JPH032997Y2 - - Google Patents

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JPH032997Y2
JPH032997Y2 JP13959783U JP13959783U JPH032997Y2 JP H032997 Y2 JPH032997 Y2 JP H032997Y2 JP 13959783 U JP13959783 U JP 13959783U JP 13959783 U JP13959783 U JP 13959783U JP H032997 Y2 JPH032997 Y2 JP H032997Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 技術分野 本考案は、コンデンサと抵抗を用いて発振動作
を行なうCR発振器の上記コンデンサ端子電圧を
利用したパワーオンリセツト回路に関し、より詳
細にはカメラ用IC(集積回路)等の低電圧動作IC
に最適なパワーオンリセツト回路に関するもので
ある。
(b) 従来の技術 従来、例えば第1図に示すようにCR発振器の
コンデンサCoscの端子電圧を利用してパワーオ
ンリセツトを行なうようにしたパワーオンリセツ
ト回路が広く用いられている。第1図において、
C1とC2は、それぞれパワーオンリセツト用と
発振動作用に用いられるコンパレータ、Q1,Q
2はトランジスタ、D1はダイオードR1〜R7
は抵抗である。
この場合、発振器の動作は次のようになる。
発振時のコンデンサCoscの充電電圧の最大値
は、発振器のコンパレータC2の出力がL(ロー
レベル)でトランジスタQ1,Q2がオフのとき
(このときコンデンサCoscの充電が行なわれる。)
にコンパレータC2の反転入力端に与えられてい
る基準電圧、 すなわち、 Vref(H)={R5/(R4+R5)}Vcc −Vio ……(1) (但し、Vcc;電源電圧、Vio;コンパレータ
C2の入力オフセツト電圧) で定まり、端子電圧がこのVref(H)に達する
までコンデンサOoscの充電が行なわれる。コン
デンサCoscの端子電圧がVref(H)を超えると、
コンパレータC2は反転し出力がH(ハイレベル)
となつて、トランジスタQ1,Q2がオンとなつ
てコンデンサOoscは放電を止め、端子電圧がこ
のときコンパレータC2の反転入力端が基準電圧
すなわち、 Vref(L)={(R6//R5)/(R6//R5 +R4)}Vcc+Vio ……(2) (但し、R6//R5は抵抗R6とR5の並列抵抗
値を示す。) 以下になると、コンパレータC2が再び反転し
て出力がLとなりコンデンサOoscの充電が再び
行なわれる。これを繰り返して発振を行なう。従
つて、発振時のコンデンサCoscの端子電圧の最
小値は(2)式で示したVref(L)となる。また、上
述のコンデンサCoscの充電は電源Vccから抵抗R
1,R2を介して行なわれるので、充電の行なわ
れる時間tは、 t=Cosc(R1+R2)ln〔{Vcc− Vref(L)}/{Vcc−Vref(H)}〕 ……(3) (但し、lnは実然対数) となる。ここで、コンデンサOoscの端子電圧波
形は、第2図に示すようになる。
一方、パワーオンリセツト用のコンパレータC
1は、反転入力端に与えられる第1図A点におけ
るコンデンサOoscの端子電圧を、非反転入力端
に与えられる基準電圧としての第1図B点のダイ
オードD1の順方向VBEと比較し、B点の電圧よ
りA点が低いときにリセツト出力をH、すなわち
リセツトオン状態とし、またA点の電圧の方が高
くなるとリセツト出力をL、すなわちリセツトオ
フとする。
従つて、第3図に示すように電源投入時、電源
電圧が上昇するとともにA,B点の電圧は共に上
昇するが、A点の電圧はコンデンサCoscの充電
電圧であるため、ダイオードD1の順方向電圧
VBEであるB点の電圧に比して上昇がゆるやかで
ある。このため、電源投入直後からB点の電圧の
方がA点より高くコンパレータC1の出力はH状
態となるため、リセツト出力がほぼ電源電圧の上
昇と同様に上昇する。ダイオードD1の順方向電
圧VBEは、0.7V程度であり、コンデンサCoscの充
電電圧の最大値をそれ以上例えば第2図に示した
ように2.2V程度としておけば第3図のようにコ
ンデンサCoscの充電がすすんでその端子電圧が
0.7Vを越えた時点でリセツトオフとする。
ところで、この場合ダイオードD1一段のVBE
は0.6V〜0.7Vであり、この程度の電源電圧では
一般にCMOS(相補型金属酸化物半導体)回路は
働かない。(CMOS回路のスレシホールドレベル
Vthを低くすれば低電源電圧でも動作させること
が可能であるが、低VthのCMOSは製造上安定化
するのが困難である。)一般的にVthが0.6±0.3V
(Pチヤンネル、Nチヤンネル共)のCMOSでは
最低1〜1.2V程度の電源電圧が必要となる。そ
こでパワーオンリセツトの基準電圧を与えるダイ
オードを二段とすれば、リセツト解除電圧は1.2
〜1.4V程度となり好ましいが、このようにする
と、低電圧動作の場合には電源電圧の定格値Vcc
を2V程度とするため、(1)式のVref(H)、(2)式の
Vref(L)が1.6〜1.0V位になるので、発振動作中
常にリセツトがかかることになり、安定しなくな
つてしまう。
そこで、本出願人は、低電圧動作回路に対して
も確実なパワーオンリセツトを可能とし、定常発
振状態においても安定なパワーオンリセツト回路
に関する次のような発明につき先に提案した(特
願昭58−31297号)。
すなわち、第4図に示すように、パワーオンリ
セツト用のコンパレータC3として、通常のコン
パレータ出力と該出力を反転した出力とが得られ
るコンパレータを用い(もちろん通常のコンパレ
ータ出力を反転して反転出力を得るようにしても
よい。)、且つ比較基準電圧を得るためのダイオー
ドを、D2,D3の直列回路からなる二段構造と
する。そして、これらダイオードD2,D3の接
続点をトランジスタQ3のコレクターエミツタ間
を通してアース電位に接続し、該トランジスタQ
3のベースを抵抗R8を介して上記コンパレータ
C3の反転出力に接続し、該反転出力がHすなわ
ちリセツトオフ時に該トランジスタQ3をオンす
るように構成する。
このよううな構成において、電源電圧の立上り
時には、トランジスタQ3はオフとなつており、
パワーオンリセツト用のコンパレータC3の比較
基準電圧は、2VBEとなる。電源電圧が上昇し、
コンデンサCoscが充電されてコンデンサCoscの
端子電圧が2VBEよりも大きくなると、コンパレ
ータC3が反転し、リセツトオフとなり、トラン
ジスタQ3がオンとなつて、ダイオードD3が短
絡され、比較基準電圧は、ダイオードD2のみに
よつて与えられるVBEとなり、その後コンデンサ
Coscの端子電圧が1.0V程度に下つても問題なく
発振動作が行なえる。
このようにすれば、低電圧CMOS等の低電圧
動作回路に適用しても、確実で効果的なパワーオ
ンリセツト動作が行なわれ、且つ電源電圧が充分
に上昇してからリセツトが解除され、しかも定常
の発振動作を不安定にするおそれはない。
しかしながら、このような方式を採用した場合
にも次のような問題があつた。
第5図に、上述した第4図の方式を具体化した
場合の一例の構成を、第4図に対応する部分には
同符号を付して示す。
第5図において、コンデンサCoscの両端の電
位を最大1.3V位に設定した場合、リセツト回路
RSTの基準電圧すなわちコンパレータC3の比
較基準電位はダイオード2段D2,D3分で約
1.2V位にとる必要があつた。(但し発振を始めれ
ばトランジスタQ3がオンとなり該基準電圧はダ
イオード1段分で0.6Vになる。)ところが、発振
時のコンデンサCoscの端子電位は0.8〜1.2V程度
である。一方、特に低温時等にダイオードのVBE
が上がり、ダイオード2段D2,D3分の上記リ
セツト回路RSTの基準電圧が1.3V程度にまでな
ることがある。このとき、コンデンサの端子電位
はいつまでたつても上記基準電位を越えず、リセ
ツト出力がオフとならいのでリセツトがかかつた
ままの状態となつてしまう。
(c) 目的 本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、低電圧動作回路
に対しても確実なパワーオンリセツトを可能と
し、定常発振状態においても安定であつて、しか
も低温時等において誤動作のおそれのないパワー
オンリセツト回路を提供することにある。
(D) 構成 本考案の構成について、以下一実施例に基づい
て説明する。
先に説明した第5図において、発振コンデンサ
端(コンデンサQ4のベース)の電位をリセツト
出力が“H”から“L”になるまで上昇させるた
めには、トランジスタQ1がオンとなり抵抗R
2,R3を通して放電させることがなければよ
い。すなわち、そのためにはリセツト出力が
“H”である間(トランジスタQ5がオフのとき)
はトランジスタQ1がオフとなるようにすればよ
い。
そこで、本考案の一実施例は、第6図に示すよ
うに、トランジスタQ5と同じ位相で動作するよ
うに設けたトランジスタQ6の出力でトランジス
タQ7のベース電位をコントロールし、このトラ
ンジスタQ7でトランジスタQ1のベース電位を
スイツチングするようにする。
このようにすれば、電源投入直後には、トラン
ジスタQ5がオフ(Q6も同様)で、リセツト出
力(H)が出力されているとき、トランジスタQ
7はオンとなり、そのため、抵抗R2,R3と協働
してコンデンサCoscの放電回路を形成するトラ
ンジスタQ1は、強制的にオフとされ、上記放電
動作は阻止された状態となる。従つて、この状態
では、発振動作は開始しない。
そして、コンデンサCoscの端子電圧が次第に
上昇を続け、基準電圧(2VBE)より高くなつた
時点でトランジスタQ5がオン(Q6も同様)と
なり、従つて、リセツト出力およびリセツト解除
出力は、共にLとなるので、そのリセツト解除出
力に応動して、トランジスタQ7がオフとなつ
て、初めて放電回路を形成するトランジスタQ1
に対する放電動作の阻止が解除され、従つて、コ
ンデンサCoscの端子電圧がダイオードD2のア
ノード電圧を超えていることを条件として、発振
回路OSCが正常な発振動作を開始する。
上述のように、低温時であつても安定したリセ
ツト発振動作を行なわせることができる。
なお、本考案は、上述の実施例に限らず、その
要旨を逸脱しない範囲内での種々の変形実施が可
能である。
例えば、上述においては、主として低温時につ
いて説明したが、低温時に限らず、IC化の際等
に素子特性のばらつきによつて発振コンデンサ電
圧が0.8〜1.2Vから0.9〜1.Vになることは充分に
考えられ、このような場合のICの歩留りの向上
にも役立つ。
(e) 効果 本考案によれば、低電圧動作回路に対しても確
実なパワーオンリセツトを可能とし、定常発振状
態においても安定であつて、しかも低温時等にお
いて誤動作のおそれのないパワーオンリセツト回
路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来装置の一例の構成を示す回路構
成図、第2図および第3図は同例を説明するため
の波形図、第4図は、本出願人の出願に係る先願
発明の一例の構成を示す回路構成図、第5図は、
第4図の構成をより具体的に示した回路図、第6
図は本考案の一実施例の構成を示す回路構成図で
ある。 C2,C3……コンパレータ、Q1〜Q7……
トランジスタ、Cosc……コンデンサ、D2,D
3……ダイオード、R1〜R6……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサと抵抗を用いて発振動作を行なう発
    振器の上記コンデンサの端子電圧を基準電圧と比
    較して電源投入時のリセツト信号を得るパワーオ
    ンリセツト回路において、定常動作時より高く設
    定されたリセツト解除時以前の上記基準電圧を電
    源投入時のリセツト解除出力に応動して低くする
    ように上記基準電圧を切り換える手段と、上記リ
    セツト解除時以前は上記コンデンサの発振動作を
    司る放電回路の放電動作を阻止し、同リセツト解
    除出力に応動して上記放電動作の阻止を解除し上
    記発振動作を行ない得るようにする手段とを具備
    したことを特徴とするパワーオンリセツト回路。
JP13959783U 1983-09-10 1983-09-10 パワ−オンリセット回路 Granted JPS6047328U (ja)

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JP13959783U JPS6047328U (ja) 1983-09-10 1983-09-10 パワ−オンリセット回路

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JPS6047328U JPS6047328U (ja) 1985-04-03
JPH032997Y2 true JPH032997Y2 (ja) 1991-01-25

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