JPH0342614B2 - - Google Patents

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JPH0342614B2
JPH0342614B2 JP22375283A JP22375283A JPH0342614B2 JP H0342614 B2 JPH0342614 B2 JP H0342614B2 JP 22375283 A JP22375283 A JP 22375283A JP 22375283 A JP22375283 A JP 22375283A JP H0342614 B2 JPH0342614 B2 JP H0342614B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば自動車やオートバイの走行速
度あるいはエンジン回転数等の測定量の変化に関
連して発生するパルス信号を計数するパルス計数
装置に関するものである。
一般に、測定量に比例したパルスにより、測定
量を表示するものとしては、基準クロツク信号に
より設定されたゲームタイムで測定量に比例した
パルスを計数し、この計数値をラツチして逐次更
新表示するようにした装置が知られている。この
装置は基準クロツク信号によるゲートタイムの設
定により更新可能時間が決定され、このゲートタ
イム内に入力されるパルス数の密度に応じて測定
精度が左右されるが、一般的に測定量の変化に比
例したパルスを高密度にすることは、パルス発生
器がかなり高価なものとなるばかりでなく、仮に
安価に提供されたとしても、高速時におけるクロ
ツク周期内に発生するパルス数が極めて多くな
り、カウンタの容量を増大しなければならず、総
体的に極めて大型で、高価な装置となるという欠
点があつた。またゲートタイムを長くして、この
ゲートタイム内に入力されるパルス数を相対的に
増大させる方法も容易に達成できるが、測定量の
急激な変化に追従することはできないという欠点
があつた。従つて一般には、第1図に示すよう
に、入力端子1に測定量の変化に比例したパルス
が入力された時、この入力端子1に接続された計
数周期を有するカウンタ2で計数し、カウンタ2
の計数終了時に、複数個たとえば4個のレジスタ
3a,3b,3c,3dにカウンタ2の計数値を
それぞれ記憶させ、これらのレジスタ3a〜3d
に記載された計数値を加算器4で加算し、この加
算値Pに応じた値を表示するようにしている。
第1図の回路の動作を第2図を加えて説明する
と、測定量たとえば走行速度の変化に比例したパ
ルスAが入力されると、カウンタ2の計数終了時
t1,t2,t3,t4に各表示切換時間たとえば1秒で
それぞれ計数されたパルス数P1,P2,P3,P4
レジスタ3d,3c,3b,3aで記憶され、こ
の記憶されたパルス数P1,P2,P3,P4が加算器
4で加算され、表示器5で(P1+P2+P3+P4
の値に応じた走行速度が表示される。
ここで、急激に走行速度が減少し、t4において
0Km/hとなつたりすると、カウンタ2の計数終
了時t5では、新しい表示切換時間t4〜t5で計数さ
れたパルス数P5=0が新しくレジスタ3aに入
り、それまでレジスタ3a,3b,3cで記憶さ
れていたパルス数P4,P3,P2は順次シフトされ
てレジスタ3b,3c,3dへ移り、一番古い表
示切換時間t0〜t1で計数されたパルス数P1はシフ
トされてレジスタ外へ出され、加算器4で加算さ
れた(P2+P3+P4+0)の値に応じた走行速度
が表示器5で示され、走行速度が0Km/hになつ
たにもかかわらず表示はある速度値を示すことに
なる。
また次の計数終了時t6では、新しい表示切換時
間t5〜t6で計数されたパルス数P6=0が新しくレ
ジスタ3aに入り、それまでレジスタ3a,3
b,3cで記憶されていたパルス数P5,P4,P3
は順次シフトされてレジスタ3b,3c,3dへ
移り、最も古い表示切換時間t1〜t2で計数された
パルス数P2はシフトされてレジスタ外へ出され、
加算器4で加算された(P3+P4+0+0)の値
に応じた走行速度が表示器5で示され、走行速度
が0Km/hであるにもかかわらず表示はまだある
速度値を示し続ける。
以下、計数終了時t7でも前述と同様にレジスタ
3a〜3dで記憶されているパルス数P3〜P6
シフトが行われ、最も古い表示切換時間t2〜t3
計数されたパルス数P3がレジスタ外へシフトさ
れる代わりに新しい表示切換時間t6〜t7で計数さ
れたパルス数P7=0がレジスタ3aに入り、加
算器4で加算された(P4+0+0+0)の直に
応じた走行速度が表示器5で示され、末だ表示値
が0Km/hにならない。
そして、計数終了時t8でレジスタ3a〜3dに
記憶されているパルス数P4〜P7のシフトが行わ
れ、最も古い表示切換時間t3〜t4で計数されたパ
ルス数P4がレジスタ外へシフトされる代わりに
新しい表示切換時間t7〜t8で計数されたパルス数
P8=0がレジスタ3aに入ると、レジスタ3a
〜3dの総和は(0+0+0+0)となり、ここ
で始めて表示器5で表示される走行速度は0Km/
hとなる。
このように、従来のパルス計数装置を用いた走
行速度計では、実際に車が停車してから表示が0
Km/hを示すまで4秒も必要となり、応答性が遅
く実際の速度感覚値と表示値に違いがあるという
欠点があつた。
本発明は、前記従来装置の欠点を解消するた
め、ゲートタイムを複数に分割して測定量に応じ
て発生するパルスをカウントし、ゲートタイム内
のパルス数の変化を知り、この変化によりゲート
タイム内に計数したパルス数を補正し、補正した
結果に応じた数値を表示することを特徴とし、そ
の目的は急激なパルス数の変化に対する応答性を
速くするパルス計数装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明は測定量の変
化に応じて発生するパルスを計数するゲートタイ
ムを多分割し、この多分割したゲートタイムの時
間経過時毎に計数したパルス数を複数個のレジス
タの内、第1のレジスタに記憶させ、以後時間経
過時毎に計数した新しいパルス数を前記第1のレ
ジスタに記憶させるとともにそれまで各レジスタ
に記憶していたパルス数を順次後段のレジスタに
シフトして最終段のレジスタに入つていたパルス
数を消し、前記第1のレジスタに記憶された最新
パルス数に応じて各レジスタのパルス数を補正
し、補正後の全レジスタの記憶値に応じた値を表
示するようにしたパルス計数装置において、前記
最新のパルス数と1回前の最新パルス数を記憶し
ている第2のレジスタのパルス数が一致している
か否かを判定する第1の判定手段と、前記第2の
レジスタのパルス数が第2のレジスタを含んで何
回連続しているかを判定しその第1の連続数を求
める第2の判定手段と、前記第2のレジスタのパ
ルス数が第1及び第2のレジスタを含まない他の
レジスタで連続しているかを判定し、その第2の
連続数を求める第3の判定手段と、前記第1及び
第2の連続数の差を求める比較手段と、この比較
結果に基づいて前記第1及び第2のレジスタ以外
のレジスタの値を補正する手段とを備え、最新パ
ルス数、1回前の最新パルス数及びそれらの連続
数に応じた補正を行なうように構成されるもので
ある。
以下添付図面に基づいて本発明の一実施例を詳
述する。
第3図は本発明の一実施例のパルス計数装置の
ブロツク図であり、同図において、6は図示しな
い速度検出部の測定量に応じて発生されるパルス
を入力する入力端子、7は入力端子6で入力した
パルスの計数時間を設定するタイマで、計数時間
はゲートタイムを任意整数で除算した値になつて
おり、本実施例ではゲートタイムの1N時間に設 定してある。8は設定された計数時間の間に入力
端子6で入力されたパルスをカウントするカウン
タ、9はカウンタ8でカウントしたパルス数を記
憶する複数個のレジスタからなる記憶部で、記憶
部9のレジスタ数は前記ゲートタイムを計数時間
で除算した時の商の値になつており、本実施例で
はN個を用い、カウンタ8でカウントしたパルス
数を計数時間経過時毎に記憶部9の最新パルス数
として記憶する第1のレジスタ91に入力すると
共にそれまでレジスタ91,92…9N-1に記載し
ていたパルス数を順次レジスタ92,93…9N
シフトし、レジスタ9Nで記憶していたパルス数
は記憶部9から消されるようになつている。各レ
ジスタの値はパルス数が入力される毎に後述する
演算回路10へ全て入力される。演算回路10は
レジスタ91に入力されたゲートタイム内の最新
パルス数と他のレジスタ92〜9Nに記憶されてい
るそれまでのパルス数とをそれぞれ比較して急激
なパルス数の変化すなわち増減状態を比較判定
し、その判定結果に基づいてレジスタ92〜9N
記憶されているパルス数の内容を補正する指令を
出すものである。この補正指令に基づいて分配器
11は各レジスタ92〜9Nのパルス数を書き換え
て各レジスタ92〜9Nに記憶させ、その後レジス
タ91〜9Nに記憶されているパルス数は加算器1
2で加算され、ラツチ回路13で表示に必要な駆
動がなされ、表示部14で加算器12の値に応じ
た数値が表示される。
次に前記演算回路10の構成を第4図に基づい
てより詳細に説明する。
各レジスタ91〜9Nに記憶されたパルス数は比
較判定回路15においてレジスタ91のパルス数
P1とレジスタ92〜9Nのパルス数Pi(i=2〜N)
がそれぞれ比較され、|(P1−Pi)|≧X(Xはある
設定値)であると判定されると、正負判定回路1
6において(P1−Pi)の正負が判定され、その結
果に基づいて第1又は第2の補正指令回路17,
18においてレジスタ92〜9Nのパルス数をある
所定値で書き換えて補正する指令が出される。こ
のレジスタ92〜9Nの書き換え補正指令は分配器
11へ転送され、分配器11は補正指令に基づい
て、レジスタ92〜9Nの値を書き換える。一方、
前記比較判定回路15で|(P1−Pi)|<Xと判定
されると前記第1の判定手段である第1の連続数
判定回路19でパルス数P1がレジスタ91〜9N
でレジスタ91を含んで2回以上連続しているか
否かを判定し、その連続数K1をカウントする。
第2の連続数判定回路20はレジスタ92〜9N
パルス数の内パルス数P1以外の値で連続してい
る値があるか否かを判定する。
前記第1、第2の連続数判定回路19,20の
結果に基づいて、第3の補正指令回路21はレジ
スタ92〜9Nのパルス数の内少なくとも1つをレ
ジスタ91のパルス数P1に書換えて補正する指令
を出し、第4の補正指令回路22はレジスタ92
〜9Nの内所定のパルス数を前記連続しているパ
ルス数P1以外の値に書き換えて補正する指令を
出して、その結果を分配器11へ転送する。
前記第1の判定手段である第1の連続数判定回
路19で最新パルス数P1が2回以上連続してい
ないすなわちパルス数P1と1回前の最新パルス
数が記憶されているレジスタ92のパルス数P2
一致していないと判定した場合に、前記第2の判
定手段である第3の連続数判定回路23はパルス
数P2がレジスタ92を含んで連続しているか否か
を判定し、その連続回数K2(前記第1の連続数)
をカウントして求める。前記第3の判定手段であ
る第4の連続数判定回路24はパルス数P2がレ
ジスタ94〜9N内かつレジスタ92と連続してい
ないレジスタで2回以上連続しているか否かを判
定しその連続回数K3(前記第2の連続数)をカウ
ントして求める。前記比較手段である連続数比較
回路25は前記連続回数K2及びK3において(K3
−K2)≧2であるか否かを比較する。(K3−K2
≧2であれば、第5の補正指令回路26はレジス
タ93〜9Nの内所定のパルス数をパルス数P2の値
に書換えて補正する指令を出し、又第6の補正指
令回路27はレジスタ93〜9Nの内所定のパルス
数をパルス数P1の値に書換えて補正する指令を
出し、その結果を分配器11へ転送する。前記第
1及び第2のレジスタ以外のレジスタの値を補正
する手段は上記第5及び第6の補正指令回路2
6,27によつて構成される。
以上によつて構成される本発明の動作を第5図
演算回路のフロチヤートをも参照して詳述する。
先ず、入力端子6から入力したパルスをカウン
タ8でカウントし、ゲートタイムの1/N時間経過 毎にレジスタ91へ入力する。このレジスタ91
入力されたパ数は1/N時間経過毎に順次レジスタ 92→9Nへとシフトされる。そしてれらレジスタ
1〜9Nのパルス数は演算回路10を構成する比
較判定回路15へ転送される。比較判定回路15
はレジスタ91のパルス数P1と他のレジスタ92
Nのパルス数Pi(i=2〜N)をそれぞれ比較し
てP1とPiの差が設定値X以上すなわち|(P1−Pi
|≧Xであるかを判定する(STEP1)。尚、本実
施例においては説明上設定値Xを「2」とする。
少なくとも1つのレジスタ92〜9Nにおいて|
(P1−Pi)|≧2であれば正負判定回路16で(P1
−Pi)が正又は負であるかを判定する
(STEP2)。この場合(P1−Pi)が正であればレ
ジスタ91へ入力された最新のパルス数P1が他の
レジスタ92〜9Nのパルス数Piよりも大きいこと
で、つまり最新パルス数が増加傾向にあることを
示す。又、逆に、(P1−Pi)が負であればパルス
数が減少傾向にあることを示す。(P1−Pi)が正
であれば、第1の補正指令回路17において最新
パルス数が入力されているレジスタ91のパルス
数P1に他のレジスタ92〜9Nのパルス数Piの値を
近づけて補正するため、各パルス数P2〜PNを所
定値Y1で書き換える指令を出す(STEP3)。この
所定値Y1は、最新のパルス数P1もしくは「P1
1」の値とするが、本実施例ではY1を「P1−1」
とする。(P1−Pi)が負であれば、第2の補正指
令回路18において、最新パルス数が入力されて
いるレジスタ91のパルス数P1に他のレジスタ92
〜9Nのパルス数Piを近づけて補正するため、各
パルス数P2〜PNを所定値Y2で書き換える指令を
出す(STFP4)。この所定値Y2は、最新のパルス
数P1もしくは「P1+1」の値とするが、本実施
例ではY2を「P1+1」とする。これら第1の補
正指令回路17又は第2の補正指令回路18で補
正指令が出されたレジスタ92〜9Nのパルス数Pi
は分配器11で補正され、各レジスタ92〜9N
転送され、そして各レジスタ91〜9Nのパルス数
は加算器12で加算され、ラツチ回路13で所定
の駆動がなされた後加算された数値に応じた数値
が表示部14が表示される。
以上STEP1〜STEP4の動作はパルス数が特に
急激に変化した場合、最新のパルス数に近い値に
応じた値を表示部14に表示させるためのもので
あり、又、所定値Y1,Y2を最新のパルス数P1±
1にしたのは、最新パルス数がレジスタ91に入
力されるが、次に入力される最新パルス数を予想
できないため、少しでも現在レジスタ91に入力
されている最新パルス数P1に対する表示部14
の応答性を速めつつアンダーシユート(表示部1
4の表示値が実際の値よりも小さく表示するこ
と)やオーバーシユート(表示部14の表示値が
実際の値よりも大きく表示すること)を防ぐため
である。
次にSTEP1において|(P1−Pi)|<2になつ
た場合、第1の連続数判定回路19はレジスタ9
のパルス数P1がこのP1を含んで他のレジスタ92
〜9Nのパルス数P2〜PNにおいて2回以上連続し
ているかを判定する(STEP5)。又、この際2回
以上連続していればその連続回数K1をカウント
して求める(STEP6)。次にパルス数P1が2回以
上連続している場合、第2の連続数判定回路20
はレジスタ92〜9Nの内で2回以上連続している
パルス数P1以外の値Pjがあるかを判定する
(STEP7)。パルス数P2〜PN内で2回以上連続し
ている値Pjがあれば、第3の補正指令回路21に
おいてパルス数P1でレジスタ9(K1+2)〜9N内のパ
ルス数P(K1+2)〜PNを書き換える指令を出す
(STEP8)。さらに、第4の補正指令回路22に
おいて、パルス数P1以外の値で2回以上連続し
ている値Pjでレジスタ9(MK1+1)のパルス数P(MK1+1)
を書き換え指令を出す。但しM=2,3,…Nと
する(STEP9)。このようなSTEP5〜STEP9の
動作はそれほど急激な変化がパルス数P2〜PN
比較して最新パルス数P1に起きていないが、入
力パルスの周波数が一定でない(すなわち連続す
る入力パルス数に規則性がない)と判断される場
合で、このような場合、パルス数P1〜PNの値を
最新のパルス数P1を応じて一定の順序ある数列
に書き換えることにより、P1を主要視すると共
にそれ以前の状態を記憶しているパルス数P2
PNをも考慮し、より実際の値に近い値を表示さ
せるものである。このSTEP8及び9によつて書
き換え指令を出されたパルス数P2〜PNは分配器
11で書き換えられ、各レジスタ92〜9Nへ転送
され、その後所定の制御がなされて表示部14で
表示される。
次にSTEP5においてパルス数P1がレジスタ91
を含んで2回以上連続していないすなわちパルス
数P1とP2が一致していない場合、第3の連続数
判定回路23はパルス数P2がレジスタ92を含ん
で連続している連続回数K2を求める(STEP10)、
尚、この連続回数K2は1も含む。次にパルス数
P2がレジスタ91及び92を含まないで2回以上連
続しているかを判定して(STEP11)、この際2
回以上連続していればその連続回数K3をカウン
トして求める(STEP12)。次に連続回数K3が連
続回数K2より2以上大きいか否かを連続数比較
回路25で比較する(STEP13)。(K3−K2)≧2
であれば、第5の補正指令回路26はパルス数
P2でレジスタ9(K2+2)〜9Nのパルス数を書き換え
る指令を出す(STEP14)。さらに、第6の補正
指令回路27はパルス数P1でレジスタ9A(K2+1)
のパルス数を書き換える指令を出す(STEP15)。
但しA=1,2,…Nとする。尚、STEP1にお
いて|(P1−Pi)|≧2の判定がなされているた
め、このSTEP10〜15へ至る動作がなされるパル
ス数の値は最新のパルス数P1と他の1つのパル
スP2しかない。このようなSTEP10〜15動作はそ
れほど急激な変化がパルス数P2〜PNと比較して
最新パルス数P1に起きていないが、入力パルス
の周波数が一定でない(すなわち連続する入力パ
ルス数に規則性がない)と判断され、かつ最新入
力パルスP1が連続して記憶されていないが、あ
る程度定常状態にあると判断された場合で、この
ような場合、パルス数P3〜PNの値を最新のパル
ス数P1、1回前の最新パルス数P2及びそれらの
連続回数に応じて一定の順序ある数列に書き換え
ることにより、複数のレジスタの内、より新しい
パルス数の数列を主要視し、より速く実際の値に
近い値を表示させるものである。このSTEP14及
び15によつて書き換え指令を出されたパルス数
P2〜PNは分配器11で書き換えられ、各レジス
タ92〜9Nへ転送され、その後所定の制御がなさ
れて表示部14で表示される。
尚、STEP7,11,13において“NO”となつた
場合、最新のパルス数P1が他のパルス数と比較
してそれ程急激な変化もなくかつ入力パルスの周
波数が一定でないと判定されないためそのまま書
き換えることなくレジスタ92〜9Nへ転送され、
所定の制御がなされた後表示部14で表示され
る。
次に、この具体的動作を表を参照して説明す
る。
先ずSTEP1〜9の動作を表1に基づいて説明
する。
表1には、ゲートタイムの例えば1/8経過毎に
計数された入力パルス数を8レジスタ91〜98
順次シフトしながら記憶させた各レジスタの内
容、演算回路10及び分配器11によつて書き換
えられた後の各レジスタの内容、書き換えが行な
われた後のレジスタの記憶内容に応じた表示値
B、及びこのような書き換えを行なわない従来の
表示値Cが示されている。
初期状態t0では、各レジスタ91〜98には
「0」が記憶され、表示値も「0」である。
計数時間t1で、入力パレスとしてレジスタ91
に「2」が入力される。実際は最新パルス数が入
力されているレジスタ91の値「2」を8倍した
値「16」もしくはそれに近い値が表示されること
が望ましいが、従来例では「2」が表示される。
そこで本実施例では、先ず比較判定回路15で最
新パルス数P1と他の記憶されているパルス数Pi
(i=2〜8)とのそれぞれの差を求め、その内
の少なくとも1つの差が前記設定値X(本実施例
ではX=2)を超えると判定した場合さらに正負
判定回路16で最新パルス数が他のパルス数より
も大きいことから入力パルス数が増加傾向にある
と判定し、第1の補正指令回路17でパルス数
P2〜P8を所定値Y1(本実施例ではY1=P1−1)=
1で書き換える指令を出す。従つて書き換えが行
なわれた後の表示部Bは「9」となるので、これ
を表示することにより、現在の望ましい表示値
「16」に近い値を表示することになる。
計数時間t2で、レジスタ91に最新パルス数P1
として「4」が入力されると、前記t1と同様の動
作によりパルス数P2〜P8はY1=P1−1=4−1
=3で書き換えられ、表示値Bは「25」となる。
この時望ましい表示値は「4」の8倍の「32」で
あるが従来の表示値Cはt1での書き換えが行なわ
れていなかつたりすると「6」となるため、本実
施例によつて望ましい値に近い値が表示できるこ
とになる。
次に計数時間t11で、レジスタ91に最新パルス
数P1として「0」が入力される。この時最新パ
ルス数P1と他のパルス数P2〜P8の差の内少なく
とも1つが設定値Xすなわち「2」を越えると比
較判定回路15で判定され、さらにその差が負で
あると正負判定回路16で判定されるため、第2
の補正指令回路18はパルス数P2〜P8を所定値
Y2(本実施例ではY2=P1+1)=1で書き換える
指令を出す。その結果書き換えられた表示値Bは
「7」となる。望ましい表示値は「0」であり又
従来の表示値Cは「11」であるため、本実施例に
よつて望ましい値に近い値が表示できる。この動
作は最新パルス数P1が設定値Xを越え、又、他
のパルス数P2〜P8の内少なくとも1つより小さ
いことから以後の入力パルス数が減少傾向である
と判定している。
次に計数時間t21でレジスタ91に最新パルス数
P1として「1」が入力され、比較判定回路15
でパルス数P1と他のパルス数P2〜P8との差がす
べて設定値X以内であると判定される。これは最
新パルス数P1が以前に記憶されているパルス数
P2〜P8と比較して大差ないため、以後入力され
るパルス数は増加・減少傾向ではなく、すなわち
大略定常傾向にあることを示している。しかし、
この場合、第1の連続数判定回路19によつて、
最新パルス数P1「1」が2回連続していて連続回
数K1は2と判定され、さらに第2の連続数判定
回路20によつてパルス数P1以外の値「0」が
2回連続していると判定されることから入力パル
スの周波数は一定でないと判定され、このような
場合でもやはりレジスタ92〜9Nのパルス数P2
PNをP1に応じたある数列に書き換えることが望
ましい。したがつて、第3の補正指令回路21は
レジスタ9(2+2)〜98を「1」で書き換える指令
を出す。さらに、第4の補正指令回路22はパル
ス数P1以外の連続している値「0」でレジスタ
(2M+1)(但しM=2,3,4…N)すなわちレ
ジスタ95及び97を書き換える指令を出す。この
場合レジスタ92〜98のパルス数は〔1・0〕の
ある順序を持つた数列で繰り返えされる。すなわ
ち入力パルス数が大略定常傾向にある際は、記憶
されている前に入力されたパルス数を考慮して入
力された最新パルス数に多少の変化があつても、
その傾向に合う表示がなされることにある。この
場合表示値Bは「5」と表示され、望ましい表示
値はパルス数P1だけ判断すると「1」の8倍の
「8」であるが、大略定常傾向にありかつ、それ
以前に記憶されているパルス数には「0」も多く
あるため、それから判断すると、望ましい表示値
は「8」よりも小さいことになる。すなわち、本
実施例の表示値Bの「5」がそれに近い値とな
る。
次に計数時間t31でレジスタ91に最新パルス数
P1として「1」が入力される。この場合比較判
定回路15でパルス数P1と他のパルス数P2〜P8
との差がすべて設定値X以内と判定され、さらに
第1の連続数判定回路19でパルス数P1がこの
P1を含んで2回以上連続していないと判定され
る。この場合、入力された最新パルス数に急激な
変化がなくかつ入力パルスの周波数が一定でない
とは認められず、このような場合には書き換えを
行なう必要がないため、そのままの値で表示する
ことにした。
■■■ 亀の甲 [0006] ■■■ 次にSTEP10〜15の動作を表2に基づいて説明
する。
通常、自動車の走行速度等の測定量の変化に応
じたパルスを計数し、それを記憶するレジスタの
数は10個〜20個である。このようにレジスタの数
が多い理由は、多分割されたゲートタイムの1回
当りの切換時間が短かくなり、表示部14での1
回当りの表示切換えが早くなるため精度の向上が
図れるためである。このSTEP10〜15の動作はこ
のようにレジスタの数が多くなつた時に有効にな
るものであり、表2には、ゲートタイムの例えば
1/12経過毎に計数された入力パルス数を12のレジ
スタ91〜912に順次シフトしながら記憶させた
各レジスタの内容及び演算回路10と分配器11
によつて書き換えられた後の各レジスタの内容が
表されている。
計数時間t41でレジスタ91に最新パルス数P1
して「1」が入力され、比較判定回路15でパル
ス数P1と他のパルス数P2〜P12との差がすべて設
定値X(X=2)以内であると判定される。そし
て、第1の連続数判定回路19によつて、パルス
数P1「1」がレジスタ91を含んで2回以上連続し
ていないすなわちパルス数P1とP2が異なると判
定される。そして、第3の連続数判定回路23は
レジスタ92のパルス数P2「2」の連続回数K2
1と判定する。さらに、第4の連続数判定回路2
4はパルス数P2の値がレジスタ94〜912で連続
しているかどうかを判定する。この場合レジスタ
4〜912で「2」が2回以上連続していないた
め、一定の順序ある数列に書き換える必要がない
として分配器11へは補正指令を転送しない。
計数時間t42であらたにレジスタ91に最新パル
ス数P1として「2」が入力される。以下前記t41
と同じ動作の説明は省略する。第1の連続数判定
回路19によつて、パルス数P1「2」がレジスタ
1を含んで2回以上連続していないすなわちパ
ルス数P1とP2が異なると判定される。そして、
第3の連続数判定回路23はレジスタ92のパル
ス数P2「1」の連続回数K2を1と判定する。さら
に、第4の連続数判定回路24はパルス数P2
値がレジスタ94〜912で2回以上連続している
かどうかを判定し、連続回数K3を3と判定する。
連続数比較回路25は連続回数K2とK3を比較し
て(K3−K2)≧2と判定する。そのため第5の補
正指令回路26はパルス数P2「2」でレジスタ9
(1+2)〜912を書き換える指令を出す。さらに第6
の補正指令回路27はパルス数P1「1」でレジス
タ9A(1+2)(但しA=1,2…N)すなわち
レジスタ93,96,99,912を書き換える指令を
出す。この書き換え後のパルス数P2〜P12
〔1・2・1〕の連続であり、レジスタ91〜912
の内、より新しいパルス数の一定の順序ある数列
でより前のパルス数を書き換えることによつて、
より新しいパルス数及びその連続傾向を考慮した
表示がなされることになる。ここで上記一定の数
列にレジスタ91のパルス数P1を含めていないが、
レジスタ91には常に最新のパルス数が入力され
ており、これが増加傾向、減少傾向又は定常傾向
にあるかを判定することは、以後の入力パルス数
次第であり、最新パルス数P1を含めて一定の順
序ある数列とすることは以後の傾向を無視するこ
とになり、長い時間的視野から考えた場合正確さ
を欠くことになり、この場合、最新のパルス数
P1は一定の順序ある数列に含ませないことにし
た。
又、第6図に示すように、入力パルス信号aと
多分割されたゲートタイムを有するゲート信号と
は同期している訳ではないため入力パルス信号a
の周波数に変動がなくとも計数時の両信号a,b
の位相関係に応じて最大1つの計数差を生じるこ
とから、パルス数P1「1」である場合もあり、そ
うすればパルス数P1も含めて一定の順序ある数
列とみなすこともできる。
計数時間t51でレジスタ91に最新パルス数P1
して「2」が入力される。第3の連続数判定回路
23はパルス数P2「1」の連続回数K2を2、又第
4連続数判定回路24は前記以外のレジスタすな
わちレジスタ94〜912でパルス数P2の値が2回
以上連続しているかどうかを判定し、連続回数
K3を4と判定する。尚、レジスタ95〜97
「1」が3回連続しているが、連続回数K3は大き
い方を採用する。そして、連続数比較回路25は
(K3−K2)≧2であると判定する。これは、最新
パルス数P1と異なるパルス数P2がレジスタ内の
より新しいレジスタ92及び93で連続しており、
これを考慮すると共に最新パルス数P1の頻度も
考慮することにより、できるだけより新しいパル
ス数の一定の順序ある数列に書き換える。そのた
め、第5の補正指令回路26はレジスタ9(2+2)
12をパルス数P2「1」で書き換えると共に、第
6の補正指令回路27はレジスタ9A(2+2)
すなわち94,98,912をパルス数P1「2」で書
き換える。この書き換え後のパルス数P2〜912
〔1・1・2・1〕の連続であり一定の順序ある
数列となる。
■■■ 亀の甲 [0007] ■■■ 以上のように本発明によれば入力された最新パ
ルス数、1回前の最新パルス数及びそれらの連続
数を主要視し、より新しく記憶されているパルス
数の数列に応じて以前に記憶されているパルス数
を補正することにより、ゲートタイム内の急激な
変化に対する表示値の応答性が速くなり、実際の
速度感覚値と表示値の違いが非常に少なくなる。
尚、入力パルス数の急激な変化を判定する基準
となる比較判定回路15で設定した設定値Xは任
意に設定可能であり、また補正するため第1、第
2の補正指令回路17,18で決めた所定値Y
(Y1,Y2)は「P1±1」の代わりにP1であつて
もあるいは両方の組み合せであつても良くさらに
書き換えるレジスタ数も予め設定しておくかある
いは比較判定回路15の判定結果に応じてレジス
タ91〜9Nの全部又は一部を選択する方法でもよ
い。
又、レジスタ92〜9Nのパルス数を一定の順序
ある数列に補正するため書き換えるレジスタを第
3の補正指令回路21において(K1+2)番目、
第4の補正指令回路22において(MK1+1)
番目、第5の補正指令回路26において(K2
2)番目、又第6の補正指令回路27において
A(K2+2)番目とそれぞれしたが、これは一実施例で
あり、他の方法も考えられる。
以上詳述したように、本発明によれば、あるゲ
ートタイム内に入力されるパルス数を計数して表
示するパルス計数装置において、ゲートタイムを
複数に分割して入力パルスをカウントすることに
より、ゲートタイム内の入力パルスの変化に応じ
てゲートタイム内に計数したパルス数を補正し、
補正した結果を表示することにより、急激な入力
パルスの変化に対し、表示の応答性の速いパルス
計数装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパルス計数装置のブロツク図、
第2図は同装置の動作説明図、第3図は本発明の
一実施例であるパルス計数装置のブロツク図、第
4図は同装置の比較判定回路のブロツク図、第5
図は比較判定回路の動作を示すフロチヤート、第
6図はパルス計数の動作を説明するための波形図
である。 6…入力端子、8…カウンタ、91〜9N…レジ
スタ、10…演算回路、11…分配器、12…加
算器、14…表示部、15…比較判定回路、16
…正負判定回路、17…第1の補正指令回路、1
8…第2の補正指令回路、19…第1の連続数判
定回路、20…第2の連続数判定回路、23…第
3の連続数判定回路、24…第4の連続数判定回
路、25…連続数比較回路、26…第5の補正指
令回路、27…第6の補正指令回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 測定量の変化に応じて発生するパルスを計数
    するゲートタイムを多分割し、この多分割したゲ
    ートタイムの時間経過時毎に計数したパルス数を
    複数個のレジスタの内、第1のレジスタに記憶さ
    せ、以後時間経過時毎に計数した新しいパルス数
    を前記第1のレジスタに記憶させるとともにそれ
    まで各レジスタに記憶していたパルス数を順次後
    段のレジスタにシフトして最終段のレジスタに入
    つていたパルス数を消し、前記第1のレジスタに
    記憶された最新パルス数に応じて各レジスタのパ
    ルス数を補正し、補正後の全レジスタの記憶値に
    応じた値を表示するようにしたパルス計数装置に
    おいて、前記最新のパルス数と1回前の最新パル
    ス数を記憶している第2のレジスタのパルス数が
    一致しているか否かを判定する第1の判定手段
    と、前記第2のレジスタのパルス数が第2のレジ
    スタを含んで何回連続しているかを判定しその第
    1の連続数を求める第2の判定手段と、前記第2
    のレジスタのパルス数が第1及び第2のレジスタ
    を含まない他のレジスタで連続しているかを判定
    しその第2の連続数を求める第3の判定手段と、
    前記第1及び第2の連続数の差を求める比較手段
    と、この比較結果に基づいて前記第1及び第2の
    レジスタ以外のレジスタの値を補正する手段とを
    備え、最新パルス数、1回前の最新パルス数及び
    それらの連続数に応じた補正を行なうことを特徴
    とするパルス計数装置。
JP22375283A 1983-11-28 1983-11-28 パルス計数装置 Granted JPS60116226A (ja)

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JPS60116226A JPS60116226A (ja) 1985-06-22
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