JPH03375B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03375B2 JPH03375B2 JP12936383A JP12936383A JPH03375B2 JP H03375 B2 JPH03375 B2 JP H03375B2 JP 12936383 A JP12936383 A JP 12936383A JP 12936383 A JP12936383 A JP 12936383A JP H03375 B2 JPH03375 B2 JP H03375B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- dipropioloyloxybenzophenone
- dicyclohexylcarbodiimide
- energy
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光エネルギーの化学エネルギーへの
変換物質を製造するための中間体として有用な新
規化合物、4,4′−ジプロピオロイルオキシベン
ゾフエノン、およびその製造方法に関する。
変換物質を製造するための中間体として有用な新
規化合物、4,4′−ジプロピオロイルオキシベン
ゾフエノン、およびその製造方法に関する。
地球上の生物が享受している太陽エネルギー
を、化学エネルギーとして化学物質に貯蔵し保存
することは、太陽エネルギーの有効利用として近
年とみに着目されている。太陽の光エネルギーを
所望に応じて随時熱として取り出す方法は種々検
討されており、特にノルボルナジエン誘導体によ
る原子価異性方法は広く知られている。しかし、
ノルボルナジエンそのものでは太陽光の短波長領
域を吸収するだけで、太陽光のほとんどの領域は
吸収しないという欠点をもつので、ノルボルナジ
エンに官能基を導入することによつて、太陽光を
更に効率良く吸収させるべく、種々の研究が行な
われている。しかし、これらノルボルナジエンに
官能基を導入する方法は、工程が長く、製造に手
間どるため、工業的方法とは言い難い。一方、オ
レフイン類のシス体−トランス体の光互変異性
は、シス体からトランス体への暗反応が起り得る
ので長期保存には向かない。
を、化学エネルギーとして化学物質に貯蔵し保存
することは、太陽エネルギーの有効利用として近
年とみに着目されている。太陽の光エネルギーを
所望に応じて随時熱として取り出す方法は種々検
討されており、特にノルボルナジエン誘導体によ
る原子価異性方法は広く知られている。しかし、
ノルボルナジエンそのものでは太陽光の短波長領
域を吸収するだけで、太陽光のほとんどの領域は
吸収しないという欠点をもつので、ノルボルナジ
エンに官能基を導入することによつて、太陽光を
更に効率良く吸収させるべく、種々の研究が行な
われている。しかし、これらノルボルナジエンに
官能基を導入する方法は、工程が長く、製造に手
間どるため、工業的方法とは言い難い。一方、オ
レフイン類のシス体−トランス体の光互変異性
は、シス体からトランス体への暗反応が起り得る
ので長期保存には向かない。
本発明者らは、この点に鑑み、鋭意研究の結
果、太陽光エネルギーを容易に吸収して化学エネ
ルギーに変換し、かつそのエネルギーを長期間保
存し得る化学物質を見出すと共に、その物質の製
造に最適な反応中間体、およびその製造方法を見
い出した。
果、太陽光エネルギーを容易に吸収して化学エネ
ルギーに変換し、かつそのエネルギーを長期間保
存し得る化学物質を見出すと共に、その物質の製
造に最適な反応中間体、およびその製造方法を見
い出した。
即ち、本発明に係る化学物質は、式()で示
される4,4′−ジプロピオロイルオキシベンゾフ
エノン(以下本化合物という)であり、4,4′−
ジヒドロキシベンゾフエノンとプロピオール酸の
エステル縮合により容易にかつ高収率で得ること
ができる新規物質である。
される4,4′−ジプロピオロイルオキシベンゾフ
エノン(以下本化合物という)であり、4,4′−
ジヒドロキシベンゾフエノンとプロピオール酸の
エステル縮合により容易にかつ高収率で得ること
ができる新規物質である。
ここで得られた新規化合物()は、シクロペ
ンタジエンとすみやかにかつ高収率で反応し、太
陽光エネルギーの変換物質として有用な次式
()で示される4,4′−ビス(2″−ノルボルナ
ジエンカルボニルオキシ)ベンゾフエノン(以下
化合物という)へ導くことができる。
ンタジエンとすみやかにかつ高収率で反応し、太
陽光エネルギーの変換物質として有用な次式
()で示される4,4′−ビス(2″−ノルボルナ
ジエンカルボニルオキシ)ベンゾフエノン(以下
化合物という)へ導くことができる。
この化合物()は、太陽光を容易に吸収し、
次式()で示される化合物の異性体たる4,
4′−ビス(1″−クワドリシクレンカルボニルオキ
シ)ベンゾフエノン(以下化合物という)に変
換され、太陽エネルギーを貯蔵する。
次式()で示される化合物の異性体たる4,
4′−ビス(1″−クワドリシクレンカルボニルオキ
シ)ベンゾフエノン(以下化合物という)に変
換され、太陽エネルギーを貯蔵する。
この化合物()は、AgBF4などの、いわゆ
る逆反応触媒と接触させることにより、化合物
()へ発熱を伴つて戻る。
る逆反応触媒と接触させることにより、化合物
()へ発熱を伴つて戻る。
本発明化合物の製造方法は、先に述べたエステ
ル縮合によつて得ることができるが、この際の縮
合剤として、N,N′−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミドが好適に使用し得る。N,N′−ジシク
ロヘキシルカルボジイミドは、反応理論量でよ
く、また使用する溶媒は、エステル類、脂肪族ハ
ロゲン化物、芳香族化合物さらにエーテル類を使
用することができ、不活性溶媒であれば特に限定
されるものではない。触媒としてアミン類を添加
する事も特に悪影響を与えるものではない。ま
た、エステル縮合に際し、N,N′−ジシクロヘ
キシルカルボジイミドにかえ、一般のエステル縮
合に使用される酸触媒たとえば硫酸、パラトルエ
ンスルホン酸、ポリリン酸などを使用することも
できる。
ル縮合によつて得ることができるが、この際の縮
合剤として、N,N′−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミドが好適に使用し得る。N,N′−ジシク
ロヘキシルカルボジイミドは、反応理論量でよ
く、また使用する溶媒は、エステル類、脂肪族ハ
ロゲン化物、芳香族化合物さらにエーテル類を使
用することができ、不活性溶媒であれば特に限定
されるものではない。触媒としてアミン類を添加
する事も特に悪影響を与えるものではない。ま
た、エステル縮合に際し、N,N′−ジシクロヘ
キシルカルボジイミドにかえ、一般のエステル縮
合に使用される酸触媒たとえば硫酸、パラトルエ
ンスルホン酸、ポリリン酸などを使用することも
できる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する
が、これらの例は本発明に何ら制限を与えるもの
ではない。
が、これらの例は本発明に何ら制限を与えるもの
ではない。
実施例 1
10.0gの4,4′−ジヒドロキシベンゾフエノン
を300mlの酢酸エチルに溶解後これに7.7gのプロ
ピオール酸を加え、氷冷下に19.0gのN,N′−ジ
シクロヘキシルカルボジイミドを縮合剤として加
え、2時間10℃以下でかくはん反応後、室温で4
時間かくはん反応させた。
を300mlの酢酸エチルに溶解後これに7.7gのプロ
ピオール酸を加え、氷冷下に19.0gのN,N′−ジ
シクロヘキシルカルボジイミドを縮合剤として加
え、2時間10℃以下でかくはん反応後、室温で4
時間かくはん反応させた。
反応後、沈殿を過して除き、液を濃縮し、
得られた油状物19.0gをヘキサン−酢酸エチル混
合溶媒(体積比3:1)を使用しシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー法により目的成分を分離
し、溶媒濃縮後酢酸エチル−ヘキサンより再結晶
を行ない、10.0gの4,4′−ジプロピオロイルオ
キシベンゾフエノンを得た。収率67%。物性値は
次のとおり。
得られた油状物19.0gをヘキサン−酢酸エチル混
合溶媒(体積比3:1)を使用しシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー法により目的成分を分離
し、溶媒濃縮後酢酸エチル−ヘキサンより再結晶
を行ない、10.0gの4,4′−ジプロピオロイルオ
キシベンゾフエノンを得た。収率67%。物性値は
次のとおり。
融 点 157〜158℃白色結晶
核磁気共鳴スペクトル(1H、CDCl3)δ値
(ppm)3.07(2H)、7.27(d、4H)、7.73(d、4H) 赤外線吸収スペクトル(KBr)(cm1)3320、
2160、1735、1655、1605、1510、1420、1215、
940、925 元素分析値( )内は計算値を示す。
(ppm)3.07(2H)、7.27(d、4H)、7.73(d、4H) 赤外線吸収スペクトル(KBr)(cm1)3320、
2160、1735、1655、1605、1510、1420、1215、
940、925 元素分析値( )内は計算値を示す。
C 61.52%(61.54%);H、4.31%(4.30%)
実施例 2
10.0gの4,4′−ジヒドロキシベンゾフエノン
を200mlのテトラヒドロフランに溶解後これに7.5
gのプロピオール酸を加え、この溶液に氷冷下
19.0gのN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ドを縮合剤として加えて10分間10℃以下でかくは
ん後、触媒として0.50gのN,N―ジメチル―4
―アミノピリジンを添加して引き続き10℃以下で
5時間かくはんし、更に室温にて終夜放置後、実
施例1と同様に後処理して11.1gの4,4′−ジプ
ロピオロイルオキシベンゾフエノンを得た。収率
74% 融 点 157〜158℃ 核磁気共鳴スペクトルおよび赤外線吸収スペクト
ルは、実施例1と同一であつた。
を200mlのテトラヒドロフランに溶解後これに7.5
gのプロピオール酸を加え、この溶液に氷冷下
19.0gのN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ドを縮合剤として加えて10分間10℃以下でかくは
ん後、触媒として0.50gのN,N―ジメチル―4
―アミノピリジンを添加して引き続き10℃以下で
5時間かくはんし、更に室温にて終夜放置後、実
施例1と同様に後処理して11.1gの4,4′−ジプ
ロピオロイルオキシベンゾフエノンを得た。収率
74% 融 点 157〜158℃ 核磁気共鳴スペクトルおよび赤外線吸収スペクト
ルは、実施例1と同一であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式()で表わされる4,4′−ジプロピオロイ
ルオキシベンゾフエノン。 2 4,4′−ジヒドロキシベンゾフエノンとプロ
ピオール酸とを縮合剤の存在下に縮合することを
特徴とする4,4′−ジプロピオロイルオキシベン
ゾフエノンの製造方法。 3 縮合剤がN,N′―ジシクロヘキシルカルボ
ジイミドである特許請求の範囲第1項記載の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12936383A JPS6023341A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | 4,4′−ジプロピオロイルオキシベンゾフエノンおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12936383A JPS6023341A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | 4,4′−ジプロピオロイルオキシベンゾフエノンおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6023341A JPS6023341A (ja) | 1985-02-05 |
| JPH03375B2 true JPH03375B2 (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=15007732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12936383A Granted JPS6023341A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | 4,4′−ジプロピオロイルオキシベンゾフエノンおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023341A (ja) |
-
1983
- 1983-07-18 JP JP12936383A patent/JPS6023341A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6023341A (ja) | 1985-02-05 |
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