JPH04115016U - 多段式ラツクピニオン構造を具えた台車走行距離測定装置 - Google Patents

多段式ラツクピニオン構造を具えた台車走行距離測定装置

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JPH04115016U
JPH04115016U JP2565491U JP2565491U JPH04115016U JP H04115016 U JPH04115016 U JP H04115016U JP 2565491 U JP2565491 U JP 2565491U JP 2565491 U JP2565491 U JP 2565491U JP H04115016 U JPH04115016 U JP H04115016U
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coil
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Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台車の走行距離を測定するための装置を提供
すること。 【構成】 台車走行距離測定装置は、第1台車に具えら
れた第1ラックと、前記第1台車を積載して前記第1台
車と交差する方向に走行する第2台車に具えられた第2
ラックと、両端の歯車が前記第1、第2ラックにそれぞ
れ噛合する奇数の歯車からなる歯車列を有し前記第1、
第2ラックに対して移動可能に具えられた第3ラック
と、前記第3ラックの移動によって作動し第1台車の移
動距離を測定する距離測定手段とを具えている。第1ラ
ックと第3ラックは、第2ラックに対して重なり状態か
ら第1台車の移動に伴って引き出され、第3ラックが距
離測定手段を作動させる。距離測定手段は第1台車の走
行距離を測定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、台車の走行距離を測定するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、台車の走行距離を測定する装置(図示省略)として、台車の走行路に全 長に沿って設置された1本のラックに台車に具えられたピニオンを噛合させ、台 車の走行にともなって回転するピニオンの回転数によって台車の走行距離を測定 するラック・ピニオン構造の台車走行距離測定装置がある。 一方、例えば、製鉄所において、薄鋼板を巻いたコイルをコイル貯蔵場所に搬 送する装置(図示省略)として、重量物の貯蔵・搬送装置がある。この装置は、 コイルを積載して移動しうる第1台車と、第1台車を積載して第1台車と交差す る方向(例えば、直交方向)に走行する第2台車とで構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この台車走行距離測定装置は上記の貯蔵・搬送装置に組込むことが できない構造になっている。即ち、第2台車が第1台車を積載し第1台車と交差 する方向に移動するとき、第1台車上のピニオンを第1台車の走行路に沿って敷 設されたラックから外さなければならないという問題点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、第1台車に具えられた第1ラックと、前記第1台車を積載して前記 第1台車と交差する方向に走行する第2台車に具えられた第2ラックと、両端の 歯車が前記第1、第2ラックにそれぞれ噛合する奇数の歯車からなる歯車列を有 し前記第1、第2ラックに移動可能に具えられた第3ラックと、前記第3ラック の移動によって作動し第1台車の移動距離を測定する距離測定手段とを具えた装 置により、前記の課題を解決したものである。
【0005】
【作用】
第1台車は搬送物を積載し、第2台車と交差する方向に走行し、第2台車から 離れる。このとき、第1台車に設けられている第1ラックも第1台車と一体に移 動する。これと同時に、第1ラックに噛合している歯車は、第1ラックの移動に 伴って回転させられ、歯車列の各歯車を介して最後尾の歯車を回転させる。 最後尾の歯車は第2ラック上を転がり移動し、第3ラックを第1台車と同方向 に移動させる。第3ラックは移動中に距離測定手段を作動させ、距離測定手段に 第1台車の走行距離を測定させる。第1台車は、距離測定手段によって所定の位 置に停止させられる。 搬送物を所定の位置に降ろした空の第1台車は第2台車上に戻る。この時、第 1ラックも第1台車とともに第2台車上に戻る。第1ラックの戻り動作によって 歯車列の各歯車も逆回転させられ、第3ラックは第2台車上に引き込まれる。 その後、第2台車は、第1台車と台車走行距離測定装置を積載したまま、他の場 所へと走行していく。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 台車走行距離測定装置20は、コイルC(図4参照)を搬送する第1台車21 の走行距離を測定する装置であり、第1台車21に具えられた第1ラック22と 、第1台車21を積載して第1台車21と直交方向に走行する第2台車23に具 えられた第2ラック24と、両端の歯車51,52がそれぞれ第1、第2ラック 22,24に噛合する奇数の歯車からなる歯車列25を有し第1、第2ラック2 2,24に対して移動可能に具えられた第3ラック55と、この第3ラック55 の移動によって第1台車21の移動距離を測定する距離測定手段35とを具えて いる。
【0007】 先ず、台車走行距離測定装置(以下、単に「測定装置」と称する。)20が具 えられている、第1、第2台車21,23について説明する。 第1台車21(図2乃至図5参照)は、第2台車23とでコイル搬送装置30 を構成している。このコイル搬送装置30はコイル搬入出場所とコイル貯蔵場所 (何れも図示省略)との間でコイルC(図4参照)を搬送する装置である。 第1台車21は、コイル昇降台31を有し、一対の固定レールR3,R3(片 方は図示省略)上と第2台車23上の一対の第1台車用レールR1,R1上とを 図2、図3中矢印A方向に走行するようになっている。 第2台車23は、固定されたコイル置台32と第1台車用レールR1,R1と を有し、図2中矢印B方向に第2台車用レールR2,R2(図3参照)上を走行 するようになっている。 レールR3はレールR1,R2と直交している。さらに、固定レールR3は第 2台車用レールR2の両側にコイル貯蔵場所の数に比例して複数組敷設されてい る。
【0008】 従って、第2台車23は、第1台車用レールR1,R1上に第1台車21を積 載し、且つコイル置台32上にコイルCを積載して第2台車用レールR2,R2 上を走行し、固定レールR3,R3の所で停止する。 その後、第1台車21は、コイル昇降台31を上昇させ、コイルCをコイル置 台32から受け取り、第1台車用レールR1から固定レールR3上へ乗り移り、 所定のコイル貯蔵場所(図示省略)まで走行する。そして、第1台車21はコイ ル昇降台31を下降させ、第2台車23上のコイル置台32と同様な構造をした 貯蔵用コイル置台(図示省略)上にコイルを降ろし、空の状態で第2台車23上 に戻る。 第2台車23は、空の第1台車21を積載して新たなコイルを受け取りにコイ ル搬入出場所へと走行して行く。
【0009】 次に、測定装置20(図6乃至図9参照)について説明する。 第1ラック22と、パルス・リニア・ジェネレータ(以下、「PLG」と称す る。)27は、第2台車23に具えられている。 PLG27は、直線移動する物体の動きに伴ってパルスを発生するものであり 、物体の移動速度に比例してパルスの間隔が変化するようになっている。従って 、パルス数をカウントすることによって、物体の移動距離を測定することができ る。なお、パルスをカウントするカウント回路、カウント数を距離に変換する演 算回路等は公知の回路を使用しており、図示及び説明は省略する。 第2ラック24は第1台車21に具えられている。
【0010】 移動バー26は、全体に角筒状をしており、内部に11個の歯車からなる歯車 列25が設けられている。両側の伝動ピニオン51,52は他の9個のアイドル 歯車53より直径が大きく、伝動ピニオン51は第1ラック22に噛合し、伝動 ピニオン52は第2ラック24に噛合している。なお、歯車列25の歯車の数は 、奇数であればよく、11個に限定されるものではない。 移動バー26の両側面には、複数のローラ54が具えられている。このローラ 54は、第2台車23に具えられた断面コ字状の一対のガイドレールGR2,G R2を走行するようになっている。 又、移動バー26の上面には、アイドル歯車40に噛合する第3ラック55が 一体に設けられている。
【0011】 さらに、移動バー26の下部の両側面にも、複数の小径ローラ56,57が具 えられている。この小径ローラ56は、第1ラック22に具えられた断面コ字状 のガイドレールGR1,GR1上を走行するようになっている。ローラ57(図 9参照)は第1ラック22の側面に接するようになっている。 従って、移動バー26と第3ラック55は、ローラ54とガイドレールGR2 との案内と、小径ローラ56とガイドレールGR1との案内によって、第1、第 2ラック22,24に対して支持され、且つ第1ラック22の動きに伴って第1 ラック22と同一方向に移動するようになっている。 以上の構造の内、アイドル歯車40,41、PLG27、カウント回路、演算 回路(何れも図示省略)等は距離測定手段35を構成している。
【0012】 次に、測定装置20の動作について説明する。 第2台車23に第1台車21が載せられているとき(図5参照)、移動バー2 6は第2ラック24の下に重なっている。 第1台車21が、第2台車23からコイルCを受け取り、第1台車用レールR 1上から固定レールR3上へ乗り移り、所定のコイル貯蔵場所(図示省略)まで 走行するとき、第1ラック22も第1台車21と一体に移動する。 第1ラック22の移動により、第1ラック22に噛合している伝動ピニオン5 1が回転させられ、歯車列25のアイドル歯車53を介して最終的に最後尾の伝 動ピニオン52も回転させられる。
【0013】 伝動ピニオン52は回転に伴って第2台車に具えられた固定状態の第2ラック 24上を転がり移動し、移動バー26を第1台車21の走行方向に移動させる。 これによって、移動バー26と一体の第3ラック55も、第1台車21の移動 によって、第2ラック24の下から引き出されるように移動を開始する。このと き、第2ラック24に対する第3ラック55の移動距離は、第1台車21の移動 距離の半分である。 第3ラック55は移動しながらアイドル歯車40,41を介してPLG27を 作動させる。PLG27は、第1台車21の走行距離、即ち、その時点までの走 行距離を測定し、第1台車21をコイル貯蔵場所(図示省略)に設置してあるコ イル置台の傍に確実に停止させる。
【0014】 コイルをコイル貯蔵場所において空になった第1台車21は、第2台車23に 戻るとき、第1ラック22によって歯車列25の各歯車51,53,52を逆転 させ、移動バー26及び第3ラック55を第2ラック24の下に引き戻す。この ときも、PLG27は第3ラック55によって作動させられるため、第1台車2 1を第2台車23上の所定の位置に停止させる。
【0015】 次に、他の実施例の台車走行距離測定装置120を図10、図11に基づいて 説明する。 この測定装置120において、前述の測定装置20と異なる点は、PLG12 7が第2台車23の略々中央に具えられていることと、第1ラック122と第2 ラック124がそれぞれ一対具えられていることである。
【0016】 この測定装置120においても、第1台車21が、第2台車23からコイルC を受け取り、第1台車用レールR1上から固定レールR3上へ乗り移り、所定の コイル貯蔵場所(図示省略)まで走行するとき、第1ラック122も第1台車2 1と一体に移動する。 第1ラック122の移動により、第1ラック122に噛合している伝動ピニオ ン151が回転させられ、歯車列125のアイドル歯車153を介して最終的に 伝動ピニオン152も回転させられる。 伝動ピニオン152は回転に伴って、第2台車に具えられた固定状態の第2ラ ック124上を転がり移動し、移動バー126を第1台車21の走行方向に移動 させる。なお、移動バー126は、ローラ154とガイドレールGR2との案内 と、小径ローラ156とガイドレールGR1との案内によって、第1、第2ラッ ク122,124に対して支持されて移動する。 これによって、移動バー126と一体の第3ラック155も、第1台車21の 移動によって、第2ラック124の下から引き出されるように移動を開始する。 このとき、第2ラック124に対する第3ラック155の移動距離は、第1台車 21の移動距離の半分である。
【0017】 第3ラック155は、移動しながら第2台車23に具えられた歯車列60の各 歯車61を回転させる。すると、歯車列60の中央の歯車62がPLG127を 作動させる。この歯車列60は移動バー126上の歯車列125と略々同一の構 造をしており、13個の歯車を有している。PLG127は、第1台車21の走 行距離を測定し、第1台車21をコイル貯蔵場所(図示省略)に設置してあるコ イル置台の傍に確実に停止させる(図10参照)。
【0018】 コイルをコイル貯蔵場所において空になった第1台車21は、第2台車23に 戻るとき、第1ラック122によって歯車列125の各歯車151,153,1 52を逆転させ、移動バー126及び第3ラック155を第2ラック124の下 に引き戻す。このときも、PLG127は第3ラック155によって作動させら れるため、第1台車21を第2台車23上の所定の位置に停止させる。 以上の構造の内、歯車列60、PLG27、カウント回路、演算回路(何れも 図示省略)等は距離測定手段135を構成している。
【0019】 なお、測定装置120は、第1台車21が図10において左方向に走行すると きのみならず右方向に走行するときも、同様にして第1台車21の走行距離を測 定することができるようになっている。 従って、測定装置20,120は、第2ラックに対して重なり状態にある第1 ラックと第3ラックが第1台車の移動に伴って、引き出されるような多段式ラッ クピニオン構造になっているため、互いに交差方向に移動する第1台車と第2台 車との間に具えることができる。
【0020】
【考案の効果】
本考案の台車走行距離測定装置は、第2ラックに対して重なり状態にある第1 ラックと第3ラックが第1台車の移動に伴って、引き出されるような多段式ラッ クピニオン構造になっているため、互いに交差方向に移動する第1台車と第2台 車との間に具えることができるという効果を奏する。 また、第1台車の走行路に沿ってラックを具える必要がなくなり、第1台車の 走行路を簡素化することができるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の台車走行距離測定装置の原理図であ
る。
【図2】本考案の台車走行距離測定装置をコイル搬送装
置に具えた状態の平面図であり、コイル搬送装置の一部
分を省略した図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図3の左側面図である。
【図5】第1台車が第2台車に積載されているときの台
車走行距離測定装置の正面図である。
【図6】図5における台車走行距離測定装置の平面図で
あり、一部分断面で表わした図である。
【図7】図6の正面図であり、一部分省略した図であ
る。
【図8】図4における台車走行距離測定装置の拡大図で
ある。
【図9】図6中9−9矢視断面図である。
【図10】他の実施例の台車走行距離測定装置の正面概
略図である。
【図11】図10において、第1台車が第2台車に載せ
られたときの11−11矢視断面図である。
【符号の説明】
20,120 台車走行距離測定装置 21 第1台車 22,122 第1ラック 23 第2台車 24,124 第2ラック 25,125 歯車列 26,126 移動バー 35,135 距離測定手段 51,52,151,152 伝動ピニオン(歯車) 55,155 第3ラック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1台車に具えられた第1ラックと、前
    記第1台車を積載して前記第1台車と交差する方向に走
    行する第2台車に具えられた第2ラックと、両端の歯車
    が前記第1、第2ラックにそれぞれ噛合する奇数の歯車
    からなる歯車列を有し前記第1、第2ラックに対して移
    動可能に具えられた第3ラックと、前記第3ラックの移
    動によって作動し第1台車の移動距離を測定する距離測
    定手段とを具えた、台車走行距離測定装置。
JP2565491U 1991-03-26 1991-03-26 多段式ラックピニオン構造を具えた台車走行距離測定装置 Expired - Fee Related JPH0716970Y2 (ja)

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