JPH037698B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037698B2 JPH037698B2 JP55137223A JP13722380A JPH037698B2 JP H037698 B2 JPH037698 B2 JP H037698B2 JP 55137223 A JP55137223 A JP 55137223A JP 13722380 A JP13722380 A JP 13722380A JP H037698 B2 JPH037698 B2 JP H037698B2
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- Japan
- Prior art keywords
- parts
- inorganic filler
- weight
- treated
- talc
- Prior art date
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明はポリオレフインと無機充填剤よりなる
成形用組成物に関するものである。 ポリプロピレン等のポリオレフインに炭酸カル
シウム、タルク等の無機充填剤を多量に配合して
溶融成形したものは、廃棄時の燃焼熱が低下し、
難燃性を付与することができ、コストの低下も図
られるので、包装材、家庭用雑貨品、玩具などの
用途に有用である。しかしながら多量の無機充填
剤を配合しているためその衝撃強度はどうしても
小さくなりかつ成形性も著しく損なわれ、さらに
は着色も大きくなるという難点があり、その結果
無機充填剤の配合量を余り多くできなかつたり、
或いは用途が耐衝撃性をほとんど要求されない分
野に制限されたりするという不利があつた。 しかるに本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、
ポリオレフインに、特定のシラン化合物で表面処
理された無機充填剤を配合するときは、無機充填
剤多量配合にあつても耐衝撃強度や曲げ強度が大
きくかつ成形性も良好であり、着色の程度も小さ
いことを見出し、本発明を完成するに至つた。 本発明の成形用組成物は、ポリオレフインに、
式 Si(OR)4-o(OCOR′)o (ただしRは炭素数1〜8の炭化水素基、R′は
炭素数1〜50の炭化水素基、nは1〜3の整数)
で表わされるシラン化合物で表面処理された無機
充填剤を配合してなるものである。 ここでポリオレフインとは、エチレン、プロピ
レン、ブテン、ペンテンなどのα−オレフインの
単独重合体や相互共重合体、或いはこれらのα−
オレフインと酢酸ビニル、アクリル酸エステルな
どとの共重合体又はそのケン化物、或いはこれら
α−オレフインと不飽和カルボン酸との共重合体
又はその金属イオン反応物などを言う。又かかる
ポリオレフインに不飽和カルボン酸又はその誘導
体をグラフトした変性ポリオレフインも用いられ
る。 次に無機充填剤としては、炭酸カルシウム、タ
ルク、クレーを用いる。 無機充填剤を表面処理するためのシラン化合物
としては前述の式で表わされるものが用いられ、
この式で表わされるものの中ではRがn−プロピ
ル又はイソプロピル基、R′の少なくとも一つが
炭素数9〜21の長鎖アルキル基であるものが特に
重要である。なおシラン化合物1分子中に2種以
上のR又は2種以上のR′が含まれていてもよく、
又前述の式で示されるシラン化合物を2種以上併
用して無機充填剤を処理してもよい。 ポリオレフインに配合する無機充填剤は予め上
述のシラン化合物で処理される。処理は無機充填
剤にシラン化合物の溶液又は分散液を混合して必
要に応じ乾燥することにより行われる。シラン化
合物の付着量は0.05〜10重量%、なかんづく0.1
〜2重量%とすることが望ましく、その付着量が
0.05重量%未満では改良効果が乏しく、一方その
付着量が10重量%を越えるときはかえつて成形物
の力学的性質が低下するようになるし、価格的に
も不利になる。 ポリオレフインに対するシラン化合物処理無機
充填剤の配合量は広く変えうるが、重合体100重
量部に対し処理無機充填剤10〜1000重量部、好ま
しくは50〜900重量部と無機充填剤を多量に配合
した場合に本発明の効果が特に顕著となる。 ポリオレフインとシラン化合物処理無機充填剤
の配合は粉体同志の混合でもよく、ポリオレフイ
ンの粉末又はペレツトに処理無機充填剤の粉末を
混合した後ペレツト化したものでもよい。 配合後は押出成形、射出成形、圧縮成形等の溶
融成形手段により任意の形状の成形物とする。 次に例をあげて本発明の組成物をさらに説明す
る。以下「部」、「%」とあるのは特にことわりの
ない限り重量基準で表わしたものである。 例 1 トリステアロイルオキシーn−プロポキシシラ
ン4部をn−ブタノール/水(重量比36/4)混
合溶媒36部に溶解し、これをタルク(日本タルク
株式会社製タルクMS)400部上に噴霧して、よ
く混合した。 ポリプロピレン(三井東圧化学株式会社製ノー
プレンEFL−100、MI=7)400部と上記シラン
処理タルク400部とをスーパーミキサーで混合し
た後50mm径押出機に供給し、モーター7.5KW、
スクリユー回転数72r.p.m、シリンダーメータリ
ング部温度240℃の条件で溶融混練し、押出して
ペレツト化した。このペレツトを温度230℃で射
出成形してJIS1号ダンベルを作成し、各種の試験
を行つた。なおペレツト化時のスクリユートルク
は12Aであつた。 結果を第1表に示す。 対照例 1 ポリプロピレン400部にシラン処理する前のタ
ルク400部を配合したほかは例1と同様にしてペ
レツト化及びダンベルの作成を行つた。なおペレ
ツト化時のスクリユートルクは15Aと例1に比し
大きかつた。 結果を第1表に合せて示す。
成形用組成物に関するものである。 ポリプロピレン等のポリオレフインに炭酸カル
シウム、タルク等の無機充填剤を多量に配合して
溶融成形したものは、廃棄時の燃焼熱が低下し、
難燃性を付与することができ、コストの低下も図
られるので、包装材、家庭用雑貨品、玩具などの
用途に有用である。しかしながら多量の無機充填
剤を配合しているためその衝撃強度はどうしても
小さくなりかつ成形性も著しく損なわれ、さらに
は着色も大きくなるという難点があり、その結果
無機充填剤の配合量を余り多くできなかつたり、
或いは用途が耐衝撃性をほとんど要求されない分
野に制限されたりするという不利があつた。 しかるに本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、
ポリオレフインに、特定のシラン化合物で表面処
理された無機充填剤を配合するときは、無機充填
剤多量配合にあつても耐衝撃強度や曲げ強度が大
きくかつ成形性も良好であり、着色の程度も小さ
いことを見出し、本発明を完成するに至つた。 本発明の成形用組成物は、ポリオレフインに、
式 Si(OR)4-o(OCOR′)o (ただしRは炭素数1〜8の炭化水素基、R′は
炭素数1〜50の炭化水素基、nは1〜3の整数)
で表わされるシラン化合物で表面処理された無機
充填剤を配合してなるものである。 ここでポリオレフインとは、エチレン、プロピ
レン、ブテン、ペンテンなどのα−オレフインの
単独重合体や相互共重合体、或いはこれらのα−
オレフインと酢酸ビニル、アクリル酸エステルな
どとの共重合体又はそのケン化物、或いはこれら
α−オレフインと不飽和カルボン酸との共重合体
又はその金属イオン反応物などを言う。又かかる
ポリオレフインに不飽和カルボン酸又はその誘導
体をグラフトした変性ポリオレフインも用いられ
る。 次に無機充填剤としては、炭酸カルシウム、タ
ルク、クレーを用いる。 無機充填剤を表面処理するためのシラン化合物
としては前述の式で表わされるものが用いられ、
この式で表わされるものの中ではRがn−プロピ
ル又はイソプロピル基、R′の少なくとも一つが
炭素数9〜21の長鎖アルキル基であるものが特に
重要である。なおシラン化合物1分子中に2種以
上のR又は2種以上のR′が含まれていてもよく、
又前述の式で示されるシラン化合物を2種以上併
用して無機充填剤を処理してもよい。 ポリオレフインに配合する無機充填剤は予め上
述のシラン化合物で処理される。処理は無機充填
剤にシラン化合物の溶液又は分散液を混合して必
要に応じ乾燥することにより行われる。シラン化
合物の付着量は0.05〜10重量%、なかんづく0.1
〜2重量%とすることが望ましく、その付着量が
0.05重量%未満では改良効果が乏しく、一方その
付着量が10重量%を越えるときはかえつて成形物
の力学的性質が低下するようになるし、価格的に
も不利になる。 ポリオレフインに対するシラン化合物処理無機
充填剤の配合量は広く変えうるが、重合体100重
量部に対し処理無機充填剤10〜1000重量部、好ま
しくは50〜900重量部と無機充填剤を多量に配合
した場合に本発明の効果が特に顕著となる。 ポリオレフインとシラン化合物処理無機充填剤
の配合は粉体同志の混合でもよく、ポリオレフイ
ンの粉末又はペレツトに処理無機充填剤の粉末を
混合した後ペレツト化したものでもよい。 配合後は押出成形、射出成形、圧縮成形等の溶
融成形手段により任意の形状の成形物とする。 次に例をあげて本発明の組成物をさらに説明す
る。以下「部」、「%」とあるのは特にことわりの
ない限り重量基準で表わしたものである。 例 1 トリステアロイルオキシーn−プロポキシシラ
ン4部をn−ブタノール/水(重量比36/4)混
合溶媒36部に溶解し、これをタルク(日本タルク
株式会社製タルクMS)400部上に噴霧して、よ
く混合した。 ポリプロピレン(三井東圧化学株式会社製ノー
プレンEFL−100、MI=7)400部と上記シラン
処理タルク400部とをスーパーミキサーで混合し
た後50mm径押出機に供給し、モーター7.5KW、
スクリユー回転数72r.p.m、シリンダーメータリ
ング部温度240℃の条件で溶融混練し、押出して
ペレツト化した。このペレツトを温度230℃で射
出成形してJIS1号ダンベルを作成し、各種の試験
を行つた。なおペレツト化時のスクリユートルク
は12Aであつた。 結果を第1表に示す。 対照例 1 ポリプロピレン400部にシラン処理する前のタ
ルク400部を配合したほかは例1と同様にしてペ
レツト化及びダンベルの作成を行つた。なおペレ
ツト化時のスクリユートルクは15Aと例1に比し
大きかつた。 結果を第1表に合せて示す。
【表】
試験片について測定した。
第1表からも明らかなようにシラン処理タルク
配合品は無処理タルク配合品に比べ種々の機械的
特性がすぐれていることがわかる。特に衝撃強度
が無処理タルク配合品に比べ7.2/4.8=1.5と5割
も高くなつていることは、充填剤の多量配合とい
う条件下では、実用上の意義が大きい。 例 2〜9 下記の組合せについて例1に準じて実験を行つ
た。 例 2 ポリプロピレン(三井東圧化学株式会社製ノー
ブレンEFL−100、MI=7) 400 トリステアロイルオキシ−イソプロポキシシラ
ン付着量0.5%のシラン処理タルク 800部 例 3 ポリプロピレン(三井東圧化学株式会社製ノー
ブレンEFL−100、MI=7) 400部 ジステアロイルオキシ−ジ−n−プロポキシシ
ラン付着量0.5%のシラン処理タルク 1200部 例 4 高密度ポリエチレン(昭和電工株式会社製シヨ
ーレツクスF−6050−C、密度0.960、MI=
5) 400部 トリパルミトイルオキシ−イソプロポキシシラ
ン付着量1%のシラン処理炭酸カルシウム
400部 例 5 耐衝撃性ポリプロピレン(三井東圧化学株式会
社製ノープレンGFL−100、MI=8) 400部 トリイソステアロイルオキシ−n−プロポキシ
シラン付着量1%のシラン処理炭酸ルシウム
800部 例 6 エチレン−酢酸ビニル共重合体(三井ポリケミ
カル株式会社製エバフレツクス560、酢酸ビニ
ル含量14%、密度0.93、MI=3.5) 400部 ジイソステアロイルオキシ−ジ−n−ブトシシ
ラン付着量1%のシラン処理炭酸カルシウム
1200部 例 7 ポリプロピレン(三井東圧化学株式会社ノーブ
レンEFL−100、MI=7) 200部 無水マレイン酸グラフト変性アイソタクチツク
ポリプロピレン 200部 ジバルミトイルオキシ−ジ−プロポキシシラン
付着量2%のシラン処理クレー 800部 結果を第2表に示す。なお各例についての対照
例とは、シラン処理しない無機充填剤を配合した
ほかは同様に実験を行つた場合である。
第1表からも明らかなようにシラン処理タルク
配合品は無処理タルク配合品に比べ種々の機械的
特性がすぐれていることがわかる。特に衝撃強度
が無処理タルク配合品に比べ7.2/4.8=1.5と5割
も高くなつていることは、充填剤の多量配合とい
う条件下では、実用上の意義が大きい。 例 2〜9 下記の組合せについて例1に準じて実験を行つ
た。 例 2 ポリプロピレン(三井東圧化学株式会社製ノー
ブレンEFL−100、MI=7) 400 トリステアロイルオキシ−イソプロポキシシラ
ン付着量0.5%のシラン処理タルク 800部 例 3 ポリプロピレン(三井東圧化学株式会社製ノー
ブレンEFL−100、MI=7) 400部 ジステアロイルオキシ−ジ−n−プロポキシシ
ラン付着量0.5%のシラン処理タルク 1200部 例 4 高密度ポリエチレン(昭和電工株式会社製シヨ
ーレツクスF−6050−C、密度0.960、MI=
5) 400部 トリパルミトイルオキシ−イソプロポキシシラ
ン付着量1%のシラン処理炭酸カルシウム
400部 例 5 耐衝撃性ポリプロピレン(三井東圧化学株式会
社製ノープレンGFL−100、MI=8) 400部 トリイソステアロイルオキシ−n−プロポキシ
シラン付着量1%のシラン処理炭酸ルシウム
800部 例 6 エチレン−酢酸ビニル共重合体(三井ポリケミ
カル株式会社製エバフレツクス560、酢酸ビニ
ル含量14%、密度0.93、MI=3.5) 400部 ジイソステアロイルオキシ−ジ−n−ブトシシ
ラン付着量1%のシラン処理炭酸カルシウム
1200部 例 7 ポリプロピレン(三井東圧化学株式会社ノーブ
レンEFL−100、MI=7) 200部 無水マレイン酸グラフト変性アイソタクチツク
ポリプロピレン 200部 ジバルミトイルオキシ−ジ−プロポキシシラン
付着量2%のシラン処理クレー 800部 結果を第2表に示す。なお各例についての対照
例とは、シラン処理しない無機充填剤を配合した
ほかは同様に実験を行つた場合である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフインに、式 Si(OR)4-o(OCOR′)o (ただしRは炭素数1〜8の炭化水素、R′は炭
素数1〜50の炭化水素基、nは1〜3の整数)で
表されるシラン化合物で表面処理されたタルク、
炭酸カルシウム、クレーから選ばれる無機充填剤
を配合してなる成形用組成物。 2 ポリオレフイン100重量部に、無機充填剤に
対し0.05〜10重量%のシラン化合物を添加して表
面処理した無機充填剤10〜1000重量部を配合して
なる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 無機充填剤の配合量が50〜900重量部である
特許請求の範囲第2項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13722380A JPS5761052A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Molding composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13722380A JPS5761052A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Molding composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5761052A JPS5761052A (en) | 1982-04-13 |
| JPH037698B2 true JPH037698B2 (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=15193651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13722380A Granted JPS5761052A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Molding composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5761052A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4717742A (en) * | 1985-05-29 | 1988-01-05 | Beshay Alphons D | Reinforced polymer composites with wood fibers grafted with silanes - grafting of celluloses or lignocelluloses with silanes to reinforce the polymer composites |
| JP5902017B2 (ja) * | 2012-03-28 | 2016-04-13 | 株式会社白石中央研究所 | 表面処理炭酸カルシウム及びそれを含むポリマー組成物 |
| US10316046B2 (en) | 2015-03-10 | 2019-06-11 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Method for producing acyloxysilanes, acyloxysilanes obtained thereby, and use of same |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5918419B2 (ja) * | 1975-03-19 | 1984-04-27 | 鐘淵化学工業株式会社 | 樹脂組成物 |
| NO150842C (no) * | 1976-09-29 | 1985-01-09 | Union Carbide Corp | Uorganiske oksydpartikler og anvendelse av disse som fyllstoff for en harpiks |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP13722380A patent/JPS5761052A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5761052A (en) | 1982-04-13 |
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