JPH0413417B2 - - Google Patents
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- JPH0413417B2 JPH0413417B2 JP58170802A JP17080283A JPH0413417B2 JP H0413417 B2 JPH0413417 B2 JP H0413417B2 JP 58170802 A JP58170802 A JP 58170802A JP 17080283 A JP17080283 A JP 17080283A JP H0413417 B2 JPH0413417 B2 JP H0413417B2
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Description
本発明は印刷版用高強度アルミニウム合金冷間
圧延板に関し、さらに詳しくは、オフセツト印刷
に用いられるPS版の支持体として、高強度化に
より取扱い性を向上し薄肉化が可能であり、電解
粗面化における均一性の優れた表面が得られる印
刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板に関す
る。 従来オフセツト印刷用アルミニウム板として機
械的粗面化法に対してはA1050、A1100、A3003
に相当するものが用いられ、電解粗面化法に対し
ては電解粗面化のし易さの点からA1050相当材が
用いられている。しかしながら、純アルミニウム
板を薄肉化すると取扱いの時の「折れ」「ペコ」、
印刷時の「版の伸び」の問題が発生し易く、さら
に、バーニング処理(通常200〜300℃の温度で3
〜10分間)を行なつた時にこれらの問題が顕著と
なる。また、電解粗面化特性の良好であるA1050
相当材では冷間圧延により強度上昇をしても耐力
(0.2%耐力、以下単に耐力という)はせいぜい15
Kg/mm2程度にしかならないため、特に大面積の版
の場合には、板厚0.24mm以上の印刷版支持体でな
ければ上記の問題が発生し易く印刷版としての使
用に難点があつた。 しかし、近年電解粗面化支持体の薄肉化の要望
が高まり、その結果、取扱い性に優れ、かつ、電
解粗面化特性が良好である薄肉アルミニウム板の
開発が望まれていた。 このような要求に対応して先ず取扱い性につ
き、特にハンドリング時の「折れ」に注目し、ア
ルミニウム板の板厚と耐力との関係について究明
した。 そして、「折れ」の評価に当つては第1図に示
す評価法が最適であり、この評価法は幅15mmのア
ルミニウム板の一端を水平に固定し、固定端より
100mmの先端部に荷重を負荷し、除荷した時の
「折れ」が観察される最低荷重を求めるのである。
この評価法において、「折れ」の生じる最低荷重
(W[g])と耐力(δ0.2[Kg/mm2])および板厚(
t
[mm])の関係を求めると、 W≒0.6×δ2.3 0.2×t1.9 となり、A1050材Yの0.24mm厚と同等以上の性能
を有する耐力−板厚領域は第2図の斜線部Xとな
る。即ち、A1050材、0.24mm厚を比較とした場
合、 板厚が0.15mmであれば耐力22Kg/mm2以上 板厚が0.12mmであれば耐力26Kg/mm2以上 板厚が0.10mmであれば耐力30Kg/mm2以上 板厚が0.08mmであれば耐力35Kg/mm2以上 あれば同等の耐「折れ」性能が得られることは明
らかである。この評価結果の如く、薄肉化を行な
つても取扱い性の低下しない強度値を究明し、さ
らに、強度向上のための含有元素として基本的に
Mgを選択し、かつ、この系において電解粗面化
性の優れた印刷版用素材状態を究明した。 従来、交流電解粗面化の際には素材として純ア
ルミニウムが用いられていたが、強度、取扱い性
に問題があり、強度向上のため種々の元素を含有
させることが検討されており、特に、Mgは共晶
化合物・析出物の分布状況を変えることなくが少
なく、また、アルミニウム素材の電気化学的性質
におよぼす影響も少ないため、例えば、特公昭58
−006635号公報、特開昭55−028874号公報等にみ
られるように、0.4〜0.5wt%程度の少量を含有さ
せることは既に試みられていた。しかし、この含
有量を越える量の含有は電解粗面化の状況に影響
を与えるので行なわれなかつた。 しかしながら、本発明者はMgを1wt%以上、
望ましくは2wt%以上含有させることにより、均
一微細で印刷版用に非常に適した電解粗面が得ら
れるという事実を見出したことと、一般に使用さ
れているAl−Mg合金において、冷間圧延中の発
熱・圧延後の安定化処理時にAl−Mg、Al−Mg
−Cu系析出物が析出し、かつ、この析出物は冷
間圧延前の焼鈍時の結晶粒界にある程度優先的に
生じること、さらに、これら析出物は層状腐蝕等
の核となり易いという良く知られている事実か
ら、共晶化合物分布および上記析出物分布を適宜
にすることにより印刷版として適当な電解粗面が
得られると考え、適正な素材状態について研究を
進めた結果本発明を完成したのである。 本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金
冷間圧延板は、 (1) Mg1〜6wt%、 Fe0.05〜1.5wt%、 Cu0.05〜1wt% を含有し、残部不純物およびAlからなるアル
ミニウム合金冷間圧延板であつて、板厚が0.05
〜0.3mmであり、この板厚における結晶粒の幅
の平均が35μm以下であることを特徴とする印
刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板を第
1の発明とし、 (2) Mg1〜6wt%、 Fe0.05〜1.5wt%、 Cu0.05〜1wt%、 Mn0.1〜0.7wt% を含有し、残部不純物およびAlからなるアル
ミニウム合金冷間圧延板であつて、板厚が0.05
〜0.3mmであり、この板厚における結晶粒の幅
の平均が35μm以下であることを特徴とする印
刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板を第
2の発明とする2つの発明よりなるものであ
る。 本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金
冷間圧延板について以下詳細に説明する。 先ず、印刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧
延板の含有成分および成分割合について説明す
る。 Mgは電解粗面化面の均一微細化、強度向上、
取扱い性の向上のために含有させる元素であり、
含有量が1wt%未満では上記説明の析出物が不足
することから電解粗面が不均一となると共に、薄
肉化に必要な強度が得られず、また、6wt%を越
える含有量では鍛造時にMgOが形成され易く、
圧延板の粗面時に線状の欠陥が発生し易くなる。
よつて、Mg含有量は1〜6wt%とする。しかし
て、電解粗面の一層の均一化および充分な強度を
得るためには2wt%以上とするのが望ましい。 Feは再結晶の微細化、取扱い性の向上のため
と電解粗面化面の均一化のために含有させる元素
であり、Feはアルミニウム合金中で他の元素と
結びつき、Al−Fe系の共晶化合物を形成する元
素であり、Al−Fe系の共晶化合物は再結晶粒の
微細化に効果があると共に、その粒界に優先析出
するAl−Mg系およびAl−Mg−Cu系析出物の存
在と相俟つて均一微細な電解粗面を形成する効果
があり、含有量が0.05wt%未満では再結晶粒の微
細化、電解粗面化面の均一微細効果が少なく、ま
た、1.5wt%を越える含有量では粗大化合物の形
成により逆に電解粗面化面が不均一となる。よつ
て、Fe含有量は0.05〜1.5wt%とする。 Cuは電解粗面化によるエツチング効果を高く
するため、および、強度向上のために有効な元素
であり、含有量が0.05wt%未満ではこのような効
果が少なく、また、1wt%を越える含有量では電
解粗面化時の溶解が過剰となり好ましくない。よ
つて、Cu含有量は0.05〜1wt%とする。また、こ
れらMg、FeおよびCuの含有成分以外に、Mnを
含有させてもよい。 MnはFeと略同様な効果を有する元素で、再結
晶粒の微細化、取扱い性の向上、電解粗面化面の
均一化のためには、上記Fe含有量のアルミニウ
ム合金にMn含有量が0.1wt%未満ではこれらの
効果が少なく、また、0.7wt%を越える含有量で
はAl−Fe−Mn系の共晶化合物が粗大化し電解粗
面化面が不均一になり易くなる。よつて、Mn含
有量は0.1〜0.7wt%とする。 また、不純物については、通常市販の工業用純
アルミニウムに含有される程度の範囲であれば、
差し支えないが、Tiは鋳塊組織の微細化という
有利な点はあるものの、Ti含有によりAl−Ti粒
子および/またはTi−B粒子の凝集を生じ易く、
電解粗面化処理により不均一な粗面になり易いの
で、Tiは0.05wt%以下とするのがよく、Siは
0.5wt%を越えると電解粗面化処理により未エツ
チング部が出現し易い傾向を示すので、0.5wt%
以下とするのがよい。また、Cr、Znはそれぞれ
0.05wt%以下てあれば影響を与えない。 次に、本発明に係る印刷版用高強度アルミニウ
ム合金冷間圧延板の製造法を簡単に説明すると、
上記のアルミニウム合金溶湯を通常の方法により
鋳造し、熱間圧延し、冷間圧延、中間焼鈍、冷間
圧延を行ない0.05〜0.3mm厚の板とする。電解粗
面化面の微細化のためには、冷間圧延板での結晶
粒の幅の平均が35μm以下とすることが必要であ
り、このためには中間焼鈍時の再結晶粒径が35μ
m以下の微細とすることが必要である。この中間
焼鈍までの冷間圧延は30%以上の圧延率とし、ま
た、望ましくは、冷間圧延板での結晶粒の幅の平
均を26μm以下とするのが好ましく、このたに
は、中間焼鈍時の再結晶粒径が26μm以下である
ことが必要である。この場合には、中間焼鈍まで
の冷間圧延は50%以上の冷間圧延率とする。 なお、冷間圧延板での結晶粒の幅とは、圧延方
向と直行する方向での結晶粒の大きさのことであ
る。中間焼鈍時にほぼ粒状の再結晶粒が形成さ
れ、これをさらに冷間圧延すると幅方向には変化
しないが、長さ方向には圧延率に応じて伸長され
る。従つて、冷間圧延板の結晶粒と幅の平均を
35μm以下とするためには、中間焼鈍時の再結晶
粒の径を平均35μm以下とすればよい。そして、
この中間焼鈍は徐熱・徐冷方式、急熱・急冷方式
の何れの方式でも実質的に問題はないが、再結晶
粒の微細化のためには急熱・急冷方式が好まし
い。なお、焼鈍条件は再結晶するのに充分な温
度、例えば、300℃以上であれば問題はない。こ
の中間焼鈍後、20%以上の冷間圧延率で最終冷間
圧延を行ない22Kg/mm2以上に強度を調整し、冷間
圧延率が20%未満では必要な強度が得られず、か
つ、圧延板の歪が良好となり難く支持体として充
分な平坦さが得られにくい。なお、上記の薄板の
冷間圧延において、材料自体の変形時の発熱によ
り、コイルが冷却されるまでに充分な量のAl−
MgまたはAl−Mg−Cu系化合物の析出があるた
め、最終的にはH1n、H2n、H3nの何れでもよい
が、上記析出物を最も有効に使うためにはH3nが
好ましい。 このようにして得られたアルミニウム合金板に
電解粗面化処理を施すのであるが、しかし、アル
ミニウム合金板の表面は油脂、錆、ゴミ等で汚染
されているので、電解粗面化に先立ちアルミニウ
ム合金板を常法に従つて脱脂、洗浄をすることが
望ましく、例えば、トリクレン、シンナー等によ
る溶剤脱脂、ケロシンとトリエタノールアミン等
によるエマルジヨン脱脂、濃度1〜10%の苛性ソ
ーダ溶液に20〜70℃の温度に5秒〜10分間浸漬し
て脱脂のみでは除去できない汚れ、自然酸化皮膜
を除去し、次いで、濃度10〜20%の硝酸または硫
酸水溶液に10〜50℃の温度に5秒〜5分間浸漬
し、アルカリエツチング後の中和およびスマツト
の除去を行なう方法等が挙げられる。 この処理後に電解粗面化処理を行なうのである
が、電解エツチング塩酸または硝酸溶液中で行な
うものであり、塩酸溶液を使用する場合の濃度
は、0.3〜3wt%、好ましくは0.5〜2wt%の範囲が
好適である。また、硝酸溶液を使用する場合の濃
度は、0.5〜5wt%、好ましくは、1〜3wt%が好
適である。そして、この電解液に腐蝕抑制剤また
は安定剤として、塩化アンモニウム、塩化ナトリ
ウム等の塩化物、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリ
ウム等の硝酸塩、トリメチルアミン、ジエタノー
ルアミン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジ
アミン等のアミン類やホルムアルデヒド等のアル
デヒド類並びに燐酸、クロム酸、スルホサリチル
酸等を0.05〜3wt%含有させることができる。 電解処理条件は、使用する電解液や所望の電解
粗面化の程度により変化するので、一概には決定
することはできないが、一般的には、温度は10〜
40℃、好ましくは20〜30℃で、電流密度(交流)
は20〜200A/dm2、好ましくは、50〜150A/d
m2で、時間は2〜120秒で行なわれる。 このような電解液を使用して電解粗面化処理を
行なう際使用する交流電流は、正負の極性を交互
に交換させて得られる波形の矩形波、台形波等の
交流波形電流をも含むが、通常の商業用交流、即
ち、正弦波の単相交流および三相交流で充分であ
る。 このように、電解粗面化されたアルミニウム合
金板は引き続き、水洗後、デスマツト処理される
が、その条件は、常法に従つて、室温〜80℃のア
ルカリまたは酸の水溶液に5秒〜5分間浸漬する
ことによりデスマツトする。 そして、得られた電解粗面化板に印刷版用支持
体に供するに当り、常法に従つて、陽極酸化処理
を施してもよく、具体的には、硫酸または燐酸等
の濃度10〜50wt%の水溶液で、電流密度1〜
10A/dm2で電解することにより行なわれる。こ
の陽極酸化後に、必要に応じて熱水、硅酸塩、重
クロム酸塩、酢酸塩、親水性高分子化合物等で封
孔または親水化処理を施してもよい。 このようにして得られたアルミニウム合金板に
適用される感光性物質は、特に限定されるもので
はなく、良く知られている種々のものを使用する
ことができ、例えば親水性ポリマーとジアゾニウ
ム塩からなる組成物、キノンジアジド化合物とア
リカリ可溶成樹脂との組成物、活性光線の照射に
より二量化を起す不飽和カルボン酸、例えば、桂
皮酸、フエニレンジアクリル酸をその構成成分と
するポリマー、活性光線の照射により重合反応を
起す化合物とバインダーポリマーとの組成物、ア
ジド系感光性組成物が挙げられる。 これら感光性物質は種々の良く知られている添
加剤と共に適当な溶媒に溶解し、上記得られた本
発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金冷間
圧延板に塗布し、乾燥すれば感光性平版印刷版が
製造される。この感光性平版印刷版に被複写物を
重ねて常法に従つて露光、現像すれば親水性およ
び保水性に優れ、かつ、感光性物質からなる画像
部とアルミニウム合金板との接着性が極めて強固
で耐刷力に優れた印刷板を得ることができる。 本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金
冷間圧延板は、エツチング性が優れており、強度
が高く取扱い性に優れ、従つて、従来のA1100、
A1050等の純アルミニウム板では不可能であつた
薄肉化が、印刷性や耐刷性を損なうことなく達成
することができる。 本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金
冷間圧延板の実施例を説明する。 実施例 1 第1表に示す本発明に係る印刷版用高強度アル
ミニウム合金冷間圧延板Aについて、フイルター
処理後造塊、面削し、510℃×6Hr均熱後熱間圧
延を厚さ4mmまで行ない、最終圧延温度は280℃
であつた。これを、0.75mmの厚さまで冷間圧延
し、昇温速度、降温速度を共に500℃/minとし、
500℃×0secの中間焼鈍を行ない、0.15mmの厚さ
まで圧延したものを第2表のNo.1とした。また、
本発明合金Aを熱間圧延終了後、0.3mmの厚さま
で冷間圧延し、340℃×2Hrの徐熱・徐冷方式の
中間焼鈍後、0.11mmの厚さは圧延し、第2表のNo.
2とした。なお、このNo.1およびNo.2は共に冷間
圧延後のコイルアツプ温度は約80℃であつた。 また、第1表のA1050材Bの0.24mm厚材を比較
に用い(第2表のNo.3)、さらに、A1050の0.24
厚の材料を0.11mmの厚さに圧延し、No.2との比較
に用いた(第2表のNo.4)。 第2表から明らかなように、本発明に係る印刷
版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板は、薄肉
化材の取扱い性についてはA1050材の0.24mm厚よ
り格段に優れている。
圧延板に関し、さらに詳しくは、オフセツト印刷
に用いられるPS版の支持体として、高強度化に
より取扱い性を向上し薄肉化が可能であり、電解
粗面化における均一性の優れた表面が得られる印
刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板に関す
る。 従来オフセツト印刷用アルミニウム板として機
械的粗面化法に対してはA1050、A1100、A3003
に相当するものが用いられ、電解粗面化法に対し
ては電解粗面化のし易さの点からA1050相当材が
用いられている。しかしながら、純アルミニウム
板を薄肉化すると取扱いの時の「折れ」「ペコ」、
印刷時の「版の伸び」の問題が発生し易く、さら
に、バーニング処理(通常200〜300℃の温度で3
〜10分間)を行なつた時にこれらの問題が顕著と
なる。また、電解粗面化特性の良好であるA1050
相当材では冷間圧延により強度上昇をしても耐力
(0.2%耐力、以下単に耐力という)はせいぜい15
Kg/mm2程度にしかならないため、特に大面積の版
の場合には、板厚0.24mm以上の印刷版支持体でな
ければ上記の問題が発生し易く印刷版としての使
用に難点があつた。 しかし、近年電解粗面化支持体の薄肉化の要望
が高まり、その結果、取扱い性に優れ、かつ、電
解粗面化特性が良好である薄肉アルミニウム板の
開発が望まれていた。 このような要求に対応して先ず取扱い性につ
き、特にハンドリング時の「折れ」に注目し、ア
ルミニウム板の板厚と耐力との関係について究明
した。 そして、「折れ」の評価に当つては第1図に示
す評価法が最適であり、この評価法は幅15mmのア
ルミニウム板の一端を水平に固定し、固定端より
100mmの先端部に荷重を負荷し、除荷した時の
「折れ」が観察される最低荷重を求めるのである。
この評価法において、「折れ」の生じる最低荷重
(W[g])と耐力(δ0.2[Kg/mm2])および板厚(
t
[mm])の関係を求めると、 W≒0.6×δ2.3 0.2×t1.9 となり、A1050材Yの0.24mm厚と同等以上の性能
を有する耐力−板厚領域は第2図の斜線部Xとな
る。即ち、A1050材、0.24mm厚を比較とした場
合、 板厚が0.15mmであれば耐力22Kg/mm2以上 板厚が0.12mmであれば耐力26Kg/mm2以上 板厚が0.10mmであれば耐力30Kg/mm2以上 板厚が0.08mmであれば耐力35Kg/mm2以上 あれば同等の耐「折れ」性能が得られることは明
らかである。この評価結果の如く、薄肉化を行な
つても取扱い性の低下しない強度値を究明し、さ
らに、強度向上のための含有元素として基本的に
Mgを選択し、かつ、この系において電解粗面化
性の優れた印刷版用素材状態を究明した。 従来、交流電解粗面化の際には素材として純ア
ルミニウムが用いられていたが、強度、取扱い性
に問題があり、強度向上のため種々の元素を含有
させることが検討されており、特に、Mgは共晶
化合物・析出物の分布状況を変えることなくが少
なく、また、アルミニウム素材の電気化学的性質
におよぼす影響も少ないため、例えば、特公昭58
−006635号公報、特開昭55−028874号公報等にみ
られるように、0.4〜0.5wt%程度の少量を含有さ
せることは既に試みられていた。しかし、この含
有量を越える量の含有は電解粗面化の状況に影響
を与えるので行なわれなかつた。 しかしながら、本発明者はMgを1wt%以上、
望ましくは2wt%以上含有させることにより、均
一微細で印刷版用に非常に適した電解粗面が得ら
れるという事実を見出したことと、一般に使用さ
れているAl−Mg合金において、冷間圧延中の発
熱・圧延後の安定化処理時にAl−Mg、Al−Mg
−Cu系析出物が析出し、かつ、この析出物は冷
間圧延前の焼鈍時の結晶粒界にある程度優先的に
生じること、さらに、これら析出物は層状腐蝕等
の核となり易いという良く知られている事実か
ら、共晶化合物分布および上記析出物分布を適宜
にすることにより印刷版として適当な電解粗面が
得られると考え、適正な素材状態について研究を
進めた結果本発明を完成したのである。 本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金
冷間圧延板は、 (1) Mg1〜6wt%、 Fe0.05〜1.5wt%、 Cu0.05〜1wt% を含有し、残部不純物およびAlからなるアル
ミニウム合金冷間圧延板であつて、板厚が0.05
〜0.3mmであり、この板厚における結晶粒の幅
の平均が35μm以下であることを特徴とする印
刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板を第
1の発明とし、 (2) Mg1〜6wt%、 Fe0.05〜1.5wt%、 Cu0.05〜1wt%、 Mn0.1〜0.7wt% を含有し、残部不純物およびAlからなるアル
ミニウム合金冷間圧延板であつて、板厚が0.05
〜0.3mmであり、この板厚における結晶粒の幅
の平均が35μm以下であることを特徴とする印
刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板を第
2の発明とする2つの発明よりなるものであ
る。 本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金
冷間圧延板について以下詳細に説明する。 先ず、印刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧
延板の含有成分および成分割合について説明す
る。 Mgは電解粗面化面の均一微細化、強度向上、
取扱い性の向上のために含有させる元素であり、
含有量が1wt%未満では上記説明の析出物が不足
することから電解粗面が不均一となると共に、薄
肉化に必要な強度が得られず、また、6wt%を越
える含有量では鍛造時にMgOが形成され易く、
圧延板の粗面時に線状の欠陥が発生し易くなる。
よつて、Mg含有量は1〜6wt%とする。しかし
て、電解粗面の一層の均一化および充分な強度を
得るためには2wt%以上とするのが望ましい。 Feは再結晶の微細化、取扱い性の向上のため
と電解粗面化面の均一化のために含有させる元素
であり、Feはアルミニウム合金中で他の元素と
結びつき、Al−Fe系の共晶化合物を形成する元
素であり、Al−Fe系の共晶化合物は再結晶粒の
微細化に効果があると共に、その粒界に優先析出
するAl−Mg系およびAl−Mg−Cu系析出物の存
在と相俟つて均一微細な電解粗面を形成する効果
があり、含有量が0.05wt%未満では再結晶粒の微
細化、電解粗面化面の均一微細効果が少なく、ま
た、1.5wt%を越える含有量では粗大化合物の形
成により逆に電解粗面化面が不均一となる。よつ
て、Fe含有量は0.05〜1.5wt%とする。 Cuは電解粗面化によるエツチング効果を高く
するため、および、強度向上のために有効な元素
であり、含有量が0.05wt%未満ではこのような効
果が少なく、また、1wt%を越える含有量では電
解粗面化時の溶解が過剰となり好ましくない。よ
つて、Cu含有量は0.05〜1wt%とする。また、こ
れらMg、FeおよびCuの含有成分以外に、Mnを
含有させてもよい。 MnはFeと略同様な効果を有する元素で、再結
晶粒の微細化、取扱い性の向上、電解粗面化面の
均一化のためには、上記Fe含有量のアルミニウ
ム合金にMn含有量が0.1wt%未満ではこれらの
効果が少なく、また、0.7wt%を越える含有量で
はAl−Fe−Mn系の共晶化合物が粗大化し電解粗
面化面が不均一になり易くなる。よつて、Mn含
有量は0.1〜0.7wt%とする。 また、不純物については、通常市販の工業用純
アルミニウムに含有される程度の範囲であれば、
差し支えないが、Tiは鋳塊組織の微細化という
有利な点はあるものの、Ti含有によりAl−Ti粒
子および/またはTi−B粒子の凝集を生じ易く、
電解粗面化処理により不均一な粗面になり易いの
で、Tiは0.05wt%以下とするのがよく、Siは
0.5wt%を越えると電解粗面化処理により未エツ
チング部が出現し易い傾向を示すので、0.5wt%
以下とするのがよい。また、Cr、Znはそれぞれ
0.05wt%以下てあれば影響を与えない。 次に、本発明に係る印刷版用高強度アルミニウ
ム合金冷間圧延板の製造法を簡単に説明すると、
上記のアルミニウム合金溶湯を通常の方法により
鋳造し、熱間圧延し、冷間圧延、中間焼鈍、冷間
圧延を行ない0.05〜0.3mm厚の板とする。電解粗
面化面の微細化のためには、冷間圧延板での結晶
粒の幅の平均が35μm以下とすることが必要であ
り、このためには中間焼鈍時の再結晶粒径が35μ
m以下の微細とすることが必要である。この中間
焼鈍までの冷間圧延は30%以上の圧延率とし、ま
た、望ましくは、冷間圧延板での結晶粒の幅の平
均を26μm以下とするのが好ましく、このたに
は、中間焼鈍時の再結晶粒径が26μm以下である
ことが必要である。この場合には、中間焼鈍まで
の冷間圧延は50%以上の冷間圧延率とする。 なお、冷間圧延板での結晶粒の幅とは、圧延方
向と直行する方向での結晶粒の大きさのことであ
る。中間焼鈍時にほぼ粒状の再結晶粒が形成さ
れ、これをさらに冷間圧延すると幅方向には変化
しないが、長さ方向には圧延率に応じて伸長され
る。従つて、冷間圧延板の結晶粒と幅の平均を
35μm以下とするためには、中間焼鈍時の再結晶
粒の径を平均35μm以下とすればよい。そして、
この中間焼鈍は徐熱・徐冷方式、急熱・急冷方式
の何れの方式でも実質的に問題はないが、再結晶
粒の微細化のためには急熱・急冷方式が好まし
い。なお、焼鈍条件は再結晶するのに充分な温
度、例えば、300℃以上であれば問題はない。こ
の中間焼鈍後、20%以上の冷間圧延率で最終冷間
圧延を行ない22Kg/mm2以上に強度を調整し、冷間
圧延率が20%未満では必要な強度が得られず、か
つ、圧延板の歪が良好となり難く支持体として充
分な平坦さが得られにくい。なお、上記の薄板の
冷間圧延において、材料自体の変形時の発熱によ
り、コイルが冷却されるまでに充分な量のAl−
MgまたはAl−Mg−Cu系化合物の析出があるた
め、最終的にはH1n、H2n、H3nの何れでもよい
が、上記析出物を最も有効に使うためにはH3nが
好ましい。 このようにして得られたアルミニウム合金板に
電解粗面化処理を施すのであるが、しかし、アル
ミニウム合金板の表面は油脂、錆、ゴミ等で汚染
されているので、電解粗面化に先立ちアルミニウ
ム合金板を常法に従つて脱脂、洗浄をすることが
望ましく、例えば、トリクレン、シンナー等によ
る溶剤脱脂、ケロシンとトリエタノールアミン等
によるエマルジヨン脱脂、濃度1〜10%の苛性ソ
ーダ溶液に20〜70℃の温度に5秒〜10分間浸漬し
て脱脂のみでは除去できない汚れ、自然酸化皮膜
を除去し、次いで、濃度10〜20%の硝酸または硫
酸水溶液に10〜50℃の温度に5秒〜5分間浸漬
し、アルカリエツチング後の中和およびスマツト
の除去を行なう方法等が挙げられる。 この処理後に電解粗面化処理を行なうのである
が、電解エツチング塩酸または硝酸溶液中で行な
うものであり、塩酸溶液を使用する場合の濃度
は、0.3〜3wt%、好ましくは0.5〜2wt%の範囲が
好適である。また、硝酸溶液を使用する場合の濃
度は、0.5〜5wt%、好ましくは、1〜3wt%が好
適である。そして、この電解液に腐蝕抑制剤また
は安定剤として、塩化アンモニウム、塩化ナトリ
ウム等の塩化物、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリ
ウム等の硝酸塩、トリメチルアミン、ジエタノー
ルアミン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジ
アミン等のアミン類やホルムアルデヒド等のアル
デヒド類並びに燐酸、クロム酸、スルホサリチル
酸等を0.05〜3wt%含有させることができる。 電解処理条件は、使用する電解液や所望の電解
粗面化の程度により変化するので、一概には決定
することはできないが、一般的には、温度は10〜
40℃、好ましくは20〜30℃で、電流密度(交流)
は20〜200A/dm2、好ましくは、50〜150A/d
m2で、時間は2〜120秒で行なわれる。 このような電解液を使用して電解粗面化処理を
行なう際使用する交流電流は、正負の極性を交互
に交換させて得られる波形の矩形波、台形波等の
交流波形電流をも含むが、通常の商業用交流、即
ち、正弦波の単相交流および三相交流で充分であ
る。 このように、電解粗面化されたアルミニウム合
金板は引き続き、水洗後、デスマツト処理される
が、その条件は、常法に従つて、室温〜80℃のア
ルカリまたは酸の水溶液に5秒〜5分間浸漬する
ことによりデスマツトする。 そして、得られた電解粗面化板に印刷版用支持
体に供するに当り、常法に従つて、陽極酸化処理
を施してもよく、具体的には、硫酸または燐酸等
の濃度10〜50wt%の水溶液で、電流密度1〜
10A/dm2で電解することにより行なわれる。こ
の陽極酸化後に、必要に応じて熱水、硅酸塩、重
クロム酸塩、酢酸塩、親水性高分子化合物等で封
孔または親水化処理を施してもよい。 このようにして得られたアルミニウム合金板に
適用される感光性物質は、特に限定されるもので
はなく、良く知られている種々のものを使用する
ことができ、例えば親水性ポリマーとジアゾニウ
ム塩からなる組成物、キノンジアジド化合物とア
リカリ可溶成樹脂との組成物、活性光線の照射に
より二量化を起す不飽和カルボン酸、例えば、桂
皮酸、フエニレンジアクリル酸をその構成成分と
するポリマー、活性光線の照射により重合反応を
起す化合物とバインダーポリマーとの組成物、ア
ジド系感光性組成物が挙げられる。 これら感光性物質は種々の良く知られている添
加剤と共に適当な溶媒に溶解し、上記得られた本
発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金冷間
圧延板に塗布し、乾燥すれば感光性平版印刷版が
製造される。この感光性平版印刷版に被複写物を
重ねて常法に従つて露光、現像すれば親水性およ
び保水性に優れ、かつ、感光性物質からなる画像
部とアルミニウム合金板との接着性が極めて強固
で耐刷力に優れた印刷板を得ることができる。 本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金
冷間圧延板は、エツチング性が優れており、強度
が高く取扱い性に優れ、従つて、従来のA1100、
A1050等の純アルミニウム板では不可能であつた
薄肉化が、印刷性や耐刷性を損なうことなく達成
することができる。 本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金
冷間圧延板の実施例を説明する。 実施例 1 第1表に示す本発明に係る印刷版用高強度アル
ミニウム合金冷間圧延板Aについて、フイルター
処理後造塊、面削し、510℃×6Hr均熱後熱間圧
延を厚さ4mmまで行ない、最終圧延温度は280℃
であつた。これを、0.75mmの厚さまで冷間圧延
し、昇温速度、降温速度を共に500℃/minとし、
500℃×0secの中間焼鈍を行ない、0.15mmの厚さ
まで圧延したものを第2表のNo.1とした。また、
本発明合金Aを熱間圧延終了後、0.3mmの厚さま
で冷間圧延し、340℃×2Hrの徐熱・徐冷方式の
中間焼鈍後、0.11mmの厚さは圧延し、第2表のNo.
2とした。なお、このNo.1およびNo.2は共に冷間
圧延後のコイルアツプ温度は約80℃であつた。 また、第1表のA1050材Bの0.24mm厚材を比較
に用い(第2表のNo.3)、さらに、A1050の0.24
厚の材料を0.11mmの厚さに圧延し、No.2との比較
に用いた(第2表のNo.4)。 第2表から明らかなように、本発明に係る印刷
版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板は、薄肉
化材の取扱い性についてはA1050材の0.24mm厚よ
り格段に優れている。
【表】
【表】
次に、これらのアルミニウム合金板を以下説明
する条件で処理し、電解粗面化性および印刷特性
を調査した。 1 前処理 アルミニウム合金板を5wt%苛性ソーダ水溶
液中で65℃の温度で1分間アルカリエツチング
を行なつた後水洗し、10wt%硝酸水溶液中で
25℃の温度で1分間中和した後水洗した。 2 電解粗面化 (1) 塩酸系エツチングの場合 前処理を施したアルミニウム合金板を塩酸
1.5wt%を含有する電解水溶液中で、浴温25
℃の温度において、交流電流密度80A/d
m2、処理時間20秒の条件で電解粗面化を行な
つた。 (2) 硝酸系エツチングの場合 前処理を施したアルミニウム合金板を硝酸
2wt%の電解液中で、浴温30℃において、交
流電流密度80A/dm2、処理時間20秒の条件
で電解粗面化を行なつた。 3 デスマツト 電解粗面化した砂目板を引き続き5wt%苛性
ソーダ溶液中で、60℃の温度で10秒間のデスマ
ツト処理をした後中和水洗した。 4 陽極酸化 H2SO4系の場合;デスマツト、中和水洗し
たアルミニウム合金板を、さらに、20wt%硫
酸溶液の中で25℃の温度において、鉛を対極と
し、電流密度6A/dm2で30秒陽極酸化を行な
う。 H3PO4系の場合;デスマツト、中和水洗し
たアルミニウム合金板をさらに、42wt%燐酸
溶液中で25℃の温度で鉛を対極とし、電流密度
2.6A/6分間陽極酸化処理した。 5 後処理 陽極酸化処理した後、JIS3号硅酸ソーダの
1wt%水溶液に85℃の温度において1分間浸漬
し、水洗後乾燥を行なつた。 6 感光層 (1) O−キノンジアジド系感光層の場合 感光液組成を以下に示す。 ●ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−ス
ルホニルクロライドとm−クレゾール・ホ
ルムアルデヒドノボラツク樹脂の縮合物
(縮合率25%モル) ……4.98g ●m−クレゾール・ホルムアルデヒドノボラ
ツク樹脂(住友デユレス社製) ……9.02g ●ナフトキノンジアジド−4クロライド・
0.19g・ビクトリアビユーアブルーBOH
(保土谷化学製) ……0.10g ●エチルセロソルブ ……100g 感光層の乾燥後の塗布量は28mg/dm2であ
る。 このようにして得られた、感光性平版印刷
版に、解像力チヤート(ウグラー製)と感度
測定用ステツプタブレツトを密着し、メタル
ハライドランプを光源として露光した。次
に、これをメタ硅酸ナトリウム4wt%水溶液
により、25℃の温度で45秒間の条件で現像し
た。 (2) ジアゾニウム塩感光層の場合 感光液組成を以下に示す。 ●P−ジアゾジフエニルアミンとホルムアル
デヒドの縮合物のPF6塩 ……0.42g ●P−ヒドロキシフエニルメタクリルアミド
とアクリロニトリルとエチルアクリレート
とメタクリル酸の共重合体 ……6.0g ●ビクトリアピユーアブルーBOH(保土谷化
学製)(50%メタノール溶液) ……0.16g ●ジユリマー−AC−10L(ポリアクリル酸、
日本純薬社製) ……0.18g ●メチルセロソルブ ……100g 感光層の乾燥後の塗布量は19mg/dm2であ
る。 このようにして得られた感光性平版印刷版
に、解像力チヤート(ウグラー製)と感度測
定用ステツプタブレツトを密着し、メタルハ
ライドランプを光源として露光した。次に、
以下に示す現像液に25℃の温度で1分間浸漬
し、その後脱脂綿で表面を軽くこすり、未露
光部を除去した。 現像液 ●ベンジルアルコール 30ml ●炭酸ナトリウム 5g ●亜硫酸ナトリウム 5g ●イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリ
ウム 10g ●水 1l (3) 二量化を起す不飽和カルボン酸感光層の場
合感光液組成を以下に示す。 ●100モル%のp−フエニレンジアクリル酸
ジエチルと100モルの1・4−ジ−β−ヒ
ドロキシエトキシシクロヘキサンとの縮合
で作られた感光性ポリエステル ……4.0g ●(2−ベンゾイルメチレン)−1−メチル
−β−ナフトチアゾリン ……0.32g ●安息香酸 ……0.16g ●ハイドロキノン ……0.08g ●モノクロロベンゼン ……100.0ml ●顔料(ヘリオ−ゲンブル−K.C.I.ピグメン
トブルー) ……0.8g 感光層の塗布量は14mg/dm2である。 このようにして得られた感光性平版印刷版
に、解像力チヤート(ウグラー製)と感度測
定用ステツプタブレツトを密着し、メタルハ
ライドランプを光源として露光した。そし
て、次に示す組成の現像液でぬぐつて現像し
た。 現像液 ●4−ブチロラクトン ……500.0ml ●トリエタノールアミン ……50.0ml ●グリセロール ……50.0ml ●メチルアビエテート ……5.0ml ●水添ウツドロジン(ハーキユレスパウダー
社のステイベライトレジン) ……0.5g ●湿潤剤(デユポンのゾニルA) ……4.5ml 電解粗面化性を第3表に、および印刷特性
を第4表に示す。
する条件で処理し、電解粗面化性および印刷特性
を調査した。 1 前処理 アルミニウム合金板を5wt%苛性ソーダ水溶
液中で65℃の温度で1分間アルカリエツチング
を行なつた後水洗し、10wt%硝酸水溶液中で
25℃の温度で1分間中和した後水洗した。 2 電解粗面化 (1) 塩酸系エツチングの場合 前処理を施したアルミニウム合金板を塩酸
1.5wt%を含有する電解水溶液中で、浴温25
℃の温度において、交流電流密度80A/d
m2、処理時間20秒の条件で電解粗面化を行な
つた。 (2) 硝酸系エツチングの場合 前処理を施したアルミニウム合金板を硝酸
2wt%の電解液中で、浴温30℃において、交
流電流密度80A/dm2、処理時間20秒の条件
で電解粗面化を行なつた。 3 デスマツト 電解粗面化した砂目板を引き続き5wt%苛性
ソーダ溶液中で、60℃の温度で10秒間のデスマ
ツト処理をした後中和水洗した。 4 陽極酸化 H2SO4系の場合;デスマツト、中和水洗し
たアルミニウム合金板を、さらに、20wt%硫
酸溶液の中で25℃の温度において、鉛を対極と
し、電流密度6A/dm2で30秒陽極酸化を行な
う。 H3PO4系の場合;デスマツト、中和水洗し
たアルミニウム合金板をさらに、42wt%燐酸
溶液中で25℃の温度で鉛を対極とし、電流密度
2.6A/6分間陽極酸化処理した。 5 後処理 陽極酸化処理した後、JIS3号硅酸ソーダの
1wt%水溶液に85℃の温度において1分間浸漬
し、水洗後乾燥を行なつた。 6 感光層 (1) O−キノンジアジド系感光層の場合 感光液組成を以下に示す。 ●ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−ス
ルホニルクロライドとm−クレゾール・ホ
ルムアルデヒドノボラツク樹脂の縮合物
(縮合率25%モル) ……4.98g ●m−クレゾール・ホルムアルデヒドノボラ
ツク樹脂(住友デユレス社製) ……9.02g ●ナフトキノンジアジド−4クロライド・
0.19g・ビクトリアビユーアブルーBOH
(保土谷化学製) ……0.10g ●エチルセロソルブ ……100g 感光層の乾燥後の塗布量は28mg/dm2であ
る。 このようにして得られた、感光性平版印刷
版に、解像力チヤート(ウグラー製)と感度
測定用ステツプタブレツトを密着し、メタル
ハライドランプを光源として露光した。次
に、これをメタ硅酸ナトリウム4wt%水溶液
により、25℃の温度で45秒間の条件で現像し
た。 (2) ジアゾニウム塩感光層の場合 感光液組成を以下に示す。 ●P−ジアゾジフエニルアミンとホルムアル
デヒドの縮合物のPF6塩 ……0.42g ●P−ヒドロキシフエニルメタクリルアミド
とアクリロニトリルとエチルアクリレート
とメタクリル酸の共重合体 ……6.0g ●ビクトリアピユーアブルーBOH(保土谷化
学製)(50%メタノール溶液) ……0.16g ●ジユリマー−AC−10L(ポリアクリル酸、
日本純薬社製) ……0.18g ●メチルセロソルブ ……100g 感光層の乾燥後の塗布量は19mg/dm2であ
る。 このようにして得られた感光性平版印刷版
に、解像力チヤート(ウグラー製)と感度測
定用ステツプタブレツトを密着し、メタルハ
ライドランプを光源として露光した。次に、
以下に示す現像液に25℃の温度で1分間浸漬
し、その後脱脂綿で表面を軽くこすり、未露
光部を除去した。 現像液 ●ベンジルアルコール 30ml ●炭酸ナトリウム 5g ●亜硫酸ナトリウム 5g ●イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリ
ウム 10g ●水 1l (3) 二量化を起す不飽和カルボン酸感光層の場
合感光液組成を以下に示す。 ●100モル%のp−フエニレンジアクリル酸
ジエチルと100モルの1・4−ジ−β−ヒ
ドロキシエトキシシクロヘキサンとの縮合
で作られた感光性ポリエステル ……4.0g ●(2−ベンゾイルメチレン)−1−メチル
−β−ナフトチアゾリン ……0.32g ●安息香酸 ……0.16g ●ハイドロキノン ……0.08g ●モノクロロベンゼン ……100.0ml ●顔料(ヘリオ−ゲンブル−K.C.I.ピグメン
トブルー) ……0.8g 感光層の塗布量は14mg/dm2である。 このようにして得られた感光性平版印刷版
に、解像力チヤート(ウグラー製)と感度測
定用ステツプタブレツトを密着し、メタルハ
ライドランプを光源として露光した。そし
て、次に示す組成の現像液でぬぐつて現像し
た。 現像液 ●4−ブチロラクトン ……500.0ml ●トリエタノールアミン ……50.0ml ●グリセロール ……50.0ml ●メチルアビエテート ……5.0ml ●水添ウツドロジン(ハーキユレスパウダー
社のステイベライトレジン) ……0.5g ●湿潤剤(デユポンのゾニルA) ……4.5ml 電解粗面化性を第3表に、および印刷特性
を第4表に示す。
【表】
【表】
※:前処理
実施例 2 第5表に示す本発明に係る印刷版用高強度アル
ミニウム合金冷間圧延板Cについて、フイルター
処理後造塊面削し、510℃×6Hr均熱後熱間圧延
を行なつて厚さ4mmとし、最終圧延温度は300℃
であつた。これを0.4mm厚まで冷間圧延し、0.4mm
厚で350℃×3Hrの中間焼鈍を行ない、さらに、
第6表に示す工程で、冷間圧延板での結晶粒の幅
を変えるため、中間焼鈍時の再結晶粒サイズを変
えて0.1mm厚まで冷間圧延を行つた。なお、徐
熱・徐冷の場合は約40℃/Hrの昇降温速度で350
℃×3Hrの焼鈍を行ない、さらに、200℃まで炉
冷を行ない、また、急熱・急冷の場合は500℃/
minの昇降温速度で500℃×0secの焼鈍とした。
なお、最終冷間圧延仕上後のコイルアツプ温度は
何れも約80℃であつた。 これら0.1mm厚の板について、圧延上りの調質
のまま3wt%苛成ソーダ水溶液中で50℃×30sec
のアルカリエツチを行なつた後水洗し、10wt%
硝酸水溶液中で25℃×30sec中和し、1.5wt%塩酸
液中、25℃の温度で交流電流密度80A/dm2、処
理時間15secの条件で電解粗面化を行ない、さら
に、5wt%苛成ソーダ溶液中で60℃×10secのデ
スマツト処理をした後、中和水洗した。 これらの電解粗面化板の表面粗度およびミクロ
評価結果を第7表および第3図に示す。これらの
結果から本発明に係る印刷版用高強度アルミニウ
ム合金は非常に均一微細なピツトが形成されてい
ることが明らかである。なお、これらの強度、取
扱い性を第8表に示すが、何れも純アルミニウム
系より優れていることは明らかであり、また、第
8表には比較のため最終冷間圧延率を80%とした
JIS1050材0.3mm厚のデータも示してある。
実施例 2 第5表に示す本発明に係る印刷版用高強度アル
ミニウム合金冷間圧延板Cについて、フイルター
処理後造塊面削し、510℃×6Hr均熱後熱間圧延
を行なつて厚さ4mmとし、最終圧延温度は300℃
であつた。これを0.4mm厚まで冷間圧延し、0.4mm
厚で350℃×3Hrの中間焼鈍を行ない、さらに、
第6表に示す工程で、冷間圧延板での結晶粒の幅
を変えるため、中間焼鈍時の再結晶粒サイズを変
えて0.1mm厚まで冷間圧延を行つた。なお、徐
熱・徐冷の場合は約40℃/Hrの昇降温速度で350
℃×3Hrの焼鈍を行ない、さらに、200℃まで炉
冷を行ない、また、急熱・急冷の場合は500℃/
minの昇降温速度で500℃×0secの焼鈍とした。
なお、最終冷間圧延仕上後のコイルアツプ温度は
何れも約80℃であつた。 これら0.1mm厚の板について、圧延上りの調質
のまま3wt%苛成ソーダ水溶液中で50℃×30sec
のアルカリエツチを行なつた後水洗し、10wt%
硝酸水溶液中で25℃×30sec中和し、1.5wt%塩酸
液中、25℃の温度で交流電流密度80A/dm2、処
理時間15secの条件で電解粗面化を行ない、さら
に、5wt%苛成ソーダ溶液中で60℃×10secのデ
スマツト処理をした後、中和水洗した。 これらの電解粗面化板の表面粗度およびミクロ
評価結果を第7表および第3図に示す。これらの
結果から本発明に係る印刷版用高強度アルミニウ
ム合金は非常に均一微細なピツトが形成されてい
ることが明らかである。なお、これらの強度、取
扱い性を第8表に示すが、何れも純アルミニウム
系より優れていることは明らかであり、また、第
8表には比較のため最終冷間圧延率を80%とした
JIS1050材0.3mm厚のデータも示してある。
【表】
【表】
【表】
強度アルミニウム合金冷間圧延板
【表】
実施例 3
第9表に示す比較例Dおよび本発明に係る印刷
版用高強度アルミニウム合金E、F、Gを造塊面
削後、510℃×6Hrの均熱を行ない、4mm厚、約
250℃の温度で熱間圧延を行ない、0.75mm厚まで
冷間圧延を行ない、0.75mm厚で500℃/minの昇
降温速度で500℃×0secの焼鈍を行ない、さらに、
0.15mm厚に仕上げた。なお、何れの例も冷間仕上
げ後のコイルアツプ温度は約80℃であつた。 これら0.15mm厚の板について、H16調質のまま、
5wt%苛成ソーダ水溶液中で、65℃×60secのア
ルカリエツチングを行なつた後水洗し、10wt%
硝酸水溶液中で25℃×60secで中和した後水洗し
た。さらに、1.5wt%塩酸水溶液中において、25
℃で交流電流密度80A/dm2×20secの条件で電
解粗面化を行ない、その後5wt%苛成ソーダ溶液
中で、60℃×10secのデスマツト処理をした後中
和水洗した。 これらの例の強度、取扱い性の評価を第10表
に、粗面性能を第11表に示す。
版用高強度アルミニウム合金E、F、Gを造塊面
削後、510℃×6Hrの均熱を行ない、4mm厚、約
250℃の温度で熱間圧延を行ない、0.75mm厚まで
冷間圧延を行ない、0.75mm厚で500℃/minの昇
降温速度で500℃×0secの焼鈍を行ない、さらに、
0.15mm厚に仕上げた。なお、何れの例も冷間仕上
げ後のコイルアツプ温度は約80℃であつた。 これら0.15mm厚の板について、H16調質のまま、
5wt%苛成ソーダ水溶液中で、65℃×60secのア
ルカリエツチングを行なつた後水洗し、10wt%
硝酸水溶液中で25℃×60secで中和した後水洗し
た。さらに、1.5wt%塩酸水溶液中において、25
℃で交流電流密度80A/dm2×20secの条件で電
解粗面化を行ない、その後5wt%苛成ソーダ溶液
中で、60℃×10secのデスマツト処理をした後中
和水洗した。 これらの例の強度、取扱い性の評価を第10表
に、粗面性能を第11表に示す。
【表】
【表】
アルミニウム合金冷間圧延板
【表】
アルミニウム合金冷間圧延板
この第10表および第11表の結果からわかるよう
に、比較例D(Mg0.24wt%)では強度、取扱い
牲および電解粗面化の点で問題があり、しかし、
本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金冷
間圧延板E、F、GにおいてはMg含有量が1wt
%以上であるのでこれらの点が完全に解決されて
いることは明らかである。 なお、第1表、第5表、第9表に示す本発明合
金A、E、F、Gは、特許請求の範囲第1項記載
の発明に該当する合金組成であり、Mg、Fe、Cu
以外は不純物である。 また、本発明合金Cは、特許請求の範囲第2項
記載の発明に該当する合金組成であり、Mg、
Fe、Cu、Mn以外は不純物である。 以上説明したように、本発明に係る印刷版用高
強度アルミニウム合金冷間圧延板は上記の構成を
有しているから、エツチング性に優れ、強度が高
く、取扱い性にも優れ、さらに、薄肉にしても印
刷性および耐刷性を損なわないという効果を奏す
る。
この第10表および第11表の結果からわかるよう
に、比較例D(Mg0.24wt%)では強度、取扱い
牲および電解粗面化の点で問題があり、しかし、
本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金冷
間圧延板E、F、GにおいてはMg含有量が1wt
%以上であるのでこれらの点が完全に解決されて
いることは明らかである。 なお、第1表、第5表、第9表に示す本発明合
金A、E、F、Gは、特許請求の範囲第1項記載
の発明に該当する合金組成であり、Mg、Fe、Cu
以外は不純物である。 また、本発明合金Cは、特許請求の範囲第2項
記載の発明に該当する合金組成であり、Mg、
Fe、Cu、Mn以外は不純物である。 以上説明したように、本発明に係る印刷版用高
強度アルミニウム合金冷間圧延板は上記の構成を
有しているから、エツチング性に優れ、強度が高
く、取扱い性にも優れ、さらに、薄肉にしても印
刷性および耐刷性を損なわないという効果を奏す
る。
第1図は耐「折れ」性評価法の説明図、第2図
は板厚と耐力との関係から「折れ」の発生しない
領域を示す図、第3図は平均結晶粒径と表面粗度
との関係を示す図、第4図は繰り返し曲げ寿命の
試験法の説明図である。
は板厚と耐力との関係から「折れ」の発生しない
領域を示す図、第3図は平均結晶粒径と表面粗度
との関係を示す図、第4図は繰り返し曲げ寿命の
試験法の説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Mg1〜6wt%、 Fe0.05〜1.5wt%、 Cu0.05〜1wt% を含有し、残部不純物およびAlからなるアルミ
ニウム合金冷間圧延板であつて、板厚が0.05〜
0.3mmであり、この板厚における結晶粒の幅の平
均が35μm以下であることを特徴とする印刷版用
高強度アルミニウム合金冷間圧延板。 2 Mg1〜6wt%、 Fe0.05〜1.5wt%、 Cu0.05〜1wt%、 Mn0.1〜0.7wt% を含有し、残部不純物およびAlからなるアルミ
ニウム合金冷間圧延板であつて、板厚が0.05〜
0.3mmであり、この板厚における結晶粒の幅の平
均が35μm以下であることを特徴とする印刷版用
高強度アルミニウム合金冷間圧延板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17080283A JPS6063346A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 印刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17080283A JPS6063346A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 印刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6063346A JPS6063346A (ja) | 1985-04-11 |
| JPH0413417B2 true JPH0413417B2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=15911612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17080283A Granted JPS6063346A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 印刷版用高強度アルミニウム合金冷間圧延板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6063346A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0787598A2 (en) | 1996-02-02 | 1997-08-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Process for manufacturing lithographic printing plate support |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6274060A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-04 | Kobe Steel Ltd | 平版印刷版支持体の製造法 |
| JPS62218540A (ja) * | 1986-03-19 | 1987-09-25 | Furukawa Alum Co Ltd | レシ−バ−タンク用Al合金 |
| JPS6387288A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版用支持体の製造方法 |
| JPS63143235A (ja) * | 1986-12-06 | 1988-06-15 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 印刷版用アルミニウム合金 |
| JPH08943B2 (ja) * | 1986-12-06 | 1996-01-10 | 三菱アルミニウム株式会社 | 印刷版用アルミニウム合金 |
| JP4410714B2 (ja) | 2004-08-13 | 2010-02-03 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版用支持体の製造方法 |
| EP1712368B1 (en) | 2005-04-13 | 2008-05-14 | FUJIFILM Corporation | Method of manufacturing a support for a lithographic printing plate |
| US8968530B2 (en) | 2008-09-30 | 2015-03-03 | Fujifilm Corporation | Electrolytic treatment method and electrolytic treatment device |
| WO2010150810A1 (ja) | 2009-06-26 | 2010-12-29 | 富士フイルム株式会社 | 光反射基板およびその製造方法 |
| WO2011078010A1 (ja) | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 富士フイルム株式会社 | 絶縁基板、絶縁基板の製造方法、配線の形成方法、配線基板および発光素子 |
| CN103911531B (zh) * | 2014-04-23 | 2015-10-21 | 北京科技大学 | 一种Al-Mg合金及其板材的制备方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5528874A (en) * | 1978-08-23 | 1980-02-29 | Kubota Ltd | Preparation of inorganic extruding moldings with pattern |
| JPS586635A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 信号伝送方式 |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP17080283A patent/JPS6063346A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0787598A2 (en) | 1996-02-02 | 1997-08-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Process for manufacturing lithographic printing plate support |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6063346A (ja) | 1985-04-11 |
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