている。なお、実際のチ
ャンネルはこの層内に形成された二次元電子ガスによっ
て構威される。9はn−Aj2GaAs電子供給層であ
り、10はGaAs基板であり、3はソース電極であり
、4はドレイン電極であり、5はゲート電極である。
ソース3を接地し、ドレイン4に正の電圧を印加すると
、電子はソース3を出てGaAsチャンネル層1を通っ
てドレイン4に達するが、途中リングの入口において2
経路に分岐し、リング出口において再び合流する。素子
に磁場を印加するか、または、図に示すように、リング
状部の一方の経路上に設けられたゲート電極5に電圧を
印加すると、二つの経路に流れる電子波間に位相差が発
生し、両者の干渉によってドレイン4に流れる電流は変
化する。
、電子はソース3を出てGaAsチャンネル層1を通っ
てドレイン4に達するが、途中リングの入口において2
経路に分岐し、リング出口において再び合流する。素子
に磁場を印加するか、または、図に示すように、リング
状部の一方の経路上に設けられたゲート電極5に電圧を
印加すると、二つの経路に流れる電子波間に位相差が発
生し、両者の干渉によってドレイン4に流れる電流は変
化する。
第12図参照
ゲート電圧を変化させた時のドレイン電流の変化を第1
2図に示す。干渉効果が不十分であるため、ドレイン電
流の変化は少ない。電場を加えた時に、つの経路に流れ
る電子波間に位相差が発生する理由について以下に説明
する。
2図に示す。干渉効果が不十分であるため、ドレイン電
流の変化は少ない。電場を加えた時に、つの経路に流れ
る電子波間に位相差が発生する理由について以下に説明
する。
第13図、第14図参照
第13図、第14図はGaAsチャンネル層におけるエ
ネルギハンド図を示し、EFはフエルミレヘルであり、
Eoは基底レヘルである。ゲート電圧が印加されていな
い時には、ゲー1・下部のチャネル層中での基底レヘル
E。は第13図に示すようにフラットになっており、こ
覧を流れる電子波の波形は同図に示すように一定である
。負のゲート電圧によりGaAsチャンネル層に電場が
印加されると基底レベルE。は第14図に示すように上
昇し、GaAsチャンネル層に流れる電子波の波形は同
図に示すように変調する。したがって、第11図に示す
量子干渉トランジスタにおいて、GaAsチャンネル層
1の中央部のリングの一方の経路にゲート電圧を印加し
、他方の経路には印加しないと、上記の作用によって二
つの経路に流れる電子波の間に位相差が発生することに
なる。
ネルギハンド図を示し、EFはフエルミレヘルであり、
Eoは基底レヘルである。ゲート電圧が印加されていな
い時には、ゲー1・下部のチャネル層中での基底レヘル
E。は第13図に示すようにフラットになっており、こ
覧を流れる電子波の波形は同図に示すように一定である
。負のゲート電圧によりGaAsチャンネル層に電場が
印加されると基底レベルE。は第14図に示すように上
昇し、GaAsチャンネル層に流れる電子波の波形は同
図に示すように変調する。したがって、第11図に示す
量子干渉トランジスタにおいて、GaAsチャンネル層
1の中央部のリングの一方の経路にゲート電圧を印加し
、他方の経路には印加しないと、上記の作用によって二
つの経路に流れる電子波の間に位相差が発生することに
なる。
ところで、上記の干渉効果を十分高めるためには、電子
が非弾性散乱を受けないようにすることが必要である。
が非弾性散乱を受けないようにすることが必要である。
何故ならば、非弾性散乱を受けると、磁場、電場が印加
されなくても電子波の波長が変化してしまい、期待する
干渉効果が得られなくなるからである。非弾性散乱を受
けないようにするには、素子の寸法を、電子が非弾性散
乱を受けるまでの距tilt(非弾性散乱長)より十分
小さくする必要がある。すなわち、少なくとも、l p
m以下程度の大きさにする必要があり、出来うれば、さ
らに一桁程度小さい素子寸法にすることが望ましい。
されなくても電子波の波長が変化してしまい、期待する
干渉効果が得られなくなるからである。非弾性散乱を受
けないようにするには、素子の寸法を、電子が非弾性散
乱を受けるまでの距tilt(非弾性散乱長)より十分
小さくする必要がある。すなわち、少なくとも、l p
m以下程度の大きさにする必要があり、出来うれば、さ
らに一桁程度小さい素子寸法にすることが望ましい。
二つの経路を流れる電子波の位相のずれθは、磁場を印
加した場合次の式で表される。
加した場合次の式で表される。
θ一−!ILs−B
h
.... (イ)
たりし、qは電子の電荷であり、hはブランク定数であ
り、Bは印加した磁場の強さであり、Sは二つの経路に
よって囲まれたリング部の面積である。
り、Bは印加した磁場の強さであり、Sは二つの経路に
よって囲まれたリング部の面積である。
二つの経路の間に電場Eを印加した場合の位相のずれθ
は次式で表される。
は次式で表される。
θ″″1・K,IE′S
.....(口)
たりし、K,はチャンネルの電子のフェル藁定数であり
、m*は電子の有効質量であり、片はh/2πである。
、m*は電子の有効質量であり、片はh/2πである。
式(イ)及び式(ロ)から明らかなように、いずれの場
合においても、二つの経路が囲む面積Sと電子波の位相
差とは比例するので、電子が散乱を受けないように素子
の寸法を小さくすると、必然的に位相差θも小さくなり
、十分卒干渉効果を得ることができなくなる。
合においても、二つの経路が囲む面積Sと電子波の位相
差とは比例するので、電子が散乱を受けないように素子
の寸法を小さくすると、必然的に位相差θも小さくなり
、十分卒干渉効果を得ることができなくなる。
本発明の目的は、この欠点を解消することにあり、二つ
の独立した目的を有する。第1の目的は、電子が非弾性
散乱を受けることなく、十分な干渉効果が得られる量子
干渉トランジスタを提供することであり、第2の目的は
、その製造方法を提供することである。
の独立した目的を有する。第1の目的は、電子が非弾性
散乱を受けることなく、十分な干渉効果が得られる量子
干渉トランジスタを提供することであり、第2の目的は
、その製造方法を提供することである。
(課題を解決するための手段〕
上記二つの目的のうち、第1の目的は、一導電型の第1
の化合物半導体よりなり(100)面から極めて僅かの
角度ずれた面を表面とするオフ基板(10)上に、前記
の第1の半導体と同一の化合物半導体よりなり一導電型
の第1の化合物半導体の層(1)の下半部(11)が形
成され、この第1の化合物半導体の層(1,・)の下半
部(11)上に、前記のオフ基板(10)の面と平行に
、かつ、相互に平行に、一定の間隔を隔てつ\、前記の
第1の化合物半導体の禁制帯幅より大きな禁制帯幅を有
する第2の半導体よりなるストライプの複数(2)が形
成され、この複数のストライプ(2)上とこの複数のス
トライプ(2)相互間とを含めて、前記の第1の化合物
半導体の層(1)の下半部(11)の上に、前記の第1
の化合物半導体の層(1)の上半部(12)が形成され
、前記のオフ基板(10)には一方の電流端子(4)が
形成され、前記の第1の化合物半導体の層(1)の上半
部(12)には他方の電流端子(3)が形成され、前記
の第1の化合物半導体の層(1)の側面の前記の複数の
ストライプ(2)に対接する領域には、この複数のスト
ライプ(2)に平行に制御電極(5)が形成されている
量子干渉トランジスタによって達威される。
の化合物半導体よりなり(100)面から極めて僅かの
角度ずれた面を表面とするオフ基板(10)上に、前記
の第1の半導体と同一の化合物半導体よりなり一導電型
の第1の化合物半導体の層(1)の下半部(11)が形
成され、この第1の化合物半導体の層(1,・)の下半
部(11)上に、前記のオフ基板(10)の面と平行に
、かつ、相互に平行に、一定の間隔を隔てつ\、前記の
第1の化合物半導体の禁制帯幅より大きな禁制帯幅を有
する第2の半導体よりなるストライプの複数(2)が形
成され、この複数のストライプ(2)上とこの複数のス
トライプ(2)相互間とを含めて、前記の第1の化合物
半導体の層(1)の下半部(11)の上に、前記の第1
の化合物半導体の層(1)の上半部(12)が形成され
、前記のオフ基板(10)には一方の電流端子(4)が
形成され、前記の第1の化合物半導体の層(1)の上半
部(12)には他方の電流端子(3)が形成され、前記
の第1の化合物半導体の層(1)の側面の前記の複数の
ストライプ(2)に対接する領域には、この複数のスト
ライプ(2)に平行に制御電極(5)が形成されている
量子干渉トランジスタによって達威される。
上記二つの目的のうち、第2の目的は、一導電型の第1
の半導体よりなり(100)面から極めて僅かの角度ず
れた面を表面とし、一定の間隔を隔て覧相互に平行な段
差(8)を有するオフ基板(10)上に、原子層エピタ
キシ法を使用して、前記の第1の化合物半導体と同一の
化合物半導体よりなり、一定の間隔を隔て覧相互に平行
な段差(8)を有する一導電型の第1の化合物半導体の
層(1)の下半部(11)を形成し、この一定の間11 隔を隔て\相互に平行な段差(8)を有する第1の化合
物半導体の層(1)の下半部(11)上に、原子層エピ
タキシ法を使用して、前記の第1の化合物半導体の禁制
帯幅より大きな禁制帯幅を有する第2の半導体のストラ
イブ層(2)を前記の段差(8)にそって形成し、次に
再び原子層エピタキシ法を使用して、前記の第1の化合
物半導体と同一の化合物半導体よりなり一導電型の第1
の化合物半導体のストライプ層(21)を、前記の第2
の半導体のストライプ層(2)の端面と隣接する段差(
8)との間に形成し、前記の第2の半導体のストライプ
層(2)と前記の第1の化合物半導体のストライプ層(
21)との上に、前記の第1の化合物半導体の層(1)
の上半部(12)を形成し、前記のオフ基板(10)に
一方の電流端子(4)を形成し、前記の第1の化合物半
導体の層(1)の上半部(12)に他方の電流端子(3
)を形成し、前記の第1の化合物半導体の層(1)の側
面の前記の複数のストライプ層(2)に対接する領域に
、この複数のストライプ層(2)に平行に制御電極12 (5)を形成する量子干渉トランジスタの製造方法によ
って達威される。
の半導体よりなり(100)面から極めて僅かの角度ず
れた面を表面とし、一定の間隔を隔て覧相互に平行な段
差(8)を有するオフ基板(10)上に、原子層エピタ
キシ法を使用して、前記の第1の化合物半導体と同一の
化合物半導体よりなり、一定の間隔を隔て覧相互に平行
な段差(8)を有する一導電型の第1の化合物半導体の
層(1)の下半部(11)を形成し、この一定の間11 隔を隔て\相互に平行な段差(8)を有する第1の化合
物半導体の層(1)の下半部(11)上に、原子層エピ
タキシ法を使用して、前記の第1の化合物半導体の禁制
帯幅より大きな禁制帯幅を有する第2の半導体のストラ
イブ層(2)を前記の段差(8)にそって形成し、次に
再び原子層エピタキシ法を使用して、前記の第1の化合
物半導体と同一の化合物半導体よりなり一導電型の第1
の化合物半導体のストライプ層(21)を、前記の第2
の半導体のストライプ層(2)の端面と隣接する段差(
8)との間に形成し、前記の第2の半導体のストライプ
層(2)と前記の第1の化合物半導体のストライプ層(
21)との上に、前記の第1の化合物半導体の層(1)
の上半部(12)を形成し、前記のオフ基板(10)に
一方の電流端子(4)を形成し、前記の第1の化合物半
導体の層(1)の上半部(12)に他方の電流端子(3
)を形成し、前記の第1の化合物半導体の層(1)の側
面の前記の複数のストライプ層(2)に対接する領域に
、この複数のストライプ層(2)に平行に制御電極12 (5)を形成する量子干渉トランジスタの製造方法によ
って達威される。
本発明に係る量子干渉トランジスタにおいては、電子の
通過経路数を増やし、それぞれの経路間に生ずる位相差
は小さくても、それらを重ね合わせた位相差が十分大き
くなるようにしたものである。
通過経路数を増やし、それぞれの経路間に生ずる位相差
は小さくても、それらを重ね合わせた位相差が十分大き
くなるようにしたものである。
電子が通過可能な経路がn本あるとし、それぞれの経路
間で電子波に生ずる位相差がφであるとすると、それら
が最終的に重ね合わされた結果は、となる.たりし、i
は虚数単位である。その結果生ずる干渉パターンは、上
記の絶対値の二乗をもって表されるので、次式のように
なる。
間で電子波に生ずる位相差がφであるとすると、それら
が最終的に重ね合わされた結果は、となる.たりし、i
は虚数単位である。その結果生ずる干渉パターンは、上
記の絶対値の二乗をもって表されるので、次式のように
なる。
干渉によって互いに打ち消し合うためには、二つの経路
間の位相差がπだけ必要となるが、経路が20本(n=
20)の場合には、それぞれの経路間で必要になる位相
差は的でよいことになる。
間の位相差がπだけ必要となるが、経路が20本(n=
20)の場合には、それぞれの経路間で必要になる位相
差は的でよいことになる。
本発明に係る量子干渉トランジスタの製造方法において
は、(100)面から極めて僅かの角度ずれた面を基板
の表面とすることによって、その基板の表面には一定の
間隔を隔て\相互に平行な段差が形成される。この段差
が形成されたオフ基板上に原子層エピタキシ法を使用し
て結晶威長をなせば、段差の間隔に応じた変調構造を形
戒することが可能であることを利用して、チャンネル層
1の中にチャンネル層を構戒する化合物半導体の禁制帯
幅より大きい禁制帯幅を有する半導体のストライプ2の
複数を等間隔に形戒することによって、寸法の小さいチ
ャンネル層1を複数の経路に分割することを可能にした
. 〔実施例〕 以下、図面を参照しつ\、本発明の一実施例に係る量子
干渉トランジスタの製造方法について説明する. 第2図参照 1例として、チャンネルを複数の経路に分割するストラ
イプ2のピッチを15nmとする場合には、(100)
面からl゜の角度ずれた面を表面とする例えばGaAs
のオフ基板10を使用すればよい。
は、(100)面から極めて僅かの角度ずれた面を基板
の表面とすることによって、その基板の表面には一定の
間隔を隔て\相互に平行な段差が形成される。この段差
が形成されたオフ基板上に原子層エピタキシ法を使用し
て結晶威長をなせば、段差の間隔に応じた変調構造を形
戒することが可能であることを利用して、チャンネル層
1の中にチャンネル層を構戒する化合物半導体の禁制帯
幅より大きい禁制帯幅を有する半導体のストライプ2の
複数を等間隔に形戒することによって、寸法の小さいチ
ャンネル層1を複数の経路に分割することを可能にした
. 〔実施例〕 以下、図面を参照しつ\、本発明の一実施例に係る量子
干渉トランジスタの製造方法について説明する. 第2図参照 1例として、チャンネルを複数の経路に分割するストラ
イプ2のピッチを15nmとする場合には、(100)
面からl゜の角度ずれた面を表面とする例えばGaAs
のオフ基板10を使用すればよい。
このオフ基板10の表面にはピッチ15nmをもって第
2図に示すように段差が形成されているが、この段差を
等間隔に整った形状とするため、分子線エピタキシ法(
以下MBE法と云う。)を使用して、GaとAsとを一
原子層分づゝ、交互にオフ基板10上に照射してGaA
sのバッファ層6を約0.3n厚に形成する。その結果
、バッファ層6の表面には第2図に示すように、15n
mの等間隔をもって一原子層に相当する整った形状の段
差8が形成される。
2図に示すように段差が形成されているが、この段差を
等間隔に整った形状とするため、分子線エピタキシ法(
以下MBE法と云う。)を使用して、GaとAsとを一
原子層分づゝ、交互にオフ基板10上に照射してGaA
sのバッファ層6を約0.3n厚に形成する。その結果
、バッファ層6の表面には第2図に示すように、15n
mの等間隔をもって一原子層に相当する整った形状の段
差8が形成される。
第3図参照
バッファ層6上に、バッファ層6の形成と同様の方法を
使用してn−GaAsのコンタクト層41を0.2p一
厚に形成する。なお、ドーバントにはStを使用し、濃
度は約I XIO”cm−”程度とする。
使用してn−GaAsのコンタクト層41を0.2p一
厚に形成する。なお、ドーバントにはStを使用し、濃
度は約I XIO”cm−”程度とする。
15
第4図参照
バッファ層6の形戒と同様の方法を使用してGaAs層
を成長し、GaAsチャンネル層1の下半部11を形戒
する。その結果、GaAsチャンネル層1の下半部11
の表面にも、ピツチ15nmをもって1原子層に相当す
る段差8が形成される。
を成長し、GaAsチャンネル層1の下半部11を形戒
する。その結果、GaAsチャンネル層1の下半部11
の表面にも、ピツチ15nmをもって1原子層に相当す
る段差8が形成される。
第5図参照
MBE法を使用して、Affi原子のみを1/3原子層
分だけ照射するとAffi原子はGaAsチャンネル層
1の下半部11上を動き回り、段差8にそって捕らえら
れていく。次いで、AsをAnと同程度以上照射するこ
とにより、段差8からピ・ンチの1/3に相当する5n
mの幅をもってAffiAsのストライプ2が形成され
る。
分だけ照射するとAffi原子はGaAsチャンネル層
1の下半部11上を動き回り、段差8にそって捕らえら
れていく。次いで、AsをAnと同程度以上照射するこ
とにより、段差8からピ・ンチの1/3に相当する5n
mの幅をもってAffiAsのストライプ2が形成され
る。
第6図参照
同様に、MBE法を使用して、GaaAsとを2/3原
子層分づ\照射すると、Aj!Asのストライプ2の端
部に接して隣接する段差との間に10nmの幅をもって
GaAsのストライプ21が形成される。
子層分づ\照射すると、Aj!Asのストライプ2の端
部に接して隣接する段差との間に10nmの幅をもって
GaAsのストライプ21が形成される。
16
第7図参照
上記の工程を繰り返して10原子層程度の厚さのAIA
sストライプ2とG a .A sストライプ2lとを
形成する. 第8図参照 次いで、通常のMOCVD法等を使用して、全面にGa
Asチャンネル層1の上半部12を形成し、その上にn
−GaAsのコンタクト層31を0.1pm厚に形成し
、n−GaAsコンタクト層31とGaAsチャンネル
層1とをメサエッチングして底辺が0.3n程度の台形
状に形戒する.第9図参閤 CVD法等を使用して、Sing膜7を形成し、これを
パターニングしてソース電極とドレイン電極との形成領
・域に開口を形成し、AuC;eを20nm程度に蒸着
した後、450℃の温度に1分間程度加熱して合金化し
、ソース電極3とドレイン電極4とを形成する. 第1図参照 全面にレジスト膜を形成し、フォトリソグラフィー法を
使用してゲート電極形成領域に開口を形成し、開口を有
するレジスト膜をマスクとしてエッチングをなしてゲー
ト電極形成領域のSing膜7を除去し、こ\にAff
iを蒸着してゲート電極5を形成し、Aj!Asストラ
イプ2によってGaAsチャンネル層1が複数経路に分
割された量子干渉トランジスタが形成される。
sストライプ2とG a .A sストライプ2lとを
形成する. 第8図参照 次いで、通常のMOCVD法等を使用して、全面にGa
Asチャンネル層1の上半部12を形成し、その上にn
−GaAsのコンタクト層31を0.1pm厚に形成し
、n−GaAsコンタクト層31とGaAsチャンネル
層1とをメサエッチングして底辺が0.3n程度の台形
状に形戒する.第9図参閤 CVD法等を使用して、Sing膜7を形成し、これを
パターニングしてソース電極とドレイン電極との形成領
・域に開口を形成し、AuC;eを20nm程度に蒸着
した後、450℃の温度に1分間程度加熱して合金化し
、ソース電極3とドレイン電極4とを形成する. 第1図参照 全面にレジスト膜を形成し、フォトリソグラフィー法を
使用してゲート電極形成領域に開口を形成し、開口を有
するレジスト膜をマスクとしてエッチングをなしてゲー
ト電極形成領域のSing膜7を除去し、こ\にAff
iを蒸着してゲート電極5を形成し、Aj!Asストラ
イプ2によってGaAsチャンネル層1が複数経路に分
割された量子干渉トランジスタが形成される。
第10図参照
第10図に本発明に係る量子干渉トランジスタの特性を
示す.十分な干渉効果が得られて、ドレイン電流がゲー
ト電圧の変化に対して大きく変化している。
示す.十分な干渉効果が得られて、ドレイン電流がゲー
ト電圧の変化に対して大きく変化している。
以上説明せるとおり、本発明に係る量子干渉トランジス
タ及びその製造方法においては、第1の化合物半導体よ
りなるチャンネル層内に第1の化合物半導体の禁制帯幅
より大きい禁制帯幅を有する第2の半導体よりなるスト
ライプの複数を一定の間隔を隔て\形成することによっ
て、チャンネル層内の電子波の経路が複数本となり、素
子の寸法が小さくなって、それぞれの経路間の電子波に
生ずる位相差は小さくてもそれらを重ね合わせた位相差
を少なくともπにすることが可能となり、電子が非弾性
散乱を受けることなく、十分な干渉効果が得られるよう
になった。その結果、量子干渉効果を利用した超高速・
低消費電力の量子干渉トランジスタの提供が可能になり
、電子機器の高度化および高集積化に大きく寄与するよ
うになった。
タ及びその製造方法においては、第1の化合物半導体よ
りなるチャンネル層内に第1の化合物半導体の禁制帯幅
より大きい禁制帯幅を有する第2の半導体よりなるスト
ライプの複数を一定の間隔を隔て\形成することによっ
て、チャンネル層内の電子波の経路が複数本となり、素
子の寸法が小さくなって、それぞれの経路間の電子波に
生ずる位相差は小さくてもそれらを重ね合わせた位相差
を少なくともπにすることが可能となり、電子が非弾性
散乱を受けることなく、十分な干渉効果が得られるよう
になった。その結果、量子干渉効果を利用した超高速・
低消費電力の量子干渉トランジスタの提供が可能になり
、電子機器の高度化および高集積化に大きく寄与するよ
うになった。
第1図は、本発明の一実施例に係る量子干渉トランジス
タの断面図である。 第2図〜第9図は、本発明の一実施例に係る量子干渉ト
ランジスタの製造工程図である。 第10図は、本発明の一実施例に係る量子干渉トランジ
スタの特性曲線である。 第11図は、従来技術に係る量子干渉トランジスタの斜
視図である。 第12図は、従来技術に係る量子干渉トランジスタ19 の特性曲線である。 第13図、第14図は、 ンド図である。 チャンネル層内のエネルギバ 1・・・第1の化合物半導体の層(GaAsチャンネル
層)、 11・・・第1の化合物半導体の層の下半部、12・・
・第1の化合物半導体の層の上半部、2・・・第2の化
合物半導体のストライブ(Aj2Asストライプ)、 21・・・第1の化合物半導体のストライプ(G a
A sストライプ)、 3・・・電流端子(ソース電極)、 31・・・n−GaAsコンタクト層、4・・・電流端
子(ドレイン電極)、 41・・・n−GaAsコンタクト層、5・・・制御電
極(ゲート電極)、 6・・・GaAsバッファ層、 7・・・stozl!!、 8・・・段差、 20 9 ・・・n−AfGaAs電子供給層、10・・・第
1の化合物半導体のオフ基板(GaAsオフ基板)。
タの断面図である。 第2図〜第9図は、本発明の一実施例に係る量子干渉ト
ランジスタの製造工程図である。 第10図は、本発明の一実施例に係る量子干渉トランジ
スタの特性曲線である。 第11図は、従来技術に係る量子干渉トランジスタの斜
視図である。 第12図は、従来技術に係る量子干渉トランジスタ19 の特性曲線である。 第13図、第14図は、 ンド図である。 チャンネル層内のエネルギバ 1・・・第1の化合物半導体の層(GaAsチャンネル
層)、 11・・・第1の化合物半導体の層の下半部、12・・
・第1の化合物半導体の層の上半部、2・・・第2の化
合物半導体のストライブ(Aj2Asストライプ)、 21・・・第1の化合物半導体のストライプ(G a
A sストライプ)、 3・・・電流端子(ソース電極)、 31・・・n−GaAsコンタクト層、4・・・電流端
子(ドレイン電極)、 41・・・n−GaAsコンタクト層、5・・・制御電
極(ゲート電極)、 6・・・GaAsバッファ層、 7・・・stozl!!、 8・・・段差、 20 9 ・・・n−AfGaAs電子供給層、10・・・第
1の化合物半導体のオフ基板(GaAsオフ基板)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]一導電型の第1の化合物半導体よりなり(100
)面から極めて僅かの角度ずれた面を表面とするオフ基
板(10)上に、前記第1の半導体と同一の化合物半導
体よりなり一導電型の第1の化合物半導体の層(1)の
下半部(11)が形成され、 該第1の化合物半導体の層(1)の下半部(11)上に
、前記オフ基板(10)の面と平行に、かつ、相互に平
行に、一定の間隔を隔てつゝ、前記第1の化合物半導体
の禁制帯幅より大きな禁制帯幅を有する第2の半導体よ
りなるストライプの複数(2)が形成され、 該複数のストライプ(2)上と該複数のストライプ(2
)相互間とを含めて、前記第1の化合物半導体の層(1
)の下半部(11)の上に、前記第1の化合物半導体の
層(1)の上半部(12)が形成され、 前記オフ基板(10)には一方の電流端子(4)が形成
され、 前記第1の化合物半導体の層(1)の上半部(12)に
は他方の電流端子(3)が形成され、前記第1の化合物
半導体の層(1)の側面の前記複数のストライプ(2)
に対接する領域には、該複数のストライプ(2)に平行
に制御電極(5)が形成されてなる ことを特徴とする量子干渉トランジスタ。 [2]一導電型の第1の半導体よりなり(100)面か
ら極めて僅かの角度ずれた面を表面とし、一定の間隔を
隔てゝ相互に平行な段差(8)を有するオフ基板(10
)上に、原子層エピタキシ法を使用して、前記第1の化
合物半導体と同一の化合物半導体よりなり、一定の間隔
を隔てゝ相互に平行な段差(8)を有する一導電型の第
1の化合物半導体の層(1)の下半部(11)を形成し
、該一定の間隔を隔てゝ相互に平行な段差(8)を有す
る第1の化合物半導体の層(1)の下半部(11)上に
、原子層エピタキシ法を使用して、前記第1の化合物半
導体の禁制帯幅より大きな禁制帯幅を有する第2の半導
体のストライプ層(2)を前記段差(8)にそって形成
し、次に再び原子層エピタキシ法を使用して、前記第1
の化合物半導体と同一の化合物半導体よりなり一導電型
の第1の化合物半導体のストライプ層(21)を、前記
第2の半導体のストライプ層(2)の端面と隣接する段
差(8)との間に形成し、 前記第2の半導体のストライプ層(2)と前記第1の化
合物半導体のストライプ層(21)との上に、前記第1
の化合物半導体の層(1)の上半部(12)を形成し、 前記オフ基板(10)に一方の電流端子(4)を形成し
、 前記第1の化合物半導体の層(1)の上半部(12)に
他方の電流端子(3)を形成し、前記第1の化合物半導
体の層(1)の側面の前記複数のストライプ層(2)に
対接する領域に、該複数のストライプ層(2)に平行に
制御電極(5)を形成する ことを特徴とする量子干渉トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15587189A JPH0322568A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 量子干渉トランジスタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15587189A JPH0322568A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 量子干渉トランジスタ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0322568A true JPH0322568A (ja) | 1991-01-30 |
Family
ID=15615327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15587189A Pending JPH0322568A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 量子干渉トランジスタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0322568A (ja) |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP15587189A patent/JPH0322568A/ja active Pending
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