JPH037023B2 - - Google Patents

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JPH037023B2
JPH037023B2 JP61181468A JP18146886A JPH037023B2 JP H037023 B2 JPH037023 B2 JP H037023B2 JP 61181468 A JP61181468 A JP 61181468A JP 18146886 A JP18146886 A JP 18146886A JP H037023 B2 JPH037023 B2 JP H037023B2
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JP
Japan
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engine
range
automatic transmission
time
temperature
Prior art date
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Application number
JP61181468A
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English (en)
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JPS6338624A (ja
Inventor
Kazuhiro Keyasu
Michio Matsushima
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP61181468A priority Critical patent/JPS6338624A/ja
Publication of JPS6338624A publication Critical patent/JPS6338624A/ja
Publication of JPH037023B2 publication Critical patent/JPH037023B2/ja
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流体動力伝達手段を備える自動変速
機が付設されたエンジンにおける吸入空気量、燃
料供給量、点火時期等の制御を行い、しかも、エ
ンジンに加わる負荷が変化するときには、その動
作制御態様を変更するようにされた自動変速機付
エンジンの制御装置に関する。
(従来の技術) 従来より、流体トルクコンバータを備える自動
変速機が付設された自動変速機付エンジンの動作
制御を行うにあたり、例えば、特開昭54−98413
号公報にも示される如く、自動変速機の変速レン
ジが、例えば、非走行レンジ(Nレンジ)から走
行レンジ(Dレンジ)に切り換えられる際には、
エンジンに加わる負荷の増大に備えて、動作制御
態様を変更するようになすことが知られている。
ところが、自動変速機付エンジンに対する動作制
御態様が、そのエンジンに加わる負荷の変化に応
じて変更される場合、変速レバーに関連して設け
られたレンジ切換検出スイツチ等の変速レンジ検
出手段から得られる検出信号が、自動変速機の変
速レンジを切り換えるレンジ切換操作がなされた
ことをあらわすものとなるとき、それと同時にエ
ンジンに対する動作制御態様が変更されるように
なされると、その動作制御態様の変更が早期に過
ぎることになる虞がある。即ち、自動変速機付エ
ンジンにあつては、エンジンの動力が流体動力伝
達手段を介して自動変速機の出力側に伝達される
ようになされているので、自動変速機の変速レン
ジを、例えば、非走行レンジから走行レンジに切
り換えるべく変速レバーのレンジ切換操作がなさ
れるとき、エンジンに加わる負荷が実質的に増大
するのはレンジ切換操作時点より多少遅れた時点
となり、従つて、レンジ切換操作時点でエンジン
に対する動作制御態様が変更されると、レンジ切
換操作時点の直後においては、エンジンに加わる
負荷が、実際には増大していないにもかかわら
ず、増大したものとされて吸入空気量、燃料供給
量あるいは点火時期等の動作制御態様が変更され
ることになり、その結果、エンジンの作動状態に
異常がもたらされることになる虞が生じるのであ
る。
そこで、このような問題を解消すべく、本願出
願人は先に、特開昭58−8250号公報に示される如
く、自動変速機の変速レンジを、例えば、非走行
レンジから走行レンジに切り換えるレンジ切換操
作がなされたことを変速レンジ検出手段により検
知するようになし、レンジ切換操作がなされたこ
とが検知された時点から所定の時間が経過したと
き、即ち、レンジ切換操作時点に対して所定の遅
延時間をおいて、エンジンに対する動作制御態様
を非走行レンジ用から走行レンジ用に変更するも
のとされた自動変速機付エンジンの制御装置を提
案した。この自動変速機付エンジンの制御装置が
採用される場合には、エンジンに加わる負荷の実
際の変化時期とエンジンに対する動作制御態様の
変更時期との間の時間差が低減されて、エンジン
に対する動作制御の適正化が図られることにな
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、自動変速機付エンジンにおい
て、変速レンジ検出手段によりレンジ切換操作が
なされたことが検知されてからエンジンに加わる
負荷が実質的に変化するまでの時間は、自動変速
機の流体動力伝達手段に用いられるオイルの粘度
が温度によつて変化することに起因して変動する
ものとなるので、レンジ切換操作時点後にエンジ
ンに対する動作制御態様を変更するための上述の
所定の遅延時間が一定に設定されると、エンジン
に加わる負荷の実際の変化時期とエンジンに対す
る動作制御態様の変更時期との間の時間差が充分
に低減されず、そのためエンジンに対する動作制
御が適正に行われない事態が生じることになる虞
がある。
斯かる点に鑑み、本発明は、流体動力伝達手段
を有する自動変速機が付設されたエンジンに対す
る、自動変速機における変速レンジの切り換えに
伴う動作制御態様の変更を、流体動力伝達手段に
用いられるオイルの粘度が温度によつて変化して
も、自動変速機における変速レンジの切り換えに
起因してエンジンに加わる負荷が実質的に変化す
る時点に的確に対応させて行うことができるよう
にされた自動変速機付エンジンの制御装置を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る自動変
速機付エンジンの制御装置は、第1図にその基本
構成が示される如く、流体動力伝達手段を備える
自動変速機の変速レンジの夫々及びそれらを切り
換えるレンジ切換操作を検出する変速レンジ検出
手段と、流体動力伝達手段に用いられるオイルの
温度もしくはそれに関連する温度を検出するオイ
ル温度検出手段と、このオイル温度検出手段によ
り検出される温度に基づいて遅延時間を設定する
遅延時間設定手段と、オイル検出手段により検出
される温度に関わらない値をとる第1のエンジン
出力制御量とオイル検出手段により検出される温
度の低下に応じて大なる値をとる第2のエンジン
出力制御量とを選択的に設定するエンジン出力制
御量設定手段と、変速レンジ検出手段により自動
変速機の変速レンジを非走行レンジから走行レン
ジに切り換えるレンジ切換操作が検出された後、
遅延時間設定手段により設定される遅延時間が経
過したとき、自動変速機が付設されたエンジンに
対する動作制御態様を、エンジン出力制御量設定
手段により設定された第1のエンジン出力制御量
をもつてエンジンについての出力制御を行う態様
からエンジン出力制御量設定手段により設定され
た第2のエンジン出力制御量をもつてエンジンに
ついての出力制御を行う態様に変更する動作制御
手段とを備え、遅延時間設定手段が、オイル温度
検出手段により検出される温度が低下するに応じ
て長いものとされる遅延時間を設定するものとさ
れるとともに、エンジン出力制御量設定手段が、
第2のエンジン出力制御量をオイル検出手段によ
り検出される温度の低下に応じて大なる値をとる
ものとして設定するものとされて構成される。
(作用) 上述の如くに構成される本発明に係る自動変速
機付エンジンの制御装置によれば、動作制御手段
が、変速レンジ検出手段により自動変速機の変速
レンジを非走行レンジから走行レンジに切り換え
るレンジ切換操作が検出された時点から、遅延時
間設定手段により設定される遅延時間が経過した
とき、エンジンの動作制御態様をエンジン出力制
御量設定手段により設定される第1のエンジン出
力制御量をもつてエンジンについての出力制御を
行う態様からエンジン出力制御量設定手段により
設定される第2のエンジン出力制御量をもつてエ
ンジンについての出力制御を行う態様に変更し、
その際、遅延時間設定手段が、オイル温度検出手
段により検出される温度が低い程、即ち、自動変
速機の流体動力伝達手段におけるオイルの粘度が
大である(流動性が低である)程、長い遅延時間
を設定するようにされ、また、エンジン出力制御
量設定手段が、第2のエンジン出力制御量をオイ
ル検出手段により検出される温度の低下に応じて
大なる値をとるものとして設定するようにされ
る。
これにより、自動変速機の流体動力伝達手段に
用いられるオイルの粘度が温度によつて変化して
も、自動変速機の変速レンジを非走行レンジから
走行レンジに切り換えるレンジ切換操作がなされ
た際、エンジンに対する動作制御態様の非走行レ
ンジ用から走行レンジ用への変更が、エンジンに
加わる負荷が実質的に変化する時点に的確に対応
せしめられてなされ、しかも、エンジンに加わる
実際の負荷の大きさに応じてエンジンの出力が増
大せしめられ、エンジンの作動状態が一層安定し
たものとされることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第2図は、本発明に係る自動変速機付エンジン
の制御装置の一例の概略構成を、それが適用され
た自動車に搭載されたエンジンと共に示す。
第2図において、エンジン本体10には、夫々
図示されていない吸気弁及び排気弁を介して燃焼
室12に通じる吸気通路14及び排気通路16が
設けられている。吸気通路14の下流側部分は、
サージタンク17とこのサージタンク17から分
岐して4つの燃焼室12に接続される分岐通路部
19とから成つており、吸気通路14には、その
上流側から順次エアクリーナ18、エアフローメ
ータ20、スロツトル弁22及び燃料噴射弁24
が夫々所定の態様で備えられている。また、排気
通路16には、図示されていないが、排気浄化用
の触媒コンバータや消音器等が配される。
これに加えて、吸気通路14におけるエアフロ
ーメータ20とスロツトル弁22との間には、ス
ロツトル弁22を迂回するバイパス通路26の始
端部が開口しており、このバイパス通路26の終
端部は、サージタンク17に開口するものとされ
ていて、バイパス通路26には流量調整弁27が
設けられている。流量調整弁27は、後に詳述さ
れるエンジン制御ユニツト100から供給される
開弁駆動パルス信号Iqのパルス幅に応じて開弁作
動し、バイパス通路26を通じてスロツトル弁2
2より下流側部分に導かれる吸入空気の量を調整
するようにされている。
また、吸気通路14を介して燃焼室12に導か
れる吸入空気の量が、スロツトル弁22により調
量されるようになされており、吸入空気量及びス
ロツトル弁22の開度(スロツトル開度)が、
夫々、エアフローメータ20及びスロツトル開度
センサ21により検出されて、エアフローメータ
20及びスロツトル開度センサ21から、夫々、
吸入空気量に応じた検出信号Sa及びスロツトル
開度に応じた検出信号Stがエンジン制御ユニツト
100に供給される。
エンジン制御ユニツト100には、検出信号
Sa及びStの他に、エンジン本体10のクランク
シヤフト29に関連して設けられたエンジン回転
数センサ28から得られるエンジンの回転数に応
じた検出信号Snやエンジンの制御を行うために
必要なエンジンの運転状態をあらわすその他の検
出信号群Sxも供給される。エンジン制御ユニツ
ト100は、上述の検出信号Sa,Sn,St及び検
出信号群Sxに基づいて燃料噴射量を算出すると
ともに、その燃料噴射量に対応するパルス幅を有
する噴射パルス信号Ipを形成し、それを燃料噴射
弁24に供給する。それにより、燃料噴射弁24
から吸入空気量に応じた所定量の燃料が燃焼室1
2近傍の吸気ポート部に向けて噴射される。
また、エンジン本体10の出力側には自動変速
機30が付設されたものがある。この自動変速機
30は、通常の電子制御式とされたもので、トル
クコンバータ32と、このトルクコンバータ32
の出力軸に連結された、前進4段及び後進1段の
変速機を有する多段歯車式変速機構34と、この
多段歯車式変速機構34の変速段を切変えるため
の油圧制御回路36とこの油圧制御回路36を制
御するための変速機制御ユニツト200とから成
つている。油圧制御回路36は、ソレノイド弁3
8a,38b,38c及び38dを有し、これら
ソレノイド弁38a〜38dは、夫々、変速機制
御ユニツト200から供給される変速制御信号
Ca,Cb,Cc及びCdによつて励磁状態もしくは非
励磁状態とされ、それにより、多段歯車式変速機
構34に配された複数のクラツチあるいはブレー
キを作動状態もしくは不作動状態にして、自動変
速機30の変速レンジの切換えを行うことができ
るようにされている。
自動変速機30には、トルクコンバータ32の
タービン(出力軸)の回転数を検出するタービン
回転数センサ40と、トルクコンバータ32に用
いられるオイルの温度を検出するオイル温度検出
センサ42とが設けられている。これらタービン
回転数センサ40及びオイル温度検出センサ42
からは夫々、タービン回転数に応じた検出信号
Sm及びオイルの温度に応じた検出信号Sfが得ら
れ、これらの検出信号Sm及びSfは変速機制御ユ
ニツト200に供給される。
さらに、変速機制御ユニツト200には、自動
変速機30の変速レンジ、即ち、パーキングレン
ジやニユートラルレンジ等の非走行レンジ及び走
行レンジの切換えを行う変速レバー46に関連し
て設けられた変速レンジ検出センサ47から得ら
れる、自動変速機30の変速レンジに応じた検出
信号Sr、自動変速機30の出力軸33に関連し
て設けられた車速センサ48から得られる車速に
応じた検出信号Sv、及び、自動変速機30の制
御を行うために必要なその他の検出信号群Syが
供給される。
変速機制御ユニツト200は、上述の検出信号
Sm,Sf,Sr及びSv、及び、検出信号群Syに基づ
いて、油圧制御回路36のソレノイド弁38a〜
38dに変速制御信号Ca,Cb,Cc及びCdを所定
の態様で選択的に供給するとともに、エンジン制
御ユニツト100に切換判定信号Jgを所定のタ
イミングで供給するとともに斯かる供給の停止を
行うようにされる。
ここで、変速機制御ユニツト200は、切換判
定信号Jgをエンジン制御ユニツト100に供給
するタイミングを、変速レンジ検出センサ47か
ら得られる検出信号Srが、自動変速機30の変
速レンジを非走行レンジから走行レンジに切り換
えるレンジ切換操作がなされたことをあらわすも
のとなつてから、所定の遅延時間T1が経過した
時点に設定し、また、切換判定信号Jgのエンジ
ン制御ユニツト100への供給を停止するタイミ
ングを、自動変速機30の変速レンジを走行レン
ジから非走行レンジに切り換えるレンジ切換操作
がなされたことをあらわすものとなつてから、所
定の遅延時間T2が経過した時点に設定する。そ
の場合、変速機制御ユニツト200は、上述の遅
延時間T1及びT2を、夫々、第3図及び第4図に
示される如く、検出信号Sfがあらわす、トルクコ
ンバータ32に用いられるオイルの温度が低い
程、従つて、オイルの粘度が大である程長くなる
ように設定する。
一方、変速機制御ユニツト200から切換判定
信号Jgが供給されるエンジン制御ユニツト10
0は、検出信号Sn及びSt、及び、検出信号群Sx
に基づいて、流量調整弁27に供給する開弁駆動
パルス信号Iqのパルス幅を定める制御値Dを設定
し、設定された制御値Dに対するパルス幅を有し
た開弁駆動パルス信号Iqを形成して、それを流量
調整弁27に供給することにより、バイパス通路
26を通じて吸気通路14におけるスロツトル弁
22より下流側の部分に導かれる吸入空気の量を
制御する。
その場合、エンジン制御ユニツト100は、開
弁駆動パルス信号Iqのパルス幅を定める制御値D
を次のように設定する。即ち、エンジンがアイド
リング状態、例えば、検出信号Stがあらわすスロ
ツトル開度がアイドリング開度(略零)で検出信
号Snがあらわすエンジン回転数が所定回転数以
下の状態にあり、かつ、変速機制御ユニツト20
0から切換判定信号Jgが供給されていないとき
には、制御値Dを、予め設定された固定制御値d1
と、検出信号群Sxがあらわすエンジンの冷却水
温等のエンジンの運転状態に応じて設定される補
正値d2と、エンジンの運転状態に応じて設定され
る目標アイドル回転数と検出信号Snがあらわす
エンジン回転数(実際の回転数)との間の回転数
差に基づいて算出されるフイードバツク補正値d3
とを加算して得られる基本制御値DAに設定する。
また、エンジンがアイドリング状態にあり、か
つ、変速機制御ユニツト200から切換判定信号
Jgが供給されるときには、制御値Dを、基本制
御値DAとトルクコンバータ32に用いられるオ
イルの温度に応じた所定の値d4に設定された負荷
制御値DBとを加算した値に設定し、さらに、エ
ンジンがアイドリング状態にないときには、制御
値Dを固定制御値d1に設定する。
上述の如くの構成とされたもとで、例えば、エ
ンジンが暖機された後のアイドリング状態にあつ
てトルクコンバータ32に用いられるオイルの温
度が比較的高い場合において、第5図Aに示され
る如くに、時点t1で、変速レバー46が自動変速
機30における非走行レンジから走行レンジへの
切換えをなすべく操作されたとすると、変速機制
御ユニツト200が、斯かるレンジ切換操作を、
変速レンジ検出センサ47から得られる検出信号
Srに基づいて検知する。その場合、エンジンに
加わる負荷は、第5図Bに示される如く、時点t1
より多少遅れて増大し、略時点t2で自動変速機3
0が走行レンジにある場合における正常な値にな
るものとされる。従つて、変速機制御ユニツト2
00は、時点t2において検出信号Sfがあらわすオ
イルの温度に応じて、時点t1と時点t2との間の時
間に相当する比較的短い遅延時間T1を設定し、
第5図Cに示される如く、時点t1からこの遅延時
間T1が経過した後の時点t2において、切換判定信
号Jgをエンジン制御ユニツト100に供給する。
エンジン制御ユニツト100は、切換判定信号
Jgが供給される時点t2までは、制御値Dを基本制
御値DAに設定し、時点t2以後は制御値Dを基本制
御値DAに負荷補正値DBを加えた値に設定する。
これにより、時点t2で流量調整弁27に供給され
る開弁駆動パルス信号Iqの幅が、負荷補正値DB
のトルクコンバータ32に用いられるオイルの温
度に応じた所定の値d4に対応する幅だけ増加さ
れ、それにより、流量調整弁27の開弁作動量が
増大されて第5図Dに示される如く、時点t2にお
いて吸入空気量が増量される。斯かる場合におい
て、エンジンに加わる負荷は、トルクコンバータ
32に用いられるオイルの粘度が大である程大と
なる。そこで、上述の如くにして吸入空気量が増
量されるにあたつてその増量の度合いを決定する
負荷補正値DBの値d4が、トルクコンバータ32
に用いられるオイルの温度の低下に応じて増大さ
れるものとされる。この結果、エンジンに加わる
負荷が実質的に増大する時期と、吸入空気量が増
量される時期、即ち、エンジンに対する動作制御
態様が変更される時期とが一致せしめられること
になり、かつ、エンジンに加わる実際の負荷の増
大に応じて吸入空気が増量されることになつて、
第5図Eに示される如く、エンジン回転数が略目
標アイドル回転数に保持される。
一方、例えば、エンジンが暖機される前のアイ
ドリング状態にあつてトルクコンバータ32に用
いられるオイルの温度が比較的低い場合におい
て、第6図Aに示される如くに、時点t3で、変速
レバー46が自動変速機30における非走行レン
ジから走行レンジへの切換えをなすべく操作され
たとすると、変速機制御ユニツト200が、斯か
るレンジ切換操作を、変速レンジ検出センサ47
から得られる検出信号Srに基づいて検知する。
その場合、エンジンに加わる負荷は、第6図Bに
示される如く、時点t3より大幅に遅れて増大し、
略時点t4で自動変速機30が走行レンジにある場
合における正常な値になるものとされる。従つ
て、変速機制御ユニツト200は、時点t3におい
て検出信号Sfがあらわすオイルの温度に応じて、
時点t3と時点t4との間の時間に相当する比較的長
い遅延時間T1を設定し、第6図Cに示される如
く、時点t3からこの遅延時間T1が経過した後の時
点t4において、切換判定信号Jgをエンジン制御ユ
ニツト100に供給する。
エンジン制御ユニツト100は、切換判定信号
Jgが供給される時点t4までは制御値Dを基本制御
値DAに設定し、時点t4以後は、制御値Dを基本制
御値DAに負荷補正値DBを加えた値に設定する。
斯かる際にも、負荷補正値DBの値d4は、トルク
コンバータ32に用いられるオイルの温度低下に
応じて増大するものとされる。これにより、第6
図Dに示される如くに、時点t4において吸入空気
量が増量され、前述のオイルの温度が高い場合と
同様にして、エンジンに加わる負荷が実質的に増
大する時期と吸入空気が増量される時期とが一致
せしめられるものとなり、第6図Eに示される如
く、エンジン回転数が略目標アイドル回転数に保
持される。
仮に、トルクコンバータ32に用いられるオイ
ルの温度が低い場合において、変速機制御ユニツ
ト200が、従来の如くに、トルクコンバータ3
2に用いられるオイルの温度が高い場合と同様に
比較的短い遅延時間T1を設定するものとすると、
第6図C,D及びEにおいて一点鎖線で示される
如く、切換判定信号Jgが時点t4より早い時点t4′で
エンジン制御ユニツト100に供給され、それに
よつて時点t4′で吸入空気量が増量される結果、
時点t4′の直後に、エンジン回転数の不所望な吹
上り上昇を生じてしまい、エンジンの作動状態に
異常を来すという問題が発生するが、上述の如く
に、トルクコンバータ32に用いられるオイルの
温度の低下に応じて長くされる遅延時間T1が設
定されることにより、斯かる問題が解消される。
なお、この例では、自動変速機30の変速レン
ジが非走行レンジから走行レンジに切り換えられ
た場合においても、上述の場合と同様にして、エ
ンジンに加わる負荷が減少する時期と、吸入空気
量を減少させる時期、即ち、エンジンに対する動
作制御態様を変更する時期とを一致させるべく、
変速機制御ユニツト200が、トルクコンバータ
32に用いられるオイルの温度に応じて遅延時間
T2(遅延時間T2は前述の遅延時間T1に比して短
いものとされる)を設定し、エンジン制御ユニツ
ト100に供給する切換判定信号Jgの供給停止
時期を、検出信号Srに基づいて、自動変速機3
0における非走行レンジから走行レンジへの切換
えをなすレンジ切換操作が検出された時点から、
遅延時間T2が経過した後の時点とするようにさ
れている。斯かる制御が行われる結果、自動変速
機30における走行レンジから非走行レンジへの
切換えがなされた際に、エンジンストール等のエ
ンジンの作動状態の異常が生じる事態を回避する
ことができる利点が得られる。
上述の如くの制御を行う変速機制御ユニツト2
00及びエンジン制御ユニツト100は、夫々、
例えば、マイクロコンピユータが用いられて構成
されるが、斯かる場合における夫々に用いられた
マイクロコンピユータが実行するプログラムの一
例を第7図及び第8図のフローチヤートを参照し
て説明する。
第7図は、変速機制御ユニツト200が行う切
換判定信号Jgのエンジン制御ユニツト100へ
の供給及びその供給停止制御に際してのプログラ
ムを示し、このプログラムは、例えば、エンジン
が始動されたときスタートし、スタート後、プロ
セス101で検出信号Sm,Sf及びSr、及び、検出
信号群Syを取り込み、続くデイシジヨン102で、
検出信号Srがあらわす自動変速機30の変速レ
ンジが走行レンジであるか非走行レンジであるか
を判断し、自動変速機30の変速レンジが走行レ
ンジであると判断された場合には、デイシジヨン
103に進む。
デイシジヨン103では、先回において、検出信
号Srがあらわす変速レンジが走行レンジであつ
たか否かを判断し、先回においては走行レンジで
なかつたと判断された場合、即ち、変速レンジを
非走行レンジから走行レンジに切り換えるレンジ
切換操作がなされたと判断された場合には、プロ
セス104に進み、内蔵するタイマに、プロセス
101で取り込んだ検出信号Sfがあらわすオイルの
温度に応じた遅延時間T1に相当する時間(T1
をロードする。この場合、時間T1は、検出信号
Sfがあらわすオイルの温度が低い程、従つて、オ
イルの粘度が大なる程長くなるように設定され
る。そして、続くプロセス105において、プロセ
ス104で時間T1がロードされたタイマをスター
トさせた後、デイシジヨン106に進む。一方、デ
イシジヨン103において先回も変速レンジが走行
レンジであつたと判断された場合には、プロセス
104及び105を経由することなくデイシジヨン106
に進む。
デイシジヨン106では、タイマにロードされ
ている時間が零であるか否か、即ち、自動変速機
30の変速レンジを非走行レンジから走行レンジ
へ切り換えるシフト切換操作がなされた後時間
T1が経過したか否かを判断し、時間T1が経過し
ていないと判断された場合にはそのまま元に戻
り、時間T1が経過したと判断された場合には、
プロセス107に進み、切換判定信号Jgを供給して
元に戻る。これにより、自動変速機30の変速レ
ンジを非走行レンジから走行レンジへ切り換える
レンジ切換操作がなされた時点から、トルクコン
バータ32に用いられるオイルの温度に応じて設
定される遅延時間T1が経過した後の時点に、切
換判定信号Jgがエンジン制御ユニツト100に
供給される。
また、デイシジヨン102において自動変速機3
0の変速レンジが非走行レンジ状態にあると判断
された場合には、デイシジヨン108に進み、先回
において、検出信号Srがあらわす変速レンジが
非走行レンジであつたか否かを判断し、先回にお
いては非走行レンジでなかつたと判断された場
合、即ち、変速レンジを走行レンジから非走行レ
ンジに切り換えるレンジ切換操作がなされたと判
断された場合には、プロセス109に進み、内蔵す
るタイマにプロセス101で取り込まれた検出信
号Sfがあらわすオイルの温度に応じた遅延時間
T2に相当する時間(T2)をロードする。この場
合も、時間T2は、検出信号Sfがあらわすオイル
の温度が低い程長くなるように設定される。そし
て、続くプロセス110において、プロセス109で時
間T2がロードされたタイマをスタートさせ、
デイシジヨン111に進む。一方、デイシジヨン108
において、先回も非走行レンジであつたと判断さ
れた場合には、プロセス109及び110を経由するこ
となくそのままデイシジヨン111に進む。
デイシジヨン111では、タイマにロードされ
ている時間が零であるか否か、即ち、自動変速機
30の変速レンジを走行レンジから非走行レンジ
へ切り換えるシフト切換操作がなされた後時間
T2が経過したか否かを判断し、時間T2が経過し
ていないと判断された場合にはそのまま元に戻
り、時間T2が経過したと判断された場合には、
プロセス112に進み、切換判定信号Jgの供給を停
止して元に戻る。これにより、自動変速機30の
変速レンジを走行レンジから非走行レンジへ切り
換えるレンジ切換操作がなされた時点から、トル
クコンバータ32に用いられるオイルの温度に応
じて設定される遅延時間T2が経過した後の時点
に、切換判定信号Jgのエンジン制御ユニツト1
00への供給が停止される。
第8図は、エンジン制御ユニツト100が行
う、流量調整弁27への噴射パルス信号Ipの供給
制御に際してのプログラムを示し、このプログラ
ムは、例えば、エンジンが始動されたときスター
トし、スタート後、プロセス120で検出信号Sn及
びSt、及び、検出信号群Sxを取り込み、続くデ
イシジヨン121で、エンジンがアイドリング状態、
例えば、プロセス120で取り込まれた検出信号St
があらわすスロツトル開度がアイドリング開度に
あり、かつ、プロセス120で取り込まれた検出信
号Snがあらわすエンジン回転数が所定回転数以
下にある状態か否かを判断する。その結果、エン
ジンがアイドリング状態にあると判断された場合
には、プロセス123に進み、プロセス120で取り込
まれた検出信号群Sxに基づいて補正値d2を設定
するとともに、プロセス120で取り込まれた検出
信号Snがあらわすエンジン回転数と予め設定さ
れる目標アイドル回転数との間の回転数差に基づ
いてフイードバツク補正値d3を設定する。そし
て、続くプロセス124において、予め設定された
固定制御値d1にプロセス123で設定された補正値
d2とフイードバツク補正値d3とを加算して基本制
御値DAを設定し、デイシジヨン125に進む。
デイシジヨン125では、変速機制御ユニツト2
00から切換判定信号Jgが供給されているか否
かを判断し、切換判定信号Jgが供給されていな
いと判断された場合には、プロセス126に進み、
負荷補正値DBを零にして、プロセス129に進む。
これに対して、デイシジヨン125において切換判
定信号Jgが供給されていると判断された場合に
は、プロセス128に進み、負荷補正値DBをトルク
コンバータ32に用いられるオイルの温度低下に
応じて増大する所定の値d4に設定して、プロセス
129に進む。プロセス129では、制御値Dを、プロ
セス124で設定された基本制御値DAとプロセス
126もしくはプロセス128で設定された負荷補正値
DBとを加算することにより設定して、プロセス
130に進む。プロセス130では、プロセス129で設
定された制御値Dに対応するパルス幅を有する開
弁駆動パルス信号Iqを形成し、それを流量調整弁
27に供給して元に戻る。これにより、自動変速
機30の変速レンジが走行レンジにあつてエンジ
ンに加わる負荷が大なるときには、非走行レンジ
にあつてエンジンに加わる負荷が小なるときに比
して、エンジンに加わる負荷の増大に応じた増量
度合いをもつて吸入空気が増量されることにな
る。
また、前述したデイシジヨン121において、ア
イドリング状態にないと判断された場合には、プ
ロセス122に進み、制御値Dを固定制御値d1に設
定してプロセス130に進み、上述したと同様にプ
ロセス130を実行して元に戻る。
なお、上述の例においては、トルクコンバータ
32に用いられるオイルの温度をオイル温度検出
センサ42により直接検出するようにされている
が、オイルの温度は必ずしも直接に検出される必
要はなく、エンジンの冷却水温等に基づいて間接
的に検出されるようになされてもよい。また、上
述の例においては、エンジンに対する動作制御態
様の変更が吸入空気量の変化をもつてなされてい
るが、本発明に係る自動変速機付エンジンの制御
装置は、これに限られることなく、エンジンに対
する動作制御態様の変更が燃料噴射量や点火時期
の変化をもつてなされてもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る自
動変速機付エンジンの制御装置によれば、流体動
力伝達手段を備える自動変速機が付設されたエン
ジンの動作制御にあたり、自動変速機の変速レン
ジを切り換えるレンジ切換操作が行われた後、所
定の遅延時間をおいて、吸入空気量の変化等をも
つてのエンジンに対する動作制御態様の変更がな
され、しかも、その遅延時間が、流体動力伝達手
段に用いられるオイルの温度に応じて、オイルの
粘度が高い程長くなるように設定されるととも
に、エンジンに対する動作制御態様の変更が、流
体動力伝達手段に用いられるオイルの温度に関わ
らない値をとるエンジン出力制御量をもつてエン
ジンの出力制御が行われる態様から、流体動力伝
達手段に用いられるオイルの温度の低下に応じて
大なる値をとるエンジン出力制御量をもつてエン
ジンの出力制御が行われる態様への変更とされる
ので、例えば、自動変速機の変速レンジが非走行
レンジから走行レンジに切り換えられる際に、そ
れによつてエンジンに加わる負荷が実質的に増大
する時期に適切に合致させてエンジンに対する制
御態様がエンジンに加えられる負荷の増大に応じ
てエンジン出力を増大させる態様への変更をなす
ことができ、それにより、エンジンに対する動作
制御を、その作動状態に異常を生じさせることな
く、適切に行えることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動変速機付エンジンの
制御装置を特許請求の範囲に対応して示す基本構
成図、第2図は本発明に係る自動変速機付エンジ
ンの制御装置の一例をそれが適用されたエンジン
とともに示す概略構成図、第3図及び第4図は第
2図に示される例の動作説明に供される特性図、
第5図及び第6図は第2図に示される例の動作説
明に供されるタイムチヤート、第7図及び第8図
は、夫々、第2図に示される例のエンジン制御ユ
ニツト及び変速機制御ユニツトにマイクロコンピ
ユータが用いられた場合における、夫々のマイク
ロコンピユータが実行するプログラムの一例を示
すフローチヤートである。 図中、10はエンジン本体、21はスロツトル
開度センサ、26はバイパス通路、27は流量調
整弁、30は自動変速機、40はタービン回転数
センサ、42はオイル温度検出センサ、46は変
速レバー、47は変速レンジ検出センサ、100
はエンジン制御ユニツト、200は変速機制御ユ
ニツトである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体動力伝達手段を備える自動変速機の変速
    レンジの夫々及びそれらを切り換えるレンジ切換
    操作を検出する変速レンジ検出手段と、 上記流体動力伝達手段に用いられるオイルの温
    度もしくはそれに関連する温度を検出するオイル
    温度検出手段と、 該オイル温度検出手段により検出される温度の
    低下に応じて長いものとされる遅延時間を設定す
    る遅延時間設定手段と、 上記オイル温度検出手段により検出される温度
    に関わらない値をとる第1のエンジン出力制御量
    と上記オイル温度検出手段により検出される温度
    の低下に応じて大なる値をとる第2のエンジン出
    力制御量とを選択的に設定するエンジン出力制御
    量設定手段と、 上記変速レンジ検出手段により上記自動変速機
    の変速レンジを非走行レンジから走行レンジに切
    り換えるレンジ切換操作が検出された後、上記遅
    延時間設定手段により設定される遅延時間が経過
    したとき、上記自動変速機が付設されたエンジン
    に対する動作制御態様を、上記エンジン出力制御
    量設定手段により設定された上記第1のエンジン
    出力制御量をもつて上記エンジンについての出力
    制御を行う態様から上記エンジン出力制御量設定
    手段により設定された上記第2のエンジン出力制
    御量をもつて上記エンジンについての出力制御を
    行う態様に変更する動作制御手段と、 を具備して構成された自動変速機付エンジンの制
    御装置。
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