JPH0365360B2 - - Google Patents

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JPH0365360B2
JPH0365360B2 JP60110779A JP11077985A JPH0365360B2 JP H0365360 B2 JPH0365360 B2 JP H0365360B2 JP 60110779 A JP60110779 A JP 60110779A JP 11077985 A JP11077985 A JP 11077985A JP H0365360 B2 JPH0365360 B2 JP H0365360B2
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  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、式 で表わされるG0069C物質及びその塩に関するも
のである。
本発明のG0069C物質及びその塩は、制癌作用
及び抗真菌作用を有しており、医薬として有用で
ある。
従来技術 本発明のG0069C物質及びその塩は、文献未記
載の新規物質である。
発明の目的 本発明の目的は、制癌作用及び抗真菌作用を有
する新規物質を提供することにある。
発明の開示 本発明のG0069C物質は、前記式()で表わ
され、次の理化学的性質を有する。
(1) 分子量:287(フアースト アトミツクボンバ
ードメント マススペクトロメトリー法)。
(2) 溶剤に対する溶解性:水に易溶、エーテル及
びクロロホルムに難溶。
(3) 赤外吸収スペクトル、νKBr nax(cm-1):3350、
1770、1670、1630、1390、1350、1135、1055。
チヤートを第1図に示す。
(4) プロトンNMRスペクトル、δ(ppm)、D2O
中: 1.58(3H、d、J=7Hz)、2.89(1H、d、J
=17Hz)、3.40(1H、dd、J=17Hz、2.5Hz)、
3.86(1H、dd、J=11.5Hz、6.7Hz)4.48(1H、
d、J=2.5Hz)、5.47(1H、d、J=2.5Hz)。
(5) 紫外吸収スペクトル、H2O中: 220〜350nmで特徴的な吸収を示さない。チ
ヤートを第2図に示す。
G0069C物質は新規な抗生物質群に属し、その
化学名は3−(アラニル−3−セリノ)−7−オキ
ソ−4−オキサ−1−アザビシクロ〔3.2.0〕ヘ
プタン又は2−(アラニル−3−セリノ)クラバ
ムである。
本発明のG0069C物質は、G0069C物質生産菌を
培地に培養し、得られる培養物からG0069C物質
を分離、採取することにより製造することができ
る。
G0069C物質生産菌としては、ストレプトマイ
セス属に属し、G0069C物質を生産し得るものを
いずれも使用できる。例えば、本発明者らが中華
人民共和国雲南省西双版納の土壌から新たに分離
した菌株で、後述の通りストレプトマイセス ブ
ルネオグリセウスに属することが明らかにされた
ストレプトマイセス ブルネオグリセウス フル
マイ エト オクダ 亜種バンナエンシスG0069
株(Streptomyces brunneogriseus Furumai et
Okuda subsp.bannaensis G0069)を有利に使用
できる。
このG0069C物質生産菌は、工業技術院微生物
工業技術研究所に受託番号微工研条寄第706号と
して寄託されている。
G0069株の菌学的性質は下記の通りである。
(a) 形態 G0069株は、顕微鏡下でよく枝分れした基中
菌糸から螺旋形成をもつた気菌糸を伸長し、輪
生枝は認められない。成熟した胞子鎖は10個以
上の胞子の連鎖を認め、胞子の大きさは0.96〜
1.4×0.80〜0.96ミクロン程度で、胞子の表面は
平滑である。
(b) 各種培地における生育状態 (1) グルコース・アスパラギン寒天培地(28℃
培養) うす黄茶の発育上に、白〜うすピンク白の
気菌糸を着生し、わずかにうす黄茶の溶解性
色素を産生する。
(2) グルコース・アスパラギン寒天培地(ISP
培地−5、28℃培養) うす黄の発育上に、灰白色の気菌糸を着生
し、わずかにうす黄色の溶解性色素を産生す
る。
(3) スターチ・無機塩寒天培地(ISP培地−
4、28℃培養) うすオリーブの発育上に、明るい茶灰の気
菌糸を着生し、溶解性色素の産生は認められ
ない。
(4) イースト・麦芽寒天培地(ISP培地−2、
28℃培養) 暗い茶色の発育上に茶灰の気菌糸を着生
し、わずかに茶色の溶解性色素を産生する。
(5) チロシン寒天培地(28℃培養) 暗い茶色の発育上に明るい黄味灰の気菌糸
を着生し、暗い茶色の溶解性色素を産生す
る。
(6) 栄養寒天培地(28℃培養) 発育は茶色、気菌糸は着生せず、茶色の溶
解性色素を産生する。
(7) オートミール寒天培地(ISP培地−3、28
℃培養) うす黄の発育上に黄味灰の気菌糸を着生
し、溶解性色素はやや黄色味をおびる。
(8) シユクロース・硝酸寒天培地(28℃培養) 無色の発育上に灰白の気菌糸をわずかに着
生し、溶解性色素は認められない。
(9) クラシリニコフNo.1合成寒天培地(28℃
培養) 発育は黄茶、気菌糸は着生せず、溶解性色
素は黄茶をおびる。
(10) ガウスNo.1合成寒天培地(28℃培養) 黄茶の発育上に黄味灰の気菌糸を着生し、
わずかに黄茶をおびる程度の溶解性色素産生
する。
(c) 生理的諸性質 (1) 生育温度範囲 20〜37℃の何れの温度でも発育する。
(2) ゼラチンの液化(28℃培養)、セルロース
の分解性、脱脂乳の凝固及びペプトン化(37
℃培養)は陰性、スターチの加水分解、硝酸
塩の還元、硫化水素の産生、メラニン様色素
の生成(トリプトン・イースト・ブロス、
ISP培地−1;ペプトン・イースト・鉄寒
天、ISP培地−6;チロジン寒天、ISP培地
−7)は陽性である。
(3) 炭素源の利用性(プリドハム・ゴトリーブ
寒天培地、28℃培養) D−キシロース、イノシトール、D−マン
ニトール、D−フラクトース、L−ラムノー
ス、シユクロース、ラフイノース、D−グル
コースを利用してよく生育し、セルロース、
L−アラビノースは利用しない。
(4) 細胞壁構成成分の分析 全菌体加水分解物中にL,L−ジアミノピ
メリン酸が検出される。
これらの性状より既知菌種を野々村のジヤーナ
ル オブ フアーメンテーシヨン テクノロジイ
(Journal of Fermentation Technology)52
78〜92(1974)、プリドハム著,バージエイズ マ
ニユアル オブ デターミネイテイブ バクテリ
オロジー,第8版,(Bergey's Manual of
Determinative Bacteriology,8th edition)
1974、およびハンドブツク オブ クラシイフイ
ケーシヨン オブ ストレプトマイセテス
(Handbook of Classification of
Streptomycetes),1975により検索すると、
G0069菌株に最も近縁の種としてストレプトマイ
セス ブルネオグリセウス フルマイ エト オ
クダ(Streptomyces brunneogriseus Furumai
et Okuda)〔ジヤーナル オブ アンチバイオテ
イツクス(Journal of antibiotics),21,〜85〜
90(1968)〕が挙げられる。
G0069菌株とストレプトマイセス ブルネオグ
リセウス フルマイ エト オクダを比較する
と、後者については、ミルクの凝固、ペプトン
化、ゼラチンの液化を示す点、またL−アラビノ
ースを利用するがイノシトールを利用しない点に
おいて、いくつかの相違点はあるものの、両者は
よく一致している。これらの結果から、G0069菌
株はストレプトマイセス ブルネオグリセウスの
亜種と考えられ、ストレプトマイセス ブルネオ
グリセウス フルマイ エト オクダ 亜種 バ
ンナエンシスG0069(Streptomyces
brunneogriseus Furumai et Okuda subsp.
bannaensis)と命名した。
次に、本発明のG0069C物質を、例えば上記の
ようなストレプトマイセス属に属するG0069C物
質生産菌を培地に培養することによつて製造する
場合について説明する。
培養方法は原則的には一般微生物の培養方法に
準ずるが、通常は液体培地による攪拌通気培養法
が有利である。培養に用いられる培地としては、
ストレプトマイセス属に属するG0069C物質生産
菌が利用できる栄養源を含有する培地であればよ
い。
すなわち、合成培地、半合成培地あるいは天然
培地を用いることができる。培地の組成は、炭素
源としては例えばグルコース、マンノース、グリ
セリン、シユクロース、糖蜜、でん粉、液化でん
粉等が用いられ、窒素源としては例えば肉エキ
ス、カザミノ酸、ペプトン、グルテンミール、コ
ーンミール、綿実油、大豆粉、コーンスチープリ
カー、乾燥酵母、リン酸アンモニウム、硫酸アン
モニウム、尿素等が用いられる。また、例えばリ
ン酸水素ニナトリウム、リン酸二水素カリウム、
炭酸カルシウム、塩化マグネシウム等の金属のリ
ン酸塩、炭酸塩、塩化物等の無機塩も必要に応じ
て添加される。また、培養中発泡の著した時に
は、例えば大豆油、亜麻仁油等の植物油、オクタ
デカノール、テトラデカノール、ヘプタデカノー
ル等の高級アルコール類、各種シリコン化合物等
の消泡剤を適宜添加してもよい。
G0069C物質生産菌は、通常20〜40℃程度の温
度下で生育する。G0069C物質の生産は25〜40℃
程度の範囲で行なうのが好ましい。本培養の培養
時間は、通常30〜100時間程度が適当であり、培
地の濃厚化に従つて、培養時間を更に延長しても
よい。培養中は、攪拌通気培養で通常行なわれる
ように、培地へ減菌空気を吹き込むのが好まし
い。微生物の効率的生育のためには、タンク培養
に用いる空気量を1分間あたり、栄養培地1容量
部に対して0.3〜0.6容量部程度とし、毎分200〜
400回転程度で攪拌するのがよい。以上述べた培
養条件から、使用生産菌株の特性に応じて、それ
ぞれ最適の条件を適宜選択して適用することがで
きる。
このようにして培養物中に蓄積されたG0069C
物質は、主に培養液中に含有されているので、遠
心分離又は過により培養物から菌体を除去した
後、液から一般抗生物質の製造に用いられる常
用の手段によつて分離精製できる。すなわち、減
圧濃縮、凍結乾燥、溶媒抽出、液性交換例えば陽
イオン交換樹脂、陰イオン交換樹脂、非イオン性
吸着樹脂等の樹脂による処理、あるいは活性炭、
けい酸、シリカゲル、アルミナ等の吸着剤による
処理、あるいは結晶化、再結晶等の手段を単独あ
るいは任意の順序に組み合せ、又反復して用いる
ことによりG0069C物質の分離、精製そして採取
を行なうことができる。尚、有効成分の確認は、
例えばG0069C物質により生育が阻止されるサツ
カロマイセス サケ(Saccharomyces sake)等
の微生物を用いたバイオアツセイ法等により行な
うことができる。
G0069C物質に用いられる塩としては医薬上で
通常用いる塩を意味し、例えば、ナトリウム、カ
リウム、リチウム等のアルカリ金属塩、カルシウ
ム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、及び
トリメチルアミン、トリエチルアミン等の有機ア
ミン塩等を、また用いられる酸としては塩酸、硝
酸、硫酸等の無機酸塩あるいはギ酸、酢酸、シユ
ウ酸、マレイン酸、コハク酸、酒石酸及びパラ−
トルエンスルホン酸等の有機酸塩等を挙げること
ができる。
実施例 次に実施例を挙げて更に詳細に説明する。
実施例 醗酵培地(デンプン1.0%、ソイビーンミール
2.0%、ペプトン0.5%、塩化ナトリウム0.4%、硫
酸アンモニウム0.25%、ブドウ糖2.0%、リン酸
水素二カリウム0.002%、硫酸マグネシウム0.025
%、コーンステイープリカー0.25%、炭酸カルシ
ウム0.6%)、PH7.2〜7.4の1を500ml容三角フラ
スコ10本に100mlずつ分注し、120℃、20分間オー
トクレーブで殺菌後、スターチ寒天培地上で発育
したG0069C物質生産菌(微工研条寄第706号)胞
子及び菌子体の0.5cm2を各フラスコに接種し、27
℃で2日間回転振とう培養(毎分220回転、10cm)
を行なつた。
次に、前記醗酵培地100mlを分注した500ml容三
角フラスコ100本に、上記培養液を種培養として
各10ml接種し、27℃で3日間回転振とう培養(毎
分220回転、10cm)を行なつた。培養終了後、遠
心分離し、その上澄液について以下の分離操作を
行なつた。
培養液5をMCIゲルHP−20(三菱化成製)
1の樹脂塔に吸着させる。活性成分を水0.5
で溶出後、この活性成分を含む0.5の水溶液を
アンバーライトIRA−410(米国ローム アンド
ハース社製)0.4に通過させた。アンバーライ
トIRA−410を素通りした活性成分を含む水溶液
0.5を凍結乾燥し、淡褐色粉末8gを得た。
前記淡褐色粉末1gを水2mlに溶解し、C18
ODS樹脂(山村化学研究所製、30μm)のカラム
(15×500mm)にチヤージし、活性成分を水にて溶
出した後、活性溶出画分を凍結乾燥する。
前記操作を繰り返し、G0069C物質の粗粉末80
mgを得た。
得られたG0069C物質の粗粉末80mgを80mlの水
に溶解後、マイクロボンダパツク−C18(ウオータ
ーズ社製、7.8×300mm)に50μずつチヤージし、
活性成分を移動層を水として毎分1.5mlの流速に
て溶出させ、保持時間9.4〜9.9分のものを分取
し、分取した水溶液を凍結乾燥してG0069C物質
10mgを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図はG0069C物質の赤外吸収スペクトルを、
第2図はG0069C物質の紫外吸収スペクトルをそ
れぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 で表わされるG0069C物質及びその塩。
JP60110779A 1985-05-23 1985-05-23 G0069c物質 Granted JPS61268685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60110779A JPS61268685A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 G0069c物質

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JP60110779A JPS61268685A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 G0069c物質

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Publication Number Publication Date
JPS61268685A JPS61268685A (ja) 1986-11-28
JPH0365360B2 true JPH0365360B2 (ja) 1991-10-11

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ID=14544393

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JP60110779A Granted JPS61268685A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 G0069c物質

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