JPH0323929B2 - - Google Patents
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- JPH0323929B2 JPH0323929B2 JP60179030A JP17903085A JPH0323929B2 JP H0323929 B2 JPH0323929 B2 JP H0323929B2 JP 60179030 A JP60179030 A JP 60179030A JP 17903085 A JP17903085 A JP 17903085A JP H0323929 B2 JPH0323929 B2 JP H0323929B2
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- Japan
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- arm
- pedal
- operating
- neutral
- control
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- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は流体式無段変速機搭載トラクターにお
ける操作用ペダルの中立復帰機構に関する。
ける操作用ペダルの中立復帰機構に関する。
<従来の技術>
一般に、前・後進の切換え可能な流体式無段変
速機(以下、HSTと略称する。)を搭載したトラ
クターでは、その切換えと変速をペダルの踏込み
操作によつて行なつており、これを中立位置へ復
帰させるために、バネが使われている通例であ
る。
速機(以下、HSTと略称する。)を搭載したトラ
クターでは、その切換えと変速をペダルの踏込み
操作によつて行なつており、これを中立位置へ復
帰させるために、バネが使われている通例であ
る。
<発明が解決しようとする問題点>
とこが、HSTから発生する中立位置への戻し
トルクは第6図のように、そのHSTに作用する
負荷(HSTの油圧)や入力回転数などに起因し
て、プラス(変速側への中立方向に戻そうとする
モーメント)又はマイナス(増速側に向かつて働
くモーメント)に区々変化し、その結果ペダルの
踏圧力や中立ブレーキのフイーリングなどにも変
化を生ずることになる。
トルクは第6図のように、そのHSTに作用する
負荷(HSTの油圧)や入力回転数などに起因し
て、プラス(変速側への中立方向に戻そうとする
モーメント)又はマイナス(増速側に向かつて働
くモーメント)に区々変化し、その結果ペダルの
踏圧力や中立ブレーキのフイーリングなどにも変
化を生ずることになる。
この点、特にHSTの中立範囲はかなり狭いた
め、その中立位置にペダルを安定良く確固に復帰
保持させることには、上記戻しバネも含む構成諸
部材の加工技術並びに組立精度上困難が伴い、コ
スト高にもなる。
め、その中立位置にペダルを安定良く確固に復帰
保持させることには、上記戻しバネも含む構成諸
部材の加工技術並びに組立精度上困難が伴い、コ
スト高にもなる。
それにもまして、トラクターの場合その前進で
の負荷作業が通常であり、後進での負荷作業は極
めて稀な特殊性を持つており、その通常の使用状
態において上記したように、ペダルを中立位置へ
復帰させようとする大なるモーメントが作用する
ことになる処、この種従来の機構では上記負荷作
業の使用頻度やモーメントの変化を特に顧慮する
ことなく、その戻しバネによる常時一律の圧力を
ペダルに付与しているに過ぎない。
の負荷作業が通常であり、後進での負荷作業は極
めて稀な特殊性を持つており、その通常の使用状
態において上記したように、ペダルを中立位置へ
復帰させようとする大なるモーメントが作用する
ことになる処、この種従来の機構では上記負荷作
業の使用頻度やモーメントの変化を特に顧慮する
ことなく、その戻しバネによる常時一律の圧力を
ペダルに付与しているに過ぎない。
そのため、無負荷の一般走行中において後進す
る時には、機体が急発進する危険性を伴なう一
方、前進での負荷作業時にはペダルを意識的に深
く踏込まなければならず、その使用上の疲労や誤
操作を招きやすい問題がある。
る時には、機体が急発進する危険性を伴なう一
方、前進での負荷作業時にはペダルを意識的に深
く踏込まなければならず、その使用上の疲労や誤
操作を招きやすい問題がある。
<問題点を解決するための手段>
本発明はこのような問題点の改良を企図してお
り、そのための構成上トラクター機体に搭載され
たHSTの作動軸へ、これを揺動支点とする一体
回動の可能に取付けられた作動アームと、 その作動軸と平行なペダル軸支の廻りに揺動し
得るよう機体に枢着され、且つ作動アームとロツ
ドにより枢支連結されたペダルと、 同じく機体へ、やはり作動軸と平行なアーム支
軸の揺動支点廻りに揺動するよう枢着され、且つ
常時ペダルの中立復帰方向に向かうバネ圧が付与
され中立復帰用の調整アームとを備えた流体式無
段変速機搭載トラクターにおいて、 上記ペダルの踏込みによる機体の前進操作時に
調整アームと接触作用する前進制御用の径大な遊
動ローラーと、同じく機体の後進操作時に調整ア
ームと接触作用する後進制御用の径小な揺動ロー
ラーとを、上記作動アームの揺動支点を挟む上下
位置関係の2個一対として、且つペダルの中立時
にはその2個一対の一挙同時に調整アームと接触
作用するように、その作動アームへ各々軸支する
と共に、 上記前進制御用遊動ローラーの軸支点と調整ア
ームの揺動支点との相互間隔距離を、同じく調整
アームの揺動支点と後進制御用遊動ローラーの軸
支点との相互間隔距離よりも長大寸法に定めて、 機体の前進操作時における前進制御用遊動ロー
ラーに作用する中立復帰方向へのバネ圧を、同じ
く機体の後進操作時における後進制御用遊動ロー
ラーに作用するそれよりも、弱くなるように相違
変化させたことを特徴とするものである。
り、そのための構成上トラクター機体に搭載され
たHSTの作動軸へ、これを揺動支点とする一体
回動の可能に取付けられた作動アームと、 その作動軸と平行なペダル軸支の廻りに揺動し
得るよう機体に枢着され、且つ作動アームとロツ
ドにより枢支連結されたペダルと、 同じく機体へ、やはり作動軸と平行なアーム支
軸の揺動支点廻りに揺動するよう枢着され、且つ
常時ペダルの中立復帰方向に向かうバネ圧が付与
され中立復帰用の調整アームとを備えた流体式無
段変速機搭載トラクターにおいて、 上記ペダルの踏込みによる機体の前進操作時に
調整アームと接触作用する前進制御用の径大な遊
動ローラーと、同じく機体の後進操作時に調整ア
ームと接触作用する後進制御用の径小な揺動ロー
ラーとを、上記作動アームの揺動支点を挟む上下
位置関係の2個一対として、且つペダルの中立時
にはその2個一対の一挙同時に調整アームと接触
作用するように、その作動アームへ各々軸支する
と共に、 上記前進制御用遊動ローラーの軸支点と調整ア
ームの揺動支点との相互間隔距離を、同じく調整
アームの揺動支点と後進制御用遊動ローラーの軸
支点との相互間隔距離よりも長大寸法に定めて、 機体の前進操作時における前進制御用遊動ロー
ラーに作用する中立復帰方向へのバネ圧を、同じ
く機体の後進操作時における後進制御用遊動ロー
ラーに作用するそれよりも、弱くなるように相違
変化させたことを特徴とするものである。
<実施例>
以下、図示の実施例に基いて本発明の具体的構
成を詳述すると、第1〜4図は本発明の基本実施
例を表しており、10はトラクター機体であつ
て、そのトランスミツシヨンケース内における後
車輪への伝動系統中にはHST(図示省略)が組込
まれている。11はそのHSTから機体10の外
部へ水平状態に派出横架された作動軸であり、そ
の派出先端部には該作動軸11を一体に回動させ
る作動アーム12が取付け固定されている。そし
て、作動アーム12はその中途部を作動軸11に
よる揺動支点Aとして、前後方向へ揺動運動する
ようになつている。
成を詳述すると、第1〜4図は本発明の基本実施
例を表しており、10はトラクター機体であつ
て、そのトランスミツシヨンケース内における後
車輪への伝動系統中にはHST(図示省略)が組込
まれている。11はそのHSTから機体10の外
部へ水平状態に派出横架された作動軸であり、そ
の派出先端部には該作動軸11を一体に回動させ
る作動アーム12が取付け固定されている。そし
て、作動アーム12はその中途部を作動軸11に
よる揺動支点Aとして、前後方向へ揺動運動する
ようになつている。
13は前進Fと後進Rの切換え操作用ペダルで
あつて、機体10から上記作動軸11と平行な固
定状態に突出されたペダル支軸14の廻りに、図
外のスウイングレバーを介してシーソーの如く揺
動するように枢着されており、機体10の前進F
時にはその前部位置が、同じく後進R時にはその
後部位置が下方へ各々踏込まれることになる。1
5はそのペダル13の中途部と上記作動アーム1
2の下部とを枢支連結する一定長さのロツドであ
り、詳細を図示省略してあるが、その長さを長短
に予じめ調整できるようになつている。
あつて、機体10から上記作動軸11と平行な固
定状態に突出されたペダル支軸14の廻りに、図
外のスウイングレバーを介してシーソーの如く揺
動するように枢着されており、機体10の前進F
時にはその前部位置が、同じく後進R時にはその
後部位置が下方へ各々踏込まれることになる。1
5はそのペダル13の中途部と上記作動アーム1
2の下部とを枢支連結する一定長さのロツドであ
り、詳細を図示省略してあるが、その長さを長短
に予じめ調整できるようになつている。
又、16は上記作動アーム12の上部位置に軸
支された前進制御用の径大な遊動ローラー、17
は同じく作動アーム12の下部位置に軸支された
後進制御用の径小な揺動ローラーであつて、その
2個一対が作動アーム12の揺動支点Aを挟む上
下位置関係に対峙しており、その状態のもとでペ
ダル13の中立N時には、第2図のように後述す
る中立復帰用の調整アームと、一挙同時に接触作
用するようになつている。
支された前進制御用の径大な遊動ローラー、17
は同じく作動アーム12の下部位置に軸支された
後進制御用の径小な揺動ローラーであつて、その
2個一対が作動アーム12の揺動支点Aを挟む上
下位置関係に対峙しており、その状態のもとでペ
ダル13の中立N時には、第2図のように後述す
る中立復帰用の調整アームと、一挙同時に接触作
用するようになつている。
その場合、前進制御用遊動ローラー16の軸支
点Bと作動アーム12の揺動支点Aとの相互間隔
距離bは、同じく揺動支点Aと後進制御用遊動ロ
ーラー17の軸支点Cとの相互間隔距離aと実質
上同一に定めることもできるが、特に図例では御
述する中立復帰用バネの伸縮量又はそのバネによ
り引張られる調整アームの揺動量を、前進F操作
時と後進R操作時との相互同一に保つため、前者
の間隔距離bを後者の間隔距離aよりも長大寸法
に設定している。
点Bと作動アーム12の揺動支点Aとの相互間隔
距離bは、同じく揺動支点Aと後進制御用遊動ロ
ーラー17の軸支点Cとの相互間隔距離aと実質
上同一に定めることもできるが、特に図例では御
述する中立復帰用バネの伸縮量又はそのバネによ
り引張られる調整アームの揺動量を、前進F操作
時と後進R操作時との相互同一に保つため、前者
の間隔距離bを後者の間隔距離aよりも長大寸法
に設定している。
更に、18は中立復帰用の調整アームであつ
て、L字形に屈曲された形態を呈しており、その
垂立する一半部19とほぼ水平な他半部20との
境界位置において、機体10から上記ペダル軸1
4と同様な固定状態に突出されたアーム支軸21
に枢着されている。その支軸21も上記HSTの
作動軸11と平行状態にあり、これを揺動支点D
として調整アーム18が揺動運動するようになつ
ている。22はその調整アーム18の他半部20
と機体10との相互間に連繋張架された中立復帰
用の引張りコイルバネであり、調整アーム18の
就中一半部19を常時前方へ押圧付勢している。
て、L字形に屈曲された形態を呈しており、その
垂立する一半部19とほぼ水平な他半部20との
境界位置において、機体10から上記ペダル軸1
4と同様な固定状態に突出されたアーム支軸21
に枢着されている。その支軸21も上記HSTの
作動軸11と平行状態にあり、これを揺動支点D
として調整アーム18が揺動運動するようになつ
ている。22はその調整アーム18の他半部20
と機体10との相互間に連繋張架された中立復帰
用の引張りコイルバネであり、調整アーム18の
就中一半部19を常時前方へ押圧付勢している。
その場合、中立Nの復帰方向に向かう押動弾圧
力を受担した調整アーム18の殊更一半部19
は、上記作動アーム12の両遊動ローラー16,
17に正しく臨む関係位置にあり、その中立N時
において両遊動ローラー16,17へ一挙同時に
等しく接触するように設定されている。
力を受担した調整アーム18の殊更一半部19
は、上記作動アーム12の両遊動ローラー16,
17に正しく臨む関係位置にあり、その中立N時
において両遊動ローラー16,17へ一挙同時に
等しく接触するように設定されている。
しかも、その調整アーム18の揺動支点Dと前
進制御用遊動ローラー16の軸支点Bと相互間隔
距離yが、同じく揺動支点Dと後進制御用遊動ロ
ーラー17の軸支点Cとの相互間隔距離xよりも
長大寸法に定められており、以つて共通の中立復
帰用コイルバネ22を用いつつも、その復帰用押
圧力を調整アーム18により、前進制御用遊動ロ
ーラー16に対して弱く、後進制御用遊動ローラ
ー17に対しては強く作動させ得るようになつて
いる。
進制御用遊動ローラー16の軸支点Bと相互間隔
距離yが、同じく揺動支点Dと後進制御用遊動ロ
ーラー17の軸支点Cとの相互間隔距離xよりも
長大寸法に定められており、以つて共通の中立復
帰用コイルバネ22を用いつつも、その復帰用押
圧力を調整アーム18により、前進制御用遊動ロ
ーラー16に対して弱く、後進制御用遊動ローラ
ー17に対しては強く作動させ得るようになつて
いる。
即ち、機体10の前進F操作時と後進R操作時
に、上記コイルバネ22による同等の中立復帰用
押圧力が働き、そのコイルバネ22の伸縮量が同
じとなるように、両遊動ローラー16,17にお
ける上記間隔距離x,yの寸法比を定めると共
に、そのコイルバネ22の調整アーム18に対す
る取付点Eと、該調整アーム18の揺動支点Dと
を結ぶ他半分20の長さをzとし、上記間隔距離
x、yの寸法比からコイルバネ22が一定の作用
長さLを有する時の荷重をwとした場合に、前進
制御用遊動ローラ16と後進制御用遊動ローラー
17に作用する力が、次の関係を保つように設定
されているわけである。
に、上記コイルバネ22による同等の中立復帰用
押圧力が働き、そのコイルバネ22の伸縮量が同
じとなるように、両遊動ローラー16,17にお
ける上記間隔距離x,yの寸法比を定めると共
に、そのコイルバネ22の調整アーム18に対す
る取付点Eと、該調整アーム18の揺動支点Dと
を結ぶ他半分20の長さをzとし、上記間隔距離
x、yの寸法比からコイルバネ22が一定の作用
長さLを有する時の荷重をwとした場合に、前進
制御用遊動ローラ16と後進制御用遊動ローラー
17に作用する力が、次の関係を保つように設定
されているわけである。
前進(F)操作時W・Z/y<W・Z/x後進(R)操作
時 尚、その荷重wについては前進F操作時の最小
時負荷、つまりHSTの作動軸11が増速側に向
かつて働く軸トルク値以上の戻しバネ荷重とし
て、中立ブレーキフイーリングの良い値に予じめ
設定しておくこと勿論である。
時 尚、その荷重wについては前進F操作時の最小
時負荷、つまりHSTの作動軸11が増速側に向
かつて働く軸トルク値以上の戻しバネ荷重とし
て、中立ブレーキフイーリングの良い値に予じめ
設定しておくこと勿論である。
この点、第2〜4図の上記基本実施例では、調
整アーム18のそれ自身をL字屈曲型に定めてい
るが、上記の趣旨を逸脱しない構成であるなら
ば、第5図の変形実施例に示す通り、その調整ア
ーム18を言わばI字状のストレート形態やその
他に作成しても良い。
整アーム18のそれ自身をL字屈曲型に定めてい
るが、上記の趣旨を逸脱しない構成であるなら
ば、第5図の変形実施例に示す通り、その調整ア
ーム18を言わばI字状のストレート形態やその
他に作成しても良い。
<作用>
上記の基本実施例に基いて、次のその作用を説
明すると、先づペダル13の前部位置を踏込み操
作した時には、第3図のように作動アーム12の
下部がロツド15によつて前方へ引張られ、その
上部に軸支されている前進制御用遊動ローラー1
6のみが調整アーム18と接触して、そのコイル
バネ22による中立方向への復帰圧力を受けるこ
とになり、HSTはそのペダル13の踏込み量に
応じた前進Fの速度状態を保つ。その場合、上記
の構成により前進制御用遊動ローラー16に作用
する復帰圧力は比較的に弱いものとされているた
め、使用頻度の高い前進負荷作業に当つて、軽快
に変速操作することができる。
明すると、先づペダル13の前部位置を踏込み操
作した時には、第3図のように作動アーム12の
下部がロツド15によつて前方へ引張られ、その
上部に軸支されている前進制御用遊動ローラー1
6のみが調整アーム18と接触して、そのコイル
バネ22による中立方向への復帰圧力を受けるこ
とになり、HSTはそのペダル13の踏込み量に
応じた前進Fの速度状態を保つ。その場合、上記
の構成により前進制御用遊動ローラー16に作用
する復帰圧力は比較的に弱いものとされているた
め、使用頻度の高い前進負荷作業に当つて、軽快
に変速操作することができる。
又、逆にペダル13の後部位置を踏込み操作す
ると、第4図のように作動アーム12の下部がロ
ツト15によつて後方へ押され、その下部に軸支
されている別な後進制御用遊動ローラー17のみ
が調整アーム18と接触し、やはりコイルバネ2
2による中立方向への復帰圧力を受担することに
なり、HSTがそのペダル13の踏込み量に応じ
た後進Rの速度状態に維持される。その状態のも
とで、行進制御用遊動ローラー17に付与された
復帰圧力は上記のように強いものであるため、一
般走行中における後進方向への急発進を予防する
ことができる。
ると、第4図のように作動アーム12の下部がロ
ツト15によつて後方へ押され、その下部に軸支
されている別な後進制御用遊動ローラー17のみ
が調整アーム18と接触し、やはりコイルバネ2
2による中立方向への復帰圧力を受担することに
なり、HSTがそのペダル13の踏込み量に応じ
た後進Rの速度状態に維持される。その状態のも
とで、行進制御用遊動ローラー17に付与された
復帰圧力は上記のように強いものであるため、一
般走行中における後進方向への急発進を予防する
ことができる。
そして、上記踏込みが悉く解除された中立Nの
状態では、第2図のように前進制御用並びに後進
制御用の両遊動ローラー16,17へ、その所謂
2点支持作用のもとに調整アーム18が接触し、
これにコイルバネ22の一定な作用力が与えられ
るため、著しく安定・確固としたペダル13の姿
勢を得られることになり、HSTの著しく狭い中
立範囲に対応し得るのである。何れにしても、前
進制御用の遊動ローラー16と後進制御用の遊動
ローラー17は、その文字通りの遊動自由に作動
アーム12へ軸支されており、その遊動作用のも
とに調整アーム18と接触するようになつている
ため、その接触作用上の偏摩耗や摺擦抵抗、シヨ
ツクなどを効果的に無くすることができ、その耐
久性は勿論のこと、上記変速作用の円滑さと安定
性も著しく昴め得るのである。
状態では、第2図のように前進制御用並びに後進
制御用の両遊動ローラー16,17へ、その所謂
2点支持作用のもとに調整アーム18が接触し、
これにコイルバネ22の一定な作用力が与えられ
るため、著しく安定・確固としたペダル13の姿
勢を得られることになり、HSTの著しく狭い中
立範囲に対応し得るのである。何れにしても、前
進制御用の遊動ローラー16と後進制御用の遊動
ローラー17は、その文字通りの遊動自由に作動
アーム12へ軸支されており、その遊動作用のも
とに調整アーム18と接触するようになつている
ため、その接触作用上の偏摩耗や摺擦抵抗、シヨ
ツクなどを効果的に無くすることができ、その耐
久性は勿論のこと、上記変速作用の円滑さと安定
性も著しく昴め得るのである。
更に、トラクター機体10による作業上、前進
制御遊動ローラー16の使用頻度は、後進制御用
遊動ローラー17のそれに比して高いが、その前
進制御用遊動ローラー16を後進制御用遊動ロー
ラー17よりも径大寸法に形成してあるため、上
記作用を支障なく達成しつつも、その両遊動ロー
ラー16,17の耐久性とコストも合理的にバラ
ンスさせることができることとなる。
制御遊動ローラー16の使用頻度は、後進制御用
遊動ローラー17のそれに比して高いが、その前
進制御用遊動ローラー16を後進制御用遊動ロー
ラー17よりも径大寸法に形成してあるため、上
記作用を支障なく達成しつつも、その両遊動ロー
ラー16,17の耐久性とコストも合理的にバラ
ンスさせることができることとなる。
<発明の効果>
以上のように、本発明ではトラクター機体10
に搭載されたHSTの作動軸11へ、これを揺動
支点Aとする一体回動の可能に取付けられた作動
アーム12と、 その作動軸11と平行なペダル支軸14の廻り
に揺動し得るよう機体10に枢着され、且つ作動
アーム12とロツド15により枢支連結されたペ
ダル13と、 同じく機体10へ、やはり作動軸11と平行な
アーム支軸21の揺動支点D廻りに揺動するよう
枢着され、且つ常時ペダル13の中立復帰方向に
向かうバネ圧が付与された中立復帰用の調整アー
ム18とを備えた流体式無段変速機搭載トラクタ
ーにおいて、 上記ペダル13の踏込みによる機体10の前進
操作時に調整アーム18と接触作用する前進制御
用の径大な遊動ローラー16と、同じく機体10
の後進操作時に調整アーム18と接触作用する後
進制御用の径小な遊動ローラー17とを、上記作
動アーム12の揺動支点Aを挟む上下位置関係の
2個一対として、且つペダル13の中立時にはそ
の2個一対の一挙同時に調整アーム18と接触作
用するように、その作動アーム12へ各々軸支す
ると共に、 上記前進制御用遊動ローラー16の軸支点Bと
調整アーム18の揺動支点Dとの相互間隔距離y
を、同じく調整アーム18の揺動支点Dと後進制
御用遊動ローラー17の軸支点Cとの相互間隔距
離xよりも長大寸法に定めて、 機体10の前進操作時における前進制御用遊動
ローラー16に作用する中立復帰方向へのバネ圧
を、同じく機体10の後進操作時における後進制
御用遊動ローラー17に作用するそれよりも、弱
くなるように相違変化させてある構成のため、第
6図に基き冒頭に述べた従来技術の問題点を確実
に改良できる効果がある。
に搭載されたHSTの作動軸11へ、これを揺動
支点Aとする一体回動の可能に取付けられた作動
アーム12と、 その作動軸11と平行なペダル支軸14の廻り
に揺動し得るよう機体10に枢着され、且つ作動
アーム12とロツド15により枢支連結されたペ
ダル13と、 同じく機体10へ、やはり作動軸11と平行な
アーム支軸21の揺動支点D廻りに揺動するよう
枢着され、且つ常時ペダル13の中立復帰方向に
向かうバネ圧が付与された中立復帰用の調整アー
ム18とを備えた流体式無段変速機搭載トラクタ
ーにおいて、 上記ペダル13の踏込みによる機体10の前進
操作時に調整アーム18と接触作用する前進制御
用の径大な遊動ローラー16と、同じく機体10
の後進操作時に調整アーム18と接触作用する後
進制御用の径小な遊動ローラー17とを、上記作
動アーム12の揺動支点Aを挟む上下位置関係の
2個一対として、且つペダル13の中立時にはそ
の2個一対の一挙同時に調整アーム18と接触作
用するように、その作動アーム12へ各々軸支す
ると共に、 上記前進制御用遊動ローラー16の軸支点Bと
調整アーム18の揺動支点Dとの相互間隔距離y
を、同じく調整アーム18の揺動支点Dと後進制
御用遊動ローラー17の軸支点Cとの相互間隔距
離xよりも長大寸法に定めて、 機体10の前進操作時における前進制御用遊動
ローラー16に作用する中立復帰方向へのバネ圧
を、同じく機体10の後進操作時における後進制
御用遊動ローラー17に作用するそれよりも、弱
くなるように相違変化させてある構成のため、第
6図に基き冒頭に述べた従来技術の問題点を確実
に改良できる効果がある。
即ち、本発明の構成によれば、作動アーム12
の両端位置に前進制御用遊動ローラー16と、後
進制御用遊動ローラー17との2個一対が軸支さ
れており、ペダル13の中立N時には第2図のよ
うに、その作動アーム12の揺動支点Aを挟む上
下位置関係の2個一対が、調整アーム18と一挙
同時に接触作用するようになつているため、
HSTの狭い中立範囲に対しても、そのペダル1
3を正確な中立復帰状態として、常時安定良く確
固に保持できる効果がある。
の両端位置に前進制御用遊動ローラー16と、後
進制御用遊動ローラー17との2個一対が軸支さ
れており、ペダル13の中立N時には第2図のよ
うに、その作動アーム12の揺動支点Aを挟む上
下位置関係の2個一対が、調整アーム18と一挙
同時に接触作用するようになつているため、
HSTの狭い中立範囲に対しても、そのペダル1
3を正確な中立復帰状態として、常時安定良く確
固に保持できる効果がある。
又、2個一対の遊動ローラー16,17を調整
アーム18へ一挙同時に接触作用させることによ
り、そのペダル13の中立状態を維持するもので
あるため、これに働く中立復帰用バネ22の負荷
も各個に分散されることになり、その意味からも
耐久性の向上に役立つ。
アーム18へ一挙同時に接触作用させることによ
り、そのペダル13の中立状態を維持するもので
あるため、これに働く中立復帰用バネ22の負荷
も各個に分散されることになり、その意味からも
耐久性の向上に役立つ。
更に、上記遊動ローラー16,17は何れも文
字通りの遊動するローラー形態として、調整アー
ム18と接触作用するようになつているため、そ
の揺動しない固定ピンやその他の剛性な部材によ
るものに比し、第3,4図のような前・後進操作
時における作動アーム12の揺動作用に応じて、
各遊動ローラー16,17が円滑に追従する如く
遊動し、調整アーム18との接触作用上、その摺
擦抵抗やシヨツク、偏摩耗などを効果的に無くせ
るのであり、信頼度の高い耐久性に富む構成を容
易に得られることとなる。
字通りの遊動するローラー形態として、調整アー
ム18と接触作用するようになつているため、そ
の揺動しない固定ピンやその他の剛性な部材によ
るものに比し、第3,4図のような前・後進操作
時における作動アーム12の揺動作用に応じて、
各遊動ローラー16,17が円滑に追従する如く
遊動し、調整アーム18との接触作用上、その摺
擦抵抗やシヨツク、偏摩耗などを効果的に無くせ
るのであり、信頼度の高い耐久性に富む構成を容
易に得られることとなる。
しかも、前進制御用の遊動ローラー16が後進
制御用の遊動ローラー17よりも径大寸法に作成
されているため、上記のように安定な接触作用を
得られるにも拘らず、そのトラクターでの作業上
頻繁に使う前進制御用遊動ローラー16の耐久性
に著しく向上できる効果もある。
制御用の遊動ローラー17よりも径大寸法に作成
されているため、上記のように安定な接触作用を
得られるにも拘らず、そのトラクターでの作業上
頻繁に使う前進制御用遊動ローラー16の耐久性
に著しく向上できる効果もある。
特に、本発明の場合前進制御用遊動ローラー1
6の軸支点Bと調整アーム18の揺動支点Dとの
相互間隔距離yが、同じく調整アーム18の揺動
支点Dと後進制御用遊動ローラー17の軸支点C
との相互間隔距離xよりも長大寸法に定められて
おり、以つてトラクター機体10の前進操作時に
おける前進制御用遊動ローラー16に作用する中
立復帰方向へのバネ圧が弱く、同じく後操作時に
おける後進制御用遊動ローラー17に作用するそ
れが強くなるように相違変化させてあるため、使
用分度の高いトラクター機体10の前進負荷作業
時には、ペダル13の軽い踏込みによつて疲労な
く変速操作できる一方、後進の一般走行時にはペ
ダル13の踏込みが自づと重くなり、その急発進
する危険を確実に予防することもできるのであ
る。
6の軸支点Bと調整アーム18の揺動支点Dとの
相互間隔距離yが、同じく調整アーム18の揺動
支点Dと後進制御用遊動ローラー17の軸支点C
との相互間隔距離xよりも長大寸法に定められて
おり、以つてトラクター機体10の前進操作時に
おける前進制御用遊動ローラー16に作用する中
立復帰方向へのバネ圧が弱く、同じく後操作時に
おける後進制御用遊動ローラー17に作用するそ
れが強くなるように相違変化させてあるため、使
用分度の高いトラクター機体10の前進負荷作業
時には、ペダル13の軽い踏込みによつて疲労な
く変速操作できる一方、後進の一般走行時にはペ
ダル13の踏込みが自づと重くなり、その急発進
する危険を確実に予防することもできるのであ
る。
第1図は本発明に係るトラクターの概略側面
図、第2図はその要部を抽出模式化した中立操作
状態の拡大側面図、第3,4図は同じく前進操作
状態と後進操作状態の各拡大側面図、第5図は第
2図に対応する変形実施例の拡大側面図、第6図
はHSTの作動軸に作用する戻しトルクを示す線
グラフである。 10……トラクター機体、11……作動軸、1
2……作動アーム、13……ペダル、14……ペ
ダル支軸、15……ロツド、16……前進制御用
遊動ローラー、17……後進制御用遊動ローラ
ー、18……調整アーム、21……アーム支軸、
22……コイルバネ、A,D……揺動支点、B,
C……軸支点、E……バネ取付点、a,b……間
隔距離、x,y……間隔距離。
図、第2図はその要部を抽出模式化した中立操作
状態の拡大側面図、第3,4図は同じく前進操作
状態と後進操作状態の各拡大側面図、第5図は第
2図に対応する変形実施例の拡大側面図、第6図
はHSTの作動軸に作用する戻しトルクを示す線
グラフである。 10……トラクター機体、11……作動軸、1
2……作動アーム、13……ペダル、14……ペ
ダル支軸、15……ロツド、16……前進制御用
遊動ローラー、17……後進制御用遊動ローラ
ー、18……調整アーム、21……アーム支軸、
22……コイルバネ、A,D……揺動支点、B,
C……軸支点、E……バネ取付点、a,b……間
隔距離、x,y……間隔距離。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トラクター機体10に搭載されたHSTの作
動軸11へ、これを揺動支店Aとする一体回動の
可能に取付けられた作動アーム12と、 その作動軸11と平行なペダル支軸14の廻り
に揺動し得るよう機体10に枢着され、且つ作動
アーム12とロツド15により枢支連結されたペ
ダル13と、 同じく機体10へ、やはり作動軸11と平行な
アーム支軸21の揺動支点D廻りに揺動するよう
枢着され、且つ常時ペダル13の中立復帰方向に
向かうバネ圧が付与された中立復帰用の調整アー
ム18とを備えた流体式無段変速機搭載トラクタ
ーにおいて、 上記ペダル13の踏込みによる機体10の前進
操作時に調整アーム18と接触作用する前進制御
用の径大な遊動ローラー16と、同じく機体10
の後進操作時に調整アーム18と接触作用する後
進制御用の径小な遊動ローラー17とを、上記作
動アーム12の揺動支点Aを挟む上下位置関係の
2個一対として、且つペダル13の中立時にはそ
の2個一対の一挙同時に調整アーム18と接触作
用するように、その作動アーム12へ各々軸支す
ると共に、 上記前進制御用遊動ローラー16の軸支点Bと
調整アーム18の揺動支点Dとの相互間隔距離y
を、同じく調整アーム18の揺動支点Dと後進制
御用遊動ローラー17の軸支点Cとの相互間隔距
離xよりも長大寸法に定めて、 機体10の前進操作時における前進制御用遊動
ローラー16に作用する中立復帰方向へのバネ圧
を、同じく機体10の後進操作時における後進制
御用遊動ローラー17に作用するそれよりも、弱
くなるように相違変化させたことを特徴とする流
体式無段変速機搭載トラクターにおける操作用ペ
ダルの中立復帰機構。 2 作動アーム12の揺動支点Aと前進制御用遊
動ローラー16の軸支点Bとの相互間隔距離b
を、同じく作動アーム12の揺動支点Aと後進制
御用遊動ローラー17の軸支点Cとの相互間隔距
離aよりも長大寸法に定めて、 機体10の前進操作時における調整アーム18
の揺動量と、同じく機体10の後進操作時におけ
るそれとを、実質的に同等化させたことを特徴と
する特許請求の範囲・第1項記載の流体式無段変
速機搭載トラクターにおける操作用ペダルの中立
復帰機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17903085A JPS6239329A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 流体式無段変速機搭載トラクタ−における操作用ペダルの中立復帰機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17903085A JPS6239329A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 流体式無段変速機搭載トラクタ−における操作用ペダルの中立復帰機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6239329A JPS6239329A (ja) | 1987-02-20 |
| JPH0323929B2 true JPH0323929B2 (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=16058881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17903085A Granted JPS6239329A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 流体式無段変速機搭載トラクタ−における操作用ペダルの中立復帰機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6239329A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5798016A (en) * | 1994-03-08 | 1998-08-25 | International Business Machines Corporation | Apparatus for hot wall reactive ion etching using a dielectric or metallic liner with temperature control to achieve process stability |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5833687Y2 (ja) * | 1978-10-13 | 1983-07-28 | 双葉電子工業株式会社 | 可変抵抗器の制御装置 |
| JPS6037618Y2 (ja) * | 1979-07-16 | 1985-11-09 | 株式会社クボタ | 足踏式変速操作装置 |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP17903085A patent/JPS6239329A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6239329A (ja) | 1987-02-20 |
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